JPH01121447A - ブロック積層パネル - Google Patents

ブロック積層パネル

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JPH01121447A
JPH01121447A JP27676287A JP27676287A JPH01121447A JP H01121447 A JPH01121447 A JP H01121447A JP 27676287 A JP27676287 A JP 27676287A JP 27676287 A JP27676287 A JP 27676287A JP H01121447 A JPH01121447 A JP H01121447A
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concrete
panel
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JP27676287A
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Saburo Noda
三郎 野田
Takashi Kawato
隆 河戸
Tatsuo Kaneda
金田 達夫
Katsumi Ihara
井原 克巳
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、多数のコンクリートブロックを予め積層状
に配列して、そのブロック内に挿通した鋼棒にて緊張保
持させるブロック積層パネルに関するものである。
従来の技術 多数のブロックを予め水平面で配列し、そのブロック内
を貫通して挿し込んだ鋼棒で各ブロックを緊結して一体
のパネル体を構成し、このパネル体を所定の壁位置へ設
置して建て込む工法は従来から公知である(例えば特公
昭53−40009号公報)。
発明が解決しようとする問題点 上記従来のブロック積層パネルにおいては、ブロックの
配列時に各ブロックを特殊接着剤で接着し、この接着剤
の接着力と前記鋼棒による緊張力によってブロックを保
持させるものである。そのため、このような従来のブロ
ック積層パネルにおいては、接着剤の接着力を併用して
いることから、鋼棒による緊張力をそれほど大きくする
必要はないが、かかる接着剤を併用しない場合には、あ
る程度強い力でこの鋼棒を緊張させ、各ブロックを保持
することが必要となる。しかしながら、鋼棒による緊張
力を高めると、各ブロックの合わせ面に部分的な突起等
があるとその部分に応力が集中し、ブロックの破損を生
ずるという欠点がある。
この発明は、このような欠点を解消して、ブロックにか
かる応力を均一に分散させ、これによって鋼棒による緊
張力をある程度高めても、ブロックの破損の虞れがない
ようにしたものである。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、この発明では、多数のコン
クリートブロック(2)を積層状に配列し、各ブロック
(2)間を貫通して挿入した棒状材(11)によって相
互に緊結保持させるブロック積層パネル(23)におい
て、前記棒状材(11)による締付は方向と直角な方向
の目地部にゴムその他の弾性材(3)を介在させること
を特徴とする。
作    用 棒状材(11)を強く緊張させた場合でも、各ブロック
(2)間の合わせ面に発生する応力が、その合わせ面に
介在された弾性材(3)によって均一に分散させられ、
部分的な応力集中の発生を防止する。
実施例 以下、この発明の設置方法を、型枠コンクリートブロッ
クを積層したブロック積層パネルに実施した場合の実施
例に基づいて説明する。
第2図において、(1)は、この発明のパレットであり
、このパレット(1)上で、型枠コンクリートブロック
(2)”(2)・・・を積層状に配列するものである。
その際、パレット(1)の面上には、ブロック(2)(
2)・・・の配列に対応した折目(4)(4)・・・が
表示されており、この折目(4)(4)・・・に沿って
前記ブロック(2)(2)配列するようになっている。
例えば、必要とするパネルの形状や大きさに応じて、そ
の折目(4)の位置を選択することにより容易に配列を
行なうことができる。なお、ブロック(2)(,2)・
・・は、内部にコンクリートを打設する型枠コンクリー
トブロックであって、第1図でも示すように、内外のフ
ェースシェル(5)(5)と、これらフェースシェル(
5)(5)間を連結する一対の連結部材(6)とからな
り、建物の外壁面側にするフェースシェル(5)には、
上下方向に貫通する空洞部(7)が形成され、この空洞
部(7)内に発泡スチロール樹脂等の断熱材(8)が充
填されている。また、前記パレット(1)の端部には、
建起こしの際のフック係止用ブラケット(9)  (9
)が予め固着されている。このブロック(2)  (2
)・・・の配列の際、壁水平方向すなわち前記分断され
ていない水平方向の目地部には、第3図でも示すように
、帯状のゴム或いはその他の弾性材料からなる弾性材(
3)を介装させておく、この弾性材(3)は、例えば、
その両面に予め粘着材を塗着してその表面を剥離紙で覆
っておき、取り付けの際その剥離紙をはがし、粘着材で
ブロック(2)のフェースシェル(5)端面に接着する
ことによって容易に施工することができる。
第3図は、コンクリートブロック(2)  (2)・・
・を所定のパネル形状となるよう配列した状態を示して
おり、各コンクリートブロック(2)  (2)・・・
における前記フェースシェル(5)(5)間の空間部分
には、破れた目地(10)と同方向すなわち壁垂直方向
に貫通して、緊結用鋼棒(11)  (11)・・・が
挿し込まれている。  (12)は、この鋼棒(11)
と直角方向に挿し込まれた横筋を示している。また、鋼
棒(11)の両端部には、雄螺子が形成されている。
(15)は、一対のアングル形状の支持杆(13)(1
3)と、両支持杆(13)  (13)を、所定の間隔
で保持させる連結棒(14)  (14)とを備えた梯
子状の頭継ぎを示している。各支持杆(13)  (1
3)は、断面り形の一片(16)  (16)が相互に
平行に突出し、−この片(16)  (16)の間の幅
が、前記フェースシェル(5)(5)間の空間部の幅と
同じ大きさとなるようにされている。そして、これらの
片(16)  (16)を、第5図で示すように、フェ
ースシェル(5)(5)の内側へ嵌入させ、これによっ
て、頭部すなわち壁上端部分の各ブロック(2)(2)
が壁厚方向に位置ずれしないように保持される。また、
前記支持杆(13)  (13)の両端部分には、両支
持杆(13)  (13)に跨って、連結用ブラケット
(17)  (17)が固着されている。
(18)は、断面コの字形に折り曲げられるとともに、
そのコの字形の両端からフランジ(20)  (20)
を一体に延出させた締付は用座金であって、この締付は
用座金(18)におけるコの字形部分の中央にボルト孔
(L9)が形成されている。上記のようにして頭継ぎ(
15)を取り付けた後、この座金(18)を、第1図で
示すように、そのコの字形部分を前記フェースシェル(
5)(5)80)空間部分へ挿入させて、フランジ(2
0)  (20)を、前記類継ぎ(15)側においては
支持杆(16)  (16)の外側に、この頭継ぎ(1
5)を有しないパネル下端側においては、各フェースシ
ェル(5)(5)の端部へ直接当接させ得るとともに、
そのボルト孔(19)に前記鋼棒(11)の両端を挿通
させる。
そして、その外側からナツト(21)をその鋼棒(11
)へ螺じ込み、これによって、各コンクリートブロック
(2)(2)・・・を締め付けるものである。
これらの鋼棒(11)  (11)・・・は、装入右方
向に夫々必要個所に応じて複数本挿し込まれ、その複数
個所で緊結される。また、開口部(22)部分において
は、壁の上下端部とこの開口部の端部との間で緊結する
。前述したように、この実施例においては、コンクリー
トブロック(2)(2)・・・が破れ目地に配列されて
おり、それゆえ、この破れ目地の目地(10)の方向と
同方向に鋼棒(11)を挿し込んで緊結するのみで、す
なわちそれと直角な方向の緊結を行なわなくても、鋼棒
(11)  (11)・・・を要所要所に配列すること
によって、その締付は力が全コンクリートブロック (
2)  (2)・・・に作用することになる。そして、
かかる鋼棒(11)による締付は力により、各型枠コン
クリートブロック(2)(2)・・・が相互に一体化さ
れて、ひとつのブロック積層パネル(23)を構成する
。その際、緊張方向と直角な方向の各ブロック(2)(
2)間の目地部には、弾性材(3)が介装されているこ
とから、ブロック(2)に発生する圧縮応力が均一に分
散され、破損の虞れが少ない。しかる後、各鋼棒(11
)  (11)の壁上端部側の端部に、ワイヤー係止用
ブラケット(24)のナツト(25)を螺し込んで取り
付ける。
上記のようにして、ブロック積層パネル(23)を組み
立てた後、前記パレット(1)の吊下げ用ブラケット(
9)及び積層パネル(23)のブラケット(24)へ、
第4図の如く吊下げ用ワイヤー(26)  (26)を
係止させ、クレーン等でこれらのパレット(1)とブロ
ック積層パネル(23)の双方を同時に建起こしするも
のである。そして、積層パネル(23)が垂直或いは垂
直近くまで建起こしされた後、第5図のようにパネル(
2)のみ上方へ吊り上げて、所定の壁位置に設置するも
のである(第6図)。
上記のようにして、所定位置に設置されたブロック積層
パネル(23)には、鋼棒(11)及び横筋(12)を
配置したままの状態で、コンクリートを前記フェースシ
ェル(5)(5)間の空間部内に打設して、壁体を構築
するものである。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、棒状材の緊張力が作
用する棒状材挿入方向と直角な方向の目地部に、ゴムそ
の他の弾性材を介在させているため、この棒状材にある
程度の高い緊張力を与えても、ブロックの合わせ面に発
生ずる応力が均一に分散され、ブロックの破損を防止で
きるという効果がある。また、このようにゴムその他の
弾性材を介在させることにより、ブロックの水平方向す
なわち壁厚方向或いは壁方向の位置ずれをもある程度規
制できるという効果をも合わせて得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のブロック積層パネルの要部縦断面
図、第2図は、ブロックの配列途中の状態を示す斜視図
、第3図は、ブロック配列後の状態を示す斜視図、第4
図は、ブロック積層パネルの建起こし途中の状態を示す
側面図、第5図は、ブロック積層パネルの吊り上げ方法
を示す側面図、第6図は、ブロック積層パネルの設置状
況を示す正面図である。 (2)・・・コンクリートブロック、 (3)・・・弾性材、  (23)・・・パネル。 特 許出願人   積水ハウス株式会社代理人弁理士 
  樽  本  久  幸第1図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多数のコンクリートブロックを積層状に配列し、各ブロ
    ック間を貫通して挿入した棒状材によって相互に緊結保
    持させるブロック積層パネルにおいて、前記棒状材によ
    る締付け方向と直角な方向の目地部にゴムその他の弾性
    材を介在させることを特徴とするブロック積層パネル。
JP62276762A 1987-10-30 1987-10-30 ブロック積層パネル Expired - Lifetime JP2639540B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6294640A (ja) * 1985-10-21 1987-05-01 株式会社構建設計研究所 コンクリ−トブロツク組立壁板

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6294640A (ja) * 1985-10-21 1987-05-01 株式会社構建設計研究所 コンクリ−トブロツク組立壁板

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