JPH01119430A - 自動車用自動始動解除装置 - Google Patents

自動車用自動始動解除装置

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JPH01119430A
JPH01119430A JP27474987A JP27474987A JPH01119430A JP H01119430 A JPH01119430 A JP H01119430A JP 27474987 A JP27474987 A JP 27474987A JP 27474987 A JP27474987 A JP 27474987A JP H01119430 A JPH01119430 A JP H01119430A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
internal combustion
combustion engine
automatic start
automatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP27474987A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Kawai
良和 川合
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動車用自動始動解除装置に係り、特に内燃
機関の自動始動中に少なくとも車速を検出した場合には
自動始動指令により始動した内燃機関の運転を停止させ
ることにより、内燃機関の自動始動の解除指令信号を発
生する他の検出器が誤動作した場合でも、車両の走行開
始を早期に検出して車両が徒に走行するのを確実に防止
し、安全性を向上させ得る自動車用自動始動解除装置に
関する。
〔従来の技術〕
車両等に搭載される内燃機関にあっては、負荷運転を行
うに際し充分に暖機され、また空調装置等の補機類が作
動可能な状態に達していることが望ましい。そこで、負
荷運転に先立って暖機運転を行わせ補機類を作動可能な
状態にすべく、運転者による直接の内燃機関始動操作を
要することなく自動的に内燃機関を始動させる自動始動
装置がある。このような自動始動装置としては、例えば
特公昭56−10465号公報、実公昭色6−4604
8号公報に開示されている。特公昭56−10465号
公報に記載のものは、シフトレバ−がニュートラル位置
及びパーキングブレーキがかかっているのを確認してか
らタイマを希望始動時刻に合わせ、始動モータを駆動し
て内燃機関を始動するものである。また、実公昭56−
46048号公報に記載のものは、変速機がニュートラ
ル状態にある場合において設定時刻にスタータ回路にイ
グニッション回路とに通電させ、一定時間間欠的なスタ
ーティング動作を行っても始動しない場合には、スター
タ、イグニッション回路への通電を遮断させるリレー回
路と、始動が成功した場合にはスタータ回路を遮断する
とともにイグニッション回路への通電の継続とヒータま
たはクーラ駆動用モータへの通電を可能とし、しかも始
動が成功した後にエンジンが再停止した場合にはイグニ
ッション回路およびヒータまたはクーラ駆動用モータへ
の通電回路を遮断するリレー回路と、始動が成功した場
合にも一定時間経過後にはイグニッション回路への通電
を遮断してエンジンを停止させることができる回路とを
有し、長時間アイドリング運転とバッテリの過放電を防
止するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、従来の自動始動装置においては、人が乗車し
ない状態で内燃機関を始動させるので、内燃機関の始動
により自動車が絶対に動かないことが重要である。
しかしながら、自動変速機を備えた車両においては、セ
レクトレバーがニュートラル位置及びパーキングブレー
キがかかっていることを確認したとしても、寒冷時に自
動変速機の流体の粘性が高いことに起因して回転トルク
がある程度伝達され、車両(特に前輪駆動車)が動き出
す可能性があり、非常に危険であった。また、寒冷時に
おいては、流体の凍結のおそれがあるため、パーキング
ブレーキを駐車時に使用しないことが多く、このような
状態で内燃機関を自動始動させた場合に、上述の如く車
両が動き出す可能性があり、危険であった。
また、ニュートラル位置やパーキング位置を検出する検
出器、パーキングブレーキがかかっていることを検出す
る検出器等が誤動作して正しい検出が不可能になった場
合には、自動始動装置が解除されず、このため上述の如
く車両が走行してしまい、非常に危険であった。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべく、
自動始動装置の作動を解除する解除条件の少なくとも一
を車速とし、内燃機関の自動始動中に少なくとも車速を
検出した場合には自動始動指令により始動した内燃機関
の運転を停止させることにより、内燃機関の自動始動の
解除指令信号を発生ずる検出器が誤動作した場合でも車
両の走行開始を早期に検出して車両が徒に走行するのを
確実に防止し、安全性を向上させ得る自動車用自動始動
解除装置を実現するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、自動始動指令に
より作動し自動的に内燃機関を始動させる自動始動装置
の作動を解除する自動車用自動始動解除装置において、
前記自動始動装置の作動を解除する解除条件の少なくと
も一を車速とし、前記内燃機関の自動始動中に前記解除
条件として少なくとも前記車速を検出した場合には前記
自動始動装置の作動状態を解除し自動始動指令により始
動じた前記内燃機関の運転を停止させるべく制御する制
御回路を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、内燃機関の自動始動中におけ
る車両の走行開始によって、自動始動装置の作動状態を
少なくとも車速を検出して解除し自動始動指令により始
動した内燃機関の運転を停止させる。これにより、内燃
機関の自動始動指令の解除信号を発生する他の検出器が
誤動作した場合でも、車両の走行開始を早期に検出して
車両が徒に走行するのを確実に防止し、安全性を向上さ
せることができる。
〔実施例〕
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
第1〜3図は、この発明の実施例を示すものである。第
1図において、2は車両、4は内燃機関、6は動力伝達
機構、8は前記内燃機関4に備えられた自動変速機、1
0はセレクトレバーである。
即ち、内燃機関4の動力は、自動変速機8、推進軸12
、差動機14、そして駆動軸16を経て駆動車輪18に
伝達されるものである。また、前記内燃機関4には、自
動始動指令により作動し該内燃機関4を自動的に作動さ
せる自動始動装置19が連絡している。
また、第2図において、20はこの自動始動装置19の
制御回路である。この制御回路20には、後述する自動
始動を解除する回路が連絡される。
即ち、制御回路20には、バッテリ22、イグニション
スイッチ24、スタータ回路26等が設けられている。
前記スタータ回路26は、電源端子26aと制御端子2
6bとを有し、また、電源端子26aと始動モータ28
間に設けられたスタータ用リレー接点30、制御端子2
6bと始動モータ28間に設けられた第1スタータ用リ
レーコイル32、そして制?11端子26bと第1スタ
ータ用リレーコイル32間に接続され且つ前記スタータ
用リレー接点30に連絡した第2スタータ用リレーコイ
ル34により構成される。
前記スタータ回路26の電源端子26aは、イグニショ
ンスイッチ24の電源端子Bとともにバッテリ22の陽
極に接続している。
また、スタータ回路26の制御端子26bは、禁止スイ
ッチであるインヒビタスイッチ36を介して前記イグニ
ションスイッチ24のスタータ接点STに接続している
前記インヒビタスイッチ36は、自動変速機8のセレク
トレバーlOがニュートラル(He又はパーキング位置
にあるときのみ閉成するものである。
また、前記イグニションスイッチ24のイグニション接
点IGには、点火回路38、ヒータ回路40、エアコン
回路42が接続している。このイグニションスイッチ2
4のイグニション接点IGは、第1リレー接点44を介
してバッテリ22の陽極に接続している。
一方、前記イグニションスイッチ24のスタータ接点S
Tは、第2リレー接点46を介してバッテリ22の陽極
に接続している。
また、前記バッテリ22には、任意の希望する始動開始
時刻を設定するスイッチ及び表示部を有し設定時刻にな
ると出力信号Aを発生するアラームクロック48が接続
している。このアラームクロック48は、フリップフロ
ップ回路50のセット入力端子方に接続している。この
フリップフロップ回路50のリセット入力端子Rは、第
1抵抗52及び自動変速機8のセレクトレバー10がパ
ーキング位置にある時のみ閉成するパーキング位置検出
スイッチ54を介してアースに接続している。前記第1
抵抗52とパーキング位置検出スイッチ54との接続点
は、第2抵抗56を介して電源に接続している。
また、フリップフロップ回路50のリセット入力端子R
は、第3抵抗58を介して自動始動時間タイマ60がタ
イムアツプした時にトリガ信号を発生するリセット信号
端子60Cに接続している。
即ち、フリップフロップ回路50は、前記アラームクロ
ック48からの出力信号Aをセント入力し、また前記パ
ーキング位置検出スイッチ54及び自動始動時間タイマ
60のリセット信号をリセット入力して、自動始動時間
タイマ60.に出力信号Bを発生するものである。
また、自動始動時間タイマ60は、前記フリップフロッ
プ回路60からの出力信号Bを入力すると、所定時間T
2だけ後体する第1トランジスタ72に出力信号Cを発
生するものである。
この自動始動時間タイマ60の入力端子60aは、前記
フリップフロップ回路50の出力端子互に接続している
。また、このフリップフロップ回路50の出力端子方は
、スタータ間欠始動回路62の入力端子62aに接続し
ている。このスタータ間欠始動回路62は、デユーティ
率X%で周期T3の矩形波をN回後述する二人カアンド
回路に出力信号りを発生するものである。
一方、前記フリップフロップ回路50のリセット入力端
子Rは、第4抵抗64を介して速度検出回路66に接続
している。この速度検出回路66は、内燃機関4の自動
始動中において、車輪が回転し、車両2が動き出した際
に、この車両2の車速を早期に検出し、この検出信号を
自動始動装置19の作動の解除条件の−として前期フリ
ソプフコツプ回路50に送り、フリップフロップ回路5
0をリセットさせ、自動始動装置19の作動状態を解除
し、自動始動指令により始動した内燃機関4の運転を停
止させるものである。
前記スタータ間欠始動回路62の出力端子62bは、二
人カアンド回路68の一方の入力端子68a−1に接続
している。この二人カアンド回路68の他方の入力端子
68a−2は、内燃機関4の始動をゼネレータ(図示せ
ず)からの出力電圧より検出し、つまり、内燃機関4と
共に回転するゼネレータの出力電圧を検出し、出力信号
Fを発生するゼネレータ出力電圧検出回路70に接続し
ている。即ち、このゼネレータ出力電圧検出回路70は
内燃機関4の始動を検出してLoレベルの信号を出力し
、その他はHiレベルの信号を出力するものである。
また、前記二人カアンド回路68は、スタータ間欠始動
回路62からの出力信号りとゼネレータ出力電圧検出回
路70からの出力信号Fとを入力し、後述する第2トラ
ンジスタ78に出力信号Eを発生するものである。
また、前記自動始動時間タイマ60の出力端子60bは
、第1トランジスタ72のベースに接続している。この
第1トランジスタ72は、コレクタが第1リレー回路7
4を構成する第1リレーコイル76を介して電源に接続
し、エミッタがアースに接続している。前記第1リレー
回路74の第1リレーコイル76は、前記第1リレー接
点44に連絡している。即ち、第1リレー回路74は、
第1リレーコイル76と第1リレー接点44とにより構
成される。
一方、前記二人カアンド回路68の出力端子68bは、
第2トランジスタ78のベースに接続している。この第
2トランジスタ78は、コレクタが第2リレー回路80
を構成する第2リレーコイル82を介して電源に接続し
、エミッタがアースに接続している。前記第2リレー回
路80の第2リレーコイル82は、前記第2リレー接点
46に連絡している。即ち、第2リレー回路80は、第
2リレーコイル82と第2リレー接点46とにより構成
される。
次に、この実施例の作用を説明する。
先ず、アラームクロック48の設定スイッチにより、内
燃機関4の所望の始動開始時刻を設定する。
そして、始動開始時刻になると、アラームクロック48
が所定時間T1 (例えば2秒間)だけLoレベルのア
ラーム出力信号Aをフリップフロップ回路50に発生す
る。このLOONルのアラーム出力信号Aがフリップフ
ロップ回路50のセット入力端子宮に入力された時に、
自動変速機8のセレクトレバー10がパーキング位置に
あり、パーキング位置検出スイッチ54がONになって
いる場合に、フリップフロップ回路50のリセット入力
端子RはLoレベルにあり、またこのフリップフロップ
回路50の出力端子石は、Loレベルにセントされる。
このフリップフロップ回路50の出力端子方から自動始
動時間タイマ60への出力信号Bは、フリップフロップ
回路50のセット入力端子宮がHiレベルになっても、
フリップフロップ回路50のリセット入力端子RがHi
レベルにならない限り、Loレベルを維持している。
前記フリップフロップ回路50の出力端子迂からの出力
信号Bにより、自動始動時間タイマ60の入力端子60
aおよびスタータ間欠始動回路62の入力端子62aが
LOONルになると、このLOONルである間、自動始
動時間タイマ60の出力端子60b及びスタータ間欠始
動回路62の出力端子62bは、夫々、次のような出力
信号C及び出力信号りを発生する。
即ち、自動始動時間タイマ60から第1トランジスタ7
2への出力信号Cは、所定時間T2(例えば15分間)
だけHtレベル信号となる。一方、スタータ間欠始動回
路62から二人カアンド回路68への出力信号りは、デ
ユーティ率X%(例えば50%)で周期T3(例えば1
0秒間)の)liレベル、Loレベルを交互に繰り返す
矩形波をN回(例えば4回)発生する。
前記自動始動時間タイマ60からの出力信号Cにより、
第1トランジスタ72のベースがHiレベルになると、
この第1トランジスタ72が導通して第1リレー回路7
4の第1リレーコイル76が励磁されて、第1リレー接
点44が閉成する。
そして、バッテリ22からの電力は、第1リレー接点4
4を介して点火回路38、ヒータ回路4o、エアコン回
路42に供給される。
一方、スタータ間欠始動回路62からの出力信号りによ
り、二人カアンド回路68の一方の入力としてデユーテ
ィ率X%で周期T2の矩形波が数サイクル与えられると
、ゼネレータ出力電圧検出回路70からの出力信号Fが
Hiレベル(即ち内燃機関4が未始動状態)である時に
、二人カアンド回路68から第2トランジスタ78への
出力信号Eは、上述の出力信号りと同一のデユーティ率
X%で周期T3の矩形波となる。
そして、前記二人カアンド回路68からの出力(IEに
より、第2トランジスタ78のベースカHiレベルにな
ると、第2トランジスタ78が導通して第2リレー回路
80の第2リレーコイル82が励磁され、第2リレー接
点46が閉成される。そして、バッテリ22の電力は、
第2リレー接点46及び自動変速機8のセレクトレバー
10がニュートラル位置又はパーキング位置にある時の
み閉成するインヒビタスイッチ36の直列回路を介して
スタータ回路26に供給される。そして、このスタータ
回路26内の始動モータ28が駆動し、内燃機関4を始
動させる。
内燃機関4の始動に伴って機関回転数が増加し、ゼネレ
ータの出力電圧が高くなる。このゼネレータの出力電圧
が内燃機関4の完全始動状態(アイドリング回転数程度
)の電圧レベルに達したことをゼネレータ電圧検出回路
70が判別して出力信号FをHiレベルからLoレベル
に変化すると、二人カアンド回路68からの出力信号E
7’l<HiレベルからLoレベルに変化し、第2トラ
ンジスタ78が非導通となり、これにより第2リレー接
点46が開成され、スタータ回路26への給電が遮断さ
れ、始動、モータ28は非作動状態になる。
一方、−回のスターティング動作で内燃機関4が始動し
なかった場合には、スタータ間欠始動回路62からの二
人カアンド回路68への出力信号りにより間欠的にスタ
ーティング動作をN回繰り返す。
また、内燃機関4の始動開始後に、自動始動時間タイマ
60の設定時間T2を経過すると、自動始動時間タイマ
60からの出力信号CがHiレベルからLoレベルとな
り、第1トランジスタ72が非導通となって第1リレー
接点44が開成し、点火回路38への給電が遮断され、
内燃機関4は自動的に停止する。
更に、自動始動時間タイマ60からの出力信号CがHi
レベルからLoレベルに変化する時、自動始動時間タイ
マ60のリセット信号端子60Cが通常のLoレベルに
対してHiレベルのトリガが信号Gを発生する。これに
より、フリップフロップカイロ50のリセット入力端子
Rが一瞬Hiレベルになるので、フリップフロップ回路
50は、リセットされ、出力端子方が初期状態のHiレ
ベルに戻り、待機状態となる。
内燃機関4の自動始動中に自動変速機8のセレクトレバ
ーlOをパーキング位置から他の位置に移すと、パーキ
ング位置検出スイッチ54がOFFとなり、フリップフ
ロップ回路5oのリセット入力端子RがHiレベルとな
るので、フリップフロップ回路50はリセットされ、内
燃機関4は停止する。
また、この実施例においては、内燃機関4の自動始動中
に、車輪18が回転し、車輪2が動き出すと、速度検出
回路66の出力信号iがHiレベルとなり、これにより
フリップフロップ回路5゜はリセットされる。そして、
上述の如く、自動始動時間タイマ60からの出力信号C
が第1トランジスタ72を非導通として、第1リレー接
点44を開成し、内燃機関4を停止させる。
更に、この実施例における作用を、第3図のタイミング
チャートに基づいて具体的に説明する。
内燃機関4は停止し、パーキング位置検出スイッチ54
がONになっている状態において、内燃機関4の始動開
始時刻toになると、アラームクロック4日からアラー
ム出力信号A(LoレベルT1秒)が発生される。次い
で、フリップフロップ回路50のリセット入力端子Rは
、パーキング位置検出スイッチ54がON ()(=L
oレベル)、自動始動時間タイマ60のリセット信号端
子60CがLOONルであるので、アラーム出力信号A
によりフリップフロップ回路50はセットされる。
これにより、このフリップフロップ回路50からの出力
信号Bは、Loレベルとなる。
このフリップフロップ回路50からの出力信号Bにより
、自動始動時間タイマ60の出力端子60bからの出力
信号Cは、所定時間T2時間だけF−1tレベルを維持
する。また、スタータ間欠始動回路62からの出力信号
りは、デユーティ率X%で周期T3の矩形波をN回発生
する。
自動始動時間タイマ60からの出力信号CがHiレベル
の間、バッテリ22からの電力が第1リレー接点44を
介して点火回路38に供給される一方、内燃機関4が停
止状態であるため、ゼネレータ出力電圧検出回路70か
らの出力信号Fは、Hiレベルとなる。また、二人カア
ンド回路68からの出力信号Eは、スタータ間欠駆動回
路62からの出力信号りと同等の信号を出力し、バッテ
リ22からの電力が第2リレー接点46を介してスター
タ回路26に供給され、始動モータ28は間欠的に動作
する。
時刻t2において内燃機関4が完全に始動すると、ゼネ
レータ電圧検出回路70からの出力信号F、l’l<L
OONルとなり、二人カアンド回路68からの出力信号
Eはl、oレベルになり、始動モータ28は停止する。
所定時間T3が経過して時刻t3になると、自動始動時
間タイマ60からの出力信号CはHiレベルとなり、点
火回路38への給電が遮断され、内燃機関4が停止する
一方、Hiレベルのトリガ信号Gが発生し、フリップフ
ロップ回路50はリセットされ、フリップフロップ回路
50からの出力信号BはHiレベルとなり、待機状態と
なる。
内燃機関4の自動始動中の時刻t4において、セレクト
レバー10がパーキング位置から他の位置に移されると
、パーキング位置検出スイッチ54がOFFとなり、フ
リップフロップ回路50はリセットされ、このフリップ
フロップ回路50からの出力信号BがHiレベルとなり
、内燃機関4は停止する。
また、内燃機関4の自動始動中、時刻t5において何ん
等かの原因で車両2が動き出したとすると、速度検出回
路66からの出力信号iがHiレベルとなり、フリ・ノ
ブフロップ回路50はリセットされ、このフリップフロ
ップ回路50からの出力信号BがHiレベルとなり、内
燃機関4は停止する。
なお、この実施例においては、内燃機関4の始動開始後
に、自動始動時間タイマ60の設定時間経過して出力信
号CがHiレベルからl、oレベルに変化し、第1トラ
ンジスタ72がOFFとなって第1リレー接点44が開
成しても、その間運転者が運転すべくキースイッチを操
作すれば、イグニションスイッチ24を介して点火回路
38にはバッテリ22から電力が供給されるので、内燃
機関への駆動を維持することができる。
この結果、パーキング位置検出器54等の内燃機関4の
自動指令解除信号を発生する検出器が誤動作した場合で
も内燃機関4の自動始動中における車両2の動き出し、
つまり車輪18の回転や、車両2の移動を、車両2の速
度に関係なく速度検出回路66によって早期に検出し、
自動始動装置19の作動状態を速やかに解除させ、自動
始動指令により自動始動した内燃機関4の運転を停止さ
せるので、車両2が徒に走行するのを確実に防止し、安
全性を向上させることができる。
なお、この実施例においては、自動変速機8を備えた内
燃機関4の自動始動装置19の解除について述べたが、
手動変速機を備えた内燃機関にもこの実施例の解除装置
を利用することができることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
自動始動装置の作動を解除する解除条件の少なくとも一
を車速とし、内燃機関の自動始動中に解除条件として少
なくとも車速を検出した場合には自動始動装置の作動状
態を解除し自動始動指令により始動した内燃機関の運転
を停止させるべく制御する制御回路を設けたことにより
、内燃機関の自動始動の解除指令信号を発生する他の検
出器が誤動作した場合でも、車両の走行開始を早期に検
出して車両が徒に走行するのを確実に防止し、安全性を
向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明の実施例を示し、第1図は車両の
概略図、第2図は自動始動装置の制御回路図、第3図は
作用を説明するタイミングチャートである。 図において、2は車両、4は内燃機関、8は自動変速機
、lOはセレクトレバー、19は自動始動装置、20は
制御回路、24はイグニションスイッチ、26はスター
タ回路、28は始動モータ、36はインヒビタスイッチ
、38は点火回路、48はアラームクロック、50はフ
リップフロップ回路、54はパーキング位置検出回路、
60は自動始動時間タイマ、62はスタータ間欠始動回
路、66は速度検出回路、68は二人カアンド回路、そ
して70はゼネレータ出力電圧検出回路である。 特許出願人    鈴木自動車工業株式会社代理人 弁
理士  西 郷 義 美 第1図 嘉2図 第3図 T1 手続主甫正書(自発) 昭和62年12月 7日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殴 特願昭62−274749号 2、発明の名称 自動車用自動始動解除装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  静岡県浜名郡可美村高塚300番地名 称 
 (208)鈴木自動車工業株式会社代表イ鈴木 修 4、代 理 人 〒101  置  03−292−4
411  (代表)住 所  東京都千代田区神田小川
町2丁目8番西郷特許ビル 氏名 (8005)弁理士西多U¥)義美5、補正命令
の日付  自発 7、補正の内容 +11  明細書第13頁第19行目の「フリップフロ
ップ回路50」を、「フリップフロップ回路50Jに補
正する。 (2)明細書第15頁第10行目の「周jfJIT2J
を、「周期T3Jに補正する。 (3)明細書第17頁第16〜17行目の「フリップフ
ロップカイ0.50Jを、「フリップフロップ回路50
」に補正する。 (4)  明細書第20頁第2行目の「スタータ間欠駆
動回路62」を、「スタータ間欠始動回路62」に補正
する。 (5)明細書第20頁第12行目の「所定時間T3」を
、「所定時間Tユ」に補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動始動指令により作動し自動的に内燃機関を始動させ
    る自動始動装置の作動を解除する自動車用自動始動解除
    装置において、前記自動始動装置の作動を解除する解除
    条件の少なくとも一を車速とし、前記内燃機関の自動始
    動中に前記解除条件として少なくとも前記車速を検出し
    た場合には前記自動始動装置の作動状態を解除し自動始
    動指令により始動した前記内燃機関の運転を停止させる
    べく制御する制御回路を設けたことを特徴とする自動車
    用自動始動解除装置。
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