JP3189452B2 - 車両用始動停止装置 - Google Patents

車両用始動停止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用始動停止装置に
係り、特に車両の停止時に所定の運転状態の場合にエン
ジンを停止させるべく動作させるとともに、クラッチの
踏み込み動作にてエンジンを再始動させる車両用始動停
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、不要な停止時にエンジンを停
止させるとともに、クラッチの踏み込み動作にて簡単に
エンジンを再始動できる車両用始動停止装置を採用した
ものもある。
【0003】また、この車両用始動停止装置は、渋滞時
や信号待ち等の比較的停止時間の長い場合、つまり不要
な停止時にエンジンを自動的に停止させ、燃費を向上さ
せている。
【0004】前記車両用始動停止装置としては、特開昭
63−75323号公報に開示されるものがある。この
公報に開示される車両用自動停止・始動装置は、エンジ
ンの停止−回転及びアイドル−オフアイドルを識別検知
してイグニションスイッチが点火位置にあるエンジン停
止時にオフアイドルとしたときスタータモータを駆動さ
せるスタータモータ通電制御回路と、車両の停車−走行
を識別検知する走行検知器と、走行検知器からの電気信
号により車両走行時は不作動状態を維持する停止回路制
御器と、停止回路制御器が車両停止により作動したとき
所定時間経過後に停止信号を発する遅延回路と、エンジ
ン動力伝達装置のクラッチを切るかまたは変速機を中立
位置としたときに遅延回路の停止信号発生を許す停止信
号制御器と、停止信号によってエンジンを停止させるエ
ンジン停止回路と、停止信号によって前照灯を消灯させ
る前照灯消灯回路とを有している。
【0005】また、特開昭63−80027号公報に開
示されるものがある。この公報に開示される車両用自動
停止・始動装置は、エンジンの停止−回転及びアイドル
−オフアイドルを識別検知してイグニションスイッチが
点火位置にあるエンジン停止時にオフアイドルとしたと
きスタータモータを駆動させるスタータモータ通電制御
回路と、車両の停車−走行を識別検知する走行検知器
と、走行検知器からの電気信号により車両走行時は不作
動状態を維持する停止回路制御器と、停止回路制御器が
車両停止により作動したとき所定時間経過後に停止信号
を発する遅延回路と、エンジン動力伝達装置のクラッチ
を切るかまたは変速機を中立位置としたときに遅延回路
の停止信号発生を許す停止信号制御器と、停止信号によ
ってエンジンを停止させるエンジン停止回路と、停止信
号によってワイパモータを停止させるワイパ停止回路と
を有している。
【0006】更に、実公平2−24655号公報に開示
されるものがある。この公報に開示されるエンジンの自
動始動停止装置は、トルクコンバータを用いた自動変速
機と、この自動変速機のドライブ位置とニュートラル位
置を選択し変速位置を切り替える変速レバーと、エンジ
ンを始動させるスタータの通電制御を行うスタータ制御
装置と、イグニション点火回路の通電制御を行うイグニ
ション制御装置と、車両の車速を検出する車速検出手段
と、エンジンの始動後、車速検出手段により車速ゼロが
検出された場合にイグニション制御装置を作動させてエ
ンジンを停止させると。ともに、エンジン停止後、変速
レバーをニュートラル位置にシフトさせる停止制御手段
と、停止制御手段によるエンジン停止後に変速レバーが
ドライブ位置にシフトされ且つアクセルが踏込まれてい
ない場合にイグニション制御装置の動作によりイグニシ
ョン点火回路を通電するとともに、スタータ制御装置の
動作によりスタータの通電を行う再始動制御手段とを有
している。
【0007】更にまた、実開昭58−142338号公
報に開示されるものがある。この公報に開示される自動
車のエンジン停止始動装置は、停車時にエンジンを停止
させる所期設定条件を検出したときにエンジンを停止さ
せ、且つエンジンの停止後通常の発進操作でエンジンを
再始動させて発進できる装置の所期設定条件を検出後エ
ンジンを停止させるまでの遅延時間を調整する手段を設
けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車両
用始動停止装置においては、クラッチの開放状態且つエ
ンジン回転数がアイドル状態にあり、電気負荷が無入力
の場合に、エンジンを停止させ、クラッチの踏み込み動
作によって再始動させるものがある。
【0009】また、クラッチの踏み込み動作によって再
始動させた際には、一定の時間だけエンジンの自動停止
を禁止すべく制御している。
【0010】この結果、禁止時間を短く設定すると、エ
ンジンの始動から停止までの時間の短い渋滞時には、充
電を十分に行うことができず、バッテリが劣化する惧れ
があり、バッテリの保護上良好とは言い難く、実用上不
利であるという不都合がある。
【0011】また、禁止時間を必要以上に長く設定する
と、バッテリへの充電は十分に行われるものの、エンジ
ンが停止され難くなり、車両用始動停止装置の本来の目
的である燃費の向上が果たされず、経済的に不利である
という不都合がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車両の停止時に所定の運転
状態の場合にエンジンを停止させるべく動作させ、クラ
ッチの踏み込み動作にてエンジンを再始動させるととも
に再始動直後のエンジンの自動停止動作を所定時間だけ
禁止する車両用始動停止装置において、前記エンジンの
再始動から自動停止までの時間を計測し、この計測時間
により次回のエンジンの自動停止動作の禁止時間を変更
し、該計測時間が短い場合には禁止時間を長く、該計測
時間が長い場合には禁止時間を短くすべく制御する制御
手段を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上述の如く発明したことにより、制御手段が作
動すると、エンジンの再始動から自動停止までの時間を
計測し、この計測時間により次回のエンジンの自動停止
動作の禁止時間を変更し、該計測時間が短い場合には禁
止時間を長く、該計測時間が長い場合には禁止時間を短
くすべく制御し、バッテリへの充電を十分に行うととも
に、燃費の向上をも果たしている。
【0014】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】図1〜図5はこの発明の実施例を示すもの
である。図3において、2は車両用始動停止装置、4は
制御手段である。
【0016】この車両用始動停止装置2の制御手段4の
入力側には、図示しないエンジンの状態を検出するエン
ジン回転信号6と、実車速に対応する信号を出力する車
速センサ8と、運転者の発進・停止の意志を確認するた
めに再始動時のスイッチとなる図示しないクラッチペダ
ルの踏み込み動作を検出するクラッチスイッチ10と、
このシステムの作動・停止・キャンセルを決定するER
Sスイッチ12と、図示しないエアコン(A/C)のO
N動作時やヘッドライト(図示せず)のON動作時等の
電気負荷14とが夫々接続されている。
【0017】また、前記制御手段4の出力側には、スタ
ータを回転させるスタートリレー16と、メイン電源を
切断してエンジンを停止させるストップリレー18とが
夫々接続される。
【0018】そして、前記制御手段4は、車両の停止時
に所定の運転状態の場合にエンジンを停止させるべく動
作させ、クラッチの踏み込み動作にてエンジンを再始動
させるとともに、再始動直後のエンジンの自動停止動作
を所定時間だけ禁止する機能を有しており、上述の機能
に、前記エンジンの再始動から自動停止までの時間を計
測し、この計測時間により次回のエンジンの自動停止動
作の禁止時間を変更し、該計測時間が短い場合には禁止
時間を長く、該計測時間が長い場合には禁止時間を短く
すべく制御する機能を付加する構成とする。
【0019】詳述すれば、前記制御手段4は、運転状態
を検出する入力側のエンジン回転信号6や車速センサ
8、クラッチスイッチ10、ERSスイッチ12、電気
負荷14からの各種検出信号を夫々入力し、エンジンの
再始動から自動停止までの時間を計測した計測時間によ
って次回のエンジンの自動停止動作の禁止時間やエンジ
ンの停止、再始動の時期を判定して出力側のスタートリ
レー16あるいはストップリレー18に制御信号を出力
するものである。
【0020】また、前記制御手段4には、エンジンの始
動時から停止時まで、そしてエンジンの再始動時から停
止時までの時間を計測する図示しないタイマ部が内蔵さ
れている。
【0021】次に図1の制御用フローチャートに沿って
作用を説明する。
【0022】前記エンジンの図示しないイグニション
(IG)がON状態となると、制御手段4が作動し、制
御用プログラムがスタートする。
【0023】そして、ERSスイッチ12がONである
か否かの判断(100)を行い、この判断(100)が
NO、つまりERSスイッチ12がOFFの場合には、
スタートリレー16とストップリレー18とを夫々OF
F(136)させて判断(100)に戻り、判断(10
0)がYES、つまりERSスイッチ12がON動作す
ると、スタートリレー16がONであるか否かの判断
(102)に移行する。
【0024】この判断(102)がYESの場合には、
後述するエンジン回転数が500rpm以上であるか否
かの判断(128)に移行させ、判断(102)がNO
の場合には、車速センサエラーか否かの判断(104)
を行う。
【0025】この車速センサエラーか否かの判断(10
4)とは、車速センサの故障中に禁止条件とするもので
あり、判断(104)がNOの場合には、電気負荷がO
Nであるか否かの判断(106)を行い、判断(10
4)がYESの場合には、後述するストップリレー18
のOFF(120)に移行させる。
【0026】また、電気負荷がONであるか否かの判断
(106)とは、車速センサエラーか否かの判断(10
4)と同様に、電気負荷入力がある際に禁止条件とする
ものであり、判断(106)がNO、つまり禁止条件が
成立していない場合には、ストップリレー18がONで
あるか否かの判断(108)を行い、判断(106)が
YESの場合には、後述するストップリレー18のOF
F(120)に移行させる。
【0027】上述のストップリレー18がONであるか
否かの判断(108)がYESの場合には、後述するイ
グニション(IG)の無入力状態が、例えば0.2秒間
経過したか否かの判断(118)に移行させ、判断(1
08)がNOの場合には、車速が1秒間だけ無入力状態
であるか否かの判断(110)を行う。
【0028】この車速が1秒間だけ無入力状態であるか
否かの判断(110)がNOの場合には、後述するイグ
ニション(IG)の無入力状態が、例えば0.5秒間経
過したか否かの判断(122)に移行させ、判断(11
0)がYESの場合には、クラッチスイッチ10がOF
Fであるか否かの判断(112)を行う。
【0029】ここで、車速が1秒間無入力状態であるか
否かの判断(110)やクラッチスイッチ10がOFF
であるか否かの判断(112)は、運転者に車両の停止
と発進との意志があるか否かを判定するためのものであ
る。
【0030】上述の判断(112)がNOの場合には、
判断(110)のものと同様に、後述するイグニション
(IG)の無入力状態が、例えば0.5秒間経過したか
否かの判断(122)に移行させ、判断(112)がY
ESの場合には、再始動時からの所定の禁止時間が経過
したか否かを判断(114)する。
【0031】この判断(114)がNOの場合には、後
述するイグニション(IG)の無入力状態が、例えば
0.5秒間経過したか否かの判断(122)に移行さ
せ、判断(114)がYESの場合には、ストップリレ
ー18をONさせ(116)、エンジンをストップさせ
る。つまり、上述の判断(110)、(112)、(1
14)がNO、つまり条件が成立しない場合には、スタ
ートリレー16のON(再始動)を判定すべく移行する
ものである。
【0032】そして、ストップリレー18のON動作
(116)後に、イグニション(IG)の無入力状態
が、例えば0.2秒間経過したか否かの判断(118)
を行い、この判断(118)がNO、つまりエンジンの
停止が完了していない場合には、ERSスイッチ12が
ONであるか否かの判断(100)に戻り、判断(11
8)がYES、つまり完全にエンジンが停止したと判定
される場合には、ストップリレー18をOFFさせる
(120)。この状態は、無入力状態となるまで、スト
ップリレー18をONさせるものである。
【0033】また、再始動を行うか否かの判定のため
に、イグニション(IG)の無入力状態が、例えば0.
5秒間経過したか否かの判断(122)とクラッチスイ
ッチ10がONであるか否かの判断(124)を行い、
これらの判断(122)、(124)がNOの場合に
は、再始動の意志がないものとみなし、ERSスイッチ
12がONであるか否かの判断(100)に戻り、判断
(122)、(124)の夫々がYESの場合には、再
始動の意志があるものと判定し、スタートリレー16を
ON動作(126)させ、再始動を開始させる。
【0034】次に、再始動が完了したか否かを判定する
ために、エンジン回転数が500rpm以上であるか否
かの判断(128)とクラッチスイッチ10が0.1秒
間ONしたか否の判断(130)を行い、判断(12
8)がNOの場合には、クラッチスイッチ10が0.1
秒間ONしたか否の判断(130)に移行させ、判断
(128)がYESの場合には、スタートリレー16を
OFFさせる(132)。
【0035】また、判断(130)がYESの場合に
は、ERSスイッチ12がONであるか否かの判断(1
00)に戻り、判断(130)がNOの場合には、スタ
ートリレー16のOFF動作(132)に移行させる。
つまり、エンジン回転数が500rpm以上であるか否
かの判断(128)がNO及びクラッチスイッチ10が
0.1秒間ONしたか否の判断(130)がNOの場合
に、再始動が完了したものと判定し、スタートリレー1
6をOFF動作させるものである。
【0036】更に、スタートリレー16のOFF動作
(132)後に、禁止時間のカウントスタート(13
4)を行い、再始動後に所定の禁止時間を経過したか否
かの判断(114)のためのイニシャライズを行ってい
る。そして、ERSスイッチ12がONであるか否かの
判断(100)に戻る。
【0037】以上のように、エンジンの自動停止や再始
動を行うものであるが、次に図2の割込み用フローチャ
ートについて説明する。
【0038】この割込み動作は、リレーのON動作時に
発生する動作であり、エンジンの自動停止判定中に用い
られる禁止時間を設定している。
【0039】割込み動作が発生すると(200)、スタ
ートリレー16がONであるか否かの判断(202)を
行い、この判断(202)がYESの場合には、時間計
測をスタート(204)し、禁止時間の時間計測の開始
処理を行い、RTI(210)に移行させる。
【0040】また、上述の判断(202)がNOの場合
には、ストップリレー18がONであるか否かの判断
(206)を行い、この判断(206)がYESの場合
には、時間計測を終了させて計測データより禁止時間設
定を行い(208)、RTI(210)に移行させ、判
断(206)がNOの場合には、設定を行わずに、RT
I(210)に移行させる。
【0041】このような禁止時間の設定方策には、図4
に示す如く、計測時間と禁止時間との関係を示すマップ
を設定し、このマップ上に等間隔に任意の点A〜Fを取
り、これらの点A〜Fの時間データを前記制御手段4の
リード・オンリ・メモリ(ROM)のデータ領域に設定
する(図5参照)。
【0042】そして、点A〜Fに対応するデータa〜e
と間隔データXとを用いて計測時間より補間演算を行
い、禁止時間を決定することができるものである。
【0043】これにより、再始動から自動停止までの時
間を計測し、この計測時間により次回のエンジンの自動
停止動作の禁止時間を変更し、該計測時間が短い場合に
は禁止時間を長く、該計測時間が長い場合には禁止時間
を短くすべく制御することができ、例えば、該計測時間
が短い場合、つまりエンジンの作動時間が短時間である
場合には、禁止時間を長くし、次回の作動時の充電時間
を長くし得て、適正な充電時間を確保することができ、
バッテリの保護が確実に果たされ、実用上有利である。
【0044】また、短時間に車両が停止・発進を繰り返
すような渋滞時等の場合には、エンジンが停止するのを
避けることができ、燃費を良好な状態に維持し得て、経
済的に有利である。
【0045】更に、前記制御手段4内のプログラムの変
更のみで対処することができることにより、構成が複雑
化することがなく、製作が容易で、コストを低廉とし得
て、経済的に有利である。
【0046】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0047】例えば、車両に搭載されるエンジンを、電
子燃料噴射方式を採用したエンジンとし、燃料噴射パル
スを停止させてエンジンのみを停止させる構成のものに
も、この発明の始動停止装置を使用することが可能であ
る。
【0048】また、この発明の実施例においては、メイ
ンとなる制御用フローチャートに割込み用フローチャー
トを割り込ませる際に、リレーのON動作を検出して割
り込ませるべく説明したが、エンジンの再始動時や停止
時に割り込ませることもできる。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、車両の停止時に所定の運転状態の場合にエンジンを
停止させるべく動作させ、クラッチの踏み込み動作にて
エンジンを再始動させるとともに再始動直後のエンジン
の自動停止動作を所定時間だけ禁止する車両用始動停止
装置において、エンジンの再始動から自動停止までの時
間を計測し、この計測時間により次回のエンジンの自動
停止動作の禁止時間を変更し、該計測時間が短い場合に
は禁止時間を長く、該計測時間が長い場合には禁止時間
を短くすべく制御する制御手段を設けたので、再始動か
ら自動停止までの時間を計測し、その計測時間により次
回のエンジンの自動停止動作の禁止時間を変更すること
ができ、エンジンの作動時間が短時間である場合には、
次回の作動時の充電時間を長くし得て、適正な充電時間
を確保することができ、バッテリの保護が確実に果たさ
れ、実用上有利であるとともに、短時間に車両が停止・
発進を繰り返すような渋滞時等の場合には、エンジンが
停止するのを避けることができ、燃費を良好な状態に維
持し得て、経済的に有利である。また、前記制御手段内
のプログラムの変更のみで対処することができることに
より、構成が複雑化することがなく、製作が容易で、コ
ストを低廉とし得て、経済的に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す車両用始動停止装置の
制御用フローチャートである。
【図2】車両用始動停止装置の割込み用フローチャート
である。
【図3】車両用始動停止装置のブロック図である。
【図4】禁止時間と計測時間との関係を示すマップであ
る。
【図5】マップ上に等間隔に取った任意の点A〜Fの時
間データを制御手段のリード・オンリ・メモリ(RO
M)のデータ領域に設定した状態を示す図である。
【符号の説明】
2 車両用始動停止装置 4 制御手段 6 エンジン回転信号 8 車速センサ 10 クラッチスイッチ 12 ERSスイッチ 14 電気負荷 16 スタートリレー 18 ストップリレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 29/00 - 29/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の停止時に所定の運転状態の場合に
    エンジンを停止させるべく動作させ、クラッチの踏み込
    み動作にてエンジンを再始動させるとともに再始動直後
    のエンジンの自動停止動作を所定時間だけ禁止する車両
    用始動停止装置において、前記エンジンの始動から
    停止までの時間を計測しこの計測時間により次回の
    エンジンの自動停止動作の禁止時間を変更し、該計測時
    間が短い場合には禁止時間を長く、該計測時間が長い場
    合には禁止時間を短くすべく制御する制御手段を設けた
    ことを特徴とする車両用始動停止装置。
JP36153392A 1992-12-28 1992-12-28 車両用始動停止装置 Expired - Fee Related JP3189452B2 (ja)

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