JPH011162A - デジタル信号再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタルオーディオテープレコーダ（以下
ＤＡＴという）の録音再生時のサンプリング周波数を変
換するための機能を備えるデジタル信号再生装置に関す
るものである。

従来の技術 従来のＤＡＴとしての再生装置は、例えば、エレクトロ
ニクスライフ１９８７年３月号に示されている。第３図
は従来のＤＡＴ再生装置を示すものであり、９はディジ
タル信号をアナログ信号に変換するＤ／ム変換器、１１
はアナログ信号をディジタル信号に量子化するム／Ｄ変
換器、１０はディジタル信号の処理を行なう信号処理Ｌ
ＳＩである。

以上のように構成された従来のＤＡＴ再生装置において
以下その動作について説明する。ＤムＴの記録フォーマ
ットとしては、３２ＫＨ２，４４，ＩＫＨｚ　、　４８
　ＫＨｚの３つのサンプリング周波数のモードが用意さ
れており、これらの周波数フォーマットで記録すること
が可能である。アナログデータの記録時には、アナログ
データの録音入力をム／Ｄ変換器１１でディジタルデー
タに変換されて、信号処理ＬＳ１１０に入力され、信号
処理ＬＳ１１０でＩ）ＡＴの記録フォーマットにされて
、磁気テープへの記録信号として出力される。次にディ
ジタル記録の場合、他機器より入力されたディジタル信
号を前記ディジタル信号のサンプリング周波数に同期さ
せて、信号処理ＬＳ１１０はデータを取り込み、前記サ
ンプリング周波数のフォーマットにして、磁気テープへ
の記録信号として出力される。また、ＤＡＴの再生時に
は、信号処理ＬＳＩは磁気テープからの再生信号をディ
ジタル処理して、オーディオサンプリングデータをＤ／
ム変換器９に出力し、Ｄ／ム変換器９でアナログオーデ
ィオデータに変換して、再生出力する〇発明が解決しよ
うとする問題点 しかしながら上記のような構成では、アナログ記録は制
限なくできるが、ディジタル記録においては信号処理Ｌ
ＳＩは、ＤＡＴのフォーマットより、３２　ＫＨｚ　、
４４．　Ｉ　ＫＨｚ、　４８ＫＨｚ０３つのサンプリン
グ周波数のディジタルデータしか直接記録し、再生する
ことができないという問題点を有していた。

本発明は、かかる点に鑑み、既存のＤＡＴ装置に少ない
外付は回路を追加するだけで、前記３つのサンプリング
周波数以外のサンプリング周波数（但し４８ＫＨ２より
小さい）のディジタルデータを直接記録し、記録時のサ
ンプリング周波数で再生することができるデジタル信号
再生装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、シリアルなディジタルデータ入力をｎビット
のパラレルデータに変換するシリアルパラレル変換器と
、初期化信号とカウントクロックを入力とするｍ進カウ
ンタと、前記ｍ進カウンタのキャリー出力でマスクした
クロックで前記ｎビットのデータをラッチし、出力する
第１のラッチと、前記第１のラッチの出力をサンプリン
グ周波数のクロックでラッチし出力する第２のラッチと
、前記第２のラッチのｎビットのデータをシリアルデー
タに変換するパラレルシリアル変換器を備えたデジタル
信号再生装置を特徴とするものである。

作用 本発明は、前記した構成により、既存のＤＡＴ装置でデ
ィジタル記録したテープを再生してディジタルアウトさ
れたデータを正しいサンプリング周波数に変換して出力
することができ、４８ＫＨ２より低い任意のサンプリン
グ周波数のディジタルデータを直接記録して、任意のサ
ンプリング周波数で再生が行なえる。

実施例 第１図は本発明の一実施例におけるデジタル信号再生装
置を用いたシステム構成を示したブロック図である。

第１図において、１はディジタルオーディオテープレコ
ーダであるＤＡＴ装置、２はディジタル出力データより
オーディオサンプリングデータを抽出するオーディオ信
号変換器、３はシリアルデータをパラレルデ、−夕に変
換するＳ／Ｐ変換器、４はｍクロックに一度キヤリーを
出力するｍ進カウンタ、６は第１のラッチ、６は第２の
ラッチ、７はパラレルデータをシリアルデータに変換す
るＰ／Ｓ変換器、８はディジタルフィルタ、９はＤ／ム
変換器である。

以上のように構成された本実施例のデジタル信号摂生装
置について以下その動作を説明する。す′ンプリング周
波数として３　ｓ　ＫＨｚのディジタルデータがＤＩＮ
としてＤＡＴｌに入力されて、ＣＬＫｌとして３６　Ｋ
ＨｚがＤＡＴｌに入力される。ＤＡＴ　　　１はＤＩＮ
を４８　ＫＨｚのサンプリング周波数で取り込み、磁気
テープに記録する。そのタイミングチャートは第２図に
示したとおりであり、３３．３３Ｈｚのシリンダ回転同
期信号（周期がシリンダの一回転時間）の立上りエツジ
で、３６ＫＨｚと４８ＫＨｚの同期合わせを行ない記録
していく。前記方法で記録したデータを再生時には、Ｄ
ＡＴｌが４ＢＫＨ１のサンプリング周波数としてＤＯｕ
ｔに出力したデータより、オーディオ信号変換器２はオ
ーディオサンプリングデータを抽出して出力し、Ｓ／Ｐ
変換器３は４８　ＫＨｚの３２倍の周波数であるＣｕＩ
２をシフトクロックとして前記オーディオサンプリング
データを取り込み、３２ビツトのデータとして第１のラ
ッチ５に出力する。第２図に示したように、３６　ＫＨ
ｚのＣＬＫｌと４８ＫＨｚのＣｕＩ２はＣｕＩ２が４ク
ロツクごとに位相が一致するので、この時のオーディオ
サンプリングデータは信頼性がなく、データとして取り
込まないようにする必要がある。従って第１図のように
４進カウンタ４を設けて、カウンタを第２図のシリンダ
回転同期信号の立上りエツジで初期化し、て、ＣｕＩ２
をカウントクロックとしてカウントしていき、４カウン
トに１回キャリー信号としてＣｏｕｔを出力し、そのＯ
ｏｕｔとＣＬＫ３’ｉ半転したクロックのＡＮＤゲート
の出力であるＬＣＩ、Ｋを、第２図に示したようなタイ
ミングで生成して第１のラッチ６は、Ｓ／Ｐ変換器の出
力をＬＣＬＫでラッチして、第２のラッチに出力し、そ
のデータを第２のラッチ６は、ＣＬＫｌを反転した周波
数３　ｅＫＨｚの信号ＣＩ、に、＊の立上りエツジでラ
ッチし、その出力をＰ／Ｓ変換器７は、ＣｕＩ４の３２
倍の周波数のシフトクロックでシリアルデータに変換レ
ディジタルフィルタ８に入力し、ディジタルフィルタ８
はＤ／ム変換器９に入力し、Ｄ／ム変換器９はＬｃｈ　
、Ｒｃｈ　のアナログオーディオデータとして出力する
。

以上のように本実施例によれば、既存のＤＡＴ装置で、
他機器より出力された３　６　ＫＨｚのサンプリング周
波数のディジタルデータを入力として、４８　ＫＨｚの
サンプリング周波数になおして記録し再生時には、既存
のＤムτ装置で４８　ＫＨｚサンプリング周波数で再生
されたＤｏｕｔ信号を使って、３８　ＫＨｚの正しいサ
ンプリング周波数に変換して、オーディオデータを再生
することができるので、−度アナログに変換しなくてよ
く音質の劣化がなくなる。

なお本実施例において再生サンプリング周波数を３６　
ＫＨｚとしたが、４ｓＫＨｚより低いサンプリング周波
数のデータならば、音質の劣下なしで再生できることは
いうまでもない。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、他機器より出力され
た４　６　ＫＨｚより低い任意のサンプリング周波数の
ディジタルデータを直接ＤＡＴで録音し、再生時１）Ｏ
ｕｔよりデータを取り出し、元のサンプリング周波数に
変換してデータを再生することができるので、音質の低
下なしで再生することができ、その実用的効果はきわめ
て大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における一実施例のデジタル信号再生装
置を示すブロック図、第２図は第１図の信号のタイミン
グを示したタイミングチャート図、第３図は従来のデジ
タル信号再生装置を説明するためのブロック図である。 ３・・・・・・Ｓ／Ｐ変換器、４・・・・・・４進カウ
ンタ、６・・・・・・第１のラッチ、６・・・・・・第
２のラッチ、７・・・・・・Ｐ／Ｓ変換器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名−ν

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シリアルなディジタルデータ入力を第１のクロックの周
   期で取り込みｎビット（ｎ≧１）のパラレルデータに変
   換して出力するシリアルパラレル変換器と、初期化のた
   めの信号と第２のクロックをカウントクロックとして入
   力し、キャリー信号を出力するｍ進カウンタ（ｍ≧１）
   と、第３のクロックを前記キャリー出力でマスクしたク
   ロックで、前記ｎビットのパラレルデータを取り込み、
   ｎビットのデータを出力する第１のラッチと、前記第１
   のラッチのｎビットの出力を第４のクロックで取り込み
   ｎビットのデータを出力する第２のラッチと、前記第２
   のラッチのｎビットの出力データを入力として、第５の
   クロックの周期で、ｎビットのデータをシリアルデータ
   に変換するパラレルシリアル変換器とを備えたことを特
   徴とするデジタル信号再生装置。