JP2734492B2 - 計測データと音声の合成装置 - Google Patents

計測データと音声の合成装置

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JP2734492B2
JP2734492B2 JP5152691A JP5152691A JP2734492B2 JP 2734492 B2 JP2734492 B2 JP 2734492B2 JP 5152691 A JP5152691 A JP 5152691A JP 5152691 A JP5152691 A JP 5152691A JP 2734492 B2 JP2734492 B2 JP 2734492B2
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analog
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護 川瀬
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飛行試験の計測に利用さ
れる計測データと音声の合成記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計測装置では図6に示すように、
各種計測信号は多重化され、ディジタル変換され、計測
用アナログ・データ・レコーダにディジタル記録され
る。同時にパイロットボイス又は計測員音声は同じ計測
用アナログ・データ・レコーダの別のトラックにアナロ
グ記録される。この様に別々のトラックに記録された計
測磁気テープの計測データと音声は試験終了後磁気再生
装置によって再生され、データ処理が行なわれるが、こ
のとき音声を聞きながら計測データの処理区間を決めて
いる。
【0003】そして処理されたデータには、パイロット
ボイス又は計測員音声の内容は無視され保存されことは
ない。計測データのみが保存される理由は、コンピュー
タ用ディジタル記録テープが安価であるためである。
【0004】他方パイロットボイス又は計測員音声が保
存されないのは、後日非常に重要な内容が含まれている
こともあるが、アナログ記録テープで保存するにはアナ
ログテープは寸法も大きく、高価で、保存に厳しい管理
が必要であり、費用、人手、保管が大変であるためであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の計測装置では計
測データと音声が磁気記録装置の別々のトラックに記録
されている為、再生処理においては音声を聞きながら計
測データのみをコンピュータ処理する。そのためデータ
処理により記憶装置に記憶された状態以降は音声をデー
タとして取扱うことができない。本発明は、従来の方法
が有する以上のような問題点を解消した装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る計測データ
と音声の合成装置は複数の計測データを入力して多重化
するサンプリング回路1と、該サンプリング回路の出力
をディジタル化するアナログ・ディジタル変換回路2
と、音声入力をディジタル化するアナログ・ディジタル
変換回路3と、該アナログ・ディジタル変換回路3の出
力を入力し、1つ前のサンプリング値との差分処理を行
なう差分処理回路4と、前記アナログ・ディジタル変換
回路2の出力及び前記差分処理回路4の出力を入力し、
磁気記録装置6に出力する合成回路5からなることを特
徴とする。
【0007】
【作用】計測データと音声をディジタル化し、計測デー
タと計測データの間隙にディジタル化された音声を合成
することによって2系統の信号を1系統にする。この
為、計測した信号をディジタル化(符号化)したのち、
音声もディジタル変換を行ない、前の計測データと次の
計測データの間に音声データを挿入する。
【0008】音声データはマイクから入力された電気信
号すなわちアナログ入力信号から前段のアナログディジ
タル変換器によってディジタル化される。この時の時分
割でディジタル化されたものと1つ前のディジタル値の
差分のみを出力する処理によってより細かい音を再現す
ることができる。そして、前の計測データと次の計測デ
ータの間に差分の音信号が合成されるので計測データと
音の同時性が実現できる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図4に示す。
【0010】図1は本発明の実施例のデータと音声合成
装置のブロック図であり、その中の合成回路5のデータ
出力フォーマット例を図2、図3、及び図4に示す。図
1のブロック図に示すように、複数の計測データがサン
プリング回路1により多重化され、その後、アナログ・
ディジタル変換回路2によりディジタル化される。これ
らと平行にパイロット及び計測員の音声がアナログ・デ
ィジタル変換回路3によりディジタル化され、その後、
1つ前のサンプリング値との差分処理(増減分のみ出力
する)を行なった後合成回路5により1系統のディジタ
ル信号として磁気記録装置6により記録される。なお、
合成回路5のデータ出力フォーマット例を図2、図3、
及び図4に記述する。
【0011】図2に示すデータ出力フォーマット例
(1)では1語長(図の中では16ビット)の中に計測
データ(図の中では10ビット)と音声(図の中では6
ビット)が合成されている。この方式は16ビットコン
ピュータシステムに適している。
【0012】図3に示すデータ出力フォーマット例
(2)では計測データの語長(図の中では10ビット)
と音声の語長(図の中では10ビット)が交互に配列さ
れ合成されている。この方式は8ビットコンピュータに
も16コンピュータにも適しており、語長を変えること
によって適合させることが出来る。
【0013】図4に示すデータ出力フォーマット(3)
では計測データと音声を1ビットごとに交互に配列され
た語長(図の中では32ビット)によって合成されてい
る。この方式は32ビットコンピュータシステムに適し
ている。
【0014】本発明装置によれば、計測データと音声を
1系統の信号として記録出来るようになるため、磁気記
録装置のトラック数を減ずることができる。又、音声と
計測データを同時にコンピュータて処理することが可能
になる。そのためアナログ記録テープを保管する必要も
なくなり、コンピュータ用の記録メモリの保管のみでよ
くなる。
【0015】なお、音声を記録したアナログ記録テープ
はコンピュータ用のディジタル記録テープと比較して高
価であり、その保管についても注意が必要である為、こ
のアナログ記録テープの保管が必要でなくなるという効
果は大きい。本発明装置では計測データと音の信号を対
応付けて同じ記憶エリアに記憶させること(以下同時性
という)によりデータ処理を行なう。
【0016】本発明装置によれば、パイロットの息づか
いもデータとして記憶されるので、この音声信号と計測
データを対応させることにより、パイロットの操作のタ
イミングが良いか否か又は誤操作があるか否か等も判別
することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)本発明によるデータと音声の合成回路によって、
磁気記録装置への入力信号本数を1本減ずることが出来
る。 (2)音声とデータを同時にコンピュータに入力するこ
とにより、音声もデータとして取り扱うことが出来る。
【0018】(3)ディジタル記憶装置により記憶した
ディジタル記録テープを再生することにより、いつでも
音声を聞くことが可能である。そして、アナログ記録テ
ープの保管も不用になる。 (4)音声のデータ処理化が可能となり、費用、工数等
の大巾な削減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るデータと音声合成装置の
ブロック図。
【図2】本発明の実施例の合成回路のデータ出力フォー
マット例(1)を示す図。
【図3】本発明の実施例の合成回路のデータ出力フォー
マット例(2)を示す図。
【図4】本発明の実施例の合成回路のデータ出力フォー
マット例(3)を示す図。
【図5】従来の計測装置を示す図。
【図6】従来の計測装置のデータ処理部を含む計測シス
テム全体のブロック図。
【符号の説明】
1…サンプリング回路、2…アナログ・ディジタル変換
回路(A/D変換回路)、3…アナログ・ディジタル変
換回路(A/D変換回路)、4…差分処理回路、5…合
成回路、6…磁気記録装置、11…計測増幅器、12…
多重化回路、13…オーディオアンプ、14…磁気再生
装置、15…復調装置、16…コンピュータ、17…デ
ィジタル記憶装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計測データを入力して多重化する
    サンプリング回路(1)と、該サンプリング回路の出力
    をディジタル化するアナログ・ディジタル変換回路
    (2)と、音声入力をディジタル化するアナログ・ディ
    ジタル変換回路(3)と、該アナログ・ディジタル変換
    回路(3)の出力を入力し、1つ前のサンプリング値と
    の差分処理を行なう差分処理回路(4)と、前記アナロ
    グ・ディジタル変換回路(2)の出力及び前記差分処理
    回路(4)の出力を入力し、磁気記録装置(6)に出力
    する合成回路(5)からなることを特徴とする計測デー
    タと音声の合成回路。
JP5152691A 1991-03-15 1991-03-15 計測データと音声の合成装置 Expired - Lifetime JP2734492B2 (ja)

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JPH04286916A JPH04286916A (ja) 1992-10-12
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Effective date: 19971125