JPH04330669A - ディジタル磁気記録再生装置 - Google Patents

ディジタル磁気記録再生装置

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Publication number
JPH04330669A
JPH04330669A JP40088090A JP40088090A JPH04330669A JP H04330669 A JPH04330669 A JP H04330669A JP 40088090 A JP40088090 A JP 40088090A JP 40088090 A JP40088090 A JP 40088090A JP H04330669 A JPH04330669 A JP H04330669A
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JP
Japan
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digital signal
signal
digital
data
recording
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Application number
JP40088090A
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English (en)
Inventor
Kenji Goshima
賢治 五嶋
Sadanobu Ishida
禎宣 石田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH04330669A publication Critical patent/JPH04330669A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル磁気記録再
生装置、特にアナログオーディオ信号をディジタル信号
に変換して磁気テープに記録し、記録したディジタル信
号を再生するディジタルオーディオテープレコーダ(以
下DATという)に関する。
【0002】
【従来の技術】DATの信号フォーマットは、日本電子
機械工業会規格CP−2305に記載されており、この
フォーマットに基づいた高音質のディジタルオーディオ
信号の記録再生を行うDATがすでに市販されている。
【0003】図11には、一従来例に係るDATの概略
構成が示されている。
【0004】この図に示される回路は、アナログ入力端
子(1)を備えている。アナログ入力端子(1)は、ロ
ーパスフィルタ(以下、LPFという)(2A)及びア
ナログ/ディジタル変換回路(以下、A/D変換回路と
いう)(3)を介してディジタル信号処理回路(4)に
接続されている。
【0005】アナログ入力端子(1)には、外部から左
(L)チャンネル及び右(R)チャンネルのアナログオ
ーディオ信号が供給される。これらの信号は、図12に
示されるタイミングチャートにおいて(Lin)及び(
Rin)で示されている。信号(Lin)は、DATの
フレームクロック周期(=30msec)単位で記録再
生が行われるため、この周期毎に(L1),(L2),
…で表される。信号(Rin)も同様に、(R1),(
R2),…で表される。これら(L1),(L2),…
及び(R1),(R2),…は、フレーム番号と呼ばれ
、DATにおける処理はこれを単位として実行される。
【0006】なお、フレームクロック周期とは、図12
において(21)で示されるフレームクロック信号の周
期であり、この周期は、後述する構成の回転ドラム(7
)の一回転に要する時間に相当する。回転ドラム(7)
は、2000rpmで回転するため、フレームクロック
周期は30msecとなる。
【0007】LPF(2A)においては、アナログ入力
端子(1)を介して供給されるアナログオーディオ信号
が帯域制限される。帯域が制限されたアナログオーディ
オ信号は、16ビットのA/D変換回路(3)において
、所定の周波数を有する標本化クロック信号によりディ
ジタルオーディオ信号に変換される。このディジタルオ
ーディオ信号は、ディジタル信号処理回路(4)に供給
される。
【0008】ディジタル信号処理回路(4)には、メモ
リ回路(5)が接続されている。このメモリ回路(5)
には、前述のフレームクロック周期単位で(すなわち、
(L1),(L2),…及び(R1),(R2),…の
単位で)、A/D変換回路(3)からのディジタルオー
ディオ信号が記憶される。
【0009】ディジタル信号処理回路(4)は、メモリ
回路(5)に記憶されているディジタルオーディオ信号
に誤り訂正検出符号を付加し、さらにディジタル変調を
施してベースバンド信号から変調済みの信号に変換する
。これにより、磁気テープ(9)への記録に適したデー
タ列が得られる。
【0010】このデータ列は、信号(22)として記録
アンプ(6)に供給される。この供給のタイミングは、
図12に示されるように、1フレームクロック周期だけ
遅れたタイミングである。記録アンプ(6)は、この信
号(22)を増幅して回転ドラム(7)に設けられた回
転ヘッド(8A),(8B)に供給する。回転ヘッド(
8A),(8B)は、この信号を所定のフォーマットに
より磁気テープ(9)上に記録する。
【0011】回転ドラム(7)は、通常30mmの直径
を有するドラムであり、2000rpmで回転する。回
転ドラム(7)に巻き付けられる磁気テープ(9)は3
.81mm幅のテープであって、回転ドラム(7)の周
に90°だけ巻き付けられる。磁気テープ(9)の走行
速度は8.15mm/secであり、この磁気テープ(
9)上が、回転ドラム(7)の周面に180°対向配設
されている回転ヘッド(8A),(8B)により走査さ
れる。前述のような動作によって、記録アンプ(6)か
ら信号(22)が供給されると、回転ヘッド(8A),
(8B)はこの信号(22)を磁気テープ(9)上に記
録する。従って、記録される信号は2チャンネルのディ
ジタルオーディオ信号である。
【0012】このようにして記録された信号(22)は
、回転ヘッド(8A),(8B)により磁気テープ(9
)上から、図12に示されるようなタイミングで再生さ
れる。回転ヘッド(8A),(8B)には、信号を増幅
する再生アンプ(10)が接続されており、再生された
信号はこの再生アンプ(10)により増幅され、ディジ
タル信号処理回路(4)に供給される。なお、回転ヘッ
ド(8A),(8B)と記録アンプ(6)及び再生アン
プ(10)との接続は、実際にはロータリトランスによ
り行われている。
【0013】ディジタル信号処理回路(4)は、再生さ
れたディジタルオーディオ信号を復調し、ベースバンド
信号に変換する。復調により得られるベースバンド信号
は、メモリ回路(5)に記憶され、その後ディジタル信
号処理回路(4)が誤り訂正及び誤り検出を行う。この
動作は、記録時にディジタル信号処理回路(4)により
付加されている誤り訂正検出符号に基づいて行われる。
【0014】このようにして得られる信号は、図12に
示されるように1フレームクロック周期だけ遅れたタイ
ミングでディジタル信号処理回路(4)から出力される
。ディジタル信号処理回路(4)には、16ビットのデ
ィジタル/アナログ変換回路(以下、D/A変換回路と
いう)(11)が接続されており、このD/A変換回路
(11)は、ディジタル信号処理回路(4)から出力さ
れる信号(以下、左右各チャンネルについて(Lout
)及び(Rout)で表す)を取り込む。D/A変換回
路(11)は、信号(Lout),(Rout)を前述
の標本化クロック信号によってアナログオーディオ信号
に変換する。
【0015】D/A変換回路(11)の後段には、LP
F(2B)及びアナログ出力端子(12)が接続されて
いる。すなわち、D/A変換回路(11)により得られ
るアナログオーディオ信号は、LPF(2B)による帯
域制限を受けた後に、アナログ出力端子(12)から出
力される。
【0016】ところで、再生時には、再生アンプ(10
)により得られる信号がディジタル信号処理回路(4)
の他にサーボ回路(13)にも供給される。サーボ回路
(13)は、図示しない機械系を制御する回路である。
【0017】すなわち、DATでは、回転ドラム(7)
が回転し磁気テープ(9)が走行する。回転ドラム(7
)は図示しないドラムモータによって回転駆動され、磁
気テープ(9)は図示しないキャプスタンモータの駆動
によりキャプスタンが回転することによって走行する。 これらの動作に係る制御がサーボ回路(13)によって
実行される。
【0018】具体的には、サーボ回路(13)は、再生
時において磁気テープ(9)から得られるATF(Au
tomatic Track Following )
信号から誤差信号を生成し、誤差信号によりキャプスタ
ンモータを制御して正確に信号トラックの追従を行うよ
うにしている。
【0019】サーボ回路(13)は、システムコントロ
ール回路(14)に接続されている。システムコントロ
ール回路(14)は、DAT全体の制御を行う回路であ
り、入力キー(15)で指定される動作モードに応じて
対応する制御動作を実行する。システムコントロール回
路(14)は、後述するサブコード信号の信号処理をも
行う。記録時には、システムコントロール回路(14)
はサブコード信号を生成し、ディジタル信号処理回路(
4)を介してメモリ回路(5)に供給する。ディジタル
信号処理回路(4)は、メモリ回路(5)から読み出し
たディジタルオーディオ信号に誤り訂正及び誤り検出符
号を付加する際に、サブコード信号にも誤り訂正及び誤
り検出符号を付加する。再生時には、システムコントロ
ール回路(14)は、ディジタル信号処理回路(4)を
介してメモリ回路(5)からサブコード信号を読み出し
、表示器(16)による表示を行なわせる。
【0020】また、図11には、クロック発生回路(1
7)も示されている。この回路(17)は、フレームク
ロック信号(21)、標本化クロック信号等、DATの
各部構成の動作に必要なクロックを発生させ、供給する
回路である。
【0021】さらに、この従来例では、ディジタルイン
タフェース回路(18)、ディジタル入力端子(19)
及びディジタル出力端子(20)が設けられている。こ
れらの構成は、DATへのディジタル入出力のための構
成である。
【0022】まず、ディジタル入力による記録時を考え
る。この場合、外部からディジタルオーディオ信号がデ
ィジタル入力端子(19)を介してディジタルインタフ
ェース回路(18)に供給される。この信号は、日本電
子機械工業会規格CP−340に準拠するフォーマット
のディジタルデータである。ディジタルインタフェース
回路(18)は、このようなフォーマットのデータに係
る信号から、当該データを抽出し、ディジタル信号処理
回路(4)に供給する。以後の動作は、アナログ入力に
係る動作と同様である。
【0023】再生時には、ディジタルインタフェース回
路(18)は、誤り訂正されたディジタルオーディオ信
号を所定のフォーマットに変換し、ディジタル出力端子
(20)から出力させる。
【0024】図13には、このような構成のDATの記
録動作により得られるトラックパターンが示されている
【0025】前述のような位置関係の回転ヘッド(8A
),(8B)を用いることによって得られるトラックは
、図13に示されるように斜めトラックとなる。回転ヘ
ッド(8A),(8B)は、それぞれ20°のアジマス
角を有している。ただし、各回転ヘッド(8A),(8
B)の有するアジマス角は符号が異なり、例えば回転ヘ
ッド(8A)が+20°のアジマス角を、回転ヘッド(
8B)が−20°のアジマス角を、それぞれ有する。従
って、隣接する2本のトラックが異なる符号のアジマス
角を有する回転ヘッドにより記録される。ここでは、回
転ヘッド(8A)により記録されるトラック(+アジマ
ストラック)を(23A)、回転ヘッド(8B)により
記録されるトラック(−アジマストラック)を(23B
)と表す。  一本のトラック(23)には、PCM信
号領域(24)、ATF信号領域(25)及びサブコー
ド信号領域(26)が含まれる。PCM信号領域(24
)には、ディジタルオーディオ信号及び誤り訂正のため
の検査信号が記録される。ATF信号領域(25)には
、サーボ回路(13)において用いられるATF信号が
、サブコード信号領域(26)には、システムコントロ
ール回路(14)において用いられるサブコード信号が
、それぞれ記録される。ATF信号領域(25)及びサ
ブコード信号領域(26)は、PCM信号領域(24)
の前後に各1個ずつ設けられており、各領域(24)、
(25)及び(26)は、一定周波数の信号を記録した
領域(斜線部)を介して形成されている。
【0026】図14には、PCM信号領域(24)のフ
ォーマットが示されている。PCM信号領域(24)は
、8ビットの同期信号(27)、8ビットのPCM  
IDコード(28)、8ビットのブロックアドレス(2
9)、PCM  IDコード(28)及びブロックアド
レス(29)についての8ビットのパリティ(30)、
256ビットのディジタルオーディオ信号(PCM  
DATA)及びそのパリティ(31)から構成されてお
り、合計288ビットのビット長を有している。
【0027】図15には、PCM  IDコード(28
)の記録フォーマットが示されている。この図に示され
るように、種々のIDコードを記録するために4個のP
CMブロックが使用されている。この図において、(3
2)はFormatIDである。領域(31)にディジ
タルオーディオ信号が記録される場合、FormatI
D(32)には“00”が記録される。(33)はフレ
ームアドレスが記録される領域で、16フレーム(32
トラック)毎に値が一巡する。ID1〜ID7の各2ビ
ットの領域には、システムの標本化周波数、量子化ビッ
ト数等の情報が記録される。
【0028】図16には、ID1〜ID7のビット割り
当てが示されている。この図に示されるように、ID1
がエンファシス、ID2が標本化周波数、ID3がチャ
ンネル数、ID4が量子化ビット数を識別する情報、I
D5がトラックピッチ、ID6がディジタルコピー、I
D7がパックである。
【0029】例えば、ID2に示されるように、DAT
は48kHz、44.1kHz、32kHzの3種類の
標本化周波数を有している。また、ID4に示されるよ
うに、16ビットユニフォーム及び12ビットノンユニ
フォームの量子化を行いうる。標本化周波数が32kH
zで量子化が12ビットノンユニフォームの場合、4チ
ャンネル記録や、長時間記録を行えるようになっている
。なお、4チャンネル記録への設定はID3で行われる
ものであり、DATの通常動作は2チャンネルである。 また、長時間モードはLPモードと呼ばれ、回転ドラム
(7)の回転周波数(ドラム周波数)及び磁気テープ(
9)の走行速度が通常の1/2になり、通常の2倍の時
間に係る長時間記録が行える。
【0030】次に、PCM信号領域(24)上のディジ
タルデータ記録位置について、図13及び図17を用い
て説明する。
【0031】16ビットユニフォームの量子化を行う場
合、Lチャンネルのディジタルオーディオ信号は、トラ
ック(23A)において(L−even)、トラック(
23B)において(L−odd)に記録される。Rチャ
ンネルのディジタルオーディオ信号は、トラック(23
A)において(R−odd)、トラック(23B)にお
いて(R−even)に記録される。ただし、“odd
”は奇数番目の標本化データを、“even”は偶数番
目の標本化データを、それぞれ表している。
【0032】また、4チャンネルモード(標本化周波数
32kHz、12ビットノンユニフォームの量子化)の
場合、A,B,C,Dの4チャンネルのディジタルオー
ディオ信号は、図17に示されるような位置に記録され
る。すなわち、トラック(23A)には、Aチャンネル
の偶数番目に標本化されたデータ(A0,A1,…A9
58)及びCチャンネルの偶数番目に標本化されたデー
タ(C0,C1,…C958)と、Bチャンネルの奇数
番目に標本化されたデータ(B1,B3,…B959)
及びDチャンネルの奇数番目に標本化されたデータ(D
1,D3,…D959)と、が記録される。また、トラ
ック(23B)には、Bチャンネルの偶数番目に標本化
されたデータ(B0,B1,…B958)及びDチャン
ネルの偶数番目に標本化されたデータ(D0,D1,…
D958)と、Aチャンネルの奇数番目に標本化された
データ(A1,A3,…A959)及びCチャンネルの
奇数番目に標本化されたデータ(C1,C3,…C95
9)と、が記録される。このように4チャンネル記録を
行った場合、2トラックでデータが完結する。なお、図
中Qは誤り訂正用の検査信号が記録される領域である。
【0033】ところで、ディジタル入力により記録を行
う場合には、ディジタルインタフェース回路(18)を
使用する必要がある。図18には、ディジタルオーディ
オインタフェースフォーマットのサブフレームの信号構
成を示す図である。この図に示されるように、サブフレ
ームは32ビットの情報により構成される。
【0034】サブフレームを構成する情報は、同期プリ
アンブル(34)、補助信号(35)、オーディオ(3
6)、バリディティフラグ(V)(37)、ユーザデー
タビット(U)(38)、チャンネルステータスビット
(C)(39)、パリティビット(P)(40)から構
成されている。同期プリアンブル(34)は4ビット、
補助信号(35)は4ビットであり、20ビットのオー
ディオ(36)と補助(35)を用いることにより24
ビットのディジタルオーディオデータが伝送される。V
(37)は伝送されるディジタルオーディオデータの信
頼性を示し、P(40)はエラー検出に用いられる。
【0035】図18に示されるようなサブフレームで2
チャンネルの信号を伝送する場合、各チャンネル毎にサ
ブフレームを構成し、2サブフレームを1フレームとし
て192フレームで1ブロックを構成する。また、各ブ
ロックのスタート点及びチャンネルを識別するために、
図19に示されるように、3種類の同期プリアンブルが
用いられる。すなわち、ブロック先頭のチャンネル1の
サブフレームには同期プリアンブル(B)、その他のチ
ャンネル1のサブフレームには同期プリアンブル(M)
、すべてのチャンネル2のサブフレームには同期プリア
ンブル(W)を用いる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】このような構成を有す
る従来のDATにおいては、次のような問題点があった
。  まず、昨今開発が進められてきた高精細度テレビ
システムや、劇場映画の音声再生は4チャンネル再生と
なっているが、従来のDATでは標本化周波数32kH
z、量子化が12ビットノンユニフォームとなっている
ため、音質の面で十分なものを提供できない。
【0037】このような用途では、左(L)、右(R)
、センター(C)が前方に配置され、サラウンド(S)
が後方に配置される。これらの音声のソフト開発システ
ムや再生システムとして、4チャンネル以上でかつ高音
質記録再生が可能なDATのニーズが高まっており、従
来のDATではこのようなニーズに応えるのが困難であ
る。
【0038】次に、従来のDATには、高調波成分がカ
ットされて記録されるために原音の忠実記録に限界があ
るという問題点があった。これは、標本化周波数が48
kHz,44.1kHz,32kHzであり、最高の4
8kHzで記録を行った場合でも、記録されるオーディ
オ信号の周波数帯域の上限が20数kHzに止まること
による。すなわち、この周波数を越える楽音信号はカッ
トされ、原音の忠実記録の限界が生じる。
【0039】そして、従来のDATでは量子化ビット数
が16ビットユニフォームと12ビットノンユニフォー
ムの2種類であったが、特に業務用ディジタルオーディ
オ器機の世界では、このビット数では十分なS/N、ダ
イナミックレンジが確保できない。この世界では、20
ビットユニフォーム程度のものが求められ、これを実現
するPCM録音機がすでに用いられている。
【0040】本発明は、これらの問題点を解決しうるD
ATを提供することを課題としてなされたものである。 すなわち、本発明の第1の目的は、従来のDATに準備
されている標本化周波数及び量子化ビット数の範囲で、
高音質の4チャンネル記録再生を可能にすることにある
。第2の目的は、記録可能なオーディオ信号の周波数帯
域を拡張し、原音のより忠実な記録を可能にすることに
ある。そして、第3の目的は、量子化ビット数として業
務用ディジタルオーディオ器機の分野でもDATにより
十分な音質を確保できるようにすることにある。
【0041】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のディジタル磁気記録再生装置は、記
録時に入力されるn(n:2以上の整数)チャンネルの
アナログ信号を所定周波数及び量子化ビット数で標本化
しディジタル信号として出力するよう、m(m:2以上
の整数)個の系統にそれぞれ対応して設けられたm個の
A/D変換手段と、記録時にはA/D変換手段からディ
ジタル信号を取り込んで誤り訂正符号化等の記録処理を
施し、再生時には再生により得れるディジタル信号を取
り込んで誤り訂正等の再生処理を施すm個のディジタル
信号処理回路と、ディジタル信号処理回路により再生処
理が施されたディジタル信号を取り込みA/D変換手段
と同じ標本化周波数及び量子化ビット数でnチャンネル
のアナログ信号に変換して出力するm個のD/A変換手
段と、ディジタル信号処理回路から記録処理が施された
ディジタル信号を取り込み、時間軸圧縮すると共に時分
割多重してmnチャンネル1系統のディジタル信号を生
成する時間軸圧縮・時分割多重手段と、自分割多重によ
り得られるディジタル信号を磁気記録媒体上に記録する
記録手段と、磁気記録媒体上から時分割多重されたmn
チャンネル1系統のディジタル信号を再生する再生手段
と、再生されるディジタル信号を時間軸伸長する時間軸
伸長手段と、を備えることを特徴とする。
【0042】
【作用】まず、本発明の記録時の動作について説明する
【0043】この場合、まず、入力されるnチャンネル
のアナログ信号が、m個設けられた各系統毎に、A/D
変換手段により標本化され、ディジタル信号に変換され
る。この標本化は、所定の周波数及び量子化ビット数で
行われる。
【0044】ディジタル信号は、各系統毎にディジタル
信号処理回路により記録処理される。記録処理されたデ
ィジタル信号は、時間軸圧縮・時分割多重手段により時
間軸圧縮と共に時分割多重され、mnチャンネル1系統
のディジタル信号が生成される。このディジタル信号は
、記録手段により磁気記録媒体上に記録される。
【0045】次に、再生時の動作について説明する。
【0046】再生時には、まず、再生手段により磁気記
録媒体上から時分割多重されたmnチャンネル1系統の
ディジタル信号が再生される。このディジタル信号は、
時間軸伸長手段により時間軸伸張されm個のディジタル
信号処理回路に供給される。m個のディジタル信号処理
回路は、それぞれディジタル信号に再生処理を施す。再
生処理が施されたディジタル信号は、D/A変換手段に
取り込まれる。D/A変換手段は、ディジタル信号をア
ナログ信号に変換して出力する。この手段の動作は、A
/D変換手段の動作と逆となる。
【0047】このように、本発明においては、m系統n
チャンネルの入出力であっても、磁気記録再生がmmチ
ャンネル1系統として行われる。この結果、A/D変換
手段及びD/A変換手段における標本化周波数の向上、
量子化ビット数の増大の余地が生ずる。これにより、例
えば高音質の4チャンネル記録再生、原音のより忠実な
記録、業務用ディジタルオーディオ器機の分野の十分な
音質の確保等が、標本化周波数及び量子化ビット数の選
択によって可能になる。
【0048】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づいて説明する。なお、図11乃至図19に示される
従来例と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略す
る。第1実施例 図1には、本発明の第1実施例に係るDATの構成が示
されている。この図に示される実施例は、図11に示さ
れる従来例に加え、さらにもう1系統のディジタル信号
処理系を付加し、3個のセレクタ及びバッファを各ディ
ジタル信号処理回路の後段に設けた構成である。
【0049】すなわち、この実施例においては、アナロ
グ信号入力端子として(1)の他に(41A)が設けら
れている。このアナログ信号入力端子(41)は、LP
F(42A)及びA/D変換回路(43)を介してディ
ジタル信号処理回路(44)に接続されている。ディジ
タル信号処理回路(44)には、ディジタル信号処理回
路(44)と同様にメモリ回路(45)が接続されてい
る。
【0050】同様に、この実施例においては、アナログ
信号出力端子として(12)の他に(50)が設けられ
ている。このアナログ信号出力端子(50)の前段には
LPF(42B)が設けられおり、ディジタル信号処理
回路(44)はD/A変換回路(49)を介してLPF
(42B)に接続されている。さらに、同様にして、デ
ィジタル信号入力端子及びディジタル信号出力端子とし
て(19)及び(20)の他(52)及び(53)が設
けられており、これらの端子(52)及び(53)をデ
ィジタル信号処理回路(44)と接続するためにインタ
ーフェース回路(51)が設けられている。システムコ
ントロール回路(14)は、ディジタル信号処理回路(
4)に対してと同様に、ディジタル信号処理回路(44
)にも接続されている。
【0051】この実施例においては、ディジタル信号処
理回路(4)及び(44)と記録アンプ(6)との接続
が、バッファメモリ1(46A)、バッファメモリ2(
46B)、バッファメモリ3(46C)、バッファメモ
リ4(46D)及びセレクタ1(47)を介して行われ
ている。すなわち、ディジタル信号処理回路(4)の出
力(54A)は、バッファメモリ1(46A)及びバッ
ファメモリ2(46B)を介してセレクタ1(47)に
供給され、セレクタ1(47)の出力(55)が記録ア
ンプ(6)に供給される。一方、ディジタル信号処理回
路(44)の出力(54B)は、バッファメモリ3(4
6C)及びバッファメモリ4(46D)を介してセレク
タ1(47)に供給される。
【0052】更に、この実施例においては、再生アンプ
(10)とディジタル信号処理回路(4)及び(44)
との接続が、バッファメモリ1(46A)、バッファメ
モリ2(46B)、バッファメモリ3(46C)、バッ
ファメモリ4(46D)、セレクタ2(48A)及びセ
レクタ3(48B)を介して行われる。すなわち、再生
アンプ(10)から出力される信号(56)は、バッフ
ァメモリ1(46A)及びバッファメモリ2(46B)
を介してセレクタ2(48A)に供給され、このセレク
タ2(48A)からディジタル信号処理回路(4)に信
号(57A)が出力される。同様にして、再生アンプ(
10)の出力(56)は、バッファメモリ3(46C)
及びバッファメモリ4(46B)に供給され、このバッ
ファメモリ3(46C)及びバッファメモリ4(46D
)から出力される信号(57B)がセレクタ3(48B
)を介してディジタル信号処理回路(44)に供給され
る。  このような構成のうち、本発明の特徴に係る構
成は、バッファメモリ(46)、セレクタ1(47)及
び(48)である。このような構成によって、本発明の
特徴に係る動作が実行される。本発明の特徴に係る動作
とは、ディジタル信号処理回路(4)及び(44)から
出力される2系統2チャンネルのディジタルオーディオ
信号(54A)及び(54B)を1系統のディジタルオ
ーディオ信号(55)に変換して磁気テープ(9)に記
録し、逆に再生時には、磁気テープ(9)上に記録され
ている1チャンネルのディジタルオーディオ信号(56
)を記録時と同形式の信号(57A)及び(57B)に
復元する動作である。
【0053】次に、この実施例の動作について図2乃至
図4を用いて説明する。図2にはこの実施例における記
録タイミングが、図3にはこの実施例により得られるト
ラックパターンが、図4にはこの実施例における再生タ
イミングが、それぞれ示されている。
【0054】記録時においては、まず、アナログ信号入
力端子(1)及び(41)からアナログオーディオ信号
が取り込まれる。ここで、ディジタル信号処理回路(4
)に係る系統は、4個設けられているチャンネルのうち
A及びBに相当する系統であり、ディジタル信号処理回
路(44)に係る系統はC及びDチャンネルに係る系統
であるとする。従って、アナログ信号入力端子(1)は
A及びBチャンネルに係るアナログオーディオ信号を入
力する端子である。同様に、アナログ信号入力端子(4
1)はC及びDAチャンネルに係るアナログオーディオ
信号を入力する端子である。
【0055】図2においては、Aチャンネルに係るアナ
ログオーディオ信号が(Ain)で表され、以下、B、
C、Dチャンネルについても同様に(Bin)、(Ci
n)、(Din)として表されている。また、各アナロ
グオーディオ信号は、クロック発生回路(17)から出
力されるクロック信号(58)の周期(30sec)で
取り扱われ、この周期毎にフレーム番号が付与される。 フレーム番号は、それぞれのチャンネルを表す符号(例
えばA)にサフィックスを付加して、例えば(A1),
(A2),…のように表される。
【0056】この実施例においては、回転ドラム(7)
が4000rpmで回転している。従って、回転ドラム
(7)の1回転に要する時間は、先に述べた従来例にお
ける30msecの1/2、すなわち15msecであ
る。これに対応して、磁気テープ(9)の走行速度も倍
となり、16.3mm/secとなる。このため、本実
施例におけるフレームクロック信号(59)は従来の2
倍の周波数の信号となる。各フレームにはフレームクロ
ック信号(59)の2周期が対応し、信号(58)はフ
レームクロック信号(59)の1/2倍の周波数の信号
である。この実施例においては、ディジタル信号処理回
路(4)及び(44)における動作が信号(58)に応
じて行われるため、フレームクロック信号(59)の機
能は従来例と相違するものとなっている。
【0057】アナログ信号入力端子(1)及び(41)
から入力されるアナログオーディオ信号(Ain)乃至
(Din)は、それぞれLPF(2A)及び(42A)
に取り込まれる。LPF(2A)及び(42A)は、入
力されるアナログオーディオ(Ain)乃至(Din)
信号について帯域制限を施し、それぞれA/D変換回路
(3)及び(43)に供給する。A/D変換回路(3)
及び(43)は、クロック発生回路(17)から供給さ
れる標本化クロック信号に応じてアナログオーディオ信
号(Ain)乃至(Din)の標本化を行い、ディジタ
ルオーディオ信号に変換する。これにより得られるディ
ジタルオーディオ信号は、それぞれディジタル信号処理
回路(4)及び(44)に供給される。ディジタル信号
処理回路(4)及び(44)にディジタルオーディオ信
号が供給されると、この信号は一旦メモリ回路(5)及
び(45)に記憶される。ディジタル信号処理回路(4
)及び(44)は、それぞれメモリ回路(5)及び(4
5)からディジタルオーディオ信号を取り出し、誤り訂
正及び検出用の信号を付加する。誤り訂正・検出信号が
付加されたディジタルオーディオ信号は、ディジタル信
号制御回路(4)及び(44)によってディジタル変調
され、磁気テープ(9)の記録に適したデータ列に変換
される。すなわち、A及びBチャンネルに係るデータ列
がディジタル信号処理回路(4)により得られ、C及び
Dチャンネルに係るデータ列がディジタル信号処理回路
(44)により得られる。
【0058】ディジタル信号処理回路(4)により得ら
れるデータ列は、ディジタル変調出力信号(54A)と
してバッファメモリ1(46A)及びバッファメモリ2
(46B)に供給される。同様に、ディジタル信号処理
回路(44)から出力されるディジタル変調出力信号(
54B)は、バッファメモリ3(46C)及びバッファ
メモリ4(46D)に入力される。バッファメモリ(4
6)は、入力される信号(54A)または(54B)を
、それぞれ一時蓄積する。
【0059】バッファメモリ(46)の信号(54)の
供給タイミングは、信号(58)の1周期、すなわちフ
レームクロック信号(59)の2周期だけ遅れたタイミ
ング、例えば周期(T1)に対する(T3)となる。
【0060】バッファメモリ1(49A)及びバッファ
メモリ2(46B)の内容(従ってA及びBチャンネル
のディジタルオーディオ信号に係る内容)は、フレーム
クロック信号(59)の次の周期(T4)においてセレ
クタ1(47)に読み出され、記録アンプ(6)に供給
される。次の周期(T5)において、セレクタ1(47
)は、バッファメモリ3(46C)及びバッファメモリ
4(46B)の内容(従ってC及びDチャンネル両ディ
ジタルオーディオ信号に係る内容)を読み出し、記録ア
ンプ(6)を介して回転ヘッド(8A),(8B)に供
給する。すなわち、オーディオ信号入力端子(1)及び
(41)のアナログオーディオ信号の入力タイミングか
ら見て、フレームクロック信号の3周期だけ遅れたタイ
ミングでA及びBチャンネルの記録が行われ、4周期だ
け遅れたタイミングでC及びDチャンネルの記録が行わ
れる。
【0061】このような記録、すなわちバッファメモリ
(46)への書込み及びこれからの読出しの動作につい
てより詳細に説明すると、以下のようになる。すなわち
、この実施例においては、バッファメモリ(46)から
の読出し速度が、書込み速度の2倍である。これにより
、バッファメモリ(46)から出力される信号は、書込
み時に対し1/2に時間軸圧縮された信号となる。
【0062】例えば、周期(T3)においてはフレーム
(A1)及び(B1)がバッファメモリ1(46A)に
書き込まれ、その次の周期(T4)の前半においてセレ
クタ1(47)によりバッファメモリ1(46A)が選
択され、当該バッファメモリ1(45A)の内容、すな
わちフレーム(A1)及び(B1)が信号(55)とし
て記録アンプ(6)に出力される。続く周期(T4)に
おいては、バッファメモリ2(46B)にフレーム(B
1)及び(A1)が書き込まれ、周期(T4)の後半に
おいては、当該フレーム(B1)及び(A1)がセレク
タ1(47)によるバッファメモリ2(45B)の選択
に応じて信号(55)としてセレクタ1(47)から出
力される。このように、周期(T4)においては、A及
びBチャンネルに係るバッファメモリ(46)の書込み
及び読出しが同時に行われているが、これを可能にする
のはバッファメモリとしてバッファメモリ1(46A)
及びバッファメモリ2(46B)を設けていることによ
る。
【0063】同様にして、C及びDチャンネルに係るバ
ッファメモリ3(46C)及びバッファメモリ4(46
D)の書込み及び読出しも実行される。例えば、周期(
T3)においてフレーム(A1)及び(B1)に係る書
込みが行われるのと同時に、ディジタル信号処理回路(
44)から出力される信号(54B)がバッファメモリ
3(46C)に書き込まれる。すなわち、このときバッ
ファメモリ3(46C)に書き込まれるフレームは(C
1)及び(D1)である。続く周期(T4)においては
、バッファメモリ4(46B)にフレーム(D1)及び
(C1)が書き込まれる。バッファメモリ3(46C)
に書き込まれたフレーム(C1)及び(D1)は、セレ
クタ1(47)によるバッファメモリ3(46C)の選
択に応じ、周期(T5)の前半において記録アンプ(6
)に供給される。バッファメモリ4(46D)に書き込
まれているフレーム(D1)及び(C1)は、セレクタ
1(47)によるバッファメモリ4(46D)の選択に
応じて、当該セレクタ1(47)から記録アンプ(6)
に信号(55)として出力される。
【0064】従って、信号(58)の第1の周期におい
てアナログ信号入力端子(1)及び(41)に入力され
る信号は、フレームクロック信号(59)の周期(T4
)及び(D5)において磁気テープ(9)上に記録され
ることになる。後の入力端子に係る信号も、順次磁気テ
ープ(9)上に記録される。
【0065】この結果、磁気テープ(9)上には時分割
多重された信号が記録されることになる。このような時
分割多重に係る動作は、セレクタ1(47)の選択動作
により実現される。セレクタ1(47)は、フレームク
ロック信号(59)に応じてこのような動作を実行する
。図3には、このようにして得られる磁気テープ(9)
上のトラックパターンが示されている。この図に示され
るように、本実施例における記録フォーマットは、4ト
ラックで4チャンネルのディジタルオーディオデータを
記録するフォーマットとなっている。これは、例えば図
9の周期(T4)及び(T5)に示されるように、フレ
ームクロック信号(59)の2周期=回転ドラム(7)
の2回転で4トラックが記録されることによる。なお、
回転ヘッド(A)により記録される+アジマストラック
(23A)のPCM信号領域(24)の前半部分には、
AチャンネルまたはCチャンネルの偶数番目のデータ(
A−even)または(C−even)が記録され、後
半部分にはBチャンネルまたはDチャンネルの奇数番目
のデータ(B−odd)または(D−odd)が記録さ
れる。回転ヘッド(8B)により記録される−アジマス
トラック(23B)のPCM信号領域(24)の前半部
分には、BまたはDチャンネルの偶数番目のデータ(B
−even)または(D−even)が記録され、後半
部分には、AまたはCチャンネルの奇数番目のデータ(
A−odd)または(C−odd)が記録される。
【0066】次に、本実施例の再生時の動作について図
4を用いて説明する。図4には、この実施例における再
生タイミングが示されている。磁気テープ(9)上に記
録されている信号は、図4において(56)により示さ
れるように記録時に時間軸伸長及び時分割多重が施され
た信号である。このような信号(56)が磁気テープ(
9)から読み出されると、再生アンプ(10)はこれを
増幅し、各バッファメモリ(46)に供給する。
【0067】バッファメモリ(46)は、再生アンプ(
10)から供給される信号(56)を一時蓄積する。 特に、A及びBチャンネルに係る信号(56)はバッフ
ァメモリ1(46A)及びバッファメモリ2(46B)
に一時蓄積され、C及びDチャンネルに係る信号(56
)はバッファメモリ3(46C)及びバッファメモリ4
(46D)に一時蓄積される。
【0068】バッファメモリ(46)に一時記憶された
信号(56)は、記録時とは逆に、書込み時の1/2の
速度で読み出される。すなわち、時間軸が2倍に伸長さ
れる。セレクタ2(48)には、バッファメモリ1(4
6A)及びバッファメモリ2(46B)からこのように
時間軸が2倍に伸長されたデータが供給され、当該セレ
クタ2(48A)は、図4において(57)で示される
信号をディジタル信号処理回路(4)に供給する。同様
にセレクタ3(48B)は、バッファメモリ3(46C
)及びバッファメモリ4(46D)からデータを取り込
み、図4において(57B)で示される信号をディジタ
ル信号処理回路(44)に供給する。
【0069】このように本実施例において再生時に各系
統2個のバッファメモリ(46)を使用するのは、記録
時と同様、書込み及び読出しが同時に行われるからであ
る。この動作について、図4を用いてより詳細に説明す
る。
【0070】まず、フレームクロック信号(59)の周
期(T1)の前半部分においては、図3に示される+ア
ジマストラック(23A)のうち、(A−even)及
び(B−odd)が再生される。続く周期(T1)の後
半部分では、−アジマストラック(23B)に記録され
ている(B−even)及び(A−odd)が再生され
る。同様にして、フレームバッファ信号(59)の周期
(T2)の前半部分においては+アジマストラック(2
3A)に記録されている(C−even)及び(D−o
dd)が、後半部分においては−アジマストラック(2
3B)に記録されている(D−even)及び(C−o
dd)が、再生される。図4の周期(T1)及び(T2
)において読み出される(A−even),(D−od
d),(B−even),……(C−odd)は、それ
ぞれ(A1),(B1),(B1),(A1),(C1
),(D1),(D1),(C1)に相当する。
【0071】このようにして磁気テープ(9)から再生
された信号(56)は、それぞれデータとしてバッファ
メモリ(46)に一時蓄積される。バッファメモリ(4
6)に蓄積されたデータは、セレクタ(48)に供給さ
れ、信号(57)としてディジタル信号処理回路(4)
または(44)に供給される。すなわち、セレクタ(4
8)は、対応するバッファメモリ(46)から選択的に
信号を取り込み、これを1個の信号(57)に合成して
ディジタル信号処理回路(4)に出力する。この実施例
において、バッファメモリ(46)に係る書込み/読出
しが同時に行われているというのは次のようなことであ
る。例えば、フレームクロック信号(59)の周期(T
3)において、バッファメモリ1(46A)が当該フレ
ームクロック信号(59)の1周期分のA及びBチャン
ネルの再生ディジタルデータ(56)を蓄積する一方で
、周期(T3)及び(T4)において、バッファメモリ
2(46B)からは、2倍に時間軸伸長されたデータが
信号(58)の1周期分読み出される。次の周期(T5
)においては、逆に、バッファメモリ2(46B)が、
フレームクロック信号(59)の1周期分のA及びBチ
ャンネルの再生ディジタルデータ(56)を蓄積し、一
方で、バッファメモリ1(46A)からは、2倍に時間
軸伸長されたデータが読み出される。
【0072】このようにして、バッファメモリ1(46
A)及びバッファメモリ2(46B)の合計2個のバッ
ファメモリを交互に切り換えて使用することにより、信
号の時間軸伸長が行われる。
【0073】バッファメモリ3(46C)及びバッファ
メモリ4(46D)も、同様に交互に切り換えて使用さ
れる。これにより、C及びDチャンネルの再生ディジタ
ルデータ(56)の時間軸伸長が行われる。
【0074】セレクタ2(48A)は、バッファメモリ
1(46A)及びバッファメモリ2(46B)から出力
されるデータを、図4に示されるような信号(57A)
に変換する。このようにして得られた信号(57A)は
、先に述べたようにディジタル信号処理回路(4)に出
力される。
【0075】同様にして、セレクタ3(48B)は、バ
ッファメモリ3(46C)及びバッファメモリ4(46
D)から出力されるデータを図4において(57B)で
示される信号に変換し、ディジタル信号処理回路(44
)に供給する。
【0076】ディジタル信号処理回路(4)及び(44
)は、入力される信号(57A)及び(57B)をそれ
ぞれベースバンド信号に復調し、それぞれに対応するメ
モリ回路(5)及び(45)に一時記憶させる。次に、
ディジタル信号処理回路(4)及び(44)は、メモリ
部回路(5)及び(45)からディジタルオーディオデ
ータを読み出して復号し、誤りの検出及び訂正を行う。 ディジタル信号処理回路(4)により誤り訂正が施され
るのは、A及びBチャンネルに係るディジタルオーディ
オ信号であり、このようにして得られた信号は、D/A
変換回路(11)に供給され、所定の周波数を有する標
本化クロック信号によってアナログオーディオ信号に変
換される。得られたアナログ信号は、LPF(2B)に
供給され、帯域制限を受けた後にアナログ信号出力端子
(12)から各チャンネル毎に出力される(Aout及
びBout)。
【0077】ディジタル信号処理回路(44)も、ディ
ジタル信号処理回路(4)と同様の動作を行う。すなわ
ち、ディジタル信号処理回路(44)は、メモリ回路(
45)からディジタルオーディオデータを読み出して復
号し、誤りの検出及び訂正を行う。これにより得られる
ディジタルオーディオ信号は、C及びDチャンネルのデ
ィジタルオーディオ信号であり、D/A変換回路(49
)に供給される。D/A変換回路(49)は、D/A変
換回路(11)と同様に標本化クロック信号によりディ
ジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換
し、LPF(42B)を介してアナログ出力端子(50
)に供給する。アナログ信号出力端子(50)から出力
される信号は、C及びDチャンネルに係るアナログオー
ディオ信号であり、それぞれ(Cout)及び(Dou
t)で表わされる。
【0078】従って、本実施例においては、磁気テープ
(9)から信号が再生された時点に対し、フレームクロ
ック信号(59)の4周期分遅れたタイミングで外部に
アナログオーディオ信号(Aout)乃至(Dout)
の出力が行われる。
【0079】次に、ディジタル信号入力端子(19)及
び(52)からのディジタル信号の入力に係る記録動作
について説明する。
【0080】この場合、前述のディジタルオーディオイ
ンターフェースフォーマットによりそれぞれ1系統のデ
ィジタル信号が各ディジタル信号入力端子(19)及び
(52)に入力される。ディジタル信号入力端子(19
)及び(52)に入力されたディジタルオーディオ信号
は、ディジタルインターフェース回路(18)及び(5
1)にそれぞれ供給される。ディジタルインターフェー
ス回路(18)においては、ディジタル信号入力端子(
19)を介して供給されるディジタル信号からA及びB
の合計2チャンネルのディジタルオーディデータが抽出
される。同様にして、ディジタルインターフェース回路
(51)においては、ディジタル信号入力端子(52)
を介して供給される信号からC及びDの合計2チャンネ
ルのディジタルオーディオデータが抽出される。
【0081】ディジタルインターフェース回路(18)
において抽出されたディジタルオーディオデータは、デ
ィジタル信号処理回路(4)に供給され、メモリ回路(
5)に一時記憶される。これ以後の動作は、先に述べた
アナログ信号入力に係る記録動作と同様のものである。 同様にして、ディジタルインターフェース回路(51)
は、ディジタル信号処理回路(44)にC及びDチャン
ネルに係るディジタルオーディオ信号を供給し、メモリ
回路(45)に当該データが一時記憶される。これにつ
いても、先に述べたC及びDチャンネルに係るアナログ
信号入力の記録動作と同様のものである。
【0082】逆に、再生時においては、ディジタル信号
処理回路(4)により誤り訂正の施されたデータが、デ
ィジタルインターフェース回路(18)に供給される。 ディジタルインターフェース回路(18)は、ディジタ
ル信号処理回路(4)から供給されるデータを所定のデ
ィジタルオーディオインターフェースフォーマットに変
換し、当該データを出力に係るディジタル信号としてデ
ィジタル出力端子(20)に供給する。ディジタルイン
ターフェース回路(51)は、ディジタル信号処理回路
(44)により誤り訂正が施されたデータを同様にして
所定のディジタルオーディオインターフェースフォーマ
ットに変換して、ディジタル信号出力端子(53)を介
して当該データを外部に出力する。
【0083】この実施例においては、標本化周波数が4
8kHzまたは44.1kHzであり、量子化ビット数
が16ビットユニホームである。従って、先に述べた従
来例(標本化周波数が32kHz、量子化ビット数が1
2ビットノンユニフォーム)に比べ、音質が向上する。 すなわち、高音質で4チャンネル音声の記録再生を行う
ことができる。
【0084】なお、以上の説明においては、4チャンネ
ル音声の高音質記録再生に係るDATのみについて説明
したが、このような動作と従来例に係る動作とを切り換
えて実行することができるようにしても良い。従来動作
の場合、図11に示される従来例と同様に回転ドラム(
7)の回転数を2000rpmとし、磁気テープ(9)
の走行速度を8.15mm/secとして、バッファメ
モリ(46)、セレクタ1(47)及び(48)を経由
せずに1系統のディジタル信号処理回路と記録アンプ(
6)及び再生アンプ(10)を使用してディジタルデー
タの送受信が行われる。
【0085】以上のように、本実施例によれば、標本化
周波数48kHzまたは44.1kHz、量子化ビット
数16ビットユニフォームで高精細度テレビシステムや
劇場用映画音声等の高音質・4チャンネルディジタルオ
ーディオ再生システムを構成できる。
【0086】さらに、本実施例によれば、+アジマスト
ラック(23A)のPCM信号領域(24)の前半にA
チャンネルの偶数データ(A−even)及びCチャン
ルの偶数データ(C−even)が、後半にBチャンネ
ルの奇数データ(B−odd)及びDチャンネルの奇数
データ(D−odd)とが記録され、−アジマストラッ
ク(23B)のPCM信号領域(24)の前半にBチャ
ンネルの偶数データ(B−even)及びDチャンネル
の偶数データ(D−even)が、後半にAチャンネル
の奇数データ(A−odd)及びCチャンネルの奇数デ
ータ(C−odd)が記録されるため、PCM信号領域
(24)の前半または後半部分の再生信号が欠落した場
合でも、また、片方のトラックからの再生信号が欠落し
た場合にも、補正音となるもののS/N、ダイナミック
レンジが落ちていない音を再生出力することができる。
【0087】さらに、誤り訂正及び検出用の検査符号を
ディジタルデータに付加したり、再生ディジタルデータ
の誤り訂正及び検出を行ったりするディジタル信号処理
回路(4)及び(44)として、従来のものをそのまま
変更せずに使用できるため、安価に装置を構成すること
ができる。
【0088】第2実施例 次に、図5乃至図8を用いて第2実施例に係るDATに
ついて説明する。図5には、本実施例に係るDATの構
成が、図6には記録タイミングが、図7にはこの実施例
において形成されるトラックパータンが、図8には再生
タイミングが、それぞれ示されている。
【0089】この実施例においては、先に説明した第1
実施例と同様に、ディジタル信号処理回路として(4)
及び(44)が設けられており、これに対応してメモリ
回路も(5)と(45)とが設けられている。さらに、
ディジタル信号処理回路(4)及び(44)と記録アン
プ(6)及び再生アンプ(10)との間に、第1実施例
と同様の態様で、4個のバッファメモリ(46)、セレ
クタ1(47)及び2個のセレクタ(48)が設けられ
ている。
【0090】この実施例が、第1実施例と構成上異なる
点は、A/D変換回路及びD/A変換回路が(3)及び
(11)の1個ずつであり、A/D変換回路(3)及び
D/A変換回路(11)がディジタル信号処理回路(4
)及び(44)の両方に接続されている点にある。 従って、本実施例においては、アナログ信号入力端子と
してはA及びBチャンネルに係る端子(1)のみが設け
られていおり、アナログ信号出力端子としては同チャン
ネルに係る端子(12)のみが設けられている。なお、
LPFも同様である。
【0091】この実施例の特徴とする点は、標本化クロ
ック信号の周波数が先に述べた従来例の2倍の周波数で
あることにある。これに応じ、LPF(2A)及び(2
B)のカットオフ周波数も従来のDATにおけるLPF
(2A)及び(2B)の2倍の値に設定される。
【0092】次に、この実施例の動作について図6乃至
図8を用いて説明する。
【0093】記録時においては、図6に示されるような
タイミングで磁気テープ(9)上へのディジタルオーデ
ィオ信号の記録が行われる。
【0094】この場合、まず、アナログ信号入力端子(
1)から各チャンネルのアナログオーディオ信号(Ai
n)及び(Bin)が取り込まれる。LPF(2A)は
、アナログ信号入力端子(1)から供給される信号(A
in)及び(Bin)を従来例に係るカットオフ周波数
の2倍の周波数で低域濾波する。このようにして得られ
るアナログオーディオ信号(Ain)及び(Bin)は
、A/D変換回路(3)に供給される。A/D変換回路
(3)においては、従来例に係るDATの標本化周波数
、例えば48kHzの2倍の周波数である96kHzの
標本化周波数で、入力されるA及びBチャンネルのアナ
ログオーディオ信号(Ain)及び(Bin)の標本化
が行われる。このようにして得られる16ビットのディ
ジタルオーディオ信号のうち、Aチャンネルに係るもの
はディジタル信号処理回路(4)に、Bチャンネルに係
るものはディジタル信号処理回路(44)に、それぞれ
供給される。
【0095】ディジタル信号処理回路(4)においては
、入力されるディジタルオーデイオ信号のメモリ回路(
5)への記憶が行われる。メモリ回路(5)への記憶は
、信号(58)の1周期=30msec単位で実行され
る。メモリ回路(5)に記憶されるディジタルオーディ
オデータは、偶数データと奇数データに分けられ、偶数
データは従来のDATにおけるLチャンネルの記憶領域
に、奇数データはRチャンネルの記憶領域にそれぞれ記
憶される。
【0096】ディジタル信号処理回路(44)において
も、ディジタル信号処理回路(4)と同様の処理が行わ
れ、信号(58)の1周期単位にメモリ回路(45)の
記憶が行われる。
【0097】このうち、ディジタル信号処理回路(4)
は、メモリ回路(5)からディジタルオーディオデータ
を読み出し、従来のDATと同様に誤り訂正・検出用の
検査信号を付加する。ディジタル信号処理回路(44)
は、メモリ回路(45)からBチャンネルのディジタル
オーディオデータを読み出して誤り訂正・検出用の検査
信号を付加する。
【0098】このようにして誤り訂正・検出用の検査信
号が付加されたディジタルオーディオデータは、それぞ
れディジタル信号処理回路(4)及び(44)において
各チャンネル毎にディジタル変調が施される。このよう
にして記録に適したデータ列に変換される。
【0099】ディジタル信号処理回路(4)においてデ
ィジタル変調が施された信号(54A)は、バッファメ
モリ1(46A)及びバッファメモリ2(46B)に供
給される。この供給タイミングは、図6に示されるよう
に、信号(58)の1周期だけ遅れたタイミングである
。同様に、ディジタル信号処理回路(44)から出力さ
れるBチャンネルに係る信号(54B)は、バッファメ
モリ3(46C)及びバッファメモリ4(46D)に供
給される。
【0100】バッファメモリ(46)は、ディジタル信
号処理回路(4)または(44)から供給されるデータ
を一時蓄積する。
【0101】各バッファメモリ(46)に一時蓄積され
たディジタルデータは、書込み時の2倍の速度で、すな
わち1/2倍に時間軸圧縮されて、セレクタ1(47)
に出力される。
【0102】バッファメモリ3(46C)及びバッファ
メモリ4(46D)についても、同様の動作が成り立つ
。さらに、セレクタ1(47)の動作は、先に述べた第
1実施例と同様の動作である。
【0103】このような動作の結果、セレクタ1(47
)から出力される信号は、図6において(55)で示さ
れるようなデータとなる。例えば、周期(T1)におい
て入力されたアナログオーディオ信号は、周期(T4)
及び(T5)において磁気テープ(9)上に記録される
【0104】図7には、この実施例におけるトラックパ
ターンが示されている。
【0105】この実施例においても、4トラックにより
信号(58)の1周期に相当するデータが記録されるこ
とになる。
【0106】例えば、図7に示される4本のトラック(
23)のうち、最初に記録される+アジマストラック(
23A)のPCM信号領域(24)のその前半部分には
Aチャンネルの偶数データの前半(A0,…,A143
8)が、後半部分には奇数データの後半(A1441,
…,A2879)が記録され、続く−アジマストラック
(23B)のPCM信号領域(24)の前半部分には偶
数データの後半(A1440,…,A2878)が、後
半部分には奇数データの前半(A1,…,A1439)
が記録される。さらに、次の回転ドラム(7)の1回転
の期間において、+アジマストラック(23A)のPC
M信号領域(24)の前半部分にはBチャンネルの偶数
データの前半(B0,…,B1438)が、後半部分に
は奇数データの後半(B1441,…,B2879)が
記録され、続く−アジマストラック(23B)のPCM
信号領域(24)の前半部分には偶数データの後半(B
1440,…,B2878)が、後半部分には奇数番目
の前半(B1,…,B1439)が記録される。
【0107】このような記録が、4トラック毎に繰り返
されると、2チャンネルの96kHzで標本化されたデ
ィジタルオーディオデータが記録されることになる。
【0108】次に、本実施例の再生時の動作について説
明する。
【0109】図8には、この実施例における再生タイミ
ングが示されている。
【0110】この図に示されるように、回転ヘッド(8
A),(8B)により再生され再生アンプ(10)によ
り増幅された信号(56)は、第1実施例と同様にバッ
ファメモリ(46)に供給される。
【0111】バッファメモリ(46)のうち、バッファ
メモリ1(46A)及びバッファメモリ2(46B)は
、Aチャンネルに係る信号を記憶し、バッファメモリ3
(46C)及びバッファメモリ4(46D)はBチャン
ネルに係る信号を記憶する。バッファメモリ(46)に
記憶されたディジタルデータは、記録時とは逆に、書込
みの1/2倍の速度で、すなわち時間軸が2倍に伸長さ
れて、各チャンネル毎にセレクタ2(48A)及びセレ
クタ3(48B)に、出力される。この実施例において
も、再生側のセレクタとしてセレクタ2(48A)及び
セレクタ3(48B)の2個を用いるのは、バッファメ
モリ(44)への書込みと読出しを同時に行うためであ
る。
【0112】すなわち、図8に示されるように、周期(
T3)においてバッファメモリ1(46A)がフレーム
クロック信号(59)の1周期分のAチャンネルの再生
ディジタルデータを蓄積している一方で、周期(T3)
及び(T4)においてバッファメモリ2(46B)から
は、当該バッファメモリ2(46B)に蓄積されたデー
タが2倍に時間軸伸長されて信号(58)の1周期分読
み出される。次の周期(T5)においては、逆に、バッ
ファメモリ2(46B)がフレームクロック信号(59
)の1周期分のAチャンネルの再生ディジタルデータを
蓄積している一方で、バッファメモリ回路1(46A)
からは、蓄積されたデータが2倍に軸伸長されて読み出
される。
【0113】このようにして、2個のバッファメモリ、
すなわちバッファメモリ1(46A)及びバッファメモ
リ2(46B)を交互に切り換えて使用することにより
、信号の時間軸伸長を行わせている。
【0114】バッファメモリ3(46C)及びバッファ
メモリ4(46D)も同様に交互に切り換えて使用され
Bチャンネルの再生に係る信号の時間軸伸長が行われる
【0115】セレクタ2(48A)は、バッファメモリ
1(46A)及びバッファメモリ2(46B)からの出
力データを、図8において(57A)として示されるよ
うな信号に変換し、ディジタル信号処理回路(4)へ出
力する。同様に、セレタク3(48B)は、バッファメ
モリ3(46C)及びバッファメモリ4(46D)から
データを取り込んで、図8において(57B)で示され
るような信号を生成し、ディジタル信号処理回路(44
)に供給する。
【0116】ディジタル信号処理回路(4)及び(44
)は、供給される信号(57A)及び(57B)を、そ
れぞれベースバンド信号に復調した上でメモリ回路(5
)及び(45)にそれぞれ記憶させる。さらに、ディジ
タル信号処理回路(4)及び(44)は、メモリ回路(
5)及び(45)からそれぞれディジタルオーディオデ
ータを読み出して復号し、誤りの検出及び訂正を行う。 ディジタル信号処理回路(4)により誤り訂正が施され
たAチャンネルのディジタルオーディオ信号と、ディジ
タル信号処理回路(44)により誤り訂正が施されたB
チャンネルのディジタルオーディオ信号は、共にD/A
変換回路(11)に供給される。D/A変換回路(11
)は、A/D変換回路(3)と同様の周波数(96kH
z)を有する標本化クロック信号により、入力される信
号をアナログオーディオ信号に変換し、LPF(2B)
に供給する。LPF(2B)は、従来のDATに比べ2
倍のカットオフ周波数を有しており、当該カットオフ周
波数により入力されるアナログオーディオ信号を低域濾
波した上で、各チャンネル毎に、信号(Aout)及び
(Bout)としてアナログ信号出力端子(12)から
外部に出力する。
【0117】このように、本実施例においては、量子化
ビット数が16ビットユニフォーム、標本化周波数が9
6kHz(または88.2kHz、64kHz)で、2
チャンネル音声の記録再生を行うことができる。このよ
うな動作、すなわちハイサンプリング記録再生モードの
動作は、これと単独で行われるのみでなく、先に述べた
従来例に係るDATと同様の動作と併せ行わせることが
できる。すなわち、1台のDATが、先に述べた従来例
に係る機能と、本実施例に係るハイサンプリング記録再
生モードに係る機能と、を切り換えて選択的に動作可能
となるように装置設計することができる。この場合、従
来例に係るモードを選択した時には、信号の時間軸圧縮
、伸長を行う必要がないため、バッファメモリ(46)
、セレクタ1(47)及び(48)の動作を省略するこ
とができ、1系統のディジタル信号処理回路(4)及び
又は(44)のみを用いてディジタルデータの送受信が
行われる。
【0118】なお、以上の説明では、従来のDATに対
し2倍の標本化周波数を有するモードのみについて説明
を行ったが、標本化周波数を例えば4倍にして1チャン
ネル音声の標本化を行い、標本化したデータを2分して
、2系統のディジタル信号処理回路に信号処理させるよ
うにすることが可能である。例えば、192kHzの高
速クロック信号で標本化されたデータを記録再生するこ
とができるDATを、実現できる。
【0119】なお、この実施例はDATに係るものであ
るが、ディジタル信号を記録再生する装置、例えば業務
用PCM録音機、CDレコーダ・プレーヤ、8mmPC
M録音機等、全てに対して本発明が適用できる。このよ
うな用途に適用した場合でも、標本化周波数を高めるこ
とにより高性能のディジタル記録を行うことができるの
が明瞭である。
【0120】このように本実施例においては、通常の標
本化周波数の2倍の標本化周波数を用いることができる
ため、楽音信号に含まれる高調波信号を忠実に再現する
ことができ、高性能な装置を提供できる。また、第1実
施例と同様に、ディジタル信号処理回路として従来のも
のをそのまま使用することができるため、装置構成を安
価に行うことができる。
【0121】第3実施例 次に、本発明の第3実施例に係るDATについて説明す
る。図9には、この実施例に係るDATの構成が、図1
0にはこの実施例において磁気テープ(9)上に形成さ
れるトラックパターンが、それぞれ示されている。
【0122】図9に示されるように、本実施例の構成は
、第2実施例にディジタルインターフェース回路(18
)、ディジタル信号入力端子(19)及びディジタル信
号出力端子(20)を付加した構成である。さらに、こ
の実施例においては、A/D変換回路(3)及びD/A
変換回路(11)として、従来使用されていた16ビッ
トのものに代え、これを越えるビット数、具体的には2
0ビットの回路が用いられている。
【0123】すなわち、この実施例においては、アナロ
グ信号入力端子(1)からLPF(2A)を介して供給
されるアナログオーディオ信号が、20ビットA/D変
換回路(3)において20ビットの量子化ビット数で量
子化される。同様に、再生時においては、ディジタル信
号処理回路(4)及び(44)からそれぞれ供給される
A及びBチャンネルに係るディジタルオーディオ信号が
、20ビットD/A変換回路(11)において20ビッ
トの量子化ビット数で量子化され、LPF(2B)を介
してアナログ信号出力端子(12)から外部に出力され
る。
【0124】ディジタル信号処理回路(4)及び(44
)においては、20ビットA/D変換回路(3)から供
給され、あるいは20ビットD/A変換回路(11)に
供給し、さらにはディジタルインターフェース回路(1
8)との間で伝送が行われるディジタルオーデォデータ
は、各チャンネル毎に偶数データと奇数データとに分け
られ、さらに上位16ビットと下位4ビットとに分けら
れて取り扱われる。例えば、ディジタル信号処理回路(
4)は、20ビットA/D変換回路(3)から取り込ん
だAチャンネルのディジタルオーディデータを、偶数デ
ータ(A−even)と奇数データ(A−odd)とに
分け、さらにこの偶数データ(A−even)を、上位
16ビットのデータ(A−even,upper)と、
下位4ビットのデータA−even,lower)とに
分ける。同様に、奇数データ(A−odd)も、ディジ
タル信号処理回路(4)により上位16ビットのデータ
(A−odd,upper)と下位4ビットのデータ(
A−odd,lower)とに分けられる。
【0125】このように分けられたデータのうち、偶数
データの上位16ビットデータ(A−even,upp
er)と、奇数データの上位16ビットデータ(A−o
dd,upper)は、メモリの回路(5)において、
従来のDATであったらLチャンネルのオーディオデー
タが記憶される領域に記憶される。また、偶数データの
下位4ビットデータ(A−even,lower)と奇
数データの下位4ビットデータ(A−odd,lowe
r)は、Rチャンネルに係るオーディオデータ記憶領域
に供給される。
【0126】同様に、ディジタル信号処理回路(44)
においても、Bチャンネルのディジタルオーディオデー
タが偶数データ(B−even)と奇数データ(B−o
dd)とに分けられ、さらに偶数データ(B−even
)は上位16ビットのデータ(B−even,uppe
r)と下位4ビットのデータ(B−even,lowe
r)に分けられ、奇数データ(B−odd)は、上位1
6ビットのデータ(B−odd,upper)と下位4
ビットのデータ(B−odd,lower)とに分けら
れる。
【0127】このようにして分けられたデータは、メモ
リ回路(5)においてと同様に、メモリ回路(45)に
おいて記憶される。すなわち、メモリ回路(45)にお
いては、従来のLチャンネルに対応する領域に偶数デー
タの上位16ビットデータ(B−even,upper
)及び奇数データの上位16ビットデータ(B−odd
,upper)が記憶され、Rチャンネルに対応する領
域に偶数データの下位4ビットデータ(B−even,
lower)及び奇数データの下位4ビットのデータ(
B−odd,lower)が記憶される。
【0128】このようにメモリ回路(5)及び(45)
に記憶されたデータは、第1または第2実施例と同様に
以後取り扱われ、磁気テープ(9)上に記録される。
【0129】このように記録が行われると、磁気テープ
(9)上には、図10に示されるようなトラックパター
ンが形成される。
【0130】すなわち、図において最初に示されている
+アジマストラック(23A)のPCM信号領域(24
)の前半部分には、Aトラックの偶数データの上位16
ビット(A−even,upper)が記録され、後半
部分には、偶数データの下位4ビットデータ(A−ev
en,lower)及び奇数データの下位4ビットデー
タ(A−odd,lower)とが記録される。続く−
アジマストラック(23B)のPCM信号領域(24)
の前半部分には、Aチャンネルに係る偶数データの下位
4ビットのデータ(A−even,lower)及び奇
数データの下位4ビットのデータ(A−odd,low
er)が記録され、後半部分には、Aチャンネルの奇数
データの上位16ビットデータ(A−odd,uppe
r)が記録される。
【0131】さらに、次の回転ドラム(7)の次の1回
転において形成される+アジマストラック(23A)の
PCM信号領域(24)の前半部分には、Bチャンネル
に係る偶数データの上位16ビットデータが(B−ev
en,upper)が記録され、後半部分には、偶数デ
ータの下位4ビットデータ(B−even,lower
)及び奇数データの下位4ビットデータ(B−odd,
lower)が記録される。その次の−アジマストラッ
ク(23B)のPCM信号領域(24)の前半部分には
、Bチャンネルに係る偶数データの下位4ビットデータ
(B−even,lower)及び奇数データの下位4
ビットデータ(B−odd,lower)が記録され、
後半部分には奇数データの上位16ビットデータ(B−
odd,upper)が記録される。
【0132】このようして、従来と異なり16ビットを
越えるビット数のデータが、磁気テープ(9)上に4ト
ラックを用いて記録されることになる。
【0133】このようにして記録されたディジタルオー
ディオデータは、第2実施例と同様にして再生され、A
チャンネルに係る信号(57A)はディジタル信号処理
回路(4)に、Bチャンネルに係る信号(57B)はデ
ィジタル信号処理回路(44)に、それぞれ供給される
。ディジタル信号処理回路(4)及び(44)は、それ
ぞれ入力される信号(57A)及び(57B)に係るデ
ータをメモリ回路(5)及び(45)に記憶させる。 記憶されたデータは、ディジタル信号処理回路(4)及
び(44)により復号され、誤りの検出及び訂正が行わ
れる。ディジタル信号処理回路(4)により誤り訂正が
施されたAチャンネルの20ビットのディジタルオーデ
ィオ信号は、20ビットD/A変換回路(11)に供給
され、ディジタル信号処理回路(44)により誤り訂正
が施された信号も20ビットD/A変換回路(11)に
出力される。
【0134】20ビットD/A変換回路(11)は、入
力されるディジタルオーディオ信号を量子化ビット数2
0ビットでアナログオーディオ信号に変換し、LPF(
2B)を介してアナログ信号出力端子(20)から当該
アナログオーディオ信号(Aout)及び(Bout)
を出力する。
【0135】この出力のタイミングは、第2実施例と同
様に、フレームクロック信号(59)の4周期分の遅れ
に対応するものである。
【0136】次に、ディジタル信号入力端子(19)か
ら、前述のディジタルオーディオインターフェースフォ
ーマットで伝送されるディジタル信号が入力される場合
には、ディジタルインターフェース回路(18)におい
て、24ビットのワード長を有するA,Bの2チャンネ
ルのディジタルオーディオデータが抽出される。ディジ
タルインターフェース回路(18)で抽出されたAチャ
ンネルのディジタルオーディオデータは、ディジタル信
号処理回路(4)に供給され、メモリ回路(5)に一時
記憶される。この場合も、先に述べたアナログ入力に係
る動作と同様の処理が施される。また、Bチャンネルに
ついても、同様にディジタル信号処理回路(44)及び
メモリ回路(45)による処理が実行される。
【0137】再生時においては、逆に、ディジタル信号
処理回路(4)に誤り訂正が施されたAチャンネルのデ
ータと、ディジタル信号処理回路(44)により誤り訂
正が施されたBチャンネルのデータが、ディジタルイン
ターフェース回路(18)に供給される。ディジタルイ
ンターフェース回路(18)は、入力される信号を所定
のディジタルオーディオインターフェースフォーマット
に変換した後に、ディジタル信号出力端子(28)から
外部に出力させる。
【0138】このように、本実施例においては、16ビ
ットを越える量子化ビット数(20ビット)での記録再
生(ハイビット記録再生)が可能である。この結果、従
来に比べ高音質で、例えば業務用ディジタルオーディオ
機器にも使用できるような音質で、記録再生が行われる
【0139】なお、以上の説明においては、本実施例の
特徴に係るハイビット記録再生の機能のみを有するDA
Tを説明したが、従来のDATと同様の機能を兼ね備え
るDATを構成しても良い。この場合、回転ドラム(7
)回転数を2000rpmとし、磁気テープ(9)の走
行速度8.15mm/secとして、ハイビット記録再
生モードと従来モードとに選択して動作させれば良い。 従来モードを選択した場合、信号の時間軸圧縮、伸長を
行う必要がないため、バッファメモリ(46)、セレク
タ1(47)及び(48)を省略して動作させ、1系統
のディジタル信号処理回路(4)又は(44)のみを用
いてディジタルデータの伝送が行われる。
【0140】なお、この実施例においては、ワード長が
16ビットを越えるディジタルデータを上位16ビット
と下位4ビットとに分けたが、分け方はこのような分け
方に限られない。また、この実施例では、ディジタルオ
ーディオデータのみを磁気テープ(9)上に記録するよ
うにしたが、ディジタルオーディオインターフェースフ
ォーマットのサブフレームで伝送される32ビット全て
のデータを記録させるようにしても良い。また、この実
施例は、DATについての実施例であるが、第2実施例
と同様、業務用PCM録音機、CDレコーダ・プレーヤ
、8mmPCM録音機等全てのディジタルオーディオ機
器に応用できる。これにより、量子化ビット数の高い記
録再生装置を簡易に構成することは明瞭である。
【0141】このように、本実施例によれば、16ビッ
トを越える量子化ビット数でオーディオ信号を記録再生
することができるため、S/N、ダイナミックレンジ、
共に申し分のない性能を有するDATを提供することが
できる。
【0142】さらに、この実施例においては、+アジマ
ストラック(23A)のPCM信号領域(24)の前後
半に分け、偶数または奇数データの上位16ビットまた
は下位4ビットのデータを区分して記録するようにした
ため、PCM信号領域(24)の前半あるいは後半部分
、または他のトラックからの再生信号が欠落した場合で
あっても、補正音とはなるものの、S/N、ダイナミッ
クレンジが落ちてない音を再生出力することができる。 さらに、第1及び第2実施例と同様に、ディジタル信号
処理回路(4)及び(44)として、従来のものを使用
して安価に装置を構成することができる。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
m系統nチャンネルのアナログ信号が入力された場合で
あっても、これをmnチャンネル1系統として磁気記録
再生が行われ、A/D変換手段及びD/A変換手段にお
ける標本化周波数の5剰、量子化ビット数の増大の余地
が生ずる。このような余地を4チャンネルの記録再生に
適用した場合、高音質の4チャンネル記録再生が可能と
なり、また、より高い標本化周波数による磁気記録再生
に適用した場合には当該周波数が高いため原音のより忠
実な記憶が可能となり、ハイビットの量子化として実現
した場合には従来より高い量子化ビット数が求められる
用途に適用できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るDATの構成を示す
ブロック図である。
【図2】第1実施例における記録タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図3】第1実施例において磁気テープ上に形成される
トラックパターンを示す図である。
【図4】第1実施例における再生タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図5】本発明の第2実施例に係るDATの構成を示す
ブロック図である。
【図6】第2実施例における記録タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図7】第2実施例において磁気テープ上に形成される
トラックパターンを示す図である。
【図8】第2実施例における再生タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図9】本発明の第3実施例に係るDATの構成を示す
ブロック図である。
【図10】第3実施例において磁気テープ上に形成され
るトラックパターンを示す図である。
【図11】一従来例に係るDATの構成を示すブロック
図である。
【図12】従来例における記録・再生タイミングを示す
タイミングチャートである。
【図13】従来例において磁気テープ上に形成されるト
ラックパターンを示す図である。
【図14】PCM信号領域のブロックフォーマットを示
す図である。
【図15】IDコードの記録フォーマットを示す図であ
る。
【図16】IDコードのうちID1〜ID7のビット割
当を示す図である。
【図17】4チャンネル記録の場合のトラックパターン
を示す図である。
【図18】ディジタルオーディオインターフェースフォ
ーマットのサブフレームの構成を示す図である。
【図19】2チャンネル信号伝送フォーマットを示す図
である。
【符号の説明】
3,43  アナログ/ディジタル変換回路4,44 
 ディジタル信号処理回路 8A,8B  回転ヘッド 9  磁気テープ 11,49  D/A変換回路 46A  バッファメモリ1 46B  バッファメモリ2 46C  バッファメモリ3 46D  バッファメモリ4 47  セレクタ1 48A  セレクタ2 48B  セレクタ3 55  記録されるディジタルデータ 56  再生されるディジタルデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録時に入力されるn(n:2以上の
    整数)チャンネルのアナログ信号を所定周波数及び量子
    化ビット数で標本化しディジタル信号として出力するよ
    う、m(m:2以上の整数)個の系統にそれぞれ対応し
    て設けられたm個のA/D変換手段と、記録時にはA/
    D変換手段からディジタル信号を取り込んで誤り訂正符
    号化等の記録処理を施し、再生時には再生により得られ
    るディジタル信号を取り込んで誤り訂正等の再生処理を
    施すm個のディジタル信号処理回路と、ディジタル信号
    処理回路により再生処理が施されたディジタル信号を取
    り込みA/D変換手段と同じ標本化周波数及び量子化ビ
    ット数でnチャンネルのアナログ信号に変換して出力す
    るm個のD/A変換手段と、ディジタル信号処理回路か
    ら記録処理が施されたディジタル信号を取り込み、時間
    軸圧縮すると共に時分割多重してmnチャンネル1系統
    のディジタル信号を生成する時間軸圧縮・時分割多重手
    段と、自分割多重により得られるディジタル信号を磁気
    記録媒体上に記録する記録手段と、磁気記録媒体上から
    時分割多重されたmnチャンネル1系統のディジタル信
    号を再生する再生手段と、再生されるディジタル信号を
    時間軸伸長する時間軸伸長手段と、を備えることを特徴
    とするディジタル磁気記録再生装置。
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