JPH01115734A - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置

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JPH01115734A
JPH01115734A JP62271703A JP27170387A JPH01115734A JP H01115734 A JPH01115734 A JP H01115734A JP 62271703 A JP62271703 A JP 62271703A JP 27170387 A JP27170387 A JP 27170387A JP H01115734 A JPH01115734 A JP H01115734A
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JP
Japan
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control device
accelerator pedal
valve
vehicle
engine
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Application number
JP62271703A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Morita
守田 博行
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両発進時の動力機能を制御する制御装置に関
する。
(従来の技術) 最近の自動車では、運転者の不注意に基づく車両発進時
の不測の急加速を防止するために種々の制御装置が開発
されつつあり、例えば特開昭60−4433号公報では
、アクセルペダルが踏込まれた状態でシフトレバ−がニ
ュートラルから走行レンジに切換えられた場合、エンジ
ン回転数をいったんアイドル回転数まで低下させた後、
自動変速機のクラッチを接続するようにしたものが提案
されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上述した制御装置でははじめから走行レンジに
してアクセルペダルを急速に踏込むなどの誤操作をした
場合の急発進や、走行中におけるアクセルペダルの異常
操作による異常加速には対応することができず、その対
応が可能な装置の提案が要請される。
本発明は上述した問題点に鑑み創案するに至ったもので
あって、その目的はアクセルペダルの踏込み状態が異常
なときは車両の動力機能を停止または低下させることに
より急発進ないし異常加速を未然に阻止することにある
(問題点を解決するための手段) 上述した問題点を解決するため本発明は、アクセルペダ
ルの踏込み状態を検出する検出手段と、上記検出手段の
検出結果に基づき、上記アクセルペダルの踏込み状態を
あらかじめ設定した正常踏込み状態と比較して上記踏込
み状態が正常か否かを判別する判別手段と、上記判別手
段による非正常の判別結果に基づき、車両の動力機能を
停止または低下させる制御手段と、をそれぞれ配設した
ものである。
(作 用) 上述の如く構成した車両の制御装置においては、アクセ
ルペダルの踏込み力、踏込みストロークないし踏込み速
度などの踏込み状態が検出手段によって検出され、この
検出結果が判別手段において正常な踏込状態と比較され
、異常な踏込状態であるとの判別結果が出た場合は、制
御手段によって亀山の動力機能、すなわちエンジン出力
自体の機能、あるいはエンジン出力を駆動輪に転勤する
伝動機構の機能が停止または低下させられるので、車両
の急発進ないし異常加速が阻止される。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示したものであ
って、第1図は自動変速機の制御系統を示しており、図
中1は出力軸2を有する車載エンジン、3はエンジン1
の回転を変速して車両の駆動車輪(図示せず)に伝達す
る電子制御式の自動変速機である。この自動変速1fi
3は油圧によって切換制御されるようになっており、そ
のための油圧制御回路4oが自動変速機3に付設されて
いる。
油圧制御回路40は5つのソレノイド弁52〜55.8
4を有し、これらソレノイド弁の0N−OFFにより自
動変速I13の変速制御、ロックアツプ制御およびニュ
ートラル制御がなされるようになっている。詳しくは3
つのソレノイド弁52〜54がマイコン100内部の変
速制御手段85からの信号に基づき制御され、ソレノイ
ド弁55がロックアツプ制御手段86からの信号に基づ
き制御され、ソレノイド弁84がニュートラル制御手段
87からの信号に基づき制御されるようになっている。
変速制御手段85とロックアツプ制御手段86には、ス
ロットルバルブ86の開度センサ89からの信号と、自
動変速機3出力軸24の回転数センサ90からの信号が
それぞれ入力されるようになっている。また、ニュート
ラル制御手段87にはアクセルペダル91の踏力センサ
92からの信号が入力されるようになっている。
上記踏力センサ92はアクセルペダル91が所定以上の
異常な力で踏込まれたときにこれを検出するためのもの
であって、第2図および第3図に示す如くトーボード9
3に配設されている。踏力センサ92は詳しくはトーボ
ード93に固定された円筒状ケース94と、このケース
94内に前後動(第2図では左右動)可能に配設された
受板95と、この受板95を附勢するば勾96で構成さ
れ、常時は受板95がばね96の力でケース94のスト
ッパ97に押付けられている。ケース94は上下一対の
スリット98を有し、アクセルペダル91を踏込むとそ
のロッド99がスリット98に挿入されて受板95を押
圧するようになっている。一方、受板95は連結棒81
を介してリミットスイッチ82に接続され、受板95が
ばね96のセット力を上回る所定以上の力で押圧される
とリミットスイッチ82がONになるように構成されて
いる。
変速機3は、詳しくは第3図上部に拡大詳示するように
、変速要素としての変速歯車機構4と、該変速歯車機構
4の入力軸5と上記エンジン1の出力軸2との間に配置
され、該両軸2,5を直結するロックアツプクラッチ6
を備えたトルクコンバータ7とからなる。
上記トルクコンバータ7はエンジン1の出力軸2に結合
されたポンプ8と、該ポンプ8に対向して配置されたタ
ービン9と、上記ポンプ8とタービン9との間に配置さ
れたステータ10とからなり、上記タービン9に上記変
速歯車機構4の入力軸5が結合されている。また、該変
速歯車機構4の入力軸5と上記ポンプ8との間に上記ロ
ックアツプクラッチ6が設けられており、ロックアツプ
クラッチ6は、トルクコンバータ7内を循環する作動油
の圧力により作動してエンジン1の出力軸2と変速歯車
機構4の入力軸5とを直結する一方、後述の油圧制御回
路40により供給される解除用油圧により非作動状態に
保持されて上記両輪2゜5の直結を解除する。
また、上記変速歯車機構4はその入力軸5に連結された
多段歯車機構11と、咳多段歯車機構11とトルクコン
バータ7との間に配置されたオーバードライブ用遊星歯
車機構28とで構成されている。上記多段歯車機構11
は前段遊星歯車機構12と後段遊星歯車機構13とを有
し、前段遊星歯車機構12のサンギア14と後段遊星歯
車機構13のサンギア15とは連結軸16により連結さ
れている。多段歯車機構11の入力軸17は前方クラッ
チ18を介して上記連結軸16に、また後方クラッチ1
9を介して前段遊星歯車機構12のインターナルギア2
0にそれぞれ連結されるようになされている。上記連結
軸16、すなわちサンギア14.15と変速機ケース3
aとの間には前方ブレーキ21が設けられている。前段
遊星歯車機構12のプラネタリキャリア22と、後段遊
星歯車機構13のインターナルギア23とは出力軸24
に連結され、また後段遊星歯車機構13のプラネタリキ
ャリア25と変速機ケース3aとの間には後方ブレーキ
26とワンウェイクラッチ27とが設けられている。そ
して、多段歯車変速機構11は従来公知の形式で前進3
段および後進1段の変速段を有し、クラッチ18.19
およびブレーキ21.26を適宜作動させることにより
所要の変速段を得るものである。
さらに、上記オーバードライブ用遊星歯車機構28は、
そのプラネタリギア29を回転自在に支持するプラネタ
リキャリア30が上記変速歯車機構4の入力軸5に連結
され、サンギア31が直結クラッチ32を介してインタ
ーナルギア33に結合されるようになされている。上記
サンギア31と変速機ケース3aとの間にはオーバード
ライブブレーキ34が設けられ、また上記インターナル
ギア33は多段歯車機構11の入力軸17に連結されて
いる。そして、オーバードライブ用遊星歯車機構28は
、直結クラッチ32が係合してブレーキ34が解除され
たときに、軸5,17を直結状態で結合し、ブレーキ3
4が係合してクラッチ32が解放されたときに軸5,1
7をオーバードライブ結合するものである。
また、第3図下部には上記変速機3の変速歯車機構4に
おける各種の摩擦要素のアクチュエータおよびロックア
ツプクラッチ6の作動を油圧によって制御するための油
圧制御回路40が示される。
該油圧制御回路40は、エンジン1によって駆動される
オイルポンプ41を有し、このオイルポンプ41から圧
力ライン62に吐出された作動油を、調圧弁46により
その圧力を調整してセレクト弁42に導くようになされ
ている。上記セレクト弁42は、1.2.D、N、R,
Pの各シフトレンジ位置を有し、該シフトレンジ位置が
1.2およびP位置にあるとき、圧力ライン62はセレ
クト弁42のボート4’2a〜42Gに連通ずる。
上記セレクト弁42のボート42aは上記後方クラッチ
19を作動させるためのアクチュエータ56にニュート
ラル制御手段87としての第5ソレノイド弁84を介し
て接続されており、セレクト弁42が上述の位置にあっ
てソレノイド弁84がOFFのときに後方クラッチ19
は係合状態に保持され、また、ソレノイド弁84がON
にされるとアクチュエータ56の作動圧がドレンされて
後方クラッチ19が切離される。
セレクト弁42のボート42aは1−2シフト弁43の
図で左方端近例にも接続されていて、そのスプール43
aを図で右方に押し付けている。
さらに、同ボート42aは第1ライン63を介して上記
1−2シフト弁43の図で右方端に、第2ライン64を
介して2−3シフト弁44の図で右方端に、第3ライン
65を介して3−4シフト弁45の図で上方端にそれぞ
れ接続されている。上記第1.第2および第3ライン6
3〜65にはそれぞれ第1.第2および第3ドレンライ
ン67〜69が分岐して接続されており、これらのドレ
ンライン67〜69にはそれぞれ該ドレンライン67〜
69の開閉を行う第1.第2および第3ソレノイド弁5
2〜54が接続されており、ソレノイド弁52〜54が
給電励磁されると、圧力ライン62とセレクト弁42の
ボート42aが連通している状態で各ドレンライン67
〜69が閉じられることにより、第1ないし第3ライン
63〜65内の圧力を高めるようになされている。
また、上記セレクト弁42のボート42bはセカンドロ
ック弁47にライン79を介して接続され、このボート
42bからの圧力はセカンドロック弁47のスプール4
7aを図で下方に押し下げるように作用する。そして、
このセカンドロック弁47のスプール47aが下方位置
にあるとき、ライン79とライン8゛0とが連通し、油
圧が上記前方ブレーキ21のアクチュエータ57の係合
側圧力室57aに導入されて前方ブレーキ21を作動方
向に保持するように構成されている。
さらに、上記セレクト弁42のボート42cは上記セカ
ンドロック弁47に接続され、このボート42Cからの
圧力はセカンドロック弁47のスプール47aを図で上
方に押し上げるように作用する。また、同ボート42c
は圧力ライン72を介して上記2−3シフト弁44に接
続されている。
上記圧力ライン72は、上記第2ドレンライン68のソ
レノイド弁53の励磁によって高められた第2ライン6
4内の圧力により2−3シフト弁44のスプール44a
が図で左方に移動したとき、ライン73に連通ずる。該
ライン73は、上記前方ブレーキ21のアクチュエータ
57の解除側圧力室57bに接続されており、該圧力室
57bに油圧が導入されたときに、アクチュエータ57
は係合側圧力室57aの圧力に抗してブレーキ21を解
除方向に作動させる。また、上記ライン73の圧力は、
上記前方クラッチ18のアクチュエータ58にも導かれ
ていて、該クラッチ18を係合作動させる。
また、上記セレクト弁42はその1シフトレンジ位置に
おいて圧力ライン62に通じるボート42dをも有し、
このボート42dはライン74を経て上記1−2シフト
弁43に達し、さらにライン75を経て上記後方ブレー
キ26のアクチュエータ59に接続されている。上記1
−2シフト弁43および2−3シフト弁44は、所定の
信号によりソレノイド弁52.53が励磁されたとき、
それぞれのスプール43a、44aを移動させてライン
を切り替え、これにより所定のブレーキ又はクラッチが
作動してそれぞれ1−2速、2−3速の変速動作が行わ
れるように構成されている。
また、48は調圧弁46からの油圧を安定させるカット
バック用弁、49はエンジン1の吸気負圧の大きさに応
じて調圧弁46からのライン圧を変化させるバキューム
スロットル弁、50は該バキュームスロットル弁49を
補助するスロットルバックアップ弁である。
また、上記油圧制御回路40には、オーバードライブ用
の遊星歯車機構28のクラッチ32およびブレーキ34
を作動制御するために、上記3−4シフト弁45で制御
されるアクチュエータ60が設けられている。該アクチ
ュエータ60の係合側圧力室60aは圧力ライン62に
接続されており、該ライン62の圧力によりブレーキ3
4を係合方向に押している。また、上記3−4シフト弁
45は上記1−2および2−3シフト弁43,44と同
様に、上記ソレノイド弁54が励磁されるとそのスプー
ル45aが図で下方に移動する。このスプール45aの
移動に伴い、圧力ライン62とライン76とのライン7
1を介しての連通が遮断されてライン76はドレーンさ
れ、これによってブレーキ34のアクチュエータ60の
解除側圧力室60bに作用する油圧がなくなり、ブレー
キ34を係合方向に作動させるとともに、クラッチ32
のアクチュエータ61がクラッチ32を解除させるよう
に作用するものである。
ざらに、上記油圧制御回路40にはロックアツプ制御弁
51が設けられている。このロックアツプ制御弁51は
第4ライン66を介して上記セレクト弁42のボート4
2aに連通されている。上記ライン66には、ドレンラ
イン67〜69と同様に、電磁手段としての第4ソレノ
イド弁55を備えた第4ドレンライン70が分岐して接
続されている。そして、°ロックアツプ制御弁51は、
ソレノイド弁55の給電励磁によりドレンライン70が
閉じられてライン66内の圧力が高まったとき、そのス
プール51aがライン77とライン78との連通を遮断
し、さらにライン78がドレーンされることにより上記
ロックアツプクラッチ6を接続方向に移動させるように
なされている。
以上の構成において、各変速段およびロックアツプと各
ソレノイド弁との作動関係ならびに各変速段とクラッチ
、ブレーキとの作動関係を下記の第1〜第4表に示す。
第  1  表 第  2  表 次に、第5図のフローチャートに基づいてマイコン10
0内部のニュートラル制御と変速制御を説明する。なお
以下の説明中Sはステップを示す。
まずSlではアクセルペダル91踏力が設定値を上回っ
たか否かが判別される。この判別は、実際にはリミット
スイッチ82がONかOFFかで判別きれる。アクセル
ペダル91踏力が設定値以下の場合は、S2で通常の変
速制御がなされる。この反対に、アクセルペダル91踏
力が設定値以上の場合は、S3でニュートラル制御、す
なわち第5ソレノイド弁84がONにされて後方クラッ
チ19が切離される。
以上が本発明の第1実施例の説明であるが、アクセルペ
ダル91の踏込み状態が正常か否かの判別はアクセルペ
ダル91の踏力の他、アクセルペダル91の踏込み速度
、すなわちスロットルバルブ88の変化速度で判別して
もよく、この場合は第1図で鎖線にて示す如く開度セン
サ89とニュートラル制御手段87との間にスロットル
変化速度が正常か否かを判別する判別手段36を介在さ
せ、−スロットル変化速度が異常に速いときは第5ソレ
ノイド弁35をONにするようにしていもよい。また、
同じようにアクセルペダル91の踏込ストロークによっ
てその踏込みが正常か否かを判別することも可能である
次に、第6図および第7図に基づいて本発明の第2実施
例を説明する。この第2実施例は、スロットル変化速度
が設定値以上の場合に燃料噴射を停止するようにしたも
のである。なお、前記第1実施例でこれに対応するのは
ニュートラル[1であり、要はアクセルペダル91の踏
込みが異常なときに車両の動力機能を停止または低下さ
せればよいのであって、このような考えのもとで本発明
は各種の実施例が考えられるのである。第6図はエンジ
ンの燃料制御装置の全体構成を示したものであって、同
図に示す如くエンジンの上部には、燃料に点火するため
のスパークプラグ103を配設したシリンダヘッド10
1が設けられており、このシリンダヘッド101には吸
気側に吸気管路4が接続されている。吸気管路104に
は、シリンダヘッド101との近接部位から順に、制御
ユニット109から送出される噴射パルスを受けること
により燃料を噴射する燃料噴射弁であるインジェクタ1
05、吸入空気の温度を測定する吸入空気温センサ10
6、アクセル操作に応じて吸入空気ff1Qを制御する
スロットルバルブ107、及び吸入空気ff1Qを測定
するエアフローメータ108が設けられている。これら
インジェクタ105、吸入空気温センサ106、スロッ
トルバルブ107及びエアフローメータ108は、制御
ユニット109と接続されている。
また、シリンダヘッド101の下端部に接続されたシリ
ンダブロック110には、冷却水通路111が形成され
、この冷却水通路111には、エンジン温度に係るエン
ジン冷却水の温度を測定する温度検出手段である水温セ
ンサ112が設けられている。また、前記スパークプラ
グ103には、スパークプラグ103へ高圧を供給する
と共に、1111111ユニツト109へ、エンジン回
転数N、及び燃料噴射タイミング等を知るためのクラン
ク位置検出信号である噴射タイミング信号NE及び気筒
判別信号Gを供給するディストリビュータ102が接続
されている。上記ディストリビュータ102には、制御
ユニット109からの点火信号IGtを受けることによ
り高圧を発生すると共に、制御ユニット109へ点火確
認信号IGfを送出するイグナイタ113が接続されて
いる。上記水温センサ112、ディストリビュータ10
2及びイグナイタ113は、制御ユニット109と接続
されている。
さらに、エンジン内部においては、上端部にピストン1
14を設けたピストンロッド115が図示しないクラン
クシャフトに取り付けられており、このクランクシャフ
トにはフライホイール116、小歯車117を介してス
タータモータ118が接続されている。スタータモータ
118には、イグニッションキースイッチ119を介し
てバッテリ120が接続させると共に、上記制御ユニッ
ト109が接続され、制御ユニット109にスタータモ
ータ118の回転時に発せられるスタータ信号が供給さ
れるようになっている。
次に上記制御ユニット109の働きを第7図に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。まずSlではスロット
ル変化速度が設定値以上か否かが判別され、設定値を越
えてなければS2にてディストリビュータ2から送出さ
れる気筒判別信号Gの読み込みを行う(S15)。この
気筒判別信号Gはクランク角720°毎に送出されてい
る。その後、S3にてエンジン回転数N及び吸入空気量
Qの読み込みを行い(816)、84にて演算計数をK
として、Tp−KxQ÷Nの式より、燃料の基本噴射時
間Toを求める(817)。次いで、S5で水温センサ
12からの水温読み込み、スロットルバルブ7からのス
ロットル開度読み込み、吸入空気温センサ6からの吸入
空気温度の読み込み等、各種信号の読み込みを行う(8
18)。これらの各信号を読み込むことにより、例えば
水温が低い場合には燃料の噴射量を増量する、アイドリ
ング状態か非アイドリング状態かによって燃料の増量率
を変える、或いは吸入空気温度が低いときには空気の密
度が高いため、これに合わせて燃料の噴射量を多くし、
逆に、吸入空気温度が高いときには空気の密度が低いた
め、燃料噴射量を少なくする等の補正を行うための補正
係数CToTALを求める。そして、上記の基本噴射時
間Tp、補正係数CTOTAL及び無効噴射時間TVと
から、T I=TpxCTOTAL+TV、の式より、
エンジンに通常運転を行わせるための同期噴射時間TI
を演算する(S6)。次いで、噴射タイミング信号NE
入力回数カウンタYをY=OにリセットしくS7)、噴
射タイミング信号NEが入力したか判定する(S8)。
そして、噴射タイミング信号NEの入力があればカウン
タYに入力回数を加算してい<(89)と共に、カウン
タYが、例えば予め設定された噴射タイミングの15に
達したかどうか判定しく810)、Y≧15となったと
きにエンジンの対応する気筒に対して上記の同期噴射時
間TIによる燃料噴射を実行する(S11)。上記の噴
射タイミングに係る値の15はエンジンの各気筒によっ
て異なるように設定されている。その後、Slに戻り、
通常運転中は81〜811の通常制御手段による制御が
繰り返される。
一方、スロットル変化速度が設定値を越えた場合は、S
12で燃料の噴射が停止される。すなわち、インジェク
タ105に対して噴射パルスが供給されなくなる。なお
、燃料の噴射は完全に停止してもよいが、エンジン回転
数をアイドル域まで下げるように噴射量を低減してもよ
い。
次に、第8図〜第11図により本発明の第3実施例を説
明する。
第1.2実施例ではアクセルペダルの異常な踏込みを検
出して電気的に車両の動力機能を停止または低下させる
ものについて説明したが、第3実施例ではこれを機械的
に行なったものである。
すなわち、第8図に模式的に示すようにアクセルペダル
121を踏込むとアクセルリンク122を介してスロッ
トルケーブル123が操作されるようになっており、通
常A、B間でアクセルペダル121が操作される。スプ
リング124はアクセルペダル121の通常の踏力では
圧縮されないが、所定値以上の踏力が作用すると圧縮さ
れて通常時に操作される最大作動ストローク位置Bより
大きなストローク位置Cまで操作されるものである。
また、第9図及び第10図に具体的に示すように、アク
セルペダル121とスロットルリンク122とは係合部
材125を介して係合しており、一方、係合部材125
がアクセル踏込時に移動する軌跡上には、アクセルペダ
ル121が上記ストローク位置Cまで操作された際、係
合部材125によるアクセルペダル121とスロットル
リンク122との係合を解除するカム部材126dが設
けられている。
第11図は係合を解除した状態を示し、アクセルペダル
121をストローク位置Cまで操作すると上記係合の解
除によってスロットルケーブル123が戻されるように
なっている。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されることなく種々の変形が可能であ
って、例えば車両の走行機能を停止または低下させる制
御手段としては自動変速機3の出力軸24を制動するブ
レーキであってもよい。
(発明の効果) 本発明は上述の如く、アクセルペダルの踏込み状態が異
常なとき、これを判別手段が判別して制御手段により車
両の動力機能が停止または低下させられるから、走行レ
ンジのまま停車した状態からの車両発進時における不測
の急発進や、走行時における異常加速を未然に阻止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示したものであって、第1図〜
第5図は本発明の第1実施例に係り、第1図は自動変速
機の制御系統図、第2図は自動変速機とこれを制御する
油圧制御回路の系統図、第3図はアクセルペダルの踏力
センサの側面図、第4図は第3図のIV−rV線矢視正
面図、第5図はマイコン内部の制御フローチャートであ
る。また第6図および第7図は本発明の第2実施例を示
したものであって、第6図は燃料制御装置の全体構成図
、第7図は同装置の制御ユニット内部の制御フローチャ
ートである。また、第8図〜第11図は本発明の第3実
施例を示したものであって、第8図は概略図、第3図は
側面図、第10図は平面図、第11図は作動説明図であ
る。 1・・・・・・・・・・・・エンジン 3・・・・・・・・・・・・自動変速機7・・・・・・
・・・・・・トルクコンバータ36・・・・・・・・・
・・・判別手段40・・・・・・・・・・・・油圧制御
回路52〜54・・・(変速用)ソレノイド弁55・・
・・・・・・・・・・(ロックアツプ用)ソレノイド弁
82・・・・・・・・・・・・リミットスイッチ84・
・・・・・・・・・・・にュートラル用)ソレノイド弁
87・・・・・・・・・・・・ニュートラル制御手段8
8・・・・・・・・・・・・スロットバルブ89・・・
・・・・・・・・・開度センサ90・・・・・・・・・
・・・回転数センサ91.121・・・・・・アクセル
ペダル92・・・・・・・・・・・・踏力センサ122
・・・・・・・・・スロットルリンク124・・・・・
・・・・スプリング 125・・・・・・・・・係合部材 126・・・・・・・・・カム部材 特許出願人     マ ツ ダ 株式会社代 理 人
       弁理士 −色 健 補間       
  弁理士 松 本 雅 利第3図 第4図 jli6図 第7図 第5@

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アクセルペダルの踏込み状態を検出する検出手段と、上
    記検出手段の検出結果に基づき、上記アクセルペダルの
    踏込み状態をあらかじめ設定した正常踏込み状態と比較
    して上記踏込み状態が正常か否かを判別する判別手段と
    、上記判別手段による非正常の判別結果に基づき、車両
    の動力機能を停止または低下させる制御手段と、をそれ
    ぞれ配設したことを特徴とする車両の制御装置。
JP62271703A 1987-10-29 1987-10-29 車両の制御装置 Pending JPH01115734A (ja)

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