JPH01115722A - ガラス板等の取付け用モールディング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 この発明は窓板全構成するガラス板等の端縁に沿わせて
配置される、取付は用のモールディングに関するもので
ある。特にこの発明は、フロントガラス或はバックウィ
ンドウガラスのような自動車の固定窓板用のモールディ
ングとして、窓板端縁と車体パネル間にその間の空隙ｔ
−ａつて架は渡して用いるのに好適したモールディング
に関する。

〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕自動車の
フロントガラス及びバックウィンドウガラスは普通、ガ
ラス板の周縁と車体パネルとの間に空＠を残した形で車
体に配−される。この空隙は、ウィンドシールド或はバ
ックウィンドウ窓枠モールディングと称されているモー
ルディングによって覆われる。ガラス板と車体間の空隙
を覆うモールディングは、自動車の外観美を改善すると
共に風による騒音を減少するのに役立つ。

最善の外観美を附与するために窓枠モールディングは、
ガラス板と車体パネル間の空隙に沿い均一に伸展してい
なければならず、また幅奮異にする空隙に対し適応性を
もたねばならない。ま九窓枠モールディングはガラス板
の端縁まわりで、ガラス板の端縁部から外れたり或はガ
ラス板または車体パネルから離れるようにねじれたシす
ることなしに彎曲可能であるべきである。さらに窓枠モ
ールディングは、風によるガラス板のふるえを抑止すべ
きである。

自動車の窓ガラス板の端縁に取付けられるモールディン
グの多くは、単一片で非対称の形状を有するものとされ
ている。このようなモールディングをガラス板の端縁に
取付けると、ガラス板の中心線を基準としてガラス板の
一面側と他面側との間のモールディング素材量の差から
する弾発力の差異によってガラス板の両面に対し加わる
拘束圧力が不均一となり、逆にモールディングに対し不
均一な反力が加わる。このためガラス板の一面側或は他
面側でガラス板とモールディングとの間に隙間が生じ、
ガラス板端縁まわりでの均一な把持性が失なわれる。こ
れによってガラス板端縁からのモールディングの外れ、
及びガラス板面または車体面からのモールディングのめ
くれか、起きうる。そしてそれによっては醜い外観が生
じてモールディングの装飾機能が損われ、またモールデ
ィングが破損し抜は出てくる可能性が高められる。

この発明はかかる問題点を解消する、ガラス板等の新規
な取付は用モールディングを、提供しようとするもので
ある。

〔課題を解決するための手段］ その友めにこの発明はガラス板等の取付は用モールディ
ングを、ガラス板等の端面部の両面を挾持して拘束力を
加えるための１対の脚部分を有する略Ｃ字状の挾持部と
、傘状部分と尾片部分とを有し尾片部分で上記挾持部と
結合されている冠部であってモールディングの使用時に
尾片部分が上記挾持部と重なシ合うようにされている冠
部とを、備えさせた。

し発明の作用と効果〕 略Ｃ字状の挾持部はその中心線、つまり６字を横切シ挾
持中心となる線、の−側と他側で実質的に等しい素材量
を有し、ガラス板の一面と他面とに実質的に等しい把持
拘束圧力を加える。これによってガラス板の端縁部の一
面或は他面との間で隙間が生じる問題が解消され、モー
ルディングはガラス板端縁部上で隙間とかめくれを生じ
ることなく保持される。

Ｃ字状把持部に重ね合される尾片部分をもつ冠部は、尾
片部分を介し把持部によシガラス板端縁まわシでの転回
動を阻止されるだけでなく、ガラス板端縁部にモールデ
ィングを組付けたとき尾片部分がＣ字状把持部に圧接す
ることからして自動車の車体に押付けられて密着する。

冠部に上記のような尾片部分を設けないとすると、使用
状態で冠部が傾動することとなる。

尾片部分を介しての冠部のＣ字状挾持部への結合は、第
２図に示すように挾持部Ｈの一端で行なうことも、第３
．４図に示すように挾持部幀の中心線上で行なうことも
できる。挾持部中心線上で結合すると、冠部から挾持部
に加わる力が挾持部中心線上に作用して挾持部の安定姿
勢を損なわない。

第２図に例示するように挾持部を接着剤−によシガラス
板端縁に接着して、ガラス板端縁上でのモールディング
の拘束性を高めることも可能である。

〔実　施　例〕

第１．２図にはこの発明の第１の実施例に係る窓枠モー
ルディングが、符号１０で全体を指して示されている。

第１図は窓枠モールディング１０ヲ、自動車１２の７０
ントガラス用モールデイングとして利用している状態を
画いている。第２図に示すように窓枠モールディング１
０はフロントガラス１４の両側縁と上縁とに沿わせて、
通常の方式で組込まれているフロントガラス１４と自動
車１２の車体パネル１５との間の空＊ｔ−塞ぐように設
けられている。当業者であれば理解できるように、そ−
Ｉレデイング１０は自動車のフロントガラス窓枠モール
デ・インク或はパックウィンドウ窓枠モールディングと
して使用するのに適当しているが、自動車の他の部分に
おいて使用するモールディングとしてもこの発明を実施
できるのは勿論である。

窓枠モールディング１０はゴム弾性を有する適当素材か
ら成υ、横断面形状でみてＣ字状の挾持部１６と冠部１
８とを有する。これらの両部１６゜１８はポリ塩化ビニ
ル、或は本技術分野で普通に用いられている他の適当な
弾性素材から作成してよい。例えばＣ字状挾持部１６と
冠部１８とを、デュロメーター　ショアＡ９０及び８５
の硬度をそれぞれもつポリ塩化ビニルを共有押出し成形
して作成できる。

Ｃ字状挾持部１６は第２図でみて、フロントガラス１４
の中心面の上方と下方でほぼ等しい素材量をもつ。これ
よりして、Ｃ字状挾持部１６の脚部分２４．２６によっ
てフロントガラス１４の一面及び他面２０．２２に対し
均一な締付は圧力が加えられることになる。この均一化
され九０字状挾持部１６の締付は圧力ないし拘束力によ
って、フロントガラス１４の端縁部でモールディングが
隙間をあけたりねじれ次シする問題が軽減され、７０ン
トガラス１４に対しモーフレディングがめくれ等を生じ
ないことからモールディングの拘束力が高められる。し
たがってガラスの縁部からモールディングが分離すると
かガラスの縁部から離れるようにモールディングがめく
れるとかいった問題が、無くされる。フロントガラス１
４の端縁上でのモールディング１０の拘束性をよシ高め
るために、ホットメルト接着剤のような接着剤２８′ｆ
ｔ：用いることができる。

（２）示のフロントガラス組立物は通例のように、また
例えば米国特許Ｎ１４１６５．１１９に開示されている
ように、自動車の車体に対し構造用接着剤を用いて取付
けられるものとされている。モールディング１０のＣ字
状挾持部１６は第２図でみて底端に位置する小突起２９
ｔ−有し、との底端小突起２９はモールディング１０が
フロントガラス１４に取付けられ九とき該モールディン
グ１０の中立軸上に位置せしめられるように配置して設
けられている。小突起２９は未硬化の上記構造用接層剤
中で、接着剤が該小突起２９１わりで流動するのを可能
とし同接着剤が硬化するとモールディング１０の位置を
機械的に拘束するように機能する。

冠部１８は、フロントガラス１４とそれに隣接する車体
パネル１５との間の間隙を塞ぐ傘状の覆いを提供してい
る。この冠部１８は必らずしも精密な整列関係にあると
は限らない車体パネル１５との密接な係合全維持するよ
うに、弾力性及び屈曲性をもたねばならない。冠部１８
は、第２図でみて横方向の中間部刀為ら下向きに延出し
ている安定性維持用の尾片部分３０を有している。この
尾片部分３０はねじれに対する冠部１８の抵抗力を高め
、これによシ冠部１８がガラス板もしくは車体パネルの
面から外れるのを防ぐ。モールディング１０をフロント
ガラス１４の１わりに組込んだとき、尾片部分３０はＣ
字状挾持部１６と密接に重なり合う。したがって冠部１
８と挾持部１６との相対向する面３２．３４は、モール
ディング１０の組込み状態で密接する。冠部１８はＣ字
状挾持部１６に対し、挾持部１６の脚部分２４の端３８
で結合されている。冠ｍ１８の外向き面３６には金属化
されたＭｙｌａｒ　（登録商標、Ｅ　、　Ｉ　、　Ｄｕ
Ｐｏｎ　Ｃｏｎ−ｐａｎｙ＃！ｌのポリエステルフィル
ム）、或は本技術分野で普通に用いられている他の輝い
たフィルム等を担持させることができる。

％　−／ｌ／　７’イング１０は７０ントガラス窓枠モ
ールデイングとして極く適当している。このモールディ
ングは第２図に図示したように、１次普通にみられるよ
うに、ガラス板の端縁が不均整であるときも、ねじれ等
を生じることなしに該不均徨な端縁を受入れる。また本
モールディング１０は簡単に組込みえ、−旦組込１れる
と極端な温度、風等に基づくめくれを起すことなく安定
である。Ｃ字状挾持部１６はガラス板の端縁に均一に係
合し、冠部１８はガラス板端と車体パネル端との間の空
隙を均一に覆う。

第３．４図にはこの発明の第２の実施例に係るモールデ
ィングを、符号１００で全体を指して図示しである。第
３図は本モールディング１００を、自動車の車体パネル
１１２と７０ントガラス１１４に組付けた状態で画いて
いる。モールディング１００は、Ｃ字状挾持部１１６と
冠部１１８を備える。

Ｃ字状挾持部１１６はアーチ形の脚部分１２４゜１２６
を有し、これらの脚部分１２４．１２６はその脚端１２
８．１３０でフロントガラス１１４の両面１２０，１２
２に対し締付けを行なうように係合する。このＣ字状挾
持部１１６は第１の実ｍ例に係るモールディング１０の
Ｃ字状挾持部１６と形状及び機能を類似とし、第３図で
みて７０ントガラス１１４の中心面の上方と下方でほぼ
等しい素材量をもち上記中心面を対称面とする面対称の
横断面形状を有する。Ｃ字状挾持部１１６は底端の小突
起１２９をもつ。この底端小突起１２９は、第１の実施
例における小突起２９と同様に機能する。

冠部１１８はほぼ傘状のものに形成され、安定度維持用
の尾片部分１３２を有する。尾片部分１３２はＣ字状挾
持部１１６に対し冠部１１８を、挾持部１１６の中心線
に沿って結合している。このため冠部１１８から尾片部
分１３２ｔ−介しＣ字状挾持部１１６に加えられる力は
、挾持部１１６に対しその中心線上で作用することにな
る。尾片部分１３２はアーチ状の肩部１３４ｆｔ有し、
この肩部１３４はＣ字状挾持部１１６の脚部分１２４の
対応する肩部１３６ｙｋ密接状で受入れるものとされて
いる。脚部分１２４の外向き面１３８は、冠部１１８の
外向き面１４０と実質的に連続している曲面をなす。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に従つ友窓枠モールディングを、自動
車のフロントガラスの周縁に組込んだ状態を画いた斜視
図である。 第２図は第１図の２−２＠に沿った一部欠截拡大断面図
で、この発明に従った窓枠モールディングの好ましい一
実施例を示している。 第３図はこの発明に従った窓枠モールディングの他の好
ましい一実施例金、自動車のフロントガラスの周縁に組
込んだ状態で画いた一部切欠き横断面図である。 第４図は、第３図に図示のモールディング全弛緩状態で
画いた横断面図である。 １０・・・窓枠モールディング、１４・・・フロントガ
ラス、１５・・・車体パネル、１６・・・挾持部、１８
・・・冠部、２４．２６・・・脚部分、３０・・・尾片
部分、１００・・・モールディング、１１２・・・車体
ノくネル、１１４・・・フロントガラス、１１６・・・
挾持部、１１８・・・冠部、１２４，１２６・・・脚部
分、１３２・・・尾片部分。 ニ＝Σ＝≠；・工・ コ＝＝；・已・ ニ＝Ｉ至＃；・二・

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ガラス板等の端縁に沿わせて配置される弾力性を有
   する細長い取付け用モールディングであつて、 ガラス板等の端縁部の両面を挾持して拘束力を加えるた
   めの１対の脚部分を有する略Ｃ字状の挾持部と、 傘状部分と尾片部分を有し尾片部分で上記挾持部と結合
   されており、該尾片部分がモールディングの使用時に上
   記挾持部と重なり合うように設けられている冠部と、 を備えたモールディング。 ２、前記冠部が前記挾持部の一端に結合されている、請
   求項１に記載のモールディング。３、前記冠部が前記挾
   持部の中心線上で該挾持部に結合されている、請求項１
   に記載のモールディング。 ４、前記冠部の外面が前記した１対の脚部分のうちの一
   方の脚部分の外面とほぼ連続している、請求項３に記載
   のモールディング。 ５、前記挾持部を接着剤によつてガラス板等の端縁に取
   付けるようにした、請求項１に記載のモールディング。 ６、自動車の車体に対しガラス板を、車体パネルとガラ
   ス板間の空隙を覆つて取付けるためのモールディングで
   あつて、 ガラス板の端縁部の両面を挾持して拘束力を加える１対
   の脚部分を有する略Ｃ字状の挾持部と、 傘状部分と尾片部分を有し尾片部分で上記挾持部に結合
   されている冠部であつて、モールディングの使用時に尾
   片部分が上記挾持部に重ね合される冠部と、 を備えたモールディング、 ７、前記冠部が前記挾持部の一端に結合されている、請
   求項６に記載のモールディング。８、前記冠部が前記挾
   持部の中心線上で該挾持部に結合されている、請求項６
   に記載のモールディング。