JPH09109674A - 自動車用サイドバイザーの取付構造 - Google Patents

自動車用サイドバイザーの取付構造

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JPH09109674A
JPH09109674A JP27304095A JP27304095A JPH09109674A JP H09109674 A JPH09109674 A JP H09109674A JP 27304095 A JP27304095 A JP 27304095A JP 27304095 A JP27304095 A JP 27304095A JP H09109674 A JPH09109674 A JP H09109674A
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side visor
visor
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Shinichi Tamura
慎一 田村
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Tamura Plastic Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドアフレーム上端の外側上面が弾性材料によっ
て覆われた自動車においてサイドバイザーをドアフレー
ム上端に十分な強度で、かつ容易に取り付けることが可
能な取付構造を提供すること。 【構成】嵌合部14がドアフレーム上縁1の突端部4に嵌
合された各取付金具11,11・・を、車両モール2に挟持
させることによって、ドアフレーム上縁1に強固に固着
する。一方、サイドバイザー5の鍔部7を、両面テープ
18によって車両モール2の外側面に貼着するととも
に、鍔部7上縁に連設されたヒダ付きモール9の折り返
し部10を、車両モール2に一体的に突設された突出部
19に係着する。そして、サイドバイザー5の庇部6の
鍔部7連設際を、各取付金具11,11・・のバイザー止着
片12に当接させて、リベット20およびナット21で締
着することによって、サイドバイザー5をドアフレーム
上縁1へ取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアフレーム
上縁にサイドバイザーを取り付けるための取付構造に関
するものであり、詳しくは、ドアフレーム上端に沿っ
て、その外側上面が弾性材料によって覆われた構造を有
する自動車において、かかるドアフレーム上端に、サイ
ドバイザーを、十分な強度で、かつ容易に取り付けるた
めの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サイドバイザーは、雨除けや太陽光線の
遮断、あるいは装飾の目的で自動車のドアフレーム上縁
に取り付けられるものであり、その取付構造としては、
たとえば、実開昭59−177511号公報に開示され
たものが知られている。図12は、かかる取付構造を示
したものであり、サイドバイザー52は、それを挟持し
た取付杆53が、ドアフレーム上縁51の外側に露出し
た部分に貼着されることによって、ドアフレーム上縁5
1に取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実開昭59−1775
11号公報に開示された取付構造は、図12の如くドア
フレーム上縁の一部が外部に露出している場合には、サ
イドバイザーをドアフレーム上縁に強固に固着すること
ができる。しかしながら、最近では、装飾等の目的で、
ドアフレーム上縁の外側上面がゴムやプラスチック等の
弾性材料(以下、ウェザーストリップという)で覆われ
ることが多く、かかるタイプの自動車において、実開昭
59−177511号の取付構造を採用してサイドバイ
ザーを車両に取り付けた場合には、ウェザーストリップ
が邪魔になるため、サイドバイザー(あるいはサイドバ
イザーを挟持する取付杆等)を、直接ドアフレーム上縁
に固定することができない。すなわち、これまでは、ド
アフレーム上端の外側上面がウェザーストリップで覆わ
れた構造を有する自動車において、サイドバイザーをド
アフレーム上端に、十分な強度で取り付けることができ
なかったのである。
【0004】本発明の目的は、ドアフレーム上端の外側
上面が弾性材料によって覆われた構造を有する自動車に
おける上記の課題を解消し、サイドバイザーをドアフレ
ーム上端に、十分な強度で、かつ容易に取り付け得る取
付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の内、第1
の発明の構成は、上縁に沿ってその外側上面が弾性材料
で覆われたドアフレームに、長尺刀身状の庇部の上端縁
に沿って鍔部が延設された形状を有するサイドバイザー
を取り付けるための取付構造であって、前記サイドバイ
ザーの内面の一部を、前記ドアフレームの上縁外面に当
接した状態で前記弾性材料とドアフレームとによって挟
持された金属製の取付金具のバイザー止着片と固着する
とともに、前記サイドバイザーの鍔部の上端縁に沿って
帯状の弾性モールを固着し、かつ、その弾性モールの一
部を、前記ドアフレームに沿って前記弾性材料に止着し
たことにある。
【0006】第2の発明の構成は、第1の発明におい
て、前記サイドバイザーの鍔部の内面を、前記ドアフレ
ームの上縁に沿って前記弾性材料に固着したことにあ
る。
【0007】第3の発明の構成は、第1の発明、または
第2の発明において、前記弾性材料が、前記ドアフレー
ムの上縁に沿って外側に帯状の突出部を有するものであ
り、かつ、その突出部に、前記弾性モールの折り返し部
を係着したことにある。
【0008】第4の発明は、上縁に沿ってその外側上面
が弾性材料で覆われたドアフレームにサイドバイザーを
取り付けるための取付構造であって、バイザー止着片が
延設された第1取付金具と、弾性を有する第2取付金具
とを用い、第2取付金具が撓んだ状態となるように第2
取付金具の片端をドアフレームの上縁内面に係止させ他
端を第1取付金具に係合させることによって、第1取付
部材をドアフレームの上縁内面に当着するとともに、前
記弾性材料に鍔部を止着したバイザーの庇部を、前記バ
イザー止着片に止着せしめたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一例を図面
に基いて詳細に説明する。
【0010】[実施例1]図1は、サイドバイザーを取
り付ける前の自動車の後部ドアを示したものであり、後
部ドアDのドアフレーム上縁1は、装飾の目的から、合
成ゴム製のウェザーストリップ2と、同じく合成ゴム製
のガラスラン3とによって覆われている。
【0011】また、図2は、ドアフレーム上縁1の一切
断面を示したものであり、ウェザーストリップ2は、ド
アフレーム上縁1の突端部4の上面を覆った状態になっ
ており、ガラスラン3は、ドアフレーム上縁1の突端部
4の内面に嵌合された状態になっている。
【0012】一方、図3は自動車に取り付けられるサイ
ドバイザーを示したものであり、サイドバイザー5は、
長尺で刀身状の形状を有しており、庇部6の片方の上端
縁に沿って鍔部7が連設されている。また、庇部6の鍔
部7連設際には3つのネジ挿通孔8,8・・が穿設され
ている。さらに、鍔部7には、上縁端に沿って合成樹脂
製のヒダ付きモール9が固着されている。なお、そのひ
だ付きモール9の鍔部7固着側と反対側の端縁は、内側
に折り返されている。
【0013】さらに、図4は、サイドバイザーの取り付
けに使用する取付金具を示したものであり、取付金具1
1は、帯状の金属板が折り曲げられた形状を有してお
り、全体の表面に、黒色に着色されたポリエチレン系樹
脂が塗装されている。そして、片端にはサイドバイザー
5の鍔部7と庇部6との連設際に当接するバイザー止着
片12が設けられており、その先端にはネジ孔13が穿
設されている。また、他端にはドアフレーム当接部15
が設けられており、略中央部には、嵌合部14が折り曲
げ状に設けられている。
【0014】以下、サイドバイザー5のドアフレーム上
縁1への取付手順について説明する。
【0015】サイドバイザー5をドアフレーム上縁1に
取り付ける場合には、まず、図5の如く、ドアフレーム
上縁1の突端部4の内面に嵌合しているガラスラン3を
取り外すとともに、ドアフレーム上縁1の突端部4およ
び係止部16に係合した状態でドアフレーム上縁1の外
面の一部を覆っているウェザーストリップ2をも取り外
す。そして、各取付金具11,11・・のドアフレーム
当接部15をドアフレーム上縁1の外面に当接させるよ
うに、各取付金具11,11・・の嵌合部14を、ドア
フレーム上縁1の突端部4に嵌合させる。さらに、その
状態で、再度、ウェザーストリップ2をドアフレーム上
縁1の突端部4および係止部に係合させることによっ
て、ウェザーストリップ2に各取付金具11,11・・
を強固に挟持させる。なお、各取付金具11,11・・
を挟持させる際に、必要に応じて、各種接着剤、両面テ
ープ、合成樹脂等による融着手段を用い、各取付金具1
1,11・・とドアフレーム上縁1との固着強度を高め
ることも可能である(その中でも、ドアフレーム当接部
15とドアフレーム上縁1外面とを両面テープで接着す
る方法は、固着強度を高める上で特に好ましい)。ま
た、ウェザーストリップ2に挟持される各取付金具1
1,11・・の位置は、サイドバイザー5をドアフレー
ム上縁1に沿って取り付けた場合に、各取付金具11,
11・・のネジ孔13が、サイドバイザー5のネジ挿通
孔8,8・・とそれぞれ合致する位置にする。取付金具
11,11・・がドアフレーム上縁1の内面に固着され
た状態の後部ドアDを図6に示す。
【0016】一方、サイドバイザー5の鍔部7を両面テ
ープ18によってウェザーストリップ2の外側面に貼着
する(図5参照、なお、この場合にウェザーストリップ
2の貼着面にプライマーを塗布すると貼着強度が向上す
るので好ましい)。
【0017】さらに、サイドバイザー5の鍔部7に固着
されたヒダ付きモール9の折り返し部10を、ドアフレ
ーム上縁1に沿って、ウェザーストリップ2の突出部1
9に係着する。なお、この際、ヒダ付きモール9は、合
成樹脂によって形成されており、折り返し部10が弾性
によって二つ折り形状に復元しようとするため、ウェザ
ーストリップ2の突出部19に、両者が密着するよう
に、十分な強度で係着される(なお、ヒダ付きモール9
の折り返し部10とウェザーストリップ2の突出部19
とを接着剤等で接着すると、両者の密着性、および係着
強度が向上するので好ましい)。
【0018】そして、すでにドアフレーム上縁1の内面
に固着されている各取付金具11,11・・のバイザー
止着片12に、サイドバイザー5のネジ挿通孔8周辺を
当接させて、その状態で、各取付金具11,11・・の
ネジ孔13部分とサイドバイザー5のネジ挿通孔8部分
とを、リベット20およびナット21で螺着することに
よって、サイドバイザー5のドアフレーム上縁1への取
り付けを完了する。なお、リベット20は、芯部22が
ナット21内に押し込まれるとナット21の中空部23
内において芯部22外側の係止部材24が拡がるため、
ナット21から簡単に外れたりしない。取り付け後の後
部ドアD、およびドアフレーム上縁1の切断面の状態
を、それぞれ図7、図8に示す。
【0019】上記の如く取り付けられたサイドバイザー
5は、鍔部7が、弾性を有するウェザーストリップ2に
貼着されているばかりでなく、庇部6の鍔部7連設際
が、ドアフレーム上縁1に強固に固着された3つの取付
金具11,11・・に固着されており、さらに、サイド
バイザー5の鍔部7と一体となったヒダ付きモール9の
折り返し部10が、ウェザーストリップ2の突出部19
に密着するように、かつ、十分な強度で係着されている
ので、決してドアフレーム上縁1から脱着したりしな
い。その上、上記の如く取り付けられたサイドバイザー
5においては、ヒダ付きモール9の折り返し部10がウ
ェザーストリップ2の突出部19に密着するように係着
されているので、降雨時等に、サイドバイザー5の上部
とウェザーストリップ2との間からサイドバイザー5の
内側へ水が侵入したりしない。
【0020】なお、サイドバイザー5の鍔部7とウェザ
ーストリップ2との止着は省略可能である。そのように
構成した場合であっても、サイドバイザーはドアフレー
ム上縁に十分な強度で取り付けられるので、決して脱着
したりしないし、また、かかる場合には、サイドバイザ
ーの取り付けが一層容易なものとなる、というメリット
もある。
【0021】一方、取付作業においては、ガラスラン3
とウェザーストリップ2とをドアフレーム上縁1から取
り外し、各取付金具11,11・・の嵌合部14をドア
フレーム上縁1の突端部4に嵌合し、その状態でウェザ
ーストリップ2を再度ドアフレーム上縁1に係止するこ
とによって各取付金具11,11・・を挟持させるだけ
で、各取付金具11,11・・をドアフレーム上縁1に
固着することができる。したがって、各取付金具11,
11・・の固着作業が非常に容易であり、サイドバイザ
ー5の取り付け作業を短時間で完了することができる。
さらに、各取付金具11,11・・は、ウェザーストリ
ップ2に挟持されているだけであるので、取付作業の際
の位置調整が容易であるし、バイザー5を取り外す場合
に、跡が残ったりしない。
【0022】[実施例2]図9は、実施例2の取付構造
において用いられる取付金具を示したものであり、各取
付金具11,11・・は、弾性を有する帯状の金属板に
よって、第1部材11aと第2部材11bとの2つの部
材に分けて形成されており、各部材の表面には、黒色に
着色されたポリエチレン系樹脂が塗装されている。ま
た、第1部材11aには、バイザー止着片12と、ドア
フレーム上縁1内面と当接する当接面25,25とが設
けられている。さらに、第2部材11bには嵌合突起2
8が設けられており、第1部材11aにはその嵌合突起
28bと嵌合する嵌合孔29が設けられている。
【0023】一方、図10は、実施例2の取付金具を用
いてサイドバイザーをドアフレーム上縁に取り付けた状
態を示したものである。実施例2の取付構造において
は、第2部材11b片端の端縁部26がドアフレーム上
縁1の係止突片27に係止され、他端の嵌合突起28が
第1部材11aの嵌合孔29に嵌合されており、第2部
材11bが、僅かに弓状に撓んだ状態で、第1部材11
aをドアフレーム上縁1の突端部4の内面等に押し付け
ている。そして、かかる構造によって、取付金具11が
ドアフレーム上縁1内面へ強固に固着されている。な
お、ドアフレーム上縁1の内面には、固着された取付金
具11の内側から、ガラスラン3が元通りに嵌め込まれ
ているので、取付金具11がドアフレーム上縁1とガラ
スラン3とで挟持され、簡単にずれないようになってい
る。また、実施例2の取付構造においても、バイザー止
着片12がサイドバイザー5の庇部6内面に当着されて
いる。
【0024】上記の如く構成された実施例2の取付構造
においては、弓状に撓んだ第2部材11bの弾性力によ
って、第1部材11aがドアフレーム上縁1の突端部4
の内面等に強く押し付けられるため、取付金具11のド
アフレーム上縁1内面への固着強度はきわめて高い。ま
た、サイドバイザー5は、鍔部7が、弾性を有するウェ
ザーストリップ2に止着されているばかりでなく、庇部
6が、ドアフレーム上縁1に強固に固着された3つの取
付金具11,11・・に固着されているので、決してド
アフレーム上縁1から脱着したりしない。
【0025】なお、実施例2のように、各取付金具1
1,11・・を、第1部材11aと第2部材11bとの
2つの部材に分けて構成する場合には、図11の如く、
ポリエチレン系樹脂30を積層した第1部材11aの嵌
合突起28を第2部材11bの嵌合孔29に嵌合させた
後に、かかる第1部材11aの嵌合突起28部分等を加
熱することによって、両部材をポリエチレン系樹脂30
によって固着し、両部材の結合強度を高くすることも可
能である。
【0026】なお、本発明の取付構造は、上記各実施例
の態様に何ら限定されるものではなく、サイドバイザー
の形状・構造、サイドバイザーの鍔部に固着されるヒダ
付きモールの材質・形状、取付金具の形状・個数等の構
成を、車両の構造等の必要に応じて適宜変更することが
でき、たとえば、サイドバイザーの鍔部とウェザースト
リップとの止着を、両面テープによる貼着ではなく、接
着剤による接着等に変更することもできる。また、取付
金具とサイドバイザーとの止着は、リベットによる止着
に限定されるものではなく、ボルトによる螺着等であっ
ても良い。さらに、取付金具11の塗装は、何ら黒色に
限定されるものではないし、塗装に用いる塗料も、何ら
ポリエチレン系樹脂に限定されるものではなく、通常の
いかなる市販塗料をも用いることができる。
【0027】また、上記実施例では、サイドバイザーを
車両の後部ドアに取り付ける場合について説明したが、
本発明の取付構造は、後部ドアにサイドバイザーを取り
付ける場合に限らず、前部ドアにサイドバイザーを取り
付ける場合にも、当然に利用することができるし、ハッ
チバックタイプの車両の跳ね上げ式後部ドアにバックバ
イザーを取り付ける場合にも応用することができる。
【0028】
【発明の効果】第1の発明によれば、ドアフレーム上縁
の外側上面が弾性材料によって覆われた構造を有する自
動車においても、サイドバイザーの内面の一部が、ドア
フレームに固着された取付金具のバイザー止着片と止着
され、かつ、サイドバイザーの鍔部と一体になった弾性
モールがドアフレームを覆う弾性材料に止着されること
によって、サイドバイザーがドアフレーム上縁に十分な
強度で取り付けられる。したがって、取り付けられたサ
イドバイザーが車両走行中に脱着するという事態を回避
することができる。また、サイドバイザーをきわめて容
易に、かつ短時間で車両に取り付けることができる。そ
の上、サイドバイザーの鍔部上端縁に固着された弾性モ
ールの一部がドアフレーム上縁を覆う弾性材料に止着さ
れるため、優れたシール性を発現することができ、降雨
時等に、サイドバイザーの上部と弾性材料との間からサ
イドバイザーの内側へ水を侵入させたりしない。
【0029】第2の発明によれば、第1の発明の取付構
造において、さらに、サイドバイザーの鍔部の内面がド
アフレームを覆う弾性材料に固着されるので、第1の発
明の効果、すなわち、良好な脱着防止効果、優れたシー
ル性等が、より保証されたものとなる。
【0030】第3の発明によれば、弾性モールの折り返
し部が、ドアフレームを覆う弾性材料の突出部に密着す
るように、かつ、十分な強度で係着されるので、第1の
発明によるサイドバイザーの脱着防止効果、およびシー
ル性が一層向上する上、サイドバイザーの車両への取り
付けも、より容易で短時間で済むものとなる。
【0031】第4の発明によれば、ドアフレーム上縁の
外側上面が弾性材料によって覆われた構造を有する自動
車においても、バイザー止着片が延設された第1取付金
具が、第2取付金具の弾性力によって、ドアフレームの
上縁内面に強固に当着され、さらに、その第1の取付部
材のバイザー止着片に、ドアフレームを覆う弾性材料に
鍔部が止着されたバイザーの庇部が止着されることによ
って、サイドバイザーがドアフレーム上縁に強固に取り
付けられる。したがって、第1の発明同様、良好な脱着
防止効果を発現することができる上、サイドバイザーを
きわめて容易に、かつ短時間で取り付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】サイドバイザーを取り付ける前の後部ドアを示
す説明図である。
【図2】ドアフレーム上縁の端面を示す説明図である。
【図3】サイドバイザーを示す説明図である。
【図4】取付金具を示す説明図である。
【図5】サイドバイザーを取り付ける様子を示す説明図
である。
【図6】取付金具をドアフレーム上縁に固着した状態の
後部ドアを示す説明図である。
【図7】サイドバイザーを取り付けた状態の後部ドアを
示す説明図である。
【図8】サイドバイザーを取り付けた状態のドアフレー
ム上縁の端面を示す説明図である。
【図9】取付金具を示す説明図である。
【図10】サイドバイザーを取り付けた状態のドアフレ
ーム上縁の端面を示す説明図である。
【図11】取付金具を示す説明図である。
【図12】サイドバイザーを取り付けた状態のドアフレ
ーム上縁の端面を示す説明図である。
【図13】従来のサイドバイザーの取付方法を示す説明
図である。
【符号の説明】
1・・ドアフレーム上縁、2・・ウェザーストリップ、
3・・ガラスラン、4・・突端部、5・・サイドバイザ
ー、6・・庇部、7・・鍔部、8・・ネジ挿通孔、9・
・ヒダ付きモール、10・・折り返し部、11・・取付
金具、11a・・第1部材、11b・・第2部材、12
・・バイザー止着片、13・・ネジ孔、14・・嵌合
部、15・・ドアフレーム当接部、16・・係止部、1
7・・嵌合凹部、18・・両面テープ、19・・突出
部、20・・リベット、21・・ナット、22・・芯
部、23・・中空部、24・・係止部材、25・・当接
面、26・・端縁部、27・・係止突片、28・・嵌合
突起、29・・嵌合孔、30・・ポリエチレン系樹脂、
31・・ウィンドガラス、51・・ドアフレーム上縁、
52・・サイドバイザー、53・・取付杆、54・・ガ
ラスラン、55・・ウィンドガラス、D・・後部ドア。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月23日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】サイドバイザーを取り付ける前の後部ドアを示
す説明図である。
【図2】ドアフレーム上縁の端面を示す説明図である。
【図3】サイドバイザーを示す説明図である。
【図4】取付金具を示す説明図である。
【図5】サイドバイザーを取り付ける様子を示す説明図
である。
【図6】取付金具をドアフレーム上縁に固着した状態の
後部ドアを示す説明図である。
【図7】サイドバイザーを取り付けた状態の後部ドアを
示す説明図である。
【図8】サイドバイザーを取り付けた状態のドアフレー
ム上縁の端面を示す説明図である。
【図9】取付金具を示す説明図である。
【図10】サイドバイザーを取り付けた状態のドアフレ
ーム上縁の端面を示す説明図である。
【図11】取付金具を示す説明図である。
【図12】従来のサイドバイザーの取付方法を示す説明
図である。
【符号の説明】 1・・ドアフレーム上縁、2・・ウェザーストリップ、
3・・ガラスラン、4・・突端部、5・・サイドバイザ
ー、6・・庇部、7・・鍔部、8・・ネジ挿通孔、9・
・ヒダ付きモール、10・・折り返し部、11・・取付
金具、11a・・第1部材、11b・・第2部材、12
・・バイザー止着片、13・・ネジ孔、14・・嵌合
部、15・・ドアフレーム当接部、16・・係止部、1
7・・嵌合凹部、18・・両面テープ、19・・突出
部、20・・リベット、21・・ナット、22・・芯
部、23・・中空部、24・・係止部材、25・・当接
面、26・・端縁部、27・・係止突片、28・・嵌合
突起、29・・嵌合孔、30・・ポリエチレン系樹脂、
31・・ウィンドガラス、51・・ドアフレーム上縁、
52・・サイドバイザー、53・・取付杆、54・・ガ
ラスラン、55・・ウィンドガラス、D・・後部ドア。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上縁に沿ってその外側上面が弾性材料で
    覆われたドアフレームに、長尺刀身状の庇部の上端縁に
    沿って鍔部が延設された形状を有するサイドバイザーを
    取り付けるための取付構造であって、 前記サイドバイザーの内面の一部を、前記ドアフレーム
    の上縁外面に当接した状態で前記弾性材料とドアフレー
    ムとによって挟持された金属製の取付金具のバイザー止
    着片と固着するとともに、 前記サイドバイザーの鍔部の上端縁に沿って帯状の弾性
    モールを固着し、かつ、その弾性モールの一部を、前記
    ドアフレームに沿って前記弾性材料に止着したことを特
    徴とする自動車用サイドバイザーの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記サイドバイザーの鍔部の内面を、前
    記ドアフレームの上縁に沿って前記弾性材料に固着した
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用サイドバイ
    ザーの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性材料が、前記ドアフレームの上
    縁に沿って外側に帯状の突出部を有するものであり、か
    つ、その突出部に、前記弾性モールの折り返し部を係着
    したことを特徴とする請求項1、または2に記載の自動
    車用サイドバイザーの取付構造。
  4. 【請求項4】 上縁に沿ってその外側上面が弾性材料で
    覆われたドアフレームにサイドバイザーを取り付けるた
    めの取付構造であって、 バイザー止着片が延設された第1取付金具と、弾性を有
    する第2取付金具とを用い、第2取付金具が撓んだ状態
    となるように第2取付金具の片端をドアフレームの上縁
    内面に係止させ他端を第1取付金具に係合させることに
    よって、第1取付部材をドアフレームの上縁内面に当着
    するとともに、 前記弾性材料に鍔部を止着したバイザーの庇部を、前記
    バイザー止着片に止着せしめたことを特徴とする自動車
    用サイドバイザーの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002187428A (ja) * 2000-12-22 2002-07-02 Tamura Plastic Mfg Co Ltd ダブルシール付き自動車用サイドバイザー

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