JP4411790B2 - 車両用サイドバイザ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両側面の前後ドアの上縁部に取付けされるサイドバイザの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両側面の前後ドアの上縁部には、装飾性に優れ、軽量、かつ安価であることから合成樹脂製サイドバイザが多用されている。
【0003】
図2は、従来例に係るサイドバイザを車両側面の前後ドアに取付けた斜視図である。
【0004】
前後ドアに取付けされるサイドバイザは、風雨や太陽の直射光を遮ると同時に車両の意匠部品としても重要な機能を備えており、車両を購入した後に購入者自身によって、または販売店等で取付けることも多くなされている。
【0005】
図3は従来例に係るサイドバイザの取付部断面図である。
【0006】
図3において、サイドバイザ11は、合成樹脂材料にて射出成形され、平坦をなす上部11−2と上部11−2に連続する曲率半径の大きな凸面をなす下部11−1から形成され、上部11−2の裏面に形成された貼付面11−3には固着手段である両面粘着テープ15の一つの面が貼付けされ、固着手段である両面粘着テープ15の他の面がドアサッシュ(不図示)に嵌着されたグラスランの貼付面14−1に貼付けされている。
【0007】
さらに、サイドバイザ11の前後部の適宜部に複数個設けられた金属製のブラケット12によって、サイドバイザ11とグラスランとの接合が強化されている。
【0008】
ブラケット12の下部はビス17でサイドバイザ11の下部11−1に締付けされ、ブラケット12の上端部とサイドバイザの上部11−2とでグラスランの貼付面14−1部を挟着している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例のサイドバイザ11のグラスランへの固定においては、グラスラン14のドアガラス16の侵入部にブラケット12が介在しているため、さらに、グラスランの貼付面14−1を構成しているオーバハング部のみに固定するものであるから、サイドバイザ11をドアサッシュ14に取付ける際の当部の変形や各部品精度の影響を受け易く、固着手段である両面粘着テープ15とグラスラン14との間に隙間ができて水漏れが発生したり、ドアガラス16の昇降の際に、ドアガラス16がグラスランのリップ部14−2を噛み込んだりブラケット12に干渉するという問題の生ずることがあった。
【0010】
本発明は、係る問題点に鑑みてなされたものであり、サイドバイザ11のグラスラン14への取付け精度がよく、水漏れやドアガラス16の昇降時のグラスラン14の噛み込み等がなく、かつ取付けの容易なサイドバイザの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、車両側面の前後ドアのドアサッシュ上縁部に固着手段である両面粘着テープと複数個のブラケットによって取付け固定されるサイドバイザにおいて、固着手段である前記両面粘着テープはサイドバイザの上部の裏面とグラスランとを貼付け固定し、前記ブラケットは一端がサイドバイザの上部の裏面に固定され、他端がドアサッシュの上面にあるグラスランの上部を介して前記ドアサッシュの上面に固定されるものである。
【0012】
請求項2係る発明は、前記ブラケットが前記グラスランのリップの根元部のスリットを貫通していることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係るサイドバイザの取付部断面図である。
【0014】
図1において、1はサイドバイザの本体であり、ポリカーボネートやアクリル系の透明着色合成樹脂材料にて射出成形されたものであり、表面形状が連続する一つの凹面をなす上部1−2と、表面形状が連続する一つの凸面をなす下部1−1の2つの部分とから構成されている。
【0015】
また、上部1−2の裏面には、固着手段である両面粘着テープ5を貼付けするための貼付面1−3が形成され、この貼付面1−3の複数箇所にブラケット2を取付けるための凹部1−4が形成されている。
【0016】
ブラケット2は、たとえば金属製のプレス成形品であり、その一端は前記凹部1−4に嵌着され、リベット7ー1でカシメ固定された後、貼付面1−3の前後に亘って固着手段である両面粘着テープ5の一つの面が貼付けされている。
【0017】
4はグラスランであり、内部に不図示の金属の芯材をおり込んだゴムのモールド成形品であり、ドアサッシュ3の端末部3−1に嵌着されている。
【0018】
グラスラン4の下端部はドアガラス6とのシールをするためのリップ4−2が設けら、グラスラン4の上部には、不図示のドアとのシールを行なうための内外2本の上部リップ4−4,4−3が上方に向かって設けられていて、不図示のボディ開口部と接触することで車両室内への侵入を防止している。
【0019】
なお、ドアサッシュ3およびグラスラン4は図1ではその上辺断面図のみ示しているが、全体形状はドア開口部に沿った形状であることは言うまでもない。
【0020】
ブラケット2がリベット7−1でカシメ固定されたサイドバイザ1をドアサッシュ3に取付けるには、ブラケット2に対応するリップ4−3の根元部をカッターナイフ等でスリット4−5を入れ、ブラケット2の端末をそのスリットに嵌挿して、まず、固着手段である両面粘着テープ5をグラスランの貼付面4−1に貼付ける。
【0021】
この貼付けた位置を衝として、ブラケット2の端末の不図示のポンチマークに合せて電気ドリルでグラスラン4とドアサッシュの端末部3−1に下孔を明け、スクリューまたはセルフタッピングスクリュー7−2でグラスラン4を介してドアサッシュ3に固定する。
【0022】
したがって、本実施の形態に係るサイドバイザ1のドアッサシュ3への取付けにおいては、ドアガラス6の侵入部にブラケット2が介在することなく、サイドバイザ1はグラスランの縦壁をなす貼付面4−1と上面の二つの面に取付けているので、変形し難く、フロントガラス6の侵入部の寸法に影響を及ぼすことなく安定している。
【0023】
このため、固着手段である両面粘着テープ5とグラスラン4との間に隙間ができ水漏れが発生したり、ドアガラス6の昇降の際に、ドアガラス6がグラスランのリップ部4−2を噛み込んだりブラケット2に干渉するという問題が生ずることはない。
【0024】
また、スクリューまたはセルフタッピングスクリュー7−2のネジ部はグラスラン4のゴム材の緊迫力によって周囲から締付けられているので水漏れの生じることはない。
【0025】
また、リップ4−3の根元部にはスリット4−5が切られ、水が侵入する場合も考えられるが、本実施の形態では、他のリップ4−4の作用で室内への水の侵入は防止できる。
【0026】
なお、スリット4−3は通常はゴム材の緊迫力により水密であるが、心配な場合にはシール剤を塗布しても良いことは言うまでもない。
【0027】
また、本実施の形態においては、固着手段として固着作業の容易な両面粘着テープを用いる例を開示したが、これに限らず、たとえば溶着、ホットメルト接着や接着剤等の固着手段を用いることもできる。
【0028】
さらに、本実施の形態においては、上部グラスランの一方のリップ4−3の根元部にスリット4−5を設けて、ブラケット2を挿通させる例について説明したが、一方のリップ4−3を倒して、ブラケット2で上から抑えたり、リップ4−3のブラケット2と接触する部分を切除してブラケット2をドアサッシュ3にスクリューまたはセルフタッピングスクリュー7−2で固定するようにしても良いことは言うもでもない。
【0029】
【発明の効果】
請求項に係る発明によれば、ドアガラス侵入部にサイドバイザの取付けブラケットが介在することなく、また、サイドバイザの取付面がグラスランの縦壁と上面の二つの面であるので、固着手段とグラスランとの隙間からの水漏れが発生したり、ドアガラスの昇降の際に、ドアガラスがグラスランのリップ部を噛み込んだりブラケットに干渉するという問題を生じないサイドバイザを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るサイドバイザの 取付部断面図
【図2】従来例に係るサイドバイザを車両介在面の前後ドアに取付けた斜視図
【図3】従来例に係るサイドバイザの 取付部断面図
【符号の説明】
1、11 : サイドバイザ
1−1,11−1 : 下部
1−2,11−2 : 上部
1−3 、11−3 : 貼付面
1−4 : 凹部
2、12 : ブラケット
3、13 : ドアサッシュ
4,14 : グラスラン
4−1、14−1 : 貼付面
4−2、4−3、4−4 :リップ
4−5 : スリット
5,15 : 固着手段(両面粘着テープ)
6、16 : ドアガラス
7−1 : リベット
7−2 : スクリューまたはセルフタピンングスクリュー

Claims (2)

  1. 車両側面の前後ドアのドアサッシュ上縁部に固着手段と複数個のブラケットによって取付け固定されるサイドバイザにおいて、
    前記固着手段はサイドバイザの上部の裏面とグラスランとを固着し、
    前記ブラケットは一端がサイドバイザの上部の裏面に固定され、他端がドアサッシュの上面にあるグラスランの上部を介して前記ドアサッシュの上面に固定されていることを特徴とする車両用サイドバイザ。
  2. 前記ブラケットは前記グラスランの上面のリップの根元部に形成されたスリットを貫通していることを特徴とする請求項1に記載の車両用サイドバイザ。
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