JPH0751933Y2 - 車両用ウインドウ - Google Patents

車両用ウインドウ

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JPH0751933Y2
JPH0751933Y2 JP1988171553U JP17155388U JPH0751933Y2 JP H0751933 Y2 JPH0751933 Y2 JP H0751933Y2 JP 1988171553 U JP1988171553 U JP 1988171553U JP 17155388 U JP17155388 U JP 17155388U JP H0751933 Y2 JPH0751933 Y2 JP H0751933Y2
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JP
Japan
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frame material
window
frame
decorative
fused
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Application number
JP1988171553U
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JPH0291013U (ja
Inventor
利幸 茂澤
信一 大竹
達也 田村
鉄男 堀田
Original Assignee
橋本フォーミング工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は車両用のウインドウ、特に外表面に露出する
異色の装飾部を備えた合成樹脂製の枠材を有する車両用
ウインドウに関するものである。
〔従来の技術〕
車両用のウインドウとして、ウインドウプレートの周縁
部を表裏両面から挟持するように取付けられた合成樹脂
製の枠を有するウインドウが知られている(例えば特開
昭58−113480号、同62−251229号、同62−257831号、同
63−112143号、実開昭62−118724号)。
しかしながら、これらのウインドウでは、単に枠材がウ
インドウプレートに固着されているだけで、外表面に異
色の装飾部は設けられておらず、装飾性に欠けるという
問題点があった。
また上記従来のウインドウプレートの枠材に単に装飾部
を固着したものでは、装飾部の端末部から剥離しやす
く、装飾性が害されるという問題点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案の目的は、上記問題点を解決するため、枠材の
外表面に装飾部を有し、その装飾部が強固に固着されて
端末からの剥離がなく、シール性および装飾性に優れた
車両用ウインドウを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は次の車両用ウインドウである。
(1)ウインドウプレートと、 このウインドウプレートの周縁部を表裏両面から挟持す
るように、ウインドウプレートの各辺に取付けられた熱
可塑性の合成樹脂製の複数の長尺な枠材と、 各枠材をコーナー部において、その枠材の端末を斜めに
横切るように形成した端面同志を突合せ状態で融着した
融着部と、 この枠材の外表面に長手方向に固着された装飾部と、 この装飾部の端末部の外表面部をコーナー部において被
覆するように、前記枠材の融着に際して枠材と同一材料
によって枠材の融着部に沿って一体的に形成された被覆
部とを有する車両用ウインドウ。
(2)被覆部は枠材の周縁部の樹脂が幅方向に膨出して
形成されたものである上記(1)記載の車両用ウインド
ウ。
〔作用〕
本考案の車両用ウインドウは、例えば未発泡または中間
発泡状態の発泡性樹脂部および一定幅の装飾部からな
り、長尺な枠材にほぼ対応する横断面形状一定の中間材
を熱可塑性の合成樹脂により形成し、この中間材を加熱
活性型接着剤層を介在させた状態でウインドウプレート
の各辺の外周縁に仮固着し、成形型に上記のウインドウ
プレートを載置固定して、成形型の装飾部当接部をコー
ナー部以外の装飾部に当接させ、中間材を加熱して発泡
剤の気化により発泡性樹脂部を膨張させ、ウインドウプ
レートに固着された枠材を形成し、各枠材の端末を斜め
に横切るように形成した端面同志をコーナー部において
突合せて融着するとともに、コーナー部における周縁部
の樹脂を幅方向に膨出させて伸ばし、装飾部の端末部を
融着部に沿って被覆する被覆部を形成してウインドウを
製造する。
こうして製造されるウインドウはそのまま車体に取付け
て使用されるが、枠材の外表面には装飾部が露出して装
飾性に優れ、装飾部の端末部は枠材と同一材料による被
覆部によって一体的に被覆されているため、剥離はな
く、シール性および装飾性に優れており、装飾部の端末
部を被覆するための別部品は不要である。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は実施例のウインドウの正面図、第2図はその部
分拡大図、第3図はそのA−A断面図、第4図はB−B
断面図である。ウインドウ1は、ガラスまたは透明樹脂
板からなるウインドウプレート2の各辺の周縁部を表裏
両面から挟持するように、複数の熱可塑性合成樹脂製の
長尺な枠材3a、3b、3c、3dが一体成形されている。各枠
材3a…は、本体部4の内周側に挟持部5、および外表面
側に異色の装飾部6をそれぞれ長手方向に有する横断面
一定形状の押出成形部材からなり、ウインドウプレート
2のコーナー部7において、各枠材の端末を斜めに横切
るように形成した端面同志が突合せ状態で融着されて融
着部8が形成されている。装飾部6は着色合成樹脂テー
プ、金属箔、積層テープなどからなり、それぞれの端末
部はコーナー部7において、枠材3a…と同一材料からな
る被覆部9により接着剤10を介して被覆されている。被
覆部9は枠材3a…の融着に際して、周縁部の樹脂が幅方
向に膨出して伸びることにより、融着部8に沿って一体
的に形成されたものである。装飾部6の幅方向の両側縁
部は本体部4に埋設され、被覆部11により被覆されてい
る。
上記の車両用ウインドウ1は、例えば未発泡または中間
発泡状態の発泡性樹脂部および装飾部6からなり、長尺
な枠材3a…にほぼ対応する横断面形状一定の中間材を熱
可塑性の合成樹脂により押出成形し、この中間材を加熱
活性型接着剤層を介在させた状態でウインドウプレート
2の各辺の外周縁に仮固着し、コーナー部7の被覆部9
を形成する部分に接着剤10を塗布し、成形型に上記のウ
インドウプレート2を載置固定して、成形型の装飾部当
接部をコーナー部7以外の装飾部6に当接させ、中間材
を加熱して発泡剤の気化により発泡性樹脂部を膨張させ
て、ウインドウプレート2に固着された枠材3a…を形成
し、またコーナー部7においては、枠材3a…の端末を斜
めに横切るように形成した端面同志を突合せて融着して
融着部8を形成するとともに、コーナー部7における周
縁部の樹脂を幅方向に膨出させて装飾部6の端末部を被
覆する被覆部9を形成してウインドウ1を製造する。
こうして製造されるウインドウ1はそのまま車体に取付
けて使用されるが、枠材3a…の外表面には装飾部6が露
出して装飾性に優れている。各枠材3a…は融着部8で融
着され、装飾部6の端末部は枠材3a…と同一材料による
被覆部9により融着部8に沿って一体的に被覆されてい
るため、装飾部6の剥離はなく、シール性に優れるた
め、水等の侵入による発錆や変色が防止され、装飾性に
も優れている。
なお、以上の実施例は枠材3a…を4個の辺に形成する例
を示したが、2以上の辺に形成するものであればよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ウインドウプレートの各辺に装飾部を
有する個別の長尺な枠材を取付けて、コーナー部におい
て各枠材の端末を斜めに横切るように形成した端面同志
を突合せて融着部を形成し、コーナー部の装飾部を枠材
の融着部に沿って枠材と同一材料により形成した被覆部
で被覆するようにしたので、端末部を被覆するための別
部品が不要で、容易に製造でき、装飾部が強固に固着さ
れて剥離がなく、シール性および装飾性に優れた車両用
ウインドウが得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例のウインドウの正面図、第2図はその部
分拡大図、第3図はそのA−A断面図、第4図はB−B
断面図である。 各図中、同一符号は同一部分を示し、2はウインドウプ
レート、3a、3b…は枠材、6は装飾部、8は融着部、
9、11は被覆部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堀田 鉄男 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町字藤井320 番地 橋本フォーミング工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−49519(JP,A) 特開 昭59−84619(JP,A) 実開 昭51−145122(JP,U) 実開 昭63−131815(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウインドウプレートと、 このウインドウプレートの周縁部を表裏両面から挟持す
    るように、ウインドウプレートの各辺に取付けられた熱
    可塑性の合成樹脂製の複数の長尺な枠材と、 各枠材をコーナー部において、その枠材の端末を斜めに
    横切るように形成した端面同志を突合せ状態で融着した
    融着部と、 この枠材の外表面に長手方向に固着された装飾部と、 この装飾部の端末部の外表面部をコーナー部において被
    覆するように、前記枠材の融着に際して枠材と同一材料
    によって枠材の融着部に沿って一体的に形成された被覆
    部とを有する車両用ウインドウ。
  2. 【請求項2】被覆部は枠材の周縁部の樹脂が幅方向に膨
    出して形成されたものである請求項(1)記載の車両用
    ウインドウ。
JP1988171553U 1988-12-29 1988-12-29 車両用ウインドウ Expired - Lifetime JPH0751933Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988171553U JPH0751933Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 車両用ウインドウ

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JP1988171553U JPH0751933Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 車両用ウインドウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0291013U JPH0291013U (ja) 1990-07-19
JPH0751933Y2 true JPH0751933Y2 (ja) 1995-11-29

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ID=31463487

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JP1988171553U Expired - Lifetime JPH0751933Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 車両用ウインドウ

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538734Y2 (ja) * 1975-05-16 1980-09-10
JPS5984619A (ja) * 1982-11-04 1984-05-16 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 自動車用ウエザ−ストリツプ
US4712341A (en) * 1986-08-14 1987-12-15 Ford Motor Company Modular window assembly clip
JPS63131815U (ja) * 1987-02-23 1988-08-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0291013U (ja) 1990-07-19

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