JPH01115300A - 音場制御装置 - Google Patents
音場制御装置Info
- Publication number
- JPH01115300A JPH01115300A JP62273672A JP27367287A JPH01115300A JP H01115300 A JPH01115300 A JP H01115300A JP 62273672 A JP62273672 A JP 62273672A JP 27367287 A JP27367287 A JP 27367287A JP H01115300 A JPH01115300 A JP H01115300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound field
- signal
- sound
- signals
- dsp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 10
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 4
- 235000019800 disodium phosphate Nutrition 0.000 abstract description 5
- 230000004807 localization Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101150052726 DSP2 gene Proteins 0.000 description 1
- 108010076504 Protein Sorting Signals Proteins 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S5/00—Pseudo-stereo systems, e.g. in which additional channel signals are derived from monophonic signals by means of phase shifting, time delay or reverberation
- H04S5/005—Pseudo-stereo systems, e.g. in which additional channel signals are derived from monophonic signals by means of phase shifting, time delay or reverberation of the pseudo five- or more-channel type, e.g. virtual surround
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S1/00—Two-channel systems
- H04S1/002—Non-adaptive circuits, e.g. manually adjustable or static, for enhancing the sound image or the spatial distribution
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S7/00—Indicating arrangements; Control arrangements, e.g. balance control
- H04S7/30—Control circuits for electronic adaptation of the sound field
- H04S7/305—Electronic adaptation of stereophonic audio signals to reverberation of the listening space
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、2チャンネルステレオ入力信号の再生に際
し、所望の音場をつくり出す音場制御装置に関する。
し、所望の音場をつくり出す音場制御装置に関する。
この種の音場制御装置として、従来一般に用いられてき
たのは、ソースに盛り込まれた録音時の音場をできるだ
け忠実に再現しようとするものであるが、近年、これに
代って、録音時の音場とは無関係に、好みのホールや教
会などの音場をつくり出そうとするものが開発されてい
る(ラジオ技術社「音場を創る一ヤマハDSP−1によ
るオムニサウンドの世界J1986年8月20日)。
たのは、ソースに盛り込まれた録音時の音場をできるだ
け忠実に再現しようとするものであるが、近年、これに
代って、録音時の音場とは無関係に、好みのホールや教
会などの音場をつくり出そうとするものが開発されてい
る(ラジオ技術社「音場を創る一ヤマハDSP−1によ
るオムニサウンドの世界J1986年8月20日)。
これは、あらかじめ世界の有名ホールなどで仮想音源分
布を測定し、これを再現するために音場再現用スピーカ
のそれぞれに与えるべき信号の時間遅れと強さとを、音
場データとして記憶しておき、再生時には、ソースから
得られる2チャンネルステレオ入力信号に対して、上記
音場データによる畳み込み演算処理を施し、スピーカご
とに作成した初期反射音信号群を複数の音場再生スピー
カに出力するものである。
布を測定し、これを再現するために音場再現用スピーカ
のそれぞれに与えるべき信号の時間遅れと強さとを、音
場データとして記憶しておき、再生時には、ソースから
得られる2チャンネルステレオ入力信号に対して、上記
音場データによる畳み込み演算処理を施し、スピーカご
とに作成した初期反射音信号群を複数の音場再生スピー
カに出力するものである。
この方式によって音場創生を行なうには、例えば第3図
に示すような基本構成が考えられる。同図において、入
力端子IL、IRから入力された2チャンネルステレオ
信号の左右各チャンネルの信号り、Rは、図示しないパ
ワーアンプ等を介して左右の音源用スピーカLS、R3
に与えられ、ここで音に変換される。一方、デジタルサ
ウンドプロセッサ(DSP)2は、上記左右各チャンネ
ル信号の和または差(図では差信号(L−R))に対し
、図示しないメモリに記憶した音場データで畳み込みを
行ない、第4図に示したような、初期反射音信号群を、
部屋の四隅に配置した音場再生専用のスピーカFL、F
R,RL、RRに出力する。これにより、各スピーカF
L、FR,RL。
に示すような基本構成が考えられる。同図において、入
力端子IL、IRから入力された2チャンネルステレオ
信号の左右各チャンネルの信号り、Rは、図示しないパ
ワーアンプ等を介して左右の音源用スピーカLS、R3
に与えられ、ここで音に変換される。一方、デジタルサ
ウンドプロセッサ(DSP)2は、上記左右各チャンネ
ル信号の和または差(図では差信号(L−R))に対し
、図示しないメモリに記憶した音場データで畳み込みを
行ない、第4図に示したような、初期反射音信号群を、
部屋の四隅に配置した音場再生専用のスピーカFL、F
R,RL、RRに出力する。これにより、各スピーカF
L、FR,RL。
RR間に分布する多くの仮想音源が再現され、選んだホ
ール特有のすぐれた音場感がつくり出される。
ール特有のすぐれた音場感がつくり出される。
しかしながら、上記のような従来構成では、仮にステレ
オ信号の左右各チャンネル信号の和信号(L+R)を音
場再生用に用いるものとした場合、(L+R)は中央定
位成分であることから、これをDSP2の入力とすると
、中央に定位すべき会話等の成分まで周辺にふりまかれ
ることとなって不自然になる場合がある。
オ信号の左右各チャンネル信号の和信号(L+R)を音
場再生用に用いるものとした場合、(L+R)は中央定
位成分であることから、これをDSP2の入力とすると
、中央に定位すべき会話等の成分まで周辺にふりまかれ
ることとなって不自然になる場合がある。
これに対し、差信号(L−R)を用いた場合には、会話
等の中央定位成分はそのままで音場感を増すことができ
、上記のような不自然さは生じない。しかし、中央定位
以外の成分(L−R)に比較して中央定位成分のエネル
ギー増強がないため、会話等が相対的に弱められてしま
う。また、会話自体にも適当な音場感を付加する方が好
都合な場合もある。例えば映画を見ているような場合、
映画の場面に合致した音場を映画の音声(中央定位成分
に該当)に付加してやることは効果的であるが、(L−
R)を用いることによっては、この要求に応えることは
できない。これらは、(L+R)もしくは(L−R)の
一方のみが、DSP2の入力として音場再生に寄与する
ことによる。
等の中央定位成分はそのままで音場感を増すことができ
、上記のような不自然さは生じない。しかし、中央定位
以外の成分(L−R)に比較して中央定位成分のエネル
ギー増強がないため、会話等が相対的に弱められてしま
う。また、会話自体にも適当な音場感を付加する方が好
都合な場合もある。例えば映画を見ているような場合、
映画の場面に合致した音場を映画の音声(中央定位成分
に該当)に付加してやることは効果的であるが、(L−
R)を用いることによっては、この要求に応えることは
できない。これらは、(L+R)もしくは(L−R)の
一方のみが、DSP2の入力として音場再生に寄与する
ことによる。
そこでこの発明は、より柔軟に、変化に富んだ音場感を
実現できる音場制御装置を提供することを目的とする。
実現できる音場制御装置を提供することを目的とする。
この発明は、第1および第2の音場データを記憶するメ
モリと、2チャンネルステレオ入力信号の左右容入力信
号の和信号に対して第1の音場データを畳み込み第1の
初期反射音信号群を作成する第1の信号処理手段と、差
信号に対して第2の音場データを畳み込み第2の初期反
射音信号群を作成する第2の信号処理手段とを備える。
モリと、2チャンネルステレオ入力信号の左右容入力信
号の和信号に対して第1の音場データを畳み込み第1の
初期反射音信号群を作成する第1の信号処理手段と、差
信号に対して第2の音場データを畳み込み第2の初期反
射音信号群を作成する第2の信号処理手段とを備える。
この発明によれば、第1および第2の信号処理手段が、
中央定位成分と中央定位以外の成分に対してそれぞれ別
個の音場創生を施す。そこで、各信号処理手段に与える
音場データによって、それぞれの創生ずる音場を独立に
変化させることにより、全体としての音場感は多彩に変
化する。
中央定位成分と中央定位以外の成分に対してそれぞれ別
個の音場創生を施す。そこで、各信号処理手段に与える
音場データによって、それぞれの創生ずる音場を独立に
変化させることにより、全体としての音場感は多彩に変
化する。
以下、添付図面の第1図および第2図を参照して、この
発明の一実施例を説明する。なお、図面の説明において
、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省
略する。
発明の一実施例を説明する。なお、図面の説明において
、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省
略する。
第1図は、この発明の一実施例に係る音場制御装置の基
本構成図である。同図において、本実施例の装置は2組
のDSP2A、2Bを備える。−方のDSP2Aには、
左右各チャンネルの信号を加算器3Aで加算した和信号
(L+R)を、アナログ・デジタル(A/D)変換器4
Aでデジタル信号に変換して入力する。他方、DSP2
Bには、上記左右各チャンネルの信号を減算器3Bで減
算した差信号(L−R)を、A/D変換器4Bでデジタ
ル信号に変換して入力する。DSP2A。
本構成図である。同図において、本実施例の装置は2組
のDSP2A、2Bを備える。−方のDSP2Aには、
左右各チャンネルの信号を加算器3Aで加算した和信号
(L+R)を、アナログ・デジタル(A/D)変換器4
Aでデジタル信号に変換して入力する。他方、DSP2
Bには、上記左右各チャンネルの信号を減算器3Bで減
算した差信号(L−R)を、A/D変換器4Bでデジタ
ル信号に変換して入力する。DSP2A。
2Bは、いずれも高速演算用のLSIによって構成され
、畳み込み処理部21と割り当て制御部22とを有する
。
、畳み込み処理部21と割り当て制御部22とを有する
。
一方、パラメータメモリ5には、所望の仮想音源分布を
再現するために各音場再生専用スピーカFL、FR,R
L、RRに与えるべき信号の時間遅れと強さとが、音場
データとして記憶されている。ここで、各スピーカに与
えられるべき信号は、仮想音源からの反射音を再現する
ために各スピーカが出力すべき反射音に対応し、第4図
に示したように異なる強さをもった複数の反射音信号が
、時間軸に沿って特有の配列を構成したタイムチャート
として表わされる。したがって、パラメータメモリ6に
記憶されるデータも、上記タイムチャートを構成する多
くの時間遅れと強さのデータの組を含むものである。
再現するために各音場再生専用スピーカFL、FR,R
L、RRに与えるべき信号の時間遅れと強さとが、音場
データとして記憶されている。ここで、各スピーカに与
えられるべき信号は、仮想音源からの反射音を再現する
ために各スピーカが出力すべき反射音に対応し、第4図
に示したように異なる強さをもった複数の反射音信号が
、時間軸に沿って特有の配列を構成したタイムチャート
として表わされる。したがって、パラメータメモリ6に
記憶されるデータも、上記タイムチャートを構成する多
くの時間遅れと強さのデータの組を含むものである。
実際にはさらに、このようにして再現されるべき音場パ
ターンが、異なるホールや教会の仮想音源分布に対応し
て複数備えられ、制御用マイクロコンピュータからなる
主制御部6に接続された図示しない操作盤を操作するこ
とにより、ユーザが好みのパターンを選択できるものと
なっている。
ターンが、異なるホールや教会の仮想音源分布に対応し
て複数備えられ、制御用マイクロコンピュータからなる
主制御部6に接続された図示しない操作盤を操作するこ
とにより、ユーザが好みのパターンを選択できるものと
なっている。
主制御部6は、選択されたパターンに対応したデータ群
をパラメータメモリ5より読み出し、初期反射音パラメ
ータとしてDSPに送出する。そのうち、信号の時間遅
れおよび強さを示すデータは畳み込み処理部21に与え
られ、畳み込み処理部21はこのデータに従って入力信
号を遅延させ、かつそれぞれの遅延信号のレベルを調整
する。−方、割り当て制御部22には、仮想音源の方向
に対応して、上記畳み込み処理部21で作成される遅延
時間およびレベルの異なる多数の遅延信号を、各スピー
カにどのように分配すべきかを示すデータが与えられる
。そこで割り当て制御部22は、そのデータに従い、畳
み込み処理部21より入力される遅延信号から各スピー
カごとに必要なものを選択し、それぞれ第4図に示した
と同様な信号列として各スピーカに割り当てる。これは
、DSPを用いた音場制御装置に共通する基本的な動作
である。
をパラメータメモリ5より読み出し、初期反射音パラメ
ータとしてDSPに送出する。そのうち、信号の時間遅
れおよび強さを示すデータは畳み込み処理部21に与え
られ、畳み込み処理部21はこのデータに従って入力信
号を遅延させ、かつそれぞれの遅延信号のレベルを調整
する。−方、割り当て制御部22には、仮想音源の方向
に対応して、上記畳み込み処理部21で作成される遅延
時間およびレベルの異なる多数の遅延信号を、各スピー
カにどのように分配すべきかを示すデータが与えられる
。そこで割り当て制御部22は、そのデータに従い、畳
み込み処理部21より入力される遅延信号から各スピー
カごとに必要なものを選択し、それぞれ第4図に示した
と同様な信号列として各スピーカに割り当てる。これは
、DSPを用いた音場制御装置に共通する基本的な動作
である。
ここで、この実施例では2つのDSP2A。
2Bを備えたことに対応し、最終的に実現すべき音場パ
ターンごとに、性格の異なる2種の音場に対応した初期
反射音パラメータが、パラメータメモリ5に記憶されて
いる。そして、そのうち第1群の反射音パラメータがD
SP2Aに送られ、DSP2Aは、これに従って、中央
定位成分に当る和信号(L+R)に上述した畳み込み演
算処理を施し、第1の音場を形成すべき第1の初期反射
音信号群を各スピーカごとに作成して出力する。
ターンごとに、性格の異なる2種の音場に対応した初期
反射音パラメータが、パラメータメモリ5に記憶されて
いる。そして、そのうち第1群の反射音パラメータがD
SP2Aに送られ、DSP2Aは、これに従って、中央
定位成分に当る和信号(L+R)に上述した畳み込み演
算処理を施し、第1の音場を形成すべき第1の初期反射
音信号群を各スピーカごとに作成して出力する。
一方、第2群の初期反射音パラメータはDSP2Bに送
られ、DSP2Bはこれに従い、中央定位以外の成分た
る差信号(L−R)に対して畳み込み演算処理を施し、
第2の音場を形成すべき第2の初期反射音信号群を出力
する。各DSP2A。
られ、DSP2Bはこれに従い、中央定位以外の成分た
る差信号(L−R)に対して畳み込み演算処理を施し、
第2の音場を形成すべき第2の初期反射音信号群を出力
する。各DSP2A。
2Bから出力された同一のスピーカに対する初期反射音
信号群はそれぞれ加算器7で加算され、デジタル・アナ
ログ(D/A)変換器8を介して各スピーカFL、FR
,RL、RRに出力される。
信号群はそれぞれ加算器7で加算され、デジタル・アナ
ログ(D/A)変換器8を介して各スピーカFL、FR
,RL、RRに出力される。
この実施例では、第1群の初期反射音パラメータは、第
2図に示すようにスピーカFL、FRの近傍のみに局所
的に第1の音場SFIを与えるように設定し、第2群の
初期反射音パラメータはスピーカFL、FR,RL、R
R全体を広く包む第2の音場SF2を与えるように設定
しである。聴取者9には、両方の音場を合成した音場感
が与えられる。会話等の中央定位成分(L+R)につい
ても適度なエネルギー増強が行なわれ、しかもそれが部
屋全体に不自然に拡散することもなく、全体としてきわ
めて自然な音場感が得られる。
2図に示すようにスピーカFL、FRの近傍のみに局所
的に第1の音場SFIを与えるように設定し、第2群の
初期反射音パラメータはスピーカFL、FR,RL、R
R全体を広く包む第2の音場SF2を与えるように設定
しである。聴取者9には、両方の音場を合成した音場感
が与えられる。会話等の中央定位成分(L+R)につい
ても適度なエネルギー増強が行なわれ、しかもそれが部
屋全体に不自然に拡散することもなく、全体としてきわ
めて自然な音場感が得られる。
中央定位成分により形成される第1の音場と、中央定位
以外の成分により形成される第2の音場の構造は、それ
ぞれ第1群および第2群の初期反射音パラメータの設定
を変えることにより独立に変化させることができ、全体
としての音場感に多彩な変化を与えることができる。例
えば会話等の成分を部屋全体に拡散させることも8易で
ある。
以外の成分により形成される第2の音場の構造は、それ
ぞれ第1群および第2群の初期反射音パラメータの設定
を変えることにより独立に変化させることができ、全体
としての音場感に多彩な変化を与えることができる。例
えば会話等の成分を部屋全体に拡散させることも8易で
ある。
この発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、
種々の変形が可能である。
種々の変形が可能である。
例えば、上記実施例では、DSPは、あらかじめ与えら
れたタイムチャートに従って入力信号を遅延させ、レベ
ルを調整しながら各スピーカごとに割り当てる構成をと
ったが、各スピーカごとに必要な遅延信号を選択した後
、レベル調整を行なう構成としてもよい。
れたタイムチャートに従って入力信号を遅延させ、レベ
ルを調整しながら各スピーカごとに割り当てる構成をと
ったが、各スピーカごとに必要な遅延信号を選択した後
、レベル調整を行なう構成としてもよい。
また、中央定位成分(’L+R)は主として会話等であ
るため、音場感を忠実に再現することよりも会話の明瞭
度を高める方が好ましい場合もある。
るため、音場感を忠実に再現することよりも会話の明瞭
度を高める方が好ましい場合もある。
そのような場合には、(L+R)入力に対して適当なバ
ンドパスフィルタを挿入し、重要度の低い高域・低域の
周波数帯を除去してもよい。
ンドパスフィルタを挿入し、重要度の低い高域・低域の
周波数帯を除去してもよい。
さらに、第1および第2の初期反射音パラメータの設定
は、1ソースに対し終始固定したものである必要はなく
、ソース中に表現された各場面ごとに順次切換えるよう
にしてもよい。例えば、1枚のCD(コンパクトディス
ク)の録音内容に、コンサートホールから街頭へ、さら
に海岸へといった移動が表現されている場合、その場面
の変化ごとに、あらかじめ特定のトリガ信号をCDに記
録しておき、図示しない検知器を介してその信号を検知
した主制御部6が、その信号に応じてDSP2A、2B
に送るパラメータ群を変更するものとすれば、場面の変
化に自動的に追随してそれぞれにふされしい音場感を付
与することができる。
は、1ソースに対し終始固定したものである必要はなく
、ソース中に表現された各場面ごとに順次切換えるよう
にしてもよい。例えば、1枚のCD(コンパクトディス
ク)の録音内容に、コンサートホールから街頭へ、さら
に海岸へといった移動が表現されている場合、その場面
の変化ごとに、あらかじめ特定のトリガ信号をCDに記
録しておき、図示しない検知器を介してその信号を検知
した主制御部6が、その信号に応じてDSP2A、2B
に送るパラメータ群を変更するものとすれば、場面の変
化に自動的に追随してそれぞれにふされしい音場感を付
与することができる。
以上説明したように、この発明によれば、2つのDSP
を用い、2チャンネルステレオ入力信号の左右容入力信
号の和信号および差信号の双方についてそれぞれ個別の
音場創生を行なうことにより、比較的簡単な構成で、全
体として得られる音場感のバリエーションを著しく豊富
なものとすることができる。また、各音場を適当に調整
することにより、全体として音場感をきわめて自然なも
のにすることも容易となる。
を用い、2チャンネルステレオ入力信号の左右容入力信
号の和信号および差信号の双方についてそれぞれ個別の
音場創生を行なうことにより、比較的簡単な構成で、全
体として得られる音場感のバリエーションを著しく豊富
なものとすることができる。また、各音場を適当に調整
することにより、全体として音場感をきわめて自然なも
のにすることも容易となる。
第1図は、この発明の一実施例の基本構成を示すブロッ
ク図、第2図は、それによって形成される音場の一例を
示す図、第3図は、従来例を示すブロック図、第4図は
、音場再生専用スピーカに与えられる信号の一例を示す
タイムチャートである。 IL、IR・・・2チヤンネルステレオ入力端子、2A
、2B・・・デジタルサウンドプロセッサ、3A。 7・・・加算器、3B・・・減算器、5・・・パラメー
タメモリ、FL、FR,RL、RR・・・音場再生専用
スピーカ。 特許出願人 ヤ マ ハ 株 式 会 社代理人弁理
士 長谷用 芳 樹音場再生専用スピーカに与
えられる信号第4図
ク図、第2図は、それによって形成される音場の一例を
示す図、第3図は、従来例を示すブロック図、第4図は
、音場再生専用スピーカに与えられる信号の一例を示す
タイムチャートである。 IL、IR・・・2チヤンネルステレオ入力端子、2A
、2B・・・デジタルサウンドプロセッサ、3A。 7・・・加算器、3B・・・減算器、5・・・パラメー
タメモリ、FL、FR,RL、RR・・・音場再生専用
スピーカ。 特許出願人 ヤ マ ハ 株 式 会 社代理人弁理
士 長谷用 芳 樹音場再生専用スピーカに与
えられる信号第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 所望の仮想音源分布に対応した音場データとして、各ス
ピーカごとに与えるべき信号の時間遅れと強さとをあら
かじめ記憶し、2チャンネルステレオ入力信号に対し、
前記音場データによる畳み込み演算処理を施し、スピー
カごとに作成した初期反射音信号群を複数の音場再生用
スピーカに出力する音場制御装置において、 第1および第2の音場データを記憶するメモリと、前記
2チャンネルステレオ入力信号の左右各入力信号の和信
号に対して第1の音場データを畳み込み第1の初期反射
音信号群を作成する第1の信号処理手段と、前記2チャ
ンネルステレオ入力信号の左右各入力信号の差信号に対
して第2の音場データを畳み込み第2の初期反射信号群
を作成する第2の信号処理手段とを備えることを特徴と
する音場制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62273672A JPH0744759B2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 音場制御装置 |
US07/262,318 US4856064A (en) | 1987-10-29 | 1988-10-25 | Sound field control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62273672A JPH0744759B2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 音場制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115300A true JPH01115300A (ja) | 1989-05-08 |
JPH0744759B2 JPH0744759B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17530935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62273672A Expired - Lifetime JPH0744759B2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 音場制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4856064A (ja) |
JP (1) | JPH0744759B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04150200A (ja) * | 1990-10-09 | 1992-05-22 | Yamaha Corp | 音場制御装置 |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63183495A (ja) * | 1987-01-27 | 1988-07-28 | ヤマハ株式会社 | 音場制御装置 |
JP2522529B2 (ja) * | 1988-10-31 | 1996-08-07 | 株式会社東芝 | 音響効果装置 |
US5123051A (en) * | 1989-01-12 | 1992-06-16 | Pioneer Electronic Corporation | Sound field reproducing apparatus |
JPH03127599A (ja) * | 1989-10-12 | 1991-05-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音場可変装置 |
EP0462285B1 (en) * | 1989-12-29 | 1996-09-04 | Fujitsu Ten, Ltd. | Acoustic reproducing device |
JPH03239100A (ja) * | 1990-02-16 | 1991-10-24 | Pioneer Electron Corp | 記録媒体演奏装置 |
JPH042928A (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音場制御装置 |
US5257313A (en) * | 1990-07-09 | 1993-10-26 | Sony Corporation | Surround audio apparatus |
US6005949A (en) * | 1990-07-17 | 1999-12-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surround sound effect control device |
JP2720358B2 (ja) * | 1990-07-17 | 1998-03-04 | 松下電器産業株式会社 | サラウンド制御回路 |
DE4134130C2 (de) * | 1990-10-15 | 1996-05-09 | Fujitsu Ten Ltd | Vorrichtung zum Aufweiten und Ausbalancieren von Schallfeldern |
KR940002436B1 (ko) * | 1991-02-13 | 1994-03-24 | 삼성전자 주식회사 | 디지탈 음장제어장치 및 방법 |
JPH05130699A (ja) * | 1991-11-08 | 1993-05-25 | Sony Corp | 音声再生装置 |
US5173944A (en) * | 1992-01-29 | 1992-12-22 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Head related transfer function pseudo-stereophony |
US5572591A (en) * | 1993-03-09 | 1996-11-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Sound field controller |
EP0637191B1 (en) * | 1993-07-30 | 2003-10-22 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Surround signal processing apparatus |
US5761315A (en) * | 1993-07-30 | 1998-06-02 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Surround signal processing apparatus |
US5438623A (en) * | 1993-10-04 | 1995-08-01 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of National Aeronautics And Space Administration | Multi-channel spatialization system for audio signals |
GB9326092D0 (en) * | 1993-12-21 | 1994-02-23 | Central Research Lab Ltd | Apparatus and method for audio signal balance control |
DE4440014C2 (de) * | 1994-11-09 | 2002-02-07 | Deutsche Telekom Ag | Verfahren und Vorrichtung zur mehrkanaligen Tonwiedergabe |
US5661808A (en) * | 1995-04-27 | 1997-08-26 | Srs Labs, Inc. | Stereo enhancement system |
US5850453A (en) * | 1995-07-28 | 1998-12-15 | Srs Labs, Inc. | Acoustic correction apparatus |
US5970152A (en) * | 1996-04-30 | 1999-10-19 | Srs Labs, Inc. | Audio enhancement system for use in a surround sound environment |
DE19645867A1 (de) | 1996-11-07 | 1998-05-14 | Deutsche Telekom Ag | Verfahren zur mehrkanaligen Tonübertragung |
US5912976A (en) * | 1996-11-07 | 1999-06-15 | Srs Labs, Inc. | Multi-channel audio enhancement system for use in recording and playback and methods for providing same |
US6281749B1 (en) | 1997-06-17 | 2001-08-28 | Srs Labs, Inc. | Sound enhancement system |
US7260231B1 (en) | 1999-05-26 | 2007-08-21 | Donald Scott Wedge | Multi-channel audio panel |
US7031474B1 (en) | 1999-10-04 | 2006-04-18 | Srs Labs, Inc. | Acoustic correction apparatus |
US7277767B2 (en) | 1999-12-10 | 2007-10-02 | Srs Labs, Inc. | System and method for enhanced streaming audio |
US6714826B1 (en) * | 2000-03-13 | 2004-03-30 | International Business Machines Corporation | Facility for simultaneously outputting both a mixed digital audio signal and an unmixed digital audio signal multiple concurrently received streams of digital audio data |
JP2002095100A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-03-29 | Victor Co Of Japan Ltd | 制御データの書換/追加装置及び方法並びにこれに用いる伝送方法及び記録媒体 |
JP2004151208A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Pioneer Electronic Corp | オーディオ装置 |
JP4551652B2 (ja) * | 2003-12-02 | 2010-09-29 | ソニー株式会社 | 音場再生装置及び音場空間再生システム |
US8050434B1 (en) | 2006-12-21 | 2011-11-01 | Srs Labs, Inc. | Multi-channel audio enhancement system |
CN103329571B (zh) | 2011-01-04 | 2016-08-10 | Dts有限责任公司 | 沉浸式音频呈现系统 |
WO2014190140A1 (en) | 2013-05-23 | 2014-11-27 | Alan Kraemer | Headphone audio enhancement system |
US9820073B1 (en) | 2017-05-10 | 2017-11-14 | Tls Corp. | Extracting a common signal from multiple audio signals |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4922641A (ja) * | 1972-06-26 | 1974-02-28 | ||
JPS6051894A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-23 | ヤマハ株式会社 | 残響付加装置 |
JPS61165795A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-26 | パイオニア株式会社 | オ−デイオ信号処理装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4275267A (en) * | 1979-05-30 | 1981-06-23 | Koss Corporation | Ambience processor |
US4549289A (en) * | 1983-06-20 | 1985-10-22 | Jack Schwartz | Method for correcting acoustic distortion |
US4803731A (en) * | 1983-08-31 | 1989-02-07 | Yamaha Corporation | Reverbation imparting device |
US4731848A (en) * | 1984-10-22 | 1988-03-15 | Northwestern University | Spatial reverberator |
JPH0720310B2 (ja) * | 1985-10-23 | 1995-03-06 | 松下電器産業株式会社 | 音質調整装置 |
US4748669A (en) * | 1986-03-27 | 1988-05-31 | Hughes Aircraft Company | Stereo enhancement system |
-
1987
- 1987-10-29 JP JP62273672A patent/JPH0744759B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-10-25 US US07/262,318 patent/US4856064A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4922641A (ja) * | 1972-06-26 | 1974-02-28 | ||
JPS6051894A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-23 | ヤマハ株式会社 | 残響付加装置 |
JPS61165795A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-26 | パイオニア株式会社 | オ−デイオ信号処理装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04150200A (ja) * | 1990-10-09 | 1992-05-22 | Yamaha Corp | 音場制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4856064A (en) | 1989-08-08 |
JPH0744759B2 (ja) | 1995-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01115300A (ja) | 音場制御装置 | |
EP1025743B1 (en) | Utilisation of filtering effects in stereo headphone devices to enhance spatialization of source around a listener | |
KR101124382B1 (ko) | 향상된 지각적 품질을 갖는 스테레오 신호 생성방법 및 장치 | |
KR0135850B1 (ko) | 음성재생장치 | |
JP2755208B2 (ja) | 音場制御装置 | |
US7006645B2 (en) | Audio reproduction apparatus | |
US7076071B2 (en) | Process for enhancing the existing ambience, imaging, depth, clarity and spaciousness of sound recordings | |
JP2897586B2 (ja) | 音場制御装置 | |
US5261005A (en) | Sound field control device | |
JPH0822118B2 (ja) | 2チャンネルの音場再生装置 | |
US5740253A (en) | Sterophonic sound field expansion device | |
JP2956545B2 (ja) | 音場制御装置 | |
JPH08130799A (ja) | 音場生成装置 | |
JPH10336798A (ja) | 音場補正回路 | |
US20040062402A1 (en) | Audio reproduction apparatus | |
JP4196509B2 (ja) | 音場創出装置 | |
JPH07123498A (ja) | ヘッドホン再生システム | |
JP2897643B2 (ja) | 音場制御装置 | |
JPH09163500A (ja) | バイノーラル音声信号生成方法及びバイノーラル音声信号生成装置 | |
JPH06315198A (ja) | 音声出力回路 | |
KR970005610B1 (ko) | 음장처리장치 | |
US20010031057A1 (en) | Method and apparatus for producing spatially distributed sound into a set of headphones | |
JP2003091293A (ja) | 音場再現装置 | |
JPH04200100A (ja) | 体感音場補正装置 | |
JPS5919520Y2 (ja) | 残響付加装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080515 Year of fee payment: 13 |