JPH0111401Y2 - - Google Patents

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JPH0111401Y2
JPH0111401Y2 JP5498184U JP5498184U JPH0111401Y2 JP H0111401 Y2 JPH0111401 Y2 JP H0111401Y2 JP 5498184 U JP5498184 U JP 5498184U JP 5498184 U JP5498184 U JP 5498184U JP H0111401 Y2 JPH0111401 Y2 JP H0111401Y2
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JP
Japan
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gear
tightening
nut
nut runner
pinion gear
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JP5498184U
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ボルト締付工程、例えば自動車の組
立ラインにおけるサスペンシヨンのアツパーアー
ム、ロアアームを締付ける工程において用いられ
る多軸ナツトランナの締付パターンを切換えるた
めの装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、ボルト締付工程において複数のボルトを
締付ける場合は、この複数のボルトを同時に締付
けることのできる多軸ナツトランナを用いてい
る。ところで自動車の組立ラインにおいては、異
なる機種の自動車を混流する場合があり、各締付
用ボルトの取付けパターンや本数は自動車の機種
によつて異なるものである。従つてこのような場
合この締付用ボルトの取付けパターンや本数の変
化に対応できる多軸ナツトランナが必要となる。
そこで、従来、上記締付用ボルトの取付パター
ンと軸数変化に対応できる多軸ナツトランナとし
て、特開昭58−132427号公報に記載されているよ
うに、同心円上に設けられた複数本のソケツト被
動軸を歯車箱を介して偏心位置で駆動するととも
に、歯車箱を回動させてソケツトを公転させるこ
とにより、ソケツトのピツチ円半径を適宜変更
し、しかも、余分のナツトランナはその軸線方向
に後退させて軸数を可変にするようにしたものが
あつた。
しかしながら、この従来装置では上記ピツチ変
更と軸数の可変とを行なうための駆動装置の構造
が複雑であるとともに、駆動装置として複数のシ
リンダを要し、コスト高であるという問題があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、駆動源が単一の簡単な構造により、多軸
ナツトランナの締付パターンを軸数の可変を伴な
わせて複数種の締付パターンに容易に切換えるこ
とのできるパターン切換装置を提供することを目
的としている。
〔考案の構成〕
本考案は、多軸ナツトランナのパターン切換装
置において、2つのナツトランナが取付けられた
旋回部材とともに回動する旋回ギヤを設け、これ
と噛合する第1ピニオンギヤ及びこれと同軸の第
2ピニオンギヤと噛合する一対のラツク部を配設
し、該各ラツク部とともに移動する可動部にそれ
ぞれナツトランナを取付け、上記各部材、各ギヤ
のいずれかに駆動部を設けたものであり、これに
より単一の駆動源により旋回部材及び可動部を移
動して上記各ナツトランナの位置を変化できるよ
うにしものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
図において、1は矩形の板状体である支持基板
で、これは図示しない移動装置により、組立ライ
ン上の作動位置と、ここから後退した退避位置と
の間で移動できるようになつている。そして該支
持基板1上には、大略半円状の旋回板3が回動軸
4により回動自在に取付けられており、該旋回板
3には第1、第2ナツトランナ5,6が固着され
ている。また上記支持基板1の旋回板3周縁部分
には、上記回動軸4を中心とする円弧状の案内孔
1aが形成されており、上記第1、第2ナツトラ
ンナ5,6のソケツト部5a,6aは上記案内孔
1aを通つて支持基板1の背面側に突出してい
る。なお、7は支持基板1上に固着され、上記旋
回板3の回動角を規制するストツパ部材である。
そして、上記旋回板3の外周面には、中心角略
60゜の歯車からなる旋回ギヤ部3aが形成されて
おり、該旋回ギヤ部3aは回動軸4を中心に旋回
板3とともに回動する。
上記支持基板1の上記旋回板3上方部分には、
ピニオンギヤ8が支持軸9により回転自在に取付
けられており、上記ピニオンギヤ8の支持基板1
側に形成された第1ピニオンギヤ部8aは、上記
旋回ギヤ部3aと噛合している。
また上記支持基板3のピニオンギヤ8上方部分
には、該ピニオンギヤ8を収容するガイドブラケ
ツト10が取付けられており、該ブラケツト10
の上記ピニオンギヤ8を中心とする対称位置に
は、横断面略半円状のガイド孔10a,10bが
水平方向に形成され、該ガイド孔10a,10b
内には各々上部、下部ラツク部11,12が摺動
自在に挿入されており、該各ラツク部11,12
のラツク11a,12aは、上記第1ピニオンギ
ヤ部8aと同軸の第2ピニオンギヤ部8bと噛合
している。
そして上記上部、下部ラツク部11,12には
各々左、右可動部11b,12bが一体形成され
ており、該左、右可動部11b,12bが支持基
板1に取付けられたガイドプレート13内に摺動
自在に挿入されている。そして上記左、右可動部
11b,12bには各々第3、第4ナツトランナ
15,16が取付けられており、該各ナツトラン
ナ15,16のソケツト部15a,16aは、上
記支持基板1に水平方向に長く形成された案内孔
1bを通つて該支持基板1の背面側に突出してい
る。
また、上記支持基板1の右下コーナ部には駆動
シリンダ17が支持ブラケツト18により回動自
在に取付けられており、該シリンダ17のピスト
ンロツドは連結ブラケツト19により上記旋回板
3に回動自在に連結されている。
次に動作について説明する。
本実施例装置では、2つの締付パターンによ
り、各ボルトを同時に締付けることができる。ま
ず4本のボルトを同時に締付ける第1の締付パタ
ーンにより締付けるには、駆動シリンダ17を収
縮せしめる。すると、本実施例装置は、第1図に
示す状態となり、第1〜第4ナツトランナ5,
6,15,16の各ソケツト部5a,6a,15
a,16aは同図に破線で示す位置に位置し、こ
れにより台形状に配設された4本のボルトを同時
に締付けることができることとなる。
次に3本のボルトを同時に締付ける第2の締付
パターンにより締付ける場合は、駆動シリンダ1
7を伸張せしめる。すると、旋回板3が反時計回
りに回動し、これに伴つてピニオンギヤ8が時計
回りに回転して上部、下部ラツク部11,12を
各々図示右方、左方に移動させ、これにより第1
〜第4ソケツト5a,6a,15a,16aは
各々同図に一点鎖線で示す位置に移動し、その結
果三角形状に配設された3本のボルトを同時に締
付けることができることとなる。なお、この第2
の締付パターンでは第2ナツトランナ6は締付け
作業は行なわない。
このように本実施例では、駆動シリンダ17を
伸縮せしめるだけの操作により、締付ピツチ及び
本数の異なる2種の締付パターンにより4本又は
3本のボルトを同時に締付けることができる。
なお、上記実施例では駆動シリンダ17を旋回
板3に接続した場合について説明したが、このシ
リンダ17は上記ラツク部11,12、可動部1
1b,12bのいずれかに接続してもよいのは勿
論であり、またシリンダの代わりにモータを設け
ることもでき、この場合はピニオンギヤ8を駆動
するようにするのが効果的である。また上記実施
例では、旋回板3と旋回ギヤ部3aとを、またラ
ツク部11,12と可動部11b,12bとを一
体形成したが、勿論これらは別体に形成してもよ
い。
〔考案の効果〕
以上のように本考案に係る多軸ナツトランナの
パターン切換装置によれば、旋回ギヤとともに回
動する旋回部材、ラツク部とともに移動する2つ
の可動部及び旋回ギヤ、ラツクの各々と噛合する
ピニオンギヤを設け、これらのいずれかを駆動し
て、旋回部材、可動部を移動せしめるようにした
ので、各可動部のナツトランナと旋回部材の2つ
のナツトランナの位置変化により駆動源が単一の
非常に簡単な構造でありながら、複数の締付パタ
ーンの切換を軸数の可変を伴なつて簡便に行なう
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による多軸ナツトラ
ンナのパターン切換装置の一部断面平面図、第2
図は第1図の−線断面図である。 1……基板、3……旋回部材、3a……旋回ギ
ヤ、5,6,15,16……ナツトランナ、8
a,8b……第1、第2ピニオンギヤ、11,1
2……ラツク部、11a,12a……ラツク、1
1b,12b……可動部、17……駆動部(シリ
ンダ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 部材のボルト締付工程で複数個のボルトを同時
    に締付ける多軸ナツトランナにおける複数の締付
    パターンの切換をナツトランナの軸数の可変を伴
    なわせて行なうパターン切換装置であつて、 少なくとも2つのナツトランナを有し基板に回
    動自在に設けられた旋回部材と、 該旋回部材と同軸の歯車を有し該旋回部材とと
    もに回動する旋回ギヤと、 該旋回ギヤに噛み合う第1ピニオンギヤと、 該第1ピニオンギヤと同軸に設けられこれとと
    もに回動する第2ピニオンギヤと、 該第2ピニオンギヤに噛み合うラツクを有し、
    かつ該第2ピニオンギヤを中心とする対称位置に
    設けられた2つのラツク部と、 少なくとも1つのナツトランナを有し上記各ラ
    ツク部にこれとともに可動自在に設けられた2つ
    の可動部と、 上記旋回部材、旋回ギヤ、第1、第2ピニオン
    ギヤ、ラツク部及び可動部のいずれか1つに設け
    られこれを駆動する駆動部とを備え、 上記旋回部材の一方の方向への旋回時に、旋回
    部材の2つのナツトランナと各可動部のナツトラ
    ンナとからなる全ナツトランナによる所定の締付
    パターンを設定する一方、旋回部材の他方への旋
    回時に各可動部のナツトランナと、旋回部材の1
    つのナツトランナとで他の締付パターンを設定し
    かつ旋回部材の他の1つのナツトランナを該他の
    締付パターンの外側へ退避させることを特徴とす
    る多軸ナツトランナのパターン切換装置。
JP5498184U 1984-04-13 1984-04-13 多軸ナツトランナのパタ−ン切換装置 Granted JPS60167633U (ja)

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JPS60167633U JPS60167633U (ja) 1985-11-07
JPH0111401Y2 true JPH0111401Y2 (ja) 1989-04-03

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