JPH0111173Y2 - - Google Patents

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JPH0111173Y2
JPH0111173Y2 JP1984140054U JP14005484U JPH0111173Y2 JP H0111173 Y2 JPH0111173 Y2 JP H0111173Y2 JP 1984140054 U JP1984140054 U JP 1984140054U JP 14005484 U JP14005484 U JP 14005484U JP H0111173 Y2 JPH0111173 Y2 JP H0111173Y2
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JP
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sewing
motor
section frame
frame
sewing machine
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JP1984140054U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は携帯型ミシンに関し、特に穀物を袋詰
めする現場で袋口を縫製して閉じるなどの用途に
おいて、ミシンのフレームを手に持つて操作する
ことができるミシンに関する。
[従来技術] 従来ミシンは、アーム部やベツド部などを含め
て全体が鋳物などで一体に成形されていたため非
常に重く携帯用には不便であつた。ところが、全
体を合成樹脂で成形すると、縫製時に力が加わる
アーム部やベツド部が変形するおそれがあり、ま
た潤滑油などにより合成樹脂が侵されるなど耐久
性が低い欠点があつた。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は、ミシン全体が鋳物などで一体に成
形された場合非常に重くなり、また合成樹脂で成
形された場合耐久性に問題があるなどの欠点を解
消し、さらに潤滑油の供給等を容易にし得るよう
にするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題点を解消するために本考案において
は、運動変換手段を、先端に縫製用針が設けられ
たアーム部とそのアーム部と対向する被縫製物支
持面を有するベツド部とその両部を連結する基端
部とが形成されたアルミダイキヤスト製の縫製部
フレームの内部に設置し、モータを、ハンドル部
を有する合成樹脂製の駆動部フレームの内部に設
置し、その駆動部フレームを前記縫製部フレーム
の基端部に対して着脱可能に固定するとともに、
前記モータ及び運動変換手段を着脱可能な継手に
よつて連結したことを特徴としている。
[作用] 上記構成により携帯型ミシンの軽量化を図り、
持ち運びおよび縫製作業を容易にするとともに、
耐久性を増すものである。また、縫製部フレーム
及び駆動部フレームを容易に分離し、運動変換手
段に対して潤滑油の供給等をすることができる。
[実施例] 以下にこの考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明する。
1はミシンの縫製部フレームで、アルミダイキ
ヤストで製作されており、ほぼ偏平な矩形の箱状
基端部1aの一側においてその一端寄りにアーム
部1bを、他端寄りにベツド部1cを互いに平行
に突出させている。
2は上記基端部1aの開放面を覆う駆動部フレ
ームで、合成樹脂で成形されており、ミシンを携
帯可能にするためのハンドル部2aと、その下部
にモータ3が収容する筒状のモータケース部2b
とからなる。
4は針で、アーム部1bの先端に上下動可能に
設けられている。また、針4を下端に支持した支
持体5は、アーム部1bに固定した案内軸6に上
下動可能に取付けられる。
7は支持体5を駆動するレバーで、中央をアー
ム部1bに水平に橋渡した軸8に枢支され、案内
軸6と平行な垂直面に沿つて揺動できる。またレ
バー7の他端はリンク9を介して大径輪10の偏
心位置に連結され、その大径輪10はモータ3に
継手11を介して連結された後述する小径輪12
とベルト13により連結される。尚、大径輪10
は軸14により縫製部フレーム1に回転可能に支
持されている。またその軸14は、ベツド部内の
糸輪捕捉器、被縫製物の送り装置(図示せず)な
どに連結されている。
12はベルト13を介して大径輪10に連結さ
れた小径輪で、縫製部フレーム1に回転可能に支
持された軸12aに固定されている。
11aは軸12aに固定された被動側継手で、
モータ3に固定された駆動側継手11bと着脱可
能に連結されている。
モータ3の回転により小径輪12、ベルト13
を介して大径輪10を駆動し、リンク9を揺動さ
せながら上下動させ、その結果レバー7を軸8の
まわりに揺動させて支持体5を針4とともに案内
軸6に沿つて上下動する。
そして、本実施例では、運動変換手段及びモー
タ3が両フレーム1,2内に設置されているの
で、ほこりの付着等がなく、使用者は使用中に駆
動部分に注意を払う必要がない。
縫製部フレーム1から駆動部フレーム2を外す
場合は、前記両フレーム1,2を固定しているネ
ジ15を取外すことにより、被動側継手11aと
駆動側継手11bとの間で分離する。
潤滑油は支持体5と案内軸6との摩擦部分、軸
8,12a,14およびその軸受部分に供給され
るので、その部分より潤滑油が垂れた場合でも縫
製部フレーム1がアルミダイキヤストで作製され
ているため侵されることがない。
[考案の効果] 以上詳述したようにこの考案は、次の特有の効
果を奏する。
(イ) 縫製部フレームをアルミダイキヤスト製と
し、駆動部フレームを合成樹脂製としたため、
携帯型ミシンとして最大性能である軽量化を実
現できるとともに、縫製時に力が加わるアーム
部、ベツド部を有する縫製部フレームの耐久性
も増すことができる。
(ロ) 運動変換手段及びモータを着脱可能な継手に
より連結したので、縫製部フレーム及び駆動部
フレームを容易に分離することができ、運動変
換手段に対して潤滑油の供給等ができる。しか
も、潤滑油が縫製部フレームに垂れた場合に
も、縫製部フレームはアルミダイキヤストで製
作されているため侵されることはない。
(ハ) 運動変換手段及びモータ等の駆動部分は両フ
レーム内に収納されているので、ほこりの付着
等を防止でき、使用者は使用中に駆動部分に注
意を払う必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したミシンの正面
図、第2図は内部構造の簡略正面図である。 図中、1は縫製部フレーム、1aは基端部、1
bはアーム部、1cはベツド部、2は駆動部フレ
ーム、2aはハンドル部、3はモータ、4は縫製
用針、11は継手である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 縫製用針4を駆動するモータ3と、そのモータ
    3の回転を縫製用針4の上下運動に変換する運動
    変換手段とを有する携帯型ミシンにおいて、 前記運動変換手段を、先端に前記縫製用針4が
    設けられたアーム部1bとそのアーム部1bと対
    向する被縫製物支持面を有するベツド部1cとそ
    の両部を連結する基端部1aとが形成されたアル
    ミダイキヤスト製の縫製部フレーム1の内部に設
    置し、 前記モータ3を、ハンドル部2aを有する合成
    樹脂製の駆動部フレーム2の内部に設置し、 その駆動部フレーム2を前記縫製部フレーム1
    の基端部1aに対して着脱可能に固定するととも
    に、前記モータ3及び運動変換手段を着脱可能な
    継手11によつて連結したことを特徴とする携帯
    型ミシン。
JP1984140054U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0111173Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104995345A (zh) * 2014-01-21 2015-10-21 韩泰熙 便携式缝纫机

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JPS6154768U (ja) 1986-04-12

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