JPH0111087Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0111087Y2
JPH0111087Y2 JP1982025089U JP2508982U JPH0111087Y2 JP H0111087 Y2 JPH0111087 Y2 JP H0111087Y2 JP 1982025089 U JP1982025089 U JP 1982025089U JP 2508982 U JP2508982 U JP 2508982U JP H0111087 Y2 JPH0111087 Y2 JP H0111087Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
leg body
shaft
cushion
tension
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982025089U
Other languages
English (en)
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JPS58126753U (ja
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Publication date
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Priority to JP2508982U priority Critical patent/JPS58126753U/ja
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Application granted granted Critical
Publication of JPH0111087Y2 publication Critical patent/JPH0111087Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C11/00Benches not otherwise provided for
    • A47C11/005Benches not otherwise provided for having multiple separate seats

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、脚体の上部に座席を備える椅子に関
し、特に脚体を静止状態にしたまま座席の向きを
前後に可変させるための構造に関する。
一般に、駅や病院等の待合室にあつては脚体の
上部に複数の座席が並設された椅子が多用されて
いるが、この椅子は脚体と各座席とが固定されて
いるために、座席の向きを逆向きにする場合、椅
子全体を逆向きに移動しなければならず、その移
動が面倒であるうえ、各座席毎を前後に向け得る
向きの自由度に欠ける。また、車両に艤装された
シートにあつては、背をもたれかけるためのシー
トバツクを臀部を腰かけるためのシートクツシヨ
ンの前後に揺動させるかフロアに対してシート全
体を水平状に回転させることによつて、座席の向
きを変える構造を備えるものがある。しかし、前
者にあつては、シートバツクの前後面の一方が背
もたれの着座面に使用されかつ前後面の他方がシ
ートバツクの裏面になる構造であるため、シート
バツクの裏面になつた着座面が後部着座者によつ
て汚されることが多く、座席の向きを変えたと
き、清楚なシートバツクの着座面を得ることがで
きない場合がままある。また、後者にあつては、
フロアとシートの間にターンテーブル機構を備え
必要があるために、機構が複雑となり、高価とな
るうえ、複数の座席における各座席毎の向きの自
由度に欠ける不都合がある。
本考案の目的は、前述した従来の不都合に鑑
み、座席を構成するシートクツシヨンとシートバ
ツクを略合同に形成すると共に、前記座席を脚体
の上部から下部方向へ付勢された状態で脚体の上
部に回動自在に支持し、前記座席の裏面と脚体の
下部間には座席の前後の向きを保持するストツパ
機構を備え、このストツパ機構はシートクツシヨ
ンとシートバツクの裏面に掛けわたされた弧状の
摺動アームと、脚体の下部に位置して前記摺動ア
ームが摺接されるシヤフトを備えるとともに、前
記摺動アームの仮想2等分線上に座席の中立位置
を設け、この中立位置の両側には前記シヤフトに
係合する一対の係止用凹溝を刻設することによつ
て、着座時には安定した着座姿勢を保持すること
ができるうえ、座席の向きを前後に容易に変える
得ることは勿論のこと、未使用時には座席を中立
位置へ復帰できる椅子を提供するものである。
以下、図面について本考案の施された椅子の詳
細を説明する。
第1図は本考案の椅子の斜視図であつて、この
実施例については複数の座席が脚体に並設された
ものを例示したけれども、本考案はこれに限定さ
れるものではなく、脚体に唯一の座席を有する椅
子にも適用可能である。
この椅子は、第1図に示すように、脚体Aと、
この脚体Aの上部に水平方向へ互いに独立した状
態で並設された複数の座席B,B…とを備える。
前記脚体Aは所定間隔で相対向する逆T字状の脚
1を備え、この脚1の頂部間には支軸2が水平状
に横架され、この支軸2の前後に所定間隔を存す
るフレーム3が脚1の頂部から水平状に突出され
ている。
一方、前記各座席Bはシートクツシヨン4とシ
ートバツク5から構成され、これらのシートクツ
シヨン4とシートバツク5は略合同に形成され
る。前記シートクツシヨン4とシートバツク5は
所定の背もたれ角度のもとに一体的に構成され、
その背もたれ角度の内側には断面略L字状の着座
面がシートクツシヨン4とシートバツク5に連続
した状態で形成されている。前記シートクツシヨ
ン4とシートバツク5の結合された隅部裏面両側
には、第2図示のように、ブラケツト6が前記背
もたれ角度の仮想2等分線の延長方向に突出さ
れ、このブラケツト6には長孔7がブラケツト6
の突出方向に細長く刻設されている。この長孔7
に前記支軸2が貫装されることによつて、前記各
座席Bは脚体1の上部に回転自在に支持され、各
座席Bの回動範囲はシートクツシヨン4とシート
バツク5の各裏面がフレーム3に当接することに
よつて規制される。前記長孔7の短幅員は支軸2
の外径よりもわずかに大きくなつており、ブラケ
ツト6が支軸2に対して長孔7の長手方向に摺動
自在に構成されている。また、前記ブラケツト6
が突出されたシートクツシヨン4とシートバツク
5の結合部分にはピン8が突出され、このピン8
と前記支軸2には引張りスプリング9が掛けわた
されており、この引張りスプリング9によつて前
記各座席Bは脚体Aの上部から下部方向へ付勢さ
れている。
他方、前記各座席Bの後面と脚体Aの下部間に
は各座席Bの前後の向きを保持するストツパ機構
Cを備える。このストツパ機構Cはシートクツシ
ヨン4とシートバツク5の裏面に掛けわたされた
摺動アーム10と、脚体1の下部に位置しつつ支
軸2の下方に所定間隔を存して並設された係止シ
ヤフト11とを備える。前記摺動アーム10は前
記長孔7の下端7aに支軸2が位置されたとき、
この支軸2を中心にした円弧状の外周面12を有
する弧状に構成され、この外周面12が前記引張
りスプリング9の張力によつて係止シヤフト11
に摺接される。前記摺動アーム10の仮想2等分
線の前後部位には前記外周面12に開口を有する
凹溝13A,13Bが所定間隔を存して刻設され
る。これらの凹溝13A,13Bの一方即ち凹溝
13Aはシートクツシヨン4がフレーム3に当接
したとき引張りスプリング9の張力によつて係止
シヤフト11に係合され、また、他方の凹溝13
Bはシートバツク5がフレーム3に当接したとき
引張りスプリング9の張力によつて係止シヤフト
11に係止される。これらの凹溝13A,13B
の係止シヤフト11への各係合によつて各座席B
の前後の向きが保持状態になる。前記引張りスプ
リング9の張力に抗して凹溝13Aまたは13B
の係合が解除されたときは、引張りスプリング9
の張力によつて摺動アーム10は仮想2等分線部
位の外周面12が係止シヤフト11に摺接され、
各座席Bは第2図示の実線示即ち中立位置に保持
される。
以上のように構成された前記実施例によれば、
第2図示の実線示の中立状態にある座席Bのシー
トクツシヨン4に下方の荷重を与えることによつ
て、座席Bは支軸2に長孔7の下端7aが接触し
た状態で支軸2を中心に矢印X方向に回動され、
第2図の仮想線示のように、シートバツク4の裏
面がフレーム3に当接しつつ引張りスプリング9
の張力によつて凹溝13Aが係止シヤフト11に
係合される。この結果、座席Bは脚体Aに対して
安定した状態で保持されるので、着座者はシート
バツクBに安心して背をもたれかけることができ
る。つまり、凹溝13Aの係止シヤフト11への
係合状態は引張りスプリング9の張力と着座者の
荷重が凹溝13Aと係止シヤフト11の係合を保
持する方向に作用されるので、着座者がシートバ
ツク5に背をもたれかけても、座席Bの逆方向
(矢印Y方向)の回動は阻止される。したがつて、
着座者がシートバツク5に体重をかけても、座席
Bが矢印Y方向へ不用意に回動される危険はな
い。また、第2図示の実線示の中立状態にある座
席Bのシートバツク5に下方の荷重を与えること
によつて、座席Bは前述とは逆のY方向に回動さ
れ、第2図の一点鎖線示のように、シートバツク
5の裏面がフーレム3に当接しつつシートバツク
4が起立されるので、座席Bは前述とは逆向きに
なり、着座者はシートバツク5の着座面に臀部を
おろし、シートバツク4の着座面に背をもたれか
けることができる。つまり、座席Bが前述した第
2図の仮想線示の向きから第2図の一点鎖線示の
逆向きになる。このとき、係止シヤフト11には
凹溝13Bが係止されるので、前述したと同様に
座席Bは脚体Aに対して安定した状態で保持され
る。
一方、第2図の仮想線示または一点鎖線示の状
態において、座席Bを引張りスプリング9の張力
に抗して長孔7の長手方向に強制的に持ち上げる
ことによつて、凹溝13Aまたは13Bが係止シ
ヤフト11から解除され、座席Bには引張りスプ
リングの張力が加わるので、座席Bから手を離す
ことによつて座席Bは引張りスプリング9の張力
と外周面12の係止シヤフト11への摺動との共
働によつて、第2図の実線示の中位位置へ自動的
に復帰される。
以上説明したように本考案によれば、脚体の上
部に回動自在に支持された座席が座席の前後方向
のいずれかの向きにおいて安定状態で保持できる
ので、着座時にはシートバツクに背をもたれかけ
た安定した着座姿勢で常に着座することができる
うえ、座席の向きを前後に容易に可変操作するこ
とができる。しかも、座席の前後いずれの向きに
おいても着座面が座席Bの外側に露出されること
がないので、例え、座席を列状に並べた椅子の設
置状態にあつても、着座面が後部着座者から汚さ
れることがない。また、座席は少し持上げてその
手を離すだけの簡単な操作で中立位置へ復帰させ
ることができる。さらに、座席が略合同のシート
クツシヨンとシートバツクから構成されているの
で、座席の前後のいずれかの向きの着座に違和感
を与えることも未然に防止できる。また、中立状
態においてはいずれの方向からでも、何等手を加
えることなくそのままの状態で腰をかえることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の施された椅子の斜視図、第2
図は第1図の−線断面図である。 A……脚体、B……座席、C……ストツパ機
構、2……支軸、3……フレーム、4……シート
クツシヨン、5……シートバツク、9……引張り
スプリング、10……摺動アーム、11……係止
シヤフト、13A,13B……凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脚体の上部に座席を備え、この座席を構成する
    シートクツシヨンとシートバツクが所定の背もた
    れ角度に設定された椅子において、前記シートク
    ツシヨンとシートバツクが略合同に形成されると
    共に、前記脚体に対して座席を脚体の上部から下
    部方向へ付勢させた状態で回動自在に支持し、前
    記座席の裏面と脚体の下部間には座席の前後の向
    きを保持するストツパ機構を備え、このストツパ
    機構はシートクツシヨンとシートバツクの裏面に
    掛けわたされた孤状の摺動アームと、脚体の下部
    に位置して前記摺動アームが摺接されるシヤフト
    を備えるとともに、前記摺動アームの仮想2等分
    線上に座席の中立位置を設け、この中立位置の両
    側には前記シヤフトに係合する一対の係止用凹溝
    を刻設したことを特徴とする椅子。
JP2508982U 1982-02-24 1982-02-24 椅子 Granted JPS58126753U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2508982U JPS58126753U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2508982U JPS58126753U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58126753U JPS58126753U (ja) 1983-08-27
JPH0111087Y2 true JPH0111087Y2 (ja) 1989-03-30

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ID=30037061

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2508982U Granted JPS58126753U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 椅子

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JP (1) JPS58126753U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100890871B1 (ko) 2008-12-02 2009-03-30 케이원에코텍 주식회사 하나의 의자로 스툴의자와 좌식의자로 이용이 가능한 의자의 구조

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58126753U (ja) 1983-08-27

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