JPH0110941Y2 - - Google Patents

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JPH0110941Y2
JPH0110941Y2 JP1981066124U JP6612481U JPH0110941Y2 JP H0110941 Y2 JPH0110941 Y2 JP H0110941Y2 JP 1981066124 U JP1981066124 U JP 1981066124U JP 6612481 U JP6612481 U JP 6612481U JP H0110941 Y2 JPH0110941 Y2 JP H0110941Y2
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JP
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printed wiring
wiring board
amplifier
induced current
conductor
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は増幅器用印刷配線基板、特にカート
リツジアンプ、イコライザーアンプ、マイクアン
プ等の比較的低レベルの信号を取扱う増幅器用印
刷配線基板の改良に関する。
この種の増幅器を第1図について説明すると、
1はたとえばレコードプレヤー等の信号発生装置
であり、2はカートリツジアンプ又はイコライザ
ーアンプの回路基板部分である。
カートリツジ1aよりピツクアツプされたレコ
ード盤に記録された信号は端子1bに接続したリ
ード線3により増幅回路2の入力端子2aに入力
される。
そして、当該入力端子2aに印加した入力信号
はトランジスター又はICよりなる増幅回路2b
により所望の信号レベルにまで増幅されて出力さ
れる。
このような構成において、当該回路を流れる信
号は極めて低レベルであるため、電源トランスの
漏洩磁束等による電磁誘導等による雑音の影響が
特に問題となる。
したがつて、レコードプレヤー1と増幅器2と
の接続はシールド3aをほどこしたリード線等を
用いて電磁誘導による雑音の発生を抑制するのが
通常である。
しかるに近年の印刷配線基板の多様により、印
刷配線基板に形成した導体(以下パターンと記
す)による誘導雑音が新たなる問題となつてい
る。
すなわち、第2図に示すごとく、入力端子2a
のプラス及びマイナス端子にそれぞれ接続した入
力ピン21a,21bを増幅回路2bに接続する
1対のパターン21c,21dにより第3図に示
すごとき閉ループNが形成され、このループNに
作用する磁界により誘導電流が発生し、これが雑
音の増大原因となる。
したがつて、このループNの面積を小さくする
目的でパターン21c,21dの間隔を小さくす
ることが設計上において取られる手段であるが、
根本的な解決手段とはならず、所望の雑音抑制効
果が得られていないのが現状である。
更に当該増幅回路においては入力用ピンジヤツ
クや切換スイツチ等の操作用部品がケースの外壁
部分に取りつけられ、基板と当該操作用部品とを
リード線にて接続しており、前述のごとくリード
線はシールドを補したリード線を用いて磁気影響
を防止するごとく構成しているが、操作用部品等
はこれらの手段が補されていないので当該部分の
磁気の影響により回路全体の雑音が増大する原因
となる。
そこで、この考案の第1の目的は、このような
雑音の原因となる誘導電流と逆方向の誘導電流を
発生せしめるように基板の導体箔を形成せしめる
ことにより雑音を抑制するものである。
又この考案の第2の目的は上記誘導電流の大き
さ、方向は導体箔の配置、基板の配置、操作用部
品の配置、主たる磁気発生源たるトランスの配置
等により様々な様態を示し、設計時においてこれ
を充分に把握できない為に、これに対する処理が
不充分であつたのに対し、複数の磁気誘導用導体
箔を形成することにより、組立て後、任意に選択
できるようにすることにある。
以下、この考案を第4図について更に詳しく説
明する。
第4図において、41は印刷配線基板であり、
41a,41bは前記基板に立設した入力用ピン
である。
41cは前記一方の入力用ピン41aとトラン
ジスター、IC等の増幅回路部品とを電気的接続
するための一方の電路を形成する導体箔である。
又41dは、他方の入力用ピン41bに電気接
続された導体箔であり、当該導体箔41dはたと
えば図示するごとくコ字状に形成され、その両端
部にジヤンパー線接続部41g,41hを有す
る。
41eは増幅回路部品と電気接続するための導
体箔であり、当該導体箔41eは前記導体箔41
dと、導体箔41cに対して略対称となるよう逆
コ字状に形成され、かつその両端部にジヤンパー
線接続部41j,41kを有している。
しかして、ジヤンパー線41lを接続部分41
g,41jに接続した場合、入力用ピン41bは
導体箔41eを介して、又41h,41kに接続
した場合、入力用ピン41bは導体箔41dによ
り、選択的に増幅回路部品と電気的接続される。
しかして、当該部分に磁気が作用した場合、導
体箔41cに流れる誘導電流を第5図について説
明すると、第5図aは41g,41jにジヤンパ
ー線41lを接続した場合、磁気誘導にともなつ
て発生する電流iの方向を示すものであり、第5
図bは41h,41kにジヤンパー線を接続した
場合のものである。
当該図より明らかなようにジヤツパー線41l
の接続位置によつて、誘導電流の方向が逆になる
ことがわかる。
したがつて、各部品、たとえば基板、端子金具
切換スイツチ等を取りつけて略完成せしめた後、
ジヤンパー線41lをそれぞれ接続部分に選択的
に接続し、それぞれの場合のノイズレベルを測定
し、ノイズレベルの少なくなる方(すなわち、こ
の状態において、磁気誘導により発生するノイズ
電流を打ち消すような電流が導体箔41cに発生
していることとなる)の1方の接続部分にジヤン
パー線を固定する。
したがつて、この考案によれば上述のごとく、
設計時において複雑なる計算を行うことなく、実
験的手段のみにより、ノイズレベルを減少するこ
とができる。
第6図はこの考案の他の実施例であつて、当該
実施例では単に誘導電流の方向のみでなく、その
大きさを選択できるようにしたものである。
すなわち、第7図において61a,61bはそ
れぞれ入力用ピン、61cは当該一方の入力用ピ
ン61aと増幅回路素子を接続する導体箔であ
る。
又61d,61f、はそれぞれ入力用ピン近傍
において前記導体箔61cと直角方向に長手方向
を有した導体箔で、当該導体箔61d,61eは
それぞれ導体箔61cに対して略対称に形成して
ある。
一方61e,61gはそれぞれ回路素子接続部
分近傍において、前記導体箔61a,61fと同
様にして形成した導体箔である。
そして、各導体箔61d,61e,61f,6
1gのそれぞれの適当複数個所においてジヤンパ
ー線の接続を簡便ならしめる為、必要に応じて挿
入孔やハンダ付部分が形成されている。
しかして、ジヤンパー線により導体箔61dと
61e、又は61fと61gをそれぞれ電気的に
接続する。
又、前記導体箔61a,61e,61f,61
gの導体箔61cに近接するそれぞれの部分にお
いて、ジヤンパー線61jによつて導体箔61d
と61f、又は61eと61gのいずれか一方を
接続する。
上記ジヤンパー線61jの作用は第4図におけ
るジヤンパー線41lと同じである。
又ジヤンパー線61hは導体箔内においてその
接続位置を変化することにより当該部に発生する
誘導電流の大きさを変えることができる。
すなわち、誘導電流は磁束の作用するループの
面積に比例するからである。
したがつて、この実施例によればジヤンパー線
61j及び61hを前述のごとくノイズレベルを
測定しながらそのノイズレベルが最小となる位置
を選択することができる。
以上に説明したごとく、この考案は印刷配線基
板上に形成された導体箔よりなる一対の電路であ
つて、連続した一方の導体箔を一方の電路とし、
その両側に略対称に形成した導体箔の一方に入力
端、他方に出力端を設け、更に前記導体箔の任意
の一部をジヤンパー線等で接続して唯一の電気的
接続となして他方の電路としたものであつて、当
該構成によつて、当該電路において磁気誘導によ
る電流を発生せしめ、この電流が他の部分の誘導
電流と逆方向になるようにしてキヤンセルせしめ
ることによつて全体のノイズレベルを減少せしめ
るものであり、極めて簡単なる構成で所望の効果
を得ることができる等実用上極めて有用な考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は増幅器の回路図、第2図は同入力段の
印刷配線基板の正面図、第3図は第2図の印刷配
線基板の磁気による誘導電流を示す図、第4図は
この考案の印刷配線基板の斜視図、第5図a,b
は同印刷配線基板の磁気による誘導電流を示す図
第6図はこの考案の他の実施例を示す斜視図であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印刷配線基板上に配設された導体箔よりなる一
    対の電路であつて、連続した導体箔を一方の電路
    とし、その両側に略対称に形成した導体箔の一方
    に入力端、、他方に出力端を設けると共に、前記
    略対称の導体箔間を前記一方の電路に発生する誘
    導電流と逆方向になるようにジヤンパー線等で接
    続して唯一の電気的接続を行うことにより他方の
    電路となしたことを特徴とする印刷配線基板。
JP1981066124U 1981-05-06 1981-05-06 Expired JPH0110941Y2 (ja)

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JP1981066124U JPH0110941Y2 (ja) 1981-05-06 1981-05-06

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JPS57178470U JPS57178470U (ja) 1982-11-11
JPH0110941Y2 true JPH0110941Y2 (ja) 1989-03-29

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ID=29862158

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JP4587603B2 (ja) * 2001-06-11 2010-11-24 株式会社日本自動車部品総合研究所 電子装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55160486A (en) * 1979-05-31 1980-12-13 Audio Engineering Kk Printed circuit board

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5321473Y2 (ja) * 1974-03-18 1978-06-05
JPS5352576Y2 (ja) * 1974-05-20 1978-12-15

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JPS55160486A (en) * 1979-05-31 1980-12-13 Audio Engineering Kk Printed circuit board

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