JPH01107646A - ボイスコイル型リニアモータ - Google Patents

ボイスコイル型リニアモータ

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JPH01107646A
JPH01107646A JP12349188A JP12349188A JPH01107646A JP H01107646 A JPH01107646 A JP H01107646A JP 12349188 A JP12349188 A JP 12349188A JP 12349188 A JP12349188 A JP 12349188A JP H01107646 A JPH01107646 A JP H01107646A
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Teruo Umehara
梅原 輝雄
Hiroyuki Daicho
大長 啓之
Masaki Taketomi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔オ業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク装置における磁気ヘッドの位置
決め手段等に使用されるボイスコイル型リニアモータに
関する0 〔従来の技術〕 ボイスコイル型リニアモータは構造が簡単でありしかも
高速型ll1j逢動の動力源としてすぐれているので多
くの用途に使用されている。特に磁気ディスク装置にお
いては、磁気ヘッドを磁気ディスクの一つのトラック位
置から他のトラック位置へ高速、高myで移動させるこ
とが必要なので、磁気ヘッドの位置決め手段として他の
モータよシもアクセスタイムの短いホイスコイル型リニ
アモータが多用されている。
一般にボイスコイル型リニアモータは、円筒状外周ヨー
クと、センターヨークと、外周ヨークの内周面に固着さ
れ次永久磁石と、可動コイルとを備えている。(例えは
、特公昭50−4241号、特開昭58−123361
号参照) 七−夕月永久磁石としては、アルニコ磁石、フェライト
磁石あるいは希土類コバルト磁石等が一般に使用されて
いる。ボイスコイル型リニアモータにおいては、永久磁
石の厚さが制限されて動作点を高くとれない(磁気回路
の徊造によっても異なるが、パーミアンス係数は一般に
0.8〜3程夏である)ので、珠磁力の高いフェライト
磁石あるいは希土類コバルト磁石を用いることが必要と
なる。特に、磁気ディスク装置の小型化および高性能化
に伴ってボイスコイル型リニアモータにも同じことが要
求されるので、希土類コバルト磁石が多用されている。
(例えは特開昭56−74077号参照) 最近は、ボイスコイル型リニアモータのより一層の小型
化および高性能化が要求されるようになってきたので、
磁気を隙内に高い磁束密度を得るために、希土類−鉄酸
ボロン(R−Fe −B )糸永久磁石(例えは、特公
昭61−34242号参照)を用いたボイスコイル型モ
ータあるいはりニアモータが使用されるようになってき
た。(%開昭61−210862号および特開昭61−
263056号参照)〔発明が解決しようとする問題点
〕 しかるK R−Fe −B糸希土類磁石を用いてボイス
コイル型リニアモータの磁気回路を組み立てる場合、従
来は多数個のアークセグメント状磁石を準備し、ついで
これらの磁石を接着等の手法によシ円筒状外周ヨークの
内周面に貼設して円筒状磁石としていたので、製作コス
トの増加を招いていた。また被数個に分割されたアーク
セグメント形状を有する磁石を接着して一体化した円筒
状磁石を用いた場合、接着強度の点から磁石間にある程
度の継目が必要なるので、磁気回路中の磁気ギャップ部
の位置によって磁束密度にバラツキ(8〜10%fii
[)が生じ、可動コイルの駆動性能が悪くなるという問
題があった。
災にR−Fe −B系希土類磁石は、優れた磁気特性を
有する反面、大気中で酸化し易い希土類元素(I#にN
d )と鉄を大雪に含むので、そのまま磁気1g1wI
に組み込むと、磁石裸面に徹化物が生成し、空隙磁束密
度の低下を招く。したがってR−Fe −B系永久磁石
を使用する場合は、その表面に種々の方法で酸化防止膜
を形成するのが一般的である(94Iえば特−餡30−
153109号、同61−130453号、同61−1
50201号等)0しかしボイスコイル型リニアモータ
においては、磁気ギャップは数1程度と狭いので、磁石
の表面に酸化防止膜が形成されていてもモータの組立時
にコイルと磁石とが干渉して磁石に欠けが生ずることが
ある。そのため従来は組立能率をある程度犠牲にするこ
とによシ磁石が欠けるのを防止していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のボイスコイル型リニアモータは、強磁性材料か
らなる円筒状の外周ヨークと、外周ヨークと磁気的に結
合された、強磁性材料からなる円筒状のセンターヨーク
と、外絢ヨークの内面に固定された、R(Nd e P
r e Dy等の希±畑金属の1棟以上)、B及びFe
″Ik主成分とし、半径方向に異方性を有する一体の円
筒状磁石と、円筒状磁石の表面に−Iy11された非磁
性かつ導電性材料からなる保自部材と、センターヨーク
と円筒状磁石との間に形成された磁気ギャップ内に配置
された可動コイル部材とを1することを特徴とする。
〔実施例〕
以下本発明の評細を図面によシ説明する。
第1図は本発明の一実施例に侮るボイスコイル型17 
=アモータの縦断面図、第2図は本発明で使用される円
筒状磁石の平面図である。
第1図において、1は円筒状の外周ヨーク、2は後部ヨ
ーク、3はセンターヨーク(図では中実であるが、中受
であってもよい)であり、いずれも軟鉄、晴等の強磁性
材料によシ形成される。外周ヨーク1の一端には後部ヨ
ーク2が固着され、後部ヨーク2が中央には外周ヨーク
1と同心にセンターヨーク3が固宸されている。外周ヨ
ーク1のV′3面には、R−Fe −B系永久峰石から
なる、半径方向に異方性を肩する一体の円筒状磁石4(
第2図参胛)が固着されている。
この円筒状磁石はBgの円周方向のバラツキを防ぐため
に、少なくとも円周方向においてH1目がないことが必
要であるが、軸方向においては若干の継目があってもモ
ータ性能(推力の直線性)には殆んど影響しない。すな
わち、磁石の全長がかなり長い場曾には、成形性の低下
や焼結時の収縮変形(通常は収縮率が14〜16%程厩
)に基因する形状精度(真円度、真直度等)の低下など
によシ、また、着磁時の着磁能力の限界により実用に供
しえる磁石を製造することが因難となる。そのため磁石
が長い場合には、所定長さよシも短いリンク状磁石をむ
数個製作し、次いでこれらを軸方向に接続して円筒状磁
石とすることがWましい0上記のことから本灸明におけ
る「一体」とは少なくとも円周方向において継目が無い
(第2図参FNfi、 )ことを意味し、軸方向におい
ては継目があるものも含むとする。また、磁石の表面t
ri酸化防止膜か形成されていてもよい。また、円筒状
磁石40表面であって外周ヨークと接触していない部分
には、Cu e ALあるいはこれらの合金等の非磁性
かつ導電性材料(好ましくは金属材料)からなる保設部
材5が被着されている。センターヨーク3と円筒状磁石
4との間には磁気ギャップ6が形成されている。磁気ギ
ャップ6内には、豪気ヘッドを支持するキャリッジ(図
示せず)に接続されたボイスコイル7が配置されている
0ボイスコイル7は、プラスチック等の絶縁材料からな
るボビン8にコイル9を巻回して形成されている。
このような楡仄を有するボイスコイル型すニア七−夕に
おいては、ボイスコイル7のコイル9に電流を流すと、
円筒状磁石4により生ずる磁束線(図中破線で示す)と
電流とが直又するので7レミングの左手の法則に基いて
、ボイスコイル7は直線運動を行なう。運動の向きは電
流の向きを反転することにより変えられるので、ボイス
コイル7の前進又は後退が可能となる。
本党明においては、起磁力発生用永久磁石として、R−
Fe−B系磁石であってしかも半径方向に異方性を有す
る円筒状磁石を用いるので、磁気ギャップ部の磁束@匿
(以下Bgという)を高くすることができるとともにモ
ータの組立工数を従来よりも大幅に低減することができ
る0轡に本発明、においては、円周方向に継目のない一
体の円筒状磁石を用いるので、磁気ギャップ部の磁束密
度が円周方向で安定しており、もって可動コイルの駆動
性T4ヒを従来よりも大幅に向上することができる0ま
た希土類磁石材料からなるラジアル異方性円筒状磁石で
ありても、RCo系磁石では機械的強度が低いので異方
性化により発生する残留応力に耐えられないので、キレ
ンが生ずる〇一方R−Fe−B系磁石ではFeを大量に
含むので機械的強度が高く、異方性化によってもキレン
は生じない。すなわちラジアル異方性円筒状磁石をR−
Fe−B系磁石材料で形成することにより実用に供し得
る希土類磁石を得ることができるoしかもR−Fe −
B系磁石はこのようにFeを大量に含むので配向性が高
く、フェライト磁石と比較してはるかに異方性化し易い
ので、高い磁束密度を得ることが可能となる。したがっ
てラジアル異方性を有するR −Fe −B糸円筒出石
は、従来のモータ用磁石(SmCo系磁石、フェライト
磁石)と比べて、優れた倖械的及び磁気的特性を有する
ものといえる。
R−F’e −B系磁石は、このように優れた磁気特性
を有するので、ボイスコイル型リニアモータに使用する
と高い空隙磁束密度を得ることができる。
そして更に高い空隙磁束密度が要求される場合には、R
−Fe−B系円筒磁石を半径方向に複数個積層した構造
とすればよい0例えば2層榊造のR−Fe−B系円筒磁
石を有するIJ ニアモータは、単層構造のIJ =ア
モータより20%以上高い空隙磁束密度を得ることがで
きる。
特に、本発明においては永久磁石の表面が保護部材で機
われているので、モータの組立時にコイルと磁石が干渉
した場合でも磁石に欠けが発生することはない。この保
護部材、は非磁性かつ導電性材料で形成されているので
、ボイスコイルのストローク中のインダクタンスの変動
を補償することが可能となる。すなわちボイスコイルに
通電すると、センターヨークの表面に渦電、流が生じこ
れによシボイスコイルのインダクタンスが変動するが、
4!IF6部材はセンターヨークよりも透@率が低くか
つ導電率が高いため、渦電流が流れ易くなるので、スト
ローク中のボイスコイルのインダクタンスの変動をおさ
えることができる。したがって従来のようなセンターヨ
ーク表面への補償リングの増付けが不要となる。なお、
保護部材の厚さは、cuの堝せで、0.5〜3W程度で
あれはシ目−トリングとしての榛能を満足することがで
きる。
ボイスコイルに与えられる推力はコイルの有効長の入力
電流か一定の場合、Bgに比例するので、高いモータ性
能を得るためにはBgを高くすることが必要である。そ
のためには永久磁石がその動作点において高い磁気特性
を有することが望ましい。
ここで具体的なりgの値は磁気回路のパーミアンス係数
によって変ってくる。例えは従来はパーミアンス係数が
2〜3程度であり、この場合のBgは飾Cot vB石
で6〜7 KG、 Nd −Fe −B磁石で8〜9K
Gであった。しかし最近は小型化のために磁石の厚みは
薄くなってきているので、パーミアス係数は0.8〜1
.5位になっている。このような低いパーミアンス係数
の場合は、SmCo系磁石ではBgが3.5KGkFで
あるが、R−Fe−B糸磁石ではBgが、4〜5KGに
もなる。特にR−Fe−B系磁石の場合、パーミアンス
係数が1〜1.2の時に最も効率よく磁石のエネルギー
!(エネルキー積に比例)を利用できるので、磁気回路
のパーミアンス係数がこのような範囲に収まるように設
計することが望ましい。
永久磁石の磁気特性は、基本的にはその組成によって定
まるので、高い磁気特性を得るためには次のような成分
範囲とすることが望ましい。
希土類元素Rの含有量は10〜30原子−の範囲が望ま
しい。Rが10原子チより少ないと磁気特性(%に保磁
力)が低下し、30原子チよシ多いとRリッチな非磁性
相が多くなり、残留磁束密度が低下する。ここで希土類
元素Rとしては通常Nd・Prのような@希土類元素が
用いられ、特に資−的に豊富な(安価な)Ndが最も一
般的である。
また&磁力や耐熱性の向上部を目的として、Rの−f#
(1〜30%位) ’k DF 、 Ho 、 Tbの
ようなl希土類元素で重装することができる。夏にRは
、La 。
Ce r Sm * Gd + Er t Eu + 
Tm + Tb e Yのうちの少なくとも1釉を含む
ことができる。
Feの含有量は65〜80原子チの範囲が望ましい□ 
Feが65i子チより少ないと残留磁束密度が低下し、
原子優より多いと保磁力が低下する。
本発明においては、上記必須成分の他、灸造上不可避の
不純物(例えば02)が富まれる場合もある。またR−
Fe−B系磁石において公知の添加元素(例えばCo 
* ht + Tt等)を含有することもできる。この
ような添加元素は、例えは特開昭30−162754号
、同61−87825号に開示されているO 本発明で用いられるR−Fe−B糸の一体の円筒状磁石
は、例えば以下のようにして作製することができる。
ますR−Fe−B合金の溶解は通常の方法でAr中乃至
真空中で行なう。Bはフェロボロンを用いることも可能
である。希土類元素は最後に投入するのが好ましい。
粉砕は粗粉砕と微粉砕に1柱的には分かれるが、粗粉砕
はスタンプミル、ショークラッシャー、ブラウンミル、
ディスクミル等で、また微粉砕はジェットミル、振動ミ
ル、ボールミル等で行なう。
いずれも酸化を防ぐために、非酸化性雰囲気中で行ない
、このために有磯溶蝶や不活性カスを用いるのが好まし
い。粉砕粒径は2〜5μffi (F、S、S、)が好
ましい。
磁粉の成形は、例えば、第3図に示すような装置により
行なう。
この成形装置は磁性体からなるダイス10とダイス10
内の塊状空間内に同心状に配置された非磁性体からなる
コア11とを有し、ダイス10は支柱19.20により
支持され、コア11及び支柱19.20はいずれも下部
フレーム17によシ支持されている。ダイス10とコア
11との間の円筒状の空間には磁性体からなる上パンチ
13と、同様の磁性体からなる下パンチ16とがそれぞ
れ嵌入され、ダイス10.コア11.上パンチ13及び
下パンチ16とで円筒状の成形空間12が形成される。
ダイス10の周囲には、成形空1’iJ]12内に放射
状の磁場を発生ずるための励磁コイル22が配置される
。下パンチ16は基板21に固着され、一方正パンテ1
3は上部フレーム14に固定されている。上部フレーム
14及び下部フレーム17はそれぞれ上部油圧シリンダ
ー15及び下部油圧シリンダー18と連結している。
次に第3図の成形装置による円筒状磁石の成形方法を説
明する。
ます上バンチ13を引き上げた状態で振動フィーダー等
の供給手段(図示せず)によシ、成形空間12内にNd
 −Fe −8合金粉末を充填し、ついで励磁コイル2
2に宵、流を流しなからNd −Fe −8合金粉末を
加圧成形する。したがって励磁コイル22から発生する
磁束は、図示矢印のようにダイス10から成形空間12
を通ってコア11に流れるので、磁粉が放射状に配向し
た円筒状成形体が得られる。との場合の成形圧力は0.
5〜2 t、乙−の範囲が、又成形空間の磁場強度は5
〜25KOeの範囲が望ましい。加圧終了後は励磁コイ
ルに上記と逆方mの電流を流して、得られた成形体を脱
磁してから成形装置より販り出す。
上記の成形体を次に焼結する。焼結は、Ar 、 He
等の不活性ガス中又は真空中又は木葉中にて950〜1
150℃の温度で20分乃至2時間行なう0焼結後、必
要に応じ不活性ガス雰囲気中で過当な熱処理を施す。好
ましい熱処理条件は500〜b 最後Km粉の配向方向とそろえて着磁を行う。
着i磁場強度は5〜30KOeの範囲がよい〇一般に着
磁はモータの磁気回路と略同じパーミアンス係数をもっ
た磁気回路中で行゛う。但し、パーミアンス係数が1以
下の時は組込着磁と磁石単体を着磁後磁気回路に紹み込
んだ場合とでパーミアンス係数に殆ど差がないので、単
体着磁でもよい。
〔実験例1〕 Nd 13 JlljL子%、Dy2原子%、B7原子
%eFe78原子チからなる組成の合金を真空溶解によ
り製作し、しかる後N2ガス雰囲気中で粗粉砕及び微粉
砕を行ない、平均粗度6μmの合金粉末を得た0得られ
た合金粉末を第6図に示す成形装置により、20KOe
のパルス磁場を印加しなから1t〜の圧力でプレス成形
した。次いで真空中で1100℃の温度で2時間焼結し
、Arガス雰囲気中で300℃の温度で1時間の熱処理
を行った0そして外内周を研摩加工してから、着磁を行
って外径99m。
内径92 vm 、長さ23−の円筒状磁石を得た0こ
の円筒状磁石は、Br=11.0OOG、 IHc=1
0.0000e + (BH)max = 26 M 
G Osの磁気特性を有していた。
上記の円筒状磁石3個を用いて第1図に示す磁気回路を
組み立てた0ここで各ヨークは軟鉄で形成し、外周ヨー
クの外形は117詐とし、センターヨークは外径を84
 m 、内径を30mとした。また磁石の表面は厚さ1
.0wのCu板で根株した。
比較のために、表面に厚さ10μmのNiメツキを施し
た上記と同じ組成の磁石ブロックを36個用いて上記と
同様の磁気回路(但し、Cu板は無い)を組み立てた。
これらの磁気回路の空隙磁束密度(Bg)を測定したと
ころ、本発明のもので4200G、従来品では3500
Gでめった。しかも従来品では円周方向のBgのバラツ
キは10%であったのに対し、本発明品ではこのバラツ
キを殆んど無くすことができた。また本発明品は、従来
品の6乃の1欽で組み立てることができた。爽に両者を
80℃、90%R,H。
の雰囲気中に1週間放置してから空隙磁束密度を測定し
たところ、本発明品は3900G、従来品は3200G
となシ、本発明は対環境性の点でも優れていることがわ
かった。
〔実験例2〕 Ndo、曽o Dyo、1o (FebatBo、os
 Nbo、ots ) 5.4  からなる組成の合金
を用いた以外は実験例1と同様の条件で、外径100w
、内径92−11.長さ245wの円筒状磁石を得た。
この磁石は、Br = 11 eODOG e 1He
=20 、0000e 、 (BH)max = 27
MGOeの磁気特性をMしていた。
上記の円筒状磁石に表面処理(Jiltさ20μmのエ
ポキシ樹脂の被膜を電着塗装によシ形成)した後、これ
を3個軸方回に接続して(磁石全長72m)第1図に示
す磁気四路を組み立てた。ここで谷ヨークは軟−で形成
し、外周ヨークの外径は117m(内径は101雪)、
センターヨークの外&U84窮、内径は30w*とじた
。また磁石の表面は厚さ1、OFのCu板で被膜した。
この磁気回路のBgは4300Gであり、また円周方向
のBgのバラツキは殆んど無かった。この磁気回路を8
0℃、90%R,H,の大気中に1時間放置してからB
gを測定したところ4500Gとなり、耐環境性の点で
も優れていることがわかった。なお組立工数は従来品(
実験例1)の70%であった。
〔実験例3〕 上記実験例の磁気回路を用いてボイスコイルモータを製
作し、モータ性能を評価した0その結果を第1表に示す
第   1   % 〔発明の効果〕 以上の通り、本発明のボイスコイル型リニアモータは、
ラジアル異方性を肩するR −Fe −B系の一体円筒
状磁石を磁気回路に紹み込みかつ硬石表面を非磁性かつ
導電性を有する保饅部材でおおうので、製作工数が少な
くできしかも都いモータ性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のボイスコイル型りニアモータの一実施
例を示す縦断面図、第2図は本発明に使用される円筒状
磁石の平面図、第3図は本発明に使用される円筒状磁石
の成形装置を示す図である。 1:外周ヨーク   2:後部ヨーク 3:センターヨーク 4:円筒状磁石 5:保護部材   6:磁気ギャップ 7:ボイスコイル  8:ボ ビ ン 9:コ イ ル に41図 第2図 第3図 昭和 !・7.i5  B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)強磁性材料からなる円筒状の外周ヨークと、前記
    外周ヨークと磁気的に結合された、強磁性材料からなる
    円筒状のセンターヨークと、前記外周ヨークの内面に固
    定された、R(Nd、Pr、Dy等の希土類金属の1種
    以上)、B及びFeを主成分とし、半径方向に異方性を
    有する一体の円筒状磁石と、前記円筒状磁石の表面に固
    着された非磁性かつ導電性材料からなる保護部材と、前
    記センターヨークと前記円筒状磁石との間に形成された
    磁気ギャップ内に配置された可動コイル部材とを有する
    ことを特徴とするボイスコイル型リニアモータ。
  2. (2)円筒状磁石は、R10〜30原子%、B2〜28
    原子%、Fe65〜80原子%を主成分とすることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のボイスコイル型
    リニアモータ。
  3. (3)強磁性材料からなる円筒状の外周ヨークと、前記
    外周ヨークと磁気的に結合された、強磁性材料からなる
    円筒状のセンターヨークと、前記外周ヨークの内面に固
    定され、表面に酸化防止膜が形成された、R(Nd、P
    r、Dy等の希土類金属の一種以上)10〜30原子%
    、B2〜28原子%、Fe65〜80原子%を主成分と
    し、半径方向に異方性を有する一体の円筒状磁石と、前
    記円筒状磁石の表面に固着された非磁性かつ導電性金属
    材料からなる保護部材と、前記センターヨークと前記円
    筒状磁石との間に形成された磁気ギャップ内に配置され
    た可動コイル部材とを有することを特徴とするボイスコ
    イル型リニアモータ。
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