JP2018019532A - 可動コイル型ボイスコイルモータ - Google Patents
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Abstract
Description
円筒状又は円柱状のセンターヨークと、
前記センターヨークの径方向に磁界を印加するよう前記センターヨークの外周面に対向して空隙部を設けて円筒状に配置された複数の永久磁石と、
前記複数の永久磁石の外周に配置され、前記複数の永久磁石を固定する円筒状のサイドヨークと、
前記センターヨークの軸方向端部を前記サイドヨークに磁気的に結合するボトムヨークと、
前記空隙部に軸方向に移動可能に配置されたコイルと、
前記複数の永久磁石の磁極面と対向する前記センターヨークの外周面に設けられた非磁性の導電リングと、
前記複数の永久磁石のそれぞれに、前記センターヨークと対向する磁極面、上面及び下面を覆うように設けられた非磁性の導電板と
を有することを特徴とする。
(1)従来の可動コイル型ボイスコイルモータ
従来の可動コイル型ボイスコイルモータを図9に示す。従来の可動コイル型ボイスコイルモータ9は、円柱状のセンターヨーク10と、前記センターヨーク10の径方向に磁界を印加するよう前記センターヨーク10の外周面に対向して空隙部20を設けて円筒状に配置された複数の永久磁石39と、前記複数の永久磁石39の外周に配置され、前記複数の永久磁石39を固定する円筒状のサイドヨーク49と、前記センターヨーク10の軸方向端部を前記サイドヨーク49に磁気的に結合するボトムヨーク50と、前記空隙部20に軸方向に移動可能に配置されたコイル60と、前記複数の永久磁石39の磁極面39aと対向する前記センターヨーク10の外周面に設けられた非磁性の導電リング70と、前記複数の永久磁石39の前記センターヨーク10と対向する磁極面39aに設けられた非磁性の導電リング89とを有する。
(a)第1実施形態
本発明の可動コイル型ボイスコイルモータの第1実施形態を図1に示す。本発明の可動コイル型ボイスコイルモータ1は、円柱状のセンターヨーク10と、前記センターヨーク10の径方向に磁界を印加するよう前記センターヨーク10の外周面に対向して空隙部20を設けて円筒状に配置された複数の永久磁石30と、前記複数の永久磁石30の外周に配置され、前記複数の永久磁石30を固定する円筒状のサイドヨーク40と前記センターヨーク10の軸方向端部を前記サイドヨーク40に磁気的に結合するボトムヨーク50と、前記空隙部20に軸方向に移動可能に配置されたコイル60と、前記複数の永久磁石30の磁極面30aと対向する前記センターヨーク10の外周面に設けられた非磁性の導電リング70と、前記複数の永久磁石30のそれぞれに、前記センターヨーク10と対向する磁極面30a、上面30b及び下面30cを覆うように設けられた非磁性の導電板80とを有することを特徴とする。
本発明の可動コイル型ボイスコイルモータの第2実施形態を図2に示す。なお図2(b)に示すB-B切断端面図は、永久磁石31が存在する部分(図の右側)と存在しない部分(図の左側)とを示した。第2実施形態の可動コイル型ボイスコイルモータ2は、平面視で台形の永久磁石30の代わりに平面視で矩形の永久磁石31を使用し、前記永久磁石31のそれぞれに、磁極面31a(センターヨーク10に対向する側)、上面31b及び下面31cを覆うように非磁性の導電板81を設け、さらに各導電板81を電気的に接続する導通ワイヤ81aを設けた以外、第1実施形態の可動コイル型ボイスコイルモータ1と同様である。図2においては非磁性の導電板81はサイドヨーク40の上端面の一部を覆うように設けられている。
本発明の可動コイル型ボイスコイルモータの第3実施形態を図3に示す。第3実施形態の可動コイル型ボイスコイルモータ3は、平面視で台形の永久磁石30の代わりに平面視で矩形部分と台形部分とが結合した形状の永久磁石32を使用し、永久磁石32とサイドヨーク41との間に平面視台形の取り付けヨーク90を永久磁石32ごとに設け、前記永久磁石32のそれぞれに、前記永久磁石32の磁極面32a(センターヨーク10に対向する側)、上面32b及び下面32c並びに取り付けヨーク90の上面90a及び下面90bを覆うように非磁性の導電板82を設け、サイドヨーク40の取付ヨーク90に対向する側に段差部を設けた以外、第1実施形態の可動コイル型ボイスコイルモータ1と同様である。なお、前記第3実施形態においては、サイドヨーク40の取付ヨーク90に対向する側に段差部を設ける構成としたが、図1に示す第1実施形態及び図2に示す第2実施形態のように段差部を設けない構成としてもよい。段差部を設けない構成とした場合は、後述する図6に示す第5実施形態のような構成となる。
本発明の可動コイル型ボイスコイルモータの第4実施形態を図5に示す。第4実施形態の可動コイル型ボイスコイルモータ4は、永久磁石321と永久磁石322とを貼り合わせてなる永久磁石32の代わりに、一体で作製した永久磁石33を使用した以外、第3実施形態の可動コイル型ボイスコイルモータ3と同様である。
本発明の可動コイル型ボイスコイルモータの第5実施形態を図6に示す。第5実施形態の可動コイル型ボイスコイルモータ5は、円弧状の外周面を有する取り付けヨーク91を使用し、断面円形の内周面を有するサイドヨーク42を使用した以外、第4実施形態の可動コイル型ボイスコイルモータ4と同様である。
第5実施形態の可動コイル型ボイスコイルモータ5の組立過程を図8に示す。図7(b)に示す着磁後の磁石ユニット233を組立治具(図示せず)を用いてサイドヨーク42の内周面側に接着又は機械的に固定する。磁石ユニット233は、永久磁石33と、永久磁石33に結合された取り付けヨーク91と、永久磁石33の磁極面33a(センターヨーク10に対向する側)、上面33b及び下面33c並びに取り付けヨーク91の上面91a及び下面91bを覆うように設けられた非磁性の導電板82とからなる。非磁性の導電板82は、例えば銅板からなり、永久磁石33及び取り付けヨーク91に接着固定したものでも良いし機械的に固定したものでも良い。
9・・・従来の可動コイル型ボイスコイルモータ
10・・・センターヨーク
20・・・空隙部
30、31、32、33、39・・・永久磁石
321、322・・・永久磁石
30a、31a、32a、33a、39a・・・磁極面
30b、31b、32b、33b、39b・・・上面
30c、31c、32c、33c、39c・・・下面
40、41、42、49・・・サイドヨーク
50・・・ボトムヨーク
60・・・コイル
70・・・非磁性の導電リング
80、81、82、89・・・非磁性の導電板
81a・・・導通ワイヤ
90、91・・・取り付けヨーク
90a、91a・・・上面
90b、91b・・・下面
132、133、233・・・磁石ユニット
Claims (9)
- 円筒状又は円柱状のセンターヨークと、
前記センターヨークの径方向に磁界を印加するよう前記センターヨークの外周面に対向して空隙部を設けて円筒状に配置された複数の永久磁石と、
前記複数の永久磁石の外周に配置され、前記複数の永久磁石を固定する円筒状のサイドヨークと、
前記センターヨークの軸方向端部を前記サイドヨークに磁気的に結合するボトムヨークと、
前記空隙部に軸方向に移動可能に配置されたコイルと、
前記複数の永久磁石の磁極面と対向する前記センターヨークの外周面に設けられた非磁性の導電リングと、
前記複数の永久磁石のそれぞれに、前記センターヨークと対向する磁極面、上面及び下面を覆うように設けられた非磁性の導電板と
を有することを特徴とする可動コイル型ボイスコイルモータ。 - 請求項1に記載のボイスコイルモータにおいて、
前記永久磁石が軸方向視で台形状であることを特徴とする可動コイル型ボイスコイルモータ。 - 請求項1に記載のボイスコイルモータにおいて、
前記永久磁石が軸方向視で矩形形状であることを特徴とする可動コイル型ボイスコイルモータ。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のボイスコイルモータにおいて、
前記永久磁石が、ラジアル方向に分割された複数の部分からなることを特徴とする可動コイル型ボイスコイルモータ。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のボイスコイルモータにおいて、
前記非磁性の導電板が前記サイドヨークを覆うよう設けられていることを特徴とする可動コイル型ボイスコイルモータ。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のボイスコイルモータにおいて、
前記永久磁石のそれぞれに設けられた前記非磁性の導電板が、導通部材によって電気的に接続されていることを特徴とする可動コイル型ボイスコイルモータ。 - 請求項1〜6のいずれかに記載のボイスコイルモータにおいて、
前記サイドヨークの内周面が前記複数の永久磁石の数に合わせた多角形であることを特徴とする可動コイル型ボイスコイルモータ。 - 請求項1〜7のいずれかに記載のボイスコイルモータにおいて、
前記永久磁石が取り付けヨークを介してサイドヨークに固定されていることを特徴とする可動コイル型ボイスコイルモータ。 - 請求項8に記載のボイスコイルモータにおいて、
前記取り付けヨークが円弧状の外周面を有することを特徴とする可動コイル型ボイスコイルモータ。
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