JP2010063313A - リニアモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】内ヨークの設計の自由度を向上できるリニアモータを提供する。
【解決手段】リニアモータ1は、筒状に形成された外ヨーク3と、外ヨーク3の内周面に固定され、外ヨーク3と同軸に形成されたコイル5と、コイル5の内側に、コイル5と同軸な環状に設けられ、径方向に磁化され、コイル5に対して軸方向に移動可能な磁石7と、磁石7の内側に設けられ、磁石7と同軸の筒状に形成され、外周面に磁石7が固定された保持体9と、保持体9に対して保持体9の軸方向へ移動可能に挿通された内ヨーク11とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、リニアモータに関する。
ボイスコイルモータといわれるリニアモータが知られている。また、ボイスコイルモータとして、コイルの内側に磁石を配置したものが知られている(例えば特許文献1)。特許文献1では、細長い筒状の内ヨークと、内ヨークの外周面に固定された環状の磁石と、磁石の外周に設けられたコイルと、内周面にコイルが固定された筒状の外ヨークとを有するボイスコイルモータが開示されている。
特開2003−199312号公報
上述のようなボイスコイルモータでは、内ヨークの設計の自由度が低いために、内ヨークに要求される種々の設計条件を同時に満たすことが困難な場合がある。例えば、外ヨーク及びコイルが固定子を構成し、内ヨーク及び磁石が可動子を構成する場合において、可動子の軽量化が要求されることがある。換言すれば、内ヨークの体積を小さくすることが要求されることがある。しかし、内ヨークは、磁気飽和することなく磁石の磁束線を通過させるために、磁石の磁力に対してある程度以上の体積が要求される。従って、通常のボイスコイルモータでは、可動子の軽量化及び磁気飽和の抑制の要求を満たすことが難しい。
なお、特許文献1の技術は、軸方向に磁化された磁石を追加することにより、内ヨークの磁気飽和を抑制している。しかし、追加される磁石により、リニアモータ全体の磁気回路が変化するから、通常のボイスコイルモータにおいて蓄積された設計のノウハウを利用することが困難である。
本発明の目的は、内ヨークの設計の自由度を向上できるリニアモータを提供することにある。
本発明のリニアモータは、筒状に形成された外ヨークと、前記外ヨークの内周面に固定され、前記外ヨークと同軸に形成されたコイルと、前記コイルの内側に、前記コイルと同軸な環状に設けられ、径方向に磁化され、前記コイルに対して軸方向に移動可能な磁石と、前記磁石の内側に設けられ、前記磁石と同軸の筒状に形成され、外周面に前記磁石が固定された保持体と、前記保持体に対して当該保持体の軸方向へ移動可能に挿通された内ヨークと、を有する。
好適には、前記外ヨークと前記内ヨークとは互いに固定されている。
好適には、前記外ヨーク、前記コイル及び前記内ヨークは固定子を構成し、前記保持体及び前記磁石は可動子を構成する。
好適には、前記コイルは、軸方向に2つ設けられ、前記磁石は、軸方向に2つ設けられ、前記2つの磁石は、磁化の方向が互いに逆方向である。
好適には、前記内ヨークは、前記保持体と同軸な筒状に形成されるとともに、内周面から外周面へ貫通する孔部が形成されている。
好適には、前記内ヨークの前記孔部は、当該内ヨークの軸方向に延びるスリットである。
好適には、前記内ヨークは、筒状形状を円周方向において均等に分割した形状の複数の磁性体を有し、前記内ヨークの前記スリットは、前記内ヨークの前記複数の磁性体間の隙間により形成されている。
好適には、前記外ヨークは、内周面から外周面へ貫通する孔部が形成されている。
好適には、前記外ヨークの前記孔部は、当該外ヨークの軸方向に延びるスリットである。
好適には、前記外ヨークは、筒状形状を円周方向において均等に分割した形状の複数の磁性体を有し、前記外ヨークの前記スリットは、前記外ヨークの前記複数の磁性体間の隙間により形成されている。
好適には、前記内ヨークは、前記保持体と同軸な筒状に形成されるとともに、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、前記磁石は、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、前記外ヨークは、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、前記内ヨークの前記スリット、前記磁石の前記スリット、及び、前記外ヨークの前記スリットは、軸回りの位置が同一になるように配置されている。
好適には、前記内ヨークは、前記保持体と同軸な筒状に形成されるとともに、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、前記磁石は、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、前記外ヨークは、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、前記内ヨークの前記スリット及び前記磁石の前記スリットは、軸回りの位置が互いに異なるように配置され、前記磁石の前記スリット及び前記外ヨークの前記スリットは、軸回りの位置が互いに異なるように配置されている。
好適には、前記コイルは、平角線が、当該平角線の一平面を前記内ヨークの内周面に向けるように巻かれて構成されている。
本発明によれば、内ヨークの設計の自由度を向上できる。
図1は、本発明の実施形態に係るリニアモータ1の外観斜視図である。図2は、リニアモータ1を軸CA方向に見た平面図である。図3は、図2のIII−III線における断面図である。
リニアモータ1は、軸CA方向に駆動力を発揮するボイスコイルモータとして構成されている。リニアモータ1は、図3に示すように、外周側から内周側へ順に、外ヨーク3、コイル5A及び5B、磁石7A及び7B、保持体9、内ヨーク11を有している。なお、以下では、コイル5A及び5B、並びに、磁石7A及び7Bの付加符号A及びBを省略することがある。
図1〜図3に示すように、外ヨーク3は、軸CAを軸とする円筒状に形成されている。図3に示すように、外ヨーク3の内周面には、コイル5を収容するための凹部3aが形成されている。また、図1及び図2に示すように、外ヨーク3には、当該外ヨーク3を径方向に貫通し、軸CA方向に延びる複数のスリット4が形成されている。複数のスリット4は、軸CA回りに均等に配置されている。スリット4の数は適宜に設定されてよいが、本実施形態では、スリット4の数が12である場合を例示している。
図3に示すコイル5A及び5Bは、互いに同一の形状である。コイル5は、軸CAを中心とする概ね円形の環状(本実施形態では略筒状)に形成されている。コイル5の断面形状は、図3において模式的に示すように、例えば、矩形である。コイル5は、その外周面が外ヨーク3の内周面に樹脂等の固定部材(接着部材)により固定されている。なお、コイル5を外ヨーク3と挟持する部材が、コイル5の内側に設けられてもよい。また、コイル5A及び5Bは、互いに接続されていなくてもよいし、互いに接続されていてもよい。
図2及び図3に示す磁石7A及び7Bは、互いに同一の形状である。磁石7は、軸CAを中心とする円形の環状(本実施形態では略筒状)に設けられている。磁石7の断面形状は、図3において模式的に示すように、例えば、矩形である。磁石7の軸CA方向の大きさは、コイル5と概ね同等である。2つの磁石7の軸CA方向における間隔は、概ね2つのコイル5の間隔と同等である。磁石7の外周面は、コイル5の内周面と半径方向において比較的小さい間隔で対向する。
磁石7は、半径方向において磁化されている。2つの磁石7の磁化の方向は互いに逆方向である。図3では、磁石7Aは、外周側がN極に内周側がS極になるように磁化され、磁石7Bは、外周側がS極に内周側がN極になるように磁化されている場合を例示している(図3では、図示の都合上、外周側の磁極のみ示す。)。
磁石7には、図2に示すように、磁石7を径方向に貫通し、軸CA方向に延びる複数のスリット8が形成されている。複数のスリット8は、軸CA回りに均等に配置されている。スリット8の数は適宜に設定されてよいが、本実施形態では、スリット8の数が外ヨーク3のスリット4の数と同じ場合、すなわち、スリット8の数が12である場合を例示している。
図2及び図3に示す保持体9は、軸CAを軸とする円筒状に形成されている。保持体9の外周面には、磁石7を収容するための凹部9aが形成されている。磁石7は、凹部9aに嵌合されるとともに、樹脂(接着剤)等の固定部材により保持体9に固定されている。なお、磁石7が凹部9aに嵌合されることにより、磁石7を軸CA方向へ移動させようとする力は、保持体9に確実に伝達される。
保持体9は、例えば、円筒状の2つの周面構成部材17と、2つの周面構成部材17間に配置される中央構成部材19と、2つの周面構成部材17の軸CA方向の端部に設けられる2つの端部構成部材21とを有している。
中央構成部材19は、ネジ等の固定部材により2つの周面構成部材17に固定され、2つの周面構成部材17を連結する。端部構成部材21は、ネジ等の固定部材により周面構成部材17に固定される。中央構成部材19及び端部構成部材21の内周縁から外周縁までの幅が、周面構成部材17の内周面から外周面までの厚さよりも大きく設定されていることにより、凹部9aが形成される。
保持体9は、金属等の剛性が高い部材により構成されることが好ましい。中央構成部材19は、磁石7A及び7Bの外周側の磁極同士が磁気的に短絡してしまい、コイル5を通過する磁力線が減少してしまうことを抑制するために、アルミニウムや樹脂等の非磁性体により形成されることが好ましい。端部構成部材21は、磁石7A及び7Bのそれぞれにおいて、N極及びS極が短絡してしまい、コイル5を通過する磁力線が減少してしまうことを抑制するために、アルミニウムや樹脂等の非磁性体により形成されることが好ましい。周面構成部材17は、磁石7の内側において磁力を弱めることを抑制するために、金属等の強磁性体により形成されることが好ましい。
図1〜図3に示すように、内ヨーク11は、軸CAを軸とする円筒状に形成されている。内ヨーク11の外周面は、保持体9の内周面と比較的小さい間隔で対向する。図2において点線で示すように、内ヨーク11には、当該内ヨーク11を径方向に貫通し、軸CA方向に延びる複数のスリット12が形成されている。複数のスリット12は、軸CA回りに均等に配置されている。スリット12の数は適宜に設定されてよいが、本実施形態では、スリット12の数が外ヨーク3のスリット4や磁石7のスリット8の数と同じ場合、すなわち、スリット12の数が12である場合を例示している。
図3において点線で示すように、外ヨーク3と内ヨーク11とは、連結部材101により互いに固定される。また、保持体9には、外ヨーク3から突出する突出部材103が固定されている。突出部材103は、外ヨーク3内に収容されている保持体9の運動を外ヨーク3外へ伝達するための部材である。
連結部材101及び突出部材103は、リニアモータ1の一部として捉えられてもよいし、リニアモータ1が設けられる機器の一部として捉えられてもよい。また、連結部材101及び突出部材103は、金属等の強磁性体により形成されてもよいし、アルミニウム等の非磁性体により形成されてもよい。また、連結部材101及び突出部材103は、金属等の導電性の材料により形成されてもよいし、樹脂等の非導電性の材料により形成されてもよい。
外ヨーク3、コイル5及び内ヨーク11を有するコイル側ユニット51、並びに、磁石7及び保持体9を有する磁石側ユニット53は、一方が固定子となり、他方が可動子となる。例えば、リニアモータ1が冷凍機のコンプレッサに用いられる場合、コイル側ユニット51は、冷凍機の筺体に対して固定して設けられ、固定子を構成し、磁石側ユニット53は、冷凍機の筺体に対して移動可能に設けられ、可動子を構成する。なお、双方が冷凍機の筺体に対して移動可能に設けられてもよい。
図2に示すように、スリット4、8及び12は、軸CA回りにおいて、同一位置に配置されている。なお、外ヨーク3、保持体9及び内ヨーク11の円周方向の相対回転は、例えば、リニアモータ1を利用する冷凍機等の機器において、連結部材101及び突出部材103の円周方向の相対回転が規制されていることによって、規制される。なお、リニアモータ1において、外ヨーク3、保持体9及び内ヨーク11の相対回転を規制する係合部が設けられてもよい。例えば、外ヨーク3、保持体9及び内ヨーク11の互いに隣接する2部材間において、一方に溝部が設けられ、他方にその溝部内を移動可能なピンが設けられてもよい。
図4は、リニアモータ1を分解して一部の部材を示す斜視図である。
外ヨーク3は、外ヨーク3の周面部を構成する複数の周面構成部材13(図4では一つのみ示す。)と、外ヨーク3の軸CA方向の端部を構成する2つの端部構成部材15とを有している。複数の周面構成部材13は、円筒を円周方向に複数に均等に分割した形状であり、互いに同一形状である。端部構成部材15は、円形の環状に形成されている。複数の周面構成部材13のそれぞれは、不図示のネジ等の固定部材により、端部構成部材15に固定される。複数のスリット4は、複数の周面構成部材13間の隙間により形成される。また、端部構成部材15の内周縁から外周縁までの幅が、複数の周面構成部材13の内周面から外周面までの厚さよりも大きく設定され、複数の周面構成部材13が端部構成部材15の外周側に配置されることにより、凹部3aが形成される。
複数の周面構成部材13は、例えば、金属等の強磁性体により形成されている。より具体的には、複数の周面構成部材13は、SS400等の鉄により形成されている。端部構成部材15は、金属等の強磁性体により形成されてもよいし、アルミニウムニウム等の非磁性体により形成されてもよい。また、端部構成部材15は、金属等の導電体により形成されてもよいし、樹脂等の絶縁体により形成されてもよい。ただし、端部構成部材15が導電体により形成される場合は、周面構成部材13若しくは端部構成部材15、又は、その双方においてリニアモータ1の駆動に伴って生じる渦電流の流れを遮るために、端部構成部材15と周面構成部材13との間に絶縁性の部材が介在することが好ましい。
磁石7は、複数の小磁石23(図4では、磁石7A及び7Bそれぞれにおいて一つのみ示す。)を有している。複数の小磁石23は、断面矩形の円形の環状部材(本実施形態では略筒状)を円周方向に複数に均等に分割した形状であり、互いに同一形状である。複数のスリット8は、複数の小磁石23間の隙間により形成される。
内ヨーク11は、内ヨーク11の大部分を構成する複数の周面構成部材25(図4では一つのみ示す。)と、内ヨーク11の軸CA方向の端部を構成する2つの端部構成部材27とを有している。複数の周面構成部材25は、円筒を円周方向に複数に均等に分割した形状であり、互いに同一形状である。端部構成部材27は、円形の環状に形成されている。複数の周面構成部材25のそれぞれは、不図示のネジ等の固定部材により、端部構成部材27に固定される。複数のスリット12は、複数の周面構成部材25間の隙間により形成される。
複数の周面構成部材25は、例えば、金属等の強磁性体により形成されている。より具体的には、複数の周面構成部材25は、SS400等の鉄により形成されている。端部構成部材27は、金属等の強磁性体により形成されてもよいし、アルミニウムニウム等の非磁性体により形成されてもよい。また、端部構成部材27は、金属等の導電体により形成されてもよいし、樹脂等の絶縁体により形成されてもよい。ただし、端部構成部材27が導電体により形成される場合は、周面構成部材25若しくは端部構成部材27、又は、その双方においてリニアモータ1の駆動に伴って生じる渦電流の流れを遮るために、周面構成部材25と端部構成部材27との間に絶縁性の部材が介在することが好ましい。
図5は、図3の領域Vを拡大して示す模式的な断面図である。
コイル5は、線材29が軸CA回りに複数回巻かれることにより構成されている。線材29は、例えば、銅等の導電性の材料が樹脂等の非導電性の材料により被覆されて構成されている。また、線材29の断面形状は、概ね矩形状に形成されている。すなわち、線材29は、いわゆる平角線である。線材29の長手方向及び短手方向の径は適宜に設定されてよい。
線材29は、線材29により形成される輪が軸CA方向及び半径方向において配列されるように巻かれている。すなわち、線材29は、整列巻きされている。また、線材29は、平角線の一平面を同一方向(軸CA)に向けて巻かれている。従って、線材29により形成される輪と輪との間には、隙間が殆ど生じない。なお、図5では、線材29により形成される輪の軸CA方向の位置が、内側と外側とで一致する場合を例示しているが、当該位置は内側と外側とでずれていてもよい。線材29の巻き回数は適宜に設定されてよい。
線材29の端部は、図1に示すように、スリット4から外ヨーク3の外部へ引き出される。線材29の端部に電圧が印加されることにより、コイル5には電力が供給される。
図6は、リニアモータ1の動作を説明する図である。具体的には、図3の紙面上方側部分を模式的に示している。
リニアモータ1では、磁石7により磁界が形成される。具体的には、磁石7A及び7Bは、半径方向に磁化されるとともに、磁化の方向が互いに逆向きであるから、矢印y1で示すように、一方の磁石7(図6では磁石7A)から出た磁力線は外ヨーク3を通過して他方の磁石7(図6では磁石7B)に入る。また、矢印y2で示すように、他方の磁石7(図6では磁石7B)から出た磁力線は内ヨーク11を通過して他方の磁石7(図6では磁石7A)に入る。
矢印y1で示す磁力線は、コイル5を半径方向へ通過する。従って、コイル5に電力を供給すると、フレミングの左手の法則により、コイル5には、磁石7に対する、軸CA方向の推力が生じる。なお、コイル5が固定子である場合には、矢印y3で示すように、磁石7が軸CA方向へ移動することになる。
矢印y1で示す磁力線は、コイル5Aを通過するときとコイル5Bを通過するときとで、半径方向の向きが逆である。図6では、矢印y1で示す磁力線が、コイル5Aにおいては内周側から外周側へ通過し、コイル5Bにおいては外周側から内周側へ通過する場合を例示している。従って、コイル5A及びコイル5Bに対して円周方向において逆向きの電力を供給することにより、コイル5A及びコイル5Bにおいて、磁石7に対する、軸CA方向の同一の向きの推力が生じる。また、コイル5A及び5Bに交流電力を供給すれば、交流電力の周波数で双方向の推力が交互に生じる。図6では、コイル5Aにおいて紙面手前側への電力が供給され、コイル5Bにおいて紙面奥手側への電力が供給され、磁石7が矢印y3で示す向きへ移動する場合を例示している。
以上の実施形態によれば、リニアモータ1は、筒状に形成された外ヨーク3と、外ヨーク3の内周面に固定され、外ヨーク3と同軸に形成されたコイル5とを有する。また、リニアモータ1は、コイル5の内側に、コイル5と同軸な環状に設けられ、径方向に磁化され、コイル5に対して軸方向に移動可能な磁石7と、磁石7の内側に設けられ、磁石7と同軸の筒状に形成され、外周面に磁石7が固定された保持体9とを有する。そして、リニアモータは、保持体9に対して保持体9の軸方向に移動可能に挿通された内ヨーク11を有する。従って、本実施形態は、従来技術における内ヨークを、保持体9と内ヨーク11とに分けていることになる。換言すれば、本実施形態は、従来技術における内ヨークの、磁石を保持や磁石の動力を外部へ伝達する機能と、磁気回路を構成する機能とを別個の部材に分けていることになる。その結果、両者の機能に関する設計条件が相互に及ぼす影響を抑制し、設計の自由度を向上させることができる。例えば、磁石7が可動子を構成する場合において、保持体9を磁石7の保持や磁石7の動力の外部への伝達に関して必要最小限の大きさとしつつ、内ヨーク11の体積を十分に確保してリニアモータ1内部の磁気飽和を防止することができる。
コイル5は、軸CA方向に2つ設けられ、磁石7は、軸CA方向に2つ設けられ、2つの磁石7A及び7Bは、磁化の方向が互いに逆方向である。従って、コイル5A及び5Bには、互いに逆向きの電力が供給され、コイル5A及び5Bは、互いに逆向きの磁束を発生する。その結果、コイル5A及び5Bにおいて生じた磁束は相殺され、外ヨーク3や内ヨーク11における渦電流の発生が抑制される。磁石7が一つの場合には、連結部材101を強磁性体により構成し、連結部材101、外ヨーク3及び内ヨーク11により、一の磁石7のN極から出た磁力線をその磁石7のS極へ導かなければ、磁石7の磁力線の密度を高くすることができない。しかし、本実施形態では、2つの磁石7A及び7Bは、外ヨーク3に対して、互いに異なる磁極を向けているから、外ヨーク3は、一方の磁石7から他方の磁石7へ磁力線を導く。内ヨーク11も同様である。従って、本実施形態では、外ヨーク3と内ヨーク11を連結する連結部材101を非磁性体にすることが可能である。ただし、上述の磁石が一つのみ設けられたリニアモータも、本発明に含まれる。
本実施形態では、従来の内ヨークを、保持体9と内ヨーク11とに分けたことから、内ヨーク11は、磁石7と相対移動する。その結果、内ヨーク11に渦電流が発生するという、従来技術にはなかった問題が生じる。しかし、内ヨーク11は、筒状に形成されるとともに、内周面から外周面へ貫通するスリット12が形成されていることから、渦電流の流れがスリット12により妨げられる。その結果、例えば、リニアモータ1の発熱が抑制される。また、スリット12は、内ヨーク11と外ヨーク3との間に籠った、熱せられた気体を内ヨーク11の空洞から排出することなどにより、リニアモータ1の放熱に寄与することが可能である。
スリット12は、軸CA方向に延びるスリットであることから、渦電流の発生を抑制しつつも、磁力線が内ヨーク11を軸CA方向に通過することを妨げない。従って、発熱を抑えつつ、大きな駆動力を得ることができる。
内ヨーク11は、筒状形状を円周方向において均等に分割した形状の複数の周面構成部材25を有し、内ヨーク11のスリット12は、内ヨーク11の複数の周面構成部材25間の隙間により形成されている。従って、磁力線を軸CA方向へ確実に導くことができるとともに、スリット12が形成された内ヨーク11を簡便且つ安価に構成することができる。例えば、ヨークは、平板状の珪素鋼板を積層して形成することが一般的に行われているが、鋼板を軸CA方向に積層すると、鋼板同士は全面に亘って完全に密着するわけではないから、鋼板間には隙間が生じる。その結果、磁力線は軸CA方向へ効率的に通過することができない。また、平板状の鋼板を軸CA回りに積層すると、内周側と外周側とでは、同一角度に対する円周の長さが異なるから、外周側には円周方向において隙間が生じることになる。その結果、内ヨークの体積は実質的に減少し、内ヨークは、多くの磁力線を通過させることができない。しかし、本実施形態では、そのような不都合を生じない。また、複数の周面構成部材25は、互いに同一形状であることから、同一の部材を複数形成すればよく、製造設備が大型化しない。なお、上述のように、珪素鋼板等の鋼板を積層して内ヨークを形成したリニアモータも、本発明に含まれる。
外ヨーク3においても、内ヨーク11と同様に、スリット4が形成され、また、複数の周面構成部材13を有しており、内ヨーク11と同様の効果が奏される。ただし、内ヨーク11と同様に、珪素鋼板等の鋼板を積層して外ヨークを形成したリニアモータも、本願発明に含まれる。
内ヨーク11のスリット12、磁石7のスリット8、及び、外ヨーク3のスリット4は、軸CA回りの位置が同一になるように配置されているから、内ヨーク11の空洞と外ヨーク3の外側空間との間の通気性がよい。従って、例えば、内ヨーク11の空洞の熱せられた気体を内ヨーク11の端部の開口から逃がすことができないときに、スリット12、スリット8及びスリット4を介して、外ヨーク3の外部へ放出することができる。また、例えば、リニアモータ1を冷却するために外ヨーク3の外部へ送出された冷却風を、スリット4、スリット8及びスリット12を介して内ヨーク11の空洞へ送り込み、内ヨーク11の放熱を促進することができる。
コイル5は、平角線の線材29が、平角線の一平面を軸CAに向けるように巻かれて構成されていることから、コイル5の外周面は、円筒の外周面を構成する。従って、丸線によってコイル5を構成した場合に比較して、コイル5と外ヨーク3との密着性が上がる。その結果、コイル5から外ヨーク3への熱伝達率が向上し、ひいては、放熱性が向上する。なお、丸線によりコイル5を構成したものも、本発明に含まれる。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
外ヨーク及び内ヨークの形状は、円筒状に限定されない。例えば、軸方向に見て矩形であってもよい。なお、本願では、筒状の語は、所定の軸を囲む面を有する中空形状をいい、軸方向に見て円形であるものに限定されないものとする。また、外ヨーク及び内ヨークは、円筒状等の軸方向の長さがある程度の長さを有するものに限定されず、軸方向の長さが径方向の幅以下のものであってもよい。内ヨークは、柱状等の中空部を有さない形状であってもよい。
また、外ヨーク及び内ヨークには、適宜に突出部等が設けられてもよい。図7(a)は、外ヨークを構成する周面構成部材の変形例を示している。この周面構成部材113は、外周面から突出する放熱フィン113aを有している。図7(b)は、内ヨークを構成する周面構成部材の変形例を示している。この周面構成部材125は、内周面から突出する放熱フィン125aを有している。図7(c)は、外ヨークを構成する周面構成部材の変形性を示している。この周面構成部材213は、外周面から突出する放熱フィン213aを有している。これらの変形例では、ヨークにフィンを設けることにより、効果的に放熱を行うことができる。また、ヨークが、鋼板ではなく、円筒を分割した形状の部材により構成されていることから、フィンを形成することが容易である。すなわち、連続鋳造及び圧延工程、又は、金型による鋳造により、フィンを周面構成部材と一体的に構成できる。なお、放熱フィンの数、位置、形状及び大きさは適宜に設定されてよい。
コイル及び磁石の形状は、円形(円筒)に限定されない、例えば、軸方向に見て矩形であってもよい。なお、本願では、環状及び輪の語は、所定の軸を囲む形状をいい、軸方向に見て円形であるものに限定されないものとする。コイルの形状及び磁石の形状は、互いに同一でなくてもよい。コイルの軸方向の大きさ及び磁石の軸方向の大きさは、互いに同一でなくてもよい。なお、実施形態のように、コイル及び磁石が2組以上設けられる場合、コイル及び磁石の軸方向の大きさは互いに異なっていてもよいが、コイルの軸方向の中心と磁石の軸方向の中心とが全組において同時に一致することが好ましい。磁石は、複数の小磁石を軸回りに配列して構成されるものに限定されず、全体が一体的に形成されてもよい。
内ヨークは、外ヨークに対して固定されていなくてもよい。例えば、外ヨーク及びコイルが固定子であり、磁石及び保持体が可動子であり、内ヨークは、固定子及び可動子の双方に対して、リニアモータ外部からの動力によって駆動されるものであってもよい。
外ヨーク、磁石及び内ヨークは、円周方向に分割された複数の部材によって構成されるものに限定されない。例えば、外ヨーク、磁石及び内ヨークは、円筒形状に一体形成されたものであってもよい。また、外ヨーク、磁石及び内ヨークが、円周方向に分割された複数の部材によって構成される場合には、その部材は、円周方向において均等に分割されたものでなくてもよい。さらに、外ヨーク、磁石及び内ヨークそれぞれの分割数は互いに異なっていてもよい。
外ヨーク、磁石及び内ヨークは、スリットが設けられていなくてもよい。また、外ヨーク、磁石及び内ヨークに形成される孔部は、軸方向に延びるスリットに限定されない。例えば、軸に直交する方向に延びるスリットや不規則に分布された円形の孔部であってもよい。ただし、軸方向への磁力線を効率的に通過させつつ、渦電流の流れを効率的に遮断するには、実施形態に示したような、磁石の可動範囲に亘って軸方向に延びるスリットであることが好ましい。また、外ヨーク、磁石及び内ヨークに形成される孔部は、内周面から外周面へ貫通すればよく、径方向(半径方向)に貫通するものに限定さない。当該孔部は、半径方向に傾斜する方向に貫通していてもよい。
外ヨークのスリット、磁石のスリット及び内ヨークのスリットは、軸回りの位置が互いに調整(位置決め)されなくてもよい。また、軸回りの位置が調整される場合には、互いに同一の位置でなくてもよい。
図8は、スリットの位置に関する変形例を示している。この変形例では、内ヨーク11のスリット12及び磁石7のスリット8は、軸CA回りの位置が互いに異なるように配置され、磁石7のスリット8及び外ヨーク3のスリット4は、軸CA回りの位置が互いに異なるように配置されている。従って、スリット12からスリット4へ流れる、又は、その逆に、スリット4からスリット12へ流れる気体は、内ヨーク11と保持体9との隙間、並びに、保持体9と外ヨーク3との隙間を流れることを強いられる。その結果、内ヨーク11と保持体9との隙間を流れる気体により内ヨーク11を外周面から除熱したり、保持体9と外ヨーク3との隙間を流れる気体により外ヨーク3を内周面から除熱することができる。
実施形態では、支持体9の周面構成部材17は、2つの磁石7に対応して2つ設けられていた。しかし、支持体の周面構成部材は、2つの磁石7に対して共通に設けられてもよい。換言すれば、実施形態の2つの周面構成部材17は連続して一体的に形成されてもよい。この場合、周面構成部材が金属等の磁性体により形成されていれば、図6において点線の矢印y3で示すように、周面構成部材は、ヨークの働きをし、磁気飽和を抑制することに寄与する。
本発明の実施形態に係るリニアモータの外観を示す斜視図。 図1のリニアモータの平面図。 図2のIII−III線における断面図。 図1のリニアモータを分解して一部を示す斜視図。 図3の領域Vの拡大図。 図1のリニアモータの動作を説明する図。 本発明の変形例のヨークを示す図。 本発明の他の変形例のスリットの配置を示す平面図。
符号の説明
1…リニアモータ、3…外ヨーク、5A及び5B(5)…コイル、7A及び7B(7)…磁石、9…保持体、11…内ヨーク。

Claims (13)

  1. 筒状に形成された外ヨークと、
    前記外ヨークの内周面に固定され、前記外ヨークと同軸に形成されたコイルと、
    前記コイルの内側に、前記コイルと同軸な環状に設けられ、径方向に磁化され、前記コイルに対して軸方向に移動可能な磁石と、
    前記磁石の内側に設けられ、前記磁石と同軸の筒状に形成され、外周面に前記磁石が固定された保持体と、
    前記保持体に対して当該保持体の軸方向へ移動可能に挿通された内ヨークと、
    を有するリニアモータ。
  2. 前記外ヨークと前記内ヨークとは互いに固定されている
    請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記外ヨーク、前記コイル及び前記内ヨークは固定子を構成し、
    前記保持体及び前記磁石は可動子を構成する
    請求項2に記載のリニアモータ。
  4. 前記コイルは、軸方向に2つ設けられ、
    前記磁石は、軸方向に2つ設けられ、
    前記2つの磁石は、磁化の方向が互いに逆方向である
    請求項2又は3に記載のリニアモータ。
  5. 前記内ヨークは、前記保持体と同軸な筒状に形成されるとともに、内周面から外周面へ貫通する孔部が形成されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  6. 前記内ヨークの前記孔部は、当該内ヨークの軸方向に延びるスリットである
    請求項5に記載のリニアモータ。
  7. 前記内ヨークは、筒状形状を円周方向において均等に分割した形状の複数の磁性体を有し、
    前記内ヨークの前記スリットは、前記内ヨークの前記複数の磁性体間の隙間により形成されている
    請求項6に記載のリニアモータ。
  8. 前記外ヨークは、内周面から外周面へ貫通する孔部が形成されている
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  9. 前記外ヨークの前記孔部は、当該外ヨークの軸方向に延びるスリットである
    請求項8に記載のリニアモータ。
  10. 前記外ヨークは、筒状形状を円周方向において均等に分割した形状の複数の磁性体を有し、
    前記外ヨークの前記スリットは、前記外ヨークの前記複数の磁性体間の隙間により形成されている
    請求項9に記載のリニアモータ。
  11. 前記内ヨークは、前記保持体と同軸な筒状に形成されるとともに、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、
    前記磁石は、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、
    前記外ヨークは、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、
    前記内ヨークの前記スリット、前記磁石の前記スリット、及び、前記外ヨークの前記スリットは、軸回りの位置が同一になるように配置されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  12. 前記内ヨークは、前記保持体と同軸な筒状に形成されるとともに、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、
    前記磁石は、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、
    前記外ヨークは、内周面から外周面へ貫通し、軸方向に延びるスリットが形成され、
    前記内ヨークの前記スリット及び前記磁石の前記スリットは、軸回りの位置が互いに異なるように配置され、
    前記磁石の前記スリット及び前記外ヨークの前記スリットは、軸回りの位置が互いに異なるように配置されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  13. 前記コイルは、平角線が、当該平角線の一平面を前記内ヨークの内周面に向けるように巻かれて構成されている
    請求項1〜12のいずれか1項に記載のリニアモータ。
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