JPH0110626Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110626Y2 JPH0110626Y2 JP19655283U JP19655283U JPH0110626Y2 JP H0110626 Y2 JPH0110626 Y2 JP H0110626Y2 JP 19655283 U JP19655283 U JP 19655283U JP 19655283 U JP19655283 U JP 19655283U JP H0110626 Y2 JPH0110626 Y2 JP H0110626Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pendulum
- opaque
- transparent
- parts
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は振り子時計に関するものである。
従来の振り子時計においては、振り玉の形状を
いろいろに変化させて振り子時計に変化を出させ
ているが、いずれも振り玉のみの変化の範囲にと
どまり、画一的な感をまぬがれなかつた。
いろいろに変化させて振り子時計に変化を出させ
ているが、いずれも振り玉のみの変化の範囲にと
どまり、画一的な感をまぬがれなかつた。
本考案の目的は、従来の振り子の振幅による単
純な動きを超えて、複雑な造形的な動きを現出す
ることにある。
純な動きを超えて、複雑な造形的な動きを現出す
ることにある。
本考案の構成上の特徴は、振り子の揺動する方
向の対辺が略平行である不透明部と透明部とが交
互にくり返されている飾り板を時計体に設け、こ
の飾り板の透明部の背後に、振り子の揺動する方
向の対辺が略平行である不透明部が位置する形状
の振り子を配置し、この振り子の揺動によつて飾
り板と振り子との重なり状態が変化して複雑な動
く形状を現出させたところにある。飾り板は時計
体の上下方向、左右方向、三方向あるいは一方向
のみに適宜延伸形成され、その背後に振り子が配
設されるものである。
向の対辺が略平行である不透明部と透明部とが交
互にくり返されている飾り板を時計体に設け、こ
の飾り板の透明部の背後に、振り子の揺動する方
向の対辺が略平行である不透明部が位置する形状
の振り子を配置し、この振り子の揺動によつて飾
り板と振り子との重なり状態が変化して複雑な動
く形状を現出させたところにある。飾り板は時計
体の上下方向、左右方向、三方向あるいは一方向
のみに適宜延伸形成され、その背後に振り子が配
設されるものである。
本考案の一実施例について説明する。第１，２
図に示すように、取付け板１の背面にはムーブメ
ント２が固着してあり、時計体Ａの取付け板１の
前面に文字板３が固着してある。ムーブメント２
から文字板前面へ突出する指針軸４に指針５が取
り付けられており、透明な前面カバー６がガラス
押え７によつて取付け板１に固定してある。取付
け板１の上部および下部には飾り板８，９が固着
してある。飾り板９は第１〜３図に示すように不
透明部９ａ……と透明部９ｂ……とを外方へ向つ
て交互に配列しているもので、後述の振り子の揺
動する方向のそれぞれの上辺および下辺は同心円
の円弧で平行に区切られている。飾り板９は全体
を透明のプラスチツクで成形し、一段前方へ突出
させてある部分の前面にホツトスタンプを施すな
どして不透明部９ａ……を形成している。飾り板
８の構成も飾り板９と同様であり、不透明部８ａ
……と透明部８ｂ……とが交互に位置し、各上下
辺は同心円の円弧で平行に区切られている。
図に示すように、取付け板１の背面にはムーブメ
ント２が固着してあり、時計体Ａの取付け板１の
前面に文字板３が固着してある。ムーブメント２
から文字板前面へ突出する指針軸４に指針５が取
り付けられており、透明な前面カバー６がガラス
押え７によつて取付け板１に固定してある。取付
け板１の上部および下部には飾り板８，９が固着
してある。飾り板９は第１〜３図に示すように不
透明部９ａ……と透明部９ｂ……とを外方へ向つ
て交互に配列しているもので、後述の振り子の揺
動する方向のそれぞれの上辺および下辺は同心円
の円弧で平行に区切られている。飾り板９は全体
を透明のプラスチツクで成形し、一段前方へ突出
させてある部分の前面にホツトスタンプを施すな
どして不透明部９ａ……を形成している。飾り板
８の構成も飾り板９と同様であり、不透明部８ａ
……と透明部８ｂ……とが交互に位置し、各上下
辺は同心円の円弧で平行に区切られている。
飾り板８，９の背後には振り子１０，１１が位
置している。振り子１１は第４図に示すように、
飾り板９の透明部９ｂ……の背後に位置するとこ
ろに不透明部１１ａ……が設けてあり、その揺動
する方向の上下辺は同心円の円弧で平行に形成し
てある。不透明部１１ａ……を連結部１１ｂで連
結している。振り子１０の構成も振り子１１と同
様であり、不透明部１０ａが連結部１０ｂで連結
してある。振り子１０と１１とは振りざお１２で
連結してある。
置している。振り子１１は第４図に示すように、
飾り板９の透明部９ｂ……の背後に位置するとこ
ろに不透明部１１ａ……が設けてあり、その揺動
する方向の上下辺は同心円の円弧で平行に形成し
てある。不透明部１１ａ……を連結部１１ｂで連
結している。振り子１０の構成も振り子１１と同
様であり、不透明部１０ａが連結部１０ｂで連結
してある。振り子１０と１１とは振りざお１２で
連結してある。
振りざお１２は、第２，５図示のように、上下
端部１２ａ，１２ｂにて振り子１０，１１と連結
してある。振りざお１２からムーブメント２の方
向へ延伸するＴ字状のエツジ１３は、ムーブメン
ト２に設けてあるＶ字状の支持溝１４上に載置さ
れ揺動自在である。振りざお１２の下部には永久
磁石１５が固着してあり、ムーブメント２の下部
には永久磁石１５と対向位置に励磁・駆動コイル
１６が配設してある。
端部１２ａ，１２ｂにて振り子１０，１１と連結
してある。振りざお１２からムーブメント２の方
向へ延伸するＴ字状のエツジ１３は、ムーブメン
ト２に設けてあるＶ字状の支持溝１４上に載置さ
れ揺動自在である。振りざお１２の下部には永久
磁石１５が固着してあり、ムーブメント２の下部
には永久磁石１５と対向位置に励磁・駆動コイル
１６が配設してある。
このような構成であるので、第１図示のように
振り子１０，１１、振りざお１２が垂直状態のと
きには、飾り板８，９の透明部８ｂ，９ｂの背後
に振り子１０，１１の不透明部１０ａ，１１ａが
位置するので、飾り板全体が不透明状態となつて
いる。振りざお１２が磁石１５とコイル１６との
作動により揺動駆動されると、振り子１０，１１
がともに左右に揺動し、このためにたとえば第１
図時計方向に揺動すると、振り子１０の不透明部
１０ａは飾り板８の右辺から右方へ飛び出し、同
時に飾り板８の透明部８ｂの一部がその透明状態
を現わす。同時に振り子１１の不透明部１１ａが
飾り板９の左辺から左方へ飛び出し、同時に飾り
板９の透明部９ｂの一部がその透明状態を現わ
す。振り子１０，１１、振りざお１２が第１図反
時計方向に揺動すると、上記とは反対側において
同様の状態が現われ、これが繰り返えされること
によつて、飾り板と振り子との重なり状態が刻々
と変化して、複雑な造形的な動きを現出する。
振り子１０，１１、振りざお１２が垂直状態のと
きには、飾り板８，９の透明部８ｂ，９ｂの背後
に振り子１０，１１の不透明部１０ａ，１１ａが
位置するので、飾り板全体が不透明状態となつて
いる。振りざお１２が磁石１５とコイル１６との
作動により揺動駆動されると、振り子１０，１１
がともに左右に揺動し、このためにたとえば第１
図時計方向に揺動すると、振り子１０の不透明部
１０ａは飾り板８の右辺から右方へ飛び出し、同
時に飾り板８の透明部８ｂの一部がその透明状態
を現わす。同時に振り子１１の不透明部１１ａが
飾り板９の左辺から左方へ飛び出し、同時に飾り
板９の透明部９ｂの一部がその透明状態を現わ
す。振り子１０，１１、振りざお１２が第１図反
時計方向に揺動すると、上記とは反対側において
同様の状態が現われ、これが繰り返えされること
によつて、飾り板と振り子との重なり状態が刻々
と変化して、複雑な造形的な動きを現出する。
なお本実施例では飾り板の不透明部と透明部の
対辺および振り子の不透明部の対辺を、平行な同
心円の円弧で形成したが、平行な直線にて形成す
る場合も同様の効果を得ることができるとともに
対辺を同一曲率半径の円弧で略平行に形成する場
合も同様の効果を得ることができる。
対辺および振り子の不透明部の対辺を、平行な同
心円の円弧で形成したが、平行な直線にて形成す
る場合も同様の効果を得ることができるとともに
対辺を同一曲率半径の円弧で略平行に形成する場
合も同様の効果を得ることができる。
このように本考案によれば、従来の振り子の振
幅による単純な往復運動をはるかに超えて、複雑
な造形的な動きを現わし、インテリアの一つとし
ての時計を楽しいものとする効果がある。
幅による単純な往復運動をはるかに超えて、複雑
な造形的な動きを現わし、インテリアの一つとし
ての時計を楽しいものとする効果がある。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
は一部切欠正面図、第２図は一部切欠縦断面図、
第３図は飾り板の拡大正面図、第４図は振り子の
拡大正面図、第５図は振りざおの支持および揺動
手段を説明するための一部切欠背面図である。 １……時計枠、２……ムーブメント、８，９…
…飾り板、８ａ，９ａ……不透明部、８ｂ，９ｂ
……透明部、１０，１１……振り子、１０ａ，１
１ａ……不透明部、１３……エツジ、１４……支
持溝、１５……磁石、１６……コイル、Ａ……時
計体。
は一部切欠正面図、第２図は一部切欠縦断面図、
第３図は飾り板の拡大正面図、第４図は振り子の
拡大正面図、第５図は振りざおの支持および揺動
手段を説明するための一部切欠背面図である。 １……時計枠、２……ムーブメント、８，９…
…飾り板、８ａ，９ａ……不透明部、８ｂ，９ｂ
……透明部、１０，１１……振り子、１０ａ，１
１ａ……不透明部、１３……エツジ、１４……支
持溝、１５……磁石、１６……コイル、Ａ……時
計体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 時計体と、この時計体に揺動自在に取付けられ
た振り子とを設けてあり、 上記時計体には上記振り子の揺動する方向の対
辺が略平行である不透明部と透明部とが交互に配
列してある飾り板を設けてあり、 上記振り子には上記飾り板の透明部の背後に、
この振り子の揺動する方向の対辺が略平行である
不透明部を設けてあることを特徴とする振り子時
計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19655283U JPS60104788U (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | 振り子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19655283U JPS60104788U (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | 振り子時計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60104788U JPS60104788U (ja) | 1985-07-17 |
| JPH0110626Y2 true JPH0110626Y2 (ja) | 1989-03-27 |
Family
ID=30754353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19655283U Granted JPS60104788U (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | 振り子時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60104788U (ja) |
-
1983
- 1983-12-21 JP JP19655283U patent/JPS60104788U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60104788U (ja) | 1985-07-17 |
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