JPH0731192Y2 - 振り子時計 - Google Patents

振り子時計

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JPH0731192Y2
JPH0731192Y2 JP12585189U JP12585189U JPH0731192Y2 JP H0731192 Y2 JPH0731192 Y2 JP H0731192Y2 JP 12585189 U JP12585189 U JP 12585189U JP 12585189 U JP12585189 U JP 12585189U JP H0731192 Y2 JPH0731192 Y2 JP H0731192Y2
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JP
Japan
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swing
ornament
pendulum
timepiece
swingable
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JP12585189U
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Inventor
佳代子 加藤
Original Assignee
株式会社精工舎
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、振り子時計に関するものである。
[従来の技術] 近来では動きのある面白い時計の需要が高まっており、
従来の振り子時計においても、振り子の揺動に連動して
往復揺動する飾り体がその最大振幅近傍でばね片の先端
に固定したり飾り玉を打撃可能に配設したもの(例えば
実公平2−6391号)がある。
[解決しようとする課題] しかしこの従来の振り子時計の動きは、まだ単純な動き
に過ぎず、面白さの点で十分なものとはいえないもので
ある。
そこで本考案の目的は、動きのある面白さを求める需要
者の要望に一段と応え、しかも安価に提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の振り子時計は、2
股に形成された第1の揺動飾りを備え、電磁的に往復揺
動駆動されるように時計機械体に支持してある振り子
と、時計枠体の一部に揺動自在に吊支してあるとともに
上記第1の揺動飾りの2股状部の間に位置し、上記第1
の揺動飾りの揺動範囲に一部が僅かに進入している第2
の揺動飾りとを備えているものである。
[作用] 振り子が揺動して、第1の揺動飾りの2股が揺動する
と、この2股によって第2の揺動飾りが駆動され、2重
の揺動運動となる。
[実施例] 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
時計枠体1の支持板部1aの背面に、時計機械体2が支持
してある。支持板部1aの前面は、図示しない時刻表示部
であって、時計機械体2によって回転駆動される時針,
分針などの指針が設けてある。時計機械体2の背面に
は、振り子3を揺動支持するナイフエッジなどの揺動支
点2aが形成してある。支持板部1aの上辺の形状は、揺動
支点2aを中心とする円弧状に形成してある。
振り子3は下振り竿3aと上振り竿3bとからなり、下振り
竿3aにV溝3cが形成してある。振り子3はV溝3cを介し
て揺動支点2a上に揺動自在に支持してある。振り子3を
電磁的に往復揺動駆動する手段4は、時計機械体2の背
面と下振り竿3aの前面との間に設けてあり、時計機械体
2側に駆動コイルが、下振り竿3a側に永久磁石がそれぞ
れ設けてある。
上振り竿3bは上端部が2股に分岐しており、それぞれの
上端に1対の第1の揺動飾り5A,5Bが設けてある。揺動
飾り5A,5Bは互いに向い合った人形によるもので、手に
ハンマ5c,5dを持ち、支持板部1aの円弧状の上辺から露
出するようになっている。
支持板部1aの両側の時計枠体1の上端には、アーチ状の
飾り枠6が一体的に設けてあり、支持板部1aの上辺との
間の隙間に、第1の揺動飾り5A,5Bが位置するようにな
っている。飾り枠6の中央部から取付片6aが垂設してあ
る。取付片6aによって第2の揺動飾り7が揺動自在に取
付軸8によって吊支してある。第2の揺動飾り7は釣り
鐘状に形成してあり、第1の揺動飾り5Aと5Bの2股状部
の間に位置し、第1の揺動飾り5A,5Bの揺動範囲にその
一部が僅かに進入している。従って振り子3の揺動によ
って、一方の第1の揺動飾り5Aのハンマ5cがこの鐘7に
触れ、これにより第2の揺動飾り7が揺動駆動される。
このように構成してあるので、電磁的な振り子の駆動手
段4によって振り子3が往復揺動駆動されると、第1の
揺動飾り5A,5Bもこの振り子3の揺動に伴って往復揺動
する。第1の揺動飾り5Aは振り子3の時計方向の揺動に
よって右方向に移動し、揺動の終りに近付いたときに、
ハンマ5cが第2の揺動飾り7に接触してこれを右方向に
押し、このために第2の揺動飾り7は取付軸8を中心と
して揺動を始める。ここで振り子3の揺動が反転して、
第1の揺動飾り5Aは左方向に移動して戻るので、両者の
間は次第に離れてゆく。ついで再び振り子3の揺動が反
転すると、両者は今度は接近するように移動し、上記と
同様にハンマ5cにより第2の揺動飾り7は右方向に押さ
れる。これが繰返されて、第1の揺動飾り5A,5Bと第2
の揺動飾り7とが接近したり離れたり、複雑な両者の揺
動運動が継続する。
上例では第1の揺動飾り5Aのみが第2の揺動飾り7を押
すようにしているが、これに限られるものでなく、両方
の第1の揺動飾り5A,5Bが共に第2の揺動飾り7を交互
に押すように構成してもよい。また振り子3の1回の揺
動運動の間に第2の揺動飾り7の揺動が複数回繰り返さ
れるものであってもよい。
[効果] 以上の構成を有する本考案の振り子時計は、第1の揺動
飾りに形成した2股の揺動により、この2股状部の間に
位置させた第2の揺動飾りが揺動駆動され、相互に接近
しかつ離れて2重の複雑な揺動運動を現出することがで
きる。簡単な構成で複雑な動きを出すことができるの
で、需要者の要望に応えるとともに安価に提供すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す振り子時計の背面図であ
る。 1……時計枠体、2……時計機械体、3……振り子、5
A,5B……第1の揺動飾り、6……時計枠体の一部、7…
…第2の揺動飾り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2股状に形成された第1の揺動飾りを備
    え、電磁的に往復揺動駆動されるように時計機械体に支
    持してある振り子と、 時計枠体の一部に揺動自在に吊支してあるとともに上記
    第1の揺動飾りの2股状部の間に位置し、上記第1の揺
    動飾りの揺動範囲に一部が僅かに進入している第2の揺
    動飾りと を備えていることを特徴とする振り子時計。
JP12585189U 1989-10-27 1989-10-27 振り子時計 Expired - Fee Related JPH0731192Y2 (ja)

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JPH0363891U JPH0363891U (ja) 1991-06-21
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