JPS628547Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS628547Y2 JPS628547Y2 JP1845081U JP1845081U JPS628547Y2 JP S628547 Y2 JPS628547 Y2 JP S628547Y2 JP 1845081 U JP1845081 U JP 1845081U JP 1845081 U JP1845081 U JP 1845081U JP S628547 Y2 JPS628547 Y2 JP S628547Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pendulum
- movable lever
- sound
- pin
- collision
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 239000010977 jade Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、時計において調速機または飾りとし
て電磁的に駆動される振り子のチクタク音発生装
置に関するものである。
て電磁的に駆動される振り子のチクタク音発生装
置に関するものである。
近年では、周知のように、振り子を電磁的に駆
動することが多いが、かかる形式の振り子は旧式
のアンクルーガンギ式のものと違つてチクタク音
を発生しない。また、振り子を備えた時計は、ク
ラツシツクなデザインが採用されることが多く、
かかる場合にチクタク音が発生しないと使用者に
奇異感を与えることがあつた。そこで、かかる電
磁駆動式振り子において、チクタク音を発生する
ために実開昭55−145383号が提案されている。し
かし、これによると脱進音発生レバーが振りザオ
に遊合軸支されているから、振りザオの運動に悪
影響を与え、また組立が面倒である。
動することが多いが、かかる形式の振り子は旧式
のアンクルーガンギ式のものと違つてチクタク音
を発生しない。また、振り子を備えた時計は、ク
ラツシツクなデザインが採用されることが多く、
かかる場合にチクタク音が発生しないと使用者に
奇異感を与えることがあつた。そこで、かかる電
磁駆動式振り子において、チクタク音を発生する
ために実開昭55−145383号が提案されている。し
かし、これによると脱進音発生レバーが振りザオ
に遊合軸支されているから、振りザオの運動に悪
影響を与え、また組立が面倒である。
本考案は、上記先行技術の欠点を改善するもの
であつて、以下その一実施例を図面とともに説明
する。
であつて、以下その一実施例を図面とともに説明
する。
第1図および第2図において、周知の時計機械
体1の裏面部に、振りザオ2、玉ザオ3および振
り玉4からなる振り子5がその上端部で揺動自在
に支持されている。振りザオ2は、その下端部に
玉ザオ3を引掛けることができる掛止部6が一体
に形成してあり、その上方に立曲げ部7,8が直
角にかつ互いに平行に一体に屈成されている。そ
して、両立曲げ部7,8にそれぞれ永久磁石9,
10が相対向して固着されている。
体1の裏面部に、振りザオ2、玉ザオ3および振
り玉4からなる振り子5がその上端部で揺動自在
に支持されている。振りザオ2は、その下端部に
玉ザオ3を引掛けることができる掛止部6が一体
に形成してあり、その上方に立曲げ部7,8が直
角にかつ互いに平行に一体に屈成されている。そ
して、両立曲げ部7,8にそれぞれ永久磁石9,
10が相対向して固着されている。
時計機械体1の下部には保持部11が一体に垂
設してあり、この保持部にて回路ユニツトホルダ
12が保持されている。ホルダ12には、回路部
品13を実装したプリント基板14が固着してあ
り、このプリント基板の前端面に駆動コイル15
が同一平面的に固着されている。駆動コイル15
は永久磁石9,10の間に位置し、周知の如く、
駆動コイル15と永久磁石9,10との間の磁気
的作用によつて振り子5が一定の周期で往復揺動
するようになつている。
設してあり、この保持部にて回路ユニツトホルダ
12が保持されている。ホルダ12には、回路部
品13を実装したプリント基板14が固着してあ
り、このプリント基板の前端面に駆動コイル15
が同一平面的に固着されている。駆動コイル15
は永久磁石9,10の間に位置し、周知の如く、
駆動コイル15と永久磁石9,10との間の磁気
的作用によつて振り子5が一定の周期で往復揺動
するようになつている。
さらに、時計機械体1の背面部に可動レバー1
6の一端部が回転自在に軸支してあり、その回転
中心は振り子5の支点を通る鉛直線上にある。可
動レバー16はその他端部に2本の衝突ピン1
7,18が直角に突出しており、両衝突ピン1
7,18の間を振りザオ2が一定の余裕をもつて
挿通している。
6の一端部が回転自在に軸支してあり、その回転
中心は振り子5の支点を通る鉛直線上にある。可
動レバー16はその他端部に2本の衝突ピン1
7,18が直角に突出しており、両衝突ピン1
7,18の間を振りザオ2が一定の余裕をもつて
挿通している。
振り子5が往復揺動すると、それに連動して可
動レバー16が回転する。すなわち、第1図の実
線状態から振り子5が左方へ揺動すると、振りザ
オ2の左側面がピン17を左側へ押し進めてい
く。このとき、可動レバー16の重心がその回転
中心の左側に変位するや否や、可動レバー16は
重力作用によつて一気に左回りに回転してピン1
8が振りザオ2の右側面に衝突して音を出す。つ
いで振り子5(振り玉4)は鎖線位置の左側最大
振幅位置まで揺動し、続いて右方へ揺動し始め
る。このときピン18が振りザオ2の右側面と当
接しているから、ピン18が右側へ押し進められ
ていく。そして可動レバー16の重心がその回転
中心の右側に変位するや否や、可動レバー16は
重力作用によつて一気に右回りに回転してピン1
7が振りザオ2の左側面に衝突して音を出す。そ
してこの動きが振り子5の運動と連動同期して繰
り返えされ、あたかもアンクルーガンギ式のチク
タク音(脱進音)に似た衝突音が生ずるのであ
る。
動レバー16が回転する。すなわち、第1図の実
線状態から振り子5が左方へ揺動すると、振りザ
オ2の左側面がピン17を左側へ押し進めてい
く。このとき、可動レバー16の重心がその回転
中心の左側に変位するや否や、可動レバー16は
重力作用によつて一気に左回りに回転してピン1
8が振りザオ2の右側面に衝突して音を出す。つ
いで振り子5(振り玉4)は鎖線位置の左側最大
振幅位置まで揺動し、続いて右方へ揺動し始め
る。このときピン18が振りザオ2の右側面と当
接しているから、ピン18が右側へ押し進められ
ていく。そして可動レバー16の重心がその回転
中心の右側に変位するや否や、可動レバー16は
重力作用によつて一気に右回りに回転してピン1
7が振りザオ2の左側面に衝突して音を出す。そ
してこの動きが振り子5の運動と連動同期して繰
り返えされ、あたかもアンクルーガンギ式のチク
タク音(脱進音)に似た衝突音が生ずるのであ
る。
なお、上記実施例では可動レバー16を倒立状
態に軸支してその自重による回転偏倚力を利用し
たが、可動レバー16を吊下状態に軸支してもよ
い。
態に軸支してその自重による回転偏倚力を利用し
たが、可動レバー16を吊下状態に軸支してもよ
い。
以上のように、本考案によれば、チクタク音発
生用の可動レバーを振り子の支持部材たる時計機
械体の背面に支持したから、可動レバーが振り子
の運動にさほど影響を与えず、したがつて振り子
の運動が確実に維持できる。その他、組立ても簡
単である。
生用の可動レバーを振り子の支持部材たる時計機
械体の背面に支持したから、可動レバーが振り子
の運動にさほど影響を与えず、したがつて振り子
の運動が確実に維持できる。その他、組立ても簡
単である。
第1図は本考案の一実施例の動作状態の背面
図、第2図はその停止状態における右側面図であ
る。 1……時計機械体、2……振りザオ、3……玉
ザオ、4……振り玉、5……振り子、9,10…
…永久磁石、15……駆動コイル、16……可動
レバー、17,18……衝突ピン。
図、第2図はその停止状態における右側面図であ
る。 1……時計機械体、2……振りザオ、3……玉
ザオ、4……振り玉、5……振り子、9,10…
…永久磁石、15……駆動コイル、16……可動
レバー、17,18……衝突ピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電磁的に駆動される振り子が時計機械体の背面
部に揺動自在に支持され、 上記時計機械体の背面部に可動レバーが回転自
在に支持され、 上記可動レバーの端部に2本の衝突ピンが突設
され、 上記両衝突ピンの間に上記振り子の振りザオが
挿通されている ことを特徴とする電磁駆動式振り子のチクタク音
発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1845081U JPS628547Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1845081U JPS628547Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57132274U JPS57132274U (ja) | 1982-08-18 |
JPS628547Y2 true JPS628547Y2 (ja) | 1987-02-27 |
Family
ID=29816416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1845081U Expired JPS628547Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS628547Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-12 JP JP1845081U patent/JPS628547Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57132274U (ja) | 1982-08-18 |
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