JP3389462B2 - 飾り振り子装置 - Google Patents

飾り振り子装置

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JP3389462B2
JP3389462B2 JP20291597A JP20291597A JP3389462B2 JP 3389462 B2 JP3389462 B2 JP 3389462B2 JP 20291597 A JP20291597 A JP 20291597A JP 20291597 A JP20291597 A JP 20291597A JP 3389462 B2 JP3389462 B2 JP 3389462B2
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晋也 田村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、時計の付加機構や装飾品
等に利用される飾り振り子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の飾り振り子は、振り竿あるいは飾
り体が一体構成でただ単純に揺れ動くだけのものが一般
的であった。また、変わった動きのあるものの一例とし
て、実公平2−6393号公報には、中間部で揺動自在
に支持されている第1竿体の下端部に重りを、上端部に
支点を設け、この支点に第2竿体の中間部が揺動自在に
支持され、第2竿体が支点上でバランスを取りながら第
1竿体の揺動に従動するものである。
【0003】また、特開平8−122458号公報に
は、振り子に対し左右方向に振り分けて支持された横竿
の両端部に装飾体をそれぞれ支持し、横竿に略平行する
ように設けた連結竿の両端部に各装飾体を連結し、左右
対称的なリズミカルな動きを現出する構成が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のいずれの従来の
振り子も、振り子の動きが左右か上下かの単調な動きに
過ぎず、特に上記第2の従来例では、構成が複雑になっ
ているにも拘らず左右の装飾体が対称方向に上下するの
みであって、未だ十分に意外性のある動きとは言えない
という問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、振り竿に設けた第1飾りとは別に、
振り竿の揺動中心から離れた位置に、第2飾りを回動自
在に連結し、この第2飾りに回動自在にリンクを連結
し、リンクの先端を固定の支持部に回動自在に連結して
いる。そして、第1飾りと第2飾りとは、振り竿の揺動
に連動してそれぞれ異なった運動軌跡をもって移動する
ようにしている。このような構成によって、構成を複雑
にすることなく、従ってコストを上昇させないで振り子
の動きを意外性のあるものにでき、使用者は視覚的に十
分に楽しむことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の飾り振り子装置は、磁気
的駆動装置によって揺動駆動される振り竿の一端部には
重りが他端部には第1飾りが設けてあり、振り竿の揺動
中心から離れた位置に、振り竿の揺動に連動して回動自
在に第2飾りが連結してあり、第2飾りには、固定的に
設けてある支持部に回動自在に連結してあるリンクが回
動自在に連結してあり、第1飾りと第2飾りとは、振り
竿の揺動に連動してそれぞれ異なった運動軌跡をもって
移動するものである。
【0007】上記の第2飾りは、上記の第1飾りの中心
部に回動自在に連結されていると、太陽に対する衛星の
ような動きとなり面白い。
【0008】また、上記の第2飾りは、複数個設けてあ
ると動きが余計複雑になって好ましい。
【0009】上記のように構成された飾り振り子装置の
振り竿を揺動させると、第1飾りが回動して飾りを際立
たせると同時に、この揺動に連動して第2飾りも複雑に
回動して意外性のある動きをする。このような意外性の
ある動きが、従来から振り子装置の駆動のために具備し
ていた電磁的駆動装置のみで実現できる。
【0010】
【実施例】図1乃至図3に示すように、支持板1の前面
に、上面にナイフエッジ状の突起が設けてある支持具2
が固定してある。振り竿3は左右方向に延伸しており、
右端部に第1飾りの一例としての振り玉4が固着してあ
り、左端部に左右のバランスを取るための重り5が固着
してある。振り竿3の左右のバランス中心には、振り竿
3が揺動自在に支持されるように支持部6が設けてあ
る。この支持部6の下面には、支持具2のナイフエッジ
状の突起上に載置される逆V字状に形成されたV溝が設
けてあり、突起上にV溝を載置することにより、振り竿
3をバランス良く揺動可能に支持している。支持具2の
ナイフエッジ状の突起は振り竿3の揺動中心に位置して
いる。
【0011】振り竿3の一部には、駆動用の永久磁石7
aが固着してある。この永久磁石7aと対向する支持板
1の前面には、永久磁石7aと共働して振り竿3を揺動
駆動する電磁的駆動装置7を構成する駆動コイル7bが
設けてある。
【0012】第1飾り4には第2飾り8が連結してあ
る。第2飾り8の外周の一部から連結アーム9が延伸し
て形成してあり、連結アーム9の先端は第1飾り4の中
心軸4aに回動自在に連結されている。すなわち、振り
竿3の揺動中心から離れた位置に、振り竿3の揺動に連
動して回動自在に第2飾り8が連結してある。また、第
2飾り8は連結ア−ム9を介して第1飾り4の中心部に
回動自在に連結されている。
【0013】図3に示すように、連結アーム9の先端に
軸受9aが設けてあり、回転中心となるピン10がこの
軸受9aを回転自在に貫通して、第1飾り4の中心軸4
aに固定されている。連結アーム9の長さを第1飾り4
の半径より大にしてあるので、第2飾り8は第1飾り4
の外周から少し離れて位置している。更に、第2飾り8
の中心軸8aには、リンク11の一端に設けた軸受11
aとピン12を介してリンク11が回動自在に連結され
ている。また、リンク11の他端は、この他端に設けた
軸受11bとピン13を介して、支持板1に固定的に設
けてある支持部1aに回動自在に連結されている。
【0014】次に、この実施例の動作について図4及び
図5により説明する。図1の状態から永久磁石7aと駆
動コイル7bとからなる電磁的駆動装置7の作用によ
り、振り竿3は支持具2の突起を揺動中心としてシーソ
ー状の揺動を開始する。図4はこの揺動により重り5が
下降し、第1飾り4が上昇した状態であって、この上昇
に連動して第2飾り8は、第1飾り4の外周に沿って図
1の位置から図4の位置まで時計方向に回動する。すな
わち、リンク11によって支持板1に固定的に設けてあ
る支持部1aからの距離が規制されていると同時に、連
結アーム9によって第1飾り4の中心からの距離が規制
されているので、この規制を受けながら、恰も太陽に対
する衛星のように第2飾り8は第1飾り4の外周に沿っ
て回動する。
【0015】次に電磁的駆動装置7の作用により、振り
竿3が突起を揺動中心として反対方向に揺動して、今度
は重り5が上昇し、第1飾り4が下降すると、図5に示
すように、この下降に連動して第2飾り8は、第1飾り
4の外周に沿って図4の位置から図5の位置まで反時計
方向に回動する。すなわち、リンク11と連結アーム9
とによる規制を受けながら、太陽に対する衛星のように
第2飾り8は第1飾り4の外周に沿って反時計方向に回
動する。
【0016】このように、第1飾り4の上下の往復運動
に連動して、第2飾り8は前記のような時計方向と反時
計方向の円弧状の往復回動を繰り返す。すなわち、第1
飾り4と第2飾り8とは、振り竿3の揺動に連動してそ
れぞれ異なった運動軌跡をもって移動するものであるの
で、意外性のある動きが得られる。
【0017】なお、前記した実施例では、振り竿を横型
としてシーソー状の揺動運動としているが、これに限ら
れるものでなく、縦型として先に説明したような第1飾
り及び第2飾りを設けてもよい。また、第2飾りを取り
付ける位置は、第1飾りの中心部に限られず、揺動中心
から離れた上下左右どこの位置に連結してもよく、また
1個に限らず複数個を異なった位置に設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】振り竿の揺動中心から離れた位置に第2
飾りが振り竿の揺動に連動して回動自在に連結してあ
り、この第2飾りには、固定的に設けてある支持部に回
動自在に連結してあるリンクが回動自在に連結してあ
り、第1飾りと第2飾りとは、振り竿の揺動に連動して
それぞれ異なった運動軌跡をもって移動するものである
ので、第1飾りと第2飾りとは、振り竿の揺動に連動し
てそれぞれ異なった複雑で意外性のある魅力的な動きを
する。しかも駆動手段は従来より振り子装置に備わって
いる電磁的駆動装置のみであるので、コストを上昇させ
ることなく、面白い飾り振り子装置を安価に提供でき
る。
【0019】また、第2飾りを第1飾りの中心部に連結
すると、太陽に対する衛星のような動きが現出し、動き
の面白さを増加させることができる。
【0020】更に、第2飾りを複数個設けると、動きが
余計複雑になり、予測しない動きを呈して一層魅力的に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】支持板を省略して示した図1の背面図である。
【図3】図1の展開断面図である。
【図4】動きの一状態を示す正面図である。
【図5】動きの他の状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1a 支持部 3 振り竿 4 第1飾り(振り玉) 5 重り 7 電磁的駆動装置 8 第2飾り 11 リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04B 45/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁的駆動装置によって揺動駆動される
    振り竿の一端部には重りが他端部には第1飾りが設けて
    あり、 上記振り竿の揺動中心から離れた位置に、上記振り竿の
    揺動に連動して回動自在に第2飾りが連結してあり、 上記第2飾りには、固定的に設けてある支持部に回動自
    在に連結してあるリンクが回動自在に連結してあり、 上記第1飾りと上記第2飾りとは、上記振り竿の揺動に
    連動してそれぞれ異なった運動軌跡をもって移動するも
    のであることを特徴とする飾り振り子装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第2飾りは上記
    第1飾りの中心部に回動自在に連結されていることを特
    徴とする飾り振り子装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記第2飾
    りは、複数個設けてあることを特徴とする飾り振り子装
    置。
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