JPS628548Y2 - - Google Patents

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JPS628548Y2
JPS628548Y2 JP2237381U JP2237381U JPS628548Y2 JP S628548 Y2 JPS628548 Y2 JP S628548Y2 JP 2237381 U JP2237381 U JP 2237381U JP 2237381 U JP2237381 U JP 2237381U JP S628548 Y2 JPS628548 Y2 JP S628548Y2
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JP
Japan
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pendulum
box body
rotating body
recess
box
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JP2237381U
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JPS57135989U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時計において調速機または揺動飾り
として電磁的に駆動される振り子のチクタク音発
生装置に関するものである。 近年では振り子を電磁的に駆動することが多い
が、かかる駆動形式の振り子はチクタク音が出な
い。また振り子を備えた時計にはクラツシツク
な、あるいはアンテイツクなデザインが施こされ
ることが多く、かかる場合にチクタク音が出ない
と奇妙な感じを受ける。そこで電磁駆動式振り子
においてチクタク音が出るようにした例として実
開昭55−145383号があるが、この例によると組立
が面倒である欠点があつた。 本考案は、上記先行技術の実状に鑑みて考案し
たものであつて、以下その一実施例を図面と共に
説明する。 第1図および第2図を参照すると、時計機械体
の背面上部に振り子が左右に揺動自在に支持さ
れている。振り子は、この例では、振りザオ3
とこの振りザオ3に着脱自在の玉ザオ4とこの玉
ザオ4に固着されている振り玉5とからなつてい
る。振りザオ3はその中途に立曲げ部6,7が一
体に屈折形成してあり、両立曲げ部6,7に永久
磁石8,9が相対向して固着してある。さらに、
時計機械体1の下面部には保持部10が一体に垂
下形成してあり、この保持部10に回路ユニツト
ホルダ板11が取り付けられている。ホルダ板1
1には回路基板12が固着してあり、この回路基
板はその前端面に同一平面的に固着した駆動コイ
ル13を備えている。そしてこの駆動コイル13
が振り子の永久磁石8,9の間に位置するよう
に置かれている。駆動コイル13に駆動電流が通
ずると、永久磁石8,9と磁気的に協動して振り
が一定の周期で往復揺動を行なう。 このように構成された振り子の振りザオ3の
上端部には取付台板14が直角に立曲げ形成して
あり、この取付台板14に箱体15が取り付けら
れている。第3図に示すように、箱体15はその
下面部に取付溝16,16が形成してあり、箱体
15は両取付溝6,16を取付台板14にスライ
ド嵌合させることによつて着脱可能である。そし
てこの箱体15の中に回転体17(この例では球
体)が左右に転がり可能に収容されている。箱体
16の底面には二つの小さな窪み18,19が凹
設してあり、回転体17の下面部が窪み18また
は19に嵌合位置したとき、回転体17は箱体1
5の左側面20または右側面21と当接ないしは
近接するように設定されている。そして振り子
がある角度範囲を揺動しているときは、回転体1
7が窪み18または19に嵌合して安定するが、
振り子が上記角度を超えて最大振れ角またはそ
の近傍まで揺動すると、回転体17は窪み18ま
たは19に最早留まることができないようになつ
ている。すなわち、第4図に示すように、回転体
17が左側の窪み18に安定しているときに振り
が左方へ揺れてその左側最大振れ角近くにな
ると、箱体14の傾きが大きくなつて回転体17
は窪み18に留まることができなくなる。このた
めに回転体17は窪み18から脱して箱体15の
底面を右方へ転がつていつて右側面21に衝突
し、窪み19に安定位置する。ついで振り子
右方へ揺れだすが、回転体17は暫らくの間は右
側の窪み19に留まつている。そして第5図に示
すように振り子がその右側最大振れ角近くにな
ると、回転体17は窪み19に留まることができ
なくなり、窪み19から脱して箱体15の底面を
左方へ転がつていき、ついには左側面20に衝突
すると共に窪み18に安定する。上記動作が振り
の運動と共に繰り返されるから、回転体17
が箱体15の左側面20及び右側面21と交互に
衝突を繰り返し、この衝突時の音があたかもアン
クルーガンギ式の脱進音(チクタク音)のように
聞こえるのである。 なお、回転体17は円柱体に変更することも可
能であり、箱体15も振り子に連動して定位置
で左右への傾斜を繰り返えすようにしてもよい。 以上のように本考案に係る電磁駆動式振り子の
チクタク音発生装置は、構成が極めて簡素である
から、組立が容易で安価にて製造できる。またチ
クタク音を振り子の動きと確実に連動同期させて
発生することができる。さらに箱体を着脱自在に
すれば、使用者がチクタク音を出したり止めたり
することを自由に選択できる。また回転体は、箱
体に弾性的な舌片状カバーを上面部の両側から横
向きに形成し、このカバーの自由端部の間の間隔
を回転体よりも僅かに小さく形成しておいて、そ
こからスナツプ的に圧入して箱体の中に落下収容
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の背面部、第2図は
その右側面図、第3図は箱体の拡大断面図、第4
図および第5図はそれぞれ動作状態を示す拡大断
面図である。 ……振り子、3……振りザオ、4……玉ザ
オ、5……振り玉、8,9……永久磁石、13…
…駆動コイル、14……取付台板、15……箱
体、16……取付溝、17……回転体、18,1
9……窪み。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 左右に往復揺動するように電磁的に駆動され
    る振り子を設け、上記振り子と連動する箱体を
    設け、上記箱体の中にそれに連動して転がり可
    能な回転体を配設し、上記振り子がある角度範
    囲を揺動しているときに、上記回転体が上記箱
    体の左右の側面と近接した状態で安定可能な僅
    かな窪みが上記箱体の底面に凹設され、上記振
    り子が上記角度を越えて最大振れ角またはその
    近傍まで揺動したときに、上記回転体は上記窪
    みから脱して転がり移動可能であることによつ
    て構成した電磁駆動式振り子のチクタク音発生
    装置。 (2) 上記箱体を上記振り子の振りザオに着脱自在
    とした実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    電磁駆動式振り子のチクタク音発生装置。
JP2237381U 1981-02-19 1981-02-19 Expired JPS628548Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2237381U JPS628548Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2237381U JPS628548Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57135989U JPS57135989U (ja) 1982-08-25
JPS628548Y2 true JPS628548Y2 (ja) 1987-02-27

Family

ID=29820174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2237381U Expired JPS628548Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

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JP (1) JPS628548Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57135989U (ja) 1982-08-25

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