JPH0512786Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0512786Y2 JPH0512786Y2 JP11225588U JP11225588U JPH0512786Y2 JP H0512786 Y2 JPH0512786 Y2 JP H0512786Y2 JP 11225588 U JP11225588 U JP 11225588U JP 11225588 U JP11225588 U JP 11225588U JP H0512786 Y2 JPH0512786 Y2 JP H0512786Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pendulum
- dial
- permanent magnet
- clock
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は振り子時計に関するものである。
［従来の技術］
従来における振り子時計では、駆動電池、駆動
コイルなどを含む駆動回路は、駆動源からの電気
配線等の関係から、時計枠体に固定的に設けてあ
り、永久磁石は振り子の先端部あるいは左右の側
部に取り付けられ、駆動コイルを横切つて揺動す
るように構成されている。
コイルなどを含む駆動回路は、駆動源からの電気
配線等の関係から、時計枠体に固定的に設けてあ
り、永久磁石は振り子の先端部あるいは左右の側
部に取り付けられ、駆動コイルを横切つて揺動す
るように構成されている。
［解決しようとする課題］
上記のように、振り子に永久磁石を取付けたも
のでは、振り子が往復揺動する近傍に磁性体や導
電体が位置していると、これらの物体との間で磁
力が作用し、振り子の周期運動に影響を及ぼして
しまうことがある。また固定的に取り付けられた
駆動回路部は外部から見えなくする必要があり、
振り子が揺動する周辺の外装枠のデザインを決定
する上で制約を受ける。
のでは、振り子が往復揺動する近傍に磁性体や導
電体が位置していると、これらの物体との間で磁
力が作用し、振り子の周期運動に影響を及ぼして
しまうことがある。また固定的に取り付けられた
駆動回路部は外部から見えなくする必要があり、
振り子が揺動する周辺の外装枠のデザインを決定
する上で制約を受ける。
本考案の目的は、振り子の周期運動が、付近に
配設されている磁性体や導電体により影響を受け
ることが無く、かつ振り子の駆動回路部が外部に
露出することが無く、また振り子の周辺のデザイ
ンが何等制約を受けることのない振り子時計を提
供することにある。
配設されている磁性体や導電体により影響を受け
ることが無く、かつ振り子の駆動回路部が外部に
露出することが無く、また振り子の周辺のデザイ
ンが何等制約を受けることのない振り子時計を提
供することにある。
［課題を解決するための手段］
上記目的を達成するために、本考案の振り子時
計においては、透光性材料にて形成してある文字
板には、６時または12時のいずれか一方の位置に
時刻目盛を兼用する永久磁石が設けてあり、文字
板の背面には、指針を駆動する時計機械体が固着
してあり、この文字板の背後には、文字板または
時計機械体のいずれかに揺動自在に支持された揺
動板と、上記の永久磁石と対向可能に揺動板に設
けてある振り玉とからなる振り子が設けてあり、
この振り玉内には、永久磁石と磁気的に協働して
振り子を揺動させる駆動コイルおよび駆動電池を
含む駆動回路が設けてある。
計においては、透光性材料にて形成してある文字
板には、６時または12時のいずれか一方の位置に
時刻目盛を兼用する永久磁石が設けてあり、文字
板の背面には、指針を駆動する時計機械体が固着
してあり、この文字板の背後には、文字板または
時計機械体のいずれかに揺動自在に支持された揺
動板と、上記の永久磁石と対向可能に揺動板に設
けてある振り玉とからなる振り子が設けてあり、
この振り玉内には、永久磁石と磁気的に協働して
振り子を揺動させる駆動コイルおよび駆動電池を
含む駆動回路が設けてある。
［作用］
振り子が揺動して、振り玉が文字板に取付けて
ある永久磁石の背後で揺動すると、振り玉内の駆
動コイルが振り子の揺動毎に永久磁石を横切り、
両者間の磁気的な協働によつて駆動力を生じ、振
り子は揺動運動を継続する。振り子には永久磁石
が設けていないので、その揺動運動の近傍に磁性
体や導電体が使用されていても、振り子の揺動運
動に影響が及ぶことがない。この振り玉の往復運
動は、透光性材料からなる文字板を透して見るこ
とができる。駆動コイル等の駆動回路は振り玉に
内蔵されていて見えないので、外部からはあたか
も駆動手段無くして振り子が振れているように見
える。
ある永久磁石の背後で揺動すると、振り玉内の駆
動コイルが振り子の揺動毎に永久磁石を横切り、
両者間の磁気的な協働によつて駆動力を生じ、振
り子は揺動運動を継続する。振り子には永久磁石
が設けていないので、その揺動運動の近傍に磁性
体や導電体が使用されていても、振り子の揺動運
動に影響が及ぶことがない。この振り玉の往復運
動は、透光性材料からなる文字板を透して見るこ
とができる。駆動コイル等の駆動回路は振り玉に
内蔵されていて見えないので、外部からはあたか
も駆動手段無くして振り子が振れているように見
える。
［実施例］
以下本考案の一実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第１図に示すように、本実施例は置時計に具体
化したものであり、台座１の上に逆Ｕ字状のフレ
ーム２が固定してあり、円板状の文字板３が文字
板取付具４によつてフレーム２に固定してある。
文字板３は透光性材料である合成樹脂材を用いて
形成されている。文字板３の上には、12時、３時
および９時の時刻目盛３ａ，３ｂ，３ｃが、印刷
等の方法により形成してある。さらに６時の時刻
目盛に対応する位置には、時刻目盛３ａ，３ｂと
同一直径の円板状の永久磁石５が、文字板３の裏
面に穿設した凹部に嵌合固着してある。永久磁石
５は、後述する振り子の駆動と６時の時刻目盛と
を兼用するように構成されたものである。
化したものであり、台座１の上に逆Ｕ字状のフレ
ーム２が固定してあり、円板状の文字板３が文字
板取付具４によつてフレーム２に固定してある。
文字板３は透光性材料である合成樹脂材を用いて
形成されている。文字板３の上には、12時、３時
および９時の時刻目盛３ａ，３ｂ，３ｃが、印刷
等の方法により形成してある。さらに６時の時刻
目盛に対応する位置には、時刻目盛３ａ，３ｂと
同一直径の円板状の永久磁石５が、文字板３の裏
面に穿設した凹部に嵌合固着してある。永久磁石
５は、後述する振り子の駆動と６時の時刻目盛と
を兼用するように構成されたものである。
第１，２図に示すように、文字板３の中心部背
面には時計機械体６が固着してあり、時計機械体
６の中心部から文字板３を貫通して前面に突出し
た指針軸に、時分針などの指針７が取り付けてあ
る。
面には時計機械体６が固着してあり、時計機械体
６の中心部から文字板３を貫通して前面に突出し
た指針軸に、時分針などの指針７が取り付けてあ
る。
時計機械体６の上端には、ナイフエツジの支持
部６ａが形成してあり、ここに振り子８を構成す
る揺動板９が揺動自在に支持してある。揺動板９
は透光性材料または半透光性材料で形成された円
板状をなすもので、揺動板９の中央部には丸窓８
ａが形成してあり、この丸窓８ａの内周面の頂部
が支持部６ａに載置されている。丸窓８ａには時
計機械体６が貫通し、丸窓８ａの内周面と時計機
械体６の外周面とが接触しない範囲で振り子８は
揺動自在である。
部６ａが形成してあり、ここに振り子８を構成す
る揺動板９が揺動自在に支持してある。揺動板９
は透光性材料または半透光性材料で形成された円
板状をなすもので、揺動板９の中央部には丸窓８
ａが形成してあり、この丸窓８ａの内周面の頂部
が支持部６ａに載置されている。丸窓８ａには時
計機械体６が貫通し、丸窓８ａの内周面と時計機
械体６の外周面とが接触しない範囲で振り子８は
揺動自在である。
揺動板９の下端部には、不透明の材料で中空の
円盤状に形成された振り玉１０が設けてある。振
り玉１０内には、振り子８の駆動回路１１が内蔵
されている。駆動回路１１は駆動電池１２、駆動
コイル１３および回路基板１４などによつて構成
されており、駆動コイル１３の取付け位置は、振
り子８の静止状態において、駆動コイル１３と永
久磁石５とが対向する位置である。振り子８の揺
動時に永久磁石５と駆動コイル１３とが磁気的に
協働して振り子８を駆動する駆動力を得ている。
振り子８には永久磁石が設けていないので、その
揺動運動の近傍に磁性体や導電体が使用されてい
ても、振り子８の揺動運動に影響が及ぶことがな
い。
円盤状に形成された振り玉１０が設けてある。振
り玉１０内には、振り子８の駆動回路１１が内蔵
されている。駆動回路１１は駆動電池１２、駆動
コイル１３および回路基板１４などによつて構成
されており、駆動コイル１３の取付け位置は、振
り子８の静止状態において、駆動コイル１３と永
久磁石５とが対向する位置である。振り子８の揺
動時に永久磁石５と駆動コイル１３とが磁気的に
協働して振り子８を駆動する駆動力を得ている。
振り子８には永久磁石が設けていないので、その
揺動運動の近傍に磁性体や導電体が使用されてい
ても、振り子８の揺動運動に影響が及ぶことがな
い。
なお支持部６ａは時計機械体６に形成されるも
のに限定されず、設計上での必要に応じて文字板
３の背面に形成されることもある。
のに限定されず、設計上での必要に応じて文字板
３の背面に形成されることもある。
また本考案は、振り玉１０を揺動板９の上端に
設けてなる倒立振り子を採用した振り子時計の場
合にも適用することができ、この場合には12時の
時刻目盛を永久磁石で兼用させる。
設けてなる倒立振り子を採用した振り子時計の場
合にも適用することができ、この場合には12時の
時刻目盛を永久磁石で兼用させる。
以上のように文字板を透かしてその背後が見え
る構成であり、文字板の裏面に絵や模様を施し、
揺動板および振り玉の模様、形状やその動きとの
組合わせによつて、動きのある楽しい時計とする
ことができる。このとき、振り子８の駆動回路１
１が振り玉１０の外部に露出することがないか
ら、振り子の周辺のデザインは制約を受けない。
る構成であり、文字板の裏面に絵や模様を施し、
揺動板および振り玉の模様、形状やその動きとの
組合わせによつて、動きのある楽しい時計とする
ことができる。このとき、振り子８の駆動回路１
１が振り玉１０の外部に露出することがないか
ら、振り子の周辺のデザインは制約を受けない。
［効果］
以上説明したように、永久磁石を外部から見る
べき時刻目盛と兼用させてあるので、これを隠す
ことが不要となる。振り子には永久磁石が設けて
いないので、その揺動運動の近傍に磁性体や導電
体が使用されていても、振り子の揺動運動に影響
が及ぶことがない。振り子の駆動回路は振り玉に
内蔵されているので、振り子の駆動手段が外部か
ら判らず、需要者に意外性を与えて楽しい時計と
なる。また文字板に透光性の材料を採用し、振り
子の揺動運動の近傍にデザイン上の制約が無い。
べき時刻目盛と兼用させてあるので、これを隠す
ことが不要となる。振り子には永久磁石が設けて
いないので、その揺動運動の近傍に磁性体や導電
体が使用されていても、振り子の揺動運動に影響
が及ぶことがない。振り子の駆動回路は振り玉に
内蔵されているので、振り子の駆動手段が外部か
ら判らず、需要者に意外性を与えて楽しい時計と
なる。また文字板に透光性の材料を採用し、振り
子の揺動運動の近傍にデザイン上の制約が無い。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
は正面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線一部切欠断面
図である。 ３……文字板、５……永久磁石、６……時計機
械体、７……指針、８……振り子、９……揺動
板、１０……振り玉、１１……駆動回路、１２…
…駆動電池、１３……駆動コイル。
は正面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線一部切欠断面
図である。 ３……文字板、５……永久磁石、６……時計機
械体、７……指針、８……振り子、９……揺動
板、１０……振り玉、１１……駆動回路、１２…
…駆動電池、１３……駆動コイル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 透光性材料にて形成してある文字板には、６時
または12時のいずれか一方の位置に時刻目盛を兼
用する永久磁石が設けてあり、 上記文字板の背面には、指針を駆動する時計機
械体が固着してあり、 上記文字板の背後には、上記文字板または上記
時計機械体のいずれかに揺動自在に支持された揺
動板と、上記永久磁石と対向可能に上記揺動板に
設けてある振り玉とからなる振り子が設けてあ
り、 上記振り玉内には、上記永久磁石と磁気的に協
働して上記振り子を揺動させる駆動コイルおよび
駆動電池を含む駆動回路が設けてある ことを特徴とする振り子時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11225588U JPH0512786Y2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11225588U JPH0512786Y2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0233393U JPH0233393U (ja) | 1990-03-02 |
| JPH0512786Y2 true JPH0512786Y2 (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=31351028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11225588U Expired - Lifetime JPH0512786Y2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0512786Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040046727A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 현대자동차주식회사 | 차량용 테일게이트의 가스리프터 |
-
1988
- 1988-08-27 JP JP11225588U patent/JPH0512786Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040046727A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 현대자동차주식회사 | 차량용 테일게이트의 가스리프터 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0233393U (ja) | 1990-03-02 |
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