JP3055128U - 時 計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字盤上で秒針が回転することで、周囲から
の光線が宝飾のカット面で屈折反射し、目立つことによ
り時刻を正確に読み取る便宜性とキラキラ輝く美的装飾
性を提供する。 【構成】 秒針上の任意箇所にカット面付宝飾を、宝飾
台座で固定する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、単に時刻を表示する時計という機能に加え、秒針位置確認を容易に する目的と、秒針上にカット面付宝飾を施すという動きの有る美的感覚を付加し た時計に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来技術として、文字盤面にカット面付宝飾を施した時計があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術は次の様な欠点があった。 （イ）従来からの技術として、文字盤部分にカット面付宝飾を施した時計では 静止した状態だから、カット面の輝きが目立つことは少ない。 （ロ）本考案は、秒針（４）の表面上もしくは針軸部（７）上にカット面付宝 飾（５）を施すことで、時刻の読み取りを確実にすると供に、秒針（４）の動き によりカット面付宝飾（５）の輝きを一層際立たせることができ、美的感覚を創 造することの目的を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記構成によれば、本体構造から連結されている針軸部（７）は、文字盤（１ ）前面の中心に回転可動な軸として設置されていて、その軸上にカット面付宝飾 （５）を支えるため宝飾台座（６）を介して固定する。 針軸部（７）の一部である秒針軸と一体となり文字盤（１）前面に延びた秒針 （４）上任意箇所に、宝飾台座（６）でカット面付宝飾（５）を固定設置する。

【０００５】

【作用】

上記の如く構成すれば、文字盤上で針軸部を中心として秒針が回転することで 、周囲からの光線が宝飾のカット面で屈折反射し、見る角度が一定でも秒針が回 転する毎に、反射する光の角度が変化するのでキラキラ美しく輝く。 輝くことで時刻の針部の確認が確実となり、時刻を正確に読み取ることができ る。

【０００６】

【実施例】

文字盤（１）前面の中心で本体構造から連結されている針軸部（７）は秒針（ ４）、時針（２）そして分針（３）それぞれの軸に分かれ回転しているが、回転 の最も早く最上部である秒針（４）上任意箇所に宝飾台座（６）でカット面付宝 飾（５）を固定する。

【０００７】

【考案の効果】

（１）上記構造によれば、秒針が回転する毎に、周囲からの光線がカット面付 宝飾のカット面でさまざまに屈折反射し、時刻確認時に自然と視野に入り易くな り針位置の確認も容易になる。 （２）見る角度により、また秒針が回転する毎に、反射する光の角度が変化す るのでキラキラ美しく輝き美的感覚に優れている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案時計の見取図である。

【図２】本考案時計の平面図である。

【図３】本考案時計の針部の平面図である。

【図４】本考案時計の針部の断面図である。

【図５】本考案時計の針部の平面拡大図である。

【図６】本考案時計の針部の断面拡大図である。

【符号の説明】

１ 文字盤 ２ 時針 ３ 分針 ４ 秒針 ５ カット面付宝飾 ６ 宝飾台座 ７ 針軸部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】文字盤（１）の秒針（４）上任意箇所に宝
   飾台座（６）で固定されたカット面付宝飾（５）を設け
   てなる時計。
2. 【請求項２】文字盤（１）の中央部針軸部（７）上に宝
   飾台座（６）で固定されたカット面付宝飾（５）を装備
   したことを特徴とする時計。