JPH05196748A - 装飾部材付時計及び装飾部材付時計用針 - Google Patents

装飾部材付時計及び装飾部材付時計用針

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JPH05196748A
JPH05196748A JP4901892A JP4901892A JPH05196748A JP H05196748 A JPH05196748 A JP H05196748A JP 4901892 A JP4901892 A JP 4901892A JP 4901892 A JP4901892 A JP 4901892A JP H05196748 A JPH05196748 A JP H05196748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
decorative member
accessory member
timepiece
watch
Prior art date
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Pending
Application number
JP4901892A
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English (en)
Inventor
Shiyousuke Hama
庄介 濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARUBATOROSU JAPAN KK
Original Assignee
ARUBATOROSU JAPAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運針精度低下を防止し、厚さ増大によるデザ
インの悪化を防止して、大きな装飾部材が使用できるよ
うにする。 【構成】 時刻を表示する針の回転軸上に装飾部材11
を設けた。 【効果】 装飾部材11の重心を軸位置とし、運針精度
を低下させない。装飾部材11による厚さの増加を軸部
分に局在させ、軸部分を文字板23表面から凹陥させる
構造等を用いることにより、周囲部分を薄くし、視覚的
に厚さを感じさせないようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤモンド等の装飾
部材を時刻を表示する針部分に有する装飾部材付時計及
び装飾部材付時計用針に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、時計の針に沿って、数個の宝
石を取付けた構成の装飾部材付時計が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この装飾部材付時計に
おいて、装飾効果を大きくするため、より大きな宝石を
使用することが望まれている。
【0004】しかし、この構成で大きな宝石を使用する
と、重心が軸位置から外れ、運針精度が低下することに
なる。このため、宝石の大きさは制限され、直径1ミリ
メートル以下のものしか使用することができず、また、
大きな運針速度を有する秒針には使用不可能であり、分
針、時針に採用されるだけである。
【0005】さらに、宝石の大きさ、配置を調節して重
心を軸位置に設定しても、大きな宝石を使用すると、文
字板表面からカバーガラスまでの間隔が大きくなって、
時計全体の厚さが大きくなり、デザイン上問題を生じる
ので、やはり宝石の大きさは制限される。
【0006】そこで本発明はこれらの不都合を解消し、
運針精度やデザイン上の問題を生じることなく、より大
きな宝石等の装飾部材を使用し、より装飾効果を高める
ことのできる装飾部材付時計を実現することを目的とし
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、時刻を表示す
る針の回転軸上に宝石等の装飾部材を回転軸と共に回転
するように設けたことを特徴とする装飾部材付時計であ
る。
【0008】また、本発明は、時刻を表示する針の回転
軸部分に宝石等の装飾部材を設けたことを特徴とする装
飾部材付時計用針を包含する。
【0009】
【作用】この構成の時計、針では、装飾部材が回転軸上
に位置するので、重心は軸位置にあり、運針精度を低下
させることなく装飾部材を大きくすることができる。
【0010】また、大きな装飾部材を用いても、その厚
さの増加は、軸部分に局在するので、軸部分を文字板表
面から凹陥させる構造、あるいはカバーガラスの中心部
のみを突出させる構造を用いることにより、文字板の周
囲部分で文字板表面とカバーガラスの間隔を近接させ、
視覚的に時計の厚さを薄く感じさせ、デザイン上の問題
を生じさせないようにすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例について、具
体的に説明する。
【0012】図1に、第1実施例の装飾部材付時計10
を示す。
【0013】この時計10において、装飾部材11はダ
イヤモンドよりなり、爪12,…により台座13に取付
けられ、さらにこの台座13は秒針軸14の先端に押し
込まれ固定されている。この装飾部材11のダイヤモン
ドは、直径が約3ミリメートルで約0.09カラットで
ある。なお、この時計10において秒針は省かれてい
る。
【0014】分針15及び時針16は、通称サオと呼ば
れる棒状の指示部分17,18に対し通称ツバと呼ばれ
る中心部19,20を絞り加工して低く形成され、中心
部19,20の中心が分針軸21、時針軸22にそれぞ
れ押し込まれ固定されている。
【0015】文字板23は、中心部24が円錐状に形成
され、分針15、時計16の中心部19,20を埋め込
ませるようになっている。
【0016】カバーガラス25は、平面に近い形状であ
って、文字板23、分針15、時針16及び装飾部材1
1を覆う。
【0017】この時計10では、装飾部材11が軸上に
位置するので、重心は軸位置にあり、運針精度を低下さ
せることなく、したがって、秒針軸に装飾部材を取付け
ることが実現されている。なお、この例で秒針を省いた
のは、デザイン上の理由からであり、秒針を付加するこ
とも可能であることはいうまでもない。装飾部材は、わ
ずかの角度変化によってその輝きが変化をするものであ
るため、秒針を省いても秒針軸が動いていることは明瞭
に識別できる。
【0018】さらに、この時計10では、分針15、時
針16の中心部19,20を絞り加工し、文字板23の
円錐状中心部24に埋め込んでいるので、文字板表面か
らカバーガラス25までの間隔は十分小さなものとなっ
ている。
【0019】図2に、第2実施例の装飾部材付時計30
を示す。
【0020】この時計30において、装飾部材31はダ
イヤモンドよりなり、爪32,…により台座部品33に
取付けられ、さらにこの台座部品33は分針本体34の
回転軸部分に嵌合一体化され、装飾部材付時計用針35
が形成されている。この台座部品33は分針軸36の先
端に押し込まれ固定されている。この装飾部材31のダ
イヤモンドは、前記装飾部材11よりさらに大きなもの
とされている。
【0021】時針37は、中心部が時針軸38に押し込
まれ固定されている。
【0022】文字板39は、通常の平板状のものとされ
ている。
【0023】カバーガラス40は、中央部が突出した形
状であって、文字板39、針35、時針37及び装飾部
材31を覆う。
【0024】この時計30では、カバーガラス40が凸
面状であるので、文字板の周囲において文字板表面から
カバーガラスまでの間隔は十分小さなものとなってい
る。
【0025】なお、上記各実施例では、装飾部材として
ダイヤモンドを用いているが、他にも、各種天然宝石、
人造宝石、貴石等、装飾効果を有するものであれば任意
のものを使用することができる。また、装飾部材の取付
けにも、上記例に限らず各種の構造を使用することがで
きる。さらに、装飾部材を取付ける回転軸、針も、上記
例のような秒針軸や分針のほか、クロノグラフ等の多機
能多軸指針表示式時計の小指針、その軸としてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明の装飾部材付時計、装飾部材付時
計用針では、上述のように、装飾部材が回転軸上に位置
するので、重心に偏りを生じることがなく、運針精度の
低下は防止される。したがって、より大きな装飾部材を
使用し、より高い装飾効果を得ることが可能となり、ま
た従来不可能であった秒針について装飾部材を取付ける
ことも可能となる。しかも、装飾部材は時計の作動によ
り回転するので、その輝きが変化し、装飾効果がより強
調される。
【0027】さらに、装飾部材は軸部分に位置するの
で、軸部分を文字板表面から凹陥させる構造、あるいは
カバーガラスの中心部のみを突出させる構造を用いるこ
とにより、文字板の周囲部分で文字板表面カバーガラス
間隔を近接させ、視覚的に時計の厚さを薄く感じさせる
ようにすることができ、装飾部材を用いたことによる高
級感を損なうことがなく、優美なデザインを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装飾部材付時計の第1実施例の要部断
面図である。
【図2】本発明の装飾部材付時計の第2実施例の要部断
面図である。
【符号の説明】
10…装飾部材付時計、11…装飾部材、14…秒針
軸、30…装飾部材付時計、31…装飾部材、34…分
針本体、35…装飾部材付時計用針、36…分針軸、4
0…カバーガラス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を表示する針の回転軸上に宝石等の
    装飾部材を回転軸と共に回転するように設けたことを特
    徴とする装飾部材付時計。
  2. 【請求項2】 時刻を表示する針の回転軸上に宝石等の
    装飾部材を設けたことを特徴とする装飾部材付時計用
    針。
JP4901892A 1992-01-21 1992-01-21 装飾部材付時計及び装飾部材付時計用針 Pending JPH05196748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4901892A JPH05196748A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 装飾部材付時計及び装飾部材付時計用針

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JP4901892A JPH05196748A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 装飾部材付時計及び装飾部材付時計用針

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05196748A true JPH05196748A (ja) 1993-08-06

Family

ID=12819390

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JP4901892A Pending JPH05196748A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 装飾部材付時計及び装飾部材付時計用針

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JP (1) JPH05196748A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016099182A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 カシオ計算機株式会社 指針および時計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016099182A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 カシオ計算機株式会社 指針および時計

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