JP2003508792A - 機械的に調整されるタイムインジケータ - Google Patents

機械的に調整されるタイムインジケータ

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    • G04B17/20Compensation of mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/28Compensation of mechanisms for stabilising frequency for the effect of imbalance of the weights, e.g. tourbillon
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、フライツールビロン型と呼ばれるメインスプリングを有するタイムピースに関し、上記ツールビロンは、コレット(1)と共にケージを形成するバランスブリッジ(2)と、前記フライツールビロンアセンブリを支持するシングルボールベアリング(5)とを有し、前記ツールビロンアセンブリは文字盤側(15)から見えて、独立したツールビロンモジュールとして設計されて、前記ツールビロンモジュールは、時計仕掛け(13)の裏側から外して、同側から取り除くことによって、時計仕掛け(13)から分離できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、特許請求の範囲に定義されるような機械的に調整されるタイムイン
ジケータに関する。このタイムインジケータは特に腕時計に適している。
【0002】 本発明は、いわゆるツールビロンタイムインジケータのファミリに属する。そ
のようなタイムインジケータの従来のタイプは、1795年からブルゲー(Breguet)
ツールビロンによって代表される。この装置において、バランス、その渦巻きス
プリング及びそのエスケープメントは、回転ケージの内部に組み立てられ、回転
ケージの回転速度は、60秒毎に1回転である。ケージはダブルベアリングギア
のまわりに回転する。
【0003】 腕時計の開発において、ベアリングの数の減少が見られる。1892年からの英国
特許第21421号は、1つの大きいベアリングに片持ちにされるツールビロンを記
載する。1961年からのスイス特許第353679号には、ボールベアリング型のカンチ
レバーベアリング構造が記載され、そこに、ボールベアリングは、その時までに
使用されていた厚くて滑らかなベアリングを置換する。今日では、ボールベアリ
ング型のカンチレバーベアリングが広く使われ、1977年から米国特許第4132061
号による構造によって例示される。
【0004】 「Horlogeric Ancienne」1987年第2期第22号のページ64-71に発表されたAlber
t H. Potterのツールビロンによって示されているように、回転速度は、1回転
に60秒未満であることができる。
【0005】 それ以来、構造上の多数の変化が報告された。Reinhard Meisは「Das Tourbil
lion」(Caliway Verlag Munich)第2版(1993)において、このテーマの非常に
良い概要を提供する。このように、文字盤側から見て、見えない或は見える状態
で取り付けられるツールビロンを区別することができる。見えないようにするた
めに、ツールビロンは、そのベースが文字盤側の上にあるように取り付けられる
。見えるようにするために、ツールビロンは、ブリッジが文字盤側の上にあるよ
うに取り付けられる。
【0006】 多くの場合、ツールビロンが文字盤上の6時、12時の位置或は文字盤の中央
に配置される。このように、6時或は12時の位置に配置されるツールビロンの
作成は、Reinhard Meisによって「Das Tourbillion」(Caliway Verlag Munich
)第2版(1993)に示されている。文字盤の中央における作成は、ツールビロンが
タイムインジケータの中央棒の上に取り付けられることを意味し、その結果、比
較的厚い構造になる。
【0007】 特に美的なツ−ルビロンは、フライングツールビロンという名前で知られてい
る。このようなフライングツールビロンは、例えば、Alfred Helwigによって、
「Drehganguhren」(Verlag der Deutsehen Uhrmncher-Zeitung, Berlin, 1927)
に記載されている。このフライングツールビロンは、ケージをカバーする部品を
有しない。文字盤側から見えて、ムーブメントを越えて突出するもう1つのフラ
イングツールビロンは、Reinhard Meisによって、「Faszination der Uhrenteeb
nik」(ページ276、Laterna magica)に報告されている。
【0008】 全てのこれらのツールビロン構造は、時計のムーブメントから分離できない部
品として理解されている不利点を示すことが知られている。このため、ツールビ
ロンの最終調節が手際のいるものであり、これらのカスタマイゼション(装飾、
設計、振動数)は、不可能ではなくても、かなり難しいものである。
【0009】 本発明の1つの目的は、文字盤側から見えるバランススプリングフライングツ
ールビロン型のタイムインジケータの巧妙な構造を提供することである。本発明
の更なる目的は、上記の不利点の解決手段を提供し、時計の組立て及び/又は調
節の経済的且つフレキシブルなプロセスを記載することである。本発明の最終の
目的は、腕時計用の特に美的でスリムなタイムインジケータを提供することであ
る。
【0010】 上記の目的は、特許請求の範囲によって定義されるような本発明によって提供
される。
【0011】 本発明はバランススプリングフライングツールビロン型のタイムインジケータ
に関する。このフライングツールビロンは、文字盤側から見えて、コレットと共
にケージを形成するバランスブリッジを含む。そのカンチレバーシングルベアリ
ングは、上記のフライングツールビロンアセンブリを支持する。カンチレバーシ
ングルベアリングはボールベアリングタイプである。フライングツールビロンア
センブリは、独立したツールビロンモジュールであり、ムーブメントの文字盤側
から見えて、ムーブメントの他の側から分離できるように設計される。全ての部
品は一緒に組み立てられることができ、ムーブメントから独立に調節されること
ができる。
【0012】 バランススプリングツールビロン型の従来の機械的に調整されるタイムインジ
ケータと比較して、本発明は以下の利点を示す: タイムインジケータがボールベアリング型のカンチレバーベアリングを備える
ことによって、より少ない部品を必要とする特にシンプルで強い構造を可能にす
る。
【0013】 タイムインジケータは、文字盤から見えて、ケージを重ねる部分を有しないよ
うに取り付けられる。これは、特に美的で、簡単に得ることができって、且つス
リムな構造を可能にする。この構造は大きい及び小さい直径に適応する。
【0014】 タイムインジケータは、調整機構を支持するツールビロンモジュールを形成す
るツ−ルビロンコレットと、バランスブリッジと、キャノンと、ボールベアリン
グと、ツールビロンブリッジとのアセンブリを含み、上記調整機構は、振動バラ
ンス、パレットとパレットホイルとピニオンとを有するバランススプリング、及
び内部歯付クラウンである。その全体はムーブメントから完全に分離可能であり
、単独で組み立てられ、ムーブメントの外で調節されることができるという利点
を有する。このツールビロンモジュールは、振動数、仕上げ又は調節の限りに、
ムーブメントから独立している。
【0015】 好ましい実施例において、バランスブリッジ自身が、その形状及び/或は装飾
によって、インジケータとして作用する。このようなバランスブリッジは、動く
部品の最大の可視性を可能にする材料で作られることができる。このようなブリ
ッジは、例えば、透明或は半透明の性質であり、インジケータとして宝石及び/
或は貴金属及び/或は装飾が設けられる。
【0016】 本発明は、以下の図面をもって更に詳細に記述される。
【0017】 図1は、バランススプリングツ−ルビロン調整タイムインジケータの断面図で
ある。この装置において、バランス、その渦巻きスプリング及びツ−ルビロンコ
レットは、1回転60秒の速度で回転する回転ケージの中に組み立てられる。ケ
ージ全体は、ダブルベアリングギアのまわりに回転する。
【0018】 図2及び図3は、本発明の調整されるタイムインジケータの例示的な実施例の
詳細の異なる図面である。図2は側面からの断面図であり、図3は上方からの図
である。
【0019】 バランススプリング型タイムインジケータのこの例示的な実施例はフライング
ツールビロンに関する。この実施例は、バランス、バランススプリング及びエス
ケープメントを有する従来のオシレータを含み、例示のために、スイスパレット
エスケープメントを用いて機能する。決してこの例示的な実施例に限定しない。
この分野の通常技能を有する者は、本発明に基づいて、他のエスケープメントシ
ステム、例えば、チェック或はデテントエスケープメントシステム、又は他の既
知調整システムを有するフライングツールビロンを創作することができる。
【0020】 このオシレータは、ツールビロンケージの内部に取り付けられる。ツ−ルビロ
ンケージはベアリングのまわりに回転する。ツールビロンは文字盤側15から見え
る。特に、文字盤側15の上に、ツールビロンケージは、ピラー3によってツール
ビロンコレット1に取り付けられたバランスブリッジにより形成される。よって
、フライングツールビロンは、完全に見えて、ケージを重ねる部分を有しない。
【0021】 シングルベアリングは、カンチレバーボールベアリング構造である。底部の上
に、自由に回転できるように、キャノン4が軸方向にボールベアリング5に保持さ
れている。このボールベアリング5は、外部リングによって、ツ−ルビロンブリ
ッジ6に取り付けられる。
【0022】 ツ−ルビロンコレット1は、最大の直径を有する部品であるため、時計の面に
おける必要なスペースを画成する。このツアービッロンコレットは、ムーブメン
ト13のラストホイル12と係合する歯を受け入れる。オシレータは、コレット1に
取り付けられたキャノン4の中へ駆動される第1の端部9とバランスブリッジ2の
中へ駆動される第2の端部8とを有するシャフト7によって、維持される。これら
の端部は、抗衝撃装置を含むことができる。スイスパレット型オシレータのムー
ブメントは、ツ−ルビロンコレット1に支持されるパレットホイル及びパレット
によって維持される。ツールビロンコレット1によって支持されているパレット
とパレットホイルは、ツールビロンコレット1と共に、後者の軸のまわりに回転
する。パレットホイルには、ツールビロンブリッジ6に取り付けられた内部歯付
クラウン11と係合するピニオン10が配置されて、それによって、ツールロビンコ
レット1の運動によって、パレットホイル10がその軸を中心に回転することを引
き起こす。
【0023】 この例示的な実施例によれば、バランスはシングルベアリングに対して中心に
置かれる。決してこの例示的実施例に限定しない。本発明を知る当業者は、ツー
ルビロンケージの内部に偏心で配置されるバランスを有するフライングツールビ
ロンを作ることができる。
【0024】 アセンブリツ−ルビロンコレット1と、バランスブリッジ2と、キャノン4と、
ボールベアリング型ベアリング5と、ツールビロンブリッジ6とは、一体化された
モジュールを形成し、パレットとパレットホイルとピニオン10とを有するバラン
ススプリングオシレータ及び内部歯付クラウン11である調整機構を支持する。全
体はムーブメント13から完全に着脱可能なツールビロンモジュールである。
【0025】 ツールビロンモジュールは、ムーブメントの外で、単独で組み立てられ調節さ
れることができるという利点を持つ。このツ−ルビロンモジュールは、振動数、
装飾或は調節だけに関しては、モームメント13から独立している。ムーブメント
13には、異なる振動数及び/或は異なる美的な創作のツールビロンモジュールを
取り付けることができる。その結果、このようなツールビロンの組立て及びメン
テナンスは特に簡単で、速くて、経済的でフレキシブルなものになる。特に、こ
のツ−ルビロンモジュールは、最後に時計に取り付けることができる。よって、
ツールビロンが比較的少ない在庫を有することが可能であり、フレキシブルな様
態で顧客の希望を満たすことができ、時計のカスタマイゼションを可能にする。
【0026】 有利に、本発明によるフライングツールビロンは、6時或は12時の位置で文字
盤側から見えるように、時計或は腕時計の文字盤15の面に配置される。このフラ
イングツールビロンは、その小さい厚さによって、文字盤に対して上がった状態
でムーブメント13に配置されることができて、ツールビロン及びその部品が特に
よく見えるようになる。インジケータ針、例えば、小さいな秒針用インジケータ
針14は、バランスブリッジ2に取り付けられることができる。
【0027】 秒針の他に、又は秒針の代わりに、バランスブリッジ2自身が、その形状及び
/或は関連装飾によって、インジケータとして作用することができる。このため
に、バランスブリッジが、例えば、透明或は半透明に作られる。インジケータと
して宝石及び/或は貴金属及び/或は装飾が設けられることができる。本発明を
知る当業者は、このようなインジケータの他の例を作ることができる。
【0028】 このツールビロンは、文字盤側15から見える。ツールビロンモジュールの全体
の高さは、ツールビロンの表面が文字盤15の表面より高いが長針17と短針16のス
ウィープの下にあるように、変更することができる。
【0029】 ムーブメントのファミリとツールビロンモジュールのファミリとのコンパチビ
リティはインタフェースによって保証され、それによって、ツ−ルビロンモジュ
ールの互換性が確実にされる。インタフェシェルエレメントは、ツールビロンコ
レット1が回転の特定速度、例えば、60秒/回転を維持することを確実にする
。これは、インタフェシェルエレメントによって、例えば、ムーブメント13のラ
ストホイル12と完全に連動するように、その噛み合せのジオメトリ、歯の数、形
状及びムーブメント13における位置によって、提供される。逓減比(demultiplic
ation ratio)は調節可能であるため、互換性を確実にすることができる。例えば
、オシレータの振動数があるファクタによって減小される場合、ピニオン10の直
径と内部歯付クラウン11の最初比率は同じファクタで増加しなければならない。
【0030】 図4、5と6は、本発明によるタイムインジケータのツールビロンのモジュール
性をより詳細に図示する。
【0031】 図4は、本発明によるタイムインジケータ用フライングツールビロンモジュー
ル20の例示的な実施例の概略斜視図である。ツ−ルビロンは、原則として、既に
図2及び図3に示されているものと同様であり、第1の端部9及び第2の端部8を有
するシャフト7の上に取り付けられたバランス21と、スプリング22と、ツ−ルビ
ロンコレット1と、ピラー3と、バランスブリッジ2、キャノン4と、内部歯付クラ
ウン11と、ボールベアリング型ベアリング5と、ピニオン10とを備える。ツール
ビロンはツールビロンブリッジ6の上に取り付けられる。この装置において、バ
ランス21、そのバランススプリング22及びツールビロンコレット1は、ピラー3、
バランスブリッジ2及びツールビロンコレット1によって形成される回転ケージの
内部に組み立てられる。
【0032】 図5は、ムーブメント13の上に取り付けられた図4に図示されるようなツールビ
ロンモジュール20を有するムーブメント13の底部或は背部(文字盤側に対する反
対側)からの図面である。ツ−ルビロンモジュール或はそれよりむしろツ−ルビ
ロンブリッジ6は、ネジ24によって、ムーブメント13の底部上に取り付けられる
。それによって、ムーブメント13からツ−ルビロンモジュール20を分離するため
に、ただネジ24をゆるめて、モジュール20をムーブメント13から取り外すことだ
けが必要である。
【0033】 ツ−ルビロンコレット1は、ムーブメント13の凹部12に配置されたラストホイ
ル(図示せず)と係合する歯を受取る。
【0034】 図6は、図5のD-D線に沿った詳細を示す断面図であって、図2に似ているが、ツ
ールビロンのモジュール性及びそのムーブメント13内への延長をより明白に示す
。ツ−ルビロンブリッジ6は、ムーブメント13の底部或は背部に取り付けられ、
ツールビロンモジュール20は、ムーブメント13の開口18の中へ、ムーブメン13の
文字盤側15までに延長する。
【0035】 ボールベアリング型ベアリング5は、(図2で図示されるような)シャフト7の
第1の端部9と同じレベルに配置されなく、回転モジュールの重心のレベルに向
かって、シャフト7の第1の端部9から離れている。ベアリングのこの位置は、重
心にできるだけ近く、衝撃に対してより対抗性のある配置を与える。
【0036】 図6は、ツ−ルビロンモジュール20をムーブメント13から取り外すために、他
の構成部品を取り外す必要がないことを明らかに示す。よって、そのようなツ−
ルビロンモジュールの組立て及びメンテナンスは特に簡単で、迅速で、経済的で
フレキシブルなものになる。特に、このツールビロンモジュールは最後に時計に
取り付けることができる。それは、ムーブメント13とツ−ルビロンモジュールは
、完全に独立に製造され、組み立てられることができることを意味する。従って
、ツ−ルビロンモジュールの比較的少ない在庫を有することが可能であり、フレ
キシブルな様態で顧客の希望を満足することができ、時計のカスタマイゼション
ム化を可能にする。修理などの仕事が要求される場合、ツールビロンへのアクセ
スを得るために、ムーブメント全体を分解する必要がなく、ムーブメントからケ
ースを分離する必要もない。ツ−ルビロンが文字盤側から見えるが、それを取り
外すために、時計を背部から開いて、モジュールのネジを抜いて、ムーブメント
からモジュールを外すことだけが必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ツールビロン調整タイムインジケータの断面図である。
【図2】本発明による調整インジケータの例示的な実施例の詳細を示す断面側
面図である。
【図3】図2の調整インジケータの例示的な実施例の詳細を示す平面図である
【図4】本発明によるタイムインジケータ用ツールビロンモジュールの斜視図
である。
【図5】図4のツールビロンモジュールを載せるムーブメントの背面図である
【図6】図5のD−D線に沿った詳細の断面図である。
【符号の説明】
1:ツールビロンコレット、2:バランスブリッジ、4:キャノン、5:ボー
ルベアリング型ベアリング、6:ツールビロンブリッジ、7:シャフト、8:第
2の端部、9:第1の端部、10:ピニオン、 11:内部歯付クラウン、12:ラストホイル、13:ムーブメント、15:文
字盤側、18:開口、20:ツールビロンモジュール、24:ネジ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月10日(2001.10.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 マリオット, エリオ スイス, ツェーハー−4500 ゾロチュー ン, サンクト マルグリッテンストラー セ 6

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バランススプリングフライングツールビロン型のタイムインジ
    ケータであって、コレット(1)と共にケージを形成するバランスブリッジ(2)を有
    し、フライングツールビロンは文字盤側(15)から見えて、カンチレバーシングル
    ベアリングが前記フライングツールビロンアセンブリを支持する、タイムインジ
    ケータ。
  2. 【請求項2】 上記カンチレバーシングルベアリングはボールベアリング型ベ
    アリングであることを特徴とする請求項1に記載のタイムインジケータ。
  3. 【請求項3】 前記フライングツールビロンアセンブリは、ムーブメント(13)
    から分離可能な独立したツールビロンモジュール(20)として設計されることを特
    徴とする、請求項2に記載のタイムインジケータ。
  4. 【請求項4】 上記ツールビロンは、ムーブメント(13)から独立したツールビ
    ロンモジュール(20)であって、ムーブメント(13)における開口(18)に配置され、
    ムーブメント(13)の文字盤側(15)から見えて、ムーブメント(13)の他の側に取り
    付けられて、又他の側からアクセス可能になっていることを特徴とする、請求項
    1又は2に記載のタイムインジケータ。
  5. 【請求項5】 ツールビロンモジュール(20)は、ツールビロンコレット(1)と
    、バランスブリッジ(2)と、キャノン(4)と、ボールベアリング(5)と、ツールビ
    ロンブリッジ(6)とからなり、調整機構を支持する一体化されたモジュールを形
    成することを特徴とする、請求項3又は4に記載のタイムインジケータ。
  6. 【請求項6】 上記調整機構は、第1の端部(9)と第2の端部(8)とを有するオ
    シレータシャフト(7)を備え、ボールベアリング型ベアリング(5)は、前記第1の
    端部(9)の面と回転可能なモジュールの重心の面との間にある面に配置されるこ
    とを特徴とする、請求項5に記載のタイムインジケータ。
  7. 【請求項7】 バランスブリッジ(2)は透明或は半透明に作られることを特徴
    とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のタイムインジケータ。
  8. 【請求項8】 バランスブリッジ(2)は、インジケータとしての宝石及び/或
    は貴金属及び/或は装飾を載せることを特徴とする、請求項1から6のいずれか
    一項に記載のタイムインジケータ。
  9. 【請求項9】 バランスブリッジ(2)は、秒のインジケータ(14)として宝石及
    び/或は貴金属及び/或は装飾を載せることを特徴とする、請求項7に記載のタ
    イムインジケータ。
  10. 【請求項10】 時計の文字盤の面に配置されて、6時或は12時の位置で文
    字盤側(15)から見えることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載
    のタイムインジケータ。
  11. 【請求項11】 文字盤(15)に対して上がった状態で、ムーブメント(13)に配
    置されることを特徴とする、請求項9に記載のタイムインジケータ。
  12. 【請求項12】 時計において、文字盤側(15)から見えるような請求項1から
    10のいずれか一項に記載のバランススプリングフライングツールビロン型のタ
    イムインジケータの用途。
  13. 【請求項13】 バランススプリングフライングツールビロン型の時計の組立
    て及び/或は調節プロセスであって、ツールビロンモジュール(20)は、ツールビ
    ロンコレット(1)と、バランスブリッジ(2)と、キャノン(4)と、ボールベアリン
    グ型ベアリング(5)と、ツールビロンブリッジ(6)とを含み、調整機構を支持する
    一体化されたモジュールを形成し、ムーブメント(13)から全体として分離できる
    ように設計されて、ムーブメント(13)の外で、前記ツールビロンモジュール(20)
    の単独の組立て及び/或は前記モジュールの調節を可能にすることを特徴とする
    、プロセス。
  14. 【請求項14】 ツールビロンモジュール(20)は、ムーブメント(13)の文字盤
    側(15)の反対側からムーブメント(13)に形成された開口(18)の中へ挿入されて、
    ツールビロンブリッジ(6)は、前記反対側の上にムーブメント(13)に取り付けら
    れることを特徴とする、請求項12に記載の組立てプロセス。
JP2001522145A 1999-09-02 2000-08-31 機械的に調整されるタイムインジケータ Expired - Lifetime JP4763951B2 (ja)

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EP99117231A EP1103871A1 (fr) 1999-09-02 1999-09-02 Indicateur de temps à régulation mécanique
EP99117231.3 1999-09-02
PCT/CH2000/000464 WO2001018611A1 (fr) 1999-09-02 2000-08-31 Indicateur de temps a regulation mecanique

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