JP7022546B2 - トゥールビヨンおよび時計 - Google Patents

トゥールビヨンおよび時計 Download PDF

Info

Publication number
JP7022546B2
JP7022546B2 JP2017181331A JP2017181331A JP7022546B2 JP 7022546 B2 JP7022546 B2 JP 7022546B2 JP 2017181331 A JP2017181331 A JP 2017181331A JP 2017181331 A JP2017181331 A JP 2017181331A JP 7022546 B2 JP7022546 B2 JP 7022546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tourbillon
bearing
wheel
cage
rotary cage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017181331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018049013A (ja
Inventor
ヨアヒム・ムートルー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bucherer AG
Original Assignee
Bucherer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bucherer AG filed Critical Bucherer AG
Publication of JP2018049013A publication Critical patent/JP2018049013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7022546B2 publication Critical patent/JP7022546B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/20Compensation of mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/28Compensation of mechanisms for stabilising frequency for the effect of imbalance of the weights, e.g. tourbillon
    • G04B17/285Tourbillons or carrousels
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B13/00Gearwork
    • G04B13/02Wheels; Pinions; Spindles; Pivots

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、機械式ムーブメント(時計仕掛け)を有する時計分野に関し、特に、トゥールビヨンに関する。
トゥールビヨンは、基本的に、その上にテン輪と、ガンギ車と、レバーとが配置された回転ケージで構成され、回転ケージは、時計外装に対してたとえば1分間に1回転する。回転ケージが単軸の周りで回転する場合、単軸トゥールビヨンと呼ばれる。回転ケージが下側から保持されているだけのいわゆるフライングトゥールビヨンは特に人気があり、これによって、ムーブメントの複雑機構を、特に上側から見ることが可能である。これは、一般に、好適な視界窓を設けられた文字盤(フェイス)によって実現可能である。
しかしながら、従来技術に係るフライングトゥールビヨン(片持ちトゥールビヨンとも呼ばれる)には、それ自体を通じて搭載が行なわれるシャフトに対する好ましくないレバー効果のために、搭載に対して大変厳しい要求がなされ、このような搭載によって脆弱性が露呈される可能性があるという欠点がある。さらに、このような搭載により、文字盤面に略垂直に最小限の軸方向の拡張が発生するため、それぞれの時計はかなり厚くなってしまう。
本発明の目的は、従来技術の問題点を克服して、その問題を受け入れることなく、特に少なくとも部分的にフライングトゥールビヨンの利点を有する、トゥールビヨンおよびトゥールビヨンを有する時計を提供することである。
これらの目的は、特許の請求で定義されるように、本発明によって達成される。
本発明の一態様によると、トゥールビヨン軸の周りに回転可能に配置され、テン輪と、ガンギ車を有する脱進機と、レバーとを搭載する回転ケージを有するトゥールビヨンが提供される。回転ケージは軸受輪を備え、軸受輪は、周方向に軸受輪と噛み合う軸受要素によって搭載されている。
軸受要素は、特に外側から径方向に軸受輪と噛み合う。代替的に、軸受輪は、内側動作面を画定することも可能で、これによって、軸受要素は内側から噛み合う。
したがって、従来技術と異なり、回転ケージはトゥールビヨン軸に対して同軸状に取付けられたシャフトによって搭載されておらず、それ自体としては、場合によっては回転ケージの下方の2つの軸受によって、または回転ケージの下方または上方の軸受によって搭載されているが、軸受輪の周囲に沿って、たとえば、該軸受輪は全体として回転ケージとして、同様に大きな円周を有することが可能である。これによって、好ましくないレバー力が大幅に減少されることが予想され、特に、1つの軸方向位置で搭載が可能になれば十分であり、したがって、軸方向に互いに距離を隔てて配置された複数の軸受は必要ではない。このため、トゥールビヨンの軸方向寸法、すなわち、その深さを、従来技術と比較して減少できる。したがって、全体として、従来技術と比べてはるかに平坦な設計が可能になる。
軸受要素は、たとえば周方向において外装に対して移動可能ではないが、各々、回転軸の回りで回転可能であり、これによって、軸受輪が回転ケージの回転を与えられた軸受要素上で回転する。軸受要素は、たとえば玉軸受要素(すなわち、玉軸受を含み、たとえば、それらによって玉軸受を形成している)でもよい。そのような軸受要素は、たとえば、外装に対して固定して組み立てられた内輪と、外側転動体と、内輪と外側転動体との間の複数のボールとを備え、これによって、転動体は低抵抗の輪に対して回転可能である。
特に、正確に3つの軸受要素を設けることができ、これらを周方向に略均一に配分して配置することができる。
軸受要素のうちの少なくとも1つを弾力性をもって配置することが可能である、すなわち、ばね力によって軸受輪の周辺動作面に対して押し付けることが可能である。たとえば、軸受要素のうちの1つを振り子上で組み立てることが可能であり、振り子は、振り子軸の周りで回転可能であり、これに対してばねが作用し、軸受要素が動作面に対して押し付けられる。軸受要素が弾性を持って配置されていることにより、衝撃によって生じ、さらに補償するように(均一にするように)作用するエネルギーを吸収することも可能である。
3つの軸受要素が設けられている場合、特にこれらのうちの2つを外装に対して固定された態様で配置することが可能であり、残りの1つを径方向に弾力性をもって配置することが可能である。
3つより多い軸受要素を設けることが除外されているわけではない。4つ、5つ、さらにはそれより多い軸受要素を使用することも可能であり、たとえば、それらの軸受要素のうちのいくつかを弾力性をもって配置することが可能である。
玉軸受に加えて、他の軸受要素、たとえば、それ自体は平軸受によって搭載される転動体を考慮してもよい。または軸受要素それ自体を平軸受、たとえば玉として設計することも可能である。別の代替として、軸受要素を、外装のまたは地板の対応する溝において案内されるボールまたは転動体として設計することも可能であり、それによって、完全な部品としての回転ケージを玉軸受の転動体(内輪、または場合によっては外輪)とみなすことが可能である。ここで重要なのは、周辺部からの搭載が可能であり、摩擦損失がそれほど大きくないということだけである。
軸受輪は、軸受要素が噛み合う周囲の径方向外側動作面、または場合によっては内側動作面を形成する。動作面は、周方向に何も構造物を有さず滑らかになるように、すなわち、方位角の関数として一定になるように設計されており、特に、軸受要素が滑らかに回転できるように歯などを有していない。
しかしながら、回転ケージを軸方向に固定するために、動作面は、軸受要素の補足的な構造と相互作用する周方向の溝または周方向のつまみを形成可能である。しかしながら、それらの成形および寸法合わせに関する軸受要素の補足的な構造は、1つの軸受要素につきおおむね2つの接触要素のみが形成されるように、動作面の構造と異なり得る。これは、たとえば、それと噛み合う要素(転動体;ばね)との接触領域において、曲率を有さない、または、噛合要素の対応する表面よりも小さな曲率を有するそれぞれの溝によって実現可能である。
特に、軸受輪の動作面は全回転ケージに対して周方向に配置されている、すなわち、動作面は基本的に全回転ケージの最外面を形成する。軸受輪の直径または動作面の直径は、たとえば、回転ケージの直径、または、この直径の少なくとも70%または少なくとも80%に対応する。回転ケージに作用し得るトルクを、これによって、ほとんど労力を要することなく外装に伝えることが可能である。
トゥールビヨンは、一般に、回転ケージはめ歯も備える。回転ケージはめ歯に残りのムーブメントの駆動車が噛み合い、回転ケージはめ歯を介して、この駆動車がトゥールビヨンの回転運動、したがって時間情報を受け入れる。それ自体が周知のはめ歯も同様に、回転ケージの周囲面を形成可能である。代替として、回転ケージはめ歯は内側歯を備えることも可能である。軸受輪および回転ケージはめ歯は、一般に、互いに回転するように固定された状態で設計されている。軸受輪および回転ケージはめ歯、さらに、可能であれば回転ケージの他の要素を一体化することも可能である、すなわち、1つの同じ要素として形成することも可能である。
トゥールビヨンはさらに、その上に軸受要素または少なくとも非弾性軸受要素が組み立てられる地板を備え得る。そのような地板は、たとえばねじ込みによって、時計の外装内に取り付け可能である。したがって、トゥールビヨンは全体として、1つのものとして製造され外装に取付けられるモジュールを形成可能である。
そのような地板は、トゥールビヨンの回転運動によってガンギ車を駆動するために、外装に対して固定され、このガンギ車に連結されたピニオンが噛み合う歯も備え得る。
特に腕時計または懐中時計である本発明の時計は、上述の種類のトゥールビヨンに加えて、さらに、ムーブメント部品、特に、エネルギー蓄積部としてのばね外装などと、駆動力をエネルギー蓄積部からトゥールビヨンに伝え、トゥールビヨンの回転運動を減少させるための輪列と、それ自体が周知の態様で日の裏輪列を設け得る、時間を表示するための表示手段(針、文字盤)とを備える。さらなる情報、特に日付などを表示するための1つ以上の複雑機構が設けられていてもよい。
特に、輪列は、回転ケージはめ歯と噛み合っている駆動車を備え得る。
文字盤は、それを通してトゥールビヨンを少なくとも部分的に視認可能な視界窓を備え得る。ユーザは、本発明に係る片持ち(フライング)配置によってこの機構の多くを見ることが可能であり、これにかかわらず、全体のムーブメントは大変平坦であり、したがって、時計は洗練されたものになる。
以下の図面は本発明の例示的な実施形態を示し、これらの図面によって、本発明は詳細に説明される。図面において、同じ参照番号は同じまたは類似の要素を示す。
本発明に係るトゥールビヨンを示す図である。 軸受要素のうちの1つによる軸受輪の案内を詳細に示す模式図である。 軸受要素のうちの1つによる軸受輪の案内を詳細に示す模式図である。 トゥールビヨンが設けられた時計の詳細を示す図である。
以下で、本発明が機能する方法および本発明の実施について、異なる例示的な実施形態によって説明する。本発明はこれらの実施形態に制限されず、請求項に一致する他の実施形態も含むことが理解されるべきである。
図1は、外装に対して固定された地板12上に組み立てられたトゥールビヨン1を示す。トゥールビヨン1は、トゥールビヨン軸20の周りで、外装に対してたとえば1分間で1回転する回転ケージを含む。これによって、回転ケージは、それ自体知られている態様で秒針として機能し得、または、このような秒針は回転ケージに連結され得る。時間表示に関する詳細は本発明にとって必須ではないため、以下ではさらに説明されない。
回転ケージ台2以外に、回転ケージは、2つの締結ピン6によってこの台に締結されたテン輪ブリッジ5を含む。テン輪3のテン真が回転ケージ台2とテン輪ブリッジ5との間に、具体的には、図示される実施形態ではトゥールビヨン軸20と同軸状に搭載されている。テン輪3はぜんまいばね4と共に、それ自体知られている態様で、振動系を形成する。この振動系は、同様にそれ自体知られている態様で、脱進機と相互作用する。脱進機は回転ケージ内に設けられており、図1では、そのレバーは大部分が覆われており、ガンギ車8は部分的にわずかに視認可能である。ガンギ車8はレバーを介して振動系を駆動し、それによって、振動のたびに、ガンギ車の歯の距離によって定められる回転角だけ回転する。
ガンギ車8の駆動は、図1では示されていない、ガンギ車上に連結されたガンギ車ピニオンによって行なわれる。ガンギ車は、外装に対して固定されている歯9と噛み合っており、ガンギ車が組み立てられる回転ケージの回転によってこの歯9の上で回転している。示された実施形態例では、外装に対して固定された歯9は、地板も形成する円盤の上に形成されている。しかしながら、外装に対して固定された地板および/または歯は、時計外装それ自体によっても形成可能である。
回転ケージはそれ自体としては、第2の四番車とみなすことができる駆動車によって駆動される。四番車は、図1では視認できず、たとえば、図1ではっきりと視認される回転ケージ台2の外側歯15に噛み合っている。
回転ケージ台2は、外側の周辺動作面11を形成する。この目的のために、説明された実施形態例では、外側歯15を含む回転ケージはめ歯21の下方の回転ケージ台は、周辺動作面11を有する回転ケージ軸受輪22も含む。地板12に締結された玉軸受要素13は、この動作面の径方向外側に配置されている。玉軸受要素は、その上で回転ケージの回転が与えられて動作面11が回転する外側転動体を含む。全体として、正確に3つの玉軸受要素13が設けられており、これらは、周方向において少なくともほぼ均等に配分されている。
図2は、玉軸受要素13の外側転動体、および回転ケージ台の周辺領域の模式断面図である。玉軸受要素13は、回転ケージ台を搭載し、その軸方向および径方向位置を、その周辺の回転ケージ台2は転動体が噛み合う溝を形成している、すなわち、動作面11は全体として略V字形状の断面に設計されていることによって、固定している。したがって、回転ケージ台2は、3つの玉軸受要素13によって宙に浮いた状態、すなわち、片持ちされた状態で搭載されている。本実施形態例では、動作面11を形成する溝の略V字形状設計によって、および、抵抗を最小限に抑える転動体の凹形状によって、1つの玉軸受要素につき2つの接点が設けられている。
溝の代替として、動作面は玉軸受要素13の対応する溝に係合する凸部25も含むことが可能であり、これは、図3に模式的に示されている。軸方向および径方向の搭載の原理が同様に機能する。
動作面を、回転摩擦を最小限に抑える耐摩耗性材料、たとえば、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)によって被覆することが可能である。他の方法では、塗布材料は、金属または複合材料、特に、特殊なプラスチックまたはセラミックでもよい。これらの材料は、それ自体上述の目的に好適だと実証されており、たとえば、高級鋼材またはチタン合金などである。
別の変形として、動作面は内側動作面でもよい、すなわち、軸受輪は、その内側に動作面が形成される周辺回転輪を形成してもよく、軸受要素は内側から動作面と噛み合う。
図4は、その文字盤が窓30を含む時計を詳細に示す上面図である。窓30を通して、ムーブメント、および、特にトゥールビヨンを部分的に認識可能である。トゥールビヨン1に加えて、駆動車41、さらにムーブメントのはめ歯も認識可能である。はめ歯はこの駆動車と相互作用し、これによって、分針および時針の順方向の駆動、かつ、必要であれば1つ以上の複雑機構(日付表示など)を制御するために、はめ歯によって駆動エネルギーが図示されないばねから駆動車に伝えられる一方で、回転ケージの回転運動は小さくなる。
また、図4は、2つの固定して組み立てられた玉軸受要素13.1に加えて、外装に対して弾力性をもって搭載された玉軸受要素13.2を設ける可能性を示している。弾力性をもって搭載された玉軸受要素13.2は、弾力性をもって搭載されたロッカー44によって動作面11に対して押し付けられている。このようにばねを搭載または宙に浮かすことによって、衝撃力で発生して補償するように、たとえば、異なる熱膨張を与えられて作用するエネルギーを吸収することが可能である。
玉軸受要素を動作面11に対して押し付けるばね45だけでなく軸ピン46も、ロッカー44を搭載するために設けられている。
図1に示す、地板を備えるトゥールビヨン1は、モジュールとして製造することが可能であり、時計の外装に装着可能である。図1に示す、各玉軸受要素の隣のねじ穴がこの装着のために機能し得る。ムーブメントの他の構成要素に対する機械的インターフェースが1つだけ必要であり、これは、回転ケージはめ歯によってトゥールビヨン側で形成される。
本発明は単軸トゥールビヨンによって説明されたが、好適に改変することによって、多軸トゥールビヨンにも応用可能である。
1 トゥールビヨン、3 テン輪、8 ガンギ車、9 歯、11 動作面、12 地板、13 軸受要素、21 回転ケージはめ歯、22 軸受輪、25 凸部。

Claims (14)

  1. トゥールビヨン軸の周りに回転可能に配置され、テン輪(3)と、ガンギ車(8)を有する脱進機と、レバーとを搭載する回転ケージを有するトゥールビヨン(1)であって、前記回転ケージは軸受輪(22)を備えており、前記軸受輪(22)はその動作面(11)と周方向に噛み合う軸受要素(13)によって搭載されており、
    前記軸受要素のうちの少なくとも1つが径方向に弾性を有する態様で配置されていることを特徴とする、トゥールビヨン。
  2. トゥールビヨン軸の周りに回転可能に配置され、テン輪(3)と、ガンギ車(8)を有する脱進機と、レバーとを搭載する回転ケージを有するトゥールビヨン(1)であって、前記回転ケージは軸受輪(22)を備えており、前記軸受輪(22)はその動作面(11)と周方向に噛み合う軸受要素(13)によって搭載されており、
    前記軸受要素は、移動可能で回転する態様で、周方向に設計されていることを特徴とする、トゥールビヨン。
  3. 前記動作面(11)は外側表面部を形成し、前記軸受要素(13)は外側から径方向に前記軸受輪に噛み合う、請求項1または2に記載のトゥールビヨン。
  4. 前記軸受要素(13)は周方向に固定位置を有しているが各々回転軸の周りで回転可能であり、それによって、前記軸受輪(22)が前記回転ケージの回転を与えられた前記軸受要素上で回転する、請求項に記載のトゥールビヨン。
  5. 前記軸受要素(13)は各々玉軸受を含む、請求項に記載のトゥールビヨン。
  6. 前記軸受要素は各々、摺動可能に搭載された転動体を含む、請求項に記載のトゥールビヨン。
  7. 前記軸受要素は平軸受を形成する、請求項に記載のトゥールビヨン。
  8. 正確に3つの前記軸受要素(13)が設けられている、請求項1~7のいずれか1項に記載のトゥールビヨン。
  9. 前記動作面(11)は溝を形成し、軸方向および径方向のガイドを形成するために、前記軸受要素(13)は前記溝に噛み合う、請求項1~のいずれか1項に記載のトゥールビヨン。
  10. トゥールビヨン軸の周りに回転可能に配置され、テン輪(3)と、ガンギ車(8)を有する脱進機と、レバーとを搭載する回転ケージを有するトゥールビヨン(1)であって、前記回転ケージは軸受輪(22)を備えており、前記軸受輪(22)はその動作面(11)と周方向に噛み合う軸受要素(13)によって搭載されており、
    前記動作面(11)はばねを形成し、軸方向および径方向のガイドを形成するために、前記軸受要素(13)は、凸部(25)が噛み合う溝を含む、トゥールビヨン。
  11. 回転ケージはめ歯(21)を備え、前記回転ケージはめ歯に残りのムーブメントの駆動車が噛み合い、前記回転ケージはめ歯を介して、該駆動車が前記回転ケージの回転運動、およびこれと共に時間情報を受け入れ、前記回転ケージはめ歯は前記軸受輪(22)に回転固定するように接続され、かつ、前記軸受輪の上方または下方に軸方向に配置されている、請求項1~10のいずれか1項に記載のトゥールビヨン。
  12. 時計の外装に対して固定された態様で組み立てることが可能であり、前記外装に対して固定された歯(9)を含む地板(12)を備え、前記回転ケージの回転運動が与えられた前記ガンギ車(8)を駆動するために、該歯に前記ガンギ車が連結されたピニオンが噛み合う、請求項1~11のいずれか1項に記載のトゥールビヨン。
  13. 時計の外装に対して固定された態様で組み立てることが可能な地板(12)を備え、前記軸受要素(13)のうちの少なくとも1つが前記地板上に組み立てられている、請求項1~11のいずれか1項に記載のトゥールビヨン。
  14. 請求項1~13のいずれか1項に記載のトゥールビヨン(1)と、エネルギー蓄積部と、駆動力を前記エネルギー蓄積部から前記トゥールビヨンに伝え、前記回転ケージの回転運動を減少させるための輪列と、時間を表示するための表示手段とを備える、特に腕時計または懐中時計である、時計。
JP2017181331A 2016-09-23 2017-09-21 トゥールビヨンおよび時計 Active JP7022546B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH001245/2016A CH712973B1 (de) 2016-09-23 2016-09-23 Tourbillon und Uhr mit Tourbillon.
CH01245/16 2016-09-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018049013A JP2018049013A (ja) 2018-03-29
JP7022546B2 true JP7022546B2 (ja) 2022-02-18

Family

ID=57233255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017181331A Active JP7022546B2 (ja) 2016-09-23 2017-09-21 トゥールビヨンおよび時計

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10481557B2 (ja)
EP (1) EP3306417B1 (ja)
JP (1) JP7022546B2 (ja)
KR (1) KR102480836B1 (ja)
CN (1) CN107870549B (ja)
CH (1) CH712973B1 (ja)
SG (1) SG10201707656YA (ja)
TW (1) TWI743189B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP1610646S (ja) * 2017-09-14 2018-08-06
EP3579058B1 (fr) 2018-06-07 2021-09-15 Montres Breguet S.A. Piece d'horlogerie comprenant un tourbillon
EP3599516B1 (fr) * 2018-07-24 2024-04-03 Harry Winston SA Tourbillon ou carrousel retrograde d'horlogerie
EP3599517B1 (fr) * 2018-07-24 2021-03-10 Harry Winston SA Tourbillon ou carrousel rétrogradé d'horlogerie
EP3599515B1 (fr) * 2018-07-24 2022-07-06 Harry Winston SA Mecanisme d'entrainement d'horlogerie
EP3770695B1 (fr) * 2019-07-23 2022-01-12 Omega SA Stop-cage d'horlogerie a lame d'arrêt de cage

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003508792A (ja) 1999-09-02 2003-03-04 ウォッチ−ユー−ライセンス アーゲー 機械的に調整されるタイムインジケータ
JP2005512065A (ja) 2001-12-07 2005-04-28 ランゲ ウーレン ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング トゥールビヨン
JP2011501107A (ja) 2007-05-23 2011-01-06 ブランパン・エス アー カルーセルを含む時計ムーブメント
JP2013250272A (ja) 2012-06-04 2013-12-12 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse 可撓性歯部を有する歯車
JP2016515194A (ja) 2013-02-04 2016-05-26 モントレー ブレゲ・エス アー 計時器用可動要素の磁気的又は静電気的な回転をガイドする計時器用サブアセンブリー

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN2227348Y (zh) * 1995-05-08 1996-05-15 吴长河 一种新结构的“铊飞轮”表
CH694833A5 (fr) * 2003-10-31 2005-07-29 Complitime Sa Pièce d'horlogerie comportant deux balanciers.
CN2802551Y (zh) * 2005-06-10 2006-08-02 淡银五 中置陀飞轮表
CH698826B1 (fr) * 2006-03-29 2009-11-13 Girard Perregaux Sa Mouvement pour pièce d'horlogerie à affichage rétrograde.
JP2008058012A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Seiko Instruments Inc 時計用ジャンパ付き歯車、時計のスリップ機構付き歯車構造体、時刻修正構造、及び時差修正付き時計
CH701725B1 (fr) * 2006-09-25 2011-03-15 Franck Mueller Watchland S A Tourbillon pour pièce d'horlogerie.
CN100587627C (zh) * 2007-07-02 2010-02-03 天津海鸥表业集团有限公司 一种机械手表的擒纵机构
EP2172815A1 (fr) 2008-10-02 2010-04-07 Montres Breguet S.A. Rouage d'horlogerie
EP2233988B1 (fr) * 2009-03-23 2012-02-08 Montres Breguet SA Mouvement horloger à tourbillon muni d'un dispositif de protection contre les chocs
EP2397921B1 (fr) * 2010-06-17 2017-08-30 Blancpain S.A. Mécanisme d'avance par saut périodique d'une cage de carrousel
EP2503408B1 (fr) * 2011-03-22 2014-10-15 De Grisogono S.A. Dispositif de commande pour mouvement horloger
EP2520985B1 (fr) * 2011-04-13 2019-01-09 Manufacture et fabrique de montres et chronomètres Ulysse Nardin Le Locle SA Mécanisme d'indication
CH704924B1 (de) * 2011-05-13 2015-05-29 Bucherer Ag Unruh für eine Uhr sowie Uhr.
CH705039B1 (de) * 2011-05-23 2017-05-15 Bessem & Handl Sàrl Uhrwerk.
CN202677071U (zh) * 2012-07-06 2013-01-16 天津海鸥表业集团有限公司 一种陀飞轮支架机构
EP2725433B1 (fr) * 2012-10-26 2015-04-29 Richemont International S.A. Tourbillon volant a balancier volant pour mouvement horloger
EP2793087B1 (de) * 2013-04-18 2016-06-01 Glashütter Uhrenbetrieb GmbH Tourbillon
CH708043B1 (fr) * 2013-05-08 2018-02-15 Mft Et Fabrique De Montres Et Chronometres Ulysse Nardin Le Locle S A Roue d'échappement.
EP3136186B1 (de) * 2015-08-31 2018-11-28 Glashütter Uhrenbetrieb GmbH Mechanisches uhrwerk mit einem einstellbaren tourbillon
CN205176485U (zh) * 2015-10-08 2016-04-20 天津海鸥表业集团有限公司 一种陀飞轮表的双秒轮结构

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003508792A (ja) 1999-09-02 2003-03-04 ウォッチ−ユー−ライセンス アーゲー 機械的に調整されるタイムインジケータ
JP2005512065A (ja) 2001-12-07 2005-04-28 ランゲ ウーレン ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング トゥールビヨン
JP2011501107A (ja) 2007-05-23 2011-01-06 ブランパン・エス アー カルーセルを含む時計ムーブメント
JP2013250272A (ja) 2012-06-04 2013-12-12 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse 可撓性歯部を有する歯車
JP2016515194A (ja) 2013-02-04 2016-05-26 モントレー ブレゲ・エス アー 計時器用可動要素の磁気的又は静電気的な回転をガイドする計時器用サブアセンブリー

Also Published As

Publication number Publication date
CN107870549A (zh) 2018-04-03
KR102480836B1 (ko) 2022-12-23
US20180088531A1 (en) 2018-03-29
SG10201707656YA (en) 2018-04-27
EP3306417A1 (de) 2018-04-11
EP3306417B1 (de) 2020-09-30
CN107870549B (zh) 2021-10-22
TWI743189B (zh) 2021-10-21
TW201826050A (zh) 2018-07-16
KR20180033067A (ko) 2018-04-02
JP2018049013A (ja) 2018-03-29
CH712973B1 (de) 2023-12-29
US10481557B2 (en) 2019-11-19
CH712973A1 (de) 2018-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7022546B2 (ja) トゥールビヨンおよび時計
JP4763951B2 (ja) 機械的に調整されるタイムインジケータ
JP6057335B2 (ja) からくり時計
JP2012514742A5 (ja)
JP6618306B2 (ja) アンクル、調速脱進機、トゥールビヨン、ムーブメント及び時計
JP4737634B2 (ja) 回転ケージを含む機械式時計
US6340241B2 (en) Power reserve indicator mechanism and watch fitted with such a mechanism
EP2520985B1 (fr) Mécanisme d'indication
JP5964089B2 (ja) 時計用回転錘および時計用回転錘を備えた時計
JP5580484B2 (ja) 周縁ガイドを有する時計のホイールセット
US7085199B2 (en) Watch movement
JP2019508699A (ja) 時計用表示システム
US20210048780A1 (en) Self-winding watch
JP6088898B2 (ja) からくり時計
GB2050654A (en) Wrist-watch of Reduced Thickness
JP6728457B2 (ja) ローターと同じ側に位置する時間表示針を有する自動巻き機能付き計時器用ムーブメント
CN112987537B (zh) 报时机构、表和调速器
CN105093906B (zh) 游丝摆轮、调速器、机芯和钟表
US374605A (en) Time-piece dial
US20170336760A1 (en) Movement for a Timepiece Comprising an Annular Module
US11625005B2 (en) Hand rotating around two axes
EP3182218B1 (fr) Mobile d'horlogerie a visibilite amelioree pour montre compliquee
JP2023160767A (ja) 周部ボールベアリングを備える三次元的なカルーセル又はトゥールビヨンタイプの規制メンバー
JP2023160766A (ja) 計時器用ムーブメントのための三次的なカルーセル
EP0875806A1 (en) Time-keeper

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7022546

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150