JP6088898B2 - からくり時計 - Google Patents

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Description

本発明は、からくり時計に関する。
装飾体を移動させるからくり時計が知られている。このようなからくり時計には、装飾体を移動させるための駆動機構が設けられている。特許文献1には、このようなからくり時計が開示されている。
特開2008−249643号公報
装飾体の動き方が異なるからくり時計を複数製造する場合、装飾体の動き方に応じて異なる駆動機構を設計、製造する必要がある。このため、製造コストが増大する。
そこで本発明は、製造コストを抑制しつつ装飾体の動き方が異なるからくり時計を提供することを目的とする。
上記目的は、地板と、前記地板に対し相対回転可能な回転板と、前記回転板に回転可能に支持された歯車と、前記歯車に連結された装飾体と、を備え、前記地板は、前記回転板の回転中心を中心とした円状に形成された内歯部、前記内歯部と同心円上にあり前記内歯部より内側にある外歯部、を含み、前記回転板は、前記内歯部よりも前記外歯部に近い第1軸部、前記外歯部よりも前記内歯部に近い第2軸部、を含み、前記歯車は、前記第1軸部に回転可能に支持されて前記外歯部に噛合う第1歯車、及び前記第2軸部に支持されて前記内歯部に噛合う第2歯車の少なくとも一方を含む、からくり時計によって達成できる。
製造コストを抑制しつつ装飾体の動き方が異なるからくり時計を提供できる。
図1は、からくり時計の正面図である。 図2は、からくり時計の正面図である。 図3は、からくり時計の駆動機構の説明図である。 図4は、図3のA−A断面図である。 図5は、図4の部分拡大図である。 図6A、6Bは、固定部材の説明図である。 図7は、第1変形例のからくり時計の正面図である。 図8は、第1変形例のからくり時計の正面図である。 図9は、第1変形例のからくり時計の駆動機構の説明図である。 図10は、図9のC−C断面図である。 図11は、第2変形例のからくり時計の正面図である。 図12は、第2変形例のからくり時計の正面図である。 図13は、第2変形例のからくり時計の駆動機構の説明図である。 図14は、図13のD−D断面図である。
図1は、からくり時計1の正面図である。からくり時計1は、装飾が施された正面板3、正面板3の略中央には開口が形成され、この開口内に回転可能に配置された装飾板5、装飾板5よりも正面側に配置され移動可能な装飾体10、30、50を含む。また、からくり時計1は、時刻を示す分針MH、時針HH、これらに連結された回転軸を保護するための固定部材90、を含む。固定部材90は、からくり時計1の略中心に配置されている。図1は、装飾板5、装飾体10等が初期位置で停止している状態を示している。
装飾板5は、略円板状であり、時刻を示す数字が記載された板部6、板部6よりも内側にあり装飾が施された装飾部7、を含む。板部6には、数字の「2」「6」「10」が等角度間隔に記載されている。装飾部7は、湾曲した複数の棒状の部分が形成されている。
装飾体10は、数字が記載された板部11、板部11から固定部材90側に延びるように形成された装飾部13、固定部材90近傍に位置する先端部15、を含む。装飾部13は、直線や湾曲した複数の棒状の部分が形成されている。同様に、装飾体30、50も、それぞれ、板部31、51、装飾部33、53、先端部35、55、を含む。板部11には、数字の「11」「12」「1」が記載されている。板部31には、数字の「3」「4」「5」が記載されている。板部51には、数字の「7」「8」「9」が記載されている。初期状態では、図1に示すように、装飾5に記載された数字を露出すように装飾体10、30、50が配置され、装飾板5、装飾体10、30、50全体が円形の状態で維持され、これら全体が単一の文字板として機能する。
所定の時刻になると、図1の初期状態から、図2に示すように装飾板5は固定部材90を中心として回転し、装飾体10、30、50は、固定部材90回りを公転しながら自転する。具体的には、初期状態から装飾板5が時計方向に回転し、装飾体10、30、50は時計方向に装飾板5の回転中心を中心として公転しながら時計方向に自転する。また、装飾板5等が回転している間は不図示のスピーカから音楽が出力される。所定時間経過すると、装飾板5が反時計方向に回転して装飾板5、装飾体10、30、50は初期位置に戻り音楽が停止する。このように、からくり時計1は所定の時刻にこのようなからくり動作を実行する。尚、実際には、装飾板5は、初期状態から時計方向に回転して途中で停止したり、途中で逆回転したりしながら、全体として時計方向に回転する。装飾板5が反時計方向に回転する場合は、装飾体10、30、50は反時計方向に公転、自転する。このようにからくり時計1は、装飾板5が回転し、装飾体10、30、50は公転及び自転する。このため、観賞性に優れている。
図3は、からくり時計1の駆動機構の説明図である。図4は、図3のA−A断面図である。尚、図3では、装飾板5、装飾体10、30、50は示していないが、図4においては、装飾板5、装飾体10を示している。正面板3の背面側に地板70が配置されている。地板70の背面側には分針MH、時針HHを駆動するためのムーブメントM、装飾板5や装飾体10等を駆動するためのモータm等を収納したギアケースgcが設けられている。地板70の正面側には、回転板80が地板70に対して相対回転可能に配置されている。回転板80は、固定部材90を中心として回転する。モータmにより回転板80が回転し、これに伴い装飾板5が回転し装飾体10等が公転しながら自転する。地板70、回転板80、ギアケースgc、モータm等は、装飾板5、装飾体10等を駆動するための駆動機構に相当する。
ギアケースgc内には、モータm、モータmの歯車g1に噛合う歯車g2、歯車g2と同軸上に固定され歯車g2よりもピッチ円径が小さい歯車g3、歯車g3に噛み合う歯車g4、歯車g4と同軸上に固定され歯車g4よりもピッチ円径が小さい歯車g5が配置されている。モータmの回転動力が減速されて歯車g5に伝達される。
歯車g5は、回転板80の外周縁に形成された歯部82に噛合う。これにより回転板80は地板70に対して相対的に回転する。尚、歯部82は、回転板80の回転中心を中心として円形状に形成されている。回転板80は、略円形であり、外周縁部を3つの保持部材Fにより挟持されている。保持部材Fは、地板70の背面側に固定されている。地板70には、回転板80の外周部を逃すための切り欠き70hが形成されている。切り欠き70hを介して、回転板80の外周部が保持部材Fにより支持されている。また、保持部材Fにより、回転板80は地板70から正面方向に若干のクリアランスをあけて支持されている。
回転板80は、径方向外側から径方向内側の順に、歯部82、外側部81、傾斜部83、内側部84が設けられている。傾斜部83は、外側部81から正面側に延びている。内側部84は外側部81よりも正面側に位置している。内側部84と外側部81とは略平行である。内側部84には装飾板5が固定されている。外側部81は、地板70よりも正面側にあり略平面状である。外側部81には、3つの軸部86、軸部86よりも回転板80の回転中心から離れた3つの軸部87が設けられている。3つの軸部86は、回転板80の回転中心からの距離が同じである。3つの軸部87も同様である。3つの軸部86は、等角度間隔で設けられ、具体的には120度間隔である。3つの軸部87も同様である。また、軸部86、87は隣接している。隣接する軸部86、87の角度間隔は、他の隣接する軸部86、87の角度間隔と同じである。隣接する軸部86、87の角度間隔は60度である。
3つの軸部86にはそれぞれ歯車Gが回転可能に支持されている。3つの軸部87には歯車Gは支持されていないが、歯車Gを回転可能に支持できる。3つの歯車Gには、それぞれ前述した装飾体10、30、50が固定されている。図4に示すように、装飾体10の背面から延びた複数の固定軸12が歯車Gに固定されている。他の装飾体30、50も同様である。回転板80が回転することにより、3つの歯車Gは回転板80の回転中心周りに公転する。また、これに伴って、3つの歯車Gは地板70の外歯部76に噛合う。この3つの歯車Gを回転可能に支持する軸部86は、第1軸部の一例である。
外歯部76は、回転板80の回転中心を中心とした円状に形成されている。回転板80の傾斜部83は、地板70の外歯部76周りを囲うように形成されているが、地板70の外歯部76を露出する切り欠き85が部分的に形成されている。切り欠き85を介して、軸部86に支持された歯車Gは地板70の外歯部76に噛合う。従って、例えば回転板80が時計方向に回転すると、歯車Gは時計方向に公転しつつ、歯車Gは外歯部76に噛合って時計方向に自転する。従って、これらの歯車Gに固定された装飾体10、30、50も同様に公転しながら自転する。尚、回転板80には装飾板5が固定されているため、回転板80と一体に装飾板5も回転する。
尚、地板70には、外歯部76よりも外側にあり外歯部76と同心円状に内歯部77が形成されている。軸部87は、外歯部76よりも内歯部77に近い位置に設けられている。軸部86は、内歯部77よりも外歯部76に近い位置に設けられている。内歯部77については後述する。
図5は、図4の部分拡大図である。尚、図5では理解を容易にするために一部の部品にハッチングを示している。地板70は、背面側にムーブメントMが固定されて回転板80と対向する内側部74、内側部74から正面側に突出した突部75、を含む。ムーブメントMにより回転される回転軸MS、HSは、それぞれ分針MH、時針HHに連結されている。回転軸MS、HSは、突部75に形成された貫通孔を介して正面側に突出している。突部75は、正面から見て略円形に突出している。突部75には、固定部材90が固定されている。固定部材90は略筒状である。回転板80は、突部75及び固定部材90の一部を逃す開口88が形成され、突部75周りに回転する。開口88と突部75との間に固定部材90の一部分が介在する。地板70、回転板80、固定部材90は、合成樹脂製である。具体的には、固定部材90は、POM樹脂(ポリアセタール樹脂)製であり、地板70、回転板80は、ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂)である。尚、回転板80は、地板70の内側部74から所定のクリアランスをあけて保持部材Fにより支持されている。これにより、地板70、回転板80同士が摺接することがないようにしている。
次に、固定部材90について説明する。図6Aは、固定部材90の背面図であり、図6Bは、図6AのB−B断面図である。固定部材90は、筒部91、フランジ部93、包囲部95、押さえ部97を含む。筒部91の外形は、非円筒状である。回転軸MS、HSは、筒部91の孔91h内を貫通して、筒部91に包囲されている。これにより、例えばからくり時計1に衝撃が加わった場合に、装飾体10の先端部15等が回転軸MS、HSに接触することを防止している。
フランジ部93は、筒部91の正面側の端部から径方向外側に突出している。図1に示すように装飾体10、30、50が停止した初期状態では、フランジ部93は、正面側から見て装飾体10、30、50それぞれの先端部15、35、55に部分的に重なる。詳細には、図5に示すように、フランジ部93は、先端部15、35、55よりも正面側に位置し、分針MH、時針HHよりも背面側に位置する。即ち、フランジ部93は、装飾体10、30、50の一部分と分針MH、時針HHとの間に位置する。また、フランジ部93と先端部15とは距離Lだけ重なっている。これにより、例えばからくり時計1に衝撃が加わったような場合に、装飾体10の先端部15等が正面側に移動して分針MH、時針HHに接触することを防止している。先端部35、55についても同様である。
筒部91の周囲には3つのネジ孔91sが形成されている。ネジSが、突部75に形成された逃し孔を貫通してネジ孔91sに螺合することにより、固定部材90は突部75に固定されている。ネジ孔91sは固定部の一例である。包囲部95は、筒部91の背面側の端部側に設けられ、孔91hよりも径が大きい略扁平の円筒状である。包囲部95は地板70の突部75に嵌合して突部75の外周を包囲している。包囲部95には、突部75に形成された位置決め用の突起部75sに嵌合する孔95sが形成されている。孔95s、突起部75sが嵌合することにより、突部75に対して固定部材90が回転することが防止されている。回転板80の開口88と突部75との間に、包囲部95が位置している。このため、回転板80の開口88の内周面は包囲部95の外周面に摺接する。
押さえ部97は包囲部95から径方向外側に突出し回転板80の正面側に位置している。これにより、例えば、衝撃などにより回転板80が正面側に移動して突部75から離脱することを抑制している。
また、図6Aに示すように、正面から見ると筒部91の孔91hは円状である。しかしながら、筒部91の外周には3つの外平面91eが形成されて、筒部91は略三角筒状である。ここで、筒部91の外平面91eが設けられていない場合の筒部91を筒部91e´とすると、筒部91e´の外形に対して設けられた外平面91eは筒部91e´の外径よりも固定部材90の中心軸側に位置する。筒部91e´は、筒部91の中心から最も離れた外形上の点を通過して筒部91と同心円状の仮想円筒である。このような筒部91の外形状により、移動する3つの装飾体10、30、50の先端部は外平面91eに当接しない範囲で、筒部91e´の外径よりも、固定部材90の中心軸側に位置することができる。即ち、装飾体10、30、50の先端部が筒部91e´に重なるように筒部91に接近できる。これにより、装飾体10、30、50の可動領域をできるだけ大きく確保したまま、装飾体10、30、50を時計1の中心に寄せることができる。また、フランジ部93と先端部10、30、50とが重なる距離Lを確保したまま、フランジ部93、装飾体10、30、50を時計1の中心に寄せることができる。したがって、からくり時計1を正面から見た場合に固定部材90が目立つことを抑制できるとともに、時計1全体をコンパクトにできる。尚、筒部91の外形は、装飾体10、30、50の先端部15、35、55の形状に対応させている。即ち、図2に示すように先端部15は略三角形状であり、図1の初期状態では、三角形状である先端部15の一辺が筒部91の外平面91eに対向している。
上述したように、回転板80の外側部81には、回転中心からの距離が異なる2種類の軸部86、87が設けられている。このため、外側部81の面積が大きく、回転板80自体も大きい。また、回転板80は回転するため軽量であることが望ましく、そのために厚みがある程度薄いほうが好ましい。このように設計された回転板80を例えばPOM樹脂で成型すると、回転板80に反りが発生するおそれがある。本実施例の場合、POM樹脂よりも成形時の反りを抑制できるABS樹脂で回転板80を成型する。これにより、回転板80の反りを抑制でき、薄型化、軽量化も達成できる。尚、地板70、回転板80は、AS樹脂(アクリロニトリルスチレン樹脂)、PS樹脂(ポリスチレン樹脂)の何れかであってもよい。この場合にも、回転板80の反りを抑制できる。尚、地板70、回転板80は、これらの材料のうち互いに異なる材料で成型してもよい。
上述したように、地板70、回転板80は、ABS樹脂製である。ABS樹脂製である地板70、回転板80同士が摺接する面積が大きいと、磨耗や駆動音が増大するおそれがある。本実施例では、図5に示したように、回転板80はPOM樹脂製の固定部材90の包囲部95の外周に摺接し、地板70の突部75には摺接しない。POM樹脂は摺動性がよく滑りやすい材料であるので、回転板80の磨耗や駆動音が抑制されている。固定部材90は、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)、又はPA樹脂(ポリアミド樹脂)製であってもよい。これら材料も摺動性がよく滑りやすいからである。
上述したように、固定部材90は、回転軸MS、HS、分針MH、時針HHを保護し、地板70の内側部74からの回転板80の離脱を防止し、回転板80と地板70との間の磨耗等を抑制している。このため、固定部材90に多くの機能が集約されており、部品点数の増大が抑制されている。
次に、第1変形例のからくり時計1aについて説明する。図7、8は第1変形例のからくり時計1aの正面図である。尚、同一の構成については、同一の符号を付することによりその説明を省略する。からくり時計1aは、からくり時計1と一部共通の部品を使用している。
装飾板5aは、数字の「12」「4」「8」が記載された板部6a、板部6aよりも内側にあり装飾が施された装飾部7a、を含む。装飾体20、40、60は、装飾板5aよりも正面側に位置して移動可能に配置されている。装飾体20は、数字が記載された板部21、板部21から固定部材90側に延びるように形成された装飾部23、固定部材90近傍に位置する先端部25、を含む。同様に、装飾体40、60は、それぞれ板部41、61、装飾部43、63、先端部45、65を含む。板部21には、数字の「1」「2」「3」が記載されている。板部41には、数字の「5」「6」「7」が記載されている。板部61には、数字の「9」「10」「11」が記載されている。図7に示す初期状態では、装飾板5a、装飾体20、40、60全体が円形の状態が維持され、これら全体が単一の文字板として機能する。尚、図7の初期状態では、装飾体20の先端部25は、固定部材90から離れている。装飾体40、60についても同様である。
所定の時刻になると、図7の初期状態から、図8に示すように装飾板5aが時計方向に回転する。装飾体20、40、60は、装飾板5aの回転中心を中心に時計方向に公転しながら、反時計方向に自転する。所定時間経過すると、装飾板5a、装飾体20等は初期位置に戻る。装飾板5aが反時計方向に回転すると、装飾体20、40、60は、反時計方向に公転しながら時計方向に自転する。このようにからくり時計1aは、装飾板5aが回転し、装飾体20等は公転及び自転する。このため、観賞性に優れている。
図9は、第1変形例のからくり時計1aの駆動機構の説明図である。図10は、図9のC−C断面図である。図9、10は、それぞれ図3、4に対応している。図9に示すように、第1変形例のからくり時計1aの駆動機構は、上述したからくり時計1の駆動機構と同じである。但し、からくり時計1aにおいては、軸部86には歯車Gが支持されていないのに対し、軸部87に歯車Gが支持されている。これにより、軸部87に支持された歯車Gは地板70の内歯部77に噛合っている。従って、例えば回転板80が時計方向に回転すると、歯車Gは時計方向に公転しつつ、歯車Gは内歯部77に噛合っているため反時計方向に自転する。この3つの歯車Gを回転可能に支持する軸部87は、第2軸部の一例である。尚、図10に示すように、装飾体40の板部41の背面から延びた複数の固定軸42が歯車Gに固定されている。同様に、他の装飾体20、60も歯車Gに固定されている。
からくり時計1、1aを比較すると、図2に示すように装飾体10、30、50が中心から近い位置で自転するのに対し、図8に示すように、装飾体20、40、60は、中心から離れた位置で自転する。また、装飾体10、30、50は、中心に近い位置を公転するのに対し、装飾体20、40、60は、中心から離れた位置を公転する。装飾体10、30、50は、中心の近くの軸部86に支持された歯車Gに連結されているのに対し、装飾体20、40、60は、中心から離れた軸部87に支持された歯車Gに連結されているからである。
また、図3、9に示すように、軸部86、87にそれぞれ支持される歯車Gは同一のものである。一方、軸部86に支持された歯車Gが噛合う外歯部76のピッチ円径は、軸部87に支持された歯車Gが噛合う内歯部77のピッチ円径よりも小さい。また、外歯部76、内歯部77の歯の形状、大きさは同じである。従って、軸部86に支持された歯車Gの回転速度は、軸部87に支持された歯車Gの回転速度よりも遅い。よって、装飾体10、30、50の各自転速度は、装飾体20、40、60の各自転速度よりも遅い。また、上述したように、装飾体10、30、50の自転方向と、装飾体20、40、60の自転方向とは異なっている。このように、からくり時計1、1aとでは装飾体の動き方が異なっている。
前述した実施例のからくり時計1と第1変形例のからくり時計1aとを比較すると、駆動される装飾体は異なっているが、駆動機構は共通している。このように、共通の駆動機構を用いて、図2、8に示すように装飾体の動き方が異なるからくり時計1、1aを製造できる。従って、異なる駆動機構を用いて装飾体の動き方が異なるからくり時計をそれぞれ個別に製造する場合と比較して、本実施例のからくり時計1、1aは製造コストが低減されている。
次に、第2変形例のからくり時計1a´について説明する。図11、12は、第2変形例のからくり時計1a´の正面図である。からくり時計1a´は、からくり時計1、1aと一部共通の部品を使用している。
図12に示すように板5a´には数字は記載されておらず、装飾も施されていない。板5a´よりも正面側に装飾体10a〜60aが配置されている。装飾体10a〜60aは、それぞれ、板部11a〜61a、装飾部13a〜63a、先端部15a〜65aを含む。板部11a〜61aには、全体で数字の1〜12までが記載されている。装飾体10a〜60a全体が単一の文字板として機能する。
所定の時刻になると、図11の初期状態から、図12に示すように、板5a´が時計方向に回転し、装飾体10a〜60aは、時計方向に公転する。また、装飾体10a、30a、50aは、時計方向に自転するが、装飾体20a、40a、60aは、反時計方向に自転する。即ち、装飾体10a、20aは、同一方向に公転するが互いに逆方向に自転する。装飾体30a、40aについても同様であり、装飾体50a、60aについても同様である。装飾体10a、30a、50aの自転速度は同じである、装飾体20a、40a、60aの自転速度は同じである。装飾体10a、30a、50aの各自転速度は、装飾体20a、40a、60aの各自転速度よりも遅い。所定時間経過すると、装飾体10a〜60aは初期位置に戻る。このように、装飾体10a〜60aは公転及び自転し、装飾体10a、20aは自転方向が異なっており、装飾体10a、20aの自転速度は異なっているため、からくり時計1a´は、観賞性に優れている。
尚、初期状態では、正面から見て隣接する装飾体同士は部分的に重なっている。即ち、装飾体10a、30a、50aは、装飾体20a、40a、60aよりも正面側に位置している。このため、これら装飾体同士は接触しない。
図13は、からくり時計1a´の駆動機構の説明図である。図14は、図13のD−D断面図である。図13は、図3、9に対応し、図14は、図4、10に対応している。からくり時計1a´の駆動機構も、からくり時計1、1aの駆動機構と同じである。但し、からくり時計1a´においては、軸部86、87の双方に歯車Gが支持されている。図14に示すように、装飾体10aの背面側から延びた固定軸12aは、軸部86に支持されている歯車Gに固定されている。同様に、装飾体30a、50aは、軸部86に支持された残り2つの歯車Gに固定されている。また、図14に示すように、装飾体40aの背面側から延びた固定軸42aは、軸部87に支持されている歯車Gに固定されている。同様に、装飾体40a、60aは、軸部87に支持された残り2つの歯車Gに固定されている。
図14に示すように、装飾体10aの固定軸12aの長さと、装飾体40aの固定軸42aの長さとは、異なっている。このため、装飾体10a、40aは、回転板80から異なる高さ位置にあり、装飾体10a、40aは接触しない。尚、装飾体30a、50aは装飾体10aと同じ高さ位置にあり、装飾体20a、60aは装飾体40aと同じ高さ位置にある。また、同一の高さ位置にある装飾体10a、30a、50aは、接触しないように120度の角度間隔を有して離れて配置されている。装飾体20a、40a、60aも同様である。
図11、14に示すように、正面から見ると装飾体10aの先端部15a、装飾体30aの先端部35a、装飾体50aの先端部55aは、図14では符号は付していないが上述した固定部材90のフランジ部93に重なっている。これにより、初期状態で装飾体10a、30a、50aが分針MH、時針HHに接触することが抑制されている。
からくり時計1、1a、1a´においても、駆動機構が共通している。このように、共通の駆動機構を用いて、図2、8、12に示すように、装飾体の動き方が異なるからくり時計1、1a、1a´を低コストで製造できる。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
上記実施例及び変形例では、軸部86、87に回転可能に支持される歯車Gは同じであるがこれに限定されない。例えば、軸部86、87にそれぞれ回転可能に支持される歯車が、歯の大きさやピッチ円形を変更してもよい。また、これに対応するように、外歯部76、内歯部77の歯の大きさや厚みを変更してもよいし、軸部86、87の位置を変更してもよい。
軸部86、87はそれぞれ一つづつ設けられていてもよい。また、軸部86、87は、それぞれ2つ以上設けられていてもよい。軸部86を複数設ける場合、軸部86の角度間隔は等間隔ではなくてもよい。軸部87についても同様である。従って、同一方向に自転しながら公転する装飾体も2つであってもよいし4つ以上であってもうよい。
上記実施例及び変形例では、地板70の外歯部76に噛合う歯車Gを支持可能な3つの軸部86の回転中心からの距離は全て等しいが、これに限定されない。例えば、内歯部77よりも外歯部76に近いが、回転中心からの軸部86までの距離とは異なる距離だけ離れた第3軸部を設けてもよい。例えば、回転中心から第3軸部までの距離が、回転中心から軸部86までの距離よりも短い場合、軸部86に支持される歯車Gよりもピッチ円径の小さい歯車を第3軸部に支持させてもよい。これにより、第3軸部で支持された歯車も外歯部76に噛合わせることができる。また、回転中心から第3軸部までの距離が、回転中心から軸部86までの距離よりも長い場合、軸部86に支持される歯車Gよりもピッチ円径の大きい歯車を第3軸部に支持させてもよい。
また、外歯部76よりも内歯部77に近いが、回転中心からの軸部87までの距離とは異なる距離だけ離れた第4軸部を設けてもよい。例えば、回転中心から第4軸部までの距離が、回転中心から軸部87までの距離よりも短い場合、軸部87に支持される歯車Gよりもピッチ円径の大きい歯車を第4軸部に支持させてもよい。これにより、第4軸部で支持された歯車も内歯部77に噛合わせることができる。また、回転中心から第4軸部までの距離が、回転中心から軸部87までの距離よりも長い場合、軸部87に支持される歯車Gよりもピッチ円径の小さい歯車を第4軸部に支持させてもよい。
また、上記実施例及び変形例では外平面91eは平面状に形成されるが、これに限られず、移動する3つの装飾体10、30、50の先端部が当接しないような形状であればよく、例えば、凹型に形成されていてもよい。また、筒部91は必ずしも三角筒状に限られず、例えば、移動する装飾体が4つある場合には4つの装飾体の先端部が当接しない四角筒状であってもよい。また、移動する装飾体が2つの場合には、2つの装飾体の先端部が当接しない楕円筒状、又は平行四辺形状であってもよい。
(付記1)
第1及び第2装飾体と、
前記第1及び第2装飾体を同一方向に所定位置を中心として公転させながら、互いに逆方向に自転させる駆動機構と、を備えたからくり時計。
(付記2)
前記第1及び第2装飾体は、自転速度が互いに異なっている、付記1のからくり時計。
(付記3)
前記所定位置から前記第1装飾体の自転の中心の位置までの距離と、前記所定位置から前記第2装飾体の自転の中心の位置までの距離とが異なっている、付記1又は2のからくり時計。
(付記4)
前記第1及び第2装飾体は、自転の回転の軸方向から見て部分的に重なっている、付記1乃至3の何れかのからくり時計。
1、1a、1a´ からくり時計
10〜60、10a〜60a 装飾体
15〜65、15a〜65a 先端部
70 地板
75 突部
76 外歯部
77 内歯部
80 回転板
86、87 軸部
90 固定部材
91 筒部
93 フランジ部
95 包囲部
97 押さえ部
G 歯車

Claims (6)

  1. 地板と、
    前記地板に対し相対回転可能な回転板と、
    前記回転板に回転可能に支持された歯車と、
    前記歯車に連結された装飾体と、を備え、
    前記地板は、前記回転板の回転中心を中心とした円状に形成された内歯部、前記内歯部と同心円上にあり前記内歯部より内側にある外歯部、を含み、
    前記回転板は、前記内歯部よりも前記外歯部に近い第1軸部、前記外歯部よりも前記内歯部に近い第2軸部、を含み、
    前記歯車は、前記第1軸部に回転可能に支持されて前記外歯部に噛合う第1歯車、及び前記第2軸部に支持されて前記内歯部に噛合う第2歯車の少なくとも一方を含む、からくり時計。
  2. 前記歯車は、自転しながら公転する、請求項1のからくり時計。
  3. 前記回転板が一方向に回転している最中は、前記第1及び第2歯車は同一方向に公転しながら互いに逆方向に自転する、請求項1又は2のからくり時計。
  4. 前記第1歯車は、前記第2歯車よりも自転速度が遅い、請求項1乃至3の何れかのからくり時計。
  5. 前記第1及び第2歯車は、形状、大きさが同一である、請求項1乃至4の何れかのからくり時計。
  6. 前記装飾体は、前記第1及び第2歯車にそれぞれ連結された第1及び第2装飾体を含み、
    前記第1及び第2装飾体は、前記回転板からの高さが相違している、請求項1乃至5の何れかのからくり時計。
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