JPS6329277Y2 - - Google Patents

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JPS6329277Y2
JPS6329277Y2 JP1977090850U JP9085077U JPS6329277Y2 JP S6329277 Y2 JPS6329277 Y2 JP S6329277Y2 JP 1977090850 U JP1977090850 U JP 1977090850U JP 9085077 U JP9085077 U JP 9085077U JP S6329277 Y2 JPS6329277 Y2 JP S6329277Y2
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JP
Japan
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attached
transparent window
permanent magnets
clock
drive mechanism
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JP1977090850U
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JPS5419776U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、時計例えば鳩時計において、前面
適所に透窓を設け、その内部で人形が実際に走り
回つているかのように構成したものである。
時計は、室内装飾としての要素を有するもので
あるから、外面に常時運動する部材を設けてある
方が興趣に富む。
しかし、単なる外観的目的のための運動部材を
本来の刻時用の駆動装置を介して動かすことは、
刻時用の動力源である電池等の消耗を早めて正確
な作動を妨害し、さらに刻時用の駆動装置は通常
時計に沿う方向に設けられているため動力伝達機
構が複雑となる不利がある。
この考案は、上記欠点を除くため、刻時用の駆
動装置とは全く別個の駆動機構を設けて運動部材
として人形を旋回させるようにするとともに、こ
の駆動を極めて微弱な電力で作動させるように
し、さらに全く動力を使わずに人形自体が運動す
るように構成したものである。
ところで、近時開発された機械的な振動子、例
えば音さやテンプなどを用いた電子時計の駆動方
法として、第2図a,bに示すように、水平に設
置された1つの固定コイルAを挾むようにして、
2枚の円板の内面に上下一組の永久磁石B,Bを
互に異極を対向させて固着した転輪cを介装した
テンプが知られている。このものは電子回路を介
して、この固定コイルAに電池からの電流を継続
的に送ることによつて、可動永久磁石B,Bに吸
引、反撥の電磁力を発生させ、こうして転輪cを
左右交互に回動させるものであるが、この場合、
固定コイルAに対する継続電流の導通は固定コイ
ルAが可動永久磁石B,Bの中間にある状態にお
いて行われるため、転輪cには常に回動力が附与
されており転輪cに外力を加えて回動を抑止して
も抑止が除かれれば転輪cは再び自動的に動き出
す特性を有している。
この考案は、上記転輪cを備えたテンプの機構
が上記した始動が確実であること、および消費電
力が極めて微弱である点を利用して狭溢な場所に
収めた運動部材用駆動機構に採用したものであつ
て、この考案の実施例を図面について説明すると
第1図において1は基体であつて背面上部には指
針駆動装置2鳩の吹鳴用フイゴ3,3等通常の各
装置が取りつけられている。
次に基体1の下部には、横長の透窓4が開設さ
れ、この下方に運動部材用の駆動機構5が止着さ
れている。この駆動機構5は前記したとおり、永
久磁石B,Bを内面周縁に貼着した2枚の円板
6,6に縦軸7を串通して形成した回転子と、基
体1に止着した固定コイルAからなり、この縦軸
7の回転を歯車8で減速して回転軸9が回転され
るようになつている。
この回転軸9には旋回腕10,10が突設さ
れ、その各先端に通常の人形、あるいは動物形に
作つた人形11……が各吊下取付されている。こ
れら人形11……には左右両脚12,12が揺動
自在に取りつけられ、かつ両脚下端には互に極性
を異にする面を下面に向けて永久磁石片13,1
3が附設されている。
また、これら人形11……の下方に当る透窓4
の下縁には、水平の板体14が基体1に固着して
設けられており、この板体14裏面には棒状の永
久磁石片15……が互に極性を交互に変えて貼着
列設されている。
この構造により、旋回腕10を介して旋回移動
する人形11……はその両脚12,12下面に附
設した永久磁石片13の一方は板体14の永久磁
石片15に吸引され、他の一方13は反撥して引
き離される。永久磁石片15……は交互に極性を
異にしているため人形11……はその移行により
交互に両脚12,12が揺動し、基体1の前面か
ら見た場合、透窓4内に現われた人形11……
は、前記永久磁石片15……は外部から見えない
から、あたかも両脚を交互に使つて板体14上を
馳足で走つて行くように見えて興味深い。
この考案は以上述べたように、人形11……の
みに用いる別個の駆動機構5を設けて刻時用駆動
装置と関係なく自由な各種運動を行えるようにし
たものであつて、旋回される人形11の各々は各
個に作動し、数個の人形がそれぞれ時の動きと共
に絶え間なく駆け抜けて行くようで興味深い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の時計を背面よりみた図、
第2図aは、従来用いられているテンプ駆動機構
の説明図、第2図bは同平面図である。 図中の符号、1は基体、4は透窓、5は駆動機
構、6は円板、7は縦軸、Aは固定コイル、Bは
永久磁石、9は回転軸、10は旋回腕、11は人
形、13,15は永久磁石片を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の刻時用駆動装置を備えた時計であつて、
    基体1前面に開口して横長の透窓4を設けるとと
    もに、基体1背面には別に縦軸7に上下2枚の円
    板6,6を固定し、それぞれ内面に周縁に沿つて
    永久磁石B,Bを互に異極を対向させて止着した
    回転子と、上記永久磁石の中間に位置し電子回路
    を介して着磁される固定コイルAとからなる駆動
    機構5ならびに、この駆動機構5により前記透窓
    4を横切つて水平に旋回される旋回腕10に数個
    の人形11……を、それぞれ左右両脚12,12
    を揺動自在とし、かつ脚下盤に互に極性を異にす
    る永久磁石13,13を附設して垂下取付し、さ
    らに透窓4の下縁に内方に向けて水平の板体14
    を突設し、その裏面に上記旋回移動する人形11
    ……の直下に位置して永久磁石片15……を交互
    に極性を変えて順次所定間隔に貼着してなる時
    計。
JP1977090850U 1977-07-11 1977-07-11 Expired JPS6329277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977090850U JPS6329277Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977090850U JPS6329277Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5419776U JPS5419776U (ja) 1979-02-08
JPS6329277Y2 true JPS6329277Y2 (ja) 1988-08-05

Family

ID=29019571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977090850U Expired JPS6329277Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11

Country Status (1)

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JP (1) JPS6329277Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4857064U (ja) * 1971-11-02 1973-07-20
JPS51969U (ja) * 1974-06-18 1976-01-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5419776U (ja) 1979-02-08

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