JPH01102620A - 情報入出力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は情報入出力装置、特に表示手段と指示入力手段
の両方を有する情報入出力装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来より、各種情報処理装置において、座標情報１手書
きの文字、画像の入力、コマンド選択などのために種々
のデジタイザ、座標入力装置、あるいは指示入力装置が
用いられている。

この種の装置の操作の形態は大きく分けて、操作面を入
力ペンなどの操作部材で操作するものと、直接操作面を
指で操作するものの２つがある。

［発明が解決しようとする問題点］ 文字、画像の入力の場合には、入力ペンなどを用いる方
式でないと十分な分解能を得ることができないが、この
ように操作部材を用いる方式は、他のキーボード操作が
必要な場合には操作部材の持ち換えが必要で操作が煩雑
であるという一１ｍＢがある。

一方、タッチパネルなどの指示入力装置は直接指により
操作でき、持ち換えも必要ないという利点があるが、画
像などの入力の場合には十分な分解能を得ることができ
ないという問題があった。

［問題点を解決するための手段］ 以上の問題点を解決するために１本発明においては、表
示手段と、この表示手段に重ねて配置され、それを通し
て前記表示手段の表示を視認可俺な指示入力手段と、こ
の指示入力手段に対して指示入力を行なうため操作者の
指に装着して用いられる指示入力部材を設けた構成を採
用した。

［作用］ 以上の構成によれば、指に装着した指示入力部材により
指示入力を行なえるため、従来のように所定の指示入力
部材への持ち換えを行なう必要なく容易に指示入力が可
能である。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。

第１図、第２図に本発明を採用した情報入出力装置の構
成の一例を示す。

ここに例示する装置はキーボード部３と、表示器ｌおよ
びデジタイザ２を一体化した情報入出力部から構成され
ている。キーボード部３の内部には従来のコンピュータ
、ワードプロセッサなどと同様に、ＣＰＵ、ＲＯＭ、Ｒ
ＡＭなどによる文字ないし画像情報処理を行なう処理装
置が内蔵されているものとする。

表示器ｌは図示のように平板な形状のもので、たとえば
ＬＣＤ、ＥＬパネルなどを用いて構成する。表示器１に
は同じ大きさのデジタイザ２が重ねて配置されている。

デジタイザ２は第２図に示すように透明電極を対向面に
設けた抵抗膜２ａ、２ｂを対向配置してなる抵抗型の装
置から構成されている。デジタイザ２の材質は透明であ
り、第１図に示すように表示器１の表示内容１ａをそれ
を通して視認できる。

このような構成によれば、デジタイザ２から入力した画
像を原寸でしかもリアルタイムに表示器ｌに紙に書き込
むように表示したり、表示器ｌに画像を表示し、デジタ
イザ２により直接画像の一部を指示して編集を加える、
あるいは表示器ｌに各種のコマンドを表示し、デジタイ
ザ２により所望のコマンド表示を選枳するなどの処理が
可能になる。

第１図に示した例は５文字および画像の両方を編集する
ワードプロセッシング、あるいはデスクトップパブリッ
シング処理におけるもので、キーボード部３で入力した
「忘年会のお知らせ」なる文章に地図の画像を手書き入
力している状態を示、している。

第２図のような抵抗型のデジタイザ２は、従来よりよく
知られているように直接指先により押下し、対向配置さ
れた抵抗膜を接触させることにより２つの抵抗膜端縁に
２次元方向に沿って配置された電極を介して入力座標値
を抵抗値として検出するものである。

ところが、指先で直接抵抗膜を押下する場合には、抵抗
膜どうしがかなり広い面積にわたって接触するので、高
い入力座標分解能を得ることができなかった。

この問題を解決するため、本実施例では操作者の指４に
指示入力部材５を装着し指示入力部材５を介してデジタ
イザ２を操作するようにしている。

指示入力部材５はプラスチック、金属、硬質ゴムなど所
望の材質から指４の爪の部分を切り欠いた指サツク状の
形状に構成されている。指示入力部材５の指の腹に対応
する部分には指示入力部材５本体と一体に形成された操
作爪６が設けられており、この操作爪６により第２図に
示すようにデジタイザ２を押下し、指示入力を行なう。

このような構成によれば、直接指によりデジタイザ２を
押下する場合よりも、押下時の抵抗膜２＆、２ｂの接触
面積を小さくし、座標入力の分解能を向上させることが
できる。

したがって、第１図に示すように地図などのかなり微細
な画像を入力することが可能になる。このような構成に
よれば、従来のようにわざわざキーボード３から入力ペ
ンへの持ち換えを行なう必要なく、簡単な作業により画
像、文字などの入力を正確に行なうことができる。指示
入力部材５を装着したままキーボード３を操作すること
もできる。

以上では、指示入力部材５の形状を指サツク状のものと
したが、第３図のようにリング（指貫さ）状の形状とし
、この一部に操作爪６を設けるようにしてもよい。

あるいは、第４図に示すように指４の先端をほぼ全て覆
うように指示入力部材５の形状を構成してもよい。

さらに、以上では抵抗型デジタイザのための指示入力部
材５の形状を示したが、デジタイザ２が磁気方式デジタ
イザ８から構成される場合では、第５図に示すように指
示入力部材５に設けられる爪を磁性体９に置き換えるこ
ともできる。

あるいは超音波方式のデジタイザでは第６図のような構
成も考えられる。この場合、デジタイザ２は表面に透明
電極１４を設けたガラスなどから成る振動伝達板１３か
ら構成される。振動伝達板１３の端部の所定位置には圧
電素子などから成る振動センサ１５が配置される。

指示入力部材５の指の腹の部分には圧電素子などから成
る振動子１０が設けられる。振動子１０の駆動電極の一
端は不図示の駆動回路にケーブル１２を介して接続され
る。振動子ｌＯの他方の駆動電極は振動伝達および増幅
用の導電材から成るホーン１１を介して透明電極１４に
導通される。

したがって、ケーブル１２および透明電極１４を介して
所定周波数の駆動パルスを与えると、振動伝達板１３に
超音波振動を入力できる。振動伝達板１３に入力された
振動は入力点から振動センサ１５までの距離に応じた遅
延時間を経て振動センサ１５に入力される。したがって
、この時間を測定することにより入力点とセンサの距離
を決定でき、振動センサ１５を複数偏異なる位置に設け
ておけば入力点の座標を検出することができる。

このように指示入力部材５の入力部は採用される検出方
式に応じて種々変更が可能である。

また、デジタイザ部に複数の検出方式が採用される場合
には、第７図のように検出方式に対応して複数の指示入
力部材５を用いることも考えられる。

第７図（Ａ）は２種類の指示入力部材５を人指し指およ
び中指４に装着した状態を示しており。

これらの指示入力部材５．５は第７図（Ｂ）に示すよう
に構成されている。

第７図（Ｂ）に示すように、指示入力部材５の一方は第
１図、第２図に示した操作爪６を有する抵抗型デジタイ
ザ用のもので、他方は第５図に示した磁気方式デジタイ
ザ用のものである。

一方、デジタイザ２は磁気方式デジタイザ８のＬに抵抗
型デジタイザ２０を重ねて構成しである。

このような構成によれば、２つの指示入力部材５を使い
わけることにより、異なるデジタイザ入力方式を使い分
けることかで・きる、たとえば、装置のコマンドを一方
の指示入力部材５により入力し、他方で画像入力を行な
うような処理も可能である。

［発明の効果］ 以トから明らかなように１本発明によれば１表示手段と
、この表示手段に重ねて配置され、それを通して前記表
示手段の表示を視認可能な指示入力手段と、この指示入
力手段に対して指示入力を行なうため操作者の指に装着
して用いられる指示入力部材を設けた構成を採用してい
るので、指に装着した指示入力部材により指示入力を行
なえるため、従来のように所定の指示入力部材への持ち
換えを行なう必要なく容易に指示入力が可能で。

装置の操作性を著しく向上できるという優れた効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を採用した情報入出力装置の構造の一例
を示した説明図、第２図は第１図の指示入力部材の構成
を示した説明図、第３図、第４図はそれぞれ指示入力部
材の異なる構成を示した説明図、第５図、第６図はそれ
ぞれ異なるデジタイザ入力方式を示した説明図、第７図
（Ａ）、（Ｂ）は２つのデジタイザ入力方式を併用する
場合を示した説明図である。 １・・・表示器　　２・・・デジタイザ３・・・キーボ
ード部　　４・・・指 ５・・・指示入力部材　　６・・・操作爪９・・・磁性
体　　ｌＯ・・・振動子 第５図 揚重・入ｎ部材のき茫Ｂ目記 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表示手段と、この表示手段に重ねて配置され、それを通
   して前記表示手段の表示を視認可能な指示入力手段と、
   この指示入力手段に対して指示入力を行なうため操作者
   の指に装着して用いられる指示入力部材を設けたことを
   特徴とする情報入出力装置。