JP4975196B2 - 入力デバイス、入力方法および集合体 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば静電容量式のタッチパネルに用いられる入力デバイス等に関する。
近年、表示装置の表示画面に触れることで、情報の入力を行なうことができるタッチパネルが重要度を増している。タッチパネルには、接触を検出するセンサが表示画面に装着されており、このセンサが表示画面上で指等が接触した位置を検出することで情報の入力を行なう。そしてセンサとして、指等と導電膜との間での静電容量の変化を捉えて位置を検出する方式のものを使用した、いわゆる静電容量式のタッチパネルが普及しつつある。
特許文献1には、握り部を、略円形断面の棒状とし、その左右にそれぞれ窪んだ凹溝(維持手段)を形成して円周方向に対して方向性のある断面形状にするタッチペンが開示されている。
また特許文献2には、コンピューターのタッチパネルに接触させて装置に情報入力を行うためのタッチペンであって、指に装着が可能な治具と、その治具に取り付けられたペン先部とを備えるものが開示されている。
特開2009−230179号公報 特開2009−259062号公報
ここでタッチパネルに指を使用して入力を行なう場合、タッチパネルと指とが直接接触することから、例えば、タッチパネル面が皮脂で汚れて表示が見にくくなったり、長時間の使用によりユーザが指の摩滅感を感じることなどがある。また指を使用する場合は、指とタッチパネルとの接触面積を小さくすることが困難であり、タッチパネルが検出する位置の精度が低下しやすい。
一方、例えばスタイラスペンなどのペン方式の入力デバイスは、紛失しやすく、紛失した場合、タッチパネルへの入力の手段を失うことがある。
上記の問題に鑑み、本発明の目的は、ユーザが指の摩滅感を感じにくくなると共にタッチパネルが検出する位置の精度を向上することができ、また紛失しても入力の手段を失いにくい静電容量式のタッチパネル用の入力デバイス等を提供することである。
本発明の入力デバイスは、静電容量式のタッチパネルに接触させることで、タッチパネル上の位置を入力するための入力デバイスであって、可撓性を有する絶縁層と、絶縁層に積層されている導電層と、を備え、絶縁層および導電層を一体として筒状の形状としたことを特徴とする。
ここで、絶縁層および導電層の少なくとも一部に設けられる粘着層を更に備えることが好ましい。また筒状の形状は、導電層よりも絶縁層を外側とすることが好ましく、更にこの形状は、指に装着するための形状として決定することができる。
また本発明の入力デバイスは、静電容量式のタッチパネルに接触させることで、タッチパネル上の位置を入力するための入力デバイスであって、可撓性を有する絶縁層と、絶縁層に積層されている導電層と、を備え、絶縁層および導電層は、支持体の形状に合わせるために一体として湾曲自在であることを特徴とする。
ここで、絶縁層および導電層の少なくとも一部に設けられる粘着層を更に備えることが好ましい。また支持体は、指とすることができる。更に絶縁層および導電層は、一体として五角形または六角形の形状をなすことが好ましい。
また本発明の入力方法は、上記の入力デバイスを静電容量式のタッチパネルに接触させることでタッチパネル上の位置を入力することを特徴とする。
更に本発明の集合体は、静電容量式のタッチパネルに接触させることで、タッチパネル上の位置を入力するための入力デバイスを集合させた集合体であって、入力デバイスは、可撓性を有する絶縁層と、絶縁層に積層されている導電層と、を備え、以下の(1)〜(3)の何れか1つにより集合させることを特徴とする。
(1)絶縁層または導電層の少なくとも一部に設けられる粘着層を更に備え、入力デバイスを粘着層を介して積層させること
(2)入力デバイスを平面状に結合させること
(3)入力デバイスを筒状の形状とし、筒状の形状の入力デバイスを積層させること
本発明によれば、ユーザが指の摩滅感を感じにくくなると共にタッチパネルが検出する位置の精度を向上することができ、また紛失しても入力の手段を失いにくい静電容量式のタッチパネル用の入力デバイス等を提供できる。
(a)〜(b)は、本実施の形態が適用される入力デバイスの一例について説明した図である。 (a)〜(c)は、入力デバイスの使用形態の第1〜第3の例について説明した図である。 (a)〜(c)は、入力デバイスの集合体の第1〜第3の例について説明した図である。
<入力デバイスの説明>
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1(a)〜(b)は、本実施の形態が適用される入力デバイスの一例について説明した図である。
入力デバイス10は、静電容量式(静電容量方式、静電容量結合方式)のタッチパネルに接触させることで、このタッチパネル上の位置を入力するための入力デバイスである。ここで図1(a)は、入力デバイス10の全体を説明した斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のIb−Ib断面図である。
図1(a)〜(b)に示すように入力デバイス10は、可撓性を有する絶縁層11と、絶縁層11に積層して形成される導電層12と、導電層12上の一部に設けられる粘着層13とを備える。そして絶縁層11および導電層12は、一体として平面状の六角形をなす。
絶縁層11は、導電層12を形成するための基材となるものであり、絶縁性である。また可撓性を有し、湾曲自在である。そのため入力デバイス10を装着するための支持体の形状に合わせることができる。ここで支持体とは、詳しくは後述するが、指や筆記具である。そしてこの指や筆記具に、例えば入力デバイス10を巻き付けることで支持体の形状に入力デバイス10の形状を合わせることができる。
このような条件を満たす絶縁層11の材料としては、例えば樹脂シートを用いることができる。より具体的には、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等からなる樹脂シートを用いることができる。そしてこのような樹脂シートの厚さとしては、例えば、10μm〜300μmのものを使用することができる。
導電層12は、導電性であり、タッチパネルと人体の間に微弱電流を流すために設けられる。そしてこれにより入力デバイス10は、静電容量式のタッチパネル用の入力デバイスとして機能する。本実施の形態では、導電層12には、金属または導電性高分子が含有されており、これにより導電層12は、導電性となる。ここで金属としては、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、スズ(Sn)、亜鉛(Zn)、金(Au)等が挙げられる。このうち後述する蒸着等が容易であるという観点、また製造費用が低いという観点から導電層12は、アルミニウム(Al)からなることが好ましい。
導電層12の厚さは、薄すぎると導電性が確保できないが、厚すぎる場合は、入力デバイス10を支持体の形状に合わせたときに屈曲し塑性変形が生じやすくなる。実際には、入力デバイス10を使用した際に、この屈曲に起因してシワが生じる。そして、入力デバイス10とタッチパネルとの接触する箇所である先端部14においてこの屈曲が生じると、入力デバイス10とタッチパネルとの間が点接触となりやすい。しかしながら入力デバイス10とタッチパネルとの間は、面接触である方が、接触不良が生じにくい。よって導電性を確保しつつ接触不良がより生じにくくなるという観点から、本実施の形態では導電層12は、金属薄膜により形成することが好ましい。そしてその厚さは、例えば、10nm〜100μmとすることができる。なお導電性が確保できる限りにおいて導電層12は、絶縁層11の一部にのみ設けてもよい。
このような導電層12は、絶縁層11上に蒸着等によりコーティングすることで形成することができる。この場合、絶縁層11と導電層12とは、併せて金属ラミネートフィルムとして捉えることができる。
粘着層13は、入力デバイス10を支持体の形状に合わせたときに、入力デバイス10の形状を維持するため、あるいは支持体に入力デバイス10を接着する際に支持体と入力デバイス10とを固定するために設けられる。
このような機能を発揮するため粘着層13は、感圧接着剤からなることが好ましい。即ち、接着箇所を張り合わせた瞬間に、接着が終了することが好ましい。また支持体に入力デバイス10を接着して固定する場合、支持体と入力デバイス10との接着は、強固である必要はなく、入力デバイス10を支持体から簡単に離脱させることができる方が、むしろ好ましい。本実施の形態では、入力デバイス10の六角形状の1つの辺に沿った位置とその辺に対向する辺に沿った位置の2箇所に粘着層13を配している。
このような入力デバイス10を使用することで、タッチパネルを操作する際に、ユーザは、タッチパネルに直接指を接触させる必要がなく、指の摩滅感を感じにくくなる。更に指を使用する場合よりタッチパネルへの接触面積を小さくすることができる。そのためタッチパネルに接触する箇所の位置の精度を向上させることができる。
また本実施の形態では、絶縁層11および導電層12の二層構造にすることで、入力デバイス10を構成する。これが絶縁層11のみであると、タッチパネルと人体との間に、微弱電流を流すことが困難となり、入力デバイスとして機能しない。また導電層12のみであると、導電層12を金属で形成した場合には、上述の通り、先端部14において点接触となりやすく接触不良が生じやすい。一方、本実施の形態の入力デバイス10では、絶縁層11は可撓性を有する樹脂シート等からなるため、先端部14において弾性変形し、湾曲してタッチパネルに接触する。このため面接触となりやすく、微弱電流をより流しやすくすることができる。
また本実施の形態の入力デバイス10では、硬い先端部を有するスタイラスペン等に対し、タッチパネル表面に傷等が生じにくく、タッチパネルを傷めにくい。
更に近年のタッチパネルは、複数の接触点を検知することができるものが多い。つまりいわゆるマルチタッチが可能となっており、これを利用してタッチパネルに対し予め定められた動作を行なうことで、例えば、画面の拡大や縮小などの種々の機能を実現させることができる。しかしながら入力デバイスとしてスタイラスペン等を使用した場合、タッチパネルの複数の箇所をタッチすることは、困難である。一方、本実施の形態の入力デバイス10では、複数の指に入力デバイス10を装着することで、タッチパネルの複数の箇所をタッチすることは容易である。
また本実施の形態の入力デバイス10を用いることで、いわゆる使い捨ての入力デバイスが実現できる。
例えば、後述する入力デバイス10の集合体は、持ち運びは容易であり、必要なときに必要枚数を取り出してペンや指に装着して使用すればよい。使用済みの入力デバイス10は廃棄してもよい。
あるいは、使用したい場所にこの入力デバイス10を予め装備することで、ユーザが入力デバイス10を持ち歩く必要性が低くなる。また紛失しても代わりの入力デバイス10を用意することはスタイラスペン等に比較してより容易である。
更に本実施の形態の入力デバイス10は、絶縁層11として樹脂シートを用いた場合、印刷が可能である。即ち、入力デバイス10の商品名や使用方法、あるいは種々の模様などを印刷できるため意匠として優れたものを作製しやすい。
なお本実施の形態では絶縁層11および導電層12は、それぞれ1層により構成されていたが、2層以上であってもよい。即ち、絶縁層11および導電層12を交互に積層した構造にしてもよい。
更に本実施の形態では、粘着層13は、導電層12に設けられていたが、これに限られるものではなく、絶縁層11に設けてもよい。
また粘着層13は、個々の支持体の形状に合わせるためにユーザが筒状の入力デバイス10の形状を自由に設定できるという点では、設けた方がより好ましい。ただし入力デバイス10を予め筒状の形状とした状態で、流通させる場合も考えられる。この場合は、粘着層13を設けず、圧着等により接着し筒状の形状を維持させる方式も考えられる。この場合粘着層13は、必ずしも必要とはなくなる。
<入力デバイスの使用形態の説明>
次に上述した入力デバイス10の具体的な使用形態について説明を行なう。
図2(a)〜(c)は、入力デバイス10の使用形態の第1〜第3の例について説明した図である。
ここで図2(a)は、入力デバイス10の使用形態の第1の例を説明した図である。
図2(a)では、図1で示した入力デバイス10を筆記具20の形状に合わせて巻回させることで筒状の形状とした場合を示している。なおここではこの筒状の形態とした入力デバイス10を、区別のため便宜上入力デバイス10aと呼ぶ。この入力デバイス10aは、入力デバイス10を絶縁層11を外側とし、導電層12を内側として巻回させ、そして入力デバイス10の端部に配された粘着層13により接着して固定を行なうことにより筒状の形状を維持している。また入力デバイス10aは、筆記具20を先端部14に対向する位置にある先端部15の側から挿入し、筆記具20に装着した状態で使用する。
また本実施の形態では、入力デバイス10を筒状の形状にする際に、先端部15から先端部14にかけて絞り形状となるようにしている。そのため筆記具20は、先端部15から挿入する際には、余裕を有して挿入が可能であるが、筆記具20は、先端部14の方へは、貫通することができない。これにより入力デバイス10aを安定して筆記具20に装着することができる。またこの際に粘着層13を導電層12の全面に設けておけば、この粘着層13と筆記具20とが接着することで固定され、更に安定させることが可能である。
なお、入力デバイス10を、筆記具20に装着してから巻回し、筒状の形態として得た入力デバイス10aであっても上記と同様に使用できる。この際、入力デバイス10を筆記具20に装着する際、入力デバイス10に位置決め用のマーク(例えば、筆記具20の先端位置を合わせるとマークなど)が記されていることが好ましい。
そしてタッチパネルを使用するユーザは、筆記具20に装着した入力デバイス10aを把持し、入力デバイス10aの先端部14をタッチパネルに接触させることで、タッチパネルに情報の入力を行なうことができる。この際、入力デバイス10aの少なくとも一部は、筆記具20を把持する手に接触していることが好ましい。
この場合、筆記具20は、ボールペン等の通常の筆記具でよい。そのためこの形態の場合、ユーザは、使い慣れた筆記具、または手近にある筆記具を使用してタッチパネルへの情報の入力を行なうことができる。この場合、タッチパネルへの入力と通常の筆記とを両方できるデバイスが得られる。
また図2(b)は、入力デバイス10の使用形態の第2の例を説明した図である。
図2(b)では、図2(a)で示した入力デバイス10aを、図2(a)におけるIIb−IIbにおいて切断したものである。ここでは、この入力デバイス10を、区別のため便宜上入力デバイス10bと呼ぶ。入力デバイス10bは、指30を切断部の側から挿入し、指30に装着した状態で使用する。なお本実施の形態では、入力デバイス10bは、上述の通り切断部から先端部14にかけて絞り形状となるようにしている。そのため指30は、先端部14の方へは、貫通することができない。これにより入力デバイス10bを安定して筆記具20に装着することができる。更に図1(a)の場合と同様に、粘着層13を導電層12の全面に設けておけば、この粘着層13と指30とが接着することで固定され、更に安定させることが可能である。
そしてタッチパネルを使用するユーザは、指30に装着した入力デバイス10bの先端部14をタッチパネルに接触させることで、タッチパネルに情報の入力を行なうことができる。
更に図2(c)は、入力デバイス10の使用形態の第3の例を説明した図である。
図2(c)では、図2(b)で示した入力デバイス10bを、図2(b)におけるIIc−IIcにおいて更に切断したものである。ここでは、この入力デバイス10を、区別のため便宜上入力デバイス10cと呼ぶ。入力デバイス10cは、指30全体を巻回するだけの幅はなく、指30の一部に接触して装着した状態で使用する。この場合、粘着層13により入力デバイス10cと指30とは、接着され固定されている。
そしてタッチパネルを使用するユーザは、指30に装着した入力デバイス10cの先端部14をタッチパネルに接触させることで、タッチパネルに情報の入力を行なうことができる。
このように本実施の形態の入力デバイス10は、絶縁層11および導電層12は、一体として湾曲自在であるため、容易に支持体の形状に合わせることができる。更にタッチパネルへの入力をより行ないやすくするために、上述した入力デバイス10b,10cのように切断等によりその長さを合わせることが容易である。なお入力デバイス10b,10cを展開した場合は、例えば、図1(a)においてIb−Ibで切断した形状となり、この場合、五角形の形状をなす。
なお本実施の形態では、導電層12を内側として巻回させているため、絶縁層11は外側となる。そのためタッチパネルと直接接触するのは、絶縁層11となるが、この場合でも静電容量式のタッチパネルから、入力デバイス10a,10b,10cおよび人体を通し、微弱電流を流すことが可能である。よって入力デバイス10a,10b,10cによりタッチパネルに情報の入力を行なうことに支障はない。
また入力デバイス10a,10b,10cは、図1に示した入力デバイス10を絶縁層11を外側とし、導電層12を内側として巻回させることで作製したが、絶縁層11を内側とし、導電層12を外側として巻回させることで作製してもよい。
なお以上のような入力デバイス10a,10b,10cを使用してタッチパネルに情報の入力を行なう方法は、入力デバイス10a,10b,10cを静電容量式のタッチパネルに接触させることでタッチパネル上の位置を入力することを特徴とする入力方法として捉えることができる。
<入力デバイスの集合体の説明>
次に入力デバイス10を集合させた集合体について説明を行なう。
図3(a)〜(c)は、入力デバイスの集合体の第1〜第3の例について説明した図である。
ここで図3(a)は、入力デバイス10の集合体の第1の例を説明した図である。
図3(a)に示した集合体100は、入力デバイス10をその厚み方向に積層させたものである。そして入力デバイス10を粘着層13を介して積層させることで集合体100としている。このような形態とすることで、入力デバイス10を流通させる場合において、集合体100としてまとめた形で流通させることができる。そして入力デバイス10を使用するユーザは、集合体100から1枚ずつ入力デバイス10をはぎ取り、支持体である筆記具20や指30に装着することで入力デバイス10を使用することができる。
また図3(b)は、入力デバイス10の集合体の第2の例を説明した図である。
図3(b)に示した集合体200は、台形状とした入力デバイス10を平面状に結合させることで集合体200としている。本実施の形態では、各入力デバイス10の間は、ミシン目となっており、これにより各入力デバイス10は結合している。そして入力デバイス10を使用するユーザは、集合体200からミシン目の部分を破ることで入力デバイス10を分離し、支持体である筆記具20や指30に装着することで入力デバイス10を使用することができる。
本実施の形態では、各入力デバイス10の向きを互いに逆にして結合させることで、集合体200をテープ状とすることができる。そしてこのテープ状の集合体200を巻き取る形態で、集合体200を流通させることができる。
また図3(c)は、入力デバイス10の集合体の第3の例を説明した図である。
図3(c)に示した集合体300は、筒状の形状の入力デバイス10bを積層させることで集合体300としている。このような形態とすることで入力デバイス10bを使用するユーザは、入力デバイス10bを集合体300から1つずつ取り外し、支持体である筆記具20や指30に装着することで入力デバイス10bを使用することができる。またこの形態では、支持体である筆記具20や指30に装着する際に巻回させる必要はない。そのためユーザは、即座に入力デバイス10bを使用することができる。
このように入力デバイス10を集合体とし、ユーザが、この集合体を持ち歩くことで、入力デバイス10を紛失しても代わりの入力デバイス10がすぐに用意できることになる。そのためユーザは、入力デバイス10を紛失してもタッチパネルへの入力の手段をより失いにくくなる。
10…入力デバイス、11…絶縁層、12…導電層、13…粘着層、20…筆記具、30…指、100,200,300…集合体

Claims (9)

  1. 静電容量式のタッチパネルに接触させることで、当該タッチパネル上の位置を入力するための入力デバイスであって、
    可撓性を有する絶縁層と、
    前記絶縁層に積層されている導電層と、
    を備え、
    前記導電層よりも前記絶縁層を外側として当該絶縁層および当該導電層を一体として筒状の形状とした入力デバイス。
  2. 前記絶縁層および前記導電層の少なくとも一部に設けられる粘着層を更に備える請求項1に記載の入力デバイス。
  3. 前記形状は、指に装着するための形状として決定される請求項1または2に記載の入力デバイス。
  4. 静電容量式のタッチパネルに接触させることで、当該タッチパネル上の位置を入力するための入力デバイスであって、
    可撓性を有する絶縁層と、
    前記絶縁層に積層されている導電層と、
    を備え、
    前記絶縁層が樹脂シートであり、
    前記絶縁層および前記導電層は、支持体の形状に合わせるために一体として湾曲自在である入力デバイス。
  5. 前記絶縁層および前記導電層の少なくとも一部に設けられる粘着層を更に備える請求項に記載の入力デバイス。
  6. 前記支持体は、指である請求項またはに記載の入力デバイス。
  7. 前記絶縁層および前記導電層は、一体として五角形または六角形の形状をなす請求項乃至の何れか1項に記載の入力デバイス。
  8. 請求項1乃至の何れか1項に記載の入力デバイスを静電容量式のタッチパネルに接触させることで当該タッチパネル上の位置を入力する入力方法。
  9. 静電容量式のタッチパネルに接触させることで、当該タッチパネル上の位置を入力するための入力デバイスを集合させた集合体であって、
    前記入力デバイスは、
    可撓性を有する絶縁層と、
    前記絶縁層に積層されている導電層と、
    を備え、
    以下の(1)〜(3)の何れか1つにより集合させる集合体。
    (1)前記絶縁層または前記導電層の少なくとも一部に設けられる粘着層を更に備え、前記入力デバイスを当該粘着層を介して積層させること
    (2)前記入力デバイスを平面状に結合させること
    (3)前記入力デバイスを筒状の形状とし、筒状の形状の当該入力デバイスを積層させること
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