JP6601803B2 - タッチセンサおよびブレスレット型デバイス - Google Patents

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Description

本発明はタッチセンサに関し、特に身体の一部に身につけて利用できるウェアラブルタッチセンサと、これを利用したブレスレット型デバイスに関する。
近年、日常生活における運動量を記録するライフログデバイスや、メガネ型や腕時計型の情報機器であるスマートデバイスなど、身に着けて利用する高機能デバイスが開発されており、例えば、特開2013−146557号公報公報(特許文献1)には腕時計型のウエアラブルデバイスの記載がある。そして、こうした高機能デバイスにおいては金属製の部材による入力ボタンやタッチセンサが用いられている。
特開2013−146557号公報公報
身に着けて利用する高機能デバイスでは、タッチパネルを操作する操作面とは反対側の裏面で身体と触れるため、この高機能デバイスに組み込まれたタッチセンサでは、その裏面側からの静電容量変化をも感知する。特に高機能デバイスが薄型であれば、裏面側での身体との接触、非接触による静電容量変化により誤動作が生じるおそれがあった。そのため、肌に直接触れる高機能デバイスにおいては、センサを配置できる箇所が制限されていた。本発明はこうした課題を克服するためになされたものであり、裏面側からの静電容量変化を感知し難いタッチセンサであり、特に身に着けて利用しても誤動作が起こり難いタッチセンサと、これを利用したブレスレット型デバイスを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために次に記すタッチセンサを提供する。
即ち、複数のセンサ電極を有するセンサ電極層を備え、操作面側に位置する表面保護層と操作面とは反対面側に位置する裏面保護層とが積層したタッチセンサについて、操作面とは反対側からの静電容量変化を感知し難くする抑止部材を裏面保護層に設けたタッチセンサである。
センサ電極層の裏面側に静電容量変化を感知し難くする抑止部材を設けたため、タッチセンサの裏面に操作者が触れた場合であっても、センサ電極は静電容量の変化を検知し難くすることができる。したがって、例えばブレスレット型のウェアラブルセンサであって、その裏面が腕に触れたり離れたりして使用される場合であっても、腕の接触の有無による静電容量の変化を検知し難いため、誤動作を起こし難くすることができる。 このように、その一方面だけでなく、他方面についても静電容量変化を起こし易い用途について、本発明のタッチセンサを利用すれば誤動作を起こし難くすることができるのである。
センサ電極層が、ベースフィルムと、そのベースフィルムの一方面に形成された複数のセンサ電極と、そのセンサ電極を覆うレジストとを備えるセンサシートからなるタッチセンサとすることができる。
センサ電極層が、ベースフィルムと、そのベースフィルムの一方面に形成された複数のセンサ電極と、そのセンサ電極を覆うレジストとを備えるセンサシートからなるため、市販のセンサシート等を利用すれば製造が容易であり、製造工程を短くすることができる。また、複数のセンサ電極と接続する配線を束ねた端子を利用して、センサ信号を処理する制御部への接続を簡単に行うことができる。また、センサ電極がベースフィルムとレジストとで保護されているため、曲げ伸ばし等の外力に対して耐性が強いタッチセンサとすることができる。
抑止部材に、肉厚が表面保護層の3倍以上の絶縁部を含むタッチセンサとすることができる。
抑止部材に、肉厚が表面保護層の3倍以上の絶縁部を設ければ、静電容量の変化は厚みに反比例することから、表面保護層と裏面保護層とを同材料とすれば、表面に対して裏面の静電容量の変化を1/3以下とすることができる。したがって、この程度の差があれば表面と裏面の信号を区別できるため裏面からの信号をノイズと判別して誤動作を抑止することができる。
抑止部材に、表面保護層に比べて誘電率が低い絶縁部を含むタッチセンサとすることができる。
抑止部材に、表面保護層に比べて誘電率が低い絶縁部を含むため、裏面保護層の厚みを薄くしても効果的に静電容量の変化を検出し難くすることができる。よって、薄型の機器に適用する場合に好適である。
抑止部材に、操作面に対する垂直方向においてセンサ電極に少なくとも一部が重なるように位置した導電部を含み、かつこの導電部はセンサ電極に対して絶縁状態にあるタッチセンサとすることができる。
抑止部材に、操作面に対する垂直方向においてセンサ電極に少なくとも一部が重なるように位置した導電部を含み、かつこの導電部はセンサ電極に対して絶縁状態にあるため、裏面保護層の外表面とセンサ電極との間の静電作用を遮ることができ、誤動作を抑制することができる。
導電部はグラウンドに接続することが好ましい。導電部をグラウンドに接続することで、導電部の電位を一定に保つことができ、電位変化を起こしにくくして裏面保護層側の静電容量変化を検出し難くすることができる。
こうしたタッチセンサは、操作面とは反対面側に操作者の身体の一部が接触するウェアラブルタッチセンサとして用いることができ、センサ信号を処理する制御部をも備えたウェアラブルタッチセンサやブレスレット型デバイスとすることができる。
本発明のタッチセンサによれば、身に着けて用いるウェアラブルタッチセンサやブレスレット型デバイスとして利用しても誤動作が起こり難い。
第1実施形態のウェアラブルタッチセンサを備えたブレスレット型デバイスの斜視図である。 図1のブレスレット型デバイスについて一つのセンサ電極の上で帯状に開くように切断した状態の断面図である。 ブレスレット型デバイスの環状の周囲を二つの環に二分するように切断した状態の断面図である。 第2実施形態のウェアラブルタッチセンサを備えたブレスレット型デバイスの図3相当の断面図である。 第3実施形態のウェアラブルタッチセンサを備えたブレスレット型デバイスの図3相当の断面図である。 第4実施形態のウェアラブルタッチセンサを備えたブレスレット型デバイスの図2相当の断面図である。 第5実施形態のウェアラブルタッチセンサを備えたブレスレット型デバイスの図2相当の断面図である。 試料1の平面図である。
次に示す実施形態でさらに詳細に説明する。なお、各実施形態で共通する部材については、同一の符号を付して重複説明を省略する。また、共通する材質、作用、効果等についても重複説明を省略する。
第1実施形態[図1〜図3]
本実施形態のブレスレット型デバイス10の斜視図を図1で示す。このデバイス10の外観は、種々の表示がなされる表示部1に環状のベルト2を有し結合部3を開閉することで腕に取付け、取り外しできる形状をしている。また、デバイス10を機能的に見れば、ウェアラブルタッチセンサ11として適用したタッチセンサと、そのウェアラブルタッチセンサ11のセンサ電極14と導通接続してセンサ信号を処理する制御部12(表示部1となる部位)と、それ以外の部分となる帯部13と結合部3とで構成されている。
ウェアラブルタッチセンサ11は、本実施形態ではベルト2の一方部分をなし、一方端が制御部12に結合し、他方端が結合部3に結合している。そして、デバイス10の表面2aが入力操作する操作面となり、反対側が裏面2bとなる。操作者が操作面をタッチしてセンサ電極14が静電容量の変化を検出し、その出力が制御部12に入力される。
図2には、一つのセンサ電極14の上で、環状のデバイス10を帯状に開くように切断した状態の断面図を示す。ウェアラブルタッチセンサ11は、デバイス10の表面2a側から、表面保護層15、センサ電極層16、裏面保護層17がこの順で積層して構成されている。
センサ電極層16は、本実施形態では複数のセンサ電極14を有するセンサシート11aからなっている。センサシート11aは、ベースフィルム11bに複数の導電性のセンサ電極14と配線(図示せず)を設けレジスト11cで覆った積層構成からなるシート状物である。センサシート11aとすることで、制御部12に接続する端部や配線を形成し易い。
ベースフィルム11bは、熱可塑性の樹脂フィルムからなることが好ましい。熱可塑性樹脂であれば、加熱して容易に成形することができるからである。材質としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリエチレンナフタレート(PEN)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリウレタン(PU)樹脂、ポリアミド(PA)樹脂、ポリエーテルサルフォン(PES)樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)樹脂、ポリイミド(PI)樹脂、シクロオレフィンポリマー(COP)などを挙げることができる。
表面保護層15と裏面保護層17との間に加飾層(図示せず)を設けるような場合は、センサシート11aに透明性が要求されるため、ベースフィルム11bも透明性のある樹脂フィルムを用いることが好ましい。
ベースフィルム11bの厚さは、特に制限されないが10μm〜200μmであることが好ましい。
ベースフィルム11bには、導電性高分子との密着性を高めるプライマー層や、表面保護層、帯電防止等を目的とするオーバーコート層などを設けて表面処理を施すこともできる。
センサ電極14は、導電インキや導電性高分子を含んで構成される。導電性高分子を用いれば、伸縮に対して導電性が失われにくく、透明性の高いセンサ電極14が得られる。また、液状の塗液を形成し印刷形成することができ、ITO等と比べて安価にセンサ電極14が得られる点でも好ましい。一方、透明性が必要でない場合には、銀インキやカーボンペースト等の導電インキでセンサ電極14を形成することができる。銀インキは、低抵抗で感度の優れたセンサ電極14を形成できる点で好ましい。一方、カーボンペーストは、導電性高分子よりも安価にセンサ電極14が得られる点や、耐候性に優れる点で好ましい。
センサ電極14として形成し得る透明性のある導電性高分子には、ポリパラフェニレンや、ポリアセチレン、PEDOT−PSS(ポリ−3,4−エチレンジオキシチオフェン−ポリスチレンスルホン酸)等が例示できる。
センサ電極14の層厚は、0.04μm〜1.0μmが好ましく、0.06μm〜0.4μmがさらに好ましい。層厚が0.04μm未満であるとセンサ電極14の抵抗値が高くなるおそれがあり、層厚が1.0μmを超えると透明性が低くなるおそれがある。
なお、センサ電極14の層厚は、ベースフィルム11bにセンサ電極14を形成して原子間力顕微鏡(AFM)を用いて測定することができる。
配線は、制御部12とセンサ電極14とを導通接続する導電線であり、銅やアルミニウム、銀、またはそれらの金属を含む合金等の高導電性金属を含む導電ペーストや導電インキから形成されることが好ましい。また、これらの金属や合金の中でも導電性が高く、銅よりも酸化し難いという理由から銀配線とすることが好ましい。
配線の厚さは1.0μm〜20μmとすることが好ましい。1.0μm未満では配線の抵抗値が上昇しやすく、ノイズの原因になるおそれがある。一方、20μmを超えると、段差が大きくなることから、レジスト11cを塗布するときに気泡が入るおそれが高くなる。
レジスト11cは、複数のセンサ電極14間の導通防止と、センサ電極14を紫外線や引っ掻き等から保護するために設けられる絶縁性の被膜である。また、銀ペーストや金属からなる配線の硫化を防止する用途としても好適である。
レジスト11cとなる樹脂には、硬質の樹脂が選択され、例えば、アクリル系やウレタン系、エポキシ系、ポリオレフィン系の樹脂、その他の樹脂を用いることができ、透明性が要求される場合には透明性のある樹脂が用いられる。
レジスト11cの厚さは、通常は、6μm〜30μmであり、好ましくは10μm〜20μmである。30μmを超えると柔軟性に乏しくなり、6μm未満であるとセンサ電極14の保護が不十分となるおそれがあるからである。
表面保護層15は、センサシート11aであるセンサ電極層16に対して操作面側に位置してセンサ電極層16を保護している。表面保護層15に用いる材質としては、硬質樹脂やエラストマーを用いることができる。これらの中でもデバイス10の装着性や肌触りなどを考慮すると柔軟なエラストマーを用いることが好ましい。柔軟なエラストマーとしては、熱硬化性ゴムや熱可塑性エラストマーを例示することができる。
また、表面保護層15には、誘電率が高い材質を用いることが好ましい。比較的誘電率の高いポリウレタン系樹脂やポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂を用いたり、チタン酸バリウムや酸化チタン等の誘電率を高める充填材を添加したりすることで、表面保護層15の誘電率を高めることができる。
表面保護層15の厚みは、センサ電極層16を保護する所望の保護効果が得られる範囲で薄い方が好ましい。薄い方がセンサ感度を高めることができるからである。また、裏面保護層17よりも薄いことがより好ましい。操作者が操作面を触れたときの静電容量変化を大きくし、誤動作を起こし難くすることができるためである。
表面保護層15の表面や裏面に模様やデザイン等を施すための加飾層を設けることができる。加飾層を表面保護層15の裏面に設ける場合には、表面保護層15は透明性のある樹脂で形成する必要がある。
本実施形態の裏面保護層17は、表面保護層15よりも低誘電率の絶縁部として構成し、それ自体が抑止部材17aとなっている。抑止部材17aは裏面2bでの腕との接触、非接触による静電容量変化をセンサ電極14に伝わり難くするための部材である。
抑止部材17aとする裏面保護層17の誘電率を低くする方法としては、素材自体に誘電率の低い材料を用いたり、空気層を構成することを例示することができる。より具体的には、誘電率が比較的低い、シリコーン系の材料やポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂や発泡体を用いる方法、表面に突起を形成して空気層を形成させる方法などを挙げることができる。
抑止部材17aとしての裏面保護層17の厚みは、所望の保護効果が得られる厚さとする。また、表面保護層15よりも厚いことが好ましい。操作者が裏面保護層17に触れた際の静電容量変化が、操作面に触れた際の静電容量変化よりも小さければ、所定の閾値を設定することで、操作者が触れた面を判別することができるからである。特に表面保護層15と裏面保護層17のそれぞれの材質の誘電率差が小さければ、厚みに差をつけることで誤動作を起こし難くすることができる。
これまでの説明では、センサシート11aのベースフィルム11bを裏面保護層17と接触する位置に、そしてセンサシート11aのレジスト11cを表面保護層15と接触する位置に配置して各層を積層したが、ウェアラブルタッチセンサ11の中でのセンサシート11aの表裏を反対に配置しても良い。但し、レジスト11c側に表面保護層15を設けた方が好ましい。一般にレジスト11cの方がベースフィルム11bよりも厚みが薄いため、逆に設けた場合と比較してセンサ電極14と操作面との距離を短くすることができるためである。
ウェアラブルタッチセンサ11を製造するには、センサシート11aをインサート成形して表面保護層15や裏面保護層17と一体成形したり、裏面保護層17とセンサシート11aとを重ねその上に表面保護層15となる液状樹脂を塗布したり、あらかじめ成形していた表面保護層15と裏面保護層17との間にセンサシート11aを挟んで固着したりすることができる。
ウェアラブルタッチセンサ11と制御部12とは、それぞれ別部材として構成し、センサ電極14から伸びる配線を制御部12の所定の部位と導電接続させながら両者を固着させている。
制御部12は、ウェアラブルタッチセンサ11の出力を処理し、必要に応じて情報を表示し、さらに外部機器との信号の入出力をする機能を備えている。また、この制御部12には表示パネルが設けられており、種々の情報を表示する表示部1ともなっている。
図3には、輪状のデバイス10の周囲を二分するように切断した状態の断面図を示す。この断面図で示すように、図面の左右に位置するベルト2のうち、左側がウェアラブルタッチセンサ11となり、右側は柔らかなプラスチックやゴム系材料、または革等で形成される帯部13となっている。図面上側には表示部1を備える制御部12が位置し、図面下側には結合部3が形成されている。
ウェアラブルタッチセンサ11とこれを含むデバイス10は、操作者が結合部3を解いてベルト2を腕に巻き付けて利用する。操作者が指でセンサ電極14のある表面2aに触れると、センサ電極14に導通している制御部12で静電容量変化を検知し必要な処理を行う。場合により、その結果を表示部1を通じて表示する。一方、腕に巻き付けたデバイス10は、腕との間に隙間がある状態で装着すれば、ウェアラブルタッチセンサ11との間でも隙間が生じたり接触したりを繰り返し、それによって生じた静電容量変化が抑止部材17aによってセンサ電極14に伝わり難いため、この接触非接触で生じる誤作動を起こしにくい。
変形例
表面保護層15と裏面保護層17の材質を同じ材質で形成することができ、その場合の裏面保護層17の肉厚は、表面保護層の3倍以上とすることが好ましい。操作者が触れたときの静電容量の変化は厚みに反比例するため、表面保護層15の厚みに対して封止部材17aの厚みを3倍以上とすれば、静電容量の変化も厚みの差に比例して小さくすることができるからである。概ね静電容量の変化が3倍以上であれば、操作面からと裏面からとの信号を区別できるため、両者をノイズと信号とに分けて誤動作を抑止することができる。
このように、表面保護層15と裏面保護層17の誘電率差を利用する場合には、表面保護層15と裏面保護層17を別材質とすることが容易であるが、表面保護層15と裏面保護層17を同材質としてもその厚みを変えることで調整できる。
第2実施形態[図4]
図4には、別の実施形態となるブレスレット型デバイス20を示す。このデバイス20では、ウェアラブルタッチセンサ21の構成が異なり、センサ電極層16をセンサシート11aとする代わりに、センサ電極14のみからなる単独層としている。
ウェアラブルタッチセンサ21の製造は、裏面保護層17上にセンサ電極14を印刷形成し、表面保護層15を積層して行うことができる。
こうした態様としても、裏面2bが身体に触れたり触れなかったりといったことが起きても誤動作が起こりにくいデバイス20とすることができる。
第3実施形態[図5]
図5には、さらに別の実施形態となるブレスレット型デバイス30を示す。このブレスレット型デバイス30では、ウェアラブルタッチセンサ31が異なっている。
より詳細に説明すれば、ベルト2の全体がウェアラブルタッチセンサ31であり、図5右側に位置するベルト2も、ウェアラブルタッチセンサ31を構成する裏面保護層17と表面保護層15との積層部分で構成されている。また、制御部12も裏面保護層17の上に固着されて一体となっている。
こうした態様としても、裏面2bが身体に触れたり触れなかったりすることによる誤動作が起こりにくいデバイス30とすることができる。
第4実施形態[図6]
図6には、さらに別の実施形態となるブレスレット型デバイス40の図2相当断面図を示す。このブレスレット型デバイス40では、ウェアラブルタッチセンサ41の裏面保護層17に導電性の抑止部材17bを設けた点がこれまでの実施形態とは異なる。
裏面保護層17は、絶縁部19とともに導電性の抑止部材17bを有している。導電性の抑止部材17bは、銅やアルミニウム、ステンレス等の金属材料、銀粉末や銅粉末を樹脂に分散した導電性樹脂、あるいは導電性高分子で形成することができる。図6では、抑止部材17bが外装となるように最外層に配置している。
この抑止部材17bは、デバイス40の表面2aに対する垂直方向で、センサ電極14の少なくとも一部を覆うように形成されており、完全に覆うことが好ましい。図6で示す態様ではセンサ電極14の全体を覆っている。センサ電極14を覆うことで、操作者がデバイス40の裏面2bに触れてもセンサ電極14が静電容量の変化を検出し難くすることができる。
第5実施形態[図7]:
図7には、さらに別の実施形態となるブレスレット型デバイス50の図2相当断面図を示す。このブレスレット型デバイス50でもウェアラブルタッチセンサ51の裏面保護層17に導電性の抑止部材17cを設けているが、その配置が先の実施形態とは異なる。
裏面保護層17は、絶縁部19とは別に導電性の抑止部材17cを有し、抑止部材17cは、ベースフィルム11bの裏面に固着して設けられている。このようにしても、センサ電極14は抑止部材17cで覆われているので、裏面保護層17に操作者が触れても、センサ電極14が静電容量の変化を検出しないようにすることができる。
センサ電極層16がセンサ電極14のみからなる場合には、抑止部材17cはセンサ電極14と絶縁状態で配置される必要があり、裏面保護層17の内部、即ち、絶縁部19の内部に埋め込んで配置することができる。
導電性の抑止部材17cは、裏面保護層17の中で電気的に孤立(浮遊)した状態としする他、制御部12に設けたグラウンド(GND)に接続するようにすることができる。こうすることで、デバイス50の裏面2bに操作者が触れても、抑止部材17cの電位は一定に保たれるため、よりいっそう裏面2bからの静電容量変化を検出しないようにすることができる。
上記実施形態は本発明の一例であり、こうした形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に反しない限度において、各部材の形状、材質、製造方法等の変更、取り替えを含むものである。
例えば、裏面保護層17を、低誘電率の材質で且つ厚膜に形成することもできるし、抑止部材17a〜17cはそれぞれ別の実施形態にも適用できる。また、センサシート11aでセンサ電極層16を形成したところをセンサ電極14の単独層とすることができ、また、その逆も可能である。
さらに、制御部12に表示部1を有するものとしたが、表示部1を備えないものであっても良く、制御部12での処理データをPC等で表示できるように制御部12を形成しても良い。
以上のタッチセンサは、ウェアラブルタッチセンサ11〜51としてブレスレット型のデバイス10〜50に適用した例を説明したが、こうしたデバイス10〜50に限定されるものではなく、グラス型デバイスやグローブ型デバイス、衣服の一部に入力デバイスを設ける場合などについて、一方面が操作面であり、他方面が操作者に触れるデバイスであれば、適用することができる。
上述の説明では、指でタッチ操作する面を「表面」、腕などの接触する面を「裏面」としたが、腕などとの接触を検知する用途に用いる場合には、腕などに接触する面を「表面」とし、その反対側の面を「裏面」とすることができる。
また、裏面の一部に抑止部材を設けない部位を備えることで、その部位のセンサ電極層によって裏面の静電容量の変化を検知するようにしても良い。
以下の各実験例に基づいてさらに詳細に説明する。ウェアラブルタッチセンサを模した以下に示す各種試料を作製し、その各試料の裏面に操作者が触れたときの影響を評価した。
1.各試料の作製
<試料1>:
ウェアラブルタッチセンサを模した以下に示す試料1を作製した。試料1の平面図を図8で示す。
まず、帯状で厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(ベースフィルム(11b))の一方面にセンサ電極(14)およびレジスト(11c)が積層したセンサシート(センサ電極層)(11a)を作製した。より具体的には、幅が20mmで、長さが180mmのベースフィルム(11b)の表面に透明導電性インキで幅15mm×長さ25mmのセンサ電極(14)となる導電部を6つ形成し、各センサ電極(14)からベースフィルム(11b)の一方端まで伸びる配線(20)を形成し、その上に透明なポリウレタン系樹脂インキを用いてレジスト(11c)を形成した。このとき配線の前記一方端はレジスト(11c)で覆わず、カーボンインキを重ねて端子(21)とした。センサ電極(14)、配線(20)、レジスト(11c)、端子(21)は、ともにスクリーン印刷で形成した。
こうしたセンサシート(11a)のレジスト(11c)側の表面に、端子(21)が露出するように厚さ1mmのシリコーンゴム層からなる表面保護層(15)を設け、ベースフィルム側の表面に厚さ1mmのシリコーンゴム層からなる裏面保護層(17)を設けた。こうしてウェアラブルタッチセンサを模した試料1を作製した。
<試料2>:
裏面保護層を厚さ1mmのシリコーン発泡層とした以外は、試料1と同様にして試料2を作製した。
<試料3>:
裏面保護層を厚さ3mmのシリコーンゴム層とした以外は、試料1と同様にして試料3を作製した。
<試料4>:
裏面保護層を、厚さ1mmのシリコーンゴム層からなる絶縁部と、その外側表面に設けた厚さ12μmのアルミニウム箔からなる抑止部材とで構成した以外は、試料1と同様にして試料4を作製した。
<試料5>:
試料4において、抑止部材(アルミニウム箔)を測定装置のグラウンド(アース)に接続した以外は、試料4と同様にした試料5を作製した。
<試料6>:
裏面保護層を、センサシートの裏面に積層して設けた厚さ12μmのアルミニウム箔からなる抑止部材と、抑止部材を覆うように設けた厚さ1mmのシリコーンゴム層からなる絶縁部とで構成した以外は、試料1と同様にして試料6を作製した。試料6は、センサ電極と抑止部材とは、ポリエチレンテレフタレートフィルムを介して絶縁状態となっている。
<試料7>:
試料6において、抑止部材(アルミニウム箔)を測定装置のグラウンド(アース)に接続した以外は、試料6と同様にした試料7を作製した。
2.感度試験
各試料について、センサ電極と接続した配線をPSoC IC(サイプレス社製マイコン CY8C24894)に接続して感度(Diff)を測定した。PSoC ICのパラメータ設定は、Resolution(分解能)を13bit(8192)、Ref Valueを4、Rb抵抗を3.3KΩとした。
感度試験1: 絶縁性の試料台に各試料を載せた状態で、表面(表面保護層側、以下同様)を指で触ったときの感度の変化を測定した。この測定値をS1とする。
感度試験2: 各試料を、裏面が素肌に接触するように腕に装着して、装着前後の感度の変化を測定した。この測定値をN(ノイズ)とする。
感度試験3: 各試料について、感度試験2の腕に装着した状態で、表面を指で触ったときの感度の変化を測定した。この測定値をS2とする。
S/N比: 表面を指で触れたときの感度の変化をシグナル(S1、S2)、裏面が腕に触れたときの感度の変化をノイズ(N)としてS/N比を計算した。
以上の結果を次の表1に示す。
Figure 0006601803
本試験は、ウェアラブルタッチセンサについて、裏面への腕の接触の有無に限らず、表面から入力操作が可能かを評価するものである。したがって、裏面に腕が接触したときの感度の変化をノイズとして、裏面に腕が接触していない状態での入力操作S1、および裏面に腕が接触した状態での入力操作S2の値がノイズの値よりも大きければ、ノイズとシグナルを識別できることになる。
試料1は、S1/N比およびS2/N比が共に1.0未満であった。すなわち、シグナルよりノイズの方が大きいため、シグナルを識別できないという結果であった。試料2〜試料7は、何れもS1/N比およびS2/N比が共に1を超え、シグナルを識別できる結果となった。
試料2〜試料7の中でも、裏面保護層の厚みを表面保護層の厚みの3倍にした試料3では、S1/N比およびS2/N比がともに2以上となった。これより、同材質または誘電的な性質が似た材質である場合には、厚みを3倍以上とすることが好ましいことがわかった。一方で、試料2と試料1の比較からは、発泡材のような誘電率が低い材質を用いることで、厚みが同じであっても裏面への腕の接触の影響を小さくできることがわかった。また、試料4と試料5、試料6と試料7の比較から、導電性の抑止部材を設ける場合には、抑止部材をグラウンドに接続することで、S1/N比およびS2/N比をともに大きく向上させることがわかった。また、試料5と試料7は特にS1/N比およびS2/N比の両者とも大きく、ウェアラブルタッチセンサとしては抑止部材をグラウンドに接続する構成が好ましいことがわかった。
1 表示部
2 ベルト
2a 表面
2b 裏面
3 結合部
10,20,30,40,50 ブレスレット型デバイス
11,21,31,41,51 ウェアラブルタッチセンサ(タッチセンサ)
11a センサシート
11b ベースフィルム
11c レジスト
12 制御部
13 帯部
14 センサ電極
15 表面保護層
16 センサ電極層
17 裏面保護層
17a,17b,17c 抑止部材
19 絶縁部
20 配線
21 端子

Claims (7)

  1. 複数のセンサ電極を有するセンサ電極層を備え、操作面側に位置する表面保護層と操作面とは反対面側に位置する裏面保護層とが積層したタッチセンサにおいて、
    前記操作面とは反対面側に操作者の身体の一部が接触するウェアラブルタッチセンサであり、
    前記操作面とは反対側からの静電容量変化を感知し難くする抑止部材を裏面保護層に設けたことを特徴とするタッチセンサ。
  2. センサ電極層が、ベースフィルムと、そのベースフィルムの一方面に形成された複数のセンサ電極と、そのセンサ電極を覆うレジストとを備えるセンサシートからなる請求項1記載のタッチセンサ。
  3. 抑止部材に、肉厚が表面保護層の3倍以上の絶縁部を含む請求項1または請求項2記載のタッチセンサ。
  4. 抑止部材に、表面保護層に比べて誘電率が低い絶縁部を含む請求項1〜請求項3何れか1項記載のタッチセンサ。
  5. 抑止部材に、操作面に対する垂直方向においてセンサ電極に少なくとも一部が重なるように位置した導電部を含み、かつこの導電部はセンサ電極に対して絶縁状態にある請求項1〜請求項4何れか1項記載のタッチセンサ。
  6. 導電部をグラウンドに接続した請求項5記載のタッチセンサ。
  7. 請求項1〜請求項何れか1項記載のタッチセンサと、前記センサ電極と導通接続してセンサ信号を処理する制御部とを備えるブレスレット型デバイス。
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