JP2002169653A - タッチ入力装置 - Google Patents

タッチ入力装置

Info

Publication number
JP2002169653A
JP2002169653A JP2001202249A JP2001202249A JP2002169653A JP 2002169653 A JP2002169653 A JP 2002169653A JP 2001202249 A JP2001202249 A JP 2001202249A JP 2001202249 A JP2001202249 A JP 2001202249A JP 2002169653 A JP2002169653 A JP 2002169653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
touch
touch surface
input device
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001202249A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3628985B2 (ja
Inventor
Yoshikiyo Watabe
嘉清 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001202249A priority Critical patent/JP3628985B2/ja
Publication of JP2002169653A publication Critical patent/JP2002169653A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3628985B2 publication Critical patent/JP3628985B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチ入力装置の操作性を向上する。 【解決手段】 指先をタッチ面1に接触して入力するタ
ッチ入力装置の前記タッチ面1に突部2を形成し、接触
感が異なる入力区域20を形成する。そして、例えば、
入力区域20に爪が接触すると、操作者はクリック感を
感じることができる。このとき、所定の入力操作とし
て、例えば、ページ捲りなどの所要の入力ができるよう
にしてタッチ入力装置の操作性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、コンピ
ュータ、PDA、電子(気)楽器、各種リモコンなど多
種多様な電子(気)機器の入力装置に用いるのに最適な
タッチ入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子(気)機器の入力装置としてタッチ
入力装置がある。タッチ入力装置は、タッチパネルやペ
ン型入力など多種多様なものがあるが、その一つとして
例えば、ノートパソコンなどの携帯型情報端末に設けら
れるタッチパッドがある。
【0003】タッチパッドは、ポインティングデバイス
と言われるもので、タッチ面に指先を接触すると、周囲
に設けた電極の抵抗値あるいは静電容量値出力の変化か
ら指先の接触した領域に割当られたアドレスを検出する
ようになっており、その検出したアドレスを画面上のカ
ーソルに反映させるというものである。
【0004】ところで、近年、タッチパッドは、例え
ば、タッチ面を叩いたり(タッピング)、タッチ面の所
定の位置をなぞったりすることで、クリック、スクロー
ルなどの機能を付加して操作性の向上が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような操作性を向上させたタッチパッドでも、例えば、
ページが何枚にもわたるようなドキュメントをスクロー
ルする場合には、スクロール機能を使ったとしてもペー
ジの長さだけ何度も繰り返してタッチ面をなぞらなけれ
ばならない。
【0006】そのため、ページを飛ばして読みたいとき
でも、飛ばしたいページの分だけ何度もタッチ面をなぞ
ってスクロールしなければならず、このような使用にお
いては操作しづらく、操作性が悪い。
【0007】また、このとき、タッチ面は指でなぞりや
すくするため、滑りやすく作られており、スクロールを
早くし過ぎるとページが行き過ぎてしまうことがあり、
素早くページを表示させるには若干の慣れと勘を必要と
する場合があった。
【0008】そこで、この発明の課題は、タッチ入力装
置を、例えば、複数のページ送りも簡単にできるよう
に、また、さまざまな電子機器の入力装置にも利用でき
るように操作性を向上させることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、タッチ面に接触感が異なる入力区域
を形成し、その入力区域の接触感に応じて所要の入力を
行う構成を採用したのである。
【0010】このような構成を採用することにより、入
力の際に、接触感が異なる入力区域に例えば、指先の爪
が接触すると、操作者はクリック感を感じることができ
る。このとき、所定の入力操作として、例えば、決めら
れた量のスクロールを行うようにすれば、何度も繰り返
してタッチ面をなぞらなくとも所定のスクロールをさせ
ることができる。また、クリック感を感じたときに所定
のスクロールができるので、慣れや勘を必要とせずに素
早くページを表示させることができる。
【0011】なお、上記クリック感とは、入力区域に接
触した際の接触感が変わった時点の感覚をクリック感と
呼ぶものとする。また、異なる接触感とは、例えば、平
坦なタッチ面に突起などを設けたり、滑らかな面にザラ
ツキ面を形成することで、指先の接触感を変化させるも
のであり、接触感を変える構成は、適宜決められるもの
である。
【0012】また、このとき、上記入力区域に接触があ
ったときの、その接触感の異なる入力区域の前と後との
接触情報に基づいて所要の入力を行うようにした構成を
採用することができる。
【0013】このような構成を採用することにより、例
えば、指先が立っているときはタッチ面との接触領域が
小さいので、接触する領域は少ない。一方、指先が寝て
いるときは、タッチ面との接触面が大きいので、接触領
域は前記のものより多くなる。このとき、指先を立てて
タッチ面と接触させた状態で、例えば爪で突部(凹部や
接触感を変化させた入力区域でも同じ)を引っ掻くよう
にすると、爪の突部に対する接触面積は、突部を引っ掻
く「前」、「後」よりも「引っ掻いているとき」が最大
となるので、その変化から引っ掻いたことが検出でき
る。
【0014】このように、指先を立てて爪で引っ掻いて
入力(引っ掻きモード)したか、指先を寝かした状態で
入力(なでモード)したかが判別できるので、入力モー
ドに合わせた処理ができる。
【0015】このとき、上記接触感の異なる複数の入力
区域をタッチ面に一列に形成し、その一列に配した入力
区域の接触した数に応じて表示画面をページを捲るよう
にスクロールするようにした構成を採用することができ
る。
【0016】このような構成を採用したことにより、接
触感を変化させた入力区域を所定の間隔で一列に配置す
れば、突部を引っ掻くと複数のページ送りが簡単にでき
る。
【0017】また、掌で握れる程度の大きさの筒体を上
下に二つに分け、その一方を上記接触感の異なる複数の
入力区域を形成したタッチ面が設けられた操作部とし、
他方を握り部分として、握り部分に対して操作部が回動
するようにした構成を採用することができる。
【0018】このような構成を採用することにより、掌
で握り部分を掴んで操作部を回動させて、円筒の周上に
形成された入力区域を握った手の指で操作して入力を行
うことができる。
【0019】また、タッチ面に一条の溝を設け、その溝
に接触感の異なる入力区域を形成し、前記入力区域の形
成された溝に入力用ペン先が接触した際の接触感に応じ
て所要の入力を行う構成を採用することができる。
【0020】このような構成を採用することにより、ペ
ン先を溝に沿って移動させると、例えば、接触感が異な
るように溝に形成した凹凸にペン先が嵌まったり、ある
いは当接したりすることで、クリック感に似た感触を得
ることができる。このクリック感を利用すれば、上述の
引っ掻きモードと同様のページ送りなどの処理ができ
る。
【0021】さらに、このとき、上記ペン先の横断面形
状を両側を湾曲に形成した凹レンズ状にした構成を採用
することにより、ペン先が突条あるいは溝にかかる
「前」と「後」及び溝に「かかっているとき」の接触域
の変化を検出し、その検出した接触状況に基づいて所要
の入力を行うようにもできる。
【0022】また、このとき、上記ペン先の横断面形状
を両側を湾曲に形成した凹レンズ状にした構成を採用す
れば、ペン先を爪に似た形状とすることで、爪と同じよ
うに突条や溝を引っ掻き易くできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0024】図1に第1実施形態を示す。
【0025】この形態のタッチ入力装置は、ノート型パ
ソコンに用いるためのタッチパッドを想定したもので、
タッチ面1には複数の突部2が形成されている。また、
前記突部2は例えば、図2に示すように所定間隔で一列
に配置し、接触感の異なる入力区域20を形成してい
る。
【0026】タッチパッド本体は、例えば、ガラス基板
3上に所定の抵抗値を持つ透明抵抗膜4とタッチ面1を
形成する絶縁膜とを積層し、前記透明抵抗膜4の周縁に
電極5を設けた構造となっており、指でタッチ面1に触
れると、人体の静電容量を介して透明抵抗膜4が接地さ
れ、電極端子5までの間の抵抗値が変化するようになっ
ている。
【0027】そして、図3に示すように、コントロール
回路6を設けて電極5ごとに検出領域を設定する掃引ア
ドレスを付与することで、タッチ面1上の指先の位置が
わかるようになっている。
【0028】さらに、コントロール回路6は、前述のよ
うに、掃引アドレスによってタッチ面1上の指先の位置
を検出するとともに、判別手段Bを備えて前記アドレス
データからタッチ面1に接触する指先の状態を判別でき
るようにしてある。
【0029】すなわち、図4(a)に示すように、指先
7が立っているときは、タッチ面1と接する領域Aが少
ないので、検出信号を出力する領域Aの数も少ない。
【0030】一方、指先7を寝かせた場合は、図4
(b)のとおり、タッチ面1の接する領域Aの数が多く
なり、検出信号を出力する領域Aの数は多くなる。
【0031】このような方法により、二つの入力形態
(以下、「引っ掻きモード」と「なでモード」)を判別
できるようになっている。
【0032】この形態は、上記のように構成されてお
り、このタッチ入力装置では、従来のように、タッチ面
1に指先7を寝かせた状態で移動させると、その移動方
向と距離を画面上のカーソルに反映させることができる
ようになっている。
【0033】いま、寝かせていた指先7を立てると、コ
ントロール回路6は、指先7が接している領域Aが減る
ので、「引っ掻きモード」になったことを検出する。
【0034】この状態で、指先(爪)7の面積を「α」
とすると、図5のイのように引っ掻く前では、指先
(爪)7はタッチ面1上に在るのでタッチ面1との接触
面積は「α」となり、突部2との接触面積は「0」とな
る。次に、図5のロのように、指先(爪)7が突部2に
かかっている状態のときには、前記指先(爪)7は突部
2上に在るので、タッチ面1との接触面積は「α」から
大幅に小さくなって「0」近くになる。逆に、突部2と
の接触面積は「0」から大幅に大きくなって「α」近く
になる。そして、図5のハのように、指先(爪)7が突
部2を引っ掻いた後では、指先(爪)7は再びタッチ面
1上となるので、タッチ面1との接触面積は「α」とな
り、突部2との接触面積は「0」となる。そのときの指
先(爪)7とタッチ面1及び突部2の接触面積の関係を
図6に示す。
【0035】これらの検出には、例えば、図7(模式
図)に示すように、突部2の位置に対応させたメモリマ
ップmapを用意する。そして、そのメモリマップma
pに突部2のエリアを設けるとともに、図7(a)〜
(d)に示すように、メモリマップmap上に指先
(爪)7の移動がロケーションされるようにすれば、指
先(爪)7が突部2のエリアを通過する際のメモリマッ
プmap上のメモリ個数を見ると、接触面積が得られ
る。
【0036】そして、このように特徴のある変化を検出
したときに、例えば、ドキュメントファイルのページ送
りを行うなどの処理を設定すれば、指先(爪)7で突部
2を引っ掻く度にページを捲るようにページを送ること
ができる。
【0037】したがって、ページが何枚にもわたるよう
なドキュメントをスクロールする場合やページを飛ばし
て読みたいときには、そのページの分だけ突部2を引っ
掻けばよい。
【0038】その際、突部2を引っ掻くと、指先(爪)
7が突部2に引っ掛かって小さな音がする。その音を手
掛かりに引っ掻き続けるか、止めるか瞬時に判断でき
る。
【0039】因みに、引っ掻いたときに、次の凹凸がス
トッパーになって引っ掻き過ぎを防ぐ作用がある。ま
た、凹凸を引っ掻くときに、その凹凸や段差で力の溜が
でき、引っ掻いたときにそのスピードが勢いづいて引っ
掻き感が増す。
【0040】このように、指の腹で撫でたときと違って
指先(爪)7で凹凸を引っ掻くと、指先(爪)7は指の
腹より硬いので、より大きなフィードバックが得られ
る。
【0041】そのため、ページを送ったことがわかり、
間違ってページを送り過ぎてしまうことがないので、慣
れや勘を必要とせずに上手くページを表示させることが
できる。
【0042】なお、この形態では、タッチ面1に突部2
を設けたものを示したが、突部2に代えて凹部を設けて
も良い。なぜなら、凹部を引っ掻いても指先(爪)7が
凹部に引っ掛ってページを送ったことがわかるので、突
部2と同じ効果が得られるからである。
【0043】図8に第2実施形態として、タッチ面1に
接触感が異なる入力区域20を設けた他の態様のものを
示す。因みに、図8(b)は断面図である。
【0044】入力区域20は、図8のものの場合、ドッ
ト状となっている。このドット状の入力区域20は、ド
ット以外の部分よりも滑りにくい材質や滑り易い材質で
形成したり、あるいは、滑りにくい表面処理や滑り易い
表面処理を施すことで、タッチ面1の接触感を変化させ
てある。
【0045】例えば、タッチ面1に金属を用いたなら、
入力区域20を導電性プラスチクスで形成したり、ある
いは、構成をその逆にして接触感を変えたり、また、タ
ッチ面1に滑り易い表面処理を施したなら、入力区域2
0のドットにエンボス加工のような滑り難い表面処理を
施すようにしても良い。
【0046】このようにすることにより、入力区域20
を引っ掻くと、ドット部分の摩擦で感触が急に変わる。
ドット部分を乗り越えるとまたもとの感触に戻る。この
感触とページ送りなどのコンピュータ処理を連動させれ
ばよい(なお、検出方法については、第1実施形態と同
じである)。
【0047】図9に第3実施形態として、さらに、タッ
チ面1と接触感の異なる入力区域20を設けたものの他
の態様を示す。
【0048】この態様のものは、タッチ面1と同じ材質
のものをつなぎ合わせたものである。
【0049】すなわち、タッチ面1を単につなぎ合わせ
て入力区域20を形成したものである。
【0050】このようにしたものでは、つなぎ目の部分
で、どうしても多少の接合誤差や窪みが生ずるので、そ
の段差のところに指先(爪)7が当たるとクリック感を
生ずるようになっている。そのため、その感触のタイミ
ングでページ送りなどの処理を連動させればよい。
【0051】図10(a)〜(d)に第4実施形態とし
て、入力区域20の形状を変えることにより、接触感が
タッチ面1と異なるようにしたものを示す。
【0052】図10(a)、(b)に示すものは、角度
を変えて入力区域20を形成することにより、この角度
の変わるところで接触感が変化し、クリック感が生じ
て、その感触のタイミングでページ送りなどの処理を連
動させることができるようにしたものである。(なお、
検出方法については、第1実施形態と同じである)。
【0053】図10(c)、(d)に示すものは、段差
21によって接触感の異なる入力区域20を形成したも
ので、図11(c)は段差21をタッチ面1の一部に形
成してある。また、図11(d)は、段差21をタッチ
面1の周囲に形成することで、段差21のところで接触
感が変化し、クリック感を生ずるので、上述の形態と同
様にページ送りなどの処理ができるというものである。
【0054】図11に第4実施形態を示す。
【0055】この形態のタッチ入力装置は、図11に示
すように、第1のタッチパッド10上に第2のタッチパ
ッド11を取り付けた構造となっている。
【0056】第1と第2のタッチパッド10、11は、
例えば、第1実施形態と同じガラス基板3上に所定の抵
抗値を持つ透明抵抗膜4とタッチ面1を形成する絶縁膜
とを積層し、前記透明抵抗膜4の周縁に電極5を設けた
構造となっており、先にものべたように、人体を介した
接地ラインが形成されて、指先7の位置がわかるように
なっている。
【0057】この第1のタッチパッド10のタッチ面1
には、複数列の突部(突起)2が設けられており、各列
の突部2の長さは、第2のタッチパッド11に形成され
た貫通孔12から突出する長さに形成されている。その
結果、各列の突部2Iよって第2のタッチパッド11上
に形成されるタッチ面1と異なる接触感の入力区域20
を設けた構成となっている。
【0058】この入力装置では、突部2の部分の入力領
域20の検出を第1のタッチパッド10で行い。突部2
以外の部分の検出を第2のタッチパッド11で行うよう
になっている。
【0059】検出の方法については第1実施形態と同じ
であり、領域アドレスの変化にともなう接触領域数の変
化から指先7の接触形態を検出する。
【0060】作用効果については第1実施形態と同じな
のでその説明は省略する。
【0061】図12に第5実施形態として本願のタッチ
入力装置の応用例を示す。
【0062】この形態は、タッチ入力装置だけでキーボ
ード入力ができるようにしたものである。
【0063】そのため、この形態では、図12に示すよ
うに、複数の突部2を並列に設け、タッチ面1と異なる
接触感の入力区域20を設けて、その入力区域20の並
列に設けた突部2にアルファベットや数字などの文字記
号を対応させたものである。
【0064】文字種類の列は、日本語、英語に限らず、
あらゆる国の文字や絵記号の列、制御コード、数字など
何でもかまわない。列は何列でも良いし、縦方向の突部
2の数もいくらでもよく、図12にとらわれない。ま
た、複数列で1文字種類をカバーしてもよいし、1列に
複数文字列を組み込んでも良い。決定時にタッピングで
文字を決定するようにしてもよい。なお、検出の方法に
ついては第1実施形態と同じである。
【0065】このようにしたことにより、突部2を引っ
掻くことで、所要の文字入力ができる。このため、タッ
チ面1から手を離さずに文字入力を片手で入力できるの
で、操作性の向上が図れる。
【0066】このキーボード入力ができるようにしたも
のの利用形態として、PDAや電子ブックのプレーヤー
に適用したものを図13及び図14に示す。また、カラ
オケのリモコンに適用したものを図15に示す。
【0067】次に、第6実施形態として、電子機器の入
力装置として用いた場合を示す。
【0068】まず、図16に示すものは、ビデオテープ
レコーダの入力装置に用いたもので、タッチ面1の周囲
に突部2を配置して、接触感の異なる入力区域20を設
けて、ビデオテープの早送り、巻き戻し時間の設定に応
用したものである。
【0069】各突部2には、それぞれ、時間(分)が印
字されており、時計回りで引っ掻くと、早送りの時間が
引っ掻いた分だけ加算され、加算された時間の分だけビ
デオテープが早送りされる。逆に、反時計回りに引っ掻
くと、巻き戻しの時間が引っ掻いた分だけ加算される。
【0070】なお、符号FF、RWは早送りと巻き戻し
用のスイッチである。
【0071】図17に第7実施形態として、電気、電子
楽器の入力として用いたタッチ入力装置を示す。
【0072】この入力装置では、タッチ面1に左側と右
側とで異なる配置で突部2を設けて接触感の異なる入力
区域20を形成してある。
【0073】すなわち、左側は「爪弾く部分」として突
部2を斜め方向に一列に設けてあり、右側は「押さえる
部分」として突部2を格子状に設けてある。
【0074】そして、一つ一つの音を丁寧に弾くには、
左側の「爪弾く部分」の突部2を引っ掻く。ここで、和
音を弾くには、突部2を一気に引っ掻けばよい。また、
逆に、突部2を撫でるような弾き方をしてもよい。
【0075】また、「押さえる部分」は、なでると、微
妙なフラットも表現できるようにすれば、表現力が向上
する。
【0076】図18に第8実施形態として、本願発明を
最大限に利用した片手用小型入力装置を示す。
【0077】この小型入力装置(キーボード)は、円筒
形をしており、例えば、図18のように、上下二つの部
分に分かれている。
【0078】すなわち、上部の2/3程度の部分はタッ
チ面1を設けた操作部25とし、表面に複数の突部2を
設けて接触感の異なる入力区域20を形成し、残りの1
/3は、握り部分30として片手で容易に持てるように
してある。
【0079】また、タッチ面1は、図18のように、例
えば、英数字列2a、アイウエオ列2b、制御キー列2
cのように、文字の種類や機能ごとに一列に突部2を配
置してある。
【0080】そのため、操作部25と握り部分30は矢
印のように回転できるようにして、入力列2a〜cごと
の入力をやりやすしてある。
【0081】さらに、円筒の上端部には、入力文字決定
用のスイッチ31と液晶表示パネル32が設けられてい
る。
【0082】この形態は、上記のように構成されてお
り、この入力装置は、インターフェースを設けて無線や
ケーブルなどで入力機器に接続するようにする。
【0083】入力の際には、片手で握り部分30を持
ち、例えば親指などで操作部25のタッチ面1の突部2
を引っ掻くようにして入力する。
【0084】すなわち、握り部分30を持った手の親指
で、英数字列2aを引っ掻くと液晶表示パネル32にa
から順に表示を行えるようにしたり、アイウエオ列2b
を引っ掻くことでひらがな入力、数字、記号が入力でき
るようになっている。
【0085】また、制御キー列2cでは、いろんな記号
やメール送信機能などを切り替えられるようになってお
り、所望の文字を操作部25を回転させて選択し、文字
が決まれば、上端部の入力決定ボタン31を押す。この
ように片手で操作できるので、例えば、ウェアラブルコ
ンピュータの入力装置としても使用可能である。
【0086】また、図18では、理解しやすいようにタ
ッチ面1の突部2を大きく描いてあるが、実際はもっと
小さくできる。人がクリック感を感じればよいので、突
部2を点字の大きさぐらいまで縮小できる。
【0087】ちなみに、このタッチ入力機構は、突部2
の間隔を小さくすれば、全体の大きさも小さくできるの
で、携帯電話などの入力装置として使用できる。
【0088】また、突部2は点字の大きさぐらいまで縮
小できるので、視力障害者の入力装置としても使用でき
ることは明白である。
【0089】なお、実施形態では、静電容量式のタッチ
入力装置について述べたが、タッチ入力装置は、これに
限定されるものではない。例えば、シート体の下面に印
刷した導電体と、シート体と上面に印刷した抵抗体とで
感圧導電体を挟み、感圧導電体の抵抗値の変化からアド
レスを出力する感圧式のタッチ入力装置についても適用
できることは明白である。
【0090】図19に第9実施形態として、本願の引っ
掻きモードを適用したペン入力によるタッチ入力装置を
示す。
【0091】タッチパネルを使用したPDAではペンP
入力のものが多い。そのペン先は、丸みをおびた円錐形
のものが使用されている。そのときのペン使用時の引っ
掻きモードに適した構成を考える。
【0092】タッチ面1に、図19に示すように、一条
の溝40とその溝40に、図20(a)、(b)に示す
ように凹部41を設ける。このとき、溝40は直線でも
曲線でもよい。また、凹部41は1つでも、図のように
複数でもよい(碁盤の目のようにしてもよい)。
【0093】溝40は、ここではペンPを動かすときの
ガイドとなる。溝40をペン先でなぞると、そのうちに
凹部41に嵌る。嵌ったペン先は、さらに力を入れる
と、凹部31を抜け出して反対側の溝40に移動する。
このとき、溝40がガイド役を果たすので、なぞるだけ
ではペン先は溝40から飛び出したりしない。このとき
のクリック感を利用して(接触感が異なる複数の入力区
域20を形成し)上述の引っ掻きモードによるページ捲
りなどを行わせるようにしたものである。なお、上記凹
部31は突起であってもよい。
【0094】また、溝40に代えて図21に示すよう
に、複数の突条42あるいは複数条の凹部を並列に設け
て、タッチ面1と異なる接触感の入力領域20を形成す
ることもできる。
【0095】このようにすれば、ペン先で複数の突条4
2あるいは複数条の凹部を引っ掻けるようにできるの
で、簡単に上述の引っ掻きモードによるページめくりな
どを行わせることができる。
【0096】一方、ペン入力で引っ掻きモードを実現さ
せようとすると、ペン先の横断面を爪のように、ある程
度平たくして湾曲させると効果的である。その例を第1
0実施形態として図22(a)〜(d)に示す。
【0097】すなわち、ペン先50を図22(a)〜
(c)に示すように板状とし、その板状のペン先50の
横断面を図22(c)のように、凹レンズのように湾曲
させることで、図21(d)に示すように、引っ掻くと
自動的にずれた方向と逆の方向の力が働き、少し方向が
ずれても修正力が働くので、直線的に引っ掻きやすくな
る。
【0098】そのため、従来の円錐のペン先50では突
部が小さな場合、なかなか続けて引っ掻くことは困難で
あるが、それを解消できる。
【0099】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したの
で、タッチ入力装置の操作性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の分解斜視図
【図2】第1実施形態の正面図
【図3】第1実施形態のブロック図
【図4】(a)第1実施形態の作用説明図 (b)第1実施形態の作用説明図
【図5】第1実施形態の作用説明図
【図6】第1実施形態の作用説明図
【図7】第1実施形態の作用説明図
【図8】(a)第2実施形態の斜視図 (b)第2実施形態の断面図
【図9】第3実施形態を示す模式図
【図10】(a)第4実施形態の要部の斜視図 (b)第4実施形態の要部の斜視図 (c)第4実施形態の要部の斜視図 (d)第4実施形態の要部の斜視図
【図11】第4実施形態の要部のブロック図
【図12】第5実施形態の要部の分解斜視図
【図13】第5実施形態の他の態様を示す模式図
【図14】第5実施形態の他の態様を示す模式図
【図15】第5実施形態の他の態様を示す模式図
【図16】第6実施形態の正面図
【図17】第7実施形態の正面図
【図18】第8実施形態の斜視図
【図19】第9実施形態の分解斜視図
【図20】(a)第9実施形態の要部正面図 (b)第9実施形態の要部断面図
【図21】第9実施形態の他の態様を示す模式図
【図22】(a)第10実施形態の側面図 (b)第10実施形態の正面図 (c)第10実施形態の底面図 (d)第10実施形態の作用説明図
【符号の説明】
1 タッチ面 2 突部 7 指先(爪) 20 入力区域 25 操作部 30 握り部分 40 溝 50 ペン先 P ペン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチ面に接触感が異なる入力区域を形
    成し、その入力区域の接触感に応じて所要の入力を行う
    タッチ入力装置。
  2. 【請求項2】 上記入力区域に接触があったときの、そ
    の接触感の異なる入力区域の前と後との接触情報に基づ
    いて所要の入力を行うようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載のタッチ入力装置。
  3. 【請求項3】 上記接触感の異なる複数の入力区域をタ
    ッチ面に一列に形成し、その一列に配した入力区域の接
    触した数に応じて表示画面をページを捲るようにスクロ
    ールすることを特徴とする請求項1または2に記載のタ
    ッチ入力装置。
  4. 【請求項4】 掌で握れる程度の大きさの筒体を上下に
    二つに分け、その一方を上記接触感の異なる複数の入力
    区域を形成したタッチ面が設けられた操作部とし、他方
    を握り部分として、握り部分に対して操作部が回動する
    ようにした請求項1乃至3のいずれか一つに記載のタッ
    チ入力装置。
  5. 【請求項5】 タッチ面に一条の溝を設け、その溝に接
    触感の異なる入力区域を形成し、前記入力区域の形成さ
    れた溝に入力用ペン先が接触した際の接触感に応じて所
    要の入力を行うタッチ入力装置。
  6. 【請求項6】 上記一条の溝に代えて、タッチ面に複数
    の凹部あるいは複数の突条を並列に設けた請求項5に記
    載のタッチ入力装置。
  7. 【請求項7】 上記ペン先の横断面形状を両側を湾曲に
    形成した凹レンズ状にした請求項5または6に記載のタ
    ッチ入力装置。
JP2001202249A 2000-09-20 2001-07-03 タッチ入力装置 Expired - Lifetime JP3628985B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001202249A JP3628985B2 (ja) 2000-09-20 2001-07-03 タッチ入力装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000285338 2000-09-20
JP2000-285338 2000-09-20
JP2001202249A JP3628985B2 (ja) 2000-09-20 2001-07-03 タッチ入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002169653A true JP2002169653A (ja) 2002-06-14
JP3628985B2 JP3628985B2 (ja) 2005-03-16

Family

ID=26600332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001202249A Expired - Lifetime JP3628985B2 (ja) 2000-09-20 2001-07-03 タッチ入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3628985B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006268665A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Sharp Corp カーソル移動装置、カーソルの移動方法、プログラムおよび記録媒体
JP2009181407A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Fujifilm Corp 操作装置、及びこれを備えた電子機器
JP2010204987A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Alps Electric Co Ltd タッチパッド入力装置及びタッチパッド入力装置付き機器
JP2013161230A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Denso Corp 入力装置
JP2013225234A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Tokai Rika Co Ltd 静電容量型タッチパッド
JP2014051513A (ja) * 2013-10-25 2014-03-20 Sharp Corp マニキュア
JP2015038645A (ja) * 2010-10-26 2015-02-26 株式会社東芝 電子機器
JP2015055938A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社ジャパンディスプレイ タッチ検出機能付き表示装置、電子機器およびカバー材
JP5884143B1 (ja) * 2014-10-10 2016-03-15 株式会社Nsc タッチパネル用透明基板
JP2016134165A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 彌 土井 タッチパネル操作補助プレート
JP2017045419A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 富士通テン株式会社 入力装置および表示装置
JP2017162499A (ja) * 2011-09-30 2017-09-14 カナトゥ オイ 接触検知膜、接触検知装置及び電子装置
JP2019003255A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 公立大学法人公立はこだて未来大学 タッチセンサユニット
JP2020095324A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 株式会社デンソー タッチパネル

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546313A (ja) * 1991-08-15 1993-02-26 Yamaha Corp タツチパネル
JPH07129301A (ja) * 1993-11-08 1995-05-19 Sony Corp ペンタッチ情報入力装置
JPH07295740A (ja) * 1994-04-28 1995-11-10 Canon Inc マウス一体型情報機器
JPH07319623A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Canon Inc タッチパネル型液晶ディスプレイ
JPH10240250A (ja) * 1997-02-25 1998-09-11 Korugu:Kk 電子楽器用入力装置
JPH1124831A (ja) * 1997-07-01 1999-01-29 Sony Corp 視覚障害者用の電子機器及び視覚障害者用の電子機器の接触感知部材
JPH11110111A (ja) * 1997-09-29 1999-04-23 Pfu Ltd タッチパネル補助装置
JP2000081945A (ja) * 1998-06-26 2000-03-21 Wacom Co Ltd デジタイザシステム,ディスプレイ上のカ―ソルの形を変える方法,デジタイザタブレットシステム及びデジタイザタブレット
JP2000163193A (ja) * 1998-11-25 2000-06-16 Seiko Epson Corp 携帯情報機器及び情報記憶媒体
JP2000172439A (ja) * 1998-11-27 2000-06-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータのスクロール補助装置及び方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546313A (ja) * 1991-08-15 1993-02-26 Yamaha Corp タツチパネル
JPH07129301A (ja) * 1993-11-08 1995-05-19 Sony Corp ペンタッチ情報入力装置
JPH07295740A (ja) * 1994-04-28 1995-11-10 Canon Inc マウス一体型情報機器
JPH07319623A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Canon Inc タッチパネル型液晶ディスプレイ
JPH10240250A (ja) * 1997-02-25 1998-09-11 Korugu:Kk 電子楽器用入力装置
JPH1124831A (ja) * 1997-07-01 1999-01-29 Sony Corp 視覚障害者用の電子機器及び視覚障害者用の電子機器の接触感知部材
JPH11110111A (ja) * 1997-09-29 1999-04-23 Pfu Ltd タッチパネル補助装置
JP2000081945A (ja) * 1998-06-26 2000-03-21 Wacom Co Ltd デジタイザシステム,ディスプレイ上のカ―ソルの形を変える方法,デジタイザタブレットシステム及びデジタイザタブレット
JP2000163193A (ja) * 1998-11-25 2000-06-16 Seiko Epson Corp 携帯情報機器及び情報記憶媒体
JP2000172439A (ja) * 1998-11-27 2000-06-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータのスクロール補助装置及び方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006268665A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Sharp Corp カーソル移動装置、カーソルの移動方法、プログラムおよび記録媒体
JP2009181407A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Fujifilm Corp 操作装置、及びこれを備えた電子機器
US8308382B2 (en) 2008-01-31 2012-11-13 Fujifilm Corporation Operation apparatus and electronic device equipped therewith
JP2010204987A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Alps Electric Co Ltd タッチパッド入力装置及びタッチパッド入力装置付き機器
JP2015038645A (ja) * 2010-10-26 2015-02-26 株式会社東芝 電子機器
JP2017162499A (ja) * 2011-09-30 2017-09-14 カナトゥ オイ 接触検知膜、接触検知装置及び電子装置
JP2013161230A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Denso Corp 入力装置
JP2013225234A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Tokai Rika Co Ltd 静電容量型タッチパッド
JP2015055938A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社ジャパンディスプレイ タッチ検出機能付き表示装置、電子機器およびカバー材
JP2014051513A (ja) * 2013-10-25 2014-03-20 Sharp Corp マニキュア
JP5884143B1 (ja) * 2014-10-10 2016-03-15 株式会社Nsc タッチパネル用透明基板
JP2016081098A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社Nsc タッチパネル用透明基板
JP2016134165A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 彌 土井 タッチパネル操作補助プレート
JP2017045419A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 富士通テン株式会社 入力装置および表示装置
JP2019003255A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 公立大学法人公立はこだて未来大学 タッチセンサユニット
JP2020095324A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 株式会社デンソー タッチパネル
JP7144741B2 (ja) 2018-12-10 2022-09-30 株式会社デンソー タッチパネル

Also Published As

Publication number Publication date
JP3628985B2 (ja) 2005-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9152185B2 (en) Dorsal touch input
US6107997A (en) Touch-sensitive keyboard/mouse and computing device using the same
US5767457A (en) Apparatus and method for audible feedback from input device
US8542206B2 (en) Swipe gestures for touch screen keyboards
US8125440B2 (en) Method and device for controlling and inputting data
US5757368A (en) System and method for extending the drag function of a computer pointing device
US20090201248A1 (en) Device and method for providing electronic input
US20130162539A1 (en) Touch keypad module and mode switching method thereof
JP2006004453A (ja) タッチ操作型コンピュータ
WO2011142151A1 (ja) 携帯型情報端末およびその制御方法
US20120176320A1 (en) Touchscreen keyboard displays, alphanumeric input keyboards and control means
US20040239624A1 (en) Freehand symbolic input apparatus and method
JP3628985B2 (ja) タッチ入力装置
WO2007113075A1 (en) Condensed keyboard for electronic devices
KR20120006976A (ko) 데이타입력시스템
TWI390427B (zh) Electronic device, symbol input module and its symbol selection method
TWM486807U (zh) 具備觸控功能之周邊裝置
KR20030073477A (ko) 문자 입력장치 및 방법
EP3472689B1 (en) Accommodative user interface for handheld electronic devices
US6796734B2 (en) Keyless keyboard and a method of using them
Gutwin et al. Learning Multiple Mappings: an Evaluation of Interference, Transfer, and Retention with Chorded Shortcut Buttons
KR20100033658A (ko) 문자 입력 방법 및 장치
JP2006107031A (ja) 情報処理装置
AU2004100131A4 (en) A Human/Machine Interface
Evreinov et al. Tactile pointer for touchscreen manipulations

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3628985

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term