JPH01100762A - 記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は１回転ヘッド式ディジタルオーディオテープレ
コーダ（以下ＤＡＴと称す）に係シ、特に１選曲などの
高速サーチにおけるテープ走行速度及びシリンダ回転数
の制御装置に関する。

〔従来の技術〕

テープの走行スピードに応じて、シリンダの回転スピー
ドを変化させ、テープとシリンダに取シ付けられたヘッ
ドとの相対速度を一定に制御する方式としては１例えば
、特開昭６１−２１４１＋５４　、６１−１１０３５９
号公報に記載されている。前記公報では、テープに記録
された信号を再生し、その再生した信号からクロックを
抽出して、クロックの周波数が一定となるように、シリ
ンダ回転数の制御を行なうようにしてテープと回転ヘッ
ドの相対速度を一定に制御するようになっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記従来技術は、テープの走行速度に。

対する相対速度一定の回転ヘッド回転数制御中に。

−度、制御が外れ、再び制御に引き込みを行なう点につ
いては考慮されていなかった。

本発明の目的は、上記１回転ヘッド回転数制御が一度外
れた場合の再引き込み動作を確実に、かつ高速に行うこ
とにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、テープの走行スピード、方向を検出し１回
転ヘッド回転数制御が外れた時点のテープの走行スピー
ド、方向から１回転ヘッド回転数の回転数を上下に強制
的に振る制御（以下、スイープ制御と称す）の開始方向
を決定してスイープ制御を行なうことによ）達成される
。

〔作用〕

相対速度が許容値外となったことを判断する判断手段は
、テープの走行スピードと１回転ヘッドの回転スピード
の相対速度が、記録信号を再生できる許容値内にあるか
どうかを判゛断し、許容値外と判断すると、その判断結
果に従って回転ヘッド駆動用モータの制御手段は１回転
数を上下に振って、上記許容値内に回転数を戻すように
制御を行なう。又。

テープの走行速度及び方向の検出手段は、上記制御手段
の回転数を上下に振る制御動作の、最初の動作方向を、
テープ走行速度及び、方向から決定する。

これによシテープとの相対速度が一定となる回転ヘッド
回転制御が外れても、テープとの相対速度が一定となる
回転ヘッドの目標回転数に向ってスイープ制御が開始さ
れるので、確実に、かつ、高速に、相対速度一定の制御
へ戻ることができる。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図によシ説明する。

同図において、１はシリンダ、　２Ａ、　２Ｂは磁気ヘ
ッド。

３はテープ、４，５は再生アンプ、６は２Ａ、　２Ｂの
磁気ヘッド出力を再生する再生アンプ出力を切シ換える
切り換え回路、７は再生信号の波形等化を行なうイコラ
イザ、８はコンパレータ、９は再生データからデータ同
期クロックを再生するＰＬＬ、１ｏは１周波数電圧変換
器、１１はテープと磁気ヘッドの相対速度がデータを再
生できる許容値内かどうかを判断する判断手段、１２は
、シリンダモータの回転数を制御する回転制御手段、１
３はシリンダ回転用モータ、１４はシリンダモータのＰ
Ｇ、１５．１６はテープの送り出し１巻き取りを行なう
リール、　１７．１８はり一ルＦＧ。

１９はリール回転用モータ、２０はルールモータを駆動
し、かつテープの走行スピード及び、方向を検出する検
出手段、２１はヘッド切シ換え信号生成回路を示したも
のである。以下、各部の動作を説明する。回転シリンダ
１に取シ付けられた磁気ヘッド２Ａ、　２Ｂは。

テープ３から記録信号を再生し、再生アンプ４゜５は、
ヘッドで読み出された信号の増幅を行なう。

切シ換え回路６は、ヘッド切シ換え信号生成回路２１の
出力に従って、テープに接触している側のヘッド出力を
再生する再生アンプ出力を選択する。

この選択された信号は、イコライザ７によシ波形等化さ
れ、コンパレータ１０で２値化されて、　ＰＬＬ９に送
られる。ＰＬＬでは、２値化されたデータから、データ
に同期したクロックを再生する。

ここで、再生されたクロックの周波数は、テープとヘッ
ドの相対速度に比例している。即わち、テープの走行ス
ピードに対して、ヘッドの相対スピードが１本来の速度
に対して大きい場合、再生クロックの周波数は、伝送レ
ートに対応した周板数。

に対して太きくなり、逆の場合は小さくなる。従って、
再生クロックの周波数が、常に一定となるように、再生
クロックの周波数をＦ−Ｖ変換器１０によシミ圧に変換
し、この電圧をもとにして回転制御手段１２で、シリン
ダモータ１３を制御して１回転ヘッドの回転速度を制御
することによシ、テープと磁気ヘッドの相対速度が常に
一定となるように、制御することができる。

これに対し、相対速度一定の制御が、外れた場合、即わ
ち、相対速度が大きくずれて、ＰＬＬによシ、データに
同期したクロックが再生できなくなった場合、相対速度
判断手段１１によ）、再生データと、クロックを処理し
て、データが正しく再生できているかどうかを判別する
。判別結果によ＃）止しくデータを再生していない場合
８回転制御手段１２へ、相対速度ズレが生じたことを示
す信号を送る。回転制御手段１２では、相対速度ズレを
検知すると、テープ走行スピード及び方向検出手段２０
よシ送られる情報をもとにして、シリンダ回転数を上下
Ｋｍって、相対速度を正常な値に戻し。

データを再生できるようにして、相対速度一定の制御に
戻すようＫする。

第２図、第３図は１本実施例の制御の一例を示したもの
である。第２図は、テープスピードをｖＯから目標スピ
ード１／７まで除々に速くしていった場合のテープスピ
ードと１回転ヘッド回転数の状態を示したものであシ１
回転ヘッド回転数の破線は。

テープスピードに対する相対速度一定の回転数を示し、
−点鎖線は、データが正しく再生できる回転数ズレの許
容値を示したものである。回転数制御手段は、テープ走
行スピード及び方向の情報から、相対速度一定となる回
転ヘッドの回転数を算出する。一方、シリンダ駆動用モ
ータに取シ付けられたＦＧ（周波数発電機）によシリン
ダ回転数を検知する。ここで、第２図に示すように、シ
リンダ回転数が負荷変動等によシ変化してゆき。

相対速度ズレの許容範囲を越えた場合、相対速度判断手
段１１は相対速度がズしたことを示す信号を回転制御手
段１２に送シ、テープスピード、方向。

及びシリンダ回転数から１回転数ズレの方向を検知して
、シリンダ回転数をテープとの相対速度が一定となる回
転数に向って変化させる。回転数が変化し相対速度が一
致して、データが正しく再生され出すと、相対速度判断
４段１１は、相対速度が一致したことを示す信号を１回
転数制御手段１２に送り相対速度一定の制御に再び戻す
。

又、第５図は、シリンダ回転数が変動した場合に対して
、テープスピードが負荷変動等で変化した場合を示した
ものであり、各部の動作は第２図と同様である。

以上１本実施例によれば、相対速度一定の制御が外れた
場合１回転ヘッド回転数の変化方向を検知して１回転ヘ
ッド回転数を、相対速度が一定となる方向へ変化させ、
再び相対速度一定の制御に戻すことができるという効果
がある。

次に本発明の、別の実施例について説明する・本実施例
は１本発明の簡易的な実施例である。第４図及び第５図
は１本発明の実施例について述べたものである。第４図
は、テープスピードを除々に上昇させるのに対して、相
対速度を一定にする為には１回転ヘッドの回転数を上昇
させなければならない場合であシ、第５図は１回転ヘッ
ドの回転数を下降させなければならない場合の実施例で
ある。相対速度一定の制御が外れる可能性が高い場合と
して考えられるのは１回転へラド回転数が負荷変動等に
よシ、著しく変わる場合、テープの走行スピードが負荷
変動等によシ、著しく変わる場合、又は、テープを高速
に走行させて、任意のテープ上の位置を検索する為に、
テープスピードを変化させる場合が考えられ、特に最後
の積極的にテープスピードを変化させる場合については
。

外れやすい。即わち、第４図の場合、テープスピードが
上昇するにつれ、シリンダ回転数が上昇するように制御
がかかるが、テープスピードの上昇率が、大きい場合、
相対速度を一定に保つことができずに、速度ズレの許容
値を越える。そこで。

シリンダ回転数が、上昇する方向にテープが走行してお
）、かつ、テープスピードが、定常値υ〒に達するまで
の間で、相対速度一定制御が外れた場合には、シリンダ
回転数を上昇させる方向から。

回転数スイープ制御を行なえば良い。又、第５図は、シ
リンダ回転数が下降する場合について示したものである
が、この場合は第４図と逆に１回転数を下降させる方向
から制御を行えば良い。又。

リールスピードが定常状態νＴになってからは相対速度
が許容値を越えた時点で上昇又は下降のいづれか一方か
ら開始させるようにすれば、スイープ制御を繰り返して
いる間に、相対速度が一致する点を必ず通るので、その
時点で、相対速度一定制御に再び入ることができる。

ｖｃＫ、本実施例のテープ走行スピード及び方向検出手
段の一実現例について説明する。

第６図は１本実施例のテープ走行ス゛ピード、方向検出
手段の実現例を示したものである。

第６図２２は計数回路の制御回路、２３は計数回路・。

２４は発振器、２５は判別器、２６は閾値、２７は駆動
口・路であり、第１図と同一番号の構成要素は、同一の
構成要素を示す。

まず、第一に、テープスピードが立上シ中かどうかを検
出する方法について説明する。１７．１８はリールモー
タのＦＧであり、計数回路の制御回路２２は、１７．１
８のり−ルＦＧのそれぞれ１周期の時間幅の加算した時
間幅の間だけ、計数回路が発振器２４の出力するクロッ
クを計数するように制御する。駆動回路２７は、リール
モータに加える電圧を除々に上昇させてゆき、テープス
ピードを除々に立ち上げてゆく。計数回路の出力と、閾
値２６を判別器２５で比較し、閾値と一致した場合に、
テープスピードが定常状態となったと判断する。又、こ
の時、駆動回路を制御して、リールモータに除々に上昇
させて加えていた電圧をホールドし、かつ。

計数回路出力に応じた電圧をリールモータ１８に加えて
、テープスピードが一定となるように制御を行なう。こ
のように、駆動回路で、リールモータを除々に立上げて
ゆき、同時にリールＰＧの周期の長さを測定して、閾値
と比較してゆくことによシ、テープスピードを立上げ中
か、定常状態となったかを判断する。又、テープスピー
ドの走行方向は駆動回路の駆動状態から判別する。

以上１本実施例によれば、相対速度一定制御を行いなが
らテープスピードを変化させてゆく際Ｋ。

テープスピードが目標値に達する前に、制御が外れた場
合、テープの走行方向から、シリンダ回転数のスイープ
制御の開始方向を決定してスイープを開始することによ
シ、安定で、高速に、相対速度一定の制御に戻すことが
できる。

次に１本発明の回転数制御手段の実現例について説明す
る。

第７図は１回転数制御手段の一実現例であシ。

第１図と同一番号の構成要素は、同一の構成要素を示し
、又、２８は切プ換え回路、２９はスイープ電圧設定手
段、３０は駆動回路、５１は制御回路である。

制御回路３１は、相対速度判断手段、テープ走行スピー
ド及び方向検出手段の情報に従い、テープと回転ヘッド
の相対速度が許容値内の場合には、切シ換え回路２Ｂを
ａ側に接続して、Ｆ−Ｖ変換器１０の出力を駆動回路３
０を介して、モータ１３に加えて相対速度一定の制御を
行なう。又、制御が外れた場合には、切シ換え回路２８
をｂ側に接続し、スイープ電圧設定手段２９０発生する
電圧を、駆動回路３０を介して、モータに加え、スイー
プ制御を行なう。制御回路Ｓ１はＦＧ１４の周波数を測
定して、スイープ制御の開始方向を決定し、スイープ制
御を行なう。又、ＦＧの周波数が所定値となった場合に
は、スイープ電圧設定手段の発生する電圧が。

モータを減速する方向になるように制御し、又。

ＦＧの周波数が別の所定値となった場合には、加速する
方向となるように制御してスィーブ制御時の回転数の上
限、下限を設はスイープ制御によシー。

シリンダが累走、停止するのを防ぐ。

以上１本実施例によれば、相対速度一定制御が外れた場
合に１回転ヘッドの回転数を上下させる制御を行なうこ
とができる。

又、第８図は１回転数制御手段の別の実現例を示したも
のでＴｏ！り、回転ヘッドの回転数を上下させる制御を
行なう際に、スイープ電圧設定手段の発生する電圧は一
定にしておき、駆動回路５０のモータ厘動方向を制御し
て、モータの回転を上下させるようＫした場合の例であ
る。

以上１本発明の実施例について説明したが１本発明は、
記録再生の両機能を具備した装置、及び予め記録された
テープを再生する再生機能だけの装置のどちらでも、そ
の再生時に適用できることは明らかである。

〔発明の効果〕

以上１本発明によれば、テープと回転ヘッドとの相対速
度一定の制御が外れた場合、テープの走行スピード、方
向から回転ヘッド回転数を上下に振って相対速度を一致
させる制御の開始方向を決定して、確実に、かつ高速に
、相対速度一定の制御へ戻すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の一実施例のブロック図。 第２図は１本発明の一実施例の制御の説明図。 第３図は１本発明の他の実施例の制御の説明図。 第４図は１本発明のその他の実施例の制御の説明図。 第５図は１本発明のさらに他の実施例の制御の説明図。 第６図は１本発明の他の実施例のブロック図。 第７図は１本発明のその他の実施例のブロック図。 第８図は１本発明のさらに他の実施例のブロック図であ
る。 １１・・・相対速度判断手段 １２・・・回転数制御手段 ２０・・・テープ走行スピード及び方向検出手段第　３
　図 第　４−　図 第　５　区 第　６　Ｚ 第　７７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、再生ディジタル信号からクロックを再生するクロッ
   ク再生手段と、この再生クロック周波数に応じて電圧を
   発生する周波数電圧変換手段とを有し、この周波数電圧
   変換手段の出力電圧を、回転ヘッド駆動用モータに印加
   して、回転ヘッドとテープの相対速度が一定値となるよ
   うに制御する記録再生装置において、テープの走行スピ
   ード及び方向の検出手段と、上記相対速度が許容値外の
   値となったことを判断する判断手段と、上記検出手段及
   び上記判断手段の出力によって制御され、上記回転ヘッ
   ド駆動用モータを制御して、回転ヘッドの回転数を制御
   する制御手段を設けたことを特徴とする記録再生装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の装置において、前記回
   転ヘッドの回転数を制御する制御手段は、テープ速度が
   初期値から所定値に変化する変化時に、前記テープと回
   転ヘッドの相対速度を一定値とする制御が外れた場合に
   、前記相対速度が一定値となる回転ヘッド回転数に近づ
   く方向から回転数変化を開始させることを特徴とする記
   録再生装置。