JP2650966B2 - サーチ制御装置 - Google Patents

サーチ制御装置

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JP2650966B2
JP2650966B2 JP63137579A JP13757988A JP2650966B2 JP 2650966 B2 JP2650966 B2 JP 2650966B2 JP 63137579 A JP63137579 A JP 63137579A JP 13757988 A JP13757988 A JP 13757988A JP 2650966 B2 JP2650966 B2 JP 2650966B2
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雅文 中村
正三郎 坂口
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Hitachi Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転ヘツド式ディジタルオーディオテープ
レコーダ(以下DATと称す)に係り、特に、選曲などの
際に高速でサーチをする高速サーチ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
テープの走行スピードに応じて、シリンダの回転スピ
ードを変化させ、テープとシリンダに取り付けられたヘ
ツドとの相対速度を一定に制御する方式としては、例え
ば、特開昭61−214164号公報に記載されている。前記公
報では、テープに記録された信号を再生し、その再生し
た信号からクロツクを抽出して、クロツクの周波数が一
定となるように、シリンダ回転数の制御を行なうように
して、テープと回転ヘツドの相対速度を一定に制御する
ようになっていた。
又、定常誤差の補正方法としては、特公昭52−4447号
公報に述べられている。上記公報では、定常位相誤差の
平均値を算出し、モータに加算して印加することによ
り、定常位相誤差を補正するようになっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術は、テープに記録された信号を
再生しながらテープ速度と回転ヘツドの相対速度を一定
に制御する。相対速度一定制御が、一度外れてから安定
に再び引き込みを行なう場合については考慮がされてい
なかった。
本発明の目的は、相対速度一定制御が一度外れても、
安定に再引き込みを行うことができる、サチ制御装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、高速サーチ制御時に、相対速度一定制御
ループが外れた場合、相対速度一定制御ループの速度誤
差補正を行なう速度誤差補正手段の補正値を前値ホール
ドすることにより達成される。
〔作用〕
速度誤差補正手段は、速度誤差の平均値を検出し、相
対速度一定制御ループに加算することにより、速度誤差
を補正する。又、相対速度一定制御ループが外れた場合
には、速度誤差補正手段は外れる直前の速度誤差の平均
値をホールドするために、相対速度一定制御ループは、
中心値で安定に再引き込みを行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例であり、1はシリンダ、
2A及び2Bは磁気ヘツド、3はテープ、4,5は再生アン
プ、6は2Aと2Bの磁気ヘツド出力を切り換える切り換え
回路、7は再生信号の波形等化を行なうイコライザ、8
はコンパレータ、9は、再生データからデータ同期クロ
ツクを再生するPLL、10は周波数電圧変換器(F−V変
換器)11は前値ホールド制御手段、12は速度誤差補正手
段、13は加算器、14はシリンダモータの駆動回路、15は
シリンダモータ、16,17はテープ送り出し,巻き取りを
行なうリール、18,19はリールFG,20はリールモータ、21
はテープスピード制御回路、22はヘツド切り換え信号生
成回路、23は基準周波数、24は再生データが正しい
かどうかを判別する判別器、25は、シリンダFG、26はス
イープ制御回路、27は切り換え回路である。又第2図
は、シリンダ回転数、シリンダモータ端子電圧、駆動回
路入力電圧、PLLの再生クロツク周波数の関係を示した
ものである。
まず、テープと回転ヘツドの相対速度を一定にする制
御動作について説明する。回転シリンダ1に取り付けら
れた磁気ヘツド2A,2Bは、テープ3から記録信号を再生
し、再生アンプ4,5は、ヘツドで読み出された信号の増
幅を行なう。切り換え回路6は、ヘツド切り換え信号生
成回路22の出力に従って、テープに接触している側のヘ
ツド出力を再生する再生アンプ出力を選択する。この選
択された信号は、イコライザ7により波形等化され、コ
ンパレータ8で2値化されて、PLL9に送られる。PLLで
は、2値化されたデータからデータに同期したクロツク
を再生する。ここで、再生されたクロツクの周波数はテ
ープスピード制御回路により制御されるテープの走行速
度と回転ヘツドの相対速度に比例している。即わち、テ
ープの走行速度に対して、ヘツドの相対速度が、本来の
速度に対して大きい場合、再生クロツクの周波数は、伝
送ルートに対応した周波数に対して大きくなり、逆の場
合は、小さくなる。従って、再生クロツクの周波数が、
常に一定となるように、再生クロツクの周波数をF−V
変換器10により電圧に変換し、この電圧でシリンダ回転
数を制御することにより、テープとヘツドの相対速度が
一定となるように、制御する。第2図(1)はテープ走
行速度の変化に伴い相当速度一定制御によってシリンダ
回転数がN0からN1又はN2に変化した場合のモータ駆動電
圧を示したものであり、シリンダ回転数を変化させる為
には、モータ駆動電圧は、V0からV1,V2へ変化させる必
要がある。従って、(2)の速度補正無しの場合には、
駆動回路14の入力電圧をνからν1に変化させる
ために、再生クロツク周波数は、から1,とな
り、再生クロツク周波数にズレを生じる。そこで、再生
クロツクズレΔ1に対するF−V変換器出力Δ
V1,ΔV2を、速度誤差補正手段12により検出してF−V
変換器10の出力に加算して、駆動回路14に入力すれば、
(3)に示すように再生クロツク周波数はシリンダ回転
数が変化しても、常に一定のとなる。又第3図は、
PLL再生クロツク周波数を、電圧に変換する変換方式を
示したものである。ヘツド切り換え信号をもとに、ゲー
ト信号を作り、そのゲート信号の時間内で、再生信号の
包絡線レベルが一定値以上の場合で、かつ、再生データ
判別器24により再生データが正しいと判断した時のPLL
再生クロツクを、基準時間内で計数し、その計数値に応
じて出力電圧を発生する。第4図は、ヘツド切り換え信
号に対する計数データの更新時点及び、F−V変換器出
力を示したものであり、各ヘツドに対して、1回づつ、
クロツクの計数を行ない、アナログ信号に変換する。
このように、テープ上の信号を再生しながら、テープ
とヘツドの相対速度を一定に制御する場合、テープ走行
系の急激な負荷変動や外乱により、相対速度が大きくず
れ、PLLが外れることによって、制御ループが一旦外れ
ると、PLLの出力周波数は、テープとヘツドの相対速度
誤差とは無関係となる。このため、再生データ判別器24
は、イコライザ7の出力レベルが一定以上有る場合で、
かつ、データが正しく再生できない時には、速度制御ル
ープが外れたと判断し、切り換え回路27を切り換えて、
スイープ制御回路26により、シリンダモータの回転数を
強制的に上下させる。
この時、同時に、前値ホールド制御手段11により、速
度誤差補正手段12の補正値を前値ホールドする。次にス
イープ制御回路26により、シリンダ回転数がテープとヘ
ツドの相対速度が一定値となる回転数となった時、再生
データが正しく再生できるようになる為、再生データ判
別器は切り換え回路27を切り換えて、速度制御ループに
より相対速度一定制御を行ない、同時に速度誤差補正手
段のホールドを解除する。この切り換え時においては、
速度誤差補正手段による補正電圧がホールドされている
ことにより、第2図のΔ(又はΔ)はゼロとな
っており、常に、速度制御ループのセンタで、引き込み
を行うことができ、安定な、再引き込みを行うことがで
きる。
次に、本発明の速度誤差補正手段の簡易的な一実施例
を、第5図を用いて説明する。第5図28は加算器,29は
レジスタ,30はディジタル/アナログ変換器である。速
度誤差データdは、その直前までの加算結果である。レ
ジスタ29の出力と加算され再びレジスタに記憶されるこ
とにより、速度誤差データ中の、平均値が抜き出され
る。この平均値を、ディジタルアナログ変換器により、
アナログ信号に変換し、第1図加算器13,駆動回路14
を介して、シリンダモータ15を駆動することにより、速
度制御ループの誤差を補正することができる。加算動作
制御信号eは、テープ上の信号の欠落等で、一時的に信
号がとれなくなった場合に、誤った誤差データを加算す
るのを防ぐ為に、F−V変換器で、PLL再生クロックが
正しく測定できた時にOKとなり、レジスタが、加算器出
力を記録するかどうかを制御する。
次に、第6図により本発明の速度誤差検出手段の別の
実施例について説明する。第6図32は、アツプダウンカ
ウンタ,31は入力速度誤差データをデータの大きさに応
じたクロック数に変換し、かつ、データの極性に応じて
アツプダウンカウンタのupカウント,downカウントを制
御するU/D切り換え信号を出力するデータ・クロツク数
変換器である。速度誤差データdはデータ・クロツク数
変換器31により、クロツク数に変換され、U/Dカウンタ
により、積算されて速度誤差の平均値が抜き出される。
加算制御動作制御信号eは、第5図の実施例と同様にU/
Dカウンタのカウント動作を行うか行わないかを制御す
る。
次に、本発明の前値ホールド制御手段11の一実施例
を、第7図を用いて説明する。第7図33は、速度誤差の
センサ値、即わち、速度誤差がゼロのデータを生成する
センタ値発生回路、34は、切り換え回路である。速度制
御が外れると、速度制御外れ情報cにより、切り換え回
路34が切り換り、速度データdには、センタ値が出力さ
れる。この為、速度誤差補正手段12では、誤差データが
ゼロであるので、加算値に変化は無く、補正値が前値ホ
ールドされる。
次に、第8図を用いて前値ホールド制御手段の別の実
施例について、説明する。35は、非加算状態信号発生回
路、36は、切り換え回路である。第7図と同様に速度制
御が外れると、切り換え回路36が切り換わり、加算動作
制御信号eには、非加算状態信号が出力される。これに
より、速度誤差補正手段12は、入力データ値がいくつで
あっても加算動作が停止され、補正値が前値ホールドさ
れる。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、テープと回転ヘツドの相対速
度一定制御において、制御が一度外れても速度制御ルー
プの中心値で引き込むことができるので、安定に、再引
き込みを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2図は本発
明の実施例の制御内容の説明図、第3図,第4図は本発
明のF−V変換回路の各部の波形図、第5図,第6図は
速度誤差補正手段の例のブロツク図、第7図,第8図は
前値ホールド制御手段のブロツク図である。 11……前値ホールド制御手段、 12……速度誤差補正手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河崎 憲一郎 埼玉県川越市山田字西町25番地1 パイ オニア株式会社川越工場内 (56)参考文献 特開 昭64−49153(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドによって磁気テープより再生さ
    れたディジタル信号からクロックを再生するクロック再
    生手段、この再生クロックの周波数の基準周波数からの
    ずれ量に応じた電圧を発生する周波数電圧変換手段と、
    この周波数電圧変換手段の出力電圧を回転ヘッド駆動用
    モータに印加して回転ヘッドの回転数を制御する駆動手
    段と、 テープを高速に走行させるテープスピード制御手段を備
    え、 前記テープスピード制御手段により制御されて高速に走
    行する前記テープと、前記駆動手段により回転速度が制
    御される回転ヘッドの相対速度が一定値となるように制
    御するサーチ制御装置において、 前記周波数電圧変換手段出力の回転速度誤差に応じた数
    値を入力としその回転速度誤差の累積加算値に応じた電
    圧を出力する回転速度誤差補正手段と、 前記回転速度誤差補正手段の出力電圧を前記周波数電圧
    変換手段の出力電圧と加算して前記駆動手段に印加する
    印加手段と、 前記駆動手段により制御される回転ヘッドの回転数が、
    前記駆動手段により制御できる回転数の所定の範囲を外
    れたことを検出する再生データ判別手段と、 前記再生データ判別手段により回転数が所定の範囲から
    外れたことを検出した時前記回転速度誤差補正手段の出
    力電圧を、回転数が所定の範囲から外れる直前の時点の
    値に前値ホールドする前値ホールド制御手段とを設けた
    ことを特徴とするサーチ制御装置。
  2. 【請求項2】前記前値ホールド制御手段は、前記速度誤
    差補正手段に入力する速度誤差を、前記基準周波数と等
    しい周波数のクロックが前記クロック再生手段から再生
    された場合に前記周波数電圧変換手段から出力される数
    値とすることにより前値ホールドするように制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載のサーチ制御装置。
  3. 【請求項3】前記前値ホールド制御手段は、前記速度誤
    差補正手段に入力する速度誤差を、前記基準周波数と等
    しい周波数のクロックが前記クロック再生手段から再生
    された場合に停止し停止前の値を前値ホールドするよう
    に制御することを特徴とする請求項1記載のサーチ制御
    装置。
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JPH01307957A JPH01307957A (ja) 1989-12-12
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