JP7519328B2 - エアサスペンション装置 - Google Patents

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Description

本開示は、例えば自動車等の車両に搭載されるエアサスペンション装置に関する。
特許文献1には、エアばね(空気ばね)と減衰力調整式油圧緩衝器とを備えたエアサスペンション装置が記載されている。特許文献1のエアサスペンション装置は、エアばねのエアピストンが減衰力調整式油圧緩衝器のシリンダ筒(外筒)に対して溶接により取り付けられている。
特開平08-104118号公報
従来技術の場合、シリンダ筒(外筒)に対するエアピストンの自由度がないため、エアピストンに横力が加わった場合等に、エアばねの特性が不安定なる可能性がある。これに対して、エアばねの特性を安定化させるために、エアピストンをシリンダ装置に対して移動可能に支持することが考えられる。しかし、この場合に、構造が複雑になり、製造コストが上昇することは好ましくない。
本発明の一実施形態の目的は、簡素な構造でエアピストンの変位を許容できるエアサスペンション装置を提供することにある。
本発明の一実施形態のエアサスペンション装置は、車両の車輪側に取り付けられる第1部材と、車両の車体側に取り付けられる第2部材と、前記第2部材側に取り付けられ、エアの給排により伸縮して車高を調整可能なエアチャンバ部材と、前記エアチャンバ部材に一側が固定され、前記第1部材の外周側に設けられ、エアを貯留するエアピストンと、前記エアピストンの他側端の内周側と、前記第1部材の外周側との間に設けられ、前記第1部材に対し前記エアピストンを接続する接続部材と、を有し、前記エアピストンと前記接続部材との間には、軸方向に離間して前記車体側に第1環状弾性部材と前記車輪側に第2環状弾性部材とが設けられており、前記エアピストンが前記接続部材に向けて径方向に移動可能な移動量は、前記第2環状弾性部材側よりも前記第1環状弾性部材側が大きい。
本発明の一実施形態によれば、簡素な構造でエアピストンの変位を許容できる。
実施形態によるエアサスペンション装置を示す縦断面図である。 図1中の(II)部の拡大図である。
以下、実施形態によるエアサスペンション装置を車両(例えば、4輪自動車)に適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ説明する。
図1において、エアサスペンション装置1は、自動車等の車両(図示せず)に組み込まれる。この場合、エアサスペンション装置1は、例えば、車両の車体(ボディ)と車輪との間に設けられる。エアサスペンション装置1は、車体と車輪との間で、振動、衝撃を緩和(吸収)する。
なお、以下の説明では、エアサスペンション装置1の軸方向の一側(一端側)を上側(上端側)とし、軸方向の他側(他端側)を下側(下端側)とする。即ち、車体側となる図面の上側(上端側)を一側(一端側)とし、車輪側となる図面の下側(下端側)を他側(他端側)として説明する。しかし、これとは逆に、エアサスペンション装置1の軸方向の一側(一端側)を車輪側となる下側(下端側)とし、軸方向の他側(他端側)を車体側となる上側(上端側)としてもよい。
エアサスペンション装置1は、緩衝器2と、エアばね3と、図示しない給排装置とを備えている。給排装置は、例えば、給排弁、コンプレッサ、エアドライヤ、フィルタ、エア給排管路等により構成される。給排装置は、エアばね3のエア室3A(エアチャンバ)に対するエア(圧縮エア)の供給、排出を行う。エアばね3のエア室3A内には、緩衝器2の上半部が挿通されている。なお、図1は、エアサスペンション装置1が伸長した状態(緩衝器2およびエアばね3が伸長した状態)を示している。
緩衝器2は、車体と車輪との間で振動を緩衝する。緩衝器2は、例えば、走行条件、車両の挙動等に応じて減衰力を可変に調整する減衰力調整式油圧緩衝器として構成することができる。この場合、緩衝器2は、例えば、外筒4と内筒(図示せず)と中間筒(図示せず)とを有する3重筒構造とすると共に減衰力調整装置6を備えた構成とすることができる。なお、緩衝器2は、減衰力調整装置6を備えていないコンベンショナルの緩衝器を用いてもよい。
緩衝器2は、外筒4(シリンダ、シリンダ筒)と、図示しないピストンと、ピストンロッド5(ロッド)と、減衰力調整装置6とを備えている。実施形態では、外筒4が車両の車輪側に取り付けられる第1部材に対応し、ピストンロッド5が車両の車体側に取り付けられる第2部材に対応する。外筒4内には、作動液(作動流体)としての油液が封入されている。作動液としては油液、オイルに限らず、例えば添加剤を混在させた水等でもよい。
外筒4は、有底筒状に形成されており、一端側となる上端側が開口しており、他端側となる下端側が底部4Bとなって閉塞されている。即ち、外筒4は、円筒状の筒部4Aと、筒部4Aの下端側を閉塞する底部4Bとを備えている。筒部4Aの下端寄りには、減衰力調整装置6が取り付けられている。
また、筒部4Aの中間部、即ち、筒部4Aの外周面のうち減衰力調整装置6よりも一側となる上側には、エアばね3のエアピストン9が接続部材11を介して取り付けられている。このために、筒部4Aには、軸方向に離間して一対の取付フランジ4C,4Cが設けられている。後述するように、接続部材11は、緩衝器2の外筒4にエアばね3のエアピストン9を支持する部材であり、外筒4の取付フランジ4C,4Cの間に挟持されている。
一方、外筒4の底部4Bには、例えば車両の車輪側に取り付けられる取付アイ4Dが設けられている。外筒4の底部4B(取付アイ4D)は、車両の車輪側に緩衝器2およびエアばね3を取り付けるための車輪側接続部を構成している。
図示しないピストンは、外筒4内に軸方向の移動可能に設けられている。この場合、ピストンは、例えば、3重筒のうちの最も内側の内筒に摺動可能に設けられている。ピストンは、例えば、内筒内をロッド側油室とボトム側油室との2室に画成(区画)している。ピストンロッド5は、ピストンに連結されている。ピストンロッド5は、外筒4の外部へ延出されている。即ち、ピストンロッド5は、一端側となる上端側が外筒4の外部へ延びており、他端側となる下端側がピストンに連結されている。なお、図示は省略するが、例えば、外筒4と内筒との間には、環状のリザーバ室が形成されており、ピストンロッド5の進入および退出を補償する。
ピストンロッド5の上端側には、雌ねじ5Aが形成されており、この雌ねじ5Aにはナット5Bが螺合している。ピストンロッド5の上端側およびナット5Bは、車両の車体側に緩衝器2を取り付けるための車体側接続部を構成している。また、ピストンロッド5の上端側で車体側接続部よりも下側には、バンプラバー5Cが設けられている。バンプラバー5Cは、ピストンロッド5の最縮小時に外筒4側のバンプラバー受け(図示せず)に上下方向で当接(衝突)する。このとき、バンプラバー5Cは、弾性変形することにより、バンプラバー受けに衝突したときの衝撃を緩和させる。
減衰力調整装置6は、外筒4の下端側に外筒4の外周面から径方向に突出して設けられている。減衰力調整装置6は、ピストンの摺動によって生じる作動流体の流れを制御して減衰力を発生させる。減衰力調整装置6は、緩衝器2の発生減衰力を可変に調整するために、例えば、減衰力調整バルブおよびソレノイド等からなる減衰力調整アクチュエータにより構成されている。緩衝器2は、図示しないサスペンション制御装置から減衰力調整装置6(減衰力調整アクチュエータ)へ供給される指令電流(制御信号、制御指令)に応じて減衰力特性が可変に調整される。サスペンション制御装置は、例えば、マイクロコンピュータ、ソレノイド駆動回路等を含んで構成されている。
エアばね3は、車輪上に車体を弾性的に支持する懸架ばねである。エアばね3は、キャニスタ7と、ラバーチューブ8と、エアピストン9とを備えている。キャニスタ7は、車両の車体側にエアばね3を取り付けるための車体側接続部を構成している。キャニスタ7は、略有蓋筒状(略有底筒状)ないし段付き円筒状に形成されている。即ち、キャニスタ7は、一端側となる上端側に設けられた小径筒部7Aと、他端側となる下端側に設けられた大径筒部7Bと、小径筒部7Aの外径側と大径筒部7Bの内径側とを閉塞するフランジ部7C(蓋部)とを備えている。
キャニスタ7の小径筒部7A内には、ピストンロッド5の上端側が配置されている。キャニスタ7のフランジ部7Cには、エア室3A側から外側に向けて突出してボルト7Dが取り付けられている。キャニスタ7は、フランジ部7Cのボルト7Dを介して車両の車体側に取り付けられる。なお、図示は省略するが、キャニスタをピストンロッドに取り付ける構成としてもよい。即ち、キャニスタをピストンロッドに取り付けると共に、ピストンロッドを車体側に取り付けることにより、ピストンロッドと共にキャニスタを車体側に取り付ける構成としてもよい。
キャニスタ7の大径筒部7Bには、大径筒部7Bの内側(エア室3A側)と外側(外部)とを連通する接続口7Eが設けられている。接続口7Eには、エア室3A内へのエア(圧縮エア)の供給、排出を行う給排装置が接続される。また、大径筒部7Bには、エアチャンバ部材としてのラバーチューブ8が固定されている。
ラバーチューブ8は、キャニスタ7とエアピストン9との間に設けられている。ラバーチューブ8は、例えば、弾性ゴム材料により筒状体に形成されている。ラバーチューブ8は、長さ方向中間部が断面U字状に折返して形成されている。ラバーチューブ8は、一端側となる上端側がキャニスタ7(大径筒部7B)の下端(開口端)側に気密状態で固定されており、他端側となる下端側がエアピストン9の一端側となる上端側に気密状態で固定されている。これにより、ラバーチューブ8は、キャニスタ7とエアピストン9と共に、エアばね3のエア室3Aを形成している。エアばね3は、エア室3A内にエア(圧縮エア)が供給されることにより圧縮ばねとして作動し、これにより、ピストンロッド5は、伸長方向に付勢される。
このように、ラバーチューブ8は、キャニスタ7を介して車体側に取り付けられることにより、ピストンロッド5側(第2部材側)に取り付けられる。なお、図示は省略するが、キャニスタをピストンロッドに直接的に取り付ける構成とすることにより、ラバーチューブをピストンロッド側に取り付ける構成としてもよい。ラバーチューブ8は、キャニスタ7と共に、エアの給排により伸縮して車高を調整可能なエアチャンバ部材を構成している。
ラバーチューブ8の外周側は、筒状ケース8Aにより覆われている。筒状ケース8Aは、エアの給排に応じて上下方向に変位するラバーチューブ8の折り返し部を案内する。筒状ケース8Aの下端側には、蛇腹状の保護カバー10の上端側が取り付けられている。保護カバー10は、エアピストン9を外側から取囲むことによって、外部からの飛び石等からエアピストン9を保護し、エアピストン9の破損、損傷を抑制する。保護カバー10の下端側には、環状の取付け具10Aが設けられている。取付け具10Aは、後述の接続部材11のフランジ部11Cに取り付けられる。
緩衝器2の外筒4の外周側には、キャニスタ7と上下方向で対向するように筒状のエアピストン9が設けられている。エアピストン9は、ラバーチューブ8およびキャニスタ7と共にエア(圧縮エア)を貯留する。エアピストン9の一側となる上側は、ラバーチューブ8に固定される。エアピストン9の他端側となる下端側は、緩衝器2の外筒4と一体に変位するように外筒4に取り付けられている。一方、キャニスタ7は、ピストンロッド5と一体に変位(上下動)するように、ピストンロッド5の上端側と共に車体側に取り付けられる。
エアばね3のエア室3A内には、例えば乾燥状態の圧縮エアが外部(即ち、外部の給排装置)から給排され、これに伴ってラバーチューブ8が弾性変形することより、エア室3Aは拡張または縮小される。エア室3Aが拡張されるときには、ピストンロッド5が外筒4から上方に大きく突出し、これによって車両の車高は、高くなるように調整される。エア室3Aが縮小されるときには、ピストンロッド5が外筒4内へと縮小され、これによって車高は低くなるように調整される。
ところで、前述の特許文献1のエアサスペンション装置は、エアばねのエアピストンが減衰力調整式油圧緩衝器のシリンダ筒(外筒)に対して溶接により取り付けられており、シリンダ筒(外筒)に対するエアピストンの自由度がない。このため、例えば、エアピストンに横力が加わった場合等に、エアばねの特性が不安定なる可能性がある。
これに対して、例えば、エアピストンの下端にシリンダ筒(外筒)に対する回転方向の自由度を与えるために、エアピストンの下端とシリンダ筒(外筒)との間にゴム部材を設けることが考えられる。即ち、エアピストンの下端とシリンダ筒(外筒)との間でゴム部材を加硫成形させることが考えられる。
この場合には、エアサスペンション装置の上側の取付け位置から遠い位置に設けられたゴム部材がたわむことにより、エアピストンとシリンダ筒(外筒)との取付け部のこじりを吸収することができる。即ち、ゴム部材により、エアばね反力の作用方向とシリンダ筒(外筒)の軸線方向とのずれを低減でき、エアばね特性を安定化できる。しかし、この構成の場合、構造が複雑化すると共に寸法設計の難易度が高くなり、部品コストが上昇する可能性がある。
そこで、実施形態では、簡素な構造で、エアピストンの変位を許容できるように、次の構成を採用している。即ち、実施形態では、エアばね3のエアピストン9を、接続部材11を介して緩衝器2の外筒4に支持している。接続部材11は、エアピストン9の下側端の内周側と外筒4の外周側との間に設けられている。接続部材11は、外筒4に対しエアピストン9を接続する。
接続部材11は、略円筒状に形成されている。接続部材11の内側には、外筒4が挿通されている。即ち、接続部材11は、外筒4の外側に嵌着されている。この場合、接続部材11は、外筒4の外周側に軸方向に離間して設けられた一対の取付フランジ4C,4Cに挟持されている。これにより、接続部材11は、外筒4に対して軸方向に変位することが阻止される。
図2に示すように、接続部材11の内周面には、軸方向に離間して一対の内径側凹部11A,11Bが形成されている。内径側凹部11A,11Bは、接続部材11の内周面に全周に亙って径方向の外側に凹んだ環状溝として形成されている。一方の内径側凹部11Aは、車体側となる上側(一側)に形成される第1内径側凹部に相当し、他方の内径側凹部11Bは、車輪側となる下側(他側)に形成される第2内径側凹部に相当する。内径側凹部11A,11Bは、例えば幅寸法、深さ寸法が同じ同形状の環状溝として接続部材11の内周面に形成されている。接続部材11の内周面は、例えば、軸方向のいずれの位置でも内径寸法が同じ内面となっている。
内径側凹部11A,11B内には、それぞれが内径側環状弾性部材となる内側Oリング12A,12Bが装着されている。一方の内側Oリング12Aは、車体側となる上側(一側)に設けられる第1内径側環状弾性部材に相当し、他方の内側Oリング12Bは、車輪側となる下側(他側)に設けられる第2内径側環状弾性部材に相当する。内側Oリング12A,12Bは、接続部材11の内周面と外筒4の外周面との間で、これらの間を密閉(封止、密封、シール)する。
接続部材11の他端側となる下端側には、外径側に向けて全周に亙って突出するフランジ部11Cが設けられている。フランジ部11Cには、蛇腹状の保護カバー10の取付け具10Aが取り付けられる。また、フランジ部11Cの上面には、エアピストン9の下端縁が当接している。これにより、即ち、エアピストン9の下端縁とフランジ部11Cの上面との当接により、エアピストン9は、軸方向の他側となる下側への変位が阻止される。換言すれば、エアピストン9は、接続部材11のフランジ部11Cおよび外筒4の取付フランジ4Cを介して外筒4に対する軸方向(上下方向)の位置決めがされている。
接続部材11の外周面は、エアピストン9の下端側の内周面と対面している。接続部材11の外周面には、軸方向に離間して一対の外径側凹部11D,11Eが形成されている。外径側凹部11D,11Eは、接続部材11の外周面に全周に亙って径方向の内側に凹んだ環状溝として形成されている。一方の外径側凹部11Dは、車体側となる上側(一側)に形成される第1外径側凹部(第1凹部)に相当し、他方の外径側凹部11Eは、車輪側となる下側(他側)に形成される第2外径側凹部(第2凹部)に相当する。
外径側凹部11D,11Eは、例えば幅寸法および深さ寸法が互いに異なる環状溝として接続部材11の外周面に形成されている。実施形態では、第1凹部としての第1外径側凹部11Dの幅寸法および深さ寸法は、第2凹部としての第2外径側凹部11Eよりも大きくなっている。換言すれば、第1外径側凹部11Dの凹み量は、第2外径側凹部11Eの凹み量よりも大きくなっている。これにより、第1外径側凹部11Dの凹み量と第2外径側凹部11Eの凹み量とを異ならせている。
外径側凹部11D,11E内には、それぞれが外径側環状弾性部材となる外側弾性部材13A,13Bが装着されている。即ち、第1外径側凹部11Dには、第1外径側環状弾性部材(第1環状弾性部材)としての第1外側弾性部材13Aが装着されている。第2外径側凹部11Eには、第2外径側環状弾性部材(第2環状弾性部材)としての第2外側弾性部材13Bが装着されている。
これにより、エアピストン9と接続部材11との間には、軸方向に離間して車体側に第1外側弾性部材13Aと車輪側に第2外側弾性部材13Bとが設けられている。この場合、第1外側弾性部材13Aおよび第2外側弾性部材13Bは、それぞれゴム製のOリングにより構成されている。そして、第1外側弾性部材13Aおよび第2外側弾性部材13Bは、接続部材11に形成される第1外径側凹部11Dおよび第2外径側凹部11Eにそれぞれ嵌合されている。
上述したように、第1外径側凹部11Dの凹み量は、第2外径側凹部11Eの凹み量よりも大きい。このため、第1外側弾性部材13Aの幅寸法(径寸法、線径)は、第2外側弾性部材13Bの幅寸法(径寸法、線径)より大きい。このように、実施形態では、第1外径側凹部11Dの凹み量と第2外径側凹部11Eの凹み量とを異ならせるだけでなく、第1外側弾性部材13Aの幅寸法(径寸法、線径)と第2外側弾性部材13Bの幅寸法(径寸法、線径)も異ならせている。
接続部材11の外周面のうちフランジ部11Cよりも上側(一側)は、上側(一側)に進む程外径寸法が小さくなる方向に傾斜した円錐面としている。これにより、接続部材11の外周面の隙間(径方向の隙間)は、第2外側弾性部材13B側で小さく、第1外側弾性部材13A側で大きくなっている。このため、エアピストン9が接続部材11に向けて移動可能な移動量は、第2外側弾性部材13Bよりも第1外側弾性部材13Aが大きい。これにより、エアピストン9は、緩衝器2の中心軸(シリンダ軸)に対してエアピストン9の内周面と接続部材11の外周面との隙間に対応する分、傾くことが許容される。このため、エアサスペンション装置1のストロークに伴う緩衝器2の外筒4とエアピストン9との偏心やこじりを抑制することができる。
なお、実施形態では、接続部材11の外周面を上側(一側)に進む程外径寸法が小さくなる方向に傾斜した円錐面としているが、これに限らず、例えば、エアピストン9の下端側の内周面を上側(一側)に進む程内径寸法が大きくなる方向に傾斜した円錐面としてもよい。即ち、エアピストン9の下端側の内周面と接続部材11の外周面との隙間(径方向の隙間)は、上下方向(軸方向)の上側(一側)で大きく下側(他側)で小さくなればよく、接続部材11の外周面とこれに対面するエアピストン9の内周面との両方を円錐面としてもよいし、いずれか一方のみを円錐面としてもよい。
実施形態によるエアサスペンション装置1は、上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
エアサスペンション装置1は、例えば、緩衝器2のピストンロッド5の先端側(上端側)およびエアばね3のキャニスタ7が車両(自動車)の車体側に取り付けられ、緩衝器2の外筒4の基端側(下端側)が車両の車輪側(車軸側)に取り付けられる。これにより、車両の走行時に振動が発生したときに、エアばね3のエア室3Aの拡大、縮小に伴って、緩衝器2のピストンロッド5が伸長、縮小することにより減衰力が発生し、このときの振動を減衰する。
また、エアピストン9の下端と接続部材11(スリーブ)との嵌合部には、2つOリング、即ち、エア室側の第1Oリングとなる第1外側弾性部材13Aと反エア室側の第2Oリングとなる第2外側弾性部材13Bとを軸方向に離間して設けている。この上で、第1外側弾性部材13A側(エア室側)のエアピストン9と接続部材11の隙間寸法(径方向の隙間の寸法)を、第2外側弾性部材13B側(反エア室側)のエアピストン9と接続部材11の隙間寸法(径方向の隙間の寸法)よりも大きくしている。これに加えて、第1外側弾性部材13Aの外径(線形)と第2外側弾性部材13Bの外径(線形)とを異ならせている。具体的には、第1外側弾性部材13Aの外径(線形)を第2外側弾性部材13Bの外径(線形)よりも大きくしている。
このため、エアピストン9に横力が作用した場合に、エアピストン9がシリンダ軸(緩衝器2の中心軸)に対して隙間に対応する分、傾くことが許容される。即ち、実施形態では、緩衝器2とエアばね3とを同軸に配置したエアサスペンション装置1において、緩衝器2に対するエアピストン9に自由度を与えることができる。このため、エアサスペンション装置1のストロークに伴う緩衝器2の外筒4とエアピストン9との偏心やこじりを抑制することができる。この結果、エアばね3の特性を安定させることができ、エアサスペンション装置1が搭載された車両の乗り心地を向上できる。
以上のように、実施形態では、エアピストン9の他端側(下端側)の内周側は、接続部材11を介して緩衝器2の外筒4の外周側に接続されている。この上で、エアピストン9が接続部材11に向けて移動可能な移動量は、第2外側弾性部材13B側よりも第1外側弾性部材13A側が大きい。このため、エアピストン9が接続部材11の第2外側弾性部材13B側を支点側(例えば、揺動中心側)として接続部材11延いては外筒4に対して移動する(例えば、変位する、傾く)ことが許容される。これにより、エアピストン9に自由度を与えることができ、エアサスペンション装置1のストロークに伴う偏心やこじりを抑制できる。この結果、エアばね3の特性を安定させることができ、車両の乗り心地を向上できる。しかも、緩衝器2の外筒4とエアピストン9との間に接続部材11を設け、かつ、この接続部材11とエアピストン9との移動量を規制することで、エアピストン9に自由度を持たせる。このため、簡素な構造で、エアピストン9の変位を許容できる。
実施形態によれば、第1外側弾性部材13Aおよび第2外側弾性部材13Bは、接続部材11に形成される第1外径側凹部11Dおよび第2外径側凹部11Eにそれぞれ嵌合される。このため、第1外径側凹部11Dおよび第2外径側凹部11Eによって第1外側弾性部材13Aおよび第2外側弾性部材13Bを、接続部材11とエアピストン9との間で安定して支持(保持)することができる。
実施形態によれば、第1外径側凹部11Dの凹み量と第2外径側凹部11Eの凹み量とが異なる。このため、実施形態のように、第1外径側凹部11Dの凹み量を第2外径側凹部11Eの凹み量よりも大きくした場合には、第1外径側凹部11Dに大きな幅寸法(径寸法)の第1外側弾性部材13Aを装着できる。これにより、第1外側弾性部材13Aの寸法を、移動量が大きい側に対応した大きさにできる。
これに対して、例えば、図示は省略するが、第1外径側凹部(第1凹部)の凹み量を第2外径側凹部(第2凹部)の凹み量よりも小さくした場合には、第1外側弾性部材(第1環状弾性部材)と第2外側弾性部材(第2環状弾性部材)とを同じ幅寸法(径寸法)としつつ移動量に対応した大きさにできる。即ち、この場合には、第1外側弾性部材(第1環状弾性部材)と第2外側弾性部材(第2環状弾性部材)との共通化(部品共通化)を図ることができる。
実施形態によれば、第1外側弾性部材13Aおよび第2外側弾性部材13Bは、それぞれOリングである。このため、エアピストン9と接続部材11との間のOリング(第1外側弾性部材13Aおよび第2外側弾性部材13B)によって、エアピストン9の変位(傾き)を許容しつつエアピストン9と接続部材11との間の密封性を確保できる。
なお、実施形態では、緩衝器2の外筒4を車両の車輪側に取り付け、緩衝器2のピストンロッド5を車両の車体側に取り付ける構成とした場合を例に挙げて説明した。即ち、実施形態では、車両の車輪側に取り付けられる第1部材を緩衝器2の外筒4とし、車両の車体側に取り付けられる第2部材を緩衝器2のピストンロッド5とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これらに限らず、例えば、緩衝器のピストンロッドを車両の車輪側に取り付け、緩衝器の外筒を車両の車体側に取り付ける構成としてもよい。即ち、車両の車輪側に取り付けられる第1部材を緩衝器のピストンロッド(ロッド)とし、車両の車体側に取り付けられる第2部材を緩衝器の外筒(シリンダ筒)としてもよい。
実施形態では、エアピストン9と接続部材11とのうち接続部材11に第1外径側凹部11D(第1凹部)および第2外径側凹部11E(第2凹部)を形成する構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これらに限らず、例えば、第1凹部と第2凹部とのうちの少なくとも一方または両方をエアピストンに設けてもよい。また、第1凹部および第2凹部をエアピストンと接続部材とのいずれにも形成せずに、エアピストン(の内周面)と接続部材(の外周面)との間に第1環状弾性部材と第2環状弾性部材とを直接的に設ける(例えば、内周面と外周面との間で挟持する)構成としてもよい。
実施形態では、第1環状弾性部材と第2環状弾性部材とをそれぞれゴム製のOリングにより構成した場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、第1環状弾性部材および/または第2環状弾性部材を樹脂製のリング、円周方向の1個所位置が切断されたリング、欠円環状のリング、多角形状のリングにより構成してもよい。即ち、第1環状弾性部材および/または第2環状弾性部材は、Oリング以外の各種の弾性部材により構成することができる。
実施形態では、第1凹部となる第1外径側凹部11Dの凹み量と第2凹部となる第2外径側凹部11Eの凹み量とが異なる構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、第1凹部の凹み量と第2凹部の凹み量とを同じとしてもよい。この場合には、例えば、第1環状弾性部材の幅寸法(径寸法、線径)を第2環状弾性部材の幅寸法(径寸法、線径)よりも大きくしてもよい。
実施形態では、第1凹部となる第1外径側凹部11Dの凹み量が第2凹部となる第2外径側凹部11Eの凹み量よりも大きい構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、第2凹部の凹み量を第1凹部の凹み量よりも大きくしてもよい。この場合には、凹み量との関係で、第1環状弾性部材の幅寸法(径寸法、線径)と第2環状弾性部材の幅寸法(径寸法、線径)と同じ、または、第1環状弾性部材の幅寸法(径寸法、線径)を第2環状弾性部材の幅寸法(径寸法、線径)よりも小さくしてもよい。
実施形態では、第1環状弾性部材となる第1外側弾性部材13Aの幅寸法(径寸法、線径)と第2環状弾性部材となる第2外側弾性部材13Bの幅寸法(径寸法、線径)とが異なる構成とした場合を例に挙げて説明した。即ち、実施形態では、第1環状弾性部材の幅寸法(径寸法、線径)が第2環状弾性部材の幅寸法(径寸法、線径)よりも大きい構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、第1環状弾性部材の幅寸法(径寸法、線径)と第2環状弾性部材の幅寸法(径寸法、線径)とを同じにしてもよい。この場合には、例えば、第1凹部の凹み量を第2凹部の凹み量よりも浅く(小さく)することができる。
実施形態では、軸方向に離間して2つの凹部(第1外径側凹部11D,第2外径側凹部11E)と2つの環状弾性部材(第1外側弾性部材13A、第2外側弾性部材13B)を設ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、軸方向に離間して3つ以上の凹部および/または3つ以上の環状弾性部材を設けてもよい。
実施形態では、エアサスペンション装置の代表例として自動車に取付けるエアサスペンション装置1を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、鉄道車両に取付けるエアサスペンション装置に適用してもよい。
以上説明した実施形態によれば、エアピストンの他端側の内周側は、接続部材を介して第1部材の外周側に接続されている。この上で、エアピストンが接続部材に向けて移動可能な移動量は、第2環状弾性部材側よりも第1環状弾性部材側が大きい。このため、エアピストンが接続部材の第2環状弾性部材側を支点側(例えば、揺動中心側)として第1部材に対して移動する(例えば、変位する、傾く)ことが許容される。これにより、エアピストンに自由度を与えることができ、エアサスペンション装置のストロークに伴う偏心やこじりを抑制できる。この結果、エアばねの特性を安定させることができ、車両の乗り心地を向上できる。しかも、第1部材とエアピストンとの間に接続部材を設け、かつ、この接続部材とエアピストンとの移動量を規制することで、エアピストンに自由度を持たせる。このため、簡素な構造で、エアピストンの変位を許容できる。
実施形態によれば、第1環状弾性部材および第2環状弾性部材は、エアピストンまたは接続部材に形成される第1凹部および第2凹部にそれぞれ嵌合される。このため、第1凹部および第2凹部によって第1環状弾性部材および第2環状弾性部材を、接続部材とエアピストンとの間で安定して支持することができる。
実施形態によれば、第1凹部の凹み量と第2凹部の凹み量とが異なる。このため、例えば、第1凹部の凹み量を第2凹部の凹み量よりも大きくした場合には、第1凹部に大きな幅寸法(径寸法)の第1環状弾性部材を装着できる。これにより、第1環状弾性部材の寸法を、移動量が大きい側に対応した大きさにできる。これに対して、例えば、第1凹部の凹み量を第2凹部の凹み量よりも小さくした場合には、第1環状弾性部材と第2環状弾性部材とを同じ幅寸法(径寸法)としつつ移動量に対応した大きさにできる。これにより、第1環状弾性部材と第2環状弾性部材との共通化(部品共通化)を図ることができる。
実施形態によれば、第1環状弾性部材および第2環状弾性部材は、それぞれOリングである。このため、エアピストンと接続部材との間のOリング(第1環状弾性部材および第2環状弾性部材)によって、エアピストンの変位を許容しつつエアピストンと接続部材との間の密封性を確保できる。
1:エアサスペンション装置、2:緩衝器、3:エアばね、4:外筒(第1部材)、5:ピットンロッド(第2部材)、8:ラバーチューブ(エアチャンバ部材)、9:エアピストン、11:接続部材、11D:第1外径側凹部(第1凹部)、11E:第2外径側凹部(第2凹部)、13A:第1外側弾性部材(第1環状弾性部材)、13B:第2外側弾性部材(第2環状弾性部材)

Claims (4)

  1. 車両の車輪側に取り付けられる第1部材と、
    車両の車体側に取り付けられる第2部材と、
    前記第2部材側に取り付けられ、エアの給排により伸縮して車高を調整可能なエアチャンバ部材と、
    前記エアチャンバ部材に一側が固定され、前記第1部材の外周側に設けられ、エアを貯留するエアピストンと、
    前記エアピストンの他側端の内周側と、前記第1部材の外周側との間に設けられ、前記第1部材に対し前記エアピストンを接続する接続部材と、を有し、
    前記エアピストンと前記接続部材との間には、軸方向に離間して前記車体側に第1環状弾性部材と前記車輪側に第2環状弾性部材とが設けられており、
    前記エアピストンが前記接続部材に向けて径方向に移動可能な移動量は、前記第2環状弾性部材側よりも前記第1環状弾性部材側が大きいエアサスペンション装置。
  2. 前記第1環状弾性部材および前記第2環状弾性部材は、前記エアピストンまたは前記接続部材に形成される第1凹部および第2凹部にそれぞれ嵌合される請求項1に記載のエアサスペンション装置。
  3. 前記第1凹部の凹み量と前記第2凹部の凹み量とが異なる請求項2に記載のエアサスペンション装置。
  4. 前記第1環状弾性部材および前記第2環状弾性部材は、それぞれOリングである請求項1ないし3のいずれかに記載のエアサスペンション装置。
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