JP7484584B2 - 媒体加熱装置及び液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体加熱装置及び液体吐出装置に関する。
従来より、媒体に液体を吐出する液体吐出部と、液体吐出部から吐出された液体が付着した媒体を搬送する搬送部とを備える液体吐出装置が知られている。また、液体吐出装置において、媒体に付着した液体を乾燥させる乾燥部を備えるものも知られている。
乾燥部として、例えば、画像形成部より媒体の搬送方向の下流側において、媒体の裏面に接触して発熱する接触型ヒータとしてのポストヒータと、搬送路を挟んでポストヒータと対面する位置において、非接触の状態で媒体の表面を加熱する非接触型ヒータとしての赤外線加熱装置とを備える構成が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
赤外線にはインクを内部から加熱する効果があるので、インクを素早く乾燥させるためには、ポストヒータより赤外線加熱装置の発熱量を増加するのが望ましい。しかしながら、乾燥部全体としての発熱量が多過ぎると、媒体に変形やダメージが生じるので、赤外線加熱装置の発熱量を増加するには限界がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、媒体に変形やダメージを生じさせることなく、媒体に付着した液体を効率的に乾燥させることができる媒体加熱装置を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、表面に液体が付着した状態で搬送される媒体を加熱する媒体加熱装置であって、媒体の表面と反対側の裏面に接触する第1接触型ヒータと、前記第1接触型ヒータより媒体の搬送方向の下流側において、媒体の裏面に接触する第2接触型ヒータと、前記媒体が搬送される搬送路を挟んで前記第2接触型ヒータに対面する位置において、前記搬送路上の媒体から離間した位置で媒体の表面を加熱する非接触型ヒータと、前記第1接触型ヒータ、前記第2接触型ヒータ、及び前記非接触型ヒータそれぞれに電力を供給して発熱させるコントローラとを備え、前記コントローラは、前記搬送路上を媒体が間欠搬送されている動作期間において、前記非接触型ヒータに電力を供給すると共に、前記第2接触型ヒータに供給する電力を前記第1接触型ヒータに供給する電力より小さくすることを特徴とする。
本発明によれば、媒体に変形やダメージを生じさせることなく、媒体に付着した液体を効率的に乾燥させることができる。
インクジェット記録装置の構成を示す斜視図。 インクジェット記録装置の内部構造を示す断面図。 画像形成部の詳細構成を示す平面図。 インクジェット記録装置のハードウェア構成図。 画像形成処理のフローチャート。 本実施形態に係る第1ポストヒータ、第2ポストヒータ、及び赤外線加熱装置への電力供給の推移を示す図。 ポストヒータ及び赤外線加熱装置から連帳紙Pに供給される熱量の推移を示す図。 変形例1に係る第1ポストヒータ、第2ポストヒータ、及び赤外線加熱装置への電力供給の推移を示す図。 変形例2に係る第1ポストヒータ、第2ポストヒータ、及び赤外線加熱装置への電力供給の推移を示す図。 変形例3に係る第1ポストヒータ、第2ポストヒータ、及び赤外線加熱装置への電力供給の推移を示す図。
[本発明の実施形態]
以下、図1~図4を参照して、本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置1について説明する。図1は、インクジェット記録装置1の構成を示す斜視図である。図2は、インクジェット記録装置1の内部構造を示す断面図である。図3は、画像形成部30の詳細構成を示す平面図である。図4は、インクジェット記録装置1のハードウェア構成図である。
本実施形態に係るインクジェット記録装置1は、連帳紙P(媒体)にインクを吐出することによって、当該連帳紙Pに画像を形成するインクジェット式の画像形成装置(液体吐出装置)である。図1~図4に示すように、インクジェット記録装置1は、給紙部10と、搬送部20と、画像形成部(液体吐出部)30と、巻取り部40と、乾燥部50と、コントローラ60とを主に備える。
連帳紙Pは、帯状のシートである。連帳紙Pの素材は、例えば、紙(用紙)、OHPシート、糸、繊維、皮革、金属、プラスチックなど、インク(液体)を付着させることによって画像を形成することが可能なあらゆる媒体を指す。このうち、付着したインクが浸透しない「非浸透メディア(例えば、アクリル、ポリエステル、塩ビ等のフィルム)」、又は付着したインクが浸透しにくい「緩浸透メディア(例えば、コート紙)」に本発明を適用することによって、特に有利な効果を奏する。また、本発明の「液体」は、画像を形成するためのインクに限定されず、画像を形成する前に媒体に塗布する前処理液、又は画像を形成した後に媒体に塗布する後処理液などでもよい。
給紙部10は、給紙部10と搬送部20との間の連帳紙Pに、所定の張力を付与する。給紙部10は、給紙ローラ11と、給紙モータ12と、エンコーダセンサ13とを主に備える。給紙ローラ11には、画像が形成される前の連帳紙Pが巻回される。給紙モータ12は、コントローラ60から駆動電圧が印加されることによって、連帳紙Pを巻き取る向きに給紙ローラ11を回転させる。エンコーダセンサ13は、給紙モータ12の出力軸と一体回転するエンコーダシートの回転量を読み取って、読み取った回転量を示すパルス信号をコントローラ60に出力する。
搬送部20は、給紙部10から給紙された連帳紙Pを、搬送路Lに沿って搬送する。搬送路Lは、インクジェット記録装置1の内部において、連帳紙Pが通過する空間を指す。搬送路Lは、給紙部10から画像形成部30に対面する位置を通じて、巻取り部40まで延設されている。搬送部20による連帳紙Pの搬送方向は、図1及び図3に示す副走査方向Bである。搬送部20は、搬送ローラ21と、加圧ローラ22と、搬送モータ23と、エンコーダセンサ24とを主に備える。
搬送ローラ21及び加圧ローラ22は、連帳紙Pを厚み方向の両側から挟持して回転する。搬送ローラ21は、搬送モータ23の駆動力が伝達されることによって回転する。加圧ローラ22は、所定の圧力で搬送ローラ21に押圧されており、搬送ローラ21の回転に伴って従動する。エンコーダセンサ24は、搬送ローラ21と一体回転するエンコーダシートの回転量を読み取って、読み取った回転量を示すパルス信号をコントローラ60に出力する。
また、搬送路Lの一部(例えば、湾曲した部分)には、搬送される連帳紙Pを案内するガイド板25、26が配置されている。ガイド板25は、画像形成部30より搬送方向の上流側において、搬送路Lの湾曲内側に配置されている。ガイド板26は、画像形成部30より搬送方向の下流側において、搬送路Lの湾曲内側に配置されている。ガイド板25、26は、搬送路Lを搬送される連帳紙Pの裏面に対面(当接)する。
画像形成部30は、搬送部20より連帳紙Pの搬送方向の下流側に配置されている。画像形成部30は、搬送部20によって副走査方向Bに搬送された連帳紙Pに向けてインクを吐出することによって、当該連帳紙Pに画像を形成する。図1~図3に示すように、画像形成部30は、キャリッジ31と、主走査モータ32と、駆動力伝達機構33と、プラテン34と、エンコーダセンサ35とを主に備える。
キャリッジ31は、副走査方向Bに直交する主走査方向Aに延びるガイドロッド38a及び副ガイドレール38bに沿って、主走査方向Aに往復移動する。また、キャリッジ31には、各色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)のインクを吐出する記録ヘッド(吐出ヘッド)31k、31c、31m、31yが搭載されている。記録ヘッド31k、31c、31m、31yは、インクカートリッジ39k、39c、39m、39yから供給されるインクを、プラテン34に支持された連帳紙Pに向けて吐出する。
駆動力伝達機構33は、主走査モータ32の駆動力をキャリッジ31に伝達することによって、キャリッジ31を主走査方向Aに移動させる。より詳細には、駆動力伝達機構33は、主走査方向Aに離間して配置された駆動プーリ33a及び加圧プーリ33bと、駆動プーリ33a及び加圧プーリ33bに掛け渡された無端環状のタイミングベルト33cとで構成される。
駆動プーリ33aは、主走査モータ32の駆動力が伝達されて回転する。これにより、タイミングベルト33cが回転し、タイミングベルト33cに取り付けられたキャリッジ31が主走査方向Aに往復移動する。また、加圧プーリ33bは、タイミングベルト33cに所定のテンションを付与する。
プラテン34は、上下方向において、キャリッジ31に対面して配置されている。そして、プラテン34は、搬送部20によって搬送された連帳紙Pを支持する。エンコーダセンサ35は、キャリッジ31に搭載されている。エンコーダセンサ35は、キャリッジ31に対面する位置に設けられたエンコーダシートを読み取って、読み取り量を示すパルス信号をコントローラ60に出力する。
巻取り部40は、搬送部20及び画像形成部30より連帳紙Pの搬送方向の下流側に配置されている。巻取り部40は、画像形成部30によって画像が形成された連帳紙Pを巻き取る。巻取り部40は、巻取りローラ41と、巻取りモータ42と、エンコーダセンサ43とを主に備える。
巻取りローラ41には、画像が形成された後の連帳紙Pが巻回される。巻取りモータ42は、コントローラ60から駆動電圧が印加されることによって、連帳紙Pを巻き取る向きに巻取りローラ41を回転させる。エンコーダセンサ43は、巻取りモータ42の出力軸と一体回転するエンコーダシートの回転量を読み取って、読み取った回転量を示すパルス信号をコントローラ60に出力する。
乾燥部50は、連帳紙Pを加熱することによって、連帳紙Pに付着したインクを乾燥させる。乾燥部50は、コントローラ60から電力の供給を受けて発熱する。乾燥部50は、プレヒータ51と、プラテンヒータ52と、第1ポストヒータ53(第1接触型ヒータ)と、第2ポストヒータ54(第2接触型ヒータ)と、赤外線加熱装置55とを主に備える。
このうち、第1ポストヒータ53、第2ポストヒータ54、及び赤外線加熱装置55は、画像形成部30より連帳紙Pの搬送方向の下流側に配置されて、表面にインクが付着した状態で搬送路L上を搬送される連帳紙Pを加熱する媒体加熱装置を構成する。
プレヒータ51は、画像形成部30より搬送方向の上流側に配置されている。より詳細には、プレヒータ51は、ガイド板25の裏面(連帳紙Pに接触する表面と反対側の面)に取り付けられている。プレヒータ51は、ヒータ51aと、サーミスタ51bと、サーモスタット51cとを主に備える。
ヒータ51aは、コントローラ60から電力の供給を受けて発熱する。ヒータ51aが発生させた熱量は、ガイド板25を介して連帳紙Pに伝達される。サーミスタ51bは、ヒータ51aの温度を検知し、検知した温度を示す温度信号をコントローラ60に出力する温度センサである。サーモスタット51cは、ヒータ51aが所定の温度に達したら、コントローラ60からヒータ51aへの電力の供給を遮断する。
画像形成部30で画像が形成される前の連帳紙Pを、予めプレヒータ51で加熱することによって、連帳紙Pに着弾したインクを速やかに乾燥させることができる。プレヒータ51は、ガイド板25を介して連帳紙Pの裏面に接触する接触型ヒータの一例である。ヒータ51aは、ガイド板25に埋め込まれていてもよい。
プラテンヒータ52は、画像形成部30と上下方向に対面する位置に配置されている。より詳細には、プレヒータ51は、プラテン34の下面(連帳紙Pに接触する上面と反対側の面)に取り付けられている。プラテンヒータ52は、ヒータ52aと、サーミスタ52bと、サーモスタット52cとを主に備える。
ヒータ52aは、コントローラ60から電力の供給を受けて発熱する。ヒータ52aが発生させた熱量は、プラテン34を介して連帳紙Pに伝達される。サーミスタ52bは、ヒータ52aの温度を検知し、検知した温度を示す温度信号をコントローラ60に出力する温度センサである。サーモスタット52cは、ヒータ52aが所定の温度に達したら、コントローラ60からヒータ52aへの電力の供給を遮断する。
画像形成部30に対面する連帳紙Pをプラテンヒータ52で加熱することによって、連帳紙Pに着弾したインクを速やかに乾燥させることができる。これにより、インクの水分が蒸発して、インク表面が造膜化する。造膜化とは、インク表面に膜を張り、触っても手に付かない程度に乾燥させることを指す。造膜化により、インク滴(ドット)の拡がりや大きさが決定されるので、「インクセット」とも呼ばれる。プラテンヒータ52は、プラテン34を介して連帳紙Pの裏面に接触する接触型ヒータの一例である。ヒータ52aは、プラテン34に埋め込まれていてもよい。
第1ポストヒータ53は、画像形成部30より搬送方向の下流側に配置されている。より詳細には、第1ポストヒータ53は、ガイド板26の裏面(連帳紙Pに接触する表面と反対側の面)に取り付けられている。第1ポストヒータ53は、ヒータ53aと、サーミスタ53bと、サーモスタット53cとを主に備える。
ヒータ53aは、コントローラ60から電力の供給を受けて発熱する。ヒータ53aが発生させた熱量は、ガイド板26を介して連帳紙Pに伝達される。サーミスタ53bは、ヒータ53aの温度を検知し、検知した温度を示す温度信号をコントローラ60に出力する温度センサである。サーモスタット53cは、ヒータ53aが所定の温度に達したら、コントローラ60からヒータ53aへの電力の供給を遮断する。
第2ポストヒータ54は、第1ポストヒータ53より搬送方向の下流側に配置されている。より詳細には、第2ポストヒータ54は、ガイド板26の裏面(連帳紙Pに接触する表面と反対側の面)に取り付けられている。第2ポストヒータ54は、ヒータ54aと、サーミスタ54bと、サーモスタット54cとを主に備える。
ヒータ54aは、コントローラ60から電力の供給を受けて発熱する。ヒータ54aが発生させた熱量は、ガイド板26を介して連帳紙Pに伝達される。サーミスタ54bは、ヒータ54aの温度を検知し、検知した温度を示す温度信号をコントローラ60に出力する温度センサである。サーモスタット54cは、ヒータ54aが所定の温度に達したら、コントローラ60からヒータ54aへの電力の供給を遮断する。
画像形成部30で画像が形成された後の連帳紙Pをポストヒータ53、54で加熱することによって、連帳紙Pに着弾したインクの水分及び溶剤を蒸発させることができる。ポストヒータ53、54は、ガイド板26を介して連帳紙Pの裏面に接触する接触型ヒータの一例である。ヒータ53a、54aは、ガイド板26に埋め込まれていてもよい。
赤外線加熱装置55は、画像形成部30より搬送方向の下流側に配置されている。より詳細には、赤外線加熱装置55は、搬送路Lを挟んで第2ポストヒータ54に対面する位置に配置されている。赤外線加熱装置55は、赤外線ヒータ55aと、反射パネル55bと、サーミスタ55cと、サーモスタット55dと、サーモパイル55eと、ファン55fとを主に備える。
赤外線ヒータ55aは、コントローラ60から電力の供給を受けて、電磁波の一種である赤外線(より詳細には、遠赤外線)を発生させる。赤外線加熱装置55が備える赤外線ヒータ55aは、1つでもよいし、複数でもよい。反射パネル55bは、赤外線ヒータ55aから出力させる赤外線を、搬送路Lに向けて反射する。
サーミスタ55cは、赤外線加熱装置55(より詳細には、反射パネル55b)の温度を検知し、検知した温度を示す温度信号をコントローラ60に出力する温度センサである。サーモスタット55dは、反射パネル55bが所定の温度に達したら、コントローラ60から赤外線ヒータ55aへの電力の供給を遮断する。
サーモパイル55eは、赤外線加熱装置55に対面する位置を通過する連帳紙Pの温度を検知し、検知した温度を示す温度信号をコントローラ60に出力する温度センサである。ファン55fは、コントローラ60から駆動電圧の供給を受けて回転することによって、気流を発生させる。これにより、搬送路Lの湿度の上昇を抑制して連帳紙Pの乾燥を促進させると共に、赤外線加熱装置55の過熱を抑制する。
赤外線加熱装置55は、搬送路L上の連帳紙Pから離間した位置で、連帳紙Pの表面(すなわち、インクが付着した面)を加熱する非接触型ヒータの一例である。連帳紙Pの表面に赤外線を照射することによって、インク内部の樹脂の重合反応を起こさせて、インクを硬化させる。
ここで、接触型のヒータ51~54は、インクの表面を乾燥させるので、インクの表面に膜ができて、内部の水分や溶剤が蒸発しにくい。これに対して、赤外線加熱装置55から照射される赤外線は、インクに進入して内部から水分や溶剤を蒸発させる。
コントローラ60は、インクジェット記録装置1の動作を制御する。より詳細には、コントローラ60は、給紙部10、搬送部20、画像形成部30、巻取り部40、乾燥部50、及び操作パネル(操作部)65の動作を制御することによって、連帳紙Pに画像を形成する。
図4に示すように、コントローラ60は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)61と、CPU62と、メモリ63と、モータドライバ64とを主に備える。メモリ63に記憶されたプログラムをCPU62が読み出して実行することによって、インクジェット記録装置1の種々の機能モジュールを含むソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、インクジェット記録装置1に搭載されるハードウェア資源との組み合わせによって、インクジェット記録装置1の機能を実現する機能ブロックが構成される。また、PFGAを利用して、インクジェット記録装置1毎にカスタマイズした機能を実装することもできる。
コントローラ60は、給紙モータ12、搬送モータ23、主走査モータ32、巻取りモータ42、及びファン55fを駆動するモータに、モータドライバ64を通じて駆動電圧を印加することによって、各モータを回転させる。また、コントローラ60は、記録ヘッド31k、31c、31m、31yに吐出信号を出力することによって、記録ヘッド31k、31c、31m、31yにインクを吐出させる。さらに、コントローラ60は、各ヒータ51a、52a、53a、54a、55aに電力を供給することによって、各ヒータ51a、52a、53a、54a、55aを独立して発熱させる。
また、コントローラ60は、エンコーダセンサ13、24、35、43から出力されるパルス信号をカウントし(以下、カウントしたパルス信号の数を「エンコーダ値」と表記する)、エンコーダ値に基づいて回転量や移動量を決定する。さらに、コントローラ60は、各サーミスタ51b、52b、53b、54b、55c及びサーモパイル55eから取得した温度信号に基づいて、各部の温度を特定する。
操作パネル65は、例えば、画像を表示するディスプレイ、ディスプレイに表示されたボタンを押下するオペレータの操作を検知するタッチパネル、及びオペレータによって押下される押ボタンなどを含む。コントローラ60は、ディスプレイに画像を表示すると共に、タッチパネルや押ボタンに対するオペレータの操作に対応する操作信号を操作パネル65から取得する。
次に、図5及び図6を参照して、画像形成処理を説明する。図5は、画像形成処理のフローチャートである。図6は、本実施形態に係る第1ポストヒータ53、第2ポストヒータ54、及び赤外線加熱装置55への電力供給の推移を示す図である。コントローラ60は、例えば、インクジェット記録装置1の電源がONされたタイミング、インクジェット記録装置1がスリープ状態から復帰したタイミング、または画像の形成が指示されたタイミングで、画像形成処理を開始すればよい。
まず、コントローラ60は、第1ポストヒータ53及び第2ポストヒータ54への電力の供給を開始し、赤外線加熱装置55への電力を供給しない(S501)。これにより、ヒータ53a、54aが発熱し、赤外線ヒータ55aは赤外線を出力しない。図面中では、電力が供給されている状態を「ON」と表記し、電力が供給されていない状態を「OFF」と表記する。また図示は省略するが、プレヒータ51及びプラテンヒータ52への電力の供給も開始される。
次に、コントローラ60は、サーミスタ54bで検知されるヒータ54aの温度Tと、予め定められた閾値温度Tthとを比較する(S502)。そして、コントローラ60は、温度Tが閾値温度Tth以上になるまで(S502:No)、以降の処理の実行を待機する。これにより、ガイド板26が予熱される。
なお、連帳紙Pに画像を形成する指示(以下、「印刷ジョブ」と表記する。)が入力されたとしても、温度Tが閾値温度Tth以上になるまでは、ステップS503以降の処理が実行されない。一方、印刷ジョブが入力される前に温度Tが閾値温度Tth以上になると、コントローラ60は、温度Tが閾値温度Tthを維持するように、ヒータ54aに供給する電力を増減させる。
次に、コントローラ60は、印刷ジョブが入力され且つ温度Tが閾値温度Tthに達した場合に(S502:Yes)、第1ポストヒータ53への電力の供給を継続し、第2ポストヒータ54への電力の供給を停止し、赤外線加熱装置55への電力の供給を開始する(S503)。また図示は省略するがファン55fへの駆動電圧の供給も開始される。
次に、コントローラ60は、主走査モータ32を駆動してキャリッジ31を主走査方向Aに移動させ、記録ヘッド31k、31c、31m、31yに所定のタイミングで吐出信号を出力する(S504)。次に、コントローラ60は、給紙モータ12、搬送モータ23、及び巻取りモータ42を駆動することによって、連帳紙Pを搬送方向に所定の搬送量だけ搬送させる(S505)。
次に、コントローラ60は、連帳紙Pに対する全ての画像形成が終了したか否かを判定する(S506)。コントローラ60は、未だ画像形成が終了していないと判定した場合に(S506:No)、ステップS504以降の処理を再び実行する。
すなわち、コントローラ60は、ステップS504~S505の処理を繰り返すことによって、印刷ジョブで示される画像を連帳紙P上に形成する。より詳細には、コントローラ60は、連帳紙Pを所定の搬送量だけ間欠搬送しながら、画像形成部30に対面する連帳紙Pの領域に画像を形成する。
そして、コントローラ60は、全ての画像形成が終了したと判定した場合に(S506:Yes)、第1ポストヒータ53への電力の供給を継続し、第2ポストヒータ54への電力の供給を開始し、赤外線加熱装置55への電力の供給を停止する(S507)。また図示は省略するがファン55fへの駆動電圧の供給も停止される。
温度Tが閾値温度Tth以上になるまでの期間(S501~S502)と、全ての画像形成が終了した後の期間(S507)とは、「待機期間」である。一方、温度Tが閾値温度Tth以上になってから全ての画像形成が終了するまでの期間(S503~S506)は、「動作期間」である。すなわち、ステップS504&S505の実行中が「動作期間」であり、それ以外の期間が「待機期間」である。
そして、コントローラ60は、待機期間において、第2ポストヒータ54に電力を供給し、赤外線加熱装置55への電力の供給を停止する。また、コントローラ60は、動作期間において、第2ポストヒータ54への電力の供給を停止し、赤外線加熱装置55に電力を供給する。さらに、コントローラ60は、印刷ジョブ(間欠搬送の指令)が入力され且つ温度Tが閾値温度Tthに達した後に(S502:Yes)、待機期間から動作期間に移行する。
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
図7は、第1ポストヒータ53、第2ポストヒータ54、及び赤外線加熱装置55から連帳紙Pに供給される熱量の推移を示す図である。より詳細には、図7(A)は、動作期間において、第1ポストヒータ53及び赤外線加熱装置55に電力を供給し、第2ポストヒータ54への電力の供給を停止した例(実施例)である。一方、図7(B)は、動作期間において、第1ポストヒータ53、第2ポストヒータ54、及び赤外線加熱装置55の全てに電力を供給した例(比較例)である。
動作期間において、第2ポストヒータ54への電力の供給を停止すると(図7(A))、第2ポストヒータ54への電力の供給を継続した場合(図7(B))と比較して、連帳紙Pに供給される合計熱量を制限することができる。これにより、上記の実施形態によれば、連帳紙Pに変形やダメージが生じるのを防止できる。
また、図7(A)及び(B)において、赤外線加熱装置55から連帳紙Pに供給される熱量は同じである。さらに、待機期間に第2ポストヒータ54を温度Tまで予熱しておくので、動作期間に第2ポストヒータ54への電力の供給を停止しても、連帳紙Pを裏面側から加熱することができる。これにより、赤外線加熱装置55の寄与を大きくしつつ、裏面側からも連帳紙Pを加熱できるので、連帳紙Pを効率的に乾燥させることができる。
[変形例1]
図8は、変形例1に係る第1ポストヒータ53、第2ポストヒータ54、及び赤外線加熱装置55への電力供給の推移を示す図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。変形例1に係るインクジェット記録装置1は、動作期間における第2ポストヒータ54への電力供給の方法が上記の実施形態と相違し、その他の点が上記の実施形態と共通する。
図8に示すように、変形例1に係るコントローラ60は、動作期間に第2ポストヒータ54への電力の供給(ON)及び供給停止(OFF)を、所定の時間間隔毎に繰り返す(すなわち、低デューティ供給する)。すなわち、コントローラ60は、動作期間において、第2ポストヒータ54に供給する電力の合計(第2電力)を、第1ポストヒータ53に供給する電力の合計(第1電力)より小さくする。
これにより、動作期間に連帳紙Pに供給する熱量を制限しつつ、第2ポストヒータ54の温度低下を抑制できる。その結果、連帳紙Pに変形やダメージを生じさせることなく、連帳紙Pに付着したインクを効率的に乾燥させることができる。すなわち、コントローラ60は、動作期間において、第2ポストヒータ54に供給する第2電力を、完全に停止(すなわち、0)することに限定されず、第1ポストヒータ53に供給する第1電力より小さくすればよい。
[変形例2]
図9は、変形例2に係る第1ポストヒータ53、第2ポストヒータ54、及び赤外線加熱装置55への電力供給の推移を示す図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。変形例2に係るインクジェット記録装置1は、待機期間における赤外線加熱装置55への電力供給の方法が上記の実施形態と相違し、その他の点が上記の実施形態と共通する。
図9に示すように、変形例2に係るコントローラ60は、待機期間において、印刷ジョブが入力される前は赤外線加熱装置55への電力の供給を停止し、印刷ジョブが入力された後は赤外線加熱装置55にLow電力を供給する。また、変形例2に係るコントローラ60は、動作期間において、赤外線加熱装置55にLow電力より大きいHigh電力を供給する。
変形例2によれば、赤外線加熱装置55を予熱できるので、連帳紙Pをさらに効率的に乾燥させることができる。すなわち、コントローラ60は、待機期間において、赤外線加熱装置55に供給する電力を、完全に停止(すなわち、0)することに限定されず、動作期間に供給するHigh電力より小さくしてもよい。
[変形例3]
図10は、変形例3に係る第1ポストヒータ53、第2ポストヒータ54、及び赤外線加熱装置55への電力供給の推移を示す図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。変形例3に係るインクジェット記録装置1は、動作期間における第2ポストヒータ54及び赤外線加熱装置55への電力供給の方法が上記の実施形態と相違し、その他の点が上記の実施形態と共通する。
インクジェット記録装置1は、記録ヘッド31k、31c、31m、31yをメンテナンスするメンテナンス機構を備える。メンテナンス機構は、例えば、記録ヘッド31k、31c、31m、31yのノズル面を払拭(ワイピング)したり、記録ヘッド31k、31c、31m、31yからインクを吸引する。メンテナンス機構は、キャリッジ31の移動範囲のうち、連帳紙Pの搬送範囲から外れた位置に配置されている。
変形例3に係るコントローラ60は、ステップS504~S506を繰り返す過程において、搬送路L上の連帳紙Pに向けて記録ヘッド31k、31c、31m、31yにインクを吐出させる画像形成動作(吐出動作)と、搬送路L上における連帳紙Pの搬送範囲から外れた位置にキャリッジ31を移動させて、記録ヘッド31k、31c、31m、31yをメンテナンスするメンテナンス動作とを実行する。より詳細には、コントローラ60は、画像形成動作の実行回数が閾値回数に達した場合に、メンテナンス動作を実行すればよい。
そして、図10に示すように、変形例3に係るコントローラ60は、メンテナンス動作を実行している間に、サーミスタ54bで検知される温度Tが閾値温度Tthに近づくように、第2ポストヒータ54に供給する電力を調整すると共に、赤外線加熱装置55への電力の供給を停止する。
一方、変形例3に係るコントローラ60は、動作期間中のメンテナンス動作以外の動作(画像形成動作または搬送部20による連帳紙Pの搬送動作)を実行している間に、第2ポストヒータ54への電力の供給を停止し、赤外線加熱装置55に電力を供給する。
変形例3によれば、動作期間に連帳紙Pに供給する熱量を制限しつつ、第2ポストヒータ54の温度低下を抑制できる。その結果、連帳紙Pに変形やダメージを生じさせることなく、連帳紙Pに付着したインクを効率的に乾燥させることができる。なお、変形例3においても、電力の供給を完全に停止(すなわち、0)にすることに代えて、供給する電力を小さくしてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 :インクジェット記録装置(液体吐出装置)
10 :給紙部
11 :給紙ローラ
12 :給紙モータ
13,24,35,43 :エンコーダセンサ
20 :搬送部
21 :搬送ローラ
22 :加圧ローラ
23 :搬送モータ
25,26 :ガイド板
30 :画像形成部(液体吐出部)
31 :キャリッジ
31c,31k,31m,31y :記録ヘッド(吐出ヘッド)
32 :主走査モータ
33 :駆動力伝達機構
33a :駆動プーリ
33b :加圧プーリ
33c :タイミングベルト
34 :プラテン
38a :ガイドロッド
38b :副ガイドレール
39c,39k,39m,39y :インクカートリッジ
40 :巻取り部
41 :巻取りローラ
42 :巻取りモータ
50 :乾燥部
51 :プレヒータ
51a,52a,53a,54a :ヒータ
51b,52b,53b,54b,55c :サーミスタ
51c,52c,53,54c,55d :サーモスタット
52 :プラテンヒータ
53 :第1ポストヒータ(第1接触型ヒータ)
54 :第2ポストヒータ(第2接触型ヒータ)
55 :赤外線加熱装置(非接触型ヒータ)
55a :赤外線ヒータ
55b :反射パネル
55e :サーモパイル
55f :ファン
60 :コントローラ
61 :FPGA
62 :CPU
63 :メモリ
64 :モータドライバ
65 :操作パネル
特許第4889059号公報

Claims (7)

  1. 表面に液体が付着した状態で搬送される媒体を加熱する媒体加熱装置であって、
    媒体の表面と反対側の裏面に接触する第1接触型ヒータと、
    前記第1接触型ヒータより媒体の搬送方向の下流側において、媒体の裏面に接触する第2接触型ヒータと、
    前記媒体が搬送される搬送路を挟んで前記第2接触型ヒータに対面する位置において、前記搬送路上の媒体から離間した位置で媒体の表面を加熱する非接触型ヒータと、
    前記第1接触型ヒータ、前記第2接触型ヒータ、及び前記非接触型ヒータそれぞれに電力を供給して発熱させるコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記搬送路上を媒体が間欠搬送されている動作期間において、前記非接触型ヒータに電力を供給すると共に、前記第2接触型ヒータに供給する電力を前記第1接触型ヒータに供給する電力より小さくすることを特徴とする媒体加熱装置。
  2. 前記コントローラは、前記動作期間において、前記第1接触型ヒータに電力を供給し、前記第2接触型ヒータへの電力の供給を停止することを特徴とする請求項1に記載の媒体加熱装置。
  3. 前記コントローラは、前記動作期間において、前記第1接触型ヒータに第1電力を供給し、前記第2接触型ヒータに前記第1電力より小さい第2電力を供給することを特徴とする請求項1に記載の媒体加熱装置。
  4. 前記第2接触型ヒータの温度を検知する温度センサを備え、
    前記コントローラは、
    前記間欠搬送が停止している待機期間において、前記第2接触型ヒータに電力を供給し、
    前記温度センサで検知される温度が閾値温度に達した後に、媒体の間欠搬送の指令が入っている場合には前記待機期間から前記動作期間に移行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の媒体加熱装置。
  5. 前記コントローラは、前記間欠搬送が停止している待機期間において、前記非接触型ヒータに供給する電力を、前記動作期間に供給する電力より小さくするか又は0にすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の媒体加熱装置。
  6. 前記搬送路に沿って媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送される媒体に液体を吐出する液体吐出部と、
    前記液体吐出部より媒体の搬送方向の下流側に配置された請求項1乃至5のいずれか1項に記載の媒体加熱装置とを備えることを特徴とする液体吐出装置。
  7. 前記第2接触型ヒータの温度を検知する温度センサを備え、
    前記液体吐出部は、
    媒体の搬送方向に直交する主走査方向に移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搭載されて液体を吐出する吐出ヘッドとを備え、
    前記液体吐出部は、前記動作期間において、
    前記搬送路上の媒体に向けて前記吐出ヘッドから液体を吐出する吐出動作と、
    前記搬送路上における媒体の搬送範囲から外れた位置に前記キャリッジを移動させて、前記吐出ヘッドをメンテナンスするメンテナンス動作とを実行し、
    前記コントローラは、前記液体吐出部が前記メンテナンス動作を実行している間に、
    前記温度センサで検知される温度が閾値温度に近づくように、前記第2接触型ヒータに供給する電力を調整し、
    前記非接触型ヒータに供給する電力を、前記液体吐出部が前記吐出動作を実行している間に供給する電力より小さくするか又は0にすることを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
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