JP4385644B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送機構部と、この搬送機構部による搬送が停止された記録媒体に向けて紫外線硬化性を有するインクを吐出し、着弾したインクに紫外線を照射して、記録媒体に所望の画像を記録する画像記録部とを備えるインクジェットプリンタが広く知られている。
また、記録媒体として所定幅を有し長尺な記録媒体を適用して、この記録媒体に対して画像記録を行った後、当該記録媒体を切断部にて切断するように構成されたインクジェットプリンタも知られている。
【0003】
ところで、紫外線硬化性のインクとして、カチオン重合性成分を含む、所謂カチオン重合系のインクが知られているが、このカチオン重合系のインクは湿度依存性を有しており、高湿環境下においては、紫外線に対する感度が低いために、紫外線の被照射だけでは充分に硬化させることが困難となっている。
そこで、記録媒体を加熱する加熱部を配し、当該加熱部により加熱された記録媒体に向けてインクを吐出し着弾させて、インクの温度を上昇させることにより、紫外線に対する感度の低下を抑制して、紫外線が照射された際のインクの硬化不良を防止するように構成されたインクジェットプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−137375号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、長尺な記録媒体に対して画像記録を行うインクジェットプリンタの場合、切断部は、画像記録部よりも記録媒体の搬送方向の下流側に配設されている。
また、上記特許文献1等において、加熱部は、少なくとも記録媒体を挟んで画像記録部に対向する位置か、或いは、画像記録部よりも記録媒体の搬送方向の上流側に配設される必要がある。
【0006】
しかしながら、上記特許文献1の構成を長尺な記録媒体に画像記録を行うインクジェットプリンタに適用した場合、画像記録が行われた記録媒体を切断部にて切断し、続けて、一部が切断されて残った記録媒体に対して次の画像の記録を行うような構成とすると、切断後の記録媒体のうち、加熱部よりも記録媒体の搬送方向の下流側の部分を、加熱部により加熱することが不可能となっている。このため、記録媒体に画像記録に使用することができない無駄な部分が生じることとなる。
【0007】
本発明の課題は、画像が記録される記録媒体を加熱するインクジェットプリンタであって、記録媒体の無駄な部分を少なくすることができるインクジェットプリンタを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、長尺な記録媒体を所定の搬送方向に搬送可能な搬送機構部と、前記搬送機構部により搬送される前記記録媒体の所定領域を加熱する加熱部と、前記加熱部により加熱された前記記録媒体に、カチオン重合性成分を含み、且つ、光の被照射により硬化するインクを用いて画像の記録を行う画像記録部と、前記画像記録部により画像が記録された前記記録媒体を切断する切断部とを備えるインクジェットプリンタであって、
前記切断部は、前記画像記録部よりも前記記録媒体の搬送方向の下流側に配設され、
前記加熱部は、前記画像記録部と対向する位置に配設され、
前記搬送機構部による前記記録媒体の搬送を制御する搬送制御手段を備え、
前記搬送制御手段は、前記切断部により一部が切断されて残った前記記録媒体のうち、前記記録媒体の搬送方向の下流側の先端部が、前記加熱部及び前記画像記録部における前記切断部側の端部に対応する位置となるように、前記搬送機構部に前記記録媒体を前記搬送方向と逆方向に搬送させる制御を行うことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、長尺な記録媒体を所定の搬送方向に搬送可能な搬送機構部と、前記搬送機構部により搬送される前記記録媒体の所定領域を加熱する加熱部と、前記加熱部により加熱された前記記録媒体に、カチオン重合性成分を含み、且つ、光の被照射により硬化するインクを用いて画像の記録を行う画像記録部と、前記画像記録部により画像が記録された前記記録媒体を切断する切断部とを備えるインクジェットプリンタであって、
前記切断部は、前記画像記録部よりも前記記録媒体の搬送方向の下流側に配設され、
前記加熱部は、前記画像記録部よりも前記記録媒体の搬送方向の上流側に配設され、
前記搬送機構部による前記記録媒体の搬送を制御する搬送制御手段を備え、
前記搬送制御手段は、前記切断部により一部が切断されて残った前記記録媒体のうち、前記記録媒体の搬送方向の下流側の先端部が、前記加熱部における画像記録部側の端部に対応する位置となるように、前記搬送機構部に前記記録媒体を前記搬送方向と逆方向に搬送させる制御を行うことを特徴としている。
【0009】
請求項1に記載の発明および請求項2に記載の発明によれば、搬送制御手段によって、切断部により一部が切断されて残った記録媒体のうち、記録媒体の搬送方向の加熱部よりも下流側の部分を、加熱部によって加熱可能となるように、搬送機構部に記録媒体を搬送方向と逆方向に搬送させる制御が行われるので、一部が切断されて残った記録媒体のうち、記録媒体の搬送方向の加熱部よりも下流側の部分に対して、加熱部による加熱を行うことができることとなって、インクの光に対する感度を低下させずに次の画像の記録を適正に行うことができる。従って、記録媒体の画像記録に使用できない無駄な部分を少なくすることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記切断部により一部が切断されて残った前記記録媒体の先端部を検知する記録媒体先端検知手段を備え、
前記搬送制御手段は、前記記録媒体先端検知手段から出力される検知信号に基づいて、前記搬送機構部により搬送される前記記録媒体を前記加熱部の加熱領域内の所定位置に停止させる制御を行うことを特徴としている。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、搬送制御手段によって、記録媒体先端検知手段から出力される検知信号に基づいて、搬送機構部により搬送される記録媒体を加熱部の加熱領域内の所定位置に停止させる制御が行われるので、一部が切断されて残った記録媒体のうち、記録媒体の搬送方向の加熱部よりも下流側の部分を、加熱部の加熱領域内の所定位置に適正に位置決めすることができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記記録媒体先端検知手段から出力される検知信号に基づいて、前記加熱部による前記記録媒体の加熱開始を制御する加熱制御手段を備えることを特徴としている。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、記録媒体先端検知手段から出力される検知信号に基づいて、加熱部による記録媒体の加熱開始を制御する加熱制御手段を備えるので、加熱制御手段の制御下にて、加熱部による記録媒体の加熱を所定のタイミングで開始することができる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記加熱部は、前記記録媒体に非接触の加熱方式により当該記録媒体を加熱するように構成されていることを特徴としている。
【0015】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、加熱部は、記録媒体に非接触の加熱方式により当該記録媒体を加熱するように構成されているので、加熱部による記録媒体の加熱に際して、記録媒体の表面を傷つけることなく当該記録媒体を適正に加熱することができる。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記加熱部は、前記記録媒体の画像の記録面側に配設されていることを特徴としている。
【0017】
請求項6に記載の発明によれば、請求項2〜5に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、加熱部は、記録媒体の画像の記録面側に配設されているので、加熱部によって、記録媒体の画像の記録面を適正に加熱することができる。
【0018】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記加熱部は、前記記録媒体に接触する加熱方式により当該記録媒体を加熱するように構成され、前記記録媒体の画像の記録面と逆側に配設されていることを特徴としている。
【0019】
請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜4に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、加熱部は、記録媒体に接触する加熱方式により当該記録媒体を加熱するように構成され、記録媒体の画像の記録面と逆側に配設されているので、加熱部による記録媒体の加熱に際して、記録媒体の画像の記録面を傷つけることなく当該記録媒体を適正に加熱することができる。
【0020】
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記搬送機構部は、所定方向に回転することで前記記録媒体を前記搬送方向に搬送し、且つ、前記所定方向と逆方向に回転することで前記記録媒体を前記搬送方向と逆方向に搬送可能な搬送ローラを備え、
前記搬送制御手段は、前記搬送ローラの回転を制御することを特徴としている。
【0021】
請求項8に記載の発明によれば、搬送制御手段によって、搬送ローラの回転が制御されることにより、記録媒体を搬送方向と逆方向に搬送することができるので、搬送ローラを用いた比較的簡略な構成により記録媒体の搬送を適正に行うことができ、請求項1〜7に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【0022】
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
インクは紫外線硬化性のインクであることを特徴としている。
【0023】
請求項9に記載の発明によれば、請求項1〜8に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、紫外線硬化性のインクを用いることでインク吸収性のない記録媒体上にもインク定着を適正に行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施の形態として例示するインクジェットプリンタの要部構成を示すブロック図である。また、図2は、図1のインクジェットプリンタを側方から見て模式的に示した図であり、このうち、図2(a)は、切断部により記録媒体が切断された状態を示し、図2(b)は、画像記録の開始時における記録媒体の状態を示している。
【0025】
図1に示すように、インクジェットプリンタ100は、所定幅を有し長尺な記録媒体Pを所定の搬送方向Xに搬送可能な搬送機構部1と、搬送機構部1により搬送される記録媒体Pの所定領域を加熱する加熱部2と、加熱部2により加熱された記録媒体Pに画像の記録を行う画像記録部3と、画像記録部3により画像が記録される記録媒体Pを支持するプラテン4と、画像記録部3により画像が記録された記録媒体Pを切断する切断部5と、これら各部を統括的に制御する制御部6とを備えて構成されている。
【0026】
搬送機構部1は、図2に示すように、画像記録部3よりも記録媒体Pの搬送方向Xの上流側に配設され、記録媒体Pを下側から支持する上流側搬送ローラ11と、上流側搬送ローラ11と記録媒体Pを挟むように配置され、上流側搬送ローラ11との協働により記録媒体Pを搬送する上流側従動ローラ12と、画像記録部3よりも記録媒体Pの搬送方向Xの下流側に配設され、記録媒体Pを下側から支持可能な下流側ローラ13と、上流側搬送ローラ11を回転駆動させる搬送モータ等の駆動源(図示略)とを備えている。
このような構成の搬送機構部1は、制御部6の制御下にて、駆動源の駆動により上流側搬送ローラ11を所定方向(例えば、反時計回り)に回転させることにより、記録媒体Pを搬送方向Xに搬送し、且つ、所定方向と逆方向(例えば、時計回り)に回転させることにより、記録媒体Pを搬送方向Xと逆方向に搬送可能となっている。
また、搬送機構部1は、記録媒体Pに対して画像記録部3により画像の記録を行う際等には、上流側搬送ローラ11が間欠的に回転することで記録媒体Pを搬送方向Xに間欠的に搬送可能となっている。
【0027】
ここで、本実施の形態に用いられる記録媒体Pとしては、通常のインクジェットプリンタに適用される普通紙、再生紙、光沢紙等の各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂、金属、ガラス等の材質からなる記録媒体Pが適用可能である。
また、記録媒体Pとして、樹脂により表面を被覆した各種紙、顔料を含むフィルム、発泡フィルム等の不透明な公知の記録媒体Pも適用可能である。
【0028】
加熱部2は、記録媒体Pの上方にて、上流側従動ローラ12よりも記録媒体Pの搬送方向Xの下流側に配設されており、記録媒体Pの記録面のうち、当該加熱部2に対向する所定領域を加熱可能となっている。即ち、加熱部2は、当該加熱部2の図2における下方が加熱領域となっている。
また、加熱部2は、記録媒体Pの加熱を当該記録媒体Pに非接触の加熱方式により行うようになっている。
ここで、非接触の加熱方式としては、例えば電熱線やヒートプレート等の所定の熱源を有し、この熱源からの輻射熱が記録媒体Pに伝導されて当該記録媒体Pを加熱する方式や、温風を送風可能な送風手段を有し、この送風手段から送風される温風により記録媒体Pを加熱する方式等が挙げられる。
【0029】
また、加熱部2は、切断部5により切断された記録媒体Pの先端部を検知する加熱部先端センサ(記録媒体先端検知手段)21を備えている。
加熱部先端センサ21は、記録媒体Pの記録面と逆の面側にて、加熱部2の記録媒体Pの搬送方向Xの下流側の端部に対向する位置に配設されている。また、加熱部先端センサ21は、例えば、光センサにより構成され、当該加熱部先端センサ21の上方を通過する記録媒体Pを受光量の変化により検知して、制御部6にセンサ信号(検知信号)を出力するようになっている。
【0030】
プラテン4は、加熱部2よりも記録媒体Pの搬送方向Xの下流側にて、例えば略水平に配置されており、プラテン4の上面で所定範囲の記録媒体Pの下面(記録面側と逆側となる面)を図示しない吸引手段の駆動により吸引して支持する。
また、プラテン4の上方には、画像記録部3が設けられている。
【0031】
画像記録部3は、カチオン重合性成分を含み、且つ、紫外線の被照射により硬化するインクをノズルの吐出口から記録媒体Pの記録面に向けて吐出する記録ヘッド31と、記録媒体Pの記録面に吐出され着弾したインクに紫外線を照射する光照射部32と、記録ヘッド31と光照射部32とを搭載支持するキャリッジ33とを備えている。
【0032】
キャリッジ33は、図示しないキャリッジレールに案内されながら走査方向に移動可能となっている。キャリッジ33の移動方向は、駆動源(図示略)の回転方向に従って変更され、これによりキャリッジ33は走査方向に往復移動する。また、画像記録時において、キャリッジ33は記録媒体Pが停止している際に走査方向に往動、復動又は往復移動し、このとき、記録ヘッド31及び光照射部32が作動して記録媒体Pに画像を記録する。即ち、画像記録部3によりシリアル方式にて画像記録が行われる。
なお、本発明におけるキャリッジ33の走査方向は、記録媒体Pの搬送方向Xに直交する方向、つまり記録媒体Pの幅方向となっている。
【0033】
記録ヘッド31は、例えば、インクジェットプリンタ100で使用される色(例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))に応じて設けられている。
また、記録ヘッド31は、その下面に複数のノズル(図示略)の吐出口(図示略)が形成されたノズル面が設けられ、このノズル面が画像記録時においてプラテン4上を搬送される記録媒体Pの記録面に対向するように配置されている。
また、記録ヘッド31は、その内部に設けられた吐出手段(図示略)の作動により各吐出口からインク滴を別個に吐出し、記録媒体P上に着弾させることによって画像を形成する。
【0034】
ここで、本実施の形態に用いられる「インク」について説明する。
本実施形態に用いられるインクは、カチオン重合性成分を含むカチオン硬化型のものであって、紫外線が照射されることにより硬化する性質を具備するものである。具体的には、このインクは、紫外線の被照射により重合して硬化するカチオン重合性化合物と、カチオン重合性化合物の重合反応を紫外線の被照射により開始させるための光開始剤(光酸発生剤)と、インクとしての色をだすための色材と、を少なくとも含むものである。また、このインクには、カチオン硬化型の光硬化樹脂で用いられる周知の各種添加剤のうちの少なくとも一部が添加されてもよい。
【0035】
光照射部32は、紫外線を照射可能な例えば複数の光源(図示略)を備えており、画像記録時において、記録ヘッド31から記録媒体Pの記録面に吐出されたインクにより形成された画像に対して紫外線を照射するように構成されている。これにより、記録媒体Pの記録面上にて画像が硬化し、この記録面に対する画像の記録が行われる。
【0036】
切断部5は、画像記録部3よりも記録媒体Pの搬送方向Xの下流側、即ち、加熱部2よりも記録媒体Pの搬送方向Xの下流側に配設されており、搬送機構部1により搬送される記録媒体Pをその幅方向(走査方向と略平行な方向)に沿って切断可能に構成されている。
また、切断部5は、切断された記録媒体Pの先端部を検知する切断部先端センサ51を備えている。
切断部先端センサ51は、記録媒体Pの記録面側に、当該切断部5による記録媒体Pの切断位置よりも記録媒体Pの搬送方向Xのわずかに上流側となる位置に配設されている。また、切断部先端センサ51は、例えば、光センサにより構成され、当該切断部先端センサ51の下方を通過する記録媒体Pを受光量の変化により検知して、制御部6にセンサ信号を出力するようになっている。
【0037】
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)61、RAM(Random Access Memory)62、ROM(Read Only Memory)63、インターフェイス(I/F)64、65等から構成されており、インターフェイス64を介して、搬送機構部1、画像記録部3、プラテン4等が電気的に接続され、インターフェイス65を介して、加熱部2、切断部5が電気的に接続されている。
【0038】
ROM63は、例えば、プログラマブルな半導体メモリであり、CPU61により実行されるインクジェットプリンタ100としての各種の機能に係るプログラム、制御データ等を記憶している。具体的には、ROM63は、加熱制御プログラム63a、搬送制御プログラム63b等を記憶している。
【0039】
RAM62は、例えば、揮発性の半導体メモリから構成されており、CPU61による作業領域と、ROM63から読み出されたインクジェットプリンタ100で実行可能な各種のプログラム、制御データ等を一時的に格納する記憶領域とを備えている。
【0040】
CPU61は、ROM63に格納されている各種プログラムの中から指定されたプログラムを、RAM62内の作業領域に展開して、当該プログラムに従った各種処理を実行する。
具体的には、CPU61は、加熱制御手段として、画像記録部3による記録媒体Pに対しての画像記録の開始時や、切断部5による画像が記録された記録媒体Pの切断後等に、加熱制御プログラム63aに従って、加熱部2を制御することで、画像が記録される記録媒体Pを加熱する記録媒体加熱処理を行う。また、CPU61は、加熱部2による記録媒体Pの加熱開始を、加熱部先端センサ21から出力されるセンサ信号に基づいて制御する。即ち、CPU61は、加熱部先端センサ21からのセンサ信号が入力されていないことに基づいて、加熱部2を制御して記録媒体Pの加熱を開始させる。
さらに、CPU61は、搬送制御手段として、切断部5による記録媒体Pの切断後等において、搬送制御プログラム63bに従って、切断部先端センサ51及び加熱部先端センサ21から出力されたセンサ信号に基づいて、搬送機構部1による記録媒体Pの搬送を制御する。即ち、CPU61は、切断部先端センサ51から出力されたセンサ信号が入力されるか、或いは、切断部先端センサ51からのセンサ信号が入力されずに加熱部先端センサ21から出力されたセンサ信号が入力されると、搬送機構部1により記録媒体Pを搬送方向Xと逆方向に搬送させる制御を行う。具体的には、CPU61は、上流側搬送ローラ11の回転駆動を制御するようになっており、加熱部先端センサ21からセンサ信号が出力されなくなるまで、即ち、切断部5により一部が切断されて残った記録媒体Pの先端部が加熱部先端センサ21よりも記録媒体Pの搬送方向Xの上流側に配置されるまで、上流側搬送ローラ11を所定方向と逆方向に回転させて、一部が切断されて残った記録媒体Pのうち、記録媒体Pの搬送方向Xの加熱部2よりも下流側の部分を加熱部2の加熱領域内の所定位置に停止させる。
【0041】
次に、インクジェットプリンタ100による記録媒体加熱処理について、図3を参照して説明する。
ここで、図3は、インクジェットプリンタ100による記録媒体加熱処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
【0042】
先ず、記録媒体Pは、その先端部が加熱部先端センサ21よりも記録媒体Pの搬送方向Xのわずかに上流側となるようにセットされて(例えば、図2(b)参照)、CPU61は、ユーザによる所定の操作に基づいて開始信号が入力されることによって、インクジェットプリンタ100による画像記録の開始が指示される(ステップS1)。この状態では、CPU61は、切断部先端センサ51から出力されるセンサ信号が入力されず(ステップS2;No)、また、加熱部先端センサ21から出力されるセンサ信号も入力されていない状態となっており(ステップS3;No)、ステップS4に移行する。
【0043】
ステップS4において、CPU61は、ROM63から加熱制御プログラム63aを読み出してRAM62に展開し、この加熱制御プログラム63aに従って、加熱部2を制御して記録媒体Pの所定領域の加熱を開始させる。
次に、CPU61は、加熱部2の所定位置に配設された温度センサ(図示略)から出力され入力されるセンサ信号に基づいて、記録媒体Pの所定領域の温度がインクの硬化に適正な温度であるか否かを判断する(ステップS5)。ここで、CPU61は、インクの硬化に適正な温度であると判断した場合には(ステップS5;Yes)、ステップS6に移行して、搬送機構部1を制御して上流側搬送ローラ11を所定方向に回転させることで記録媒体Pを搬送方向Xに搬送させるとともに、画像記録部3を制御して記録媒体Pの記録面に画像を記録させる。
また、搬送機構部1による搬送方向Xに対しての記録媒体Pの搬送に伴って、記録媒体Pの先端部の加熱部先端センサ21の上方の通過並びに切断部先端センサ51の下方の通過に基づいて、加熱部先端センサ21並びに切断部先端センサ51からセンサ信号がCPU61に対して出力されることとなる。
【0044】
また、ステップS5において、CPU61は、インクの硬化に適正な温度ではないと判断した場合には(ステップS5;No)、温度センサからのセンサ信号に基づいて、インクの硬化に適正な温度であると判断するまで、加熱部2による記録媒体Pの加熱を続けさせる。
【0045】
そして、ステップS6において、画像記録部3による記録媒体Pの記録面に対しての画像の記録が完了すると、CPU61は、切断部5を制御して画像が記録された記録媒体Pを切断する(ステップS7)。これにより、例えば、図2(a)に示すように、切断部5により切断されて残った記録媒体Pが配置された状態となる。
【0046】
次に、CPU61は、インクジェットプリンタ100による画像の記録の終了を指示する終了信号が入力されているか否かを判断する(ステップS8)。ここで、CPU61は、終了信号が入力されていると判断した場合には(ステップS8;Yes)、インクジェットプリンタ100による画像の記録を終了し、一方で、終了信号が入力されていない、即ち、記録媒体Pに対しての次の画像の記録が指示されていると判断した場合には(ステップS8;No)、ステップS2に移行する。
【0047】
ステップS2において、CPU61は、切断部先端センサ51から出力されたセンサ信号が入力されているか否かを判断する。ここで、CPU61は、切断部先端センサ51からの検知信号が入力されていると判断した場合には(ステップS2;Yes)、切断部5の近傍に当該切断部5により一部が切断されて残った記録媒体Pの先端部が位置していると判断して、ステップS9に移行する。
ステップ9において、CPU61は、ROM63から搬送制御プログラム63bを読み出してRAM62に展開し、この搬送制御プログラム63bに従って、搬送機構部1を制御して上流側搬送ローラ11を所定方向と逆方向に回転させることにより、一部が切断されて残った記録媒体Pの搬送方向Xと逆方向に対しての搬送を開始する。
続けて、CPU61は、加熱部先端センサ21から出力されるセンサ信号が入力されているか否かを判断する(ステップS10)。ここで、CPU61は、加熱部先端センサ21からのセンサ信号が入力されていると判断した場合には(ステップS10;No)、上流側搬送ローラ11の所定方向と逆方向の回転を続けさせる。一方、CPU61は、加熱部先端センサ21からの検知信号が入力されていないと判断した場合には(ステップS10;Yes)、記録媒体Pの先端部が加熱部2よりも搬送方向Xの上流側に位置していると判断し、ステップS11に移行して、上流側搬送ローラ11の逆回転を停止させる。
これにより、切断部5により切断された状態においての記録媒体Pのうち、記録媒体Pの搬送方向Xの加熱部2よりも下流側の部分が、加熱部2の加熱領域内の所定位置に停止させられて、加熱部2により加熱可能となるように配置されることとなる。
【0048】
そして、CPU61は、ステップS4に移行して、それ以降の工程を制御することによって、加熱部2により記録媒体Pを加熱して当該記録媒体Pに次の画像を記録させる。
【0049】
以上のように、インクジェットプリンタ100によれば、CPU61は、切断部5により一部が切断されて残った記録媒体Pのうち、記録媒体Pの搬送方向Xの加熱部2よりも下流側の部分を、加熱部2により加熱可能となるように、搬送機構部1の上流側搬送ローラ11を所定方向と反対方向に回転させることにより記録媒体Pを搬送方向Xと逆方向に搬送させる制御を行うので、一部が切断されて残った記録媒体Pのうち、記録媒体Pの搬送方向Xの加熱部2よりも下流側の部分に対して、加熱部2による加熱を行うことができることとなって、インクの紫外線に対する感度を低下させずに画像記録部3による次の画像の記録を適正に行うことができる。従って、記録媒体Pの画像記録に使用できない無駄な部分を少なくすることができる。
【0050】
また、CPU61の制御下にて、加熱部先端センサ21から出力されるセンサ信号に基づいて、搬送機構部1により搬送される、一部が切断されて残った記録媒体Pを加熱部2の加熱領域内の所定位置に適正に位置決めすることができる。さらに、CPU61の制御下にて、加熱部先端センサ21から出力されるセンサ信号に基づいて、加熱部2による記録媒体Pの加熱を所定のタイミングで開始することができる。ここで、加熱部2は、記録媒体Pに非接触の加熱方式により当該記録媒体Pを加熱するように構成されているので、当該加熱部2による記録媒体Pの加熱に際して、記録媒体Pの表面を傷つけることなく当該記録媒体Pを適正に加熱することができる。また、加熱部2は、記録媒体Pの画像の記録面側に配設されているので、当該加熱部2によって、記録媒体Pの画像の記録面を適正に加熱することができる。
また、記録媒体Pの搬送を、上流側搬送ローラ11を用いた比較的簡略な構成により適正に行うことができる。
【0051】
<変形例>
以下に、インクジェットプリンタの変形例について、図4を参照して説明する。
ここで、図4は、変形例のインクジェットプリンタ200を側方から見て模式的に示した図であり、このうち、図4(a)は、切断部5により記録媒体Pが切断された状態を示し、図4(b)は、画像記録の開始時における記録媒体Pの状態を示している。
【0052】
図4(a)及び図4(b)に示すように、この変形例のインクジェットプリンタ200は、プラテン4の内部に加熱部102が設けられており、プラテン4と下流側ローラ13との間に加熱部先端センサ121が設けられている。
即ち、加熱部102は、記録媒体Pの裏面(記録面と逆側の面)に接触するプラテン4の上面を介して記録媒体Pを加熱するように構成されている。
従って、インクジェットプリンタ200によれば、上記実施の形態と同様に、切断された記録媒体Pのうち、記録媒体Pの搬送方向Xの加熱部102よりも下流側の部分を加熱部102により加熱することができる。
また、加熱部102は、プラテン4の上面を介して記録媒体Pの裏面に接触して記録媒体Pを加熱するので、当該加熱部102による記録媒体Pの加熱に際して、記録媒体Pの画像の記録面を傷つけることなく当該記録媒体Pを適正に加熱することができる。
【0053】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施の形態では、シリアル方式にて画像記録を行う画像記録部3を例示したが、これに限られるものではなく、記録媒体Pの幅方向にわたるラインヘッドを備え、記録媒体Pの搬送に基づき画像を形成するライン方式にて画像記録を行う画像記録部3であっても良い。
【0054】
また、加熱部先端センサ21及び切断部先端センサ51は、上記実施の形態で例示したものに限られず、記録媒体Pの先端部を検知可能であれば公知従来の如何なるセンサであっても良いことは勿論である。
さらに、上記実施の形態では、記録媒体先端検知手段としての加熱部先端センサ21(121)を加熱部2(102)に備える構成としたが、これに限られるものではなく、加熱部2以外の場所に記録媒体先端検知手段を設けるような構成であっても良い。
【0055】
また、搬送機構部1の構成は、上記実施の形態で例示したものに限られず、記録媒体Pを所定の搬送方向X並びに搬送方向Xと逆方向に搬送可能であれば如何なる構成であっても良いことは勿論である。
【0056】
さらに、上記実施の形態では、紫外線の被照射により硬化するインクを例示したが、これに限られるものではなく、紫外線以外の光の被照射により硬化するものであってもよい。ここでいう「光」とは、広義の光であって、紫外線、電子線、X線、可視光線、赤外線等の電磁波を含むものである。つまり、本実施形態に用いられるインクには、紫外線以外の光で重合して硬化するカチオン重合性化合物と、紫外線以外の光で重合反応を開始させる光開始剤と、が適用されてもよい。
【0057】
【発明の効果】
請求項1又は2に記載の発明によれば、一部が切断されて残った記録媒体のうち、記録媒体の搬送方向の加熱部よりも下流側の部分に対して、加熱部による加熱を行うことができることとなって、インクの光に対する感度を低下させずに次の画像の記録を適正に行うことができる。従って、記録媒体の画像記録に使用できない無駄な部分を少なくすることができる。
【0058】
請求項3に記載の発明によれば、一部が切断されて残った記録媒体のうち、記録媒体の搬送方向の加熱部よりも下流側の部分を、加熱部の加熱領域内の所定位置に適正に位置決めすることができる。
【0059】
請求項4に記載の発明によれば、加熱制御手段の制御下にて、加熱部による記録媒体の加熱を所定のタイミングで開始することができる。
【0060】
請求項5に記載の発明によれば、加熱部による記録媒体の加熱に際して、記録媒体の表面を傷つけることなく当該記録媒体を適正に加熱することができる。
【0061】
請求項6に記載の発明によれば、加熱部によって、記録媒体の画像の記録面を適正に加熱することができる。
【0062】
請求項7に記載の発明によれば、加熱部による記録媒体の加熱に際して、記録媒体の画像の記録面を傷つけることなく当該記録媒体を適正に加熱することができる。
【0063】
請求項8に記載の発明によれば、搬送ローラを用いた比較的簡略な構成により記録媒体の搬送を適正に行うことができる。
【0064】
請求項9に記載の発明によれば、紫外線硬化性のインクを用いることでインク吸収性のない記録媒体上にもインク定着を適正に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態として例示するインクジェットプリンタの要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタを側方から見て模式的に示した図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタによる記録媒体加熱処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】変形例のインクジェットプリンタを側方から見て模式的に示した図である。
【符号の説明】
100、200 インクジェットプリンタ
1 搬送機構部
11 上流側搬送ローラ(搬送ローラ)
2、102 加熱部
21、121 加熱部先端センサ(記録媒体先端検知手段)
3 画像記録部
5 切断部
61 CPU(搬送制御手段、加熱制御手段)
P 記録媒体
X 搬送方向
Claims (9)
- 長尺な記録媒体を所定の搬送方向に搬送可能な搬送機構部と、前記搬送機構部により搬送される前記記録媒体の所定領域を加熱する加熱部と、前記加熱部により加熱された前記記録媒体に、カチオン重合性成分を含み、且つ、光の被照射により硬化するインクを用いて画像の記録を行う画像記録部と、前記画像記録部により画像が記録された前記記録媒体を切断する切断部とを備えるインクジェットプリンタであって、
前記切断部は、前記画像記録部よりも前記記録媒体の搬送方向の下流側に配設され、
前記加熱部は、前記画像記録部と対向する位置に配設され、
前記搬送機構部による前記記録媒体の搬送を制御する搬送制御手段を備え、
前記搬送制御手段は、前記切断部により一部が切断されて残った前記記録媒体のうち、前記記録媒体の搬送方向の下流側の先端部が、前記加熱部及び前記画像記録部における前記切断部側の端部に対応する位置となるように、前記搬送機構部に前記記録媒体を前記搬送方向と逆方向に搬送させる制御を行うことを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 長尺な記録媒体を所定の搬送方向に搬送可能な搬送機構部と、前記搬送機構部により搬送される前記記録媒体の所定領域を加熱する加熱部と、前記加熱部により加熱された前記記録媒体に、カチオン重合性成分を含み、且つ、光の被照射により硬化するインクを用いて画像の記録を行う画像記録部と、前記画像記録部により画像が記録された前記記録媒体を切断する切断部とを備えるインクジェットプリンタであって、
前記切断部は、前記画像記録部よりも前記記録媒体の搬送方向の下流側に配設され、
前記加熱部は、前記画像記録部よりも前記記録媒体の搬送方向の上流側に配設され、
前記搬送機構部による前記記録媒体の搬送を制御する搬送制御手段を備え、
前記搬送制御手段は、前記切断部により一部が切断されて残った前記記録媒体のうち、前記記録媒体の搬送方向の下流側の先端部が、前記加熱部における画像記録部側の端部に対応する位置となるように、前記搬送機構部に前記記録媒体を前記搬送方向と逆方向に搬送させる制御を行うことを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記切断部により一部が切断されて残った前記記録媒体の先端部を検知する記録媒体先端検知手段を備え、
前記搬送制御手段は、前記記録媒体先端検知手段から出力される検知信号に基づいて、前記搬送機構部により搬送される前記記録媒体を前記加熱部の加熱領域内の所定位置に停止させる制御を行うことを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項3に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記記録媒体先端検知手段から出力される検知信号に基づいて、前記加熱部による前記記録媒体の加熱開始を制御する加熱制御手段を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記加熱部は、前記記録媒体に非接触の加熱方式により当該記録媒体を加熱するように構成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項2〜5の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記加熱部は、前記記録媒体の画像の記録面側に配設されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記加熱部は、前記記録媒体に接触する加熱方式により当該記録媒体を加熱するように構成され、前記記録媒体の画像の記録面と逆側に配設されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記搬送機構部は、所定方向に回転することで前記記録媒体を前記搬送方向に搬送し、且つ、前記所定方向と逆方向に回転することで前記記録媒体を前記搬送方向と逆方向に搬送可能な搬送ローラを備え、
前記搬送制御手段は、前記搬送ローラの回転を制御することを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1〜8の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
インクは紫外線硬化性のインクであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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