JP7477778B2 - 錠剤払出装置 - Google Patents

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Description

本発明は錠剤払出装置に関する。
処方箋に応じて必要な種類と個数の錠剤を払い出す錠剤払出装置には、錠剤収容部に収容された錠剤を1錠ずつ錠剤出口まで案内する錠剤案内溝が備えられている。錠剤案内溝は、保持位置で錠剤を保持し、排出位置で錠剤を排出するように形成されている。錠剤が楕円や長円等の変形錠剤である場合、錠剤案内溝の幅が狭いと、錠剤案内溝に錠剤が入りにくくなり、錠剤案内溝の幅が広いと、錠剤が斜めになって詰まり、排出されないという問題があった。
また、高齢者や子供の患者のために錠剤を半錠に分割して排出することができる錠剤払出装置が提案されている。
例えば、特許文献1の錠剤カセットは、錠剤を錠剤出口に案内する案内溝を有するロータと、外刃を有する錠剤分割機構とを備える。この錠剤カセットでは、案内溝に収納された錠剤は、ロータが回転することで錠剤出口に向かって移動する途中に外刃によって分割されて錠剤出口から排出される。
特許文献2の錠剤分割装置は、傾斜面を有する溝状の落下錠剤案内部材と、該落下錠剤案内部材を下ってきた錠剤を当該落下錠剤案内部材の途中の裁断位置に保持する受止部材と、裁断位置で錠剤を裁断する裁断機構とを備える。この錠剤分割装置では、落下錠剤案内部材を下ってきた錠剤は、裁断位置で受止部材によって保持され、裁断機構によって裁断されて排出される。
特許文献1の錠剤カセットでは、図29(a)に示すように、ロータ100の周溝101に進入する切断刃102により、ロータ100の錠剤案内溝103の錠剤が切断され、2つに分割されて、錠剤出口104から排出される。錠剤T1が円形である場合、錠剤案内溝103の幅Wが錠剤T1の径より大きいから、分割後の半錠T1aが回りながら落下しても、案内溝101の周溝101に引っ掛かることはない。
しかし、図29(b)に示すように、錠剤T2が楕円や長円等の変形錠剤である場合、分割後の半錠T2aは対角方向の寸法Lが錠剤案内溝103の幅Wより長いため、分割後に回りながら落下すると、周溝101に引っ掛かって排出されないことがあった。
特許第4527810号明細書 特許第5627508号明細書
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、錠剤案内溝の保持位置で錠剤を安定して保持することができ、排出位置で錠剤案内溝に引っ掛かることなく円滑に排出することができる錠剤払出装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための第1の手段として、本発明は、
錠剤排出経路を経て錠剤を払い出す錠剤払出装置において、
前記錠剤排出経路に錠剤を保持する保持部が設けられ、
前記保持部に錠剤を保持するときの前記錠剤排出経路の幅が狭く、前記保持部から錠剤を排出するときの前記錠剤排出経路の幅が広いように構成されている。
本発明では、錠剤排出経路の保持部に錠剤を保持するときの錠剤排出経路の幅が狭いので、錠剤を傾くことなく、安定して保持することができる。また、錠剤排出経路の幅を狭めることにより、楕円や長円等の変形錠剤は、縦長の姿勢で保持され、排出時に錠剤排出経路の幅を広げても、その姿勢のまま落下するので、錠剤の回転が抑えられ、錠剤排出経路に引っ掛かることなく、円滑に排出できる。
具体的には、前記保持部に錠剤を受け入れる時と、前記保持部から錠剤を排出する時の前記錠剤排出経路の幅は、前記保持部に錠剤を保持する時の前記錠剤排出経路の幅より広いように構成されている。
これにより、錠剤排出経路の保持部に錠剤受け入れる時は錠剤が入り易くなり、保持部から錠剤を排出する時は、錠剤を詰まることなく、迅速に排出することができる。 また、前記保持部から錠剤を排出してから前記保持部に錠剤を保持するまで、前記錠剤排出経路の幅を狭くした後、前記錠剤排出経路の幅を広くする動作を行うように構成されていることが好ましい。これにより錠剤が錠剤排出経路に落ち込み易くなり、保持部に確実に受け入れられる。
前記保持部に保持された錠剤を切断する切断刃を備える。 これにより、錠剤排出経路の幅が狭められた保持位置で錠剤を切断刃で切断するので、錠剤を傾くことなく安定して切断することができる。
前記課題を解決するための第2の手段として、本発明は、
錠剤収容部と錠剤出口を有するカセット本体と、
前記カセット本体に収容され、回転軸の周りに回転可能なロータとを備え、
前記ロータの外周面と前記カセット本体の内面との間に、当該ロータの回転方向と交差する方向に錠剤排出経路が形成され、
前記錠剤排出経路を経て錠剤を払い出す錠剤払出装置において、
前記錠剤排出経路に錠剤を保持する保持部が設けられ、
前記保持部に錠剤を保持するときの前記錠剤排出経路の幅が狭く、前記保持部から錠剤を排出するときの前記錠剤排出経路の幅が広いように構成されている。
前記保持部に錠剤を受け入れる時と、前記保持部から錠剤を排出する時の前記錠剤排出経路の幅は、前記保持部に錠剤を保持する時の前記錠剤排出経路の幅より広いように構成されている。
また、前記保持部から錠剤を排出してから前記保持部に錠剤を保持するまで、前記錠剤排出経路の幅を狭くした後、前記錠剤排出経路の幅を広くする動作を行うように構成されていることが好ましい。
前記カセット本体に、ロータと共に回転しないカムが設けられ、
前記保持部に、前記カムと係合して移動することにより前記錠剤排出経路の幅を調整する可動側面が形成されている。
前記保持部に保持された錠剤を切断する切断刃を備える。
前記保持部に、前記保持部の底壁を形成し、前記カムと係合して移動することにより前記保持部の錠剤を排出するときに押し出す押出面を有する。
これにより、可動側面が錠剤排出経路の幅を狭めるように移動するときは、押出面は錠剤から離れるように移動する。また、可動側面が錠剤排出経路の幅を広げるように移動するときは、押出面は錠剤を押し出すように移動するので、錠剤を確実に錠剤出口に排出することができる。
前記保持部の前記可動側面と対向する前記錠剤排出経路の側壁は、前記切断刃から上方及び下方に向かって前記錠剤排出経路の幅が狭くなる方向に傾斜している。
これにより、保持部に保持された錠剤は、切断刃の上方の傾斜面と下方の傾斜面で安定した状態に保持される。
前記課題を解決するための第3の手段として、本発明は、
錠剤カセットから排出される錠剤を半錠に分割する錠剤分割部を備え、
前記錠剤分割部に、前記錠剤カセットから排出される錠剤が通過する錠剤排出経路が形成され、
前記錠剤排出経路を経て錠剤を払い出す錠剤払出装置において、
前記錠剤排出経路に錠剤を保持する保持部が設けられ、
前記保持部に錠剤を保持するときの前記錠剤排出経路の幅が狭く、前記保持部から錠剤を排出するときの前記錠剤排出経路の幅が広いように構成されている。
前記保持部に錠剤を受け入れる時と、前記保持部から錠剤を排出する時の前記錠剤排出経路の幅は、前記保持部に錠剤を保持する時の前記錠剤排出経路の幅より広いように構成されている。
また、前記保持部から錠剤を排出してから前記保持部に錠剤を保持するまで、前記錠剤排出経路の幅を狭くした後、前記錠剤排出経路の幅を広くする動作を行うように構成されていることが好ましい。
前記保持部に保持された錠剤を切断する切断刃を備える。
本発明によれば、錠剤排出経路の保持部に錠剤を保持するときの錠剤排出経路の幅が狭く、保持部から錠剤を排出するときの錠剤排出経路の幅が広いので、錠剤を傾くことなく、安定して保持することができ、また錠剤排出経路に引っ掛かることなく、円滑に排出できる。
本発明の第1実施形態に係る錠剤カセットの上方から見た斜視図。 図1の錠剤カセットの下方から見た斜視図。 図1の錠剤カセットの分解斜視図。 基部と駆動軸部を示す斜視図。 カセット本体の分解斜視図。 仕切・切断ブロックの斜視図。 仕切部材の形状および配置を示す平面図。 切断刃の形状および配置を示す平面図。 ロータの分解斜視図。 ロータの胴部とカム板の下方から見た斜視図。 錠剤ポケットと錠剤案内溝を示す断面図。 錠剤カセットの縦断面図。 カム板のカム溝の形状を示すために、カム板の下方から見た錠剤カセットの横断面図。 可動部材の右方及び左方から見た斜視図及び平面図。 可動部材と錠剤案内溝の配置を示す断面図。 可動部材の動作を示す正面図及び可動部材の平面図。 可動部材を上下に分割した変形例を示す錠剤カセットの縦断面図及び可動部材の平面図。 切断時のバリを有する錠剤の排出状況を示すロータの正面図。 本発明の第2実施形態に係る錠剤カセットの断面図。 本発明の第3実施形態に係る錠剤カセットの断面図。 図20の錠剤カセットのロータと可動部材を示す斜視図。 可動部材の揺動動作を示す正面図及び可動部材の平面図。 錠剤ポケットの拡大断面図。 錠剤ポケット内で整列した錠剤を示す平面図。 錠剤ポケット内で整列した錠剤を示すロータの展開図(a)及びそのA-A線断面図。 切断刃と可動部材とカム溝の位置関係を示すカム板の変形例の底面図。 本発明の第4実施形態に係る錠剤分割装置の概略図。 図27の錠剤分割装置の保持機構を示す正面図。 従来の錠剤カセットによる円形の錠剤と楕円の錠剤の分割と排出の動作を示す図。
次に、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。
<第1実施形態>
図1、図2は、本発明に係る錠剤払出装置の第1実施形態である錠剤カセット1を示す。錠剤カセット1は、図示しないモータベースに装着され、多数の錠剤を収容し、該錠剤を1錠ずつ半錠に分割して排出する装置である。錠剤カセット1は、錠剤分包機に多数個装着してそれぞれに異なる錠剤を収納し、処方に応じて必要な錠剤を排出するのに使用される。
図3に示すように、錠剤カセット1は、基部2と、ロータ駆動部3と、カセット本体4と、蓋体5と、仕切・切断ブロック6と、ロータ7とを備えている。
図4に示すように、基部2は、外枠8と、該外枠8の内側に設けられた内枠9とを備えている。内枠9には、ロータ駆動部3が取り付けられた台板10が設けられている。
ロータ駆動部3は、台板10に取り付けられた駆動軸固定板11と、該駆動軸固定板11を貫通し、上端に係合凸部12aを有する駆動軸12と、該駆動軸12を駆動軸固定板11に回転可能に支持する軸受13と、駆動軸12の下端に取り付けられたロータギア14とを備えている。駆動軸12の係合凸部12aは、後述するロータ7の係合凹部40(図10参照)に係合している。ロータギア14は、図示しないモータベースの駆動ギアに噛合して、当該駆動ギアの回転力を駆動軸12に伝達するようになっている。
図5に示すように、カセット本体4は、上端が開口して内部に多数の錠剤が収容された矩形の錠剤収容部15と、該錠剤収容部15の下端に連続して設けられた円筒部16と、該円筒部16の下端に連続して設けられた底部17とで形成されている。円筒部16の一部には、切り欠き16aが設けられ、該切り欠き16aには後述する仕切・切断ブロック6が係合するようになっている。底部17にも、切り欠き16aと連続する切り欠き17aが設けられ、該切り欠き17aには、錠剤出口18aが形成された排出板18が係合するようになっている。さらに、底部17と排出板18の間に跨るように、係合孔19a、19bが形成され、該係合孔19a、19bが形成する1つの係合孔19に駆動軸固定板11が係合している。駆動軸固定板11にはカム板29が取り付けられている。
図3に戻ると、蓋体5は、カセット本体4の上端にヒンジ5aにより着脱可能に取り付けられ、カセット本体4の開口を開閉可能になっている。
図6に示すように、仕切・切断ブロック6は、上側ブロック片20と、中間ブロック片21と、下側ブロック片22と、上側ブロック片20と中間ブロック片21の間に設けられた複数の第1スペーサ23及び仕切部材24と、中間ブロック片21と下側ブロック片22の間に設けられた第2スペーサ25及び切断刃26とを備え、これらは互いに積み重ねられている。上側ブロック片20と、中間ブロック片21と、下側ブロック片22と、第1スペーサ23、第2スペーサ25は、仕切・切断ブロック6の内面6aを形成し、該内面6aはカセット本体4の円筒部16の内周面と一致している。
図7に示すように、仕切部材24は、基部24aと円弧状の櫛部24bとを有し、該櫛部24bが内面6aから突出するように設けられている。
図8に示すように、切断刃26は、基部26aと、円弧状の刃部26bとを有し、該刃部26bが内面6aから突出するように設けられている。刃部26bは、ロータ回転方向上流側の端縁A1と、ロータ回転方向下流側の端縁A2を有する。刃部26bの刃先26cは、上流側端縁A1より下流側の始端B1と、下流側端縁A2より上流側にある終端B2とを有する。
仕切・切断ブロック6は、内面6aがカセット本体4の円筒部16に切り欠き16aを介して円筒部16の内部を臨むとともに、図11に示すように、仕切部材24の櫛部24bがロータ7の上側周溝32に進入し、切断刃26の刃部26bがロータ7の下側周溝33に、ロータ回転方向に沿って漸次進入するように、台板10に固定されている。
ここで、図8に示すように、カセット本体4の正面中心を正面位置P1、切断刃26のロータ回転方向上流側の端縁A1を保持開始位置P2、切断刃26の刃先26cのロータ回転方向上流側の始端B1を切断開始位置P3、切断刃26の刃先26cのロータ回転方向下流側の終端B2を切断完了位置P4、切断刃26のロータ回転方向上流側にある端縁A2を保持終了位置又は排出開始位置P5、カセット本体4の背面中心を背面位置P6、仕切・切断ブロック6のロータ回転方向下流側の端部を排出完了位置P7とする。背面位置P6には、カセット本体4の排出板18に形成された錠剤出口18aの中心がある。本実施形態では、駆動軸12の軸芯を中心にしてロータ回転方向に、正面位置P1は0度、保持開始位置P2は90度、切断開始位置P3は105度、切断完了位置P4は155度、保持終了位置又は排出開始位置P5は175度、背面位置P6は180度、切断完了位置P7は230度の位置にそれぞれ設定されているが、これらは一例であり、限定されるものではない。
図9に示すように、ロータ7は、円筒状の胴部27と、略円錐状のキャップ28と、カム板29と、可動部材30と、支持板31とを備えている。
ロータ7の胴部27は、上側胴部27aと、該上側胴部27aより大径の下側胴部27bと、上側胴部27aの内部に形成された支持部27cとを備えている。上側胴部27aと下側胴部27bの間には、図10に示すように、周方向に全周にわたって上側周溝32が形成されている。下側胴部27bには、周方向に全周にわたって下側周溝33が形成されている。
上側胴部27aの外面は、図11に示すように、カセット本体4の円筒部16の内面から錠剤Tの厚みより大きい寸法だけ離れて、錠剤収容部15の錠剤Tを受け入れる環状の錠剤ポケット34を形成している。上側胴部27aの上端は、内側に向かって上方に傾斜する傾斜面35となっている。
下側胴部27bには、周4等配位置に、上端から下端まで切り欠かれることにより、可動部材収容部36が形成されている。可動部材収容部36を形成するロータ回転方向上流側の面は、後述する錠剤案内溝53を形成する固定側面37となっている。固定側面37は、図11に示すように、切断位置となる下側周溝33から上方及び下方に向かって錠剤案内溝53の幅が狭くなる方向に傾斜する傾斜面37a、37bで形成されている。上側の傾斜面37aの上方には、上方に向かって錠剤案内溝53の幅が広くなる方向に傾斜するテーパ面37cが形成されている。固定側面37と、可動部材収容部36に収容される後述する可動部材30の可動側面49とが形成する錠剤案内溝53は、カセット本体4の円筒部17と対向して、錠剤排出経路54を形成する。本実施形態では、錠剤排出経路54のうち、可動部材30が設けられた部分は本発明の保持部52である。
下側胴部27bの下端には、図10に示すように、支持板31を収容する支持板収容部38が形成され、内周面には、可動部材30の基部44が収容される凹部39が形成されている。
支持部27cの下面には、駆動軸12の係合凸部12aが係合する係合凹部40が形成されている。
図9に戻ると、ロータ7のキャップ28は、胴部27の上側胴部27aの内側に挿入されている。キャップ28の上面は上側胴部27aの上端の傾斜面35と連続する傾斜面41となっている。キャップ28の傾斜面41とロータ7の上側胴部27aの上端の傾斜面35には、ロータ7の回転に伴って錠剤収容部15に収容した錠剤を攪拌する放射状の段部42が形成されている。
カム板29は、円環状の板で、下面には、図10に示すように、環状のカム溝43が形成されている。カム板29は、下側胴部27bの内側に配置されているが、図12に示すように、駆動軸固定板11の上に載置されて固定されている。このため、カム板29は、ロータ7とともに回転しない。
カム板29のカム溝43は、図13に示すように、ロータ回転方向に、排出完了位置P7から正面位置P1を経て保持開始位置P2までの半径R1の第1カム溝43aと、切断開始位置P3と切断終了位置P4との間にある半径R2の第2カム溝43bと、背面位置P6と排出完了位置P7の間にある半径R3の第3カム溝43cと、第1カム溝43aと第2カム溝43bを接続する第1遷移溝43dと、第2カム溝43bから排出開始位置P5までの第2遷移溝43eと、排出開始位置P5から第3カム溝43cまでの第3遷移溝43fと、第3カム溝43cと第1カム溝43aを接続する第4遷移溝43gとを有している。第1カム溝43aの半径R1と、第2カム溝43bの半径R2と、第3カム溝43cの半径R3とは、R2<R1<R3の関係を有している。
図14に示すように、可動部材30は、ロータ7の軸芯に平行に延びる柱状の基部44と、該基部44の下部から水平に延びるアーム部45と、該アーム部45の側面から基部44に平行に延びる平面視L字形の錠剤案内溝形成部46とを備えている。基部44には、該基部44を貫通する支軸47が設けられている。アーム部45の上面には、カムフォロアとなるピン48が取り付けられている。
可動部材30の錠剤案内溝形成部46は、可動側面49と押圧面50を有する。錠剤案内溝形成部46の可動側面49は、ロータ7の下部胴部27bの固定側面37と対向して、錠剤案内溝53の側壁を形成する。錠剤案内溝形成部46の押圧面50は、錠剤案内溝53の底壁を形成する。錠剤案内溝形成部46の可動側面49と押圧面50には、錠剤案内溝53と直交するスリット51が形成され、該スリット51は、ロータ7の下側胴部27bの下側周溝33と同一高さにあって、周方向に連続している。押圧面50は、切断位置となるスリット51から上方及び下方に向かって錠剤案内溝53の深さが深くなる方向に傾斜する傾斜面50a、50bとなっている。可動側面49の上部は、上方に向かって錠剤案内溝53の幅が広くなる方向に傾斜するテーパ面49aが形成されている。
図15に示すように、可動部材30は、錠剤案内溝形成部46がロータ7の下側胴部27bの可動部材収容部36に収容され、基部44がロータ7の下側胴部27bの内周面の凹部39に配置され、ピン48がカム板29のカム溝43に係合した状態で、基部44を貫通する支軸47により、カム溝43より外側でロータ7の下側胴部27bの下端に回動可能に取り付けられている。可動部材30の支軸47は、ロータ回転方向下流側に位置し、ピン48及び錠剤案内溝形成部46は、ロータ回転方向上流側に位置する。可動部材30の支軸47が入る支持穴は、ロータ7の下側胴部27bの底面に開口して上方に延びているため、錠剤Tの切断時に発生する粉が支軸47の上端の支持穴に入り込むことがなく、可動部材30の円滑な可動が保証される。可動部材30は、支軸47の上端が支持されて片持ち状態であるが、基部44の下面が支持板31に支持されることで、捻じれや傾きがなく、可動時に安定する。
図9に戻ると、支持板31は、円環状で、ロータ7の下側胴部27bの下端の支持板収容部38に設置されてねじで固定され、図12に示すように、可動部材30の下面を支持するようになっている。
以上の構成からなる錠剤カセット1の錠剤案内溝53は、図15に示すように、ロータ7の回転によりロータ回転方向に移動する。本実施形態では、錠剤案内溝53の位置に関して、正面から見て右側の排出完了位置P7から正面位置P1を経て左側の保持開始位置P2までの間を「通過位置」、側面の保持開始位置P2から背面の保持終了位置(排出開始位置)P5までを「保持位置」、排出開始位置P5から背面位置P6を経て排出完了位置P7までの間を「排出位置」という。
また、錠剤案内溝53の溝幅、すなわち、可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37とが形成する溝幅に関して、錠剤案内溝53が通過位置にあるときの溝幅をW1、保持位置にあるときの溝幅をW2,排出位置にあるときの溝幅をW3とすると、W2<W1<W3の関係がある。なお、本実施形態でいう錠剤案内路53の溝幅は、請求の範囲に記載した本発明における「錠剤排出経路の幅」を意味する。
次に、錠剤カセット1の動作について説明する。
錠剤払出指令により図示しないモータベースのモータギアが回転すると、ロータギア14を介して駆動軸12が回転し、ロータ7が上方から見て時計回り(下方から見て反時計回り)に回転する。錠剤収容部15に収容された多数の錠剤Tは、ロータ7の回転に伴って攪拌され、ロータ7の上側胴部27aとカセット本体4の円筒部16との間の環状の錠剤ポケット34に進入して整列する。錠剤ポケット34の錠剤Tは、ロータ7の錠剤案内溝53とカセット本体4の円筒部16の間の錠剤排出経路54に進入する。本実施形態では、錠剤排出経路54には1個の錠剤Tが進入する。
図16(a)に示すように、ロータ7の回転によりロータ7の錠剤案内溝53が、排出完了位置P7から正面位置P1を経て保持開始位置P2までの通過位置を移動している間は、可動部材30のピン48が半径R1の第1カム溝43aに係合しているので、可動部材30は回動しない。可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37とが形成する錠剤案内溝53の溝幅W1は、広く一定に維持される。また、錠剤案内溝53の上端は、可動部材30の可動側面49の上部に形成されたテーパ面49aと、ロータ7の固定側面37の上部に形成されたテーパ面37cによって上方に開いている。これにより、錠剤ポケット34の錠剤Tは錠剤案内溝53に容易に進入し、カセット本体4の底部に当たって停止する。
図16(b)に示すように、ロータ7の錠剤案内溝53が保持開始位置P2にくると、可動部材30のピン48が第1遷移溝43dに係合して、可動部材30が支軸47を中心に回動し、錠剤案内溝形成部46がロータ7の内側に向かって移動する。この結果、可動部30材の可動側面49がロータ7の固定側面37に向かって移動し、可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37とが形成する溝幅がW2まで徐々に狭くなる。これにより、錠剤案内溝53の錠剤Tは、可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37とで形成される狭い溝幅に支えられて保持される。また、錠剤案内溝53の錠剤Tとその上の錠剤ポケット34の錠剤T´との間に仕切部材24が進入するので、錠剤案内溝53の錠剤Tは上の錠剤T´で押されることがない。さらに、錠剤案内溝53の錠剤Tは、錠剤案内溝53の固定側面37の上方及び下方に幅が狭くなる方向に傾斜する傾斜面37a、37bで保持されるので、安定して保持される。
ここで、錠剤案内溝53の溝幅は、錠剤Tが仕切部材24で仕切られる直前に狭くなるのが好ましい。錠剤Tが仕切部材24で仕切られる直前に錠剤案内溝の溝幅が広いと、錠剤Tが斜めになって錠剤案内溝53の最下部の錠剤Tとその上の錠剤T´を仕切ることができないからである。なお、錠剤案内溝53の溝幅は、仕切部材24の櫛部24bよりもロータ回転方向上流側における溝幅に比べて、仕切部材24の真下でかつ錠剤Tが切断される前の位置における溝幅の方が小さいことが好ましい。
ロータ7の錠剤案内溝53が切断開始位置P3にくると、ロータ7の下側周溝33に切断刃26が進入し、切断終了位置P4に至る間に錠剤案内溝53の錠剤Tは上下に2分割されて切断される。
ロータ7の錠剤案内溝53が切断開始位置P3から切断終了位置P4まで移動している間は、可動部材30のピン48が半径R2の第2カム溝43bに係合しているので、可動部材30は回動しない。可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37とが形成する溝幅W2は、溝幅W1より狭く一定に維持される。
ロータ7の錠剤案内溝53が保持位置を過ぎると、可動部材7のピン48が第2遷移溝43eに係合して、可動部材7が支軸47を中心に回動し、錠剤案内溝形成部46がロータ7の外側に向かって移動する。この結果、可動部材7の可動側面49がロータ7の固定側面37から離れるように移動し、可動部材7の可動側面49とロータ7の固定側面37とが形成する溝幅Wが徐々に広くなる。
図16(c)に示すように、ロータ7の錠剤案内溝53が排出開始位置P5にくると、可動部材7のピン48が第3遷移溝43fに係合して、可動部材7が支軸47を中心に回動し、錠剤案内溝形成部46がさらにロータ7の外側に向かって移動する。この結果、可動部材30の可動側面49がロータ7の固定側面37から離れるように移動し、可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37とが形成する溝幅Wがさらに広くなる。また、可動部材30の押出面50がロータ7の径方向外側に向かって移動して、分割された錠剤T1、T2を押し出すようになる。これにより、錠剤案内溝37の切断された錠剤T2、T2は、容易に落下する。
錠剤案内溝53で切断された下側の半錠Tは、排出開始位置P5よりも上流側にある錠剤出口18aのロータ回転方向上流側の縁部にくると、錠剤出口18aから落下し、排出される。ロータ7の錠剤案内溝53がさらに移動すると、上側の半錠Tは、切断刃26の端縁A2から外れて錠剤出口18aから落下し、排出される。
錠剤案内溝53の錠剤T1、T2の切断面には、切断刃26がロータ回転方向下流側から入ることにより、回転方向上流側にバリTbが生じる。このバリTbは、ロータ7の下側胴部27bの下側周溝33に入り込んで、切断された錠剤T1、T2の落下を妨げることがある。本実施形態では、切断刃26が錠剤案内溝53に入り込む場所よりも下流側の位置で、可動部材30の押出面50がロータ7の径方向外側に向かって移動して、錠剤T1、T2を押し出すので、バリTbがロータ7の下側胴部27bの下側周溝33から押し出される結果、錠剤案内溝53の切断された上下の半錠の錠剤T2、T2は、容易に落下する。
ロータ7の錠剤案内溝53が排出位置の第3カム溝43cに対応する位置にある間は、可動部材30のピン48が半径R3の第3カム溝43cに係合しているので、可動部材30は回動しない。可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37とが形成する溝幅W3は、溝幅W1より広く一定に維持される。第3カム溝43cが設けられている位置の上方には、仕切部材24があることで、溝幅が広くなっても、2錠以上の錠剤Tが錠剤案内溝53に入らない。
ロータ7の錠剤案内溝53が第3カム溝43に対応する位置を過ぎると、可動部材30のピン48が第4遷移溝43gに係合して、可動部材30が支軸47を中心に回動し、錠剤案内溝形成部46がロータ7の内側に向かって移動する。この結果、可動部材30の可動側面49がロータ7の固定側面37に向かって移動し、可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37とが形成する溝幅Wが徐々に狭くなる。
ロータ7の錠剤案内溝53が排出完了位置P7にくると、可動部材30のピン48が半径R1の第1カム溝43aに係合し、可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37とが形成する溝幅W1は、一定に維持される。
ロータ7の錠剤案内溝53が排出完了位置P7を過ぎると、錠剤案内溝53から仕切部材24が離れるので、排出された錠剤T1、T2の上方の錠剤T´が錠剤案内溝53に落下する。
以上の動作がロータ7の回転に伴って繰り返されることで、錠剤案内溝53から錠剤Tが1個ずつ切断されて半錠T1,T2となって排出される。
なお、錠剤案内溝53の幅Wを分割後の半錠の対角方向の寸法Lより大きくすると、切断位置において錠剤が傾き、斜めに切断される結果、分割後の半錠の対角方向の寸法Lがさらに大きくなるので、下側周溝33に引っ掛かる。また、錠剤案内溝53の幅Wが大きいと、錠剤案内溝53内の錠剤の上部とその上の錠剤の下部が幅方向に重なって、これらの2つの錠剤を仕切部材24で仕切ることができない。本実施形態は、保持部52に錠剤を保持するときの保持部52における錠剤排出経路54の幅が狭く、保持部52から錠剤を排出するときの保持部52における錠剤排出経路54の幅が広いように構成されているので、これらの問題を解消できる。
<第1実施形態の変形例>
前記実施形態では、可動部材30はそれぞれ単一の部材であるが、上側と下側に分割したものでもよい。すなわち、図17に示すように、可動部材30は、スリット51より上の上側可動部材30aと、スリット51より下の下側可動部材30bとで構成されている。上側可動部材30aと下側可動部材30bは同一の支軸47で支持されているが、上側可動部材30aのピン48aはカム板29の径方向外側に形成された外側カム溝43Aに係合し、下側可動部材30bのピン48bはカム板29の外側カム溝43Aより径方向内側に形成された内側カム溝43Bに係合している。上側可動部材30aと下側可動部材30bは、保持開始位置P2から保持終了位置P5までは同一の動作をするが、排出開始位置P5から排出終了位置P7までは、上側可動部材30aの錠剤案内溝形成部46aが下側可動部材30bの錠剤案内溝形成部46bよりもロータ径方向外側に相対的に大きく出るように、外側カム溝43A及び内側カム溝43Bが形成されている。ない、下側可動部材30bはロータ径方向外側に移動しないようにしてもよい。
このため、切断刃26により切断された上側の半錠の錠剤T2のバリTbが上側可動部材30aと下側可動部材30bの間のスリット51や下側周溝33に入り込んでも、上側可動部材30aの押圧面50aがロータ7の径方向外側に向かって移動して、上側の錠剤T2を押し出すので、図18に示すように、バリTbがスリット51や下側周溝33から押し出される結果、錠剤案内溝53の切断された上の半錠の錠剤T2は、容易に落下する。
前記実施形態では、図15に示すように、可動部材30の支軸47がロータ回転方向下流側に位置し、ピン48及び錠剤案内溝形成部46がロータ回転方向上流側に位置しているが、支軸47がロータ回転方向上流側に位置し、ピン48及び錠剤案内溝形成部46がロータ回転方向下流側に位置するようにしてもよい。
<第2実施形態>
前記第1実施形態では、図11に示すように、錠剤案内溝53に1個の錠剤Tを収容する所謂1段ロータであるが、複数の錠剤Tを収容する2段ロータにも適用することができる。
図19は、2段ロータを有する第2実施形態に係る錠剤カセット1を示す。第2実施形態の錠剤カセット1のロータ7は、下側胴部27bが上側周溝32より上方に延伸されている。上側周溝32に挿入される仕切部材24より上の錠剤案内溝53に1個の錠剤が収容される。第2実施形態の錠剤カセット1のその他の構成及び作用は、第1実施形態と同様であり、対応する部分には同一符号を附して説明を省略する。
<第3実施形態>
図20は、第3実施形態に係る錠剤カセット1を示す。第3実施形態の錠剤カセット1のロータ7は、仕切部材24より上方の錠剤案内溝53に1個の錠剤T2が収容されるが、その錠剤T2の下部は錠剤案内溝53にあり、上部は錠剤案内溝53の入口より上方にあるため、1.5段ロータである。第3実施形態の錠剤カセット1は、ロータ7と可動部材30の構成が異なる以外は第1実施形態と同様であり、対応する部分には同一符号を附して説明を省略する。
図21(a)に示すように、ロータ7は、下側胴部27bが上側周溝32より上方に延伸され、上側胴部27aと下側胴部27bの間に傾斜面27dが形成されている。ロータ7には、第1実施形態の可動部材収容部36よりも大きい可動部材収容部36が傾斜面27dの内周端まで設けられ、この可動部材収容部36に可動部材30が収容されている。
図21(b)に示すように、可動部材30は、可動部30の錠剤案内溝形成部46を高くして上側周溝32の上方まで延伸することにより、錠剤排出経路54の全範囲にわたって設けられている。錠剤案内溝形成部46には、錠剤案内溝53と直交する方向に上側スリット51aと、下側スリット51bが形成されている、上側スリット51aは、ロータ7の上側周溝32と同一高さにあって、周方向に連続している。また、下側スリット51bは、ロータ7の下側周溝33と同一高さにあって、周方向に連続している。錠剤案内溝形成部46の上面は、上側胴部27aと下側胴部27bの間の傾斜面27dと同様の傾斜面46aで形成されている。
このように、第3実施形態のロータ7は、可動部材30が傾斜面27dまで設けられている。したがって、図22に示すように、ロータ7が回転して錠剤案内溝53が仕切部材24を越え、錠剤排出経路54の上の錠剤T2が下に落ちて、錠剤ポケット34の錠剤T3が錠剤排出経路54の上の空いたスペースに進入するとき、可動部材30の可動側面49が固定側面37から離れていて錠剤排出経路54の入口が広くなっているため、錠剤ポケット34の錠剤T3が錠剤排出経路54の上の空いたスペースに容易に落ち込む。
傾斜面27dは、図23に示すように、錠剤ポケット34に進入した錠剤Tがカセット本体4の内面(紙面左側)に向かって寄り掛かるように形成されている。このため、錠剤ポケット34に進入した錠剤Tは、上側胴部27aと下側胴部27bの間の傾斜面27dに当たり、カセット本体4の内面に向かって寄り掛かり、カセット本体4の内面と接触する。この結果、錠剤ポケット34内の錠剤Tとカセット本体4の間の摩擦により、錠剤Tがロータ7の回転方向に移動する速度がロータ7の回転速度よりも遅くなり、ロータ7から見た場合、図24中1点鎖線の矢印で示すように、錠剤ポケット34内の錠剤Tはロータ7の回転方向の上流側に移動する。これにより、図21に示すように、錠剤ポケット34の錠剤Tは、ロータ7の錠剤案内溝53とカセット本体4の円筒部16の間の錠剤排出経路54に進入する。
図25(a)に示すように、図中右端の錠剤排出経路54に最初に進入した錠剤T1は、カセット本体4の底部17まで落ちる。次に、錠剤排出経路54に進入した錠剤T2は、錠剤T1の上に積み重なる。このようにして、錠剤排出経路54には、2つの錠剤が収容される。
図25(b)に示すように、上側周溝32から傾斜面27dの内周端までの高さH2は、カセット本体4に収容される錠剤の長さより小さく形成されている。このため、錠剤排出経路54に収容された錠剤T1,T2のうち、仕切部材24より上の錠剤T2の上部は、傾斜面27dより高い位置にあり、錠剤ポケット34の錠剤T3を先頭とする整列した錠剤がロータ7の回転方向の上流側に移動してくるのを堰き止める機能を有している。この錠剤T2の堰き止め機能により、錠剤ポケット34から錠剤排出経路54にかけて、錠剤は逆L字状に整列する。
図25(a)に示すように、カセット本体4に収容された錠剤が排出されて残り少なくなった場合、錠剤ポケット34の錠剤は錠剤排出経路54の上の錠剤T2で堰き止められた状態で、ロータ7と共にロータ7の回転方向(図中左方向)に移動している。そして、錠剤排出経路54が錠剤出口18aに近づいても、錠剤ポケット34の錠剤は傾斜面27dに乗ったままで、仕切部材24の上方を通過する。このため、従来の残り少なくなった錠剤が仕切部材24に乗ったまま残留することはない。
錠剤排出経路54の2つの錠剤T1,T2が仕切部材24により上下に仕切られると、錠剤排出経路54の下の錠剤T1は切断刃26によって切断され、上の錠剤T2は錠剤ポケット34の錠剤とともに仕切り板24の上方を通過する。
錠剤排出経路54が錠剤出口18aに来ると、錠剤排出経路54の下の半錠に切断された錠剤T1は錠剤出口18aを通って排出される。
錠剤排出経路54が仕切部材24を過ぎると、錠剤排出経路54の上の錠剤T2は錠剤排出経路54の下方に落ちる。錠剤ポケット34の錠剤T3は、今まで堰の機能を果たしていた錠剤排出経路54の上の錠剤T2が不在になることで、錠剤T4に押されてロータ7の回転方向の上流側に移動し、錠剤排出経路54の上の空いたスペースに落ち込む。
錠剤ポケット34の錠剤は回転方向の上流側に移動して錠剤排出経路54の上に落ち込んだ錠剤T3によって堰き止められる。
このようにして、錠剤ポケット34の錠剤は順次、錠剤排出経路54に落ち込んで排出されることで、カセット本体4には薬剤の残留がなくなり、薬剤を最後の1錠まで確実に排出することができる。
<第3実施形態の変形例>
第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態の錠剤カセットでは、図13に示すように、ロータ7の錠剤案内溝53が、排出完了位置P7から正面位置P1を経て保持開始位置P2までの通過位置を移動している間は、可動部材30のピン48が半径R1の第1カム溝43aに係合しているので、可動部材30は回動しない。この排出完了位置P7から保持開始位置P2までの間に、錠剤ポケット34内の錠剤が錠剤排出経路54に落ち込まないと、錠剤の排出が不定間隔となり、錠剤排出時間が長くなる。
そこで、第3実施形態の1.5段型のロータでは、図26に示すように、排出完了位置P7から保持開始位置P2までの間の半径R1のカム溝43に、ハッチングで示す揺動領域43hが複数(実施例では5箇所)設けられている。揺動領域43hは、ロータ中心からの半径がR1より小さくなり、また元のR1に戻る領域である。これにより、図22に示すように、錠剤案内溝53が排出完了位置P7から保持開始位置P2まで移動する間に、可動部材30は錠剤案内溝53を狭くする方向に移動した後、錠剤案内溝53を広くする方向に移動して元に戻る揺動動作を複数回行う。この結果、錠剤案内溝53の入口近くに位置していた錠剤ポケット34の錠剤T3が揺らされて錠剤案内溝53に落ち込み易くなり、確実に保持部72に受け入れられる。
なお、揺動領域43hは複数個所に設けられているが、少なくとも1箇所に設ければよい。また、第3実施形態のロータ7において、図17の可動部材30と同様に、可動部材30を第1周溝32より上側の部分と第1周溝32より下側の部分に分割して、上側の部分のみに揺動動作を行わせてもよい。
前記2実施形態及び第3実施形態では、錠剤案内溝53の仕切部材24より上方に1個の錠剤Tを収容しているが、複数の錠剤Tを収容するようにしてもよい。
前記第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態では、錠剤を分割する切断刃26を有するが、本発明は切断刃26を有しない錠剤カセットにも適用することができる。すなわち、ロータが軸回りに1周回る間に錠剤案内溝の溝幅を変化させて、ロータ回転方向の保持位置では溝幅を狭くし、保持位置以外では溝幅を広くする。錠剤案内溝53が保持位置に来るまでは、可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37との間の溝幅Wが広いので、錠剤案内溝53に錠剤を容易に収容することができる。錠剤案内溝53が保持位置にくると、錠剤が仕切部材で仕切られる前に、可動部材30の可動側面49とロータ7の固定側面37との間の溝幅Wが狭くなるので、最下位の錠剤とその上の錠剤を確実に仕切ることができるとともに、錠剤案内溝53の錠剤を立て直して排出位置で落下し易くなる。
<第4実施形態>
前記実施形態は、ロータ7に錠剤案内溝53が形成され、該錠剤案内溝53がロータ回転方向に移動するが、本発明は、錠剤案内溝が移動するものに限らず、錠剤案内溝が固定された錠剤払出装置にも適用することができる。
図27は、錠剤案内溝が固定された錠剤払出装置の実施形態である錠剤分割装置55を示す。錠剤分割装置55は、錠剤カセット56が装着されるモータベース57の下方に錠剤分割部58が設けられている。錠剤カセット56は、前記第1実施形態のような切断刃がなく、錠剤を分割せずに、モータベース57を介して、錠剤分割部58に排出する。
錠剤分割部58は、錠剤カセット56から排出される錠剤が滑り落ちる錠剤排出経路59と、錠剤排出経路59の途中の保持位置Pにおいて錠剤を保持する保持機構60と、保持位置Pに保持された錠剤を2分割する切断機構61と、分割された半錠の錠剤を受け入れるトレイ62とを備えている。本実施形態では、錠剤排出経路59の保持位置Pは排出位置と同じ位置である。
図28は、図27のA-A方向から見た図であり、この図28に示すように、錠剤排出経路59は、錠剤案内溝63を有する。錠剤案内溝63は、保持位置Pより上流側の上流側溝63aと、下流側の2つの下流側分岐溝63b、63cとを備えている。保持位置Pには、2つの下流側分岐溝63a、63bをそれぞれ開閉可能な開閉部材64a、64bが設けられている。開閉部材64a、64bが閉じたときに、上流側溝63aを落下してきた錠剤Tを開閉部材64aで受け止めることができる。
保持機構60は、上流側溝63aの一方の側壁の一部なす可動側面66を有する可動部材65と、上流側溝63aの他方の側壁の一部をなす開閉部材64bの固定側面67に向かう方向に移動させるとともに、当該固定側面67から離れる方向に可動部材65を移動させる駆動部68とを有する。駆動部68としては、ソレノイドやカムを使用することができる。
切断機構61は、保持位置Pに保持された錠剤Tを上下に2分割する上刃69及び下刃70と、上刃69を下刃70に対して相対的に移動させて錠剤Tを切断する駆動部71とを有する。駆動部71としてはカムを使用することができる。本実施形態では、錠剤排出経路59のうち、保持位置Pの可動部材65が設けられた部分は本発明の保持部72である。
錠剤カセット56から錠剤Tが排出されると、錠剤Tは錠剤案内溝63aを滑って落下する。錠剤Tが保持位置Pに落下してくるときは、可動部材65は引き込まれていて、可動部材67の可動側面67と固定側面67の間隔は広くなっているので、錠剤Tは容易に保持位置Pに入り込む。保持位置Pにおいて、開閉部材64a、64bにより左右の下流側分岐溝63b、63cが閉じられる。錠剤Tが保持位置Pに保持されると、保持機構60の駆動部68により可動部材65が駆動して可動側面66が固定側面67に向かって移動し、可動側面66と固定側面67の間の溝幅Wが狭められる。これにより、上流側溝63aを滑り落ちてきた錠剤Tは保持位置Pで開閉部材64a、64bに受け止められるとともに、可動側面66と固定側面67の間の狭い溝幅に支えられて安定した状態に保持される。続いて、切断機構61の駆動部71により上刃69と下刃70が相対的に接近して錠剤Tが上下に2分割される。錠剤Tが分割された後、可動側面66が固定側面67から離れて、可動側面66と固定側面67の間の溝幅Wが広くなるとともに、開閉部材64a、64bにより左右の下流側分岐溝63b、63cが開放される。これにより、分割された錠剤Tは左右の下流側分岐溝63b、63cをそれぞれ落下してトレイ62に払い出される。
このように、錠剤案内溝63の保持位置Pでは、溝幅Wが狭められるので、錠剤Tは安定した状態で正確に切断される。また、錠剤案内溝63の排出位置では、溝幅Wが広げられるので、錠剤Tは引っ掛かることなく、排出される。
前記実施形態では、錠剤案内溝63に2つの下流側分岐溝63b、63cを形成して左右に2分割された錠剤Tを各下流側分岐溝63b、63cから排出するようにしているが、下流側溝を分岐せずに、下流側溝63cと開閉部材64bとを無くし、1つの下流側溝63bのみとし、錠剤Tを開閉部材64aで受け止めて、錠剤を上下又は左右に2分割して同じ下流側溝63bから排出するようにしてもよい。
1 錠剤カセット(錠剤払出装置)
2 基部
3 ロータ駆動部
4 カセット本体
6 仕切・切断ブロック
7 ロータ
15 錠剤収容部
16 円筒部
18a 錠剤出口
26 切断刃
26c 刃先
27 胴部
29 カム板
30 可動部材
31 支持板
32 上側周溝
33 下側周溝
37 固定側面
37a 傾斜面
37b 傾斜面
43 カム溝
44 基部
47 支軸
48 ピン(カムフォロア)
49 可動側面
50 押圧面
52 保持部
53 錠剤案内溝
54 錠剤排出経路
55 錠剤分割装置(錠剤払出装置)
56 錠剤カセット
57 モータベース
58 錠剤分割部
59 錠剤排出経路
60 保持機構
61 切断機構
63 錠剤案内溝
65 可動部材
66 可動側面
67 固定側面
72 保持部
T 錠剤
T1,T2 半錠の錠剤
Tb バリ

Claims (8)

  1. 錠剤収容部と錠剤出口を有するカセット本体と、
    前記カセット本体に収容され、回転軸の周りに回転可能なロータとを備え、
    前記ロータの外周面と前記カセット本体の内面との間に、当該ロータの回転方向と交差する方向に錠剤排出経路が形成され、
    前記錠剤排出経路を経て錠剤を払い出す錠剤払出装置において、
    前記錠剤排出経路に錠剤を保持する保持部が設けられ、
    前記保持部に錠剤を保持するときの前記錠剤排出経路の幅が狭く、前記保持部から錠剤を排出するときの前記錠剤排出経路の幅が広いように構成され、
    前記保持部に保持された錠剤を切断する切断刃を備えることを特徴とする錠剤払出装置。
  2. 錠剤収容部と錠剤出口を有するカセット本体と、
    前記カセット本体に収容され、回転軸の周りに回転可能なロータとを備え、
    前記ロータの外周面と前記カセット本体の内面との間に、当該ロータの回転方向と交差する方向に錠剤排出経路が形成され、
    前記錠剤排出経路を経て錠剤を払い出す錠剤払出装置において、
    前記錠剤排出経路に、前記錠剤排出経路の幅方向に錠剤を保持する保持部が設けられ、
    前記保持部は、前記錠剤排出経路の幅が変化するように前記錠剤排出経路に平行な軸を中心にして駆動部により回転可能な前記ロータに回動可能に設けられ、前記保持部に受け入れた錠剤を保持する時と、前記保持部に保持した錠剤を排出する時とにおいて回動するように構成されていることを特徴とする錠剤払出装置。
  3. 前記保持部に錠剤を受け入れる時と、前記保持部から錠剤を排出する時の前記錠剤排出経路の幅は、前記保持部に錠剤を保持する時の前記錠剤排出経路の幅より広いことを特徴とする請求項に記載の錠剤払出装置。
  4. 前記保持部から錠剤を排出してから前記保持部に錠剤を保持するまで、前記錠剤排出経路の幅を狭くした後、前記錠剤排出経路の幅を広くする動作を行うように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の錠剤払出装置。
  5. 前記保持部に保持された錠剤を切断する切断刃を備えることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の錠剤払出装置。
  6. 前記カセット本体に、ロータと共に回転しないカムが設けられ、
    前記保持部に、前記カムと係合して移動することにより前記錠剤排出経路の幅を調整する可動側面が形成されていることを特徴とする請求項に記載の錠剤払出装置。
  7. 前記保持部に、前記保持部の底壁を形成し、前記カムと係合して移動することにより前記保持部の錠剤を排出するときに押し出す押出面を有することを特徴とする請求項に記載の錠剤払出装置。
  8. 前記保持部の前記可動側面と対向する前記錠剤排出経路の側壁は、前記切断刃から上方及び下方に向かって前記錠剤排出経路の幅が狭くなる方向に傾斜していることを特徴とする請求項に記載の錠剤払出装置。
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