JP7417151B1 - 錠剤払い出し装置および錠剤供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単純な構成で一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる錠剤払い出し装置を提供することを目的とする。【解決手段】錠剤払い出し装置は、錠剤が通過する錠剤出口を有し、錠剤を収容する収容部と、第1方向、および第1方向と反対方向の第2方向に回転可能なように収容部の内部に配置され、収容部の内部の錠剤を回転することによって錠剤出口に案内する少なくとも1つの案内部が設けられたロータと、案内部に位置する錠剤を分割する分割部と、ロータの第1方向の回転により錠剤出口を通過した整数錠を払い出すための第1通路と、ロータの第2方向の回転により錠剤出口を通過した半錠を払い出すための第2通路とを備える。【選択図】図8

Description

本発明は、錠剤払い出し装置および錠剤供給装置に関する。
従来、錠剤を半錠に分割して払い出すことができる錠剤払い出し装置が知られている。この種の錠剤払い出し装置の一例として、特許文献1には、錠剤を保持する錠剤保持路が形成された錠剤保持ロータと、錠剤保持ロータにより保持された錠剤を排出する錠剤排出路と、錠剤保持路に保持された錠剤を半錠にカットするカッタ部とを備える半錠カット装置が記載されている。特許文献1の半錠カット装置には、錠剤保持ロータの回転方向においてカッタ部よりも上流側に配置され、開閉可能に構成され、錠剤保持路に保持された錠剤を、閉状態のときに錠剤保持路に保持された状態を維持し、開状態のときに錠剤保持路から錠剤排出路に排出させる、バイパス弁が設けられている。特許文献1の半錠カット装置は、バイパス弁を開状態として錠剤保持ロータを回転させることで錠剤をカットせずに払い出す一方で、バイパス弁を閉状態として錠剤保持ロータを回転させることで錠剤をカッタ部で2つの半錠の錠剤(以下、単に半錠という場合がある)にカットして、下側の半錠を払い出し、上側の半錠はカッタ部を通過した後に払い出す。
特開2010-235200号公報
前記半錠カット装置では、一錠の錠剤(以下、単に一錠または整数錠という場合がある)または半錠のいずれを払い出すかを切り替えるバイパス弁を必要とするため、一錠および半錠の両方を自在に払い出すための構成が複雑になるという問題がある。
本発明は、単純な構成で一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる錠剤払い出し装置および錠剤供給装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、錠剤が通過する錠剤出口を有し、錠剤を収容する収容部と、第1方向、および前記第1方向と反対方向の第2方向に回転可能なように前記収容部の内部に配置され、錠剤を前記錠剤出口に案内する少なくとも1つの案内部が設けられたロータと、前記案内部に位置する錠剤を分割して、2つの半錠にする分割部と、前記ロータの前記第1方向の回転により前記錠剤出口を通過した整数錠を払い出すための第1通路と、前記ロータの前記第2方向の回転により前記錠剤出口を通過した半錠を払い出すための第2通路とを備える、錠剤払い出し装置である。
この構成によれば、単純な構成で一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。具体的には、ロータを第1方向に回転させると、案内部に位置する一錠が第1通路を通じて払い出される。また、ロータを第2方向に回転させると、案内部に位置する一錠を分割部が分割することで生じた半錠が第2通路を通じて払い出される。以上のように、この構成によれば、第1通路および第2通路を設け、ロータの回転方向を制御する単純な構成で、一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。
一実施形態では、前記第2通路には、半錠の通過を許容する開位置と、半錠の通過を禁止し、半錠を保持する閉位置との間を移動可能な開閉部が設けられてもよい。
この構成によれば、単純な構成で一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。ロータを第2方向に回転させると、案内部に位置する一錠を分割部が分割することで生じた2つの半錠のうち上側の半錠は、分割部に支持される一方で、2つの半錠のうち下側の半錠は、第2通路に入る。このとき、開閉部を開位置とすることで、第2通路内に入った半錠は、第2通路を通じて払い出される。また、この状態からロータを更に第2方向に回転させると、分割部に支持されていた半錠が第2通路に入る。このとき、開閉部を閉位置とすることで、開閉部が半錠を保持する。開閉部により保持された半錠は、任意のタイミングで開閉部を開位置にすることで、第2通路を通じて払い出される。以上のように、この構成によれば、ロータの回転方向および開閉部の動作を制御することで、一錠または半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。
一実施形態では、前記開閉部に保持されている半錠の有無を検出する検出部を備えてもよい。
錠剤払い出し装置は、錠剤分包装置に取り付けられて使用される場合がある。このような錠剤払い出し装置において、開閉部に保持されている半錠の有無を検出することができない場合、錠剤分包装置から錠剤払い出し装置を取り外した後に、第2通路内に半錠が残留することがある。これに対して、この構成によれば、錠剤分包装置から錠剤払い出し装置を取り外す場合に、検出部が開閉部に保持されている半錠が有ることを検出したときに、開閉部を開位置にして半錠を第2通路から排出することで、取り外された錠剤払い出し装置の第2通路内に半錠が残留することを抑制できる。
一実施形態では、前記開閉部は、前記閉位置にあるとき、上下方向に対して斜めに交差するように延びてもよい。
この構成によれば、半錠が開閉部に保持されるときに、半錠は、開閉部のうち最も低い部分に案内される。このため、検出部が半錠を検出する高さを開閉部のうち最も低い部分の高さにすることで、検出部による検出精度を向上することができる。
本発明の第2の態様は、錠剤を払い出す錠剤払い出し装置と、前記錠剤払い出し装置から払い出された錠剤を分包する錠剤分包装置とを備え、前記錠剤払い出し装置は、錠剤が通過する錠剤出口を有し、錠剤を収容する収容部と、第1方向、および前記第1方向と反対方向の第2方向に回転可能なように前記収容部の内部に配置され、錠剤を前記錠剤出口に案内する少なくとも1つの案内部が設けられたロータと、前記案内部に位置する錠剤を分割して、2つの半錠にする分割部とを備え、前記錠剤分包装置は、前記ロータの前記第1方向の回転により前記錠剤出口を通過した一錠を払い出すための第1通路と、前記ロータの前記第2方向の回転により前記錠剤出口を通過した半錠を払い出すための第2通路とを備える、錠剤供給装置である。
この構成によれば、単純な構成で一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。
本発明の第3の態様は、錠剤が通過する錠剤出口を有し、錠剤を収容する収容部と、第1方向、および前記第1方向と反対方向の第2方向に回転可能なように前記収容部の内部に配置され、錠剤を前記錠剤出口に案内する少なくとも1つの案内部が設けられたロータと、前記案内部に位置する錠剤を分割して、2つの半錠にする分割部と、前記ロータの前記第1方向の回転により前記錠剤出口を通過した整数錠を払い出すための第1通路と、前記ロータの前記第2方向の回転により前記錠剤出口を通過した前記2つの半錠のうちの一方の半錠を払い出すための第2通路とを備え、前記ロータの前記第2方向の回転により、前記一方の半錠を前記第2通路に払い出した後に前記2つの半錠のうちの他方の半錠を前記第2通路に払い出すように構成されている、錠剤払い出し装置である。
この構成によれば、単純な構成で一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。
本発明の第4の態様は、錠剤が通過する錠剤出口を有し、錠剤を収容する収容部と、第1方向、および前記第1方向と反対方向の第2方向に回転可能なように前記収容部の内部に配置され、錠剤を前記錠剤出口に案内する少なくとも1つの案内部が設けられたロータと、前記案内部に位置する錠剤を分割して、2つの半錠にする分割部と、前記ロータの前記第1方向の回転により前記錠剤出口を通過した整数錠を払い出すための第1通路と、前記ロータの前記第2方向の回転により前記錠剤出口を通過した前記2つの半錠のうちの一方の半錠を払い出すための第2通路とを備え、前記ロータの前記第2方向の回転により、前記一方の半錠を前記第2通路に払い出した後に前記2つの半錠のうちの他方の半錠を前記第1通路に払い出すように構成されている、錠剤払い出し装置である。
この構成によれば、単純な構成で一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。なお、第4の態様に係る錠剤払い出し装置は、2つの半錠のうちの他方の半錠を第2通路ではなく第1通路に払い出す点で、第3の態様に係る錠剤払い出し装置と異なる。
本発明の第4の態様において、前記第2通路には、半錠の通過を許容する開位置と、半錠の通過を禁止し、半錠を保持する閉位置との間を移動可能な開閉部が設けられてもよい。
本発明の第5の態様は、錠剤が通過する錠剤出口を有し、錠剤を収容する収容部と、第1方向、および前記第1方向と反対方向の第2方向に回転可能なように前記収容部の内部に配置され、錠剤を前記錠剤出口に案内する少なくとも1つの案内部が設けられたロータと、前記案内部に位置する錠剤を分割して、2つの半錠にする割部と、前記ロータの前記第1方向の回転により前記錠剤出口を通過した整数錠を払い出すとともに、前記ロータの前記第2方向の回転により前記錠剤出口を通過した前記2つの半錠を払い出すための通路とを備え、前記ロータの前記第2方向の回転により、前記2つの半錠のうち前記分割部の下側に位置する第1の半錠を前記通路に払い出した後に前記2つの半錠のうち前記分割部の上側に位置する第2の半錠を前記通路に払い出すとともに、前記第2の半錠が前記通路から排出された後に、前記第1の半錠が前記通路から排出されるように構成されている、錠剤払い出し装置である。

この構成によれば、単純な構成で一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。
本発明によれば、単純な構成で一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる錠剤払い出し装置および錠剤供給装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る錠剤供給装置の斜視図。 図1に示す錠剤供給装置の錠剤カセット周辺を示す縦断面図。 本発明の第1実施形態に係る錠剤カセットを斜め前方から見た斜視図。 図3に示す錠剤カセットを斜め後方から見た斜視図。 図3に示す錠剤カセットを斜め前方から見た分解斜視図。 図5に示すロータの斜視図。 ケース、上蓋、および仕切ブロックが取り外された状態の図3に示す錠剤カセットの上面図。 ケース、上蓋、および仕切ブロックが取り外された状態の図3に示す錠剤カセットの背面図。 図1に示す錠剤供給装置のブロック図。 本発明の第1実施形態に係る払い出し動作におけるロータの動作および開閉部の位置を示す表。 本発明の第1実施形態に係る払い出し動作を説明するためのロータの模式的な第1の展開図。 本発明の第1実施形態に係る払い出し動作を説明するためのロータの模式的な第2の展開図。 本発明の第1実施形態に係る払い出し動作を説明するためのロータの模式的な第3の展開図。 本発明の第1実施形態に係る払い出し動作を説明するためのロータの模式的な第4の展開図。 本発明の第1実施形態に係る払い出し動作を説明するためのロータの模式的な第5の展開図。 本発明の第1実施形態に係る払い出し動作を説明するためのロータの模式的な第6の展開図。 ケース、上蓋、および仕切ブロックが取り外された状態の本発明の第2実施形態に係る錠剤カセットの上面図。 本発明の第2実施形態に係る払い出し動作を説明するためのロータの模式的な第1の展開図。 本発明の第2実施形態に係る払い出し動作を説明するためのロータの模式的な第2の展開図。 本発明の第2実施形態に係る払い出し動作を説明するためのロータの模式的な第3の展開図。 本発明の第2実施形態に係る払い出し動作を説明するためのロータの模式的な第4の展開図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」、「前」、「後」、「横」等の方向を示す用語を用いるが、本発明に係る錠剤払い出し装置の使用状態等を限定することを意味するものではない。
(第1実施形態)
[全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る錠剤供給装置1の斜視図である。図1を参照すると、錠剤供給装置1は、錠剤カセット2と、錠剤カセット2が取り付けられる錠剤分包装置3とを備える。
錠剤カセット2は、錠剤を分割して払い出すための装置である。錠剤カセット2は、錠剤分包装置3に取り付けて使用される。図1に示す例では、錠剤供給装置1は、6段×9列の合計54個の錠剤カセット2を有している。本実施形態に係る錠剤カセット2は、本発明に係る錠剤払い出し装置の一例である。
錠剤分包装置3は、錠剤分包装置3の下部に配置された分包ユニット31と、制御ユニット32とを備える。分包ユニット31は、錠剤カセット2から払い出された錠剤を薬包シートに包装する、当業者にとって公知な分包ユニットである。本実施形態の制御ユニット32は、図1に示す例では、パーソナルコンピュータである。制御ユニット32は、ディスプレイ等の表示部321と、キーボード等の入力部322とを備える。
図2は、図1に示す錠剤供給装置1の錠剤カセット2周辺を示す縦断面図である。図2を参照すると、錠剤分包装置3は、錠剤カセット2を着脱可能な装着部3aを有する。装着部3aは、錠剤分包装置3の壁部3bに棚状に設けられている。装着部3aには、錠剤カセット2の後述するロータ22を駆動する第1モータ3cが内蔵されている。また、装着部3aには、錠剤カセット2の後述する錠剤出口214を通過した錠剤が通過する錠剤排出通路3dが形成されている。錠剤排出通路3dの両側面には、後述するカセット本体21のケース212に収容された錠剤のうち錠剤出口214から外部に排出される錠剤を検出するための計数センサ(図示せず)が設けられている。錠剤排出通路3dは、壁部3bの背面に設けられた錠剤落下経路3eと接続されている。錠剤落下経路3eの下端は、分包ユニット31(図1に示す)に接続されている。これにより、錠剤カセット2から払い出された錠剤を分包ユニット31で包装できるようになっている。錠剤排出通路3dは、個々の錠剤カセット2に対して1つずつ設けられており、それぞれの錠剤排出通路3dを通過した錠剤が錠剤落下経路3eに排出される。
[錠剤カセットの構成]
図3は、本実施形態に係る錠剤カセット2を斜め前方から見た斜視図である。また、図4は、本実施形態に係る錠剤カセット2を斜め後方から見た斜視図である。
図3および図4を参照すると、本実施形態の錠剤カセット2は、多数の錠剤を収容するカセット本体21を備える。カセット本体21は、基部211と、基部211に固定されたケース212と、ケース212に回動可能に取り付けられた上蓋213とを備える。錠剤は、カセット本体21のケース212に収容されている。本実施形態に係るケース212は、本発明に係る収容部の一例である。
図4に示すように、カセット本体21は、ケース212の内部に収容された錠剤を錠剤カセット2の外部へ払い出すための錠剤出口214を備える。具体的には、錠剤出口214は、ケース212に形成され、カセット本体21の外部に露出した開口である。
図5は、本実施形態に係る錠剤カセット2を斜め前方から見た分解斜視図である。
図5を参照すると、本実施形態の錠剤カセット2は、カセット本体21の内部に収容されたロータ22と、ロータ22に第1モータ3c(図2に示す)からの駆動力を伝達するための伝達機構23とを備える。ロータ22は、伝達機構23から伝達された駆動力により、回転軸線Cを中心に回転可能である。
以下の説明において、回転軸線Cが延びる方向を単に軸方向という場合があり、軸方向を中心とする仮想円の径方向を単に径方向という場合があり、前記仮想円の周方向を単に周方向という場合がある。本実施形態の回転軸線Cは、上下方向に沿って延びている。このため、以下の説明において、軸方向の一方側を上側または上方という場合があり、軸方向の他方側を下側または下方という場合がある。
以下の説明において、回転軸線Cを中心とした回転において、上面視で時計回りの方向を正転方向という場合があり、上面視で反時計回りの方向、つまり正転方向の反対方向を逆転方向という場合がある。また、以下の説明において、回転軸線Cを中心とした正転方向の回転を単に正転という場合があり、回転軸線Cを中心とした逆転方向の回転を単に逆転という場合がある。本実施形態の正転方向は、本発明に係る第2方向の一例であり、本実施形態の逆転方向は、本発明に係る第1方向の一例である。
図5に示すように、本実施形態のカセット本体21の基部211は、上面視で後方(錠剤出口214側)が開口した略U字状である。また、基部211の上側は、開口しており、基部211の上側の開口を覆うように、カセット本体21のケース212が基部211の上側に固定されている。錠剤カセット2は、基部211が装着部3a(図2に示す)に装着されることで、錠剤分包装置3(図2に示す)に取り付けられる。
本実施形態のケース212は、錠剤が投入される投入部212aと、周方向において、ロータ22を径方向外側から覆うように構成された有底円筒状の筒部212bとを備える。ケース212は、収容した錠剤を外部から目視できるように、半透明である。投入部212aは、上方が開口している。投入部212aの上部の開口は、上蓋213によって、開閉可能である。本実施形態のカセット本体21のケース212は、基部211の上側の開口を覆うように基部211に固定されている。
本実施形態のロータ22は、略円筒状である。ロータ22は、ケース212の筒部212b内に配置される。これにより、ロータ22は、ケース212の筒部212bによって、径方向の外側から覆われている。また、ロータ22は、基部211内に収容された伝達機構23と機械的に接続される。ロータ22は、第1モータ3c(図2に示す)からの回転駆動力が伝達機構23を介して伝達されることで、回転軸線Cを中心にして回転する。ロータ22は、正転方向および逆転方向の両方に回転可能である。
錠剤カセット2は、ロータ22の径方向外側に配置された仕切ブロック24を備える。仕切ブロック24は、ロータ22の周方向の一部を径方向の外側から覆うように構成された平面視略円弧状の内側面を有する。仕切ブロック24は、ケース212の筒部212bとともにロータ22を全周にわたって、径方向外側から覆っている。仕切ブロック24には、カセット本体21を錠剤分包装置3に取り付けたときに、錠剤分包装置3と電気的に接続されて、錠剤カセット2の情報を読み取るためのコネクタ24aが設けられている。前記コネクタに代えて、RFIDチップ等の無線通信方式による読み取り方式を採用してもよい。また、仕切ブロック24には、後述する案内路223内の錠剤を分割するためのカッタ部241と、後述する案内路223内の最下部への錠剤の進入を制限する板状の仕切部242とが取り付けられている。
カッタ部241は、仕切ブロック24の内側面から径方向内側に向けて突出する。これにより、カッタ部241は、ロータ22の後述する下側周溝225内に径方向外側から突出する。本実施形態のカッタ部241は、本発明に係る分割部の一例である。本実施形態においてカッタ部241は、後述する案内路223に径方向外側から突出している所謂外刃であるが、本発明に係る分割部は、これに限定されず、例えば、特開2021-7628号公報に記載されている所謂内刃であってもよい。また、本発明に係る分割部は、外刃と内刃との両方から構成されてもよい。
本実施形態の仕切部242は、ブラシ状である。仕切部242は、仕切ブロック24の内側面から径方向内側に向けて突出する。これにより、仕切部242は、ロータ22の後述する上側周溝224内に径方向外側から突出する。また、仕切部242は、周方向において、錠剤出口214が設けられた範囲に対応する範囲に設けられている。
図2と図5とを併せて参照すると、伝達機構23は、回転シャフト231と、第1軸受部材232と、第2軸受部材233と、歯車234とを備える。
回転シャフト231の上端は、ロータ22の後述するロータ本体221に固定されている。回転シャフト231の下端は、第1モータ3cに機械的に接続された歯車234に固定されている。
歯車234は、第1モータ3cで駆動される駆動歯車と噛み合うように構成されている。つまり、本実施形態の歯車234は、従動歯車である。また、図4に示すように、歯車234は、カセット本体21から外部に露出するように設けられている。
回転シャフト231は、第1軸受部材232及び第2軸受部材233の支持によって、回転軸線Cを中心にして回転可能なように構成されている。第1モータ3cによって、歯車234が駆動されることで、回転シャフト231は回転軸線Cを中心にして回転する。詳細には、回転シャフト231は、歯車234が駆動されることで、回転軸線Cを中心にして正転または逆転する。回転シャフト231が正転するとき、ロータ22が回転軸線Cを中心にして正転する。回転シャフト231が逆転するとき、ロータ22は、回転軸線Cを中心にして逆転する。
図6は、本実施形態に係るロータ22の斜視図である。図6を参照すると、ロータ22は、円筒状のロータ本体221と、ロータ本体221の上側に取り付けられた略円錐状のキャップ222とを備える。
本実施形態のロータ22は、ロータ本体221の外側面に形成され、軸方向に延びた6つの案内路223(図6では3つのみ示す)を備える。本実施形態の案内路223は、ロータ本体221の外側面から径方向内側に窪んだ溝状である。本実施形態の6つの案内路223は、周方向に等間隔に配置されている。つまり、本実施形態の6つの案内路223は、回転軸線Cを中心にして60度間隔で設けられている。また、案内路223は、錠剤を1つだけ保持可能な幅(周方向の寸法)を有している。案内路223は、錠剤が軸方向に並んで収容される。案内路223は、ロータ22の回転軸線Cを中心とする回転に伴って回転軸線Cを中心にして回転する。案内路223は、回転軸線Cを中心にして回転することによって、ケース212の内部の錠剤を錠剤出口214に案内する。本実施形態の案内路223は、本発明に係る案内部の一例である。
本実施形態のロータ22は、ロータ本体221の外側面に形成され、ロータ22の周方向に延びた上側周溝224を備える。具体的には、上側周溝224は、ロータ本体221の外側面に全周にわたって形成されている。上側周溝224は、案内路223を横切るように形成されている。上側周溝224の軸方向の寸法は、仕切部242の厚み寸法よりも大きい。仕切部242の厚み寸法よりも大きい軸方向の寸法を有する上側周溝224内に仕切部242が配置されているので、仕切部242がロータ22に接触しない。上側周溝224は、案内路223のうち上側周溝224よりも下側に位置する部分が、錠剤を1つだけ保持可能な高さ(軸方向の寸法)を有するように形成されている。このように、上側周溝224に仕切部242が挿入されることで、仕切部242は、案内路223の最下部、つまり上側周溝224よりも下側に位置する部分への錠剤の進入を制限している。
また、本実施形態のロータ22は、ロータ本体221の外側面に形成され、ロータ22の周方向に延びた下側周溝225を備える。下側周溝225は、上側周溝224よりも下側に、ロータ22の全周にわたって設けられている。下側周溝225は、案内路223を横切るように形成されている。より具体的には、下側周溝225は、案内路223のうち上側周溝224よりも下側の部分において、軸方向の中央を通るように形成されている。下側周溝225の軸方向の寸法は、カッタ部241の厚み寸法よりも大きい。カッタ部241の厚み方向よりも大きい軸方向の寸法を有する下側周溝225内にカッタ部241が配置されているため、カッタ部241は、ロータ22に接触しない。錠剤カセット2は、ロータ22が回転軸線Cを中心として回転したときに、案内路223がカッタ部241を横切るように、構成されている。これにより、カッタ部241は、ロータ22が回転軸線Cを中心として回転したとき、案内路223のうち上側周溝224よりも下側の部分に位置する錠剤を2つの半錠に分割することができる。
図7は、ケース212、上蓋213、および仕切ブロック24が取り外された状態の図3に示す錠剤カセット2の上面図である。図8は、ケース212、上蓋213、および仕切ブロック24が取り外された状態の図3に示す錠剤カセット2の背面図である。
図7および図8を参照すると、本実施形態の錠剤カセット2は、錠剤出口214を通過した錠剤を錠剤分包装置3の錠剤排出通路3dに案内するための筒状の案内部材25を備える。案内部材25の内部の空間は、錠剤出口214を通過した一錠を錠剤分包装置3の錠剤排出通路3d(図2に示す)に案内するための第1通路251と、錠剤出口214を通過した半錠を錠剤排出通路3dに案内するための第2通路252とに区画されている。具体的には、案内部材25には、案内部材25の内部の空間を第1通路251と第2通路252とに仕切る仕切壁253が配置されている。図7および図8では、第1通路251および第2通路252は、模式的に示されている。第1通路251と第2通路252とは、周方向において、錠剤出口214と対応する位置に配置されている。
第1通路251は、ロータ22の逆転により錠剤出口214を通過した一錠を払い出す。第1通路251は、正転方向(図7において時計回りの方向)において、第2通路252の下流側に配置されている。
第2通路252は、ロータ22の正転により錠剤出口214を通過した半錠を払い出す。第2通路252は、正転方向において、第1通路251の上流側に配置されている。また、第2通路252の一部は、正転方向において、カッタ部241の下流側に配置されている。第2通路252のうち正転方向においてカッタ部241の下流側に配置されている部分の周方向の寸法Wは、案内路223の周方向の寸法よりも大きいことが好ましい。なお、第2通路252のうち正転方向においてカッタ部241の下流側に配置されている部分は、後述する上側の半錠T2の排出(落下)位置に対応している。
図8に示すように、第2通路252には、第2通路252を開閉する板状の開閉部26が設けられている。開閉部26は、第2通路252内の錠剤の通過を許容する開位置(図8において二点鎖線で示す)と、第2通路252内の錠剤の通過を禁止し、錠剤を保持する閉位置(図8において実線で示す)との間で移動可能である。本実施形態では、開閉部26は、開位置と閉位置との間を回動するように構成されている。開閉部26は、第2モータ26aに機械的に接続されており、第2モータ26aにより駆動される。なお、開閉部26は、開位置と閉位置との間をスライドするように構成されていてもよい。本実施形態では、開閉部26が閉位置にあるとき、開閉部26は、上下方向に対して斜めに交差するように延びている。このため、開閉部26が閉位置にあるとき、第2通路252内に進入した錠剤は、開閉部26に沿って下方に案内されて、開閉部26のうち最も低い部分に保持される。なお、第2モータ26aに代えて、ソレノイドアクチュエータを用いて開閉部26を駆動させてもよい。
錠剤カセット2は、錠剤出口214から払い出され、錠剤分包装置3の錠剤排出通路3dに進入する錠剤を検出するための第1検出センサ27と、開閉部26により第2通路252内に保持されている錠剤を検出するための第2検出センサ28とを備える。第1検出センサ27は、案内部材25のうち仕切壁253の下端部より下方に配置されている。第2検出センサ28は、第1検出センサ27より上方に配置されている。第2検出センサ28は、閉位置にある開閉部26のうち最も低い部分に対応する高さに配置されている。本実施形態の第1検出センサ27は、発光部27aと受光部27bとを有する透過型のフォトセンサである。本実施形態の第2検出センサ28は、反射型のフォトセンサである。案内部材25と開閉部26とは、第1検出センサ27と第2検出センサ28とが発光する光に対する透光性を有する。本実施形態の第2検出センサ28は、本発明に係る検出部の一例である。
図9は、本実施形態の錠剤供給装置1のブロック図である。図9を参照すると、錠剤分包装置3の制御ユニット32は、制御部323を備える。制御部323には、第1モータ3cと、第2モータ26aと、第1検出センサ27と、第2検出センサ28とに電気的に接続されている。制御部323には、ユーザからの払い出し指示と、第1検出センサ27の検出結果と、第2検出センサ28の検出結果とが入力される。ユーザからの払い出し指示は、入力部322を介して入力されてもよく、錠剤分包装置3と通信可能な携帯端末を介して入力されてもよい。制御部323は、ユーザからの払い出し指示と、第1検出センサ27の検出結果と、第2検出センサ28の検出結果とに基づいて、第1モータ3cの動作と、第2モータ26aの動作とを制御することで、一錠または半錠の払い出しを行う。
制御部323は、錠剤カセット2が錠剤分包装置3から取り外される場合に、第2検出センサ28が開閉部26(図8に示す)に保持されている錠剤があることを検出しているとき、表示部321に警告を表示してもよい。また、制御部323は、錠剤カセット2が錠剤分包装置3から取り外される場合に、第2検出センサ28が開閉部26に保持されている半錠があることを検出しているとき、開閉部26を閉位置から開位置に移動させて、開閉部26に保持されている半錠を第2通路252(図8に示す)内から排出してもよい。
[払い出し動作]
以下、錠剤を払い出すときの錠剤カセット2の動作(以下、払い出し動作という)を説明する。錠剤払い出し動作は、制御部323が、第1モータ3cの動作を制御することで、ロータ22の動作(正転または逆転)を制御することと、第2モータ26aの動作を制御することで、開閉部26の位置(開位置または閉位置)を制御することとで実行される。
払い出し動作について、複数個の半錠を連続して払い出すときの動作の例(パターン1)、複数個の一錠を連続して払い出すときの動作の例(パターン2)、および半錠と一錠とを交互に払い出すときの動作の例(パターン3)とを用いて説明する。図10は、パターン1~3の、ロータ22の動作および開閉部26の位置を示す表である。図11は、払い出し動作を説明するためのロータ22の模式的な第1の展開図である。図12は、払い出し動作を説明するためのロータ22の模式的な第2の展開図である。図13は、払い出し動作を説明するためのロータ22の模式的な第3の展開図である。図14は、払い出し動作を説明するためのロータ22の模式的な第4の展開図である。図15は、払い出し動作を説明するためのロータ22の模式的な第5の展開図である。図16は、払い出し動作を説明するためのロータ22の模式的な第6の展開図である。図11から図16において、左右方向が周方向に対応している。図11から図16において、右側から左側に向かう方向が正転方向であり、左側から右側に向かう方向が逆転方向である。
図10を参照すると、パターン1では、払い出す数(図10に示す例では、5個)の半錠を払い出すまで、制御部323は、開閉部26を開位置に位置させた状態で、ロータ22を正転させる。具体的には、制御部323は、払い出す数の半錠が錠剤出口214から排出されたことを第1検出センサ27が検出するまで、制御部323は、開閉部26を開位置に位置させた状態で、ロータ22を正転させる。
図11に示すように、ロータ22を正転させると、案内路223がカッタ部241を横切るときに、案内路223のうち仕切部242よりも下側に位置する錠剤が2つの半錠T1,T2に分割される。2つの半錠T1,T2のうちカッタ部241より下側の半錠T1は、錠剤出口214から第2通路252を通じて錠剤分包装置3(図1に示す)に払い出される。これにより、1番目の半錠が払い出される。一方で、2つの半錠T1,T2のうちカッタ部241より上側の半錠T2は、カッタ部241により支持されて、案内路223内に保持される。
図11に示す状態から、ロータ22をさらに正転させて、図12に示すように案内路223がカッタ部241と周方向においてずれた位置に移動すると、案内路223に保持されていた半錠T2が錠剤出口214から第2通路252を通じて錠剤分包装置3に払い出される。これにより、2番目の半錠が払い出される。3番目以降の半錠は、1番目および2番目の半錠の払い出し動作を繰り返すことで払い出される。なお、5番目(奇数番目)の払い出しの後では、図11に示すように、案内路223内にはカッタ部241に支持された半錠T2が残っている。この半錠T2は、開閉部26を開位置から閉位置に移動させた後に、ロータ22をさらに正転させて、案内路223をカッタ部241と周方向においてずれた位置に移動させることで、錠剤出口214から第2通路252に払い出してもよい。第2通路252に払い出された半錠T2は、錠剤分包装置3に払い出されずに、閉位置にある開閉部26により第2通路252内で保持される。
図10を参照すると、パターン2では、払い出す数(図10に示す例では、5個)の一錠を払い出すまで、制御部323は、ロータ22を逆転させる。具体的には、制御部323は、払い出す数の一錠が錠剤出口214から排出されたことを第1検出センサ27が検出するまで、制御部323は、ロータ22を逆転させる。図10に示す例では、開閉部26は、常に開位置に維持されているが、閉位置に維持されていてもよい。制御部323は、第2検出センサ28が開閉部26により保持されている半錠があることを検出したときは、開閉部26を閉位置に維持するように第2モータ26aを制御する。
図13に示すように、ロータ22を逆転させて、案内路223が錠剤出口214と周方向に位置合わせされると、案内路223のうち仕切部242よりも下側に位置する錠剤Tが錠剤出口214から第1通路251を通じて錠剤分包装置3に払い出される。このとき、案内路223内の残りの錠剤は、仕切部242によって、案内路223内に保持されている。2番目以降の一錠は、1番目の払い出し動作を繰り返すことで払い出される。
図10を参照すると、パターン3では、制御部323は、半錠と一錠を交互に払い出すように、ロータ22の動作および開閉部26の位置を制御する。具体的には、制御部323は、パターン3では、1番目、3番目、および5番目で半錠を払い出し、2番目および4番目で一錠を払い出すように、ロータ22の動作および開閉部26の位置を制御する。
まず、1番目の半錠は、ロータ22を正転させることにより、パターン1の1番目の半錠と同様の動作により払い出される(図11参照)。
次に、図14に示すように、開閉部26を閉位置に移動させた後に、ロータ22を更に正転させて、案内路223をカッタ部241と周方向においてずれた位置に移動させることで、上側の半錠T2を錠剤出口214から第2通路252に払い出す。第2通路252に払い出された半錠T2は、錠剤分包装置3に払い出されずに、閉位置にある開閉部26により第2通路252内で保持される。
さらに、図14に示す状態から、ロータ22を逆転させる。図15に示すように案内路223が錠剤出口214と周方向に位置合わせされると、案内路223内の錠剤Tが錠剤出口214から第1通路251を通じて錠剤分包装置3に払い出される。これにより、2番目の一錠が払い出される。このとき、開閉部26は閉位置に維持されており、第2通路252内には半錠T2が保持されたままである。
その後、図16に示すように、ロータ22を停止させて、開閉部26を閉位置から開位置に移動させると、開閉部26により第2通路252内に保持されていた半錠が、錠剤分包装置3に払い出される。これにより、3番目の半錠が払い出される。
4番目の一錠は、2番目の一錠の払い出し動作と同様の動作により払い出される。このとき、図10に示す例では、開閉部26は開位置にあるが、閉位置にあってもよい。
5番目の半錠は、1番目の半錠の払い出し動作と同様の動作により払い出される。
上記パターン1からパターン3に関わらず、制御部323は、半錠を払い出す場合、第2検出センサ28が開閉部26により保持されている半錠があることを検出しているとき、開閉部26を閉位置から開位置に移動させることで、半錠を払い出してもよい。また、制御部323は、半錠を払い出す場合、第2検出センサ28が開閉部26により保持されている半錠がないことを検出しているとき、ロータ22を正転させてカッタ部241により錠剤を2つの半錠に分割することで、半錠を払い出してもよい。
[効果]
本実施形態に係る錠剤カセット2によれば、以下の効果を奏することができる。
本実施形態によれば、単純な構成で一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。具体的には、ロータ22を逆転させると、案内路223内の一錠が第1通路251を通じて払い出される。また、ロータ22を正転させると、案内路223内の一錠をカッタ部241が分割することで生じた半錠が第2通路252を通じて払い出される。以上のように、この構成によれば、第1通路251および第2通路252を設け、ロータ22の回転方向を制御する単純な構成で、一錠および半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。
ロータ22を正転させると、案内路223内の一錠をカッタ部241が分割することで生じた2つの半錠のうち上側の半錠は、カッタ部241に支持される一方で、2つの半錠のうち下側の半錠は、第2通路252に入る。このとき、開閉部26を開位置とすることで、第2通路252内に入った半錠は、第2通路252を通じて払い出される。また、この状態からロータ22を更に正転させると、カッタ部241に支持されていた半錠が第2通路252に入る。このとき、開閉部26を閉位置とすることで、開閉部26が半錠を保持する。開閉部26により保持された半錠は、任意のタイミングで開閉部26を開位置にすることで、第2通路252を通じて払い出される。以上のように、本実施形態によれば、ロータ22の回転方向および開閉部26の動作を制御することで、一錠または半錠を任意のタイミングで払い出すことができる。
また、錠剤カセット2が、第1通路251、第2通路252、および開閉部26を備えているため、既存の錠剤分包装置を用いて、一錠または半錠のそれぞれを任意のタイミングで払い出すことができる。
開閉部26に保持されている錠剤の有無を検出することができない場合、錠剤分包装置3から錠剤カセット2を取り外した後に、第2通路252内に半錠が残留することがある。これに対して、本実施形態によれば、錠剤分包装置3から錠剤カセット2を取り外す場合に、検出部が開閉部26に保持されている半錠が有ることを検出したときに、開閉部26を開位置にして半錠を第2通路252から排出することで、取り外された錠剤カセット2の第2通路252内に半錠が残留することを抑制できる。
本実施形態によれば、半錠が開閉部26に保持されるときに、半錠は、開閉部26のうち最も低い部分に案内される。このため、第2検出センサ28が半錠を検出する高さを開閉部26のうち最も低い部分の高さにすることで、第2検出センサ28による錠剤の検出の正確度および精度を向上することができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態に係る錠剤カセット2について説明する。第2実施形態に係る錠剤カセット2は、第1通路251が整数錠に加えて半錠も払い出す点で、第1実施形態に係る錠剤カセット2と異なる。以下の第2実施形態に係る錠剤カセット2についての説明では、主に第1実施形態と異なる点について説明する。第2実施形態においては、第1実施形態と同一または同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、第2実施形態では、第1実施形態と重複する記載は省略する。
図17は、ケース212、上蓋213、および仕切ブロック24が取り外された状態の本実施形態に係る錠剤カセット2の上面図である。
本実施形態に係る第1通路251は、ロータ22の逆転により錠剤出口214を通過した一錠と、ロータ22の正転により錠剤出口214を通過した上側の半錠T2とを払い出す。本実施形態に係る第1通路251では、ロータ22の逆転により錠剤出口214を通過した一錠と、ロータ22の正転により錠剤出口214を通過した上側の半錠T2とが同じ空間を通過するように構成されているが、これに限定されない。例えば、第1通路251の内部に仕切りを設けて、ロータ22の逆転により錠剤出口214を通過した一錠と、ロータ22の正転により錠剤出口214を通過した上側の半錠T2とが異なる空間を通過するようにしてもよい。この場合、案内部材25の内部において、一錠が通過する空間と、下側の半錠T1が通過する空間と、上側の半錠T2が通過する空間とは、ロータ22の正転方向の上流側から下流側に向かって、下側の半錠T1が通過する空間、上側の半錠T2が通過する空間、および一錠が通過する空間の順で並んで配置されてもよい。
本実施形態に係る第2通路252は、ロータ22の正転により錠剤出口214を通過した下側の半錠T1のみを払い出す。図17を参照すると、本実施形態の第2通路252は、全体として、正転方向において、カッタ部241の下流側の端部より上流側に配置されている。これにより、案内路223が第2通路252と周方向に位置合わせされているときに上側の半錠T2がカッタ部241により支持されるので、本実施形態の第2通路252は、下側の半錠T1のみを払い出すことが可能になる。
本実施形態の第1通路251と第2通路252とにより本発明の第5の態様に係る通路が構成されてもよい。
なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、第2通路252の一部が、正転方向において、カッタ部241より下流側に配置されていてもよい。この場合、第2通路252のうち正転方向においてカッタ部241の下流側に配置されている部分の周方向の寸法W(図7に示す)は、案内路223が第2通路252と周方向に位置合わせされたときに上側の半錠T2が第2通路252を通じて排出されないように設定される必要がある。
[払い出し動作]
以下、本実施形態に係る錠剤カセット2の払い出し動作を説明する。払い出し動作について、1番目に半錠を払い出し、2番目に一錠を払い出し、3番目に半錠を払い出すときの動作の例を用いて説明する。図18は、払い出し動作を説明するためのロータ22の模式的な第1の展開図である。図19は、払い出し動作を説明するためのロータ22の模式的な第2の展開図である。図20は、払い出し動作を説明するためのロータ22の模式的な第3の展開図である。図21は、払い出し動作を説明するためのロータ22の模式的な第4の展開図である。図18から図21において、左右方向が周方向に対応している。図18から図21において、右側から左側に向かう方向が正転方向であり、左側から右側に向かう方向が逆転方向である。
図18に示すように、制御部323(図9に示す)は、開閉部26を閉位置に位置させた状態で、ロータ22を正転させる。ロータ22を正転させると、案内路223がカッタ部241を横切るときに、案内路223のうち仕切部242よりも下側に位置する錠剤が2つの半錠T1,T2に分割される。2つの半錠T1,T2のうちカッタ部241より下側の半錠T1は、案内路223が第2通路252と周方向に位置合わせされると、錠剤出口214から第2通路252に払い出される。第2通路252に払い出された半錠T1は、錠剤分包装置3(図1に示す)に払い出されずに、閉位置にある開閉部26により第2通路252内で保持される。一方で、2つの半錠T1,T2のうちカッタ部241より上側の半錠T2は、カッタ部241により支持されて、案内路223内に保持される。
次に、図19に示すように、制御部323は、ロータ22を図18に示す状態からさらに正転させる。案内路223が第1通路251と周方向に位置合わせされると、上側の半錠T2は、錠剤出口214から第1通路251を通じて錠剤分包装置3払い出される。これにより1番目の半錠が払い出される。なお、本実施形態では、ロータ22は、図18に示す位置で停止することなく、図19に示す位置に到達するまで連続的に回転する。これにより、ロータ22の回転制御を簡素化することができる。
次に、制御部323は、図19に示す状態から、ロータ22を逆転させる。図20に示すように案内路223が錠剤出口214と周方向に位置合わせされると、案内路223内の一錠Tが錠剤出口214から第1通路251を通じて錠剤分包装置3に払い出される。これにより、2番目の一錠が払い出される。このとき、開閉部26は閉位置に維持されており、第2通路252内には半錠T1が保持されたままである。
その後、制御部323は、図21に示すように、ロータ22を停止させて、開閉部26を閉位置から開位置に移動させる。開閉部26が開位置に移動すると、開閉部26により第2通路252内に保持されていた半錠T1が、錠剤分包装置3に払い出される。これにより、3番目の半錠が払い出される。本実施形態では、2つの半錠T1,T2のうちカッタ部241より上側の半錠T2が第1通路251を通じて払い出された後に、2つの半錠T1,T2のうちカッタ部241より下側の半錠T1が第2通路252を通じて払い出される。
[効果]
本実施形態に係る錠剤カセット2によれば、第1実施形態に係る錠剤カセット2と同様の効果を奏することができる。
本実施形態に係る錠剤カセット2では、第1通路251は、2つの半錠T1,T2のうち下側の半錠T1を第2通路252に払い出した後、ロータ22の正転方向のさらなる回転により錠剤出口214を通過した上側の半錠T2を払い出すように構成されている。この構成により、開閉部26を閉位置にした状態で、ロータ22を第1通路251と周方向に位置合わせするまでロータ22を正転させる単純な制御で、2つの半錠の一方の半錠を払い出すとともに、他方の半錠を払い出さずに第2通路252内で保持することができる。つまり、本実施形態に係る錠剤カセット2では、2つの半錠の一方の半錠を払い出すとともに、他方の半錠を払い出さずに第2通路252内で保持するための制御において、ロータ22の正転中に開閉部26の動作を制御する必要がない。つまり、本実施形態に係る錠剤カセット2では、下側の半錠T1の払い出しと上側の半錠T2との払い出しとの間に開閉部26の動作を制御する第1実施形態のような複雑な制御が必要なく、簡単な制御で2つの半錠の一方の半錠を払い出すとともに、他方の半錠を払い出さずに第2通路252内で保持することができる。
本実施形態に係る錠剤カセット2では、ロータ22の逆転による一錠Tの払い出しと、ロータ22の正転による上側の半錠T2の払い出しとが、第1通路251を通じて行われる。このため、第2通路252に、ロータ22の正転による上側の半錠T2の払い出しを行うためのスペースを設ける必要がない。その結果、第2通路252がロータ22の正転による上側の半錠T2の払い出しを行うためのスペースを有する場合と比較して、第2通路252の周方向の寸法を小さくすることができる。
第1実施形態および第2実施形態に係る錠剤カセット2は、以下のように構成してもよい。
錠剤カセット2は、第1検出センサ27と第2検出センサ28を有しなくてもよい。
開閉部26は、閉位置にあるとき、水平方向に延びていてもよい。
第1通路251、第2通路252、および開閉部26は、錠剤カセット2に替えて錠剤分包装置3に設けられてもよい。この場合、第1通路251、第2通路252、および開閉部26は、錠剤排出通路3dに設けられてもよい。また、この場合、第1検出センサ27と第2検出センサ28とは、錠剤排出通路3dに設けられてもよく、案内部材25は省略されてもよい。また、この場合、錠剤排出通路3dに設けられた第1通路251と第2通路252とにより本発明の第5の態様に係る通路が構成されてもよい。
第1実施形態および第2実施形態では、第2モータ26a、第1検出センサ27、および第2検出センサ28が錠剤カセット2に設けられている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。第2モータ26a、第1検出センサ27、および第2検出センサ28などの電装部品は、錠剤分包装置3に設けられてもよい。
例えば、第1実施形態において、本発明に係る案内部の一例として、溝状の案内路223を挙げて説明したが、本発明に係る案内部は、これに限定されない。例えば、本発明に係る案内部は、ロータ22の外側面に設けられた溝でなくてもよく、ロータ22の内部に設けられた通路であってもよいし、ロータ22の外側面に設けられた錠剤を保持する突起であってもよい。
本発明は、第1実施形態および第2実施形態に限るものではなく、発明の要旨を変更することなく、変形や修正が可能である。
1 錠剤供給装置
2 錠剤カセット
21 カセット本体
211 基部
212 ケース
212a 投入部
212b 筒部
213 上蓋
214 錠剤出口
22 ロータ
221 ロータ本体
222 キャップ
223 案内路(案内部)
224 上側周溝
225 下側周溝
23 伝達機構
231 回転シャフト
232 第1軸受部材
233 第2軸受部材
234 歯車
24 仕切ブロック
24a コネクタ
241 カッタ部(分割部)
242 仕切部
25 案内部材
251 第1通路
252 第2通路
253 仕切壁
26 開閉部
26a 第2モータ
27 第1検出センサ
27a 発光部
27b 受光部
28 第2検出センサ(検出部)
3 錠剤分包装置
3a 装着部
3b 壁部
3c 第1モータ
3d 錠剤排出通路
3e 錠剤落下経路
31 分包ユニット
32 制御ユニット
321 表示部
322 入力部
323 制御部

Claims (6)

  1. 錠剤が通過する錠剤出口を有し、錠剤を収容する収容部と、
    第1方向、および前記第1方向と反対方向の第2方向に回転可能なように前記収容部の内部に配置され、錠剤を前記錠剤出口に案内する少なくとも1つの案内部が設けられたロータと、
    前記案内部に位置する錠剤を分割して、2つの半錠にする分割部と、
    前記第1方向の回転において前記分割部よりも上流側に配置され、前記ロータの回転により前記錠剤出口を通過した整数錠を払い出すための第1通路と、
    前記第2方向の回転において前記第1通路よりも上流側に配置され、前記ロータの回転により前記錠剤出口を通過した半錠を払い出すための第2通路と
    を備え
    前記ロータが前記第1方向に回転したときに、前記案内部に位置する錠剤が前記分割部で分割されずに前記第1通路に払い出される一方で、前記ロータが前記第2方向に回転したときに、前記案内部に位置する錠剤が前記分割部により2つの半錠に分割され、当該2つの半錠のうちの少なくとも1つの半錠が前記第2通路に払い出される、錠剤払い出し装置。
  2. 前記第2通路には、半錠の通過を許容する開位置と、半錠の通過を禁止し、半錠を保持する閉位置との間を移動可能な開閉部が設けられている、請求項1に記載の錠剤払い出し装置。
  3. 前記開閉部に保持されている半錠の有無を検出する検出部を備える、請求項2に記載の錠剤払い出し装置。
  4. 前記開閉部は、前記閉位置にあるとき、上下方向に対して斜めに交差するように延びている、請求項3に記載の錠剤払い出し装置。
  5. 錠剤を払い出す錠剤払い出し装置と、
    前記錠剤払い出し装置から払い出された錠剤を分包する錠剤分包装置と
    を備え、
    前記錠剤払い出し装置は、
    錠剤が通過する錠剤出口を有し、錠剤を収容する収容部と、
    第1方向、および前記第1方向と反対方向の第2方向に回転可能なように前記収容部の内部に配置され、錠剤を前記錠剤出口に案内する少なくとも1つの案内部が設けられたロータと、
    前記案内部に位置する錠剤を分割する分割部と
    を備え、
    前記錠剤分包装置は、
    前記第1方向の回転において前記分割部よりも上流側に配置され、前記ロータの回転により前記錠剤出口を通過した整数錠を払い出すための第1通路と、
    前記第2方向の回転において前記第1通路よりも上流側に配置され、前記ロータの回転により前記錠剤出口を通過した半錠を払い出すための第2通路と
    を備え
    前記ロータが前記第1方向に回転したときに、前記案内部に位置する錠剤が前記分割部で分割されずに前記第1通路に払い出される一方で、前記ロータが前記第2方向に回転したときに、前記案内部に位置する錠剤が前記分割部により2つの半錠に分割され、当該2つの半錠のうちの少なくとも1つの半錠が前記第2通路に払い出される、錠剤供給装置。
  6. 錠剤が通過する錠剤出口を有し、錠剤を収容する収容部と、
    第1方向、および前記第1方向と反対方向の第2方向に回転可能なように前記収容部の内部に配置され、前記錠剤出口に錠剤を案内する案内部が設けられたロータと、
    前記案内部に位置する錠剤を分割して、2つの半錠にする分割部と
    を備え、
    前記ロータの前記第1方向の回転により前記案内部に位置する錠剤が前記分割部を経由しない第1経路を通ることで、錠剤が前記分割部で分割されずに前記錠剤出口から払い出される一方で、前記ロータの前記第2方向の回転により前記案内部に位置する錠剤が前記分割部を経由する第2経路を通ることで、前記錠剤が前記分割部により2つの半錠に分割され、当該2つの半錠のうちの少なくとも1つの半錠が前記錠剤出口から払い出される、錠剤払い出し装置。
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