JPH0576650A - 弾球遊技機の機構板 - Google Patents

弾球遊技機の機構板

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JPH0576650A
JPH0576650A JP27017091A JP27017091A JPH0576650A JP H0576650 A JPH0576650 A JP H0576650A JP 27017091 A JP27017091 A JP 27017091A JP 27017091 A JP27017091 A JP 27017091A JP H0576650 A JPH0576650 A JP H0576650A
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prize ball
prize
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Shohachi Ugawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み付け工程を簡素化することができる弾球
遊技機の機構板を提供する。 【構成】 景品玉収容筒本体31を上部玉ストッパー3
7a,37bが設けられる上部収容筒体31aと下部玉
ストッパー67a,67bが設けられる下部収容筒体3
1bとに分割して形成し、下部収容筒体31bを機構板
2に着脱自在に取付可能とし、一方、モータ120を除
く入賞玉処理装置90の構成部材が集約された装着板9
1とモータ120とを別々に機構板2に取付可能とし
た。 【効果】 共通部品である上部収容筒体31aや装置板
91を取り付ける際には、格別の注意を必要とすること
なくスムーズに取り付けることができ、一方、交換部品
である下部収容筒体31bやモータ120を組み付ける
組付工程においては、容積的に小さな下部収容筒体31
bやモータ120を複数種類用意するだけであるため、
その管理が極めて容易であると共に、ストックする場所
も少なくて済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定個数の景品玉を収
容する景品玉収容筒が形成された景品玉収容筒本体と、
該景品玉収容筒本体に設けられ且つ前記景品玉収容筒の
上下に位置して景品玉の給排出を行う上部玉ストッパー
及び下部玉ストッパーと、からなる景品玉払出装置と、
発生した入賞玉をモータによって駆動される回転玉送り
部材の外周に形成された凹部に受け入れ、その凹部に受
け入れた入賞玉の移動過程において該入賞玉に当接して
回動する回動部材の動作を前記景品玉払出装置に伝達す
る入賞玉処理装置と、前記景品玉払出装置から払い出さ
れた景品玉を誘導傾斜底面上に形成された上皿連通口を
介して弾球遊技機前面に設けられる上皿に誘導する景品
玉排出通路と、該景品玉排出通路から溢れた景品玉を余
剰玉溢れ口を介して弾球遊技機前面に設けられる下皿に
誘導する余剰玉排出通路と、を備えた弾球遊技機の機構
板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所定個数の景品玉を収容する景品
玉収容筒が形成された景品玉収容筒本体に、景品玉収容
筒に収容される景品玉の給排出を行う上部玉ストッパー
と下部玉ストッパー、及びこの両玉ストッパーを交互に
開閉させる上下摺動部材とを集約して一体的に設けた景
品玉払出装置と、入賞玉排出通路、モータ、玉送り部
材、回動部材、及び入賞玉検出器等の入賞玉処理装置を
構成するすべての部品を1枚の装置板にセット化した入
賞玉処理装置と、を備えた機構板が知られていた。この
ような機構板においては、機構板を組み立てる際に、一
体的に形成された景品玉払出装置やセット化された入賞
玉処理装置を単体として組み付けていた。
【0003】ところで、遊技内容に応じて排出される景
品玉数の種類が異なる場合には、景品玉収容筒に収容さ
れる景品玉数を異ならせる必要があり、この場合には、
下部玉ストッパーの景品玉収容筒に対する出没位置を変
化させることにより行われるが、従来においては、景品
玉払出装置全体を単体として組み付けていたので、下部
玉ストッパーの出没位置の異なる景品玉払出装置を複数
種類用意し、それぞれ遊技内容を確認しながら景品玉払
出装置を組み付けていた。また、入賞玉処理装置におい
ても、出荷する地域(東日本か西日本)によって異なる
種類のモータを使用しなければならないが、従来におい
ては、モータを含めた入賞玉処理装置全体を単体として
組み付けていたので、異なる種類のモータをセット化し
た入賞玉処理装置を複数種類用意し、それぞれ出荷する
地域を確認しながら入賞玉処理装置を組み付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、機構板の組
付工程において、それぞれセット化された複数種類の景
品玉払出装置や入賞玉処理装置をストックするための大
きな場所を必要とするばかりでなく組付時間がかかり、
また、管理が大変であるという問題があった。本発明
は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、組付工程を簡素化することができる弾球
遊技機の機構板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、所定個数の景品玉を収容す
る景品玉収容筒が形成された景品玉収容筒本体と、該景
品玉収容筒本体に設けられ且つ前記景品玉収容筒の上下
に位置して景品玉の給排出を行う上部玉ストッパー及び
下部玉ストッパーと、からなる景品玉払出装置と、発生
した入賞玉をモータによって駆動される回転玉送り部材
の外周に形成された凹部に受け入れ、その凹部に受け入
れた入賞玉の移動過程において該入賞玉に当接して回動
する回動部材の動作を前記景品玉払出装置に伝達する入
賞玉処理装置と、前記景品玉払出装置から払い出された
景品玉を誘導傾斜底面上に形成された上皿連通口を介し
て弾球遊技機前面に設けられる上皿に誘導する景品玉排
出通路と、該景品玉排出通路から溢れた景品玉を余剰玉
溢れ口を介して弾球遊技機前面に設けられる下皿に誘導
する余剰玉排出通路と、を備えた弾球遊技機の機構板に
おいて、前記景品玉収容筒本体を、少なくとも前記上部
玉ストッパーが設けられる上部収容筒体と、前記下部玉
ストッパーが設けられる下部収容筒体とに分割して形成
すると共に、少なくとも前記下部収容筒体を前記機構板
に対して着脱自在に取付可能とし、前記回転玉送り部材
に前記回動部材の入賞玉当接面部が侵入し得る侵入溝を
形成すると共に、前記モータを除く前記入賞玉処理装置
の構成部材を一枚の装置板に集約して前記機構板に形成
された取付開口に取り付け、一方、前記モータを前記機
構板に取付可能にすると共に、該モータを取り付けたと
きに該モータのモータ軸に形成された係合部と前記回転
玉送り部材に形成された被係合部とが係合するように
し、更に、前記余剰玉溢れ口を、前記上皿連通口と対面
する方向に配置した、ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】景品玉払出装置において、景品玉収容筒体本体
を上部玉ストッパーが設けられる上部収容筒体と下部玉
ストッパーが設けられる下部収容筒体とに分割して形成
し、景品玉数の種類に関係する下部収容筒体を機構板に
対して着脱自在に取付可能としたので、共通部品である
上部収容筒体を取り付ける際には、格別の注意を必要と
することなくスムーズに取り付けることができ、一方、
上部収容筒体を取り付けた機構板に対して、景品玉数の
種類に応じた下部収容筒体を取り付けることにより、排
出される景品玉数の異なる景品玉払出装置を完成させる
ことができる。また、入賞玉処理装置において、モータ
を除く入賞玉処理装置の構成部材が集約された装着板と
モータとを別々に機構板に取付可能としたので、共通部
品である装着板を取り付ける際には、格別の注意を必要
とすることなくスムーズに取り付けることができ、一
方、装着板を取り付けた機構板に対して、出荷する地域
に応じたモータを取り付けることにより、出荷する地域
の異なる入賞玉処理装置を完成させることができる。そ
して、それぞれの組付工程においては、容積的に小さな
下部収容筒体やモータを複数種類用意するだけであるた
め、その管理が極めて容易であると共に、ストックする
場所も少なくて済む。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。実施例に係る景品玉払出装置30が応用さ
れる弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機1の裏面
に配置される機構板2の構成について説明する。まず、
図1乃至図4を参照して機構板2の全体の構成について
説明し、その後、図5乃至図10を参照して景品玉払出
装置30について説明し、図11乃至図18を参照して
入賞玉処理装置90について詳細に説明する。
【0008】機構板全体の構成 機構板2は、パチンコ遊技機1の遊技盤に設けられた入
賞口からの入賞玉を処理して、その入賞玉に対応する所
定個数の景品玉を排出するための各種の機構が設けられ
るものである。しかして、機構板2は、合成樹脂で成型
されたほぼ方形板状の機構板本体に各種の機構を組み付
けて構成される。しかして、機構板2のほぼ中央には、
窓開口3が開設され、この窓開口3の下方位置に第1の
入賞玉集合樋4aと第2の入賞玉集合樋4bが形成され
ている。第1の入賞玉集合樋4aは、相対的に多い景品
玉数(例えば、15個)を排出することができる入賞玉
が誘導されるもので、機構板2の前面側に形成される。
また、第2の入賞玉集合樋4bは、相対的に少ない景品
玉数(例えば、7個)を排出することができる入賞玉を
誘導するものである。なお、第2の入賞玉集合樋4b
は、窓開口3の下縁に沿って機構板2の後面側に形成さ
れるものである。第1の入賞玉集合樋4a及び第2の入
賞玉集合樋4bに誘導された入賞玉は、後述する入賞玉
処理装置90に導かれるようになっている。
【0009】機構板2の後面側には、パチンコ遊技機設
置台の図示しない補給機構から補給される景品玉を遊技
者に払い出すための各種の機構が設けられている。これ
らの機構について、以下説明すると、機構板2の上部に
は、景品玉タンク5が固定されている。この景品玉タン
ク5には、上記した補給機構から多量の景品玉が補給さ
れるようになっている。景品玉タンク5の下方には、景
品玉を整列させるための景品玉誘導樋6が設けられてい
る。この景品玉誘導樋6は、景品玉が3列に整列して自
然流下するように傾斜して取り付けられる。このように
景品玉誘導樋6を景品玉が3列になって流下するように
構成したのは、前記したように2種類の景品玉数を払い
出すように構成したためである。
【0010】また、景品玉誘導樋6の上流側の底面に
は、景品玉量感知板7が揺動自在に軸支されている。し
かして、景品玉量感知板7上に景品玉が載置されて充満
しているときは、図示しない重錘及び付勢スプリングの
付勢力に抗して景品玉量感知板7の上端が押し下げられ
た状態となっており、一方、景品玉量感知板7上に景品
玉が欠乏して載置されなくなったときは、重錘及び付勢
スプリングの付勢力により景品玉量感知板7の上端が跳
ね上がった状態となる。そして、景品玉量感知板7が跳
ね上がったときには、その下部に配置された作動検出ス
イッチ8が動作され、図示しない玉切れ報知ランプを点
灯してその旨を報知するとともに、遊技場に設置してあ
る管理コンピュータに信号を送り、上記図示しない補給
機構を動作させて景品玉タンク5に所定個数の景品玉を
補給する。
【0011】景品玉誘導樋6の下流側には、3列の通路
を構成すべく区画された屈曲樋9が接続されるように取
り付けられている。この屈曲樋9は、景品玉誘導樋6を
流下してきた景品玉の流下方向を180度転換させると
ともに、連続して流下している景品玉の玉圧を弱めるた
めにある。屈曲樋9の屈曲部には、玉抜き装置12が設
けられ、閉店後に操作することにより、景品玉タンク5
及び景品玉誘導樋6に貯留されていた景品玉を玉抜き通
路13に排出してパチンコ遊技機1外へ誘導するように
なっている。
【0012】また、屈曲樋9の屈曲部より下流側のほぼ
下り傾斜通路部分には、それぞれの通路に対応して玉欠
乏検知板10a〜10cが揺動自在に設けられている。
この玉欠乏検知板10a〜10cは、屈曲樋9内に景品
玉があるときは、上端が景品玉に押圧されて下端を外側
に跳ねあげた状態を維持し、逆に屈曲樋9内に景品玉が
なくなると、自重により上端が上方向に回動して下端が
ほぼ垂直方向に垂れ下がるような状態となる。そして、
このような垂れ下がった状態のときに、後述する制御突
片52a,52bが上昇すると、制御突片52a,52
bの係合部53a,53bが下端の係止部11a〜11
cと係合して制御突片52a,52bを上昇した位置で
保持するように作用し、最終的に景品玉の払い出しが行
われなくなるようにしている。また、屈曲樋9の下流部
には、ほぼ垂直状に形成され、その末端には、段差部が
形成されている。この段差部は、後述する景品玉払出装
置30の上部玉ストッパー37a,37bがスムーズに
動作するように玉圧を弱めるように作用しているもので
ある。
【0013】屈曲樋9の下流側には、この実施例の要部
である景品玉払出装置30が接続されている。景品玉払
出装置30は、所定個数の景品玉を受け入れて、その所
定個数の景品玉を入賞玉処理装置90の動作に連動して
払い出すものである。景品玉払出装置30及び入賞玉処
理装置90については、後に詳述する。
【0014】景品玉払出装置30から払出された景品玉
は、景品玉排出通路14に排出される。この景品玉排出
通路14の下端には、上皿連通口15が開設され、この
上皿連通口15がパチンコ遊技機1の前面に設けられる
上皿(図示しない)に連通している。また、上皿連通口
15と対面する位置には、余剰玉溢れ口16が形成さ
れ、該余剰玉溢れ口16に余剰玉排出通路18と連絡す
るための連絡樋17が臨み、上皿に景品玉が満杯となっ
て余剰玉溢れ口16から溢れた余剰の景品玉が連絡樋1
7を流下して機構板2の下部中央に形成された余剰玉排
出通路18に導かれるようになっている。なお、余剰玉
排出通路18は、パチンコ遊技機1の前面枠下部裏面に
止着される接続樋21を介して余剰の景品玉をパチンコ
遊技機1の前面に設けられる下皿(図示しない)に誘導
するようになっている。なお、連絡樋17と前記玉抜通
路13と余剰玉排出通路18とによって囲まれる領域
が、後述する入賞玉処理装置90の装置板が装着される
取付開口26(図11参照)となっている。
【0015】また、余剰玉排出通路18の一側側壁に
は、充満検知板19が上端を中心にして揺動自在に設け
られている。しかして、充満検知板19は、景品玉によ
って余剰玉排出通路18内が満杯になったときに該景品
玉に押圧されて揺動し、その側方に位置する充満検出器
20をOFFとし、入賞玉処理装置90の後述する駆動
モータ120の駆動を停止して景品玉払出装置30の払
出動作を不能動化するようになっている。なお、景品玉
排出通路14の途中、及び余剰玉排出通路18の上部に
は、流下する景品玉が衝突して音を発生するベル23、
24が設けられている。上記した構成以外に機構板1に
は、アウトとなった玉を誘導するアウト玉排出通路22
が設けられている。
【0016】機構板1の構成は、概ね上記したものであ
るが、更に、景品玉排出通路14、上皿連通口15、及
び余剰玉溢れ口16部分の詳細な構成について、図3及
び図4を参照して説明する。図3(A)(B)は、景品
玉排出通路14の側方断面図であり、図4は、景品玉排
出通路14の横断面図である。まず、図3において、景
品玉排出通路14の上端部においては、前記景品玉払出
装置30の景品玉収容筒60a〜60cのうち外側に位
置する景品玉収容筒60cから排出される景品玉を受け
止めて内側に誘導するため、外側に傾斜して突設される
上部受枠14aとなっている。また、景品玉排出通路1
4の下端は、前方に向かって下り傾斜する誘導傾斜底面
14bとなっており、該誘導傾斜底面14b上に上皿連
通口15が形成されている。また、誘導傾斜底面14b
の後端からは、立壁14cが立設され、該立壁14cの
上部に余剰玉溢れ口16が形成されている。したがっ
て、上皿連通口15と余剰玉溢れ口16とは、対面する
方向に配置される位置関係となっている。
【0017】また、図4に示すように、本実施例におい
ては、景品玉排出通路14の途中に設けられるベル23
の外周が、前面側の内側に向かって傾斜する(傾斜角
α)ように配置されている。なお、景品玉排出通路14
を構成する通路壁のうち、上皿連通口15が形成される
通路壁を前面通路壁25aとし、余剰玉溢れ口16が形
成される通路壁を後面通路壁25bとし、左右の通路壁
を側面通路壁25c,25dとする。
【0018】上記のように構成される景品玉排出通路1
4において、景品玉払出装置30から払い出された景品
玉の大部分は、ベル23に衝突する。ベル23に衝突し
た景品玉P1は、ベル23の傾斜角αによって前面通路
壁25a方向に向かいながら落下して誘導傾斜底面14
bに到達する。そして、誘導傾斜底面14bに到達した
景品玉は、誘導傾斜底面14bの傾斜により上皿連通口
15に向かって誘導され、図示しない上皿に導かれる。
つまり、本実施例においては、ベル23の傾斜角αによ
って景品玉を余剰玉溢れ口16の反対側である誘導傾斜
底面14bの前面側に導き、更に、余剰玉溢れ口16が
ある位置と逆方向に傾斜する誘導傾斜底面14bによっ
て景品玉を確実に上皿連通口15に誘導するものであ
る。
【0019】また、非常に僅かではあるがベル23に衝
突することなく誘導傾斜底面14bに到達した景品玉
は、前記と同様に、余剰玉溢れ口16がある位置と逆方
向に傾斜する誘導傾斜底面14bによって上皿連通口1
5に誘導される。
【0020】また、ベル23に衝突した後、前面通路壁
25aに衝突して誘導傾斜底面14bに到達した景品玉
は、誘導傾斜底面14bの傾斜によって余剰玉溢れ口1
6方向に向かう反射ベクトルが打ち消され、やはり誘導
傾斜底面14bによって上皿連通口15に誘導される。
更に、ベル23に衝突した後、側面通路壁25cに衝突
した景品玉であって誘導傾斜底面14bに当って側面通
路壁25d方向に飛び跳ねた景品玉があった場合にも、
側面通路壁25d方向に余剰玉溢れ口16が形成されて
いないので、当該景品玉は、そのまま誘導傾斜底面14
bによって上皿連通口15に誘導される。なお、後面通
路壁25bに衝突する景品玉は、ほとんどあり得ない
が、仮にあった場合でも、そのような景品玉は、詳述す
るまでもなく余剰玉溢れ口16方向と逆方向に反発され
るので、余剰玉溢れ口16から流出することはない。
【0021】上記したように、景品玉払出装置30から
払い出された景品玉であっていろいろな挙動を取りなが
ら落下する景品玉は、いずれも確実に優先して上皿連通
口15に導かれるが、上皿連通口15部分に景品玉が充
満してきたときには、図3(B)に示すように、景品玉
払出装置30から払い出される景品玉は、詰まった状態
の景品玉に衝突して余剰玉溢れ口16から流出して連絡
樋17に流れ、最終的に余剰玉排出通路18から下皿に
導かれる。
【0022】景品玉払出装置 次に、景品玉払出装置30について図5乃至図8を参照
して説明する。図5は、景品玉払出装置30の分解斜視
図であり、図6は、景品玉払出装置30の側方断面図で
あり、図7は、上部玉ストッパー37a,37b部分で
横方向に切断した景品玉払出装置30の断面図であり、
図8は、下部玉ストッパー67a,67b部分で横方向
に切断した景品玉払出装置30の断面図である。ただ
し、図6においては、手前側の7個の景品玉を排出する
ための構成(符号の末尾にbを付与)だけが示されてい
る。図において、景品玉払出装置30は、上部景品玉収
容筒32a〜32cが形成された上部収容筒体31aと
下部景品玉収容筒60a〜60cが形成された下部収容
筒体31bとの2つに分割された品玉収容筒本体31
と、前記上部景品玉収容筒32a〜32cの上位置に配
置される上部玉ストッパー37a,37b及び前記下部
景品玉収容筒60a〜60cの下位置に配置される下部
玉ストッパー67a,67bと、該上部玉ストッパー3
7a,37b及び下部玉ストッパー67a,67bを開
閉駆動するように係合する上下摺動部材49a,49b
と、から成る。
【0023】そこで、まず、上部収容筒体31aの構成
について説明する。上部収容筒体31aは、機構板2の
後述する収容凹部76に当接して取り付けられる上部取
付板33と直交する方向の前面側に形成される上部景品
玉収容筒32a〜32cと、該上部景品玉収容筒32a
〜32cの上部に回動自在に軸支される上部玉ストッパ
ー37a,37bと、前記上部景品玉収容筒32a〜3
2cの背面を上下方向に摺動する上下摺動部材49a,
49bとから構成される。
【0024】前記上部取付板33と上部景品玉収容筒3
2a〜32cは、合成樹脂によって一体的に形成されて
いる。上部景品玉収容筒32a〜32cは、前記屈曲樋
9の流下端から流入する景品玉を所定個数(例えば、3
〜4個)収容するように筒状に形成されている。また、
上部取付板33には、その背面側(図示右側)下部に後
述する係止溝突片77aに嵌め込まれる取付係合片34
が形成され、その前面側(図示左側)の上部に後述する
ビス止めボス78に嵌合される取付嵌合穴35が形成さ
れている。そして、この上部取付板33は、後述するよ
うに機構板2に対してビス36によって止着されるよう
になっている。
【0025】前記上部玉ストッパー37a,37bに
は、前端にストッパー部39a,39b、42が、後端
に当接片40、43がそれぞれ形成され、ほぼ中央に穿
設された軸受穴38、41を上部景品玉収容筒32a〜
32cの背面上部に形成した軸支持部44に対応させて
軸ピン45を貫通することにより、上部玉ストッパー3
7a,37bが回動自在に軸支されてストッパー部39
a,39b、42が常に自重により上部景品玉収容筒3
2a〜32cの入口を開閉するようになっている。な
お、軸ピン45は、Eリング46によって強固に係止さ
れている。
【0026】上部景品玉収容筒32a〜32cの背面に
は、上下摺動部材49a,49bの摺動板50a,50
bの裏面と当接して上下摺動部材49a,49bを案内
する案内溝部47a,47bが突設されている。この案
内溝部47a,47bは、断面「L」字状に形成されて
上下摺動部材49a〜49bが上下摺動自在で且つ外れ
ないような収容空間を構成している。また、案内溝部4
7a,47bの内側下方には、上下摺動部材49a,4
9bの下動を規制する停止突片48が突設されている。
【0027】上記した上部玉ストッパー37a,37b
及び後述する下部玉ストッパー67a,67bの開閉を
制御する上下摺動部材49a,49bの構成について説
明すると、上下摺動部材49a,49bは、前記案内溝
部47a,47bに収容される摺動板50a,50b
と、該摺動板50a,50bから上方向に延びる制御突
片52a,52bと、摺動板50a,50bの下部から
横方向に突出する当接凸部51a,51bとが一体的に
形成されたものである。制御突片52a,52bには、
その先端に前記玉欠乏感知部材10a〜10cの係止部
11a〜11cと係合する係合部53a,53bが形成
され、その途中に前記上部玉ストッパー37a,37b
の当接片40、43と係合する当接凹部54a,54b
が形成されている。また、制御突片52a,52bの基
部には、ウェイト55a,55bが固着され、上下摺動
部材49a,49bを常に下方に付勢している。更に、
制御突片52a,52bの後端下部には、連結穴56
a,56bが形成され、該連結穴56a,56bに連動
杆57a,57bの上端が連結されている。この連結杆
57a,57bは、後述する入賞玉処理装置90に連結
されている。
【0028】次に、下部収容筒体31bの構成について
説明すると、下部収容筒体31bは、機構板2の後述す
る収容凹部76に当接して取り付けられる下部取付板6
1と直交する方向の前面側に形成される下部景品玉収容
筒60a〜60cと、該下部景品玉収容筒60a〜60
cの上部に回動自在に軸支される下部玉ストッパー67
a,67bとから構成される。
【0029】前記下部取付板61と下部景品玉収容筒6
0a〜60cは、合成樹脂によって一体的に形成されて
いる。下部景品玉収容筒60a〜60cは、その上端が
前記上部景品玉収容筒32a〜32cに当接して該上部
景品玉収容筒32a〜32cから流入する景品玉を収容
するように筒状に形成されている。また、下部取付板6
1には、その背面側(図示右側)下部が後述する係止溝
突片77bに嵌め込まれるようになっていると共に、そ
の前面側(図示左側)の側部に後述する固定爪79と係
合する係合凸部62が突設されている。そして、この下
部取付板61は、後述するように機構板2に対して着脱
自在に取り付けられるようになっている。また、下部景
品玉収容筒60a〜60cの背面上部には、次に説明す
る下部玉ストッパー67a,67bを回動自在に取り付
ける軸受部63が突設され、下部景品玉収容筒60a〜
60cの背面に沿って切り欠けられる切欠溝66a〜6
6cが形成されている。
【0030】下部玉ストッパー67a,67bは、その
ほぼ中央前部に形成された軸受穴68a,68bを下部
景品玉収容筒60a〜60cの背面上部に突設された軸
受部63の軸受穴64又は65に対応させた後、軸ピン
74を貫通させ、その軸ピン74の端部に形成された係
止穴74aにピン状の止着部材75を係止することによ
って揺動自在に軸支される。なお、止着部材75は、下
部玉ストッパー67a,67bの交換を素早く行うこと
ができるように容易に外すことができるものが使用され
る。また、軸受部63に上下2段の軸受穴64と65が
穿設されているのは、下部玉ストッパー67a,67b
の種類に応じて下部玉ストッパー67a,67bがバラ
ンス良く揺動動作できるようにその取付位置を調整する
ためである。
【0031】また、下部玉ストッパー67a,67b
は、その上部に重錘の機能を兼用した当接ローラ71
a,71bが設けられ、その下部に下部景品玉収容筒6
0a〜60c内に出没するストッパー部69a〜69c
が突設されている。すなわち、下部玉ストッパー67
a,67bの上部には、当接ローラ保持部70a,70
bが形成され、この当接ローラ保持部70a,70bに
支持ピン72a,72bで当接ローラ71a,71bが
回転自在に取り付けられている。なお、支持ピン72
a,72bは、Eリング73a,73bによって係止さ
れている。また、ストッパー部69a〜69cは、前記
切欠溝66a〜66cに侵入して下部景品玉収容筒60
a〜60c内に出没できるようになっている。そして、
下部玉ストッパー67a,67bは、自重により常にス
トッパー部69a〜69cが下部景品玉収容筒60a〜
60cに侵入するようになっているとともに、ストッパ
ー部69a〜69cを段差状に突設することにより、下
部景品玉収容筒60a〜60cへの上下方向の侵入位置
を異ならせるようにしている。
【0032】しかして、3つのストッパー部のうち2つ
のストッパー部69a,69bは、下部玉ストッパー6
7aに突設されるとともに、下部景品玉収容筒60a,
60bの出口を開閉するように作用し、他の1つのスト
ッパー部69cは、下部玉ストッパー67bに突設され
ると共に、下部景品玉収容筒60cの出口を開閉するよ
うに作用する。なお、ストッパー部69a〜69cが突
設される位置は、例えば、ストッパー部69aが下部景
品玉収容筒60a内に8個の景品玉が収容されるような
位置であり、ストッパー部69b,69cが下部景品玉
収容筒60b,60c内に7個の景品玉が収容されるよ
うな位置である。このように下部玉ストッパー67a,
67bのストッパー部69a〜69cの突設される位置
の異なる種類のものと交換することによって簡単に景品
玉の払出数を変えることができるので、下部玉ストッパ
ー67a,67bが設けられる下部収容筒体31bだけ
を交換すれば、景品玉払出装置30全体の景品玉の払出
数を変化させることができる。
【0033】上記した上部収容筒体31aと下部収容筒
体31bとからなる景品玉収容筒本体31を機構板2に
取り付けるために、機構板2には、図5に示すように、
収容凹部76が形成されている。この収容凹部76は、
前記上部取付板33と下部取付板61とを合わせた大き
さに形成され、上部収容筒体31aと下部収容筒体31
bとを取り付けたときに、これらが完全にフィットした
状態で収納される。しかして、収納凹部76の一側上下
には、収納凹部76に沿って係止溝突片77a,77b
が突設され、収納凹部76の他側上部には、収納凹部7
6の内側にビス止めボス78が突設されている。また、
収納凹部76の他側下部には、収納凹部76に沿って固
定爪79が突設されている。この固定爪79は、機構板
2の表面から比較的長く突出するように突設されてい
る。
【0034】しかして、上部収容筒体31aと下部収容
筒体31bとを機構板2に取り付けるには、まず、上部
収容筒体31aの上部取付板33の取付係合片34を係
止溝突片77aに差し込み、その後、取付嵌合穴35を
ビス止めボス78に差し込んで上部収容筒体31aを収
容凹部76にセットする。その後、取付嵌合穴35の前
方からビス36を螺着することにより、上部収容筒体3
1aを機構板2に固定する。したがって、上部収容筒体
31aは、ビス36を弛めない限り取り外すことができ
ない構造となっている。
【0035】次に、下部収容筒体31bの下部取付板6
1の右側の下部を係止溝突片77bに差し込み、その
後、下部取付板61の左側端を固定爪79の内側に入る
ように押し込み、係合凸部62を固定爪79に係合する
ことにより、下部収容筒体31bを機構板2に固定す
る。このように、下部収容筒体31bは、上記した上部
収容筒体31aと異なり、ビスで止着せずに固定爪79
の先端を横方向に押し広げて下部収容筒体31bを手前
側に引き出すだけで取り外せる構造となっている。これ
は、前記したように、下部玉ストッパー67a,67b
が設けられる下部収容筒体31bだけを交換すれば、景
品玉払出装置30全体の景品玉の払出数を変化させるこ
とができるため、景品玉数の種類に応じた下部収容筒体
31bを取り付けることにより、排出される景品玉数が
異なる景品玉払出装置30を容易に完成させるためであ
ると共に、下部収容筒体31bの交換作業を簡単に行う
ために採用された構造である。なお、本実施例において
は、係合凸部62と固定爪79との係合位置が、下部収
容筒体31bの手前側にあるので、狭い部所での取り外
しを容易に行うことができる。
【0036】上記したように機構板2に取り付けられた
上部収容筒体31aと下部収容筒体31bとの作用につ
いて以下説明する。上下摺動部材49a,49bが下降
位置にあるときは、下部玉ストッパー67a,67bの
当接ローラ71a,71bと当接凸部51a,51bと
が当接しているので、ストッパー部69a〜69cが下
部景品玉収容筒60a〜60c内に侵入した状態を保持
する。このとき上部玉ストッパー37a,37bにおい
ては、上部玉ストッパー37a,37bの当接片40、
43と制御突片52a,52bの当接凹部54a,54
bの上端部とが当接して、上部玉ストッパー37a,3
7bのストッパー部39a,39b、42を上部景品玉
収容筒32a〜32cの入口から後退した位置で保持し
ている。したがって、景品玉は、前記屈曲樋9から景品
玉収容筒32a〜32c、60a〜60c内に流れ込
み、下部玉ストッパー67a〜67cのストッパー部6
9a〜69cで係止された第1の状態となっている。
【0037】一方、上下摺動部材49a,49bが上昇
した位置にあるときは、当接凸部51a,51bと当接
ローラ71a,71bとが当接しなくなるので、下部玉
ストッパー67a,67bは、回動可能なフリーな状態
となる。下部玉ストッパー67a,67bがフリーな状
態になると、景品玉収容筒32a〜32c、60a〜6
0c内に収容されていた景品玉の玉圧によりストッパー
部69a〜69cが押圧されて回動し、景品玉収容筒3
2a〜32c、60a〜60c内に収容されていた景品
玉が前記景品玉排出通路14に払出される。このとき、
上部玉ストッパー37a,37bは、制御突片52a,
52bが上昇しているので、上部玉ストッパー37a,
37bは、その自重によって上部景品玉収容筒32a〜
32cの入口を閉成し、当接凹部54a,54bの下端
部と上部玉ストッパー37a,37bの当接片40、4
3とが係合して上部玉ストッパー37a,37bのスト
ッパー部39a,39b、42を上部景品玉収容筒32
a〜32cの入口内に侵入させた位置で保持している。
そのため、景品玉は、上部景品玉収容筒32a〜32c
の入口の直前で停止された第2の状態となっている。
【0038】このように、景品玉払出装置30は、上部
玉ストッパー37a,37bと下部玉ストッパー67
a,67bとを交互に開閉させることにより、景品玉を
景品玉収容筒32a〜32c、60a〜60c内へ供給
する第1の状態と、景品玉を景品玉収容筒32a〜32
c、60a〜60cから排出する第2の状態とを繰り返
すようになっている。そして、第1の状態と第2の状態
をスムーズに繰り返すためには、景品玉収容筒32a〜
32c、60a〜60cにおける景品玉の流下がスムー
ズに行われることが望ましい。このため、図9に示すよ
うに、下部景品玉収容筒60a〜60cの上部開口部分
だけが大きくなるように、傾斜面80を形成することに
より、上部景品玉収容筒32a〜32cと下部景品玉収
容筒60a〜60cとの接続部において、段差が生じな
いので、景品玉の排出がスムーズに行われる。また、傾
斜面80に換えて、景品玉収容筒32a〜32cの内径
よりも下部景品玉収容筒60a〜60cの内径の方が大
きくなるように形成しても、同様の効果を得ることがで
きる。なお、図9においても、手前側の7個の景品玉を
排出するための構成(符号の末尾にbが付与)が示され
ているが、奥側の15個の景品玉を排出するための構成
(符号の末尾にaが付与)も全く同じである。
【0039】上記した実施例では、連動杆57a,57
bが上下摺動部材49a,49bに直接連結されている
ものを示したが、図10に示すように、上下摺動部材4
9a,49bの当接凸部51a,51bと制御突片52
a,52bとの間に形成される係合凹部82a,82b
に支持部材83によって末端部が回動自在に軸支される
作動レバー81a,81bの先端を侵入させ、その作動
レバー81a,81bの中程に連動杆57a,57bの
上端を連結した構造とし、連動杆57a,57bの上下
動を作動レバー81a,81bを介して上下摺動部材4
9a,49bに伝達する構成としても良い。このような
構成により、狭い箇所での上下摺動部材49a,49b
と連動杆57a,57bとの連結作業をしなくても良
く、比較的広い場所で先に作動レバー81a,81bと
連動杆57a,57bとを連結しておき、その後、上部
収容筒体31a及び下部収容筒体31bを順次装着すれ
ば良い。なお、図10においても、手前側の7個の景品
玉を排出するための構成(符号の末尾にbが付与)が示
されているが、奥側の15個の景品玉を排出するための
構成(符号の末尾にaが付与)も全く同じである。
【0040】以上、説明したように、本実施例における
景品玉払出装置30においては、景品玉収容筒体本体3
1を上部玉ストッパー37a,37bが設けられる上部
収容筒体31aと下部玉ストッパー67a,67bが設
けられる下部収容筒体31bとに分割して形成し、景品
玉数の種類に関係する下部収容筒体31bを機構板2に
対して着脱自在に取付可能としたので、共通部品である
上部収容筒体31aを取り付ける際には、格別の注意を
必要とすることなくスムーズに取り付けることができ、
一方、上部収容筒体31aを取り付けた機構板2に対し
て、景品玉数の種類に応じた下部収容筒体31bを取り
付けることにより、排出される景品玉数の異なる景品玉
払出装置30を完成させることができる。そして、その
組付工程においては、容積的に小さな下部収容筒体31
bを複数種類用意するだけであるため、その管理が極め
て容易であると共に、ストックする場所も少なくて済
む。
【0041】入賞玉処理装置 上記した連動杆57a,57bの下端には、入賞玉処理
装置90が関連付けられている。この入賞玉処理装置9
0について図11乃至図18を参照して説明する。入賞
玉処理装置90は、前記第1の入賞玉集合樋4a及び第
2の入賞玉集合樋4bに対応するように前後方向に重複
して設けられる。具体的には、図11に示す装置板91
に集約して設けられるものであり、装置板91に所定間
隔を置いて取り付けられる2枚の区画板94a,94b
と装置板91とによって形成される空間に駆動モータ1
20を除くすべての構成部品がセット化されている。そ
して、そのようにセット化された装置板91を、機構板
2の前記した取付開口26の周縁に沿って形成された複
数の装置板取付ボス27a〜27e(ただし、27eは
図示しない)に装置板91に形成された取付穴92a〜
92eを対応させた後、ビス93で止着することによ
り、駆動モータ120を除く入賞玉処理装置90が機構
板2の内側から機構板2に固定される。
【0042】次に、装置板91と区画板94a,94b
との間に形成される入賞玉処理装置90の構造について
図13及び図15を参照して説明する。図15において
は、主として第2の入賞玉集合樋4bに対応する入賞玉
処理装置の構造(末尾にbの符号を付す)についてだけ
示す。ただし、以下の説明では、第1の入賞玉集合樋4
aに対応する入賞玉処理装置の構造(末尾にaの符号を
付す)についても記載説明する。
【0043】まず、前記入賞玉集合樋4a,4bに接続
される入賞玉誘導通路95a,95bの末端には、ほぼ
逆「て」字状のストッパー部材96a,96bが臨んで
いる。ストッパー部材96a,96bは、支軸97を中
心にして回動自在となっている。また、その一端に回動
部材100a,100bと係合する係合部98a,98
bが形成され、その他端に前記入賞玉誘導通路95a,
95bの末端に臨む当接部99a,99bが形成されて
いる。
【0044】回動部材100a,100bは、ほぼ
「T」字状をしており、支軸101を中心にして回動自
在となっている。また、支軸101の上部に前記係合部
98a,98bと係合する係合凸部102a,102b
が形成され、支軸101の下部に入賞玉と当接する入賞
玉当接面部103a,103bが形成され、更に、支軸
101の後部に前記連動杆57a,57bと連結される
連結部105a,105bが形成されている。また、入
賞玉当接面部103a,103bの裏側には、後述する
検出スイッチ115a,115bのアクチュエータ11
6a,116bと当接する押圧凸部104a,104b
が形成されている。
【0045】また、前記入賞玉誘導通路95a,95b
の下方には、回転玉送り部材106が配置されている。
この回転玉送り部材106は、図13に示すように、そ
の両端を装置板91及び区画板94bに設けられた軸受
107a,107bに回転自在に軸支されると共に、各
入賞玉誘導通路95a,95bに対応するようにその外
周に2条の侵入溝108a,108bが形成されてい
る。この侵入溝108a,108bは、前記回動部材1
00a,100bの入賞玉当接面部103a,103b
が回転玉送り部材106の外周縁よりも内側に侵入する
ために形成されるものである。
【0046】また、回転玉送り部材106には、各入賞
玉誘導通路95a,95bに対応するようにそれぞれ複
数(3つ)の凹部109a〜109c、110a〜11
0cが形成されている。この凹部109a〜109c、
110a〜110cは、前記入賞玉誘導通路95a,9
5bから排出された入賞玉P2を受け入れて回転玉送り
部材106の回転に伴って入賞玉を移動させるものであ
り、その移動の過程で前記回動部材100a,100b
を回動させるものである。なお、入賞玉誘導通路95a
に対応して形成される凹部109a〜109cと入賞玉
誘導通路95bに形成される凹部110a〜110cと
は、相互に位相をずらし形成されているので、同時に回
動部材100a,100bが回動されることはない。こ
れにより、駆動モータ120にかかる負荷を軽減させる
とともに、景品玉数の異なる入賞玉を同時に処理するこ
とがなく、また遊技者に払出された景品玉数の違いを報
知することができるようになっている。
【0047】更に、回転玉送り部材106の回動軸に
は、軸受107b側が開放している係合穴111が開設
され、該係合穴111内に複数の係合片112a〜11
2cが中心に向かって突設されている。この係合穴11
1には、後述する構成により機構板2の外側に固着され
る駆動モータ120のモータ軸121にビス122によ
って固着される係合部材127が挿入されるようになっ
ている。そして、駆動モータ120が機構板2に取り付
けられたときに、係合部材127が自由に係合穴111
に係合して駆動モータ120の回転を回転玉送り部材1
06に伝達するようになっている。
【0048】前記回転玉送り部材106の回転方向の側
方から下部にかけて、回転玉送り部材106によって移
動され且つ回動部材100a,100bを動作させた入
賞玉が排出される入賞玉排出通路114a,114bが
形成される。この入賞玉排出通路114a,114bを
構成する一方の排出通路形成壁113a,113bの側
方には、検出スイッチ115a,115bが配置され、
該検出スイッチ115a,115bのアクチュエータ1
16a,116bが回動部材100a,100bが回動
したときに、前記押圧凸部104a,104bによって
押圧されて回動部材100a,100bの動作を検出し
て遊技盤の前面に形成された景品玉払出報知ランプを
(図示しない)点灯させるようになっている。なお、景
品玉払出報知ランプを2つ設けてそれぞれ7個排出用と
13個排出用とに分けて、それぞれの検出スイッチ11
5a,115bに対応させることにより、どちらの景品
玉数が排出されたかを知らせるようにしても良い。
【0049】また、入賞玉排出通路114a,114b
の末端には、入賞玉検出器117a,117bが取り付
けられている。この入賞玉検出器117a,117b
は、遊技場に設置された集中管理コンピュータに信号を
送るものであり、当該パチンコ遊技機1の営業用データ
を作成するために設けられるものである。なお、この入
賞玉検出器117a,117bが入賞玉を検出する毎に
音や遊技盤面のいずれかのランプ(図示しない)を駆動
報知するように使用しても良い。
【0050】上記したように、駆動モータ120を除く
入賞玉処理装置90は、装置板91にセット化されて機
構板2の内側から止着されるが、入賞玉処理装置90の
機構板2への組付工程は、共通部品である1種類の装置
板91を組み付けるだけであるため、確認しながら組み
付ける必要がなくスムーズな取付作業が行えると共に、
区別して管理する必要がない。
【0051】一方、駆動モータ120は、図12に示す
ように、機構板2の外側面を構成するモータセット板1
23に対して取り付けられるようになっている。即ち、
モータセット板123には、取付ボス124a,124
bが外側に向かって突設されると共に、開口円125が
開設され、該開口円125を囲むように弧状の支持突片
126a,126bが外側に向かって突設されている。
また、駆動モータ120のモータ軸121には、前記し
たようにビス122によって係合部材127が固着され
ている。また、モータセット板123の側方には、配線
中継基板140が取り付けられ、その配線中継基板14
0に設けられるコネクタ端子に前記充満検出器20、検
出スイッチ115a,115b、入賞玉検出器117
a,117b、及び駆動モータ120からの配線が接続
される。なお、モータセット板123は、前記景品玉排
出通路14、連絡樋17、余剰玉排出通路18等の外側
を覆う通路カバー板と一体的に形成したものでも良い。
【0052】ところで、駆動モータ120のモータ軸1
21に固着される係合部材127は、図14に示すよう
に、その前面に複数の突起が形成されている。この突起
は、頂部128a〜128cから傾斜曲面129a〜1
29cを介して係合溝130a〜130cとなるように
形成されており、駆動モータ120をモータセット板1
23に止着するときに前記係合穴111に形成される係
合片112a〜112cが傾斜曲面129a〜129c
のいずれかの位置に当接し始めた後、傾斜曲面129a
〜129cに案内されるように回転玉送り部材106が
回転し、遂には、係合片112a〜112cが係合溝1
30a〜130cに係合して、回転玉送り部材106と
駆動モータ120とがガタ付きのない状態で係合される
ことになる。したがって、本実施例における係合部材1
27は、係合部材127の嵌め込み位置や角度をあまり
気にすることなく、駆動モータ120をモータセット板
123に止着することができる。なお、モータ軸121
に係合部材127を固着することなく、モータ軸121
自体に係合部(例えば、軸をDカットする)を設け、回
転玉送り部材106にそれに対応する被係合部(D字型
穴)を形成しても良い。
【0053】しかして、上記したモータセット板123
に駆動モータ120を取り付けるには、モータ軸121
に固着された係合部材127を開口円125から挿入し
た後、駆動モータ120の取付部を取付ボス124a,
124bに当てがい、ビスで止着する。なお、係合部材
127を開口円125に挿入する際に、上記したように
係合部材127の嵌め込み位置や角度をあまり気にする
ことなく行うことができる。また、駆動モータ120を
取付ボス124a,124bに止着した際には、駆動モ
ータ120の周縁が支持突片126a,126bに当接
するので、駆動モータ120がグラつくことがなく、堅
固に固定されるものである。また、駆動モータ120
は、出荷される地域によってそれぞれ異なる周波数用
(50HZ又は60HZ)のものがモータセット板12
3に取り付けられることになる。
【0054】このように入賞玉処理装置90を組み付け
た機構板2に対して、出荷する地域に応じた周波数を有
する駆動モータ120を機構板の外側から取り付けるこ
とにより、モータ軸121に固着された係合部材127
と回転玉送り部材106の係合穴111とが係合して入
賞玉処理装置90を最終的に完成させることができる
が、この場合、駆動モータ120の組付工程において
は、容積的に小さな駆動モータ120を2種類用意する
だけであるため、その管理が極めて容易であると共に、
ストックする場所も少なくて済むという利点がある。
【0055】以上のように構成された入賞玉処理装置9
0の動作について図16乃至図18を参照して説明す
る。なお、図16乃至図18は、手前側、すなわち、7
個の景品玉が払出されるための機構を示したものである
が、奥側、すなわち、15個の景品玉が払出されるため
の機構も同一であるので、その説明は省略する。まず、
第2の入賞玉集合樋4bを流下して入賞玉誘導通路95
bに誘導された入賞玉P3は、ストッパー部材96bを
図示の反時計方向に回動させながら回転玉送り部材10
6に載置される。すると、図16に示すように、常時回
転している回転玉送り部材106の凹部110a〜11
0cのいずれかに受け入れられてそのまま回転移動す
る。
【0056】入賞玉P3が回転移動するにつれてストッ
パー部材96bの係合部98bと回動部材100bの係
合凸部102bとの係合が外され、回動部材100b
は、図示の反時計方向に回動し得る。そして、ストッパ
ー部材96bの当接部99bと入賞玉P3との当接状態
が解除される前に、入賞玉P3が回動部材100bの入
賞玉当接面部103bを押圧しているので、回動部材1
00bは、既に図示の反時計方向に回動しており、図1
7に示すように、入賞玉P3の移動が進んでストッパー
部材96bと入賞玉P3との当接状態が解消しても係合
凸部102bと係合部98bとが係合することはない。
【0057】更に、入賞玉P3が回転移動するにつれて
回動部材100bの入賞玉当接面部103bが入賞玉P
3によって押圧されて回動部材100bを回動させるこ
とによって、図18に示すように係合凸部102bの前
端部がストッパー部材96bを時計方向に回動させて当
接部99bが入賞玉誘導通路95bの末端を塞ぐように
侵入して次の入賞玉P4を回転玉送り部材106に落下
させないようにしている。
【0058】また、それと同時に、回動部材100bの
後端部である連結部105bが上昇するので、連動杆5
7bが上昇して景品玉払出装置30の上下摺動部材49
bを上動させる。これにより所定個数の景品玉が排出さ
れる。また、この時、回動部材100bの押圧凸部10
4bが検出スイッチ115bをONさせるので、景品玉
払出ランプが点灯する。
【0059】また、本実施例においては、回動部材10
0bの入賞玉当接面部103bが回転玉送り部材106
の侵入溝108b内に侵入しているので、入賞玉P3に
よって回動される回動部材100bの回動角が大きくな
り、これがため、連動杆57bの上下方向のストローク
も十分取ることができ、景品玉払出装置30の上部玉ス
トッパー37b及び下部玉ストッパー67bの開閉動作
を確実に行い、景品玉の払出動作が確実に行われる。
【0060】以上のようにして所定個数の景品玉が払出
されると、回転玉送り部材106によって移動されてい
た入賞玉P3は、排出通路形成壁113bに沿ってさら
に移動し、遂には入賞玉排出通路114bに落下する。
しかして、入賞玉P3が排出通路形成壁113bの上端
に対応する位置に来たときには、回動部材100bは、
時計方向に回動して元の状態に戻るので、それに従動し
て連動杆57b、上下摺動部材49bが下降する。ま
た、このとき、ストッパー部材96bも回動部材100
bの回動により元の状態に復帰するので、入賞玉誘導通
路95bの末端で待機していた次の入賞玉P4の流下が
許されて回転玉送り部材106に移動して上述の動作を
繰り返す。
【0061】以上、実施例に係る入賞玉処理装置90の
構成及び作用について説明してきたが、本実施例によれ
ば、入賞玉処理装置90の機構板2への組付工程は、共
通部品である1種類の装置板91を組み付けるだけであ
るため、格別の注意を必要とすることなくスムーズに取
付作業が行えると共に、区別して管理する必要がない。
また、装置板91を組み付けた機構板2に対して、出荷
する地域に応じた周波数を有する駆動モータ120を機
構板2の外側から取り付けることにより、モータ軸12
1に固着された係合部材127と回転玉送り部材106
の係合穴111とが係合して入賞玉処理装置90を最終
的に完成させることができるが、この場合、駆動モータ
120の組付工程においては、容積的に小さな駆動モー
タ120を2種類用意するだけであるため、その管理が
極めて容易であると共に、ストックする場所も少なくて
済むという利点がある。
【0062】なお、上記した実施例においては、駆動モ
ータ120を機構板2の外側面を構成するモータセット
板123に止着するようにしたが、モータセット板12
3を装置板91に設けたものでも良い。また、上記実施
例では、駆動モータ120を除くすべての入賞玉処理装
置90の構成部品が装置板91にセット化されたものを
示したが、一部又は全部の部品を機構板2に直接装着し
たものでも良い。また、玉送り部材として入賞玉を受け
入れる凹部109a〜109c、110a〜110cが
形成された回転玉送り部材106を示したが、駆動モー
タによって回転するカムと該カムによって入賞玉を押圧
する押圧部材との2つの部材によって構成されるもので
も良い。
【0063】以上、実施例に係るパチンコ遊技機1の機
構板2の構成について説明してきたが、本実施例によれ
ば、景品玉払出装置30において、景品玉収容筒体本体
31を上部玉ストッパー37a,37bが設けられる上
部収容筒体31aと下部玉ストッパー67a,67bが
設けられる下部収容筒体31bとに分割して形成し、景
品玉数の種類に関係する下部収容筒体31bを機構板2
に対して着脱自在に取付可能としたので、共通部品であ
る上部収容筒体31aを取り付ける際には、格別の注意
を必要とすることなくスムーズに取り付けることがで
き、一方、上部収容筒体31aを取り付けた機構板2に
対して、景品玉数の種類に応じた下部収容筒体31bを
取り付けることにより、排出される景品玉数の異なる景
品玉払出装置30を完成させることができる。また、入
賞玉処理装置90において、モータ120を除く入賞玉
処理装置90の構成部材が集約された装着板91とモー
タ120とを別々に機構板2に取付可能としたので、共
通部品である装着板91を取り付ける際には、格別の注
意を必要とすることなくスムーズに取り付けることがで
き、一方、装着板91を取り付けた機構板2に対して、
出荷する地域に応じたモータ120を取り付けることに
より、出荷する地域の異なる入賞玉処理装置90を完成
させることができる。そして、それぞれの組付工程にお
いては、容積的に小さな下部収容筒体31bやモータ1
20を複数種類用意するだけであるため、その管理が極
めて容易であると共に、ストックする場所も少なくて済
む。
【0064】また、本実施例においては、景品玉排出通
路14の下端部である誘導傾斜底面14b上に形成され
る上皿連通口15と対面する方向に余剰玉溢れ口16を
形成したので、排出される景品玉数に拘らず景品玉排出
装置30から排出されて景品玉排出通路14をいろいろ
な挙動を取りながら落下する景品玉を、誘導傾斜底面1
4bの傾斜を利用して余剰玉溢れ口16と逆方向、即
ち、上皿連通口15に確実に優先して導くことができ
る。更に、共通部品化されている上部収容筒体31aと
装置板91のうち、回転玉送り部材106に侵入溝10
8a,108bを形成して連動杆57a,57bのスト
ロークを確保しているので、交換部品として下部収容筒
体31bと駆動モータ120との組合せが変わっても、
入賞玉処理装置90と景品玉払出装置30との連動関係
が変化せず、長期間に渡る景品玉の確実な払出動作が維
持される。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、景品玉払出装置において、景品
玉収容筒体本体を上部玉ストッパーが設けられる上部収
容筒体と下部玉ストッパーが設けられる下部収容筒体と
に分割して形成し、景品玉数の種類に関係する下部収容
筒体を機構板に対して着脱自在に取付可能としたので、
共通部品である上部収容筒体を取り付ける際には、格別
の注意を必要とすることなくスムーズに取り付けること
ができ、一方、上部収容筒体を取り付けた機構板に対し
て、景品玉数の種類に応じた下部収容筒体を取り付ける
ことにより、排出される景品玉数の異なる景品玉払出装
置を完成させることができる。また、入賞玉処理装置に
おいて、モータを除く入賞玉処理装置の構成部材が集約
された装着板とモータとを別々に機構板に取付可能とし
たので、共通部品である装着板を取り付ける際には、格
別の注意を必要とすることなくスムーズに取り付けるこ
とができ、一方、装着板を取り付けた機構板に対して、
出荷する地域に応じたモータを取り付けることにより、
出荷する地域の異なる入賞玉処理装置を完成させること
ができる。そして、それぞれの組付工程においては、容
積的に小さな下部収容筒体やモータを複数種類用意する
だけであるため、その管理が極めて容易であると共に、
ストックする場所も少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る機構板の主要部の構成を示す背面
図である。
【図2】弾球遊技機に取り付けられる機構板全体の構成
を示す背面図である。
【図3】機構板に形成される景品玉排出通路の側方断面
図である。
【図4】景品玉排出通路の横断面図である。
【図5】機構板に設けられる景品玉払出装置の分解斜視
図である。
【図6】景品玉払出装置の側方断面図である。
【図7】上部玉ストッパー部分での景品玉払出装置の横
断面図である。
【図8】下部玉ストッパー部分での景品玉払出装置の横
断面図である。
【図9】他の実施例に係る景品玉払出装置の側方断面図
である。
【図10】更に他の実施例に係る景品玉払出装置の側方
断面図である。
【図11】機構板と入賞玉処理装置との関係を示す分解
斜視図である。
【図12】モータと機構板との関係を示す背面図であ
る。
【図13】入賞玉処理装置を機構板に取り付けた状態で
の断面図である。
【図14】回転玉送り部材とモータとの取付状態を示す
説明図である。
【図15】入賞玉処理装置の背面図である。
【図16】入賞玉処理装置の動作を示す背面図である。
【図17】入賞玉処理装置の動作を示す背面図である。
【図18】入賞玉処理装置の動作を示す背面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機(弾球遊技機) 2 機構板 14 景品玉排出通路 14b 誘導傾斜底面 15 上皿連通口 16 余剰玉溢れ口 18 余剰玉排出通路 26 取付開口 30 景品玉払出装置 31 景品玉収容筒本体 31a 上部収容筒体 31b 下部収容筒体 33 上部取付板 37a,37b 上部玉ストッパー 49a,49b 上下摺動部材 57a,57b 連動杆 61 下部取付板 67a,67b 下部玉ストッパー 90 入賞玉処理装置 91 装置板 95a,95b 入賞玉誘導通路 96a,96b ストッパー部材 100a,100b 回動部材 103a,103b 入賞玉当接面部 106 回転玉送り部材 108a,108b 侵入溝 109a〜109c 凹部 110a〜110c 凹部 112a〜112c 係合片(被係合部) 120 駆動モータ 121 モータ軸 123 モータセット板 127 係合部材 130a〜130c 係合溝(係合部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定個数の景品玉を収容する景品玉収容
    筒が形成された景品玉収容筒本体と、該景品玉収容筒本
    体に設けられ且つ前記景品玉収容筒の上下に位置して景
    品玉の給排出を行う上部玉ストッパー及び下部玉ストッ
    パーと、からなる景品玉払出装置と、 発生した入賞玉をモータによって駆動される回転玉送り
    部材の外周に形成された凹部に受け入れ、その凹部に受
    け入れた入賞玉の移動過程において該入賞玉に当接して
    回動する回動部材の動作を前記景品玉払出装置に伝達す
    る入賞玉処理装置と、 前記景品玉払出装置から払い出された景品玉を誘導傾斜
    底面上に形成された上皿連通口を介して弾球遊技機前面
    に設けられる上皿に誘導する景品玉排出通路と、該景品
    玉排出通路から溢れた景品玉を余剰玉溢れ口を介して弾
    球遊技機前面に設けられる下皿に誘導する余剰玉排出通
    路と、を備えた弾球遊技機の機構板において、 前記景品玉収容筒本体を、少なくとも前記上部玉ストッ
    パーが設けられる上部収容筒体と、前記下部玉ストッパ
    ーが設けられる下部収容筒体とに分割して形成すると共
    に、少なくとも前記下部収容筒体を前記機構板に対して
    着脱自在に取付可能とし、 前記回転玉送り部材に前記回動部材の入賞玉当接面部が
    侵入し得る侵入溝を形成すると共に、前記モータを除く
    前記入賞玉処理装置の構成部材を一枚の装置板に集約し
    て前記機構板に形成された取付開口に取り付け、一方、
    前記モータを前記機構板に取付可能にすると共に、該モ
    ータを取り付けたときに該モータのモータ軸に形成され
    た係合部と前記回転玉送り部材に形成された被係合部と
    が係合するようにし、 更に、前記余剰玉溢れ口を、前記上皿連通口と対面する
    方向に配置した、ことを特徴とする弾球遊技機の機構
    板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233102A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Sansei R&D:Kk 弾球遊技機
JP2018102967A (ja) * 2011-09-29 2018-07-05 株式会社三洋物産 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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