JP7468604B1 - エレベータのガイドレール支持構造、およびエレベータのガイドレール施工方法 - Google Patents

エレベータのガイドレール支持構造、およびエレベータのガイドレール施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】中間の単位レールから据え付け始めても、それよりも下方の単位レールを据え付ける際に、それまでに据え付けた単位レールが滑り落ちることのない、ガイドレール支持構造を提供する。【解決手段】上記中間の単位レールより上の単位レール群を昇降路壁82Bに支持するガイドレール支持構造を、昇降路壁82Bに固定された複数のレールブラケット84と、前記レールブラケット84毎に設けられ、前記レールブラケット84各々との間で、単位レール群の一部を挟んだ状態で固定されて、単位レール群をレールブラケット84各々とで把持する複数のスライディングクリップ92と、前記レールブラケット84の内の少なくとも一のレールブラケット84(Be)の上方において単位レール群に固定され、一のレールブラケット(Be)に当接して、単位レール群の下方への滑り落ちを阻止するストッパー100と、を備える構成とした。【選択図】図4

Description

本発明は、エレベータのガイドレール支持構造等に関し、特に、昇降路壁に設置されるガイドレールの支持構造、および当該ガイドレールの施工方法に関する。
エレベータにおいて、かごや釣合おもりの昇降を案内するガイドレールは、複数の単位レールが上下方向直列に連結されて構成されている。当該ガイドレールは、一般的に、昇降路壁に上下方向に間隔を空けて列設状態で固定された複数のブラケット各々に、当該ブラケット毎に設けられたレールクリップによって取り付けられて、当該昇降路に設置されている。レールクリップは、対応するブラケットとの間でガイドレールの一部を挟んだ状態で、当該ブラケットに固定されることで、ガイドレールをブラケットと把持する器具である。
レールクリップには、ガイドレールを不動に拘束するリジッドクリップと後述する範囲で摺動可能に拘束するスライディングクリップ(特許文献1)の2種類がある。リジッドクリップは、一般的な高さの建築物に設置されるエレベータに用いられる一方、スライディングクリップは、近年出現した超高層建築物に設置され、昇降行程の長いエレベータに用いられる。
超高層建築物においては、建築物自体の自重や建築物内の家具その他の調度、人間などの重量による荷重が非常に大きいため、当該建築物全体が鉛直方向に徐々に圧縮される。以下、この建築物に働く荷重による当該建築物の経年圧縮を「ビルディングコンプレッション」と称する。ビルディングコンプレッションに伴い、このような建築物に設置されるエレベータの昇降路壁に固定された複数のブラケットが全体的に下方へ変位する(以下、この事象を「ブラケットの下方変位」と言う。)と共に、建築物はその下端に近いほど大きく圧縮されるため、ブラケット間の上下方向における間隔が徐々に縮小される(以下、この事象を「ブラケット間隔の縮小」と言う。)。
この場合に、上述したように、ガイドレールをブラケットとレールクリップとで強固に把持された状態で固定していると、当該ガイドレールは、ブラケット間、および各ブラケットと昇降路底部との間において圧縮荷重を受けることとなり、ガイドレールに曲がりや座屈が生じるといった事態が発生する。
このため、超高層建築物に設置されるエレベータにおいては、従来、ブラケットの下方変位に対処するため、ガイドレールは、ガイドレールの下端と昇降路底部との間に隙間を空けた状態で取り付けられている。また、ガイドレールの自重を支持すると共に、ブラケット間隔の縮小に対しては、ガイドレールに対し、ブラケットおよびレールクリップが相対的に滑る程度の把持力を発揮するスライディングクリップをブラケットに固定している。
一般的に、ガイドレールを構成する単位レールの各々は、クレーン等で吊り下げ、最下端のものから順に、上方へ積み上げて据え付けられる(特許文献2)。
ところが、建築工事の進行に合わせ、昇降路の完成に至るまで、当該昇降路を徐々に延伸して行く工法(ステップアップ工法)の中で、中間の単位レールから上の単位レールを据え付けた後、当該中間の単位レールよりも下の単位レールを据え付けるといった工法が採られる場合がある。
例えば、地上階に対応する昇降路の工事が先行され、当該地上階の昇降路に対応する単位レールを据え付けた後、地下階に対応する昇降路の工事がなされる場合である。この場合、地下階の昇降路の工事が終了した時点において、中間の単位レールの下端と昇降路底部との間には、相当の距離(例えば、10m~20m程度)が存することとなる。
実開昭52-159555号公報 特開2010-208771号公報
ところで、ガイドレールの自重を支持すると共に、ブラケットおよびスライディングクリップとガイドレールとが相対的に、ブラケット間隔の縮小に対しては滑る程度に加減された把持力を発揮するようにスライディングクリップは設計されているものの、ガイドレールの製作精度、スライディングクリップの製作精度、および施工管理のバラツキによって、当該把持力にも僅かながらバラツキが生じる。
このため、地下階の昇降路に対応する単位レールを据え付ける前、あるいは据付中に、それまでに据え付けた単位レールの自重によって、複数の当該単位レールが滑り落ちてしまう事態も皆無とは言えない。
上記の課題に鑑み、本発明は、中間の単位レールから据え付け始めても、それよりも下方の単位レールを据え付ける際に、それまでに据え付けた単位レールの滑り落ちを防止できる、ガイドレール支持構造を提供することを第1の目的とする。
本発明の第2の目的は、そのような支持構造を用いたガイドレール施工方法を提供することにある。
上記第1の目的を達成するため、本発明に係る、エレベータのガイドレール支持構造は、複数の単位レールが上下方向直列に連結されてなるガイドレールを、前記複数の単位レールの内、上下方向中間の単位レールから上の単位レール群から先に昇降路壁に据え付ける据付工法における、前記単位レール群を前記昇降路壁に支持する、エレベータのガイドレール支持構造であって、前記昇降路壁に上下方向に間隔を空けて列設状態で固定された複数のレールブラケットと、前記複数のレールブラケット毎に設けられ、当該複数のレールブラケット各々との間で、前記単位レール群の一部を挟んだ状態で固定されて、当該単位レール群をレールブラケット各々とで把持する複数のスライディングクリップと、前記複数のレールブラケットの内の少なくとも一のレールブラケットの上方において前記単位レール群に固定され、前記一のレールブラケットに当接して、前記単位レール群の下方への滑り落ちを阻止するストッパーと、を備えることを特徴とする。
また、前記ストッパーは、プレート部材と、前記単位レール群の一部を前記プレート部材との間で、てこの原理により把持するリジッドクリップと、を含み、前記プレート部材が前記一のレールブラケットに当接して、前記単位レール群の下方への滑り落ちを阻止することを特徴とする。
上記第2の目的を達成するため、本発明に係る、エレベータのガイドレール据付工法は、複数の単位レールが上下方向直列に連結されてなる、エレベータのガイドレールを昇降路壁に据え付ける据付工法であって、前記複数の単位レールの内、上下方向中間の単位レールから上の単位レール群を昇降路壁に固定された複数のレールブラケット各々と当該複数のレールブラケット各々に対応する複数のスライディングクリップ各々とでそれぞれ把持して据え付ける単位レール群据付工程と、前記単位レール群据付工程の後、前記単位レール群よりも下の単位レールを前記昇降路壁に据え付ける下部単位レール据付工程と、
前記下部単位レール据付工程の前に、前記複数のレールブラケットの内の少なくとも一のレールブラケットの上方において前記単位レール群に、前記一のレールブラケットに当接して、前記単位レール群の下方への滑り落ちを阻止するストッパーを取り付けるストッパー取付工程と、を含むことを特徴とする。
また、前記下部単位レール据付工程の後に、前記ストッパーを前記単位レール群から取り外すストッパー取外し工程を含むことを特徴とする。
上記の構成からなる本発明に係る、エレベータのガイドレール支持構造によれば、昇降路壁に固定された上記一のレールブラケットの上方において上記単位レール群に固定されたストッパーが、前記一のレールブラケットに当接して、前記単位レール群の下方への滑り落ちを阻止するめ、上記中間の単位レールから据え付け始めても、それよりも下方の単位レールを据え付ける際に、それまでに据え付けた単位レールの滑り落ちを防止できる、
また、本発明に係る、エレベータの上記ガイドレール据付工法によれば、複数の単位レールが上下方向直列に連結されてなるガイドレールの前記複数の単位レールの内、上下方向中間の単位レールから上の単位レール群を昇降路壁に据え付ける単位レール群据付工程と、当該単位レール群据付工程の後、前記単位レール群よりも下の単位レールを昇降路壁に据え付ける下部単位レール据付工程と、を含むエレベータのガイドレールを据え付ける据付工法において、前記下部単位レール据付工法の前に、前記単位レール群の下方への滑り落ちを阻止するストッパーが取り付けられるため、前記下部単位レール据付工程中に、それまでに据え付けた単位レールの下方への滑り落ちが防止される。
エレベータの概略構成を示す図である。 (a)は、上記エレベータにおけるガイドレールが昇降路壁に据え付けられた状態を示す図であり、(b)は、(a)の一部を拡大した図である。 (a)は、図2(b)におけるE部拡大図であり、(b)は、(a)の左側面図である。 図2(b)における、F部拡大図である。 (a)は、図4の左側面図の一部であり、(b)は、(a)におけるA・A線断面図である。 (a)は、図4の左側面図の一部であり、(b)は、(a)におけるB・B線断面図である。 (a)、(b)は、実施形態に係る、エレベータのガイドレール据付工法における一場面をそれぞれ示す図である。 (a)、(b)は、実施形態に係る、エレベータのガイドレール据付工法における一場面をそれぞれ示す図である。 (a)は、変形例1におけるストッパーを、(b)は、(a)におけるC・C線断面図である。 (a)は、変形例2におけるストッパーを、(b)は、(a)におけるD・D線断面図である。
以下、本発明を実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。なお、各図において、構成要素間の尺度は必ずしも統一していない。
〔エレベータ全体〕
図1に示すように、エレベータ10において、建築物に開設された昇降路12最上部よりも上の建築物部分に機械室14が設けられている。機械室14には、巻上機16が設置されている。
巻上機16を構成する主シーブ18には、主ロープ20が巻き掛けられている。主ロープ20の一端部には一方の昇降体であるかご22が、他端部には他方の昇降体である釣合おもり24がそれぞれ連結されている。
昇降路12には、かご22を上下方向に案内する一対のかご用ガイドレール26と、釣合おもり24を上下方向に案内する一対の釣合おもり用ガイドレール28とが、それぞれ上下方向に据え付けられている。なお、図には、一対のかご用ガイドレール26の一方と一対の釣合おもり用ガイドレール28の一方のみが現れている。
かご22の上下端部には、一対のかご用ガイドレール26に対応させてガイドローラユニット30、32がそれぞれ一対、取り付けられており、これらのガイドローラユニット30、32によって、かご22が上下方向に案内される。同じく、釣合おもり24の上下端部には、一対の釣合おもり用ガイドレール28に対応させて、ガイドローラユニット34、36がそれぞれ一対、取り付けられており、これらのガイドローラユニット34、36によって、釣合おもり24が上下方向に案内される。
また、かご22には、その下部に、一対のかご用ガイドレール26に対応させて、非常止め装置40が一対、付設されており、釣合おもり24には、その下部に、一対の釣合おもり用ガイドレール28に対応させて、非常止め装置42が一対、付設されている。非常止め装置40、42は、例えば、かご用ガイドレール26、釣合おもり用ガイドレール28の一部を一対のくさび部材(不図示)で強固に挟持することによって、降下するかご22または釣合おもり24を制動する公知の装置である。
主ロープ20と平行してガバナロープ44が、かご用調速機46のガバナシーブ48とテンションシーブ50とで張架されている。ガバナロープ44の中間部には、かご22に付設された非常止め装置40を作動させるための非常止めレバー52が固定されている。かご用調速機46は、また、ガバナシーブ48とテンションシーブ50との間で走行するガバナロープ44の一部を把持して、その走行を停止させる把持機構54を有する。
釣合おもり24側にも、これらと同様の装置が設けられている。すなわち、主ロープ20と平行して、釣合おもり用調速機56のガバナシーブ58とテンションシーブ60との間にガバナロープ62が張架されており、ガバナロープ62の中間部には、釣合おもり24に付設された非常止め装置42を作動させるための非常止めレバー64が固定されている。また、釣合おもり用調速機56は、ガバナシーブ58とテンションシーブ60との間で走行するガバナロープ62の一部を把持して、その走行を停止させる把持機構66を有する。
上記の構成を有するエレベータ10において、不図示の電動機からの回転動力が不図示の動力伝達機構を介して、主シーブ18に伝達され、主シーブ18が回転駆動されると、主ロープ20に連結されているかご22と釣合おもり24が、かご用ガイドレール26、釣合おもり用ガイドレール28にそれぞれ案内されて、昇降路12内を昇降する。これに伴い、非常止めレバー52、64がそれぞれ固定されているガバナロープ44、62の各々が走行し、ガバナシーブ48はかご22の昇降速度と同じ速度(周速)で、ガバナシーブ58は釣合おもり24の昇降速度と同じ速度(周速)で回転される。
かご用調速機46は、かご22の昇降速度と同期するガバナシーブ48の回転速度を検知し、かご22が定格速度を超えて降下すると、降下速度が定格速度の1.4倍を超えない内に、把持機構54によりガバナロープ44を把持し、ガバナロープ44の走行を停止させる。かご22が降下し続けているにもかかわらず、ガバナロープ44の走行が停止されると、ガバナロープ44に固定された非常止めレバー52が、かご22に対して相対的に引き上げられる。非常止めレバー52と非常止め装置40との間には、非常止めレバー52の引き上げ動作に連動する公知の機構(不図示)が設けられており、非常止めレバー52が引き上げられると、前記機構を介して、非常止め装置40が作動される。釣合おもり24に付設された非常止め装置42が作動される仕組みも、かご22に付設された非常止め装置40が作動される場合について上記した仕組みと同様なので、その説明については省略する。
続いて、上述したように、非常止め装置40が付設されたかご22を上下方向に案内すると共に、非常止め装置40が作動した場合に、一次的にかご22からの荷重を受け止めるかご用ガイドレール26、および、非常止め装置42が付設された釣合おもり24を上下方向に案内すると共に、非常止め装置42が作動した場合に、一次的に釣合おもり24からの荷重を受け止める釣合おもり用ガイドレール28の構成と昇降路12における支持構造について、図2~図7を適宜参照しながら説明する。なお、かご用ガイドレール26と釣合おもり用ガイドレール28は、その構成および昇降路12における支持構造、並びに昇降路壁への据付工法は、基本的に同じであるため、かご用ガイドレール26を代表に説明し、釣合おもり用ガイドレール28の説明については、省略することとする。
図2(a)は、昇降路12に据え付けられかご用ガイドレール26(以下、単に「ガイドレール26」と言う。)を示す図であり、図2(b)は、図2(a)の一部を拡大した図である。図3(a)は、図2(a)におけるE部拡大図であり、図3(b)は、図3(a)の左側面図である。
ガイドレール26は、断面が「T」字形をした形鋼材からなる単位レールが複数本、上下方向直列に連結されてなるものである。図2(b)に示すように、隣接する単位レール68、70同士は、目板72を介して連結されている(なお、図2(a)、図7、図8)では、目板の図示は省略している)。ガイドレール26の下端と昇降路底面12Aとの隙間Sは、約20cmである。
図3(b)に示すように、単位レール70の上端部には凸部70Aが形成されており、単位レール68の下端部には凹部68Aが形成されていて、凹部68Aに凸部70Aを嵌め込んで突合せ、目板72をあてがった状態で、単位レール68、70と目板72とを、複数組(本例では、8組)のボルト・ナット80で締結することによって、単位レール68と単位レール70とが連結されている(図3(a)、図3(b))。例えば、全長150mのガイドレール26の場合、長さ5mの単位レールが30本、隣接する単位レール同士が上記したように連結されて構成される。
図2に戻り、上記のように構成されたガイドレール26は、昇降路壁82に支持されている。ガイドレール26は、昇降路壁82に上下方向に間隔を空けて列設状態で固定された複数のレールブラケット84とレールブラケット84毎に設けられたスライディングクリップ92とで単位レールの一部が把持されて、昇降路壁82に支持されている。
〔レールブラケットの昇降路壁への固定態様〕
先ず、レールブラケット84の昇降路壁82への固定態様およびレールブラケット84へのスライディングクリップ92によるガイドレール26の取付態様について説明する。
H形鋼からなり、建築物を構成する梁Ba~Biの一部が、昇降路壁面から昇降路12内に露出している。梁Ba~Biは、図2(a)において、昇降路壁82B面と平行に施工されており、紙面に垂直な方向、奥側の昇降路壁82A面と手前側の昇降路壁面(図には現れていない)間で露出している。梁Ba~Biは、上下方向に隣接する梁同士が、階高に等しい間隔を空けて設けられている。なお、言うまでもなく、梁の本数は、建築物の高さによって増減する。
梁Ba~Biの各々にレールブラケット84が固定されているのであるが、その構成および固定態様は、いずれも同じなので、梁Beに対応するレールブラケット84について図4を参照しながら説明する。図4は、図2(b)におけるF部の拡大図である。
レールブラケット84は、等辺アングル材86、チャンネル鋼材88、および不等辺アングル材90を含む。
梁Beと等辺アングル材86、等辺アングル材86とチャンネル鋼材88、およびチャンネル鋼材88と不等辺アングル材90は、それぞれ隅肉溶接によって接合されている。よって、昇降路壁82に対し、レールブラケット84は、梁Beを介して固定されていることとなる。なお、溶接によるビードの図示は省略している。
〔スライディングクリップ〕
ガイドレール26(単位レール70)は、その一部が、不等辺アングル材90の短辺部分と一対のスライディングクリップ92とで把持されている。図5(a)に、図4の左側面図の一部を、図5(b)に、図5(a)におけるA・A線断面図をそれぞれ示す。なお、図5において、レールブラケット84は、不等辺アングル材90のみを図示している。
図5に示すように、スライディングクリップ92の各々は、クランク状に屈曲した短冊状の金属片からなる。スライディングクリップ92は、例えば、ばね鋼で形成されている。スライディングクリップ92は、一組のボルト94とナット96によってレールブラケット84(不等辺アングル材90)に固定される被固定部92Aと単位レール70の一部を押圧する押圧部92Bとを有する。
スライディングクリップ92は、被固定部92Aがレールブラケット84(不等辺アングル材90)にボルト94とナット96によって強固に固定された状態で、押圧部92Bが弾性的に撓み、その復元力で単位レール70の一部を押圧する。これにより、単位レール70の一部が、レールブラケット84(不等辺アングル材90)とスライディングクリップ92で把持される。この把持によって、レールブラケット84(不等辺アングル材90)およびスライディングクリップ92と単位レール70との間に生じる摩擦力により、単位レール70が保持される。
スライディングクリップ92は、梁Ba~Biの各々に固定されたレールブラケット84毎に設けられ、上述したように、レールブラケット84各々との間で、単位レールの一部を挟んだ状態で固定されて、当該単位レールをレールブラケット84(不等辺アングル材90)各々との間で把持している。
〔スライディングクリップの把持力〕
レールブラケット84とスライディングクリップ92とによる把持力の大きさの程度について、図2(a)を参照しながら説明する。なお、梁Ba~Bi毎に、対応するレールブラケット84を区別する場合は、図2(a)に示すように、付号「84」に「Ba」~「Bi」の符号を添えることとする。例えば、梁Beに固定されているレールブラケット84は、レールブラケット84(Be)とする。
レールブラケット84毎に設けられた一対のスライディングクリップ92の把持力は、全てのスライディングクリップ92で、少なくともガイドレール26の自重を支持できる程度の大きさ(把持力)に設定される。また、スライディングクリップ92の各々は、「ブラケット間隔の縮小」に対して、各レールブラケット84とガイドレール26(対応する単位レール)との間の滑りを許容する程度の大きさに設定される。
すなわち、スライディングクリップ84の各々は、複数のスライディングクリップ84全体で、ガイドレール26の自重を支持すると共に、エレベータ10が設置された建築物に働く荷重による当該建築物の経年圧縮に伴って複数のレールブラケット84相互の間隔が縮小する際に、各レールブラケット84とガイドレール26(単位レール)との間の滑りを許容する程度の把持力を有するものである。
〔ストッパー〕
単位レールには、また、ストッパー100が設けられている。スライディングクリップ84が、単位レールとの間の相対的な滑りを許容する態様で設けられているのに対し、ストッパー100は、単位レールに不動となる態様で設けられている。ストッパー100は、本例では、レールブラケット84(Be)の上方・直近に設けられている(図2、図4)。図4および図6を参照しながら、ストッパー100について説明する。図6(a)は、図4の左側面図の一部を、図6(b)は、図6(a)におけるB・B線断面図をそれぞれ示している。
ストッパー100は、プレート部材102、一対のリジッドクリップ104、および一対のボルト106・ナット108を含む。プレート部材102は、長方形をした鋼板からなる。リジッドクリップ104は、鉄鋼材料からなる鍛造品または鋳造品である。
一対のリジッドクリップ104の各々とプレート部材102とは、図6(b)に示すように、ボルト106とナット108によって締結されている。リジッドクリップ104の各々には、ボルト106が挿通される挿通孔(不図示)が開設されており、プレート部材102には、リジッドクリップ104各々の取付位置に対応させて、同じくボルト106が挿通される挿通孔(不図示)が開設されている。
そして、単位レール70の背面70Bにプレート部材102の片側主面を当てた状態で、ボルト106をリジッドクリップ104側から前記両挿通孔に挿通させた後、ボルト106にナット108を螺合させて、締め付けることにより、単位レール70の一部が、リジッドクリップ104によって、プレート部材102との間で把持される。この場合、リジッドクリップ108は、図6(b)に示すように、プレート部材102との接触部位が支点104A、ボルト106頭部によって押圧される座面が力点104B(図6(a))、力点104Bを挟んで支点104Aと反対側の先端部が単位レール70をプレート部材102に向けて押圧する作用点104Cをなす第3種てことして機能する。すなわち、リジッドクリップ104は、単位レール70の一部をプレート部材102との間で、てこの原理により把持する。リジッドクリップ104各々の把持力については後述する。
〔ガイドレール据付工法〕
実施形態に係るガイドレール据付工法について、図7、図8を参照しながら説明する。実施形態では、地下(例えば、地下2階)を有する建物に設置されるエレベータ10のガイドレール据付工法を例に説明する。当該建物は、地上階に対応する昇降路が先行して開設され、地上階の昇降路に単位レールを据え付けた後、地下階に対応する昇降路が開設される工法が適用される建物である。
図7(a)に、地上階の昇降路12部分が開設され、単位レールの据付が開始され始めた状態を示している。昇降路壁82Bには、レールブラケット84(Bd)、84(Be)、…、84(Bi)が固定されており、下方のレールブラケット84から順に、単位レールを据付始めた状態である。
単位レール70の据付に先立って、単位レール70の上下方向に位置決めとなると共に、一時的に、単位レール70の下方への変位を規制する規制治具として仮設梁BTを設ける。仮設梁BTは、例えば、昇降路壁82Aに平行に設けられた2本の建築梁(不図示)間に架け渡して設けられる。なお、規制治具は、仮設梁BTに限らない。要は、単位レール70の下端が当接して、単位レール70の下方への変位を規制する部材であれば構わない。
ガイドレール26を構成する単位レールの内、上下方向中間の単位レール70から据え付け始める。ここで、「上下方向中間の単位レール」とは、必ずしも、ガイドレール26の上下方向の真ん中の単位レールを意味するものではなく、ガイドレール26を構成する複数の単位レールの内、最上端の単位レールと最下端の単位レールを除く単位レールを意味するものである。また、ガイドレール26において、据付を開始する単位レール70から上の複数の単位レール(単位レール70を含む)を「単位レール群」と称することとする。
特許文献2に記載の施工方法により、単位レール70から順に、上方へ他の単位レールを積み上げて据え付けていく(単位レール群据付工程)。この据付けは、上述したように、昇降路壁82Bに固定されたレールブラケット84(の不等辺アングル材90)各々と対応するスライディングクリップ92とで、単位レールの一部を把持することによりなされる。
単位レール群据付工程の後、地下階に対応する昇降路12部分が開設される。図7(b)は、単位レール群据付工程が終了し、地下階に対応する昇降路12部分が開設された状態を示している。
単位レール群据付工程が終了すると、単位レール70よりも下の単位レールを連結するため、仮設梁TBを取り除く。仮設梁TBを取り除いても、当然のことながら、単位レール群は、複数個のスライディングクリップ92で把持されて支持されている。しかしながら、[発明が解決しようとする課題]欄で述べた通り、地下階の昇降路に対応する単位レールの据え付けが完了する前に、それまでに据え付けた単位レールの自重によって、当該単位レールが滑り落ちてしまう事態も皆無とは言えない。
そこで、単位レール群(単位レール70)よりも下の単位レールを据え付ける(下部単位レール据付工程)の前、より具体的には、仮設梁TBを取り除く前に、ストッパー100を取り付けておく(ストッパー取付工程)。下部単位レール据付工程の前であれば、ストッパー100の取り付けはいつでも構わない。例えば、単位レール70を据え付けた後、その一つ上の単位レール68を据え付ける前に取り付けても構わないし、あるいは、単位レール群の据付完了後に取り付けても構わない。
仮設梁TBが取り除かれた状態を図8(b)に示す。ストッパー100として、上述した通り、本例では、リジッドクリップ104を採用している。リジッドクリップ104は、図4に示す状態から、単位レール70がスライディングクリップ104に対し相対的に下方へ滑り、ストッパー100のプレート部材102が、レールブラケット84(の不等辺アングル材90)に当接すると、それ以上の単位レール70を含む複数の単位レールの下方への滑りを許容しない把持力を有する。これにより、単位レール70およびこれに直接的、間接的に連結された複数の単位レールの下方への滑り落ちが阻止される。
ストッパー100が設けられた状態で、単位レール群(単位レール70)よりも下の単位レールを昇降路壁82Bに据え付ける(下部単位レール据付工程)。先ず、地下階の梁Ba等にレールブラケット84を固定する。そして、レールブラケット84にスライディングクリップ92を用いて、単位レールを順次据え付けていく。据付の方法は、特許文献2に記載の施工方法を用いることができる。
下部単位レール据付工程の後に実施される昇降路内の他の機器を取り付ける工程で、ストッパー100が当該他の機器と干渉する等の不都合がある場合、下部単位レール据付工程が終了すると、ストッパー100を単位レール群(単位レール70)から取り外す(ストッパー取外し工程)。なお、下部単位レール据付工程の後の工程で、上記したような不都合が生じない場合、ストッパー100は、取り外さずに残しておいても構わない。残しておいても、エレベータ10の運転上(かご22や釣合おもり24の昇降上)問題が無いからである。
以上、実施形態に係る、エレベータのガイドレール据付工法によれば、複数の単位レールが上下方向直列に連結されてなるガイドレール26の前記複数の単位レールの内、上下方向中間の単位レール70から上の単位レール群を昇降路壁82Bに据え付ける単位レール群据付工程と、当該単位レール群据付工程の後、前記単位レール群よりも下の単位レールを昇降路壁82Bに据え付ける下部単位レール据付工程と、を含むエレベータ10のガイドレール26を据え付ける据付工法において、前記下部単位レール据付工法の前に、前記単位レール群の下方への滑り落ちを阻止するストッパー100が取り付けられるため、前記下部単位レール据付工程中に、それまでに据え付けた単位レールの下方への滑り落ちが防止される。
なお、上記の例では、ストッパー100を、リジッドクリップ104を含む構成としたが、ストッパーの構成は、これに限らず、以下の変形例としても構わない。
(変形例1)
図9(a)に変形例1におけるストッパー120を示す。図9(b)は、図9(a)におけるC・C線断面図である。上記実施形態のストッパー100では、プレート部材102をリジッドクリップ104で、単位レール70に固定したが、変形例1では、図9に示すように、ボルト122とナット124によって固定している。
プレート部材126には、ボルト挿通孔(不図示)が2個開設されており、当該2個のボルト挿通孔に対応させて、単位レール70にもボルト挿通孔(不図示)が開設されている。
そして、単位レール70とプレート部材102との対応するボルト挿通孔に挿通されたボルト122とこれに螺合したナット124によって、プレート部材102が単位レールに固定されて、ストッパー120が構成されている。
(変形例2)
上記実施形態のストッパー100および変形例1のストッパー120では、ストッパーをガイドレール26(単位レール)に対し、着脱(取付け、取外し)自在の構成としたが、変形例2では、単位レールに完全に固定するものとした。
図10(a)に変形例2におけるストッパー130を示す。図10(b)は、図10(a)におけるD・D線断面図である。ストッパー130は、プレート部材132の片側主面を単位レール70の背面70Bに当てた状態で、ビード溶接によってプレート部材132を単位レール70に接合してなるものである。符号134、136で指し示すのが溶接ビードである。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上記した形態に限らないことは勿論であり、例えば、以下の形態とすることもできる。
(1)上記実施形態では、図4に示すように、ストッパー100(のプレート部材102)とレールブラケット84(の不等辺アングル材90)との間に間隔dを空けて、ストッパー100を単位レール70に取り付けたが、これに限らずプレート部材102と不等辺アングル材90とが当接した状態(d=0)で、ストッパー100を取り付けても構わない。
間隔dを空けると、スライディンググリップ104に対し単位レール群が相対的に下方へスライドすると、ストッパー100(のプレート部材102)が、レールブラケット84(の不等辺アングル材90)に当接して、単位レール群の下方への滑り落ちが阻止される。間隔を空けない場合(d=0)の場合は、当初から、ストッパー100(のプレート部材102)が、レールブラケット84(の不等辺アングル材90)に当接して、単位レール群の下方への滑り落ちが阻止されるのである。要は、ストッパー100がレールブラケット84に当接して、単位レール群の下方への滑り落ちが阻止できればいいのである。
(2)上記実施形態で、ストッパー100は、レールブラケット84(Be)に対応する位置に設けたが、これに限らず、ストッパー100は、単位レール群を支持するレールブラケットであれば、どのレールブラケット84に対応する位置でも構わない。例えば、レールブラケット(Bi)に対応する位置に設けても構わない。
また、ストッパー100は、一のレールブラケット84と当該一のレールブラケット84の上方に隣接する他のレールブラケット84の間であれば、どの位置でも構わない。ただし、前記一のレールブラケット84と前記他のレールブラケット84の間に、単位レールと単位レールの連結部(目板72の取付部)が存在する場合は、前記連結部(目板72)と前記一のレールブラケット84との間に設けることとする。
(3)上記実施形態では、単位レール群に設けるストッパー100の個数は1個としたが、2個以上(複数個)設けても構わない。単位レール群の長さ(単位レール群の重量)に応じて、ストッパー100の個数を増やしても構わない。ストッパー100を複数個設ける場合は、各ストッパー100と対応するレールブラケット84の間隔d(図4)を揃えておくことが好ましい。単位レール群がスライディングクリップ104に対し相対的に下方へスライドした際、ストッパー100の各々を、対応するレールブラケット84に同時当接させることによって、各ストッパー100に掛かる負荷を分散させるためである。
(4)上記実施形態では、本発明を、先ず、地上階に対応する昇降路が開設された後、地下階に対応する昇降路が開設される建物に設置されるエレベータを例に説明した。しかし、本発明が適用される建物は、これに限らない。要は、何らかの事情で、ガイドレールを構成する複数の単位レールの内、上下方向中間の単位レールから上の単位レール群を昇降路壁に据え付けた後、当該単位レール群よりも下の単位レールを昇降路壁に据え付ける必要が生じる建物に設置されるエレベータに適用できるのである。
本発明は、例えば、複数の単位レールが上下方向直列に連結されてなるガイドレールの内、上下方向中間の単位レールから昇降路壁への据付を始める、エレベータのガイドレール据付工法等に好適に利用可能である。
10 エレベータ
26 かご用ガイドレール
28 釣合おもり用ガイドレール
68、70 単位レール
84 レールブラケット
92 スライディングクリップ
100、120、130 ストッパー

Claims (4)

  1. 複数の単位レールが上下方向直列に連結されてなるガイドレールを、前記複数の単位レールの内、上下方向中間の単位レールから上の単位レール群から先に昇降路壁に据え付ける据付工法における、前記単位レール群を前記昇降路壁に支持する、エレベータのガイドレール支持構造であって、
    前記昇降路壁に上下方向に間隔を空けて列設状態で固定された複数のレールブラケットと、
    前記複数のレールブラケット毎に設けられ、当該複数のレールブラケット各々との間で、前記単位レール群の一部を挟んだ状態で固定されて、当該単位レール群をレールブラケット各々とで把持する複数のスライディングクリップと、
    前記複数のレールブラケットの内の少なくとも一のレールブラケットの上方において前記単位レール群に固定され、前記一のレールブラケットに当接して、前記単位レール群の下方への滑り落ちを阻止するストッパーと、
    を備えることを特徴とする、エレベータのガイドレール支持構造。
  2. 前記ストッパーは、
    プレート部材と、
    前記単位レール群の一部を前記プレート部材との間で、てこの原理により把持するリジッドクリップと、
    を含み、前記プレート部材が前記一のレールブラケットに当接して、前記単位レール群の下方への滑り落ちを阻止することを特徴とする請求項1に記載の、エレベータのガイドレール支持構造。
  3. 複数の単位レールが上下方向直列に連結されてなる、エレベータのガイドレールを昇降路壁に据え付ける据付工法であって、
    前記複数の単位レールの内、上下方向中間の単位レールから上の単位レール群を昇降路壁に固定された複数のレールブラケット各々と当該複数のレールブラケット各々に対応する複数のスライディングクリップ各々とでそれぞれ把持して据え付ける単位レール群据付工程と、
    前記単位レール群据付工程の後、前記単位レール群よりも下の単位レールを前記昇降路壁に据え付ける下部単位レール据付工程と、
    前記下部単位レール据付工程の前に、前記複数のレールブラケットの内の少なくとも一のレールブラケットの上方において前記単位レール群に、前記一のレールブラケットに当接して、前記単位レール群の下方への滑り落ちを阻止するストッパーを取り付けるストッパー取付工程と、
    を含むことを特徴とする、エレベータのガイドレール据付工法。
  4. 前記下部単位レール据付工程の後に、前記ストッパーを前記単位レール群から取り外すストッパー取外し工程を含むことを特徴とする請求項3に記載の、エレベータのガイドレール据付工法。
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