JP7230175B2 - 工事用エレベータ装置、及び工事用エレベータ装置のガバナロープ延長方法 - Google Patents

工事用エレベータ装置、及び工事用エレベータ装置のガバナロープ延長方法 Download PDF

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Description

本発明は、工事用エレベータ装置、及び工事用エレベータ装置のガバナロープ延長方法に関する。
建築中のビルの昇降路には、ビルが完成する前にエレベータが設置され、工事用エレベータとして使用されることがある。建築中のビルは、建築の進捗に合わせて高さが増加することから、建築の進捗に合わせ、工事用エレベータの機械室ユニットの位置を上方向に移動させる必要がある。
機械室ユニットの高さ位置が上方向に変更されると、機械室ユニットの高さに合わせガバナロープを延長する必要がある。ガバナロープの延長にあたっては、ガバナロープに摩擦力を掛けながらガバナロープを延長するようにしている。
このような技術として、例えば特許文献1に記載の技術が提案されている。
国際特許出願公開WO2008/077992号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載の技術においては、ガバナロープに、摩擦力を掛けながらロープを延長するため、摩擦によって傷付いたロープが延長され続けるという課題があった。また、エレベータ稼働時に傷付いたガバナロープがプーリを通過することでプーリを傷付けるおそれがあった。その結果、ガバナロープが破断したり、プーリから異音が発生する可能性があった。
本発明の目的は、ガバナロープの損傷を抑制し、ガバナロープの延長作業を行うことのできる工事用エレベータ装置、及び工事用エレベータ装置のガバナロープ延長方法を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明の特徴とするところは、機械室用揚重機により吊り下げられ、昇降路内を昇降方向に移動可能な機械室ユニットと、前記機械室ユニットの下方に主索により吊り下げられ、ガイドレールに沿って昇降するかごと、前記機械室ユニットに配置され、上部プーリを備えるガバナ本体と、昇降路の下方に配置される下部プーリと、前記上部プーリと前記下部プーリとの間に掛けられ、引上げ装置を介して前記かごと同期して昇降するガバナロープと、前記かごに設けられ、前記引上げ装置により作動し、前記かごの昇降を停止させる非常止め装置とを備えた工事用エレベータ装置において、前記かごに備えられ、前記ガバナロープが巻き付けられたガバナロープドラムと、前記機械室ユニットに備えられ、前記かごの稼働時において前記ガバナロープを開放し、前記ガバナロープの延長作業時において前記ガバナロープを固定するロープクランプと、前記かごに備えられ、前記かごの稼働時において前記ガバナロープの中間部を固定し、前記ガバナロープの延長作業時において前記ガバナロープの中間部を開放して前記ガバナロープドラムから前記ガバナロープを繰り出すロープ固定装置と、を備えたことにある。
本発明によれば、ガバナロープの損傷を抑制し、ガバナロープの延長作業を行うことのできる工事用エレベータ装置、及び工事用エレベータ装置のガバナロープ延長方法を提供することができる。
尚、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例に係る建設中の工事用エレベータ装置を示す概略構成図である。 図1に示した工事用エレベータ装置のロープ固定装置を示す拡大図である。 図2に示した工事用エレベータ装置のロープ把持装置を示す拡大図である。
以下、本発明のエレベータのガバナテンション装置を実施するための形態について図を参照して説明する。尚、各図において同一または類似の構成には同じ符号を付して繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施例に係る建設中の工事用エレベータ装置100を示す概略構成図である。図1は、工事用エレベータ装置100を乗降ドア側から見ているので、巻上機、釣合い錘、巻上機と釣合い錘を繋ぐ主索等は図中から省略している。
工事用エレベータ装置100は、機械室ユニット1と、かご2と、ガバナ装置3と、引上げ装置4と、非常止め装置5と、ロープ固定装置6と、ロープクランプ7とを有している。
機械室ユニット1は、図示しない機械室用揚重機により吊り下げられ、その下部に配置された可動支持部8によって昇降路9内を昇降方向に移動可能に構成されている。建屋の工事が進み、階数が増加すると、増加した階へ可動支持部8を移動させる。機械室ユニット1には、図示を省略した巻上機や制御盤なども備えられている。
かご2は、図示しない巻上機のシーブに巻き掛けられた主索により機械室ユニット1の下方に吊り下げられ、昇降路9内に立設されるガイドレール10に沿って昇降する。
ガバナ装置3は、機械室ユニット1に配置され、上部プーリ21を具備するガバナ本体22と、昇降路9の下側に配置され上部プーリ21の対向位置に設けられる下部プーリ23と、上部プーリ21と下部プーリ23間に無端状に巻き掛けられるガバナロープ24とを有している。ガバナロープ24は、かご2と同期して昇降する。ガバナ装置3は、かご2の下降速度が所定の過速度に達すると、引上げ装置4を介して非常止め装置5を作動させ、かご2を機械的に非常停止させる。
引上げ装置4は、例えば、かご2上部に設けられるとともに、ガバナロープ24の一端が連結されており、ガバナ装置3によるガバナロープ24の把持動作に応じて変位し、非常止め装置5を作動させるものである。
非常止め装置5は、かご2下部に設けられるとともに、引上げ装置4により作動し、非常時に楔によってガイドレール10を把持してかご2の落下を停止させる。
ロープ固定装置6は、かご2に固定されて設けられ、ガバナロープドラム11から繰り出されるガバナロープ24の中間部を固定するものである。
ガバナロープドラム11は、かご2に備えられており、ガバナロープ24が巻き付けられている。ガバナロープ24の延長作業時は、ガバナロープドラム11からガバナロープ24を繰り出してガバナロープ24を延長する。
ロープクランプ7は、機械室ユニット1に設置され、ガバナロープ24の延長作業時にガバナロープ24を把持可能とし、ロープクランプ7と引上げ装置4との間におけるガバナロープ24のロープ長さを一定に保持するものである。
このような構成の工事用エレベータ装置100は、作業者がかご2や図示しない作業プラットフォームに乗り込み、物品の運搬を行ったり、ガイドレール10および塔内機器を据え付けたりするために使用される。
図2は、図1に示した工事用エレベータ装置のロープ固定装置6を示す拡大図である。ロープ固定装置6は、かご2の上部に固定して設けられ、ガバナロープ24を挟持および解放する構造を有している。かご2の稼働時には、ロープ固定装置6は、ガバナロープドラム11から繰り出されるガバナロープ24の中間部を強固に挟持する。そして、ロープ固定装置6は、ロープ固定装置6から下部プーリ23および上部プーリ21を介し引上げ装置4に至るガバナロープ24のロープ長さを一定に保持する。これによりガバナロープ24はかご2と同期して移動することができる。
一方、ガバナロープ24の延長時には、ロープ固定装置6は、ガバナロープ24の中間部を解放し、ガバナロープドラム11からのガバナロープ24の繰り出しを可能とする。すなわち、ガバナロープ24の延長に伴い、ガバナロープ24は、ロープ固定装置6を通過し、下部プーリ23の方へと導かれる。尚、かご2の上部角部には転向プーリ12が配置され、ガバナロープドラム11から繰り出されるガバナロープ24を下方に延在させるようになっている。
ロープ固定装置6が開放された状態において、何らかの理由によりかご2が落下した場合、ガバナロープ24と連結された引上げ装置4を引上げることができない。そこで、本実施例においては、ロープ固定装置6が開放された時に、ガバナロープ24を使って引上げ装置4を引き上げることができるようにロープクランプ7を備えている。
次にロープクランプ7の構成について、図3を用いて説明する。図3は、図1に示した工事用エレベータ装置のロープクランプ7を示す拡大図である。
ロープクランプ7は、例えば、ガバナ本体22に設けられており、対となってガバナロープ24に配置され、ガバナロープ24を挟持するロープ受け板31a,31bと、ロープ受け板31a,31bが設けられ、ロープ受け板31a,31bによるガバナロープ24の締付け力を調整する調整ボルト32および調整ナット33とを備えている。ロープクランプ7は調整ボルト32および調整ナット33を操作することにより、ガバナロープ24を固定および開放する。ロープ受け板31a,31bは鉄系の材料で構成されている。
本実施例におけるロープ固定装置6とロープクランプ7は、次のような関係にある。かご2の稼働時、ロープ固定装置6はガバナロープ24を固定し、ロープクランプ7はガバナロープ24を開放する。ガバナロープ24の延長時、ロープ固定装置6はガバナロープ24を開放し、ロープクランプ7はガバナロープ24を固定する。
通常時、すなわち、かご2稼働時には、ロープ固定装置6は、ガバナロープドラム11から繰り出されるガバナロープ24の中間部を強固に挟持し、引上げ装置4とロープ固定装置6間におけるガバナロープ24のロープ長さを一定に保持する。そして、ガバナロープ24はかご2と同期して移動する。この状態で何らかの理由により、かご2の下降速度が所定の過速度に達すると、ガバナ装置3のガバナ本体22は、ガバナロープ24を把持する。この状態でさらにかご2が下降することにより、ガバナロープ24を介して引上げ装置4が引上げられる。この引上げ装置4の引上げ動作により、引上げ装置4と連動した非常止め装置5が作動し、楔によってガイドレール10を把持してかご2の下降を非常停止させる。尚、非常止め装置5は、周知の構成であるため、詳細な説明は省略する。非常止め装置5は、周知の構成を適宜選択すると良い。
また、工事中の建屋にあっては、工事の進捗に応じてより上方に位置するガイドレール10および塔内機器を昇降路9内に据え付けてゆく。この時、工事用エレベータ装置100にあっては、機械室ユニット1を上方へ移設するとともに、ガバナロープ24の延長作業も実施する。このようなガバナロープ24の延長作業を行う場合、ロープ固定装置6によるガバナロープ24の中間部の固定を解放し、ガバナロープドラム11からのガバナロープ24の繰り出しを可能とする。一方、ロープクランプ7によりガバナロープ24を把持可能とし、ロープクランプ7と引上げ装置4間におけるガバナロープ24のロープ長さを一定に保持する。これにより、機械室ユニット1の移設時に、何らかの理由によりかご2が落下した場合、ガバナロープ24を介して引上げ装置4が引上げられる。この引上げ装置4の引上げ動作により、非常止め装置5が作動し、楔によってガイドレール10を把持してかご2の昇降を非常停止させる。
ガバナロープ24の延長が完了したら、ロープ固定装置6でガバナロープ24を固定し、ガバナロープ24を固定していたロープクランプ7を開放する。
さらに、工事の進捗によってガバナ本体22の点検やかご2の昇降速度の変更を行う時にガバナ本体22の調整や交換を実施する場合においても、ロープクランプ7によりガバナロープ24を把持しておくことにより、ガバナ本体22の調整や交換作業中に、何らかの理由によりかご2が落下した場合、ガバナロープ24を介して引上げ装置4が引上げられる。この引上げ装置4の引上げ動作により、非常止め装置5が作動し、楔によってガイドレール10を把持してかご2の昇降を非常停止させる。
以上説明したように本発明は、機械室用揚重機により吊り下げられ、昇降路9内を昇降方向に移動可能な機械室ユニット1と、機械室ユニット1下方に主索により吊り下げられ、ガイドレール10に沿って昇降するかご2と、機械室ユニット1に配置され、上部プーリ21を備えるガバナ本体22と、昇降路9の下側に配置され上部プーリ21の対向位置に設けられる下部プーリ23と、上部プーリ21と下部プーリ23間に無端状に巻き掛けられるとともに、引上げ装置4を介してかご2と同期して昇降するガバナロープ24と、かご2に設けられるとともに、引上げ装置4により作動し、非常時に楔によってガイドレール10を把持してかご2の昇降を停止させる非常止め装置5とを有し、機械室ユニット1の移設時にガバナロープ24の延長作業も同時に実施可能な工事用エレベータ装置において、機械室ユニット1に、ガバナロープ24の延長作業時にガバナロープ24を把持するロープクランプ7を設置し、ロープクランプ7と引上げ装置4間におけるガバナロープ24のロープ長さを一定に保持可能とする。
このような構成によれば、機械室ユニット1の移設時には、ロープクランプ7と引上げ装置4間におけるガバナロープ24のロープ長さが一定に保持されていることから、何らかの理由によりかご2が落下した場合、ガバナロープ24を介して引上げ装置4が引上げられて非常止め装置5が作動する。一方、従来のように、引上げ装置4を引上げ可能とするために摩擦力を掛けながらロープを繰り出すことを要さない。
したがって、安全を確保しつつ、ガバナロープ24を傷付けることなく当該ロープの延長作業を行うことができる。また、ガバナロープ24が傷付かないことから、ガバナロープが巻き掛けられる上部プーリ21,下部プーリ23を傷付けるおそれもない。
さらに、ガバナ本体22の点検やかご2の昇降速度の変更を行うためにガバナ本体22の調整や交換を実施する時にも、ロープクランプ7と引上げ装置4間におけるガバナロープ24のロープ長さが一定に保持されていることから、何らかの理由によりかご2が落下した場合、ガバナロープ24を介して引上げ装置4が引上げられて非常止め装置5が作動する。
また、本実施例は上述の構成に加えて、かご2に、ガバナロープドラム11から繰り出されるガバナロープ24の中間部を固定および解放可能なロープ固定装置6を備える。
このような構成によれば、かご2稼働時には、ロープ固定装置6によりガバナロープドラム11から繰り出されるガバナロープ24の中間部を強固に挟持し、引上げ装置4とロープ固定装置6間におけるガバナロープ24のロープ長さを一定に保持し、ガバナロープ24をかご2と同期して移動させることができるとともに、ガバナロープ24の延長作業を行う場合、ロープ固定装置6によるガバナロープ24中間部の固定を解放し、ガバナロープドラム11からのガバナロープ24の繰り出しを可能とすることができる。
また、本実施例は上述の構成に加えて、ロープクランプ7は、対となって配置され、ガバナロープを挟持するロープ受け板31a,31bと、ロープ受け板31a,31bに設けられ、ロープ受け板31a,31bによるガバナロープ24の締付け力を調整する調整ボルト32および調整ナット33とを備える。
このような構成によれば、比較的簡易な構造で、ガバナロープ24の延長作業時にガバナロープ24を確実に把持するロープクランプ7を実現することができる。
また、本実施例は上述の構成に加えて、ロープクランプ7は、ガバナ本体22に具備される。このような構成によれば、ガバナ本体22を、ロープクランプ7を取り付ける筐体とすることができ、部品員数の低減を図りつつ、機械室ユニット1にロープクランプ7を設けることができる。
さらに本実施例においては、かご2稼働時に、ロープ固定装置6によりガバナロープドラム11から繰り出されるガバナロープ24の中間部を強固に挟持するようにしたが、ガバナロープドラム11に制動をかけてガバナロープドラム11からのガバナロープ24の繰り出しを制限するようにしても良い。
尚、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。またある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
1…機械室ユニット、2…かご、3…ガバナ装置、4…引上げ装置、5…非常止め装置、6…ロープ固定装置、7…ロープクランプ、8…可動支持部、9…昇降路、10…ガイドレール、11…ガバナロープドラム、12…転向プーリ、21…上部プーリ、22…ガバナ本体、23…下部プーリ、24…ガバナロープ、31a,31b…ロープ受け板、32…調整ボルト、33…調整ナット、100…工事用エレベータ装置

Claims (6)

  1. 機械室用揚重機により吊り下げられ、昇降路内を昇降方向に移動可能な機械室ユニットと、前記機械室ユニットの下方に主索により吊り下げられ、ガイドレールに沿って昇降するかごと、前記機械室ユニットに配置され、上部プーリを備えるガバナ本体と、昇降路の下方に配置される下部プーリと、前記上部プーリと前記下部プーリとの間に掛けられ、引上げ装置を介して前記かごと同期して昇降するガバナロープと、前記かごに設けられ、前記引上げ装置により作動し、前記かごの昇降を停止させる非常止め装置とを備えた工事用エレベータ装置において、
    前記かごに備えられ、前記ガバナロープが巻き付けられたガバナロープドラムと、
    前記機械室ユニットに備えられ、前記かごの稼働時において前記ガバナロープを開放し、前記ガバナロープの延長作業時において前記ガバナロープを固定するロープクランプと、
    前記かごに備えられ、前記かごの稼働時において前記ガバナロープの中間部を固定し、前記ガバナロープの延長作業時において前記ガバナロープの中間部を開放して前記ガバナロープドラムから前記ガバナロープを繰り出すロープ固定装置と、を備えたことを特徴とする工事用エレベータ装置。
  2. 請求項1において、
    前記ロープクランプは、前記引上げ装置と前記上部プーリとの間に位置する前記ガバナロープを把持するように備えたことを特徴とする工事用エレベータ装置。
  3. 請求項において、
    前記ロープクランプは、前記ガバナ本体に備えたことを特徴とする工事用エレベータ装置。
  4. 請求項において、
    前記ロープクランプは、前記ロープクランプと前記引上げ装置間における前記ガバナロープのロープ長さを一定に保持することを特徴とした工事用エレベータ装置。
  5. 請求項において、
    前記ロープクランプは、対となって配置され、前記ガバナロープを挟持するロープ受け板と、前記ロープ受け板に設けられ、前記ロープ受け板による前記ガバナロープの締付け力を調整する調整ボルトおよび調整ナットとを備えることを特徴とする工事用エレベータ装置。
  6. 機械室用揚重機により吊り下げられ、昇降路内を昇降方向に移動可能な機械室ユニットと、前記機械室ユニットの下方に主索により吊り下げられ、ガイドレールに沿って昇降するかごと、前記機械室ユニットに配置され、上部プーリを備えるガバナ本体と、昇降路の下方に配置される下部プーリと、前記上部プーリと前記下部プーリとの間に掛けられ、引上げ装置を介して前記かごと同期して昇降するガバナロープと、前記かごに設けられ、前記引上げ装置により作動し、前記かごの昇降を停止させる非常止め装置とを備えた工事用エレベータ装置のガバナロープ延長方法において、
    前記かごに備えられ、前記ガバナロープが巻き付けられたガバナロープドラムと、
    前記機械室ユニットに備えられ、前記ガバナロープを把持するロープクランプと、前記かごに備えられ、延長される前記ガバナロープの中間部を固定および解放可能なロープ固定装置とを備え、
    前記かごの稼働時には、前記ロープクランプは前記ガバナロープを開放し、前記ロープ固定装置は前記ガバナロープの中間部を固定し、
    前記ガバナロープの延長作業時には、前記ロープクランプは前記ガバナロープを固定し、前記ロープ固定装置は前記ガバナロープの中間部を開放して前記ガバナロープドラムから前記ガバナロープを繰り出すようにしたことを特徴とする工事用エレベータ装置のガバナロープ延長方法。
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