JP7460138B2 - 締結装置、クサビ部材及び締結装置の施工方法 - Google Patents
締結装置、クサビ部材及び締結装置の施工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7460138B2 JP7460138B2 JP2020095833A JP2020095833A JP7460138B2 JP 7460138 B2 JP7460138 B2 JP 7460138B2 JP 2020095833 A JP2020095833 A JP 2020095833A JP 2020095833 A JP2020095833 A JP 2020095833A JP 7460138 B2 JP7460138 B2 JP 7460138B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- fastening
- frame portion
- upper frame
- fastening device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 29
- 238000009434 installation Methods 0.000 title 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 8
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 16
- 230000008569 process Effects 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 10
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 10
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 7
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000003578 releasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る仮設足場用の締結装置の説明図である。仮設足場は、複数の支柱4と、複数の横架材5と、複数の締結装置1とを有する。図1では、仮設足場のうち、締結装置1により1本の支柱4に1本の横架材5が締結される部分を拡大して示している。また、図1では、支柱4と横架材5との締結が解除されている状態を示している。
図2、図3は、クサビ部材2の説明図である。具体的には、図2(a)はクサビ部材2の側面図であり、図2(b)は図2(a)の矢印IIBから見たクサビ部材2の平面図であり、図3(a)は図2(a)の矢印IIIAから見たクサビ部材2の正面図であり、図3(b)は図2(a)の矢印IIIBから見たクサビ部材2の背面図である。以下、図1から図3を適宜参照して、クサビ部材2について説明する。
図4は、本実施形態に係る連結部材3を斜め上から見下ろした斜視図である。図4では、横架材5と溶接される前の連結部材3を示している。図5から図7は、それぞれ連結部材3の説明図である。具体的には、図5(a)は連結部材3の平面図であり、図5(b)は連結部材3の底面図であり、図6(a)は連結部材3の側面図であり、図6(b)は図5(a)の矢印VIBにより示す切断線で切断した連結部材3の断面図であり、図7(a)は図6(a)の矢印VIIAから見た連結部材3の正面図であり、図7(b)は図6(a)の矢印VIIBから見た連結部材3の背面図である。以下、図4から図7を適宜参照して、連結部材3について説明する。
次に、締結装置1による締結方法について、図8から図11を適宜参照して説明する。締結装置1は、以下に説明する締結方法を建築現場の作業員が手作業により実行することで締結される。本実施形態に係る締結方法は、嵌合工程(第1ステップ)と、載置工程(第2ステップ)と、締結工程(第3ステップ)とを有する。
次に、締結状態にある締結装置1の解除方法について説明する。作業員は、はじめにガイド部22の端部22aに装着されている抜け止めピンを外す。次に、工具(例えば、ハンマ)により端部22aを支柱方向一方側から他方側へ叩くことで、クサビ部材2を強制的に支柱方向他方側へ移動させる。これにより、クサビ部21がクサビ受け41の筒部41aから退避し、支柱4と連結部材3との締結が解除される。このとき、仮止め部23は、第1バネ部材24及び第2バネ部材25が近づく方向に弾性変形することで、領域31a3を通過する。
以上のように、本実施形態に係る締結装置1は、支柱4に連結部材3を締結するクサビ別体型の締結装置であって、支柱4のクサビ受け41の上下に配置される上下枠部31、32を有する連結部材3と、上枠部31、クサビ受け41及び下枠部31の順で貫入されることにより、支柱4に対する締結力を連結部材3に付与するクサビ部21を有するクサビ部材2と、を備え、クサビ部材2は、クサビ受け41の直上においてクサビ部21を直立状態で仮止めした状態で、上枠部31に対する強制的な通過が許容される仮止め部23を有する。
以下、実施形態の変形例について説明する。なお、以下の説明において、実施形態から変更のない部分については同じ符号を付し、説明を省略する。
上記の実施形態では、付勢部35は凸となる形状を有する部分として構成されている。しかしながら、本発明に係る付勢部は第1バネ部材24及び第2バネ部材25の内側に当接することで、第1バネ部材24及び第2バネ部材25をそれぞれ外向きに押圧する機能を有していればよく、凸形状を有していなくてもよい。
上記の実施形態において、仮止め部23は2個のバネ部材(第1バネ部材24及び第2バネ部材25)を有する。しかしながら、仮止め部23は、3個以上のバネ部材を有していてもよい。すなわち、仮止め部23は複数のバネ部材を有していればよい。
上記の実施形態に係るクサビ部材2では、クサビ部21と、ガイド部22と、仮止め部23とがこの順に横架材方向に並んでいる。しかしながら、クサビ部21、ガイド部22及び仮止め部23の配置が、上記の実施形態と異なる配置となってもよい。例えば、横架材方向において、クサビ部21とガイド部22の間に仮止め部23が位置する構成であってもよい。また、ガイド部22及び仮止め部23は、クサビ部21の幅方向に位置する構成であってもよい。
上記の実施形態において、支柱4の周面には1個のクサビ受け41が設けられ、連結部材3の上下枠部31、32はクサビ受け41の上下に配置される。しかしながら、支柱4の周面に、支柱方向に所定の間隔で離れている2個のクサビ受け41が設けられてもよい。この場合、連結部材3の上枠部31は、当該2個のクサビ受け41よりも上側に配置される最上枠部と、当該2個のクサビ受け41の間に配置される中間上枠部と、を含んでもよい。また、下枠部32は、当該2個のクサビ受け41よりも下側に配置される。そして、クサビ部材2のクサビ部21は当該連結部材の最上枠部(上枠部の一部)、一方のクサビ受け41、中間上枠部(上枠部の一部)、他方のクサビ受け41、及び下枠部の順で貫入されることにより、支柱4に対する締結力を連結部材3に付与する。
以上のとおり開示した実施形態及び変形例はすべての点で例示であって制限的なものではない。つまり、本発明の締結装置は、図示する形態に限られず、本発明の範囲内において他の形態であってもよい。
22:ガイド部、 22a:端部、 22b:貫通孔、 22c:肩部、
23:仮止め部、 24:第1バネ部材、 24a:端部、 25:第2バネ部材、
25a:端部、 26:接続部、 27:頭部、 3:連結部材、 3a:連結部材、
31:上枠部、 31a:貫通孔、 31a1:領域、 31a2:領域、
31a3:領域、 31c:内周壁、 32:下枠部、 32a1:貫通孔、
32a2:貫通孔、 32a3:貫通孔、 33:接続部、 34:小径部、
34a:貫通孔、 35:付勢部、 35a:付勢部、 4:支柱、
41:クサビ受け、 41a:筒部、 5:横架材、 51:端部、 S1:内部空間
Claims (6)
- 支柱に連結部材を締結するクサビ別体型の締結装置であって、
前記支柱のクサビ受けの上下に配置される上枠部及び下枠部を有する前記連結部材と、
前記上枠部、前記クサビ受け、及び前記下枠部の順で貫入されることにより、前記支柱に対する締結力を前記連結部材に付与するクサビ部を有するクサビ部材と、を備え、
前記クサビ部材は、
前記クサビ受けの直上において前記クサビ部を直立状態で仮止めした状態で、前記上枠部に対する強制的な通過が許容される仮止め部を有し、
前記仮止め部は、弾性変形前の下端部間の最大寸法が前記上枠部の内寸法よりも大きい複数の仮止め部材よりなる、
締結装置。 - 前記下枠部は、
前記上枠部を通過した前記複数の仮止め部材同士の間隔を拡大させる付勢部を有する請求項1に記載の締結装置。 - 前記クサビ部材は、
前記クサビ部と平行に設けられたガイド部であって、当該クサビ部に先行して前記上枠部及び前記下枠部の順で貫入されるガイド部を更に有する請求項1又は2に記載の締結装置。 - 前記ガイド部の下端部には、抜け止め具の被係合部が形成され、
前記仮止めした状態で、前記被係合部は前記下枠部から下方へ突出している請求項3に記載の締結装置。 - 支柱に連結部材を締結するクサビ別体型の締結装置に用いられるクサビ部材であって、
前記連結部材の上枠部、前記支柱のクサビ受け、及び前記連結部材の下枠部の順で貫入されることにより、前記支柱に対する締結力を前記連結部材に付与するクサビ部と、
前記クサビ受けの直上において前記クサビ部を直立状態で仮止めした状態で、前記上枠部に対する強制的な通過が許容される仮止め部と、を備え、
前記仮止め部は、弾性変形前の下端部間の最大寸法が前記上枠部の内寸法よりも大きい複数の仮止め部材よりなる、
クサビ部材。 - 支柱に連結部材を締結するクサビ別体型の締結装置の施工方法であって、
前記支柱のクサビ受けの上下に、前記連結部材の上枠部及び下枠部を配置する第1ステップと、
クサビ部材の仮止め部により、前記クサビ部材のクサビ部を前記クサビ受けの直上において直立状態で仮止めする第2ステップと、
前記仮止め部を前記上枠部に対して強制的に通過させ、前記クサビ部を、前記上枠部、前記クサビ受け、及び前記下枠部の順で貫入することにより、前記支柱に対する締結力を前記連結部材に付与する第3ステップと、を含み、
前記仮止め部は、弾性変形前の下端部間の最大寸法が前記上枠部の内寸法よりも大きい複数の仮止め部材よりなる、
締結装置の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020095833A JP7460138B2 (ja) | 2020-06-02 | 2020-06-02 | 締結装置、クサビ部材及び締結装置の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020095833A JP7460138B2 (ja) | 2020-06-02 | 2020-06-02 | 締結装置、クサビ部材及び締結装置の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021188405A JP2021188405A (ja) | 2021-12-13 |
JP7460138B2 true JP7460138B2 (ja) | 2024-04-02 |
Family
ID=78848969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020095833A Active JP7460138B2 (ja) | 2020-06-02 | 2020-06-02 | 締結装置、クサビ部材及び締結装置の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7460138B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012057336A (ja) | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Shinwa Kk | 足場用梁部材 |
US20180148942A1 (en) | 2015-05-21 | 2018-05-31 | Mon.Zon Development Ab | Flexible fastening unit for a beam |
JP2018150751A (ja) | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 日建リース工業株式会社 | クサビ緊結具 |
JP2020020127A (ja) | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 株式会社杉孝グループホールディングス | 足場における楔緊結装置 |
JP2020176511A (ja) | 2019-04-19 | 2020-10-29 | アルインコ株式会社 | 足場における楔緊結装置 |
-
2020
- 2020-06-02 JP JP2020095833A patent/JP7460138B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012057336A (ja) | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Shinwa Kk | 足場用梁部材 |
US20180148942A1 (en) | 2015-05-21 | 2018-05-31 | Mon.Zon Development Ab | Flexible fastening unit for a beam |
JP2018150751A (ja) | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 日建リース工業株式会社 | クサビ緊結具 |
JP2020020127A (ja) | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 株式会社杉孝グループホールディングス | 足場における楔緊結装置 |
JP2020176511A (ja) | 2019-04-19 | 2020-10-29 | アルインコ株式会社 | 足場における楔緊結装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021188405A (ja) | 2021-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7460138B2 (ja) | 締結装置、クサビ部材及び締結装置の施工方法 | |
JP7141658B2 (ja) | 足場における楔緊結装置 | |
KR200487597Y1 (ko) | 프레임 조립체 | |
JPWO2014103392A1 (ja) | デッキプレート支持具とそれを用いたスラブ施工方法 | |
KR102548293B1 (ko) | 강관이음용 파이프 클램프 유닛 및 이를 이용한 강관의 이음접합 방법 | |
KR102302882B1 (ko) | 건설용 시스템 비계의 대각재 클램프 | |
JP6613427B1 (ja) | 支柱連結用ロックピンのロック解除治具 | |
JP2012161197A (ja) | 営巣防止網支持具 | |
JP6389405B2 (ja) | 防護柵の施工方法及び施工用治具 | |
KR101064138B1 (ko) | 경관 구조물용 사각형관의 이음구조 및 이를 이용한 시공방법 | |
JP6336157B1 (ja) | スリーブ管及びその製造方法、並びにスリーブ管を用いた貫通孔の製造方法 | |
KR101960862B1 (ko) | 수평부재 연결장치 | |
KR20120133013A (ko) | 건축물 공사용 안전 난간대 | |
KR100457650B1 (ko) | 양방향 와이어 텐션장치 | |
JP2014129710A (ja) | くさび着脱機構、くさび着脱工具及びこれを用いたくさび着脱方法 | |
JP7306643B2 (ja) | 足場における楔緊結装置 | |
JP6835886B2 (ja) | 中空部材の設置構造 | |
JP4686069B2 (ja) | 制震用部材の取付治具およびその取付方法 | |
JP6145118B2 (ja) | 仮設足場用連結装置 | |
JP2006022614A (ja) | 建築用木材の連結ピン | |
KR102552341B1 (ko) | 에너지 소산형 c형 댐퍼를 이용한 pc 벽체의 수직접합장치 및 이를 이용한 시공방법 | |
JP7092340B2 (ja) | 開孔補強具 | |
KR200490773Y1 (ko) | 거푸집 연결대를 재사용하기 위한 체결구조 | |
JP4058430B2 (ja) | 構造材連結用くさび | |
JP3186256U (ja) | トンネル内装板取付け部の補修部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230310 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240313 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7460138 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |