JP6613427B1 - 支柱連結用ロックピンのロック解除治具 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、ロックピンとして、金属製板材を略コ字状に形成してなり、その両端の脚部がジョイントパイプに差し込むことができるようになっている板バネ体と、板バネ体の先端外面に設けられたピン部材とからなり、ジョイントパイプに設けられた1対の貫通孔と支柱に設けられた1対の貫通孔とが互いに重ね合わせられた状態で、これらの貫通孔内にロックピンのピン部材が板バネ体の弾性力で付勢されて挿入されることにより、ジョイントパイプに対する支柱の抜け止めを行うものが開示されている。
ロックピンのピン部材には、支柱をねじった際に、ピン部材が支柱の貫通孔から退出してジョイントパイプの貫通孔内に収まるようにするためのテーパ面が設けられており、仮設足場の分解に際しては、支柱をねじった状態にして、支柱を上方に移動させることで支柱同士を分離できるようになっている。
なお、この発明を特定するに当たり、支柱と支柱連結用ロックピンのロック解除治具との位置関係として、「先端側」とは、ロック解除治具の支柱への嵌め合わせ作業において、先に支柱に当接する側(図1の上側)をいい、「基端側」とは、その逆(図1の下側)をいうものとする。また、図1の左右の中心線に近い側を内側、同遠い側を外側というものとする。
ばね性を有し、互いに対向して支柱の外周面を挟持する1対の挟持部材を有する治具本体と、
各挟持部材の対向面に設けられて支柱の貫通孔内に挿入される挿入部材とを備えている、支柱連結用ロックピンのロック解除治具。
したがって、例えば特許文献1記載のロックピンにより支柱同士が連結された仮設足場において、従来は、左右に隣り合う支柱間に足場板および手摺などが取り付けられた状態では、支柱を回転させることができないために、ロックの解除が困難という問題があったが、前記1)の支柱連結用ロックピンのロック解除治具によれば、これを使用することで、支柱を回転させることができない場合であっても、ロックを解除することができる。例えば、左右に複数並ぶ支柱と、これらの間に配置された足場板などとからなる1段分を1ブロックとしてこれを複数ブロック使用して形成されている仮設足場において、左右に複数並ぶ支柱の全てにこのロック解除治具を取り付けておいて、1または複数ブロックをクレーンで引き上げることで、1または複数ブロック分の仮設足場を組立て状態を維持したままで取り外すことができ、効率の良い仮設足場の分解作業を行うことができる。
この発明の実施形態に係る支柱連結用ロックピン(6)のロック解除治具(11)は、これを仮設足場(1)の解体時に使用することで、例えば、図10に示すように、仮設足場(1)の最上段のブロック(1a)および2段目のブロック(1b)を組立て状態を維持したままで取り外すことができる。
中央挟持部(21)は、左右で略平行となるように形成されており、先端側挟持部(22)および基端側挟持部(23)は、いずれも中央挟持部(21)に対して、内側に鈍角(図示した例では135°)で折り曲げられて形成されている。
各挟持部(21)(22)(23)は、平面から見て直線状に形成されており、それぞれが支柱(2)に線接触することで、計6点で支柱(2)を挟持するようになされている。
中央挟持部(21)の中央からストッパ部(25)の先端側の面までの距離は、支柱(2)の半径に等しくなされており、これにより、挿入部材(13)は、ストッパ部(25)が支柱(2)に当接した際に支柱(2)貫通孔(2a)内に挿入されるように、その固定位置が設定されている。
1対の重ね合わせ部(27)には、1対の挟持部材(14)の各重ね合わせ部(26)に対応して、先端側および基端側の貫通孔(27a)が形成されており、これら全ての重ね合わせ部(26)(27)が重ね合わせられてその貫通孔(26a)(27a)にかしめリベット(16)の軸が挿通されてかしめられることにより、1対の挟持部材(14)と連結部材(15)とが一体化されている。
輪状の把手部(28)を手で持って支柱(2)への嵌め合わせ作業を行うことにより、嵌め合わせ作業を楽に行うことができる。
ロックピン(6)は、逆U字状の板バネ体で、その互いに対向している下端部の外面に係合部(6a)がそれぞれ突出するように設けられており、図3などに示したように、ジョイントパイプ(5)に設けられた1対の貫通孔(5a)と支柱(2)に設けられた1対の貫通孔(2a)とが互いに重ね合わせられた状態で、これらの貫通孔(5a)(2a)内にロックピン(6)の係合部(6a)が板バネ体の弾性力で付勢されて挿入されることにより、ジョイントパイプ(5)に対する支柱(2)の抜け止め(ロック)を行うようになっている。
なお、ジョイントパイプ(5)は、図4などに示すように、下側の支柱(2)に溶接(W)によって固定されている。
支柱(2)の各貫通孔(2a)内にロック解除治具(11)の挿入部材(13)の平頭部(32)がちょうど嵌まり込むと、ロックピン(6)の係合部(6a)は、平頭部(32)に押される形でジョイントパイプ(5)の貫通孔(5a)内に移動させられる。こうして、図3においては、ジョイントパイプ(5)に対する支柱(2)の移動がロックピン(6)の係合部(6a)によって阻止されているのに対し、図5においては、ロックピン(6)の係合部(6a)による阻止が解除されて、ジョイントパイプ(5)に対する支柱(2)の上方への移動が可能となっている。
ここで、上下に隣り合う2本の支柱(2)同士は、図9に示すように、上側の支柱(2b)の下端部に上半部が、下側の支柱(2c)の上端部に上半部がそれぞれ挿入されたジョイントパイプ(5)と、ジョイントパイプ(5)からの支柱(2b)の抜けを防止するロックピン(6)とによって結合されている。そして、図3などに示したように、ジョイントパイプ(5)の貫通孔(5a)と支柱(2)の貫通孔(2a)とが互いに重ね合わせられた状態で、これらの貫通孔(5a)(2a)内にロックピン(6)の係合部(6a)が挿入されることにより、ジョイントパイプ(5)に対する支柱(2)の抜けが防止されている。
中央挟持部(51)は、左右で略平行となるように形成されており、基端側挟持部(52)および先端側挟持部(53)は、いずれも中央挟持部(51)に対して、内側に鈍角(図示した例では135°)で折り曲げられて形成されている。
各挟持部(51)(52)(53)は、平面から見て直線状に形成されており、それぞれが支柱(2)に線接触することで、計6点で支柱(2)を挟持するようになされている。
(2):支柱
(2a):支柱の貫通孔
(5):ジョイントパイプ
(5a):ジョイントパイプの貫通孔
(6):ロックピン
(6a):ロックピンの係合部(突出部)
(11)(41):ロック解除治具
(12)(42):治具本体
(13)(43):挿入部材
(14)(44):挟持部材
(15)(45):連結部材
(21)(51):中央挟持部
(22)(52):先端側挟持部
(23)(53):基端側挟持部
(25)(55):ストッパ部
(28)(58):把手部
Claims (5)
- 支柱およびジョイントパイプにそれぞれ設けられた貫通孔の両方に支柱連結用ロックピンに設けられた係合部が嵌まり込むことで支柱とジョイントパイプとがロックされている仮設足場の支柱に対し、支柱に直交する方向から嵌め合わせられることによって支柱連結用ロックピンによるロックを解除するロック解除治具であって、
ばね性を有し、互いに対向して支柱の外周面を挟持する1対の挟持部材を有する治具本体と、
各挟持部材の対向面に設けられて支柱の貫通孔内に挿入される挿入部材とを備えている、支柱連結用ロックピンのロック解除治具。 - 1対の挟持部材は、基端側において連結部材により結合されており、連結部材に、把手部が設けられている、請求項1の支柱連結用ロックピンのロック解除治具。
- 1対の挟持部材と連結部材とは一体に形成されている、請求項1または2の支柱連結用ロックピンのロック解除治具。
- 各挟持部材は、挿入部材が設けられている中央挟持部と、中央挟持部の先端側に連なる先端側挟持部と、中央挟持部の基端側に連なる基端側挟持部とを備えており、治具本体は、各挟持部が支柱に接することで、6点で支柱を挟持している、請求項1から3までのいずれかに記載の支柱連結用ロックピンのロック解除治具。
- 各基端側挟持部の基端側に連なって支柱への嵌め合わせ時に支柱に当接するストッパ部が設けられており、挿入部材は、ストッパ部が支柱に当接した際に貫通孔内に挿入されるように、中央挟持部に固定されている、請求項4の支柱連結用ロックピンのロック解除治具。
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