JP7457563B2 - 取付治具 - Google Patents
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Description
床構造体を構築する際には、デッキプレートを地中梁やPC梁に載せた後、フック筋の先端を地中梁やPC梁の鉄筋(スターラップ筋等)に引っ掛け、先端が曲げられたフック筋をデッキプレートに溶接することにより、デッキプレートの取り付けを行っている。
図1~図3に示すように、取付治具1は、地中梁(又はPC梁)100にデッキプレート200を載置した後、コンクリートを打設して床構造体を構築する際に、地中梁100にデッキプレート200を取り付ける治具である。
取付治具1は、例えば、サイズがD10程度の鉄筋から形成されている。取付治具1は、第1の係止部11と、第2の係止部12と、支持部13と、スタッド部14と、を備えている。
図4~図6に示すように、複数の取付治具1を一体に形成した取付治具ユニット10を製作することもできる。取付治具ユニット10は、上記の取付治具1を複数備えて一体に構成したものである。
取付治具ユニット10は、複数の取付治具1と、支持体2と、把持部3とを備えている。
把持部3は、支持体2における隣接する取付治具1間に設けられている。把持部3は、その両端部3aが取付治具1の第1の係止部11と同じ方向に向かって延在するように支持体2に設けられている。したがって、把持部3の上端部3bは、支持体2に沿って延在している。
把持部3は、その両端が取付治具1の支持部13とほぼ同じ高さに位置するように支持体2に設けられている。把持部3は、その上端部3bが支持体2よりも高い位置で、かつ、取付治具1のスタッド部14よりも低い位置となるように支持体2に設けられている。各把持部3は、支持体2に溶接等によって接合されている。
図5に示すように、把持部3の上端部3bには、床スラブのコンクリートに埋設される溶接金網や鉄筋300が載置される。
これにより、溶接機を溶接作業現場まで運ぶ必要がなくなるので、溶接機の落下防止対策やケーブル等の取り回しについても考慮する必要がなくなる。また、取付治具1を扱うことに資格は必要ないため、施工現場にいる作業者の誰もがデッキプレート200の取付作業を行うことができ、施工効率を改善することができる。
また、溶接作業を必要としないので、作業時に発生する火花がなく、火災を引き起こす心配もなくなり、施工効率を改善することができる。
また、取付治具1は、スタッド部14を備えているので、地中梁100と床スラブとの固定度を高めることができる。
また、取付治具ユニット10は、鉄筋から構成されているので、事前に工場で製造して施工現場に持ち込むことができ、施工現場での施工効率を向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。また、例えば、上記実施の形態における各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的使用態様によって適宜変更することができる。
例えば、取付治具1を構成する第1の係止部11、第2の係止部12、支持部13及びスタッド部14は、上記の構成に限られるものではなく、デッキプレート200を地中梁100に取り付ける機能を有していれば、各構成の延在方向、長さは自由に変更可能である。
また、支持部13に対して第2の係止部12をばね材で連結し、スターラップ筋102に係止した後、ばね材の弾性力によって第2の係止部12が支持部13の延在方向に沿って折り返すように構成してもよい。これにより、第2の係止部12が地中梁100のスターラップ筋102から抜けにくくなり、取付治具1の地中梁100からの脱落防止効果を高めることができる。
また、スタッド部14は、直線状に形成するだけに限らず、スタッド部14の先端部にフック状の折り曲げ部を形成することで、地中梁100と床スラブとの固定度をさらに高めることができる。
例えば、取付治具ユニット10においては、支持体2と把持部3を一体に形成してもよい。
2 支持体
3 把持部
10 取付治具ユニット
11 第1の係止部
12 第2の係止部
13 支持部
14 スタッド部
100 地中梁
101 コンクリート
102 スターラップ筋
200 デッキプレート
201 孔
Claims (6)
- 地中梁又はPC梁にデッキプレートを取り付ける取付治具であって、
デッキプレートに係止される第1の係止部と、
前記地中梁又は前記PC梁の鉄筋に係止される第2の係止部と、
前記第1の係止部と前記第2の係止部とを支持する支持部と、
前記地中梁又は前記PC梁と、前記デッキプレートとに打設されるコンクリートに埋設するスタッド部と、
を備えることを特徴とする取付治具。 - 前記第1の係止部と、前記第2の係止部と、前記支持部とは、互いの延在方向が略直交していることを特徴とする請求項1に記載の取付治具。
- 前記スタッド部は、前記第2の係止部及び前記支持部の延在方向に略直交する方向に延在していることを特徴とする請求項1又は2に記載の取付治具。
- デッキプレートに係止される第1の係止部と、地中梁又はPC梁の鉄筋に係止される第2の係止部と、前記第1の係止部と前記第2の係止部とを支持する支持部と、を備え、前記地中梁又は前記PC梁にデッキプレートを取り付ける取付治具を複数備えた取付治具ユニットであって、
複数の前記取付治具と、
延在方向に沿って複数の前記取付治具を支持する支持体と、
前記支持体における隣接する前記取付治具間に設けられ、持ち手となる少なくとも一つの把持部と、
を備えることを特徴とする取付治具ユニット。 - 前記支持体は、前記第2の係止部の延在方向に沿って延在していることを特徴とする請求項4に記載の取付治具ユニット。
- 前記把持部は、その上端部が前記支持体に沿って延在していることを特徴とする請求項
4又は5に記載の取付治具ユニット。
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JP3062429U (ja) | 1998-11-19 | 1999-10-08 | 輝二 榊原 | 鋼製型枠デッキプレ―ト止め金具 |
JP2018131804A (ja) | 2017-02-15 | 2018-08-23 | ケンテック株式会社 | スラブ施工方法 |
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2020
- 2020-04-06 JP JP2020068588A patent/JP7457563B2/ja active Active
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