JP5036051B2 - 法枠形成用の型枠施工方法及び法枠形成用の型枠 - Google Patents

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本発明は、地山等の斜面の安定化手段として広く知られている法枠形成用の型枠施工技術に関する。
この種の斜面安定化手段として用いられる法枠形成用の型枠として、対向して平行に設置される両側の網状型枠板を、横線材と縦線材によって井桁状に形成されたセパレータを用いて所定の間隔に保持した形態の型枠が広く知られている。また、その場合に、各セパレータの横線材の両端部をそれぞれ網状型枠板の縦線材に対して回動可能に巻付けて折畳み可能に構成したものも広く知られている。さらに、鉄筋を両側の縦線材の外側に配置するようにした井桁状の鉄筋外設用セパレータと、鉄筋を両側の縦線材の内側に配置するようにした井桁状の鉄筋内設用セパレータを用いて、鉄筋をそれらの鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に縫うように挿入して鉄筋の位置決めを行うように構成した法枠形成用の型枠も本出願人において提示している(特許文献1参照)。
特開2007−85001号公報
本発明は、上述の本出願人において提示した従来の法枠形成用の型枠に関する着想を更に推し進めて、法枠形成用の型枠の設置作業、とりわけ鉄筋の型枠への装着作業を改良して更なる作業の容易化を図り、しかもその鉄筋の有する強度を有効に活用して組立て後の型枠に必要とされる剛性を確保し得る、使い勝手のよい法枠形成用の型枠施工技術を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するため、請求項1の発明では、横線材と縦線材により井桁状に形成され、鉄筋を両側の縦線材の外側に配置するようにした鉄筋外設用セパレータと、同様に横線材と縦線材により井桁状に形成され、鉄筋を両側の縦線材の内側に配置するようにした鉄筋内設用セパレータを用いて、それらの鉄筋外設用セパレータの横線材と鉄筋内設用セパレータの横線材の両端部をそれぞれ網状型枠板に対して回動可能に巻付けて折畳み可能に構成するとともに、前記鉄筋外設用セパレータ及び/又は鉄筋内設用セパレータの縦線材の下部横線材より下方に装着状態の下部鉄筋に対して係止可能な係止用突部を設け、また前記鉄筋外設用セパレータ及び/又は鉄筋内設用セパレータの縦線材の上部横線材より上方に装着状態の上部鉄筋に対する係止用突部を設け、かつ前記上部鉄筋に対する係止用突部と上部横線材との間の間隔を、前記下部鉄筋に対する係止用突部と下部横線材との間の間隔より大きくした法枠形成用の型枠を形成し、その型枠を拡開した状態において、予め設置場所に置いた下部鉄筋を跨ぐように地盤上に載置した上、前記下部鉄筋を持上げて前記鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に下方から挿入して前記係止用突部に係止させて仮支持し、さらに上部鉄筋を前記鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に上方から挿入して上部横線材上に載置することにより、下部鉄筋と上部鉄筋を前記外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材とによって位置決めした状態に設置するという技術手段を採用した。
しかして、請求項1の発明によれば、上述のように鉄筋外設用セパレータの横線材と鉄筋内設用セパレータの横線材の両端部をそれぞれ網状型枠板の縦線材等に対して回動可能に巻付けて折畳み可能に構成したので、その巻付け部に伴う遊びなどによって型枠構造に柔軟性が付与されることから、型枠を拡開して下部鉄筋を跨ぐように地盤上に載置した後に、前記下部鉄筋を持上げて鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に下方から挿入して前記係止用突部に係止させた状態に仮支持する際には、その型枠構造の柔軟性によって下部鉄筋の前記縦線材間への挿入が容易になり、前記下部鉄筋の縦線材間への挿入位置決め作業、すなわち下部鉄筋の装着作業が比較的容易に実施できるようになる。その後の上部鉄筋の前記鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間への挿入時には、前述の下部鉄筋の装着によって型枠構造にある程度の剛性が付与された状態にあるが、上方からの挿入作業であり、しかも上部鉄筋を横線材上に載置すれば足りることから、この上部鉄筋の装着作業は比較的容易である。さらに、前記鉄筋外設用セパレータ及び/又は鉄筋内設用セパレータの縦線材の上部横線材より上方に設けた装着状態の上部鉄筋に対する前記係止用突部は、その上部鉄筋に対する係止用突部と上部横線材との間の間隔を、前記下部鉄筋に対する係止用突部と下部横線材との間の間隔より大きくしたので、上部鉄筋の装着時における係止用突部と上部横線材との間の縦線材の弾性的な変形がし易くなることから、上部鉄筋の装着作業の容易化に有効である。そして、それらの縦線材間に挿入され、それらの縦線材によって支持された上部鉄筋と下部鉄筋とが相俟って、型枠構造に必要な剛性が付与されることになる。すなわち、本発明は、前記巻付け部に伴う遊びによる組立て前の型枠の柔軟性によって、下部鉄筋及び上部鉄筋の鉄筋外設用セパレータと鉄筋内設用セパレータの縦線材間への装着作業を容易化し、しかも、それらの下部鉄筋及び上部鉄筋の前記縦線材間への装着によって、両鉄筋が有する強度を有効に活用して組立て後の型枠に必要とされる剛性を確保した点に特徴を有するものである。
請求項2の発明は、上記請求項1に係る法枠形成用の型枠施工方法の実施に使用される型枠に関するものであり、横線材と縦線材により井桁状に形成され、鉄筋を両側の縦線材の外側に配置するようにした鉄筋外設用セパレータと、同様に横線材と縦線材により井桁状に形成され、鉄筋を両側の縦線材の内側に配置するようにした鉄筋内設用セパレータを用いて、それらの鉄筋外設用セパレータの横線材と鉄筋内設用セパレータの横線材の両端部をそれぞれ網状型枠板に対して回動可能に巻付けて折畳み可能に構成し、さらに前記鉄筋外設用セパレータ及び/又は鉄筋内設用セパレータの縦線材の下部横線材より下方に下部鉄筋に対して係止可能な係止用突部を設けるとともに、前記鉄筋外設用セパレータ及び/又は鉄筋内設用セパレータの縦線材の上部横線材より上方に上部鉄筋に対して係止可能な係止用突部を設け、かつ前記上部鉄筋に対する係止用突部と上部横線材との間の間隔を、前記下部鉄筋に対する係止用突部と下部横線材との間の間隔より大きくしたことを特徴とする。
本発明によれば、次の効果を得ることができる。
(1)上下部の鉄筋のセパレータへの装着作業が比較的容易であるとともに、それらの上下部の鉄筋のセパレータへの装着によって組立て後の型枠として必要な剛性が確保される。
(2)上部鉄筋に対する係止用突部と上部横線材との間の間隔を、下部鉄筋に対する係止用突部と下部横線材との間の間隔より大きくしたので、上部鉄筋の装着時における係止用突部と上部横線材との間の縦線材の弾性的な変形がし易くなり、その係止用突部による係止力が緩和されて上部鉄筋の装着作業が容易になる。
本発明は、横線材と縦線材により井桁状に形成され、鉄筋を両側の縦線材の外側に配置するようにした鉄筋外設用セパレータと、同様に横線材と縦線材により井桁状に形成され、鉄筋を両側の縦線材の内側に配置するようにした鉄筋内設用セパレータを用い、両側に対向させた状態に網状型枠板を立設する形態の法枠形成用の型枠であれば、広く適用することができる。網状型枠板としては、クリンプ金網、溶接金網、エキスパンドメタル等の使用が可能である。それらの鉄筋外設用セパレータの横線材と鉄筋内設用セパレータの横線材の両端部は、それぞれ網状型枠板の縦線材や横線材などに対して回動可能に巻付けて折畳み可能に構成する。また、前記鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材のうちの少なくとも一方には、下部横線材より下方に装着状態の下部鉄筋に対して係止可能な係止用突部を設ける。そして、本発明に係る法枠形成用の型枠の設置は、搬入された型枠を拡開した状態で、予め設置場所に置いた下部鉄筋を跨ぐように地盤上に載置し、しかる後、前記下部鉄筋を持上げて鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に下方から挿入して前記係止用突部に係止させることにより仮支持し、必要に応じて番線等により結束した後、さらに上部鉄筋を前記鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に上方から挿入して上部横線材上に載置することにより、下部鉄筋と上部鉄筋とを前記外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材とにより挟持して位置決めした状態に装着することにより行われる。
た、鉄筋外設用セパレータ及び/又は鉄筋内設用セパレータの縦線材の上方には、装着状態の上部鉄筋に対する係止用突部を設ける。この場合には、その上部鉄筋に対する係止用突部と上部横線材との間の間隔を、前記下部鉄筋に対する係止用突部と下部横線材との間の間隔より大きくすることによって、係止用突部と上部横線材との間の縦線材の弾性的な変形がし易くなり、その分、上部鉄筋の縦線材間への挿入作業が容易になる。


図1〜図6は本発明に使用される法枠形成用の型枠に関する一実施例を示したもので、図1は鉄筋外設用セパレータを示した正面図、図2は鉄筋内設用セパレータを示した正面図である。図3は図1中の右側の縦線材を拡大して例示した部分拡大図であり、図4はその縦線部の上方のA部を更に拡大して示したA部拡大図、図5は下方のB部を更に拡大して示したB部拡大図である。また、図6は鉄筋の装着状態を示した説明図である。図1中、1は鉄筋外設用セパレータで、図示のように上部横線材2及び下部横線材3と、2本の縦線材4,5とから井桁状に構成されている。同様に、鉄筋内設用セパレータ6は、図2に示したように上部横線材7及び下部横線材8と、2本の縦線材9,10とから井桁状に構成されている。本発明においては、これらの鉄筋外設用セパレータ1と鉄筋内設用セパレータ6とを用い、例えば交互に並べてそれらの鉄筋外設用セパレータ1の縦線材4,5と鉄筋内設用セパレータ6の縦線材9,10とによって鉄筋を挟んで位置決めした状態に設置することになる。
図3に例示したように、例えば図1中の鉄筋外設用セパレータ1を構成する右側の縦線材4についてみれば、上部横線材2の上方に上部係止用突部aを設け、下部横線材3の下方に下部係止用突部bを設けている。そして、図4に示したように、縦線材4の上部係止用突部aは、上部横線材2上に載置された状態の上部鉄筋11が上方に抜出さないように係止し得るように構成されている。また、図5に示したように、縦線材4の下部係止用突部bは、下部横線材3との間で下部鉄筋12を保持し得るように構成されている。なお、本実施例では、縦線材4の下部係止用突部bに関しては、下部横線材3との間で下部鉄筋12をより的確に保持し得るように、それらの下部係止用突部bと下部横線材3との間隔を下部係止用突部bと下部鉄筋12との間にあまり隙間が生じないように設定した。これに対して、上部鉄筋11の場合には、上部横線材2上に載置され、それが上部横線材2によって支持されるので、上部係止用突部aの機能としては、上部鉄筋11の抜出しの防止程度で足りることから、上部係止用突部aと上部横線材2との間隔を大きめに設定し、上部鉄筋11の装着時における縦線材4の上部横線材2より上方部分の変形をし易く構成することを優先して、その装着作業の作業性向上を図った。すなわち、本実施例においては、上部鉄筋11に対する上部係止用突部aと上部横線材2との間の間隔Laを、下部鉄筋12に対する下部係止用突部bと下部横線材3との間の間隔Lbより大きく設定して、上部鉄筋11の装着作業の作業性向上を図った。さらに、図3に示したように、上部係止用突部aの先端側と下部係止用突部bの先端側は傾斜した状態に形成し、上部鉄筋11や下部鉄筋12の装着の際に、案内手段として機能するように構成している。しかして、以上に説明した上部係止用突部と下部係止用突部に関しては、図1及び図2に示したように、他の縦線材5,9,10に対しても、上部鉄筋11又は下部鉄筋12の配置される側に突出した状態に係止用突部c〜hを設け、図6に示したように上部鉄筋11及び下部鉄筋12を両側から挟んで位置決めした状態に保持する機能を奏するように構成している。
次に、上述の鉄筋外設用セパレータ1と鉄筋内設用セパレータ6を用いた法枠形成用の型枠施工に関して説明する。図7は前記鉄筋外設用セパレータ1と鉄筋内設用セパレータ6を用いて形成した型枠の一例を上部横線材2,7の直ぐ上部で水平に切断した状態を示した鉄筋装着前の平面図であり、図8はその鉄筋装着後の状態を示した平面図である。図示のように、本実施例では、鉄筋外設用セパレータ1の上下の横線材2,3と鉄筋内設用セパレータ6の上下の横線材7,8の両端部を、それぞれ両側の網状型枠板13,14の縦線材に対して回動可能に緩く巻付けることにより、それらの巻付け部15〜18を介して折畳み可能な法枠形成用の型枠19を構成している。また、図7に示したように、鉄筋外設用セパレータ1の縦線材4,5相互間の間隔Lcより鉄筋内設用セパレータ6の縦線材9,10相互間の間隔Ldを大きく設定し、図8に示したように、それらの鉄筋外設用セパレータ1の縦線材4,5と鉄筋内設用セパレータ6の縦線材9,10との間に上下の鉄筋11,12を挿入して位置決めするように構成している。ところで、本実施例では、鉄筋を装着する前の状態においては、前記巻付け部15〜18における網状型枠板13,14の縦線材との間の遊びによって、型枠19の各部に柔軟性が付与されることから、鉄筋の装着作業の際には、鉄筋外設用セパレータ1の縦線材4,5や鉄筋内設用セパレータ6の縦線材9,10に多少の位置ずれがあっても簡便に対応することができる。すなわち、巻付け部15〜18における網状型枠板13,14の縦線材に対する巻付け状態を意識的に緩くして遊びを設け、型枠19に柔軟性を付与して鉄筋の装着作業における位置ずれに対する融通性を付与することにより、作業性を向上した点でも特徴を有する。
しかして、前記型枠19の設置作業に当っては、先ず所定の設置場所に前記下部鉄筋12を寝かした状態に置く。しかる後、型枠19を図7に示したように拡開した状態で、予め設置場所に置いた前記下部鉄筋12を跨ぐように地盤上に載置した上、前記下部鉄筋12を持上げて鉄筋外設用セパレータ1の縦線材4,5と鉄筋内設用セパレータ6の縦線材9,10との間に下方から挿入して前記係止用突部b,f間、あるいはd,h間に係止させて仮支持し、必要に応じて番線等により結束する。次に、図8に示したように、上部鉄筋11を鉄筋外設用セパレータ1の縦線材4,5と鉄筋内設用セパレータ6の縦線材9,10との間に上方から挿入して上部横線材2,7上に載置する。この上部鉄筋11の装着作業時には、前記下部鉄筋12の装着を通じて型枠19の柔軟性が減少して剛性が増しているが、前述のように上部係止用突部a,c,e,gと上部横線材2,7との間の間隔を大きめに設定して、上部横線材2,7より上方の縦線材4,5,9,10の変形をし易く構成したことから、比較的容易に上部鉄筋11を装着することができる。以上のようにして、下部鉄筋12と上部鉄筋11が外設用セパレータ1の縦線材4,5と鉄筋内設用セパレータ6の縦線材9,10とによって位置決めされた状態に装着されることになるが、その作業の進行状態に応じて、下部鉄筋12と上部鉄筋11が持っている強度による補剛作用によって法枠形成用の型枠19として必要とされる剛性が備わっていくことになる。そして、このようにして組立てられた法枠形成用の型枠19に対してコンクリートやモルタルを吹付けないし打設することにより所期の法枠が形成されることに関しては、従来と変るところはない。
鉄筋外設用セパレータを示した正面図である。 鉄筋内設用セパレータを示した正面図である。 図1中の右側の縦線材を拡大して例示した部分拡大図である。 図3中の上方のA部を更に拡大して示したA部拡大図である。 図3中の下方のB部を更に拡大して示したB部拡大図である。 鉄筋の装着状態を示した説明図である。 本発明に係る型枠の実施例を上部横線材の直ぐ上部で水平に切断した状態を示した鉄筋装着前の平面図である。 同実施例の鉄筋装着後の状態を示した平面図である。
符号の説明
1…鉄筋外設用セパレータ、2…上部横線材、3…下部横線材、4,5…縦線材、6…鉄筋内設用セパレータ、7…上部横線材、8…下部横線材、9,10…縦線材、11…上部鉄筋、12…下部鉄筋、13,14…網状型枠板、15〜18…巻付け部、19…型枠、a〜h…係止用突部

Claims (2)

  1. 横線材と縦線材により井桁状に形成され、鉄筋を両側の縦線材の外側に配置するようにした鉄筋外設用セパレータと、同様に横線材と縦線材により井桁状に形成され、鉄筋を両側の縦線材の内側に配置するようにした鉄筋内設用セパレータを用いて、それらの鉄筋外設用セパレータの横線材と鉄筋内設用セパレータの横線材の両端部をそれぞれ網状型枠板に対して回動可能に巻付けて折畳み可能に構成するとともに、前記鉄筋外設用セパレータ及び/又は鉄筋内設用セパレータの縦線材の下部横線材より下方に装着状態の下部鉄筋に対して係止可能な係止用突部を設け、また前記鉄筋外設用セパレータ及び/又は鉄筋内設用セパレータの縦線材の上部横線材より上方に装着状態の上部鉄筋に対する係止用突部を設け、かつ前記上部鉄筋に対する係止用突部と上部横線材との間の間隔を、前記下部鉄筋に対する係止用突部と下部横線材との間の間隔より大きくした法枠形成用の型枠を形成し、その型枠を拡開した状態において、予め設置場所に置いた下部鉄筋を跨ぐように地盤上に載置した上、前記下部鉄筋を持上げて前記鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に下方から挿入して前記係止用突部に係止させて仮支持し、さらに上部鉄筋を前記鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に上方から挿入して上部横線材上に載置することにより、下部鉄筋と上部鉄筋を前記外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材とによって位置決めした状態に設置することを特徴とする法枠形成用の型枠施工方法。
  2. 横線材と縦線材により井桁状に形成され、鉄筋を両側の縦線材の外側に配置するようにした鉄筋外設用セパレータと、同様に横線材と縦線材により井桁状に形成され、鉄筋を両側の縦線材の内側に配置するようにした鉄筋内設用セパレータを用いて、それらの鉄筋外設用セパレータの横線材と鉄筋内設用セパレータの横線材の両端部をそれぞれ網状型枠板に対して回動可能に巻付けて折畳み可能に構成し、さらに前記鉄筋外設用セパレータ及び/又は鉄筋内設用セパレータの縦線材の下部横線材より下方に下部鉄筋に対して係止可能な係止用突部を設けるとともに、前記鉄筋外設用セパレータ及び/又は鉄筋内設用セパレータの縦線材の上部横線材より上方に上部鉄筋に対して係止可能な係止用突部を設け、かつ前記上部鉄筋に対する係止用突部と上部横線材との間の間隔を、前記下部鉄筋に対する係止用突部と下部横線材との間の間隔より大きくしたことを特徴とする法枠形成用の型枠。
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