JP4693106B2 - 鉄筋位置決め機能付き法枠用型枠 - Google Patents

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本発明は、両側の型枠板を所定間隔に隔てて保持する縦横の線材からなる井桁状のセパレータを用いた法枠用型枠に関する。
この種の井桁状のセパレータを用いた法枠用型枠において、鉄筋の設置作業を簡便化するため、従来から種々の工夫がなされている。例えば縦線材と横線材との交点部に鉄筋固定具を装着して鉄筋を支持するもの(特許文献1参照)や、対をなす縦線材を用いてそれらの縦線材の間に鉄筋を挿入して位置決めするもの(特許文献2参照)が知られている。しかしながら、これらの従来技術の場合には、鉄筋固定具や対をなす縦線材が必要とされる点で部品数が増え、それらの部品の製作やセパレータへの組付け作業に手間がかかり、コストが嵩む原因にもなった。また、縦線材を横線材の中央部に配設したセパレータを用い、隣接するセパレータの縦線材を縫うように鉄筋を配設することにより鉄筋の位置決めを行うものも知られている(特許文献3参照)。しかしながら、この従来技術の場合には、セパレータの部品数が増加しない点で優れているが、鉄筋の位置決めの反力を型枠板でとらなければならず、しかも隣接するセパレータごとに反力の方向が反転するため、型枠板が蛇行しやすいという技術的問題があった。また、鉄筋はセパレータの中央部に1本設置されるだけなため、強度的にも弱点があった。
特開2005−61015号公報 特開2004−324383号公報 特開2004−346625号公報
本発明は、以上のような従来の技術的状況に鑑みて開発したもので、縦横の線材からなる井桁状のセパレータの部品数を増やすことなく鉄筋の位置決めが可能であり、しかもその位置決めの反力も型枠板に依存せず、型枠板の蛇行の原因を解消し得るとともに、型枠としての強度も大きくとれる法枠用型枠を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明では、縦横の線材からなる井桁状のセパレータを用いた法枠用型枠において、縦線材相互間の間隔が小さく鉄筋をそれらの縦線材の外側に配設する鉄筋外設用セパレータと、縦線材相互間の間隔が大きく鉄筋をそれらの縦線材の内側に配設する鉄筋内設用セパレータとを型枠の長手方向に隔てた位置に配置し、鉄筋をそれらの鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材とによって位置決めするという技術手段を採用した。前記鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に形成される投影上の間隙を鉄筋の外径より小さく設定し、それらの鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間で鉄筋を挟持するように構成してもよい(請求項2)。前記鉄筋外設用セパレータの縦線材及び前記鉄筋内設用セパレータの縦線材の少なくとも一方の先に、鉄筋の設置を誘導する折曲げ案内部を形成することも可能である(請求項3)。また、請求項4の発明では、縦横の線材からなる井桁状のセパレータを用いた法枠用型枠において、両側の縦線材を上方の間隔が狭いテーパ状に傾斜させて設置したセパレータと、逆に下方の間隔が狭いテーパ状に傾斜させて設置したセパレータとを型枠の長手方向に隔てた位置に配置し、鉄筋をそれらのセパレータの縦線材によって位置決めするという技術手段を採用した。さらに、前記縦線材に鉄筋に係止して離脱を防止する係止部を設けるようにしてもよいし(請求項5)、前記縦線材の先を内側へ折返して折返し部を形成し、その折返し部の先端部を鉄筋に係止させて離脱を防止するようにしてもよい(請求項6)。
本発明によれば、次の効果を得ることができる。
(1)請求項1の発明では、縦線材相互間の間隔を小さく設定した鉄筋外設用セパレータと、縦線材相互間の間隔を大きく設定した鉄筋内設用セパレータとを組合わせて用い、鉄筋をそれらの鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材とによって位置決めするように構成したので、井桁状のセパレータの部品数を増やすことなく鉄筋の位置決めが可能である。
(2)請求項4の発明では、両側の縦線材を上方の間隔が狭いテーパ状に傾斜させて設置したセパレータと、逆に下方の間隔が狭いテーパ状に傾斜させて設置したセパレータとを組合わせて用い、鉄筋をそれらのセパレータの縦線材によって位置決めするように構成したので、同様に、井桁状のセパレータの部品数を増やすことなく鉄筋の位置決めが可能である。また、本発明の場合には、両セパレータの縦線材によって先が拡がった案内部が形成されるので、鉄筋の設置作業の簡便化に有効である。
(3)両側のそれぞれの鉄筋の位置決めのために両側の縦線材に作用する反力は横線材を介して互いにバランスして型枠板には作用しないので、前記従来技術における型枠板の蛇行の原因は解消できる。
(4)鉄筋の設置作業においては、前記セパレータを組合わせて用い、それらのセパレータの縦線材間に鉄筋を配設することにより、簡便に位置決めできることから作業性がきわめてよい。
(5)型枠板間の両側の上下に鉄筋が設置されるので、十分な強度の確保が容易である。
本発明は、縦横の線材からなる井桁状のセパレータを用いた法枠用型枠に広く適用することができる。セパレータとしては、両セパレータの縦線材が平行に配設される鉄筋外設用セパレータと鉄筋内設用セパレータとを組合わせて用いる形態と、各セパレータを構成する両側の縦線材を、上方の間隔が狭いテーパ状に傾斜させて設置したセパレータと下方の間隔が狭いテーパ状に傾斜させて設置したセパレータとを組合わせて用いる形態が可能である。前者の形態の場合には、前記鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に形成される投影上の間隙を鉄筋の外径より小さく設定して、それらの間で鉄筋を挟持することも可能である。また、前記鉄筋外設用セパレータの縦線材及び前記鉄筋内設用セパレータの縦線材の少なくとも一方の先に、鉄筋の設置を誘導する折曲げ案内部を形成することも可能である。他方、後者の形態の場合には、両セパレータの縦線材によって先が拡がった案内部が自動的に形成されるので、鉄筋の設置作業の簡便化に有効である。さらに、いずれの形態の場合でも、縦線材の先に鉄筋に係止して離脱を防止する係止部を設けたり、縦線材の先を内側へ折返して折返し部を形成し、その折返し部の先端部を鉄筋に係止させて離脱を防止するようにしてもよい。因みに、以上の2種類からなるセパレータは、必ずしも交互に配列させる必要はなく、それらのセパレータの組合わせによって鉄筋に対する位置決めが可能な形態であれば、その配列は選択が可能である。
図1〜図6は本発明に係る法枠用型枠の実施例1を示したもので、図1はその設置状態を示した斜視図、図2は鉄筋を設置する前の状態を示した平面図、図3は鉄筋の設置後の状態を示した平面図、図4は図2のA−A断面を拡大して示した縦断面図である。また、図5は鉄筋を設置する際の状態を示した状態説明図、図6は鉄筋の設置後の状態を示した状態説明図である。図中1は実施例1に係る法枠用型枠全体を示したものであり、本実施例1では、縦線材2,3相互間の間隔Laが小さく鉄筋4,5をそれらの縦線材2,3の外側に配設する鉄筋外設用セパレータ6と、縦線材7,8相互間の間隔Lbが大きく鉄筋4,5をそれらの縦線材7,8の内側に配設する鉄筋内設用セパレータ9との2種類のセパレータ6,9を用いて鉄筋4,5の位置決めを行うとともに、それらのセパレータ6,9の両側に網状の型枠板10,11を支持することにより、前記法枠用型枠1が形成されるように構成されている。
図4に示したように、それらの2種類のセパレータ6,9を構成する縦線材2,3及び縦線材7,8は、それぞれ上下の横線材12,13に溶接等により固着され、井桁状のセパレータ6,9を構成している。因みに、本実施例1では、図2及び図3に示したように横線材12,13の両端部に形成したリング状連結部14,15を介して型枠板10,11を折畳み可能に支持している。そして、それらの2種類のセパレータ6,9、すなわち鉄筋外設用セパレータ6と鉄筋内設用セパレータ9は、型枠1の長手方向に隔てた位置に配置され、例えば図2及び図3に示したように交互に配設して使用される。この設置状態においては、図4に示したように鉄筋外設用セパレータ6の縦線材2,3と鉄筋内設用セパレータ9の縦線材7,8とによって、それらの間に鉄筋4,5が設置可能な間隙Sa,Sbが上下に形成されることになる。本実施例1では、それらの縦線材2,3と縦線材7,8との間に形成される投影上の間隙Sa,Sbが鉄筋4,5の外径より若干小さく設定された場合を示したが、この形態の場合には鉄筋4,5を設置する際に、図5に示したように鉄筋4,5を縦線材2,3と縦線材7,8の間に形成される前記間隙Sa,Sbに上下から押込みながらそれらの縦線材を縫うように設置することになる。図6はこの設置状態を示したものであるが、鉄筋4,5はそれらの縦線材2,3と縦線材7,8とによって挟持されることから的確な位置決めが可能である。その後、下方の鉄筋4,5に対しては結束線等を用いて縦線材2,3や縦線材7,8と横線材13との交差部に固定することになるが、上方の鉄筋4,5に対しても結束線等により固定する場合には、前記間隙Sa,Sbを鉄筋4,5の外径より多少大きく設定しても位置決めは可能なことから特段の支障はない。
図7は本発明に係る法枠用型枠の実施例2を示した縦断面図であり、図8及び図9はその変形例を示した縦断面図である。本実施例2は、前記鉄筋外設用セパレータ6の縦線材2,3及び鉄筋内設用セパレータ9の縦線材7,8の少なくとも一方の先を外側に折曲げて鉄筋3,4の設置を誘導する折曲げ案内部を形成したものである。図7の実施例では鉄筋外設用セパレータ6の縦線材2,3の上下の先を外側に折曲げて折曲げ案内部16〜19を形成した場合を示し、図8の実施例では鉄筋内設用セパレータ9の縦線材7,8の上下の先を外側に折曲げて折曲げ案内部20〜23を形成した場合を示し、図9の実施例では鉄筋外設用セパレータ6の縦線材2,3と鉄筋内設用セパレータ9の縦線材7,8の双方の上下の先を外側に折曲げて折曲げ案内部24〜31を形成した場合を示した。
図10は本発明に係る法枠用型枠の実施例3を示した縦断面図である。本実施例3は、前記鉄筋内設用セパレータ9の縦線材7,8の鉄筋4,5の設置状態に対応した位置に、鉄筋4,5に係止して離脱を防止する外側へ膨出した係止部32〜35を設けたものである。この実施例3によれば、図5に示したように鉄筋4,5を縦線材2,3と縦線材7,8との間に形成される投影上の間隙Sa,Sbに対して上下から横線材12,13に当接するまで押込むと、鉄筋4,5の外周面が前記係止部32〜35に係合して固定される。したがって、結束線等による面倒な固定作業を省略することができる。なお、この実施例3では鉄筋内設用セパレータ9の縦線材7,8側に係止部32〜35を設けた場合を例示したが、鉄筋外設用セパレータ6の縦線材2,3側に設けてもよいし、双方に設けてもよい。
図11は本発明に係る法枠用型枠の実施例4を示した縦断面図である。本実施例4は、前記鉄筋内設用セパレータ9の縦線材7,8の先を内側へ折返して折返し部36〜39を形成し、その折返し部36〜39の先端部が鉄筋4,5に係止して離脱を防止し得るように構成したものである。この実施例4の場合には、図5に示したように鉄筋4,5を縦線材2,3と縦線材7,8との間に形成される投影上の間隙Sa,Sbに対して上下から横線材12,13に当接するまで押込むと、鉄筋4,5の外周面が前記折返し部36〜39の先端部に係止して固定されることになる。したがって、結束線等による面倒な固定作業を省略することができる。なお、この実施例4の場合にも、鉄筋内設用セパレータ9の縦線材7,8側に折返し部36〜39を設けた形態だけでなく、鉄筋外設用セパレータ6の縦線材2,3側に設けたり、双方に設けてもよい。因みに、鉄筋4,5を設置する際には、鉄筋外設用セパレータ6の縦線材2,3と鉄筋内設用セパレータ9の縦線材7,8とを縫うように鉄筋4,5を設置することになるが、前記折返し部36〜39の大きさの設定に当っては、その鉄筋4,5の設置方法を勘案しながら、鉄筋4,5の前記間隙Sa,Sbへの設置作業を阻害することなく、鉄筋4,5に対する十分な固定強度が得られる大きさに設定することになる。
図12は本発明に係る法枠用型枠の実施例5を示した縦断面図である。本実施例5は、前記実施例1に係る法枠用型枠1において、その鉄筋外設用セパレータ6の縦線材2,3間に係止用部材40,41を横架し、その両端部を縦線材2,3と縦線材7,8との間に形成される投影上の間隙Sa,Sb内へ張出して、鉄筋4,5に係止し得る係止部42〜45としたものである。この場合も、前記間隙Sa,Sb内へ張出す係止部42〜45の突出量に関しては、鉄筋外設用セパレータ6の縦線材2,3と鉄筋内設用セパレータ9の縦線材7,8とを縫うように鉄筋4,5を設置するという鉄筋設置方法を勘案しながら、その鉄筋4,5の設置作業を阻害することなく、鉄筋4,5に対する十分な固定強度が得られる大きさに設定することになる。
図13は本発明に係る法枠用型枠の実施例6を示した縦断面図である。図中46は実施例6に係る法枠用型枠全体を示したものであり、本実施例6では、両側の縦線材47,48を上方の間隔が狭いテーパ状に傾斜させた状態で横線材49,50に溶接等により固着した井桁状のセパレータ51と、逆に両側の縦線材52,53を下方の間隔が狭いテーパ状に傾斜させた状態で他の横線材に固着した井桁状のセパレータ54との2種類のセパレータ51,54を型枠46の長手方向に隔てた位置に配置し、それらのセパレータを組合わせて用いることにより、図示のように上下の鉄筋4,5の位置決めを行うとともに、それらのセパレータ51,54の両側に網状の型枠板10,11を支持することにより、前記法枠用型枠46が形成されるように構成されている。本実施例6における鉄筋4,5の設置作業においては、2種類のセパレータ51,54の縦線材47,48と縦線材52,53との間に形成される鉄筋設置用の間隙は図示のように先が拡がった状態にあるので、別に案内手段を施さなくとも鉄筋4,5が誘導されることから、鉄筋設置作業の簡便化にきわめて有効である。なお、本実施例6では、特に下方の鉄筋4,5に関して、前記鉄筋設置用の間隙に位置決めした後、落下しないように結束線等による固着処理が必要とされる。


図14は本発明に係る法枠用型枠の実施例7を示した縦断面図である。本実施例7は、前記実施例6に対して鉄筋4,5の離脱を防止する係止手段を施したものである。本実施例7では、セパレータ51側の両側の縦線材47,48に対して、上下の鉄筋4,5の設置状態に対応した位置にそれらの鉄筋4,5の外周部に係止し得る内側へ突出した係止部55〜58を折曲げ形成したものである。因みに、この係止部55〜58に関しては、他の形態の係止部に変更したり、設置場所を他方のセパレータ54側の縦線材52,53に変えたり、双方のセパレータ51,54の縦線材47,48と縦線材52,53に設けるようにしてもよい。また、係止部55〜58に折返し部を設け、その先端部が鉄筋4,5に係止して離脱をより的確に防止し得るように構成することも可能である。
本発明に係る法枠用型枠の実施例1を示した斜視図である。 同実施例の鉄筋を設置する前の状態を示した平面図である。 同実施例の鉄筋の設置後の状態を示した平面図である。 図2のA−A断面を拡大して示した縦断面図である。 同実施例の鉄筋を設置する際の状態を示した状態説明図である。 同実施例の鉄筋の設置後の状態を示した状態説明図である。 本発明に係る法枠用型枠の実施例2を示した縦断面図である。 同実施例の変形例を示した縦断面図である。 同実施例の変形例を示した縦断面図である。 本発明に係る法枠用型枠の実施例3を示した縦断面図である。 本発明に係る法枠用型枠の実施例4を示した縦断面図である。 本発明に係る法枠用型枠の実施例5を示した縦断面図である。 本発明に係る法枠用型枠の実施例6を示した縦断面図である。 本発明に係る法枠用型枠の実施例7を示した縦断面図である。
符号の説明
1…法枠用型枠、2,3…縦線材、4,5…鉄筋、6…鉄筋外設用セパレータ、7,8…縦線材、9…鉄筋内設用セパレータ、10,11…型枠板、12,13…横線材、14,15…リング状連結部、16〜31…折曲げ案内部、32〜35…係止部、36〜39…折返し部、40,41…係止用部材、42〜45…係止部、46…法枠用型枠、47,48…縦線材、49,50…横線材、51…セパレータ、52,53…縦線材、54…セパレータ、55〜58…係止部

Claims (6)

  1. 縦横の線材からなる井桁状のセパレータを用いた法枠用型枠において、縦線材相互間の間隔が小さく鉄筋をそれらの縦線材の外側に配設する鉄筋外設用セパレータと、縦線材相互間の間隔が大きく鉄筋をそれらの縦線材の内側に配設する鉄筋内設用セパレータとを型枠の長手方向に隔てた位置に配置し、鉄筋がそれらの鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材とによって位置決めされるように構成したことを特徴とする鉄筋位置決め機能付き法枠用型枠。
  2. 前記鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間に形成される投影上の間隙を鉄筋の外径より小さく設定し、それらの鉄筋外設用セパレータの縦線材と鉄筋内設用セパレータの縦線材との間で鉄筋を挟持するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の鉄筋位置決め機能付き法枠用型枠。
  3. 前記鉄筋外設用セパレータの縦線材及び前記鉄筋内設用セパレータの縦線材の少なくとも一方の先に鉄筋の設置を誘導する折曲げ案内部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄筋位置決め機能付き法枠用型枠。
  4. 縦横の線材からなる井桁状のセパレータを用いた法枠用型枠において、両側の縦線材を上方の間隔が狭いテーパ状に傾斜させて設置したセパレータと、逆に下方の間隔が狭いテーパ状に傾斜させて設置したセパレータとを型枠の長手方向に隔てた位置に配置し、鉄筋がそれらのセパレータの縦線材によって位置決めされるように構成したことを特徴とする鉄筋位置決め機能付き法枠用型枠。
  5. 前記縦線材に鉄筋に係止して離脱を防止する係止部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の鉄筋位置決め機能付き法枠用型枠。
  6. 前記縦線材の先を内側へ折返して折返し部を形成し、その折返し部の先端部が鉄筋に係止して離脱を防止するように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の鉄筋位置決め機能付き法枠用型枠。
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